スマブラ個人小説/シークの小説/スマブラ合宿所生活

Last-modified: 2012-11-25 (日) 14:54:31

m9(^д^#)

この物語は、完結という事が無いかもしれません。長い目で見てやって下さい。
キャラ崩壊が凄まじいですので、気をつけましょう。


スマブラ合宿所生活②


ある日、マリオ兄弟に手紙が届いた。
マリオ  「お~い、ルイージ、おれたちに手紙きたぞー。」
ルイージ 「ふーん・・・。」
マリオ  「んじゃ読むぞー。」
『初めまして、マスターハンドと申す者です。
 君たちを呼ぼうと、ある日突然思ったんだ。
 この熱い思いを止められるか!?NO!NO!!
 というわけで呼ぶことにしました。
 自分でもわけ分からん手紙になってしまったな、すまんすまん。
 地図が同封されてるんで、それを頼りに来たまえ!』
マリオ  「意味分からんけど・・・行くか?」
ルイージ 「・・・まあね・・・。」
こうして旅立ったマリオブラザーズ・・・

マリオ  「着いたー!」
マスター 「遅いぞ、さっさと中に入れ。」
ルイージ 「手紙主さん?」
マスター 「ああ、まあな。んじゃ早く入れ。」
中は人で混んでいた。
マスター 「はーい、私が手紙主のマスターでーす。
      皆を呼んだのは、合宿をしてもらうためです。質問は?」
マリオ  「具体的に何をすればいいんですか?」
マスター 「自由にしててくれ。合宿中ずっと寝てても構わんぞ。」
マリオ  「合宿の意味なくね?」
マスター 「そんな細かい事気にする奴は永久に寝ててください。」
マリオ  「何だとコラ!」
マスター 「もう8時なんで寝てください。永久に。」
マリオ  「まだ午前8時だぞ。」
マスター 「寝ろ!寝ろ!寝ろ!」
口論で終わる1日目・・・。

マスター 「起きろーーーーっ!!!」
しかし、誰一人起きなかった。
マスター 「・・・。」
その二時間後、皆は起きてきた。
マリオ  「さーて、ご飯、ご飯。」
マスター 「・・・。」
そして、朝ご飯が終わった頃・・・。
リストラ組が突然食堂にきて言った。
ミュウツー「Q、なぜ私達は呼ばれないのだ・・・!」
マリオ  「A、年老いたからです。」
ミュウツー「私は年老いてなどいない!」
ロイ   「そうだそうだー!おれはまだぴちぴちの15だ!!」
リンク  「てか、どっから侵入したんですか。」
ピチュー 「便器の中。ふっふっふ、私は便器をまるで土管のごとく使えるのだ!どうだ見たかァ!」
マリオ  「それがどうした、汚いだけじゃないか!」
リンクがトイレのレバーを引いた。
リストラ組は流れていった。
ロイ   「くそー、この恨みかならず晴らすからなー!!」
アイク  「悪は消えた。」
リンク  「また来たらどうしましょうか?」
カービィ 「もしまた来たら、命を捨ててでも、僕を守ってね、リンクくん。」」
リンク  「え?いや、そんな事、断るに決まってるじゃないですか。」
カービィ 「うん、でも・・・この世に必要な人間は、きさまではなく私と言うことだ。」
リンク  「いやだーーーー!!!!!」
リンクの声だけが響いていた。

マスター 「おーい、早く用意してー。」
リンク  「合宿中寝てても構わんって言ってたけど、やっぱりイベントはあるんですね。」
マスター 「全員揃ったか?出発!」
今日は海へ行くのである!
ファルコン「しかしなあ・・・海は超熱いと思うぞ・・・。」
リンク  「ええ!?海底火山噴火でもしたんですか!?」
マリオ  「ああ、そうだぞ。現在、海の温度は6000度だ。」
リンク  「・・・。」
マスター 「着いたぞー。」
カービィ 「海!それは、膿!!」
マスター 「膿!それは、海!!」
リンク  「何が言いたいんだろう・・・。」
アイク  「・・・。」
アイクは突然リンクを突き落とした。
リンク  「熱ーい!!」
海の神が出てきた
海の神  「アイク、あなたが海に落としたのは、黄金のリンクですか?
      銀のリンクですか?」
アイク  「おれが落としたのは肉だ。」
海の神  「違います。アディオス!」
アイクは次は砂を落とした。
海の神  「アイク、あなたが海に落としたのは、黄金の砂ですか?
      銀の砂ですか?」
アイク  「おれが落としたのは砂金だ。」
ネス   「おいぃ!嘘つくな!」
海の神  「この砂の価値を見切っただと!?」
海の神は逃げた。
海の神  「この砂金はわしの物じゃー!!」
アイク  「待て~!!」
マスター 「おい、そろそろ宿に行くぞ。」
皆は宿に行った
リンク  「あ~~!見捨てないで下さいよー!」
リンクの叫びは届かなかった・・・。

~宿にて~
ネス   「あれ?リュカ、それ残すの?」
リュカ  「いや、ちょっと落としちゃって・・・。」
カービィ 「デデデ大王、いくよ!」
2人   「いーけないんだ、いけないんだー!いーけないんだ、いけないんだー!!」
リュカ  「いや、だから落としちゃったんで・・・。」
カービィ 「今も貧困で苦しんでるとこに送れば、何十人が助かるのに・・・。」
デデデ  「残飯の量だけ被害者がいる。」
カービィ 「残したあなたは死神です。」
2人   「さあ、食べろ!!」
リュカ  「はい・・・。」
その夜――
リュカは原因不明の病気になった。
リュカ  「はあ・・はあ・・・はあ・・・・ガクッ・・・・・・・。」
ネス   「リュカぁーーッ!!」

マスター 「おーい、そろそろ帰るぞー!」
全員   「はーい!」
今日は海から帰る日。
その時!!
強盗   「手を挙げろー!」
強盗が来た!
アイク  「手をあげよう!」
アイクは自分の手を突然切り取って強盗に献上した。
強盗   「おい!俺が欲しいのは金だよ!お前の腕じゃ無えよ!!おまえ、頭が変じゃないか!?」
アイク  「よく分かったね。」
強盗   「やっぱり変な奴だ・・・。」
アイク  「人に突然頭が変じゃないかと聞くぐらいだから、お前こそ頭が変なんじゃないか?」
強盗   「いや、お前よりはまともだよ・・・。」
マスター 「今のうちに帰ろう。」
全員   「うん。」
そしてアイク以外は全員帰ってしまった。
そして数年後、そこで銃痕の跡がある骨が見つかったという・・・。

マスター 「おーい、山に行くぞー。」
ピカチュウ「ぼく、遠足好きだよー。」
マスター 「持ち物は、防寒具、発煙筒、命綱・・・詳しくはアイスクライマーに聞いてくれ。」
ピカチュウ「・・・。」
~山~
ピカチュウ「ハア・・ハア・・眠い・・・。」
ルカリオ 「ここで寝るな!死ぬぞ!」
プリン  「プリィィーーーー・・・。」
メンバーがまた1人落ちていった・・・。
サムス  「プリンの生体反応が消えたわ・・・。」
アスクラ 「遠足は死を覚悟して来るものです。」
スネーク 「雪で寒いな・・・よし、爆弾で雪を溶かそう。」
マスター 「爆弾?」
スネーク 「ああ。みんな、爆弾と言うと難しそうなイメージがあるだろうが、
      実はマッチとビニール袋、花火で作れるんだ。」
マスター 「ふーん。」
アイクラ 「あ、雪山でむやみに雪を溶かすと・・・。」
ドドドドドドド・・・
アスクラ 「雪崩キター!!マリオの方に真っすぐに向かってるー!」
マリオ  「くッ・・・!ピカチュウ、お前も道連れだー!!」
マリオを助けようと近くに駆けつけたピカチュウは道連れにされた。
ピカチュウ「なんでぼくがああああぁぁ・・・」
ズズゥン・・・
ピカチュウ「いてててててて・・・。」
マリオ  「平気か?」
ピカチュウ「お前が巻き込んだくせに何言っとんだ!」
マリオ  「HAHAHA、過去のことは水に流して仲良くしようじゃないか。」
ピカチュウ「そんな事より、寝るところを確保しないと。」
マリオ  「言っとくが、この近くには洞窟とかは無いぞ。」
ピカチュウ「じゃあ、カマクラ作ろう。」
ピカチュウはカマクラを作り始めた。
マリオ  「がんばれー。」
ピカチュウ「あんたも働け!」
そしてカマクラは完成した。
マリオは中に入れてもらえず、雪に埋もれた。
ピカチュウ「自業自得。」
そして救助隊に生存を確認されたのは、ピカチュウだけだった・・・。

リンクが勉強している所に、歌が聞こえてきた。
マスター 「そうだ、嬉しいんだ、生きる喜び。」
アイク  「たとえ、胸の傷が痛んでもー。」
カービィ 「あんあんアンパンマン、優しいき・・・」
リンク  「何歌ってんですか!勉強中に邪魔しないで下さいよ!!」
マスター 「鎮魂歌。」
リンク  「なに鎮魂歌歌ってんですか!」
アイク  「だって、人が殺されたんだもん。」
カービィ 「何か悪い事でもあるのかね!?」
リンク  「いや、人が死んだのに警察にも知らせずに歌わないで下さいよ!!どこですか、死んだ人は?」
マスター 「そこに蟻が居るだろう?そいつは『人』っていう名前をつけててな。」
リンク  「この3人と話すと本当に疲れるな・・・。」
マスター 「さあ、人を殺したのは誰なのか探すぞ!」
リンク  「・・・。」
靴の裏を見ていく3人。馬鹿だと思って見ているリンク。
マスター 「う~む、犯人が分からん。」
戻ってきた3人。
突然、カービィが大きな声を出した。
カービィ 「死体が・・・消えた!?」
そう、死体が消えていたのである。
リンク  「(蟻なんだから吹き飛ばされたんだろ・・・。何を驚いているんだ・・・。)」
マスター 「なぜだ・・・死体が消えるはずは無い。」
リンク  「いや、蟻なんだから。」
アイク  「分からん・・・。」
そして3人はご飯を食べるのも忘れて考え続けた。
リンク  「(・・・アホ?)」

~今日の合宿所の様子①~

リュカ  「・・・それで、トラック五台にマイケルは轢かれたんだ。そしたら・・・。」
ネス   「その話、いつ終わるの?」
リュカ  「気にしたら負けだよ。それで、ジョニーもタクシー五台に轢かれたんだ。そしたら・・・。」
ネス   「マイケルはどうなったの?」
リュカ  「・・・それで、マイケルとトムは幸せになりましたとさ。めでたしめでたし。」
ネス   「ジョニーは!?」
リュカ  「気にしない気にしない。」


カービィ 「ふはははは、怪盗カー・ビィーズ団参上!」
デデデ  「冷蔵庫の中と炊飯器の中の物は頂いた!」
リンク  「待てーっ、泥棒!窃盗罪で逮捕する!」
カービィ 「何を言う、君の顔の方が犯罪だ!さらばだ、リンク!」


アイク  「剣を頭でかち割ったる!」
ザクッ!
マスター 「・・・何やってんだ・・・?」

10

マスター 「今日もいつも通り過ごすか!!」
リンク  「ふざけないで下さい!!いつも通りって事は何か変な事が起こるって事じゃないですか!!」
マスター 「じゃあ、今日はちゃんと働け、という事か?」
アイク  「ふざけるな!!たとえこの身が砕かれても俺はダラダラ過ごすのが幸せだと主張する!!」
カービィ 「人生に必要なのはC調と遊び心だ!もし敵が100万人いても、わたしはこの信念を曲げぬ!!」
ピット  「そんな事無いですよ、カービィさん。自分の信念を曲げてでも守らなくては
      いけないものがあるではありませんか。」
カービィ 「むう・・・それは何だ?」
ピット  「金ですよ。金が人類の数万年を育んできたんです。人類全員、この思想を持たなくては。
      いい名言を教えてあげましょう。『金のためなら死ねる』。」
カービィ 「ううむ、いい名言だ。ありがとう。」
ピット  「この名言が、僕を貧困から救ったんです。」
リンク  「周りの人は貧困になったんだろうな・・・。」
アイク  「その言葉・・・俺の胸に刻まれたよ。」
カービィ 「貧乏人たちを、金が育んでくれたんだよ。」
スネーク 「大佐・・・どう思う?おれには理解できん。」
大佐   「甘いぞスネーク、金に勝る命など無い!!」
マスター 「コイン制乱闘は、お金を、命を捨ててでも手に入れる、大切さを学んでほしいからあるんだよ。」
リンク  「金の議論はもういいから・・・。」

11

ポケトレ 「ポケモンゲットしに行ってきまーす。」
アイク  「『ふくろ化け物の拉致』にいってらっしゃーい。」
ポケトレ 「嫌味ですか!?」
アイク  「嫌味ですが!?」
ポケトレ 「嫌味しないでくださいよ!」
アイク  「いや、ポケットモンスターを漢字にすると、『ふくろ化け物』になるだろ。」
ポケトレ 「いや、普通にポケモンって言えばいいじゃん!!」
カービィ 「馬鹿者!!」
ポケトレはカービィに殴られた。
ポケトレ 「何すんですか!!」
カービィ 「アイクの真意を考えてみなさい!」
ポケトレ 「全然分からん。」
カービィ 「お前がポケモンを捕ったとする。すると其処の群れのポケモンは怒り狂い、他のポケモンに
      被害が来る。そしてポケモンの生態は狂い、地球は死の星になる。」
ポケトレ 「そんな阿呆な事あるわけないだろ!!」
カービィ 「だからアイクはお前を引き止めたのじゃ。」
アイク  「ポケモン1匹捕ったせいで死に絶えた場所を、俺はたくさん見てきた。」
ポケトレ 「そんな・・・馬鹿な・・・。」
カービィ 「お前はロケット団を倒したりして、ヒーローぶってたかも知れないが、
      お前は地球を滅ぼしていたんだよ。」
リンク  「変な事いってポケトレさんを洗脳しないでくださいよ・・・。」
カービィ 「いや、久しぶりに心理学を試してみたくなってね。」
リンク  「(恐ろしい人間だ・・・。)」

12

アイク  「冷蔵庫にケーキが余っていたので、食べておいたぞー。」
リンク  「ええ!?人に確認してから食べてくださいよ!どんなケーキですか!?」
アイク  「数十個余ってたけど、神のお告げによるとモンブランを選ぶべきだと、掲示が来た。
      だからモンブランを食べた。」
リンク  「それはおれのですよ!よくもー!!」
・・・・・・・
アイク  「・・・リンク許すまじ!!おーい、カービィ協力してくれー。」
カービィ 「笑っていいとも!」
アイク  「どうせやるなら、本格的にやりたいな・・・。」
・・・・・・・
カービィ 「ねえ、リンクー、こっち来てー。」
カービィの後ろには、巨大な何かが置いてあった。
リンク  「・・・それは何ですか?」
カービィ 「何だろうね?」
リンクは辞書を引いてみた。
↓辞書に載っていた内容
ギロチン・・・ヨーロッパでギヨタンという人が国民議会に提案して使われるようになった処刑道具。
       あまりに残忍なため、現在は使われていない。死刑道具。
リンク  「・・・。」
カービィ 「どうしたの?」
リンク  「・・・遠慮しときます。」
カービィ 「遠慮せずに~。」
リンク  「ひいいいいいぃぃいい!!」
こうして、リアル鬼ごっこが始まった。
マスター 「何してるんだ?」
アイク  「リンクが俺にかすり傷を負わせたから、復讐するのさ。」
マスター 「地味に恐ろしいことを言ってるな。つまり、リンクはこれからひどい目に遭うって事か?」
アイク  「まあな。」
リンク  「ええ!?おれひどい目に遭うの!?そっちが悪いのに、おれがひどい目に遭うの!?」
アイク  「その質問に何回答えたらお前は観念して復讐される気になるんだ?」
リンク  「何回答えられてもいやですよ!」
ピット  「どうしたんですか?」
アイク  「リンクが復讐されたく無いってワガママ言うんだよ。」
リンク  「当たり前じゃないですか!」
ピット  「馬鹿者!!」
リンクはピットに殴られた。
リンク  「何すんですか!!」
ピット  「お前が逝けば、保険金が入る。で、それを使う。すると、景気がよくなり、
      勤められる人が増える。そして、募金に協力的な人が増え、貧困な地域が改善される。
      そして、栄養失調で死ぬ人が減る。→万々歳じゃないですか!!」
リンク  「どこがですか!?っていうか、その理論、マフィアの使う経済学じゃないですか!!」
アイク  「仕方無いだろう・・・?嘘も方便だ!!」
リンク  「ええ!?」
カービィ 「話はすんだ?じゃあ僕の部屋にきてもらうよ。」
リンク  「嫌だーーーー!!」
その後リンクを見た者はいない・・・。

13

ちょっとした超短篇集

マスター 「プールいかない?」
リンク  「今は冬です。」

アイク  「おれの仲間に、KILLロイ(キルロイ)っていうのが居るんだよ。」
ロイ   「嫌味かコラァ!!」
――その後ロイを見たものは居ない――。

フォックス「ファルコが素麺嫌いなのはどうしてなんだ?」
ファルコ 「小さい頃に素麺の汁の入ったビンに潰されたんでな。
フォックス「・・・。」

マスター 「リンク、『早く逝こうよ天国の森』をあげようか?」
リンク  「『ボコボコにしてやろうか?』って意味ですか?」
マスター 「ちいいぃぃっっ!!」

カービィ 「スネークって、IQ180なんだよね?」
スネーク 「ああ。」
カービィ 「・・・ハッ!!勝ったな!!」
スネーク 「(こ、この野郎・・・ッ!!)」

クレイジー「なあ、マスター・・・。」
マスター 「コーヒー1杯、20ベルです。」
クレイジー「いや、そっちじゃない!!」
マスター 「コーヒー1杯、9022000ベルです。」
クレイジー「高いよ!!値上がりしすぎだよ!!何か4511倍に値上げされてるよ!?」
マスター 「こだわりのコーヒー、そしてあまり来ないお客さんの量を考えると、こうなります。」
クレイジー「な、なんと計算された値段の付け方・・・!」
マスター 「さあ、お代金を下さい。」
クレイジー「はい。」
そして、1時間後・・・。
クレイジー「はっ!!詐欺にあったぞ!!」
クレイジーは、詐欺に引っかかりやすい。これまでに失った資産は5億円に上るという・・・。

リンク  「ふー・・・、勉強終わりー!!」
アイク  「馬鹿者!!」
カービィ 「馬鹿者!!」
マスター 「馬鹿者!!」
こうして、リンクはボコボコにされましたとさ。
リンク  「・・・な、何が起こったんだ・・・。ガクッ」
アイク  「勉強に終わりは無い!!
カービィ 「キミは世の中をなめすぎだ。
マスター 「現実をよく見ろ!!そんな事は言えるまい!!

14

ロイ   「どうして、リストラされたんだろう・・・。」
アイク  「それは、お前の顔が、ボスパックンに似ているからだと思うよ。」
・・・・・・・
ロイ   「・・・って、言われたんだよ・・・。」
ミュウツー「それは、アイクの目が変なんだろ・・・。」
ロイ   「くそう・・・。どうして、どうしてリストラされたんだ・・・。
      家族が今も路頭を彷徨っているというのに、再就職もできないし・・・。」
ミュウツー「・・・お前、家族いたのか?」
ロイ   「おれ、もうフリーターは嫌だよ!!もう世の中が嫌だ!!
      ちゃんと社員は定年まで使ってくれよ!!リストラ側の生活も考えろ!!
      もう死んでやるー!!うわあああああ!!」
・・・・・・・
ロイ   「会社のバカヤロー!!」
マスター 「何だと?」
カービィ 「いらない奴の首を切って、何が悪い!!」
アイク  「弱肉強食は世の常だ。」
ロイ   「クッソオオオオッッ!!」
ロイは、マスター達に立ち向かっていった。
―――そしてロイは、壮絶に屋上から落ちた・・・―――。

15

マスター 「温泉に行くぞ!!」
リンク  「いっつもハイテンションですね、マスターは。」
マスター 「うるさいな、行くぞ。」
――バスの中――
リンク  「どんな温泉ですか?」
マスター 「癌の治療に使う温泉で、非常に強い酸性だ。ちなみに、温泉旅館の主人は、数百年前に、体が
      溶けて大怪我を起こしたそうだ。」
リンク  「どんだけ浸かってたら溶けるんですか。」
マスター 「その主人は、数十秒しか浸かっていなかった。それなのに溶けた。」
リンク  「・・・行くのをやめましょう。」
カービィ 「えー、どうして?逝こうよー。」
マスター 「そうだよ、逝こうよ。」
リンク  「嫌です!!絶対嫌です!!」
マスター 「もう一個豆知識。そこの近くの崖は、自殺の名所なんだって。」
リンク  「いやだああああぁぁ!!」
バスは進んでいく・・・。
――温泉――
温泉に着いた!!
マスター 「よし、入れ!!」
リンク  「マスター、楽しそうですね・・・。マスターが溶けるとどうなるんですか?」
マスター 「わたしの成分は、カレー84%、レモンジュース16%だ。」
リンク  「・・・。」
そして、全員入った。
そして、溶けた。



・・・そこで、夢が覚めた。
リンク  「ゆ、夢か・・・。」
アイク  「リンクー、癌の治療に皆で行く事になったぞー。」
マスター 「強制参加だぞ。」
リンク  「いやだあああぁぁ・・・。」
リンクは温泉に行く事になり、マスターに引きずられていった・・・。

16

ネス   「ハロウィンだー!!何に仮装しようかなー。」
リュカ  「僕はムスカー!!」
ネス   「僕も狙ってたのに・・・。じゃ、僕はドナルドー!!」
・・・・・・・
~アイク~
ネス   「お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ~~!!」
アイク  「そんな悪い子は警察に連行するぞ?」
リュカ  「いやあああ・・・!!」
~カービィ~
リュカ  「お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ~~!!」
カービィ 「・・・強盗?」
ネス   「違ッ・・・!!」
~マスター~
ネス   「お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ~~!!」
マスター 「なら、100人のガードマンを雇おう。それでもキミは悪戯するつもりかな?」
リュカ  「中々もらえない・・・。」
~リンク~
リンク  「借金が返せないと破産だー、ブルブル・・・。」
ネス   「お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ~~!!」
リンク  「・・・君たちはいいね、裕福で。」
リュカ  「ゴ、ゴメン・・・。」

17

リンクは困っていた!!
数ヶ月前―――
リンク  「な・・・なんだ、この有様は・・・。」
リンクの経営する会社の金が盗まれていたのである。
その為、会社は破産寸前まで追い込まれていた。
アイク  「何をそんなに困っているんだ?」
カービィ 「どうしたの?」
マスター 「なんかすごい弱ってるな・・・。」
ピット  「話してくれませんか?」
リンク  「実は、強盗に入られて、会社が倒産寸前なんですよ・・・。」
アイク  「強盗か・・・。犯人は分からないのか?」
リンク  「そういえば社員がアイクとカービィとマスターとピットって名乗ってたって・・・。
      って、お前たちかー!!」
アイク  「いやー、ゴメンゴメン。代わりに借金の保証人にしてあげるよ。」
リンク  「嬉しく無いッ・・・!?」
ドッ
リンクは倒れた。
医者   「相当無理してますね。今日は休憩させなさい。」
マスター 「分かりました。明日はこき使って良いんですね!!」
医者   「それでは。」
医者は帰っていった。
マスター 「ふー、風邪の薬ってあったっけ・・・。」
アイク  「薬類は棚の上にあったぞ。」
マスター 「これか?」
アイク  「多分。」
彼等は知らない。棚の上にあるのは下剤だった事を。
そしてまだ意識の戻らないリンクに無理に薬を飲ませた。
ピット  「よし、僕たちはご飯を作ろう!!」
カービィ 「マツタケあったよー。」
ピット  「よし、持って行こう。」
リンクにマツタケを無理に食べさせるピットとカービィ。
彼等は知らない。生のマツタケには毒があることを。
結局、リンクは意識が戻ったが、こき使われて、また風邪になった・・・。

18

マスター 「豪華客船に乗るぞ。」
リンク  「いつですか?」
マスター 「今日。」
リンク  「ええ!?まだ準備が・・・。」
マスター 「半年前に言っておいたぞ。なのになぜ用意しとかないんだ!?」
リンク  「半年前って、この合宿開かれてませんよ・・・。」
アイク  「大丈夫だ。今のあなたなら容易に用意できるはずです。」
リンク  「アイクさん。親父ギャグが好きなんですか?」
マスター 「じゃ、行くぞー。港までは歩きだ、がんばれよー。では出発!!」
リンク  「何分で着くんですか?」
マスター 「私が前に行った時は一分で着いた。その前に行った時は二分で着いた。
      その前に逝った時は一時間で着いた。」
リンク  「・・・何があったんですか?」
アイク  「知りたいか?」
リンク  「何でそこでアイクさんが出てくるんですか?」
カービィ 「知りたいか?」
リンク  「何でそこでカービィさんが出てくるんですか?」
ピット  「死にたいか?」
リンク  「何でそこでピットさんがでしゃばるんですか?」
ピット  「・・・世の中には知らないほうが良いこともある。
      さあ、お前さんに世の中の厳しさを思い知らせてやるわ   ッ!」
ピットが短剣を構え、突進してくる。
リンク  「・・・。」
リンクは軽くみねうちをする。
ピット  「くく・・・やるではないか・・・。ガクッ。」
ピットはその場に倒れ込んだ。
リンク  「・・・豪華客船に乗る前にこんなに疲れてて、楽しめるんだろうか・・・。」

19

豪華客船に乗ったスマブラ
マスター 「個室に荷物を置いたら、食堂に来いよー、昼飯だから。」
・・・・・・・・・・
リンク  「どんなメニューですか?」
マスター 「まだ決めてない。皆が何を食べたいか聞いてから決めようと思うんだ。」
リンク  「へえー。」
マスター 「で、メニューの候補が、三つあるんだ。」
リンク  「どんなメニューですか?」
マスター 「一つは、これから船の中で遊ぶ時間を増やすため、軽く錠剤で済ますメニュー。
      二つ目は、お腹一杯にしたいけど、太りたくないと言う事で、ダイエット食品で済ますメニュー。
      三つ目は、豪華にいこうということで、肉をたくさん食べるメニュー。
      ただし、船に積んでいるものは干し肉だけだからな。それをたくさん食べることになる。」
リンク  「・・・どれも嫌ですね~。」
マスター 「いや、嫌だとしても、選択肢はコレしかないんだよ。
      船に積んである食料は錠剤とダイエット食品と干し肉しかないからな。」
リンク  「・・・。」
その日、リンクは生涯で最も味気ない、虚しい食事を味わった

20

マスター 「嵐が迫ってきています。」
マスターが、豪華客船に乗った2日目の朝、唐突にいった
リンク  「別に平気でしょ?平気なように作られてるんじゃないの?」
マスター 「ああ、平気だよ。」
リンク  「じゃあ、問題無しですね。」
マスター 「ああ、救命ボートがあるから完璧に安全だよ。」
アイク  「ん?ああ、救命ボートだったらな・・・。」
カービィ 「耐久性を調べるために、爆薬を仕掛けたら、吹っ飛んだんだ。何でだろうね?」
マスター 「ありゃ?救命ボートだったら、安全の為に紙の金庫に入れといたのに何でだろう?」
カービィ 「謎だ・・・。」
リンク  「何やってんですかぁ!!」
アイク  「救命ボートを壊しただけなのに何をそんなに怒ってるんだ?意味分からん。」
リンク  「おれたち皆死ぬじゃないですか!!」
カービィ 「今死んでも、悔いは無い。」
アイク  「死んだって、ええでないか、ええでないか。」
マスター 「そんなに悔いがあるなら、遺言書けよ。」
リンク  「おれは生きたいの!!」
マスター 「はあ?逝きたいの?」
リンク  「違ーう!!」
マスター 「おっと、そろそろ嵐が来るな。」
リンク  「ひいいいいい!!」
アイク  「あ、船が壊れた。」
バキッ!!ボキィィ!!
リンク  「船がああぁぁーーーー!!」

21

船は壊れ、スマブラは無人島へ辿り着いた。
リンク  「・・・こんな所に着いた・・・このままじゃ死んじゃうよ・・・。」
アイク  「そうだね、死んじゃうね。」
リンク  「あなた達のせいなんですけど!?」
マスター 「ええ!?何でだよ!」
アイク  「そうだそうだ、俺たちは無罪だ!!」
リンク  「何で!?」
カービィ 「救命ボートを爆破しないと世界が滅びるという神のお告げにより、爆破した。我々は世界を救った!!」
アイク  「世界のヒーロー、アイクマン!!」
リンク  「救命ボートで、どうして世界が滅びるんですか!?」
アイク  「ヒーローにたてつくのか?ヒーローに逆らう者は消すぞ。」
リンク  「極悪なヒーローだ・・・。」
アイク  「そうさ、ヒーローは極悪じゃなくちゃやってられないんだ。ヒーローの座を守る為なら、
      どんな事でもやるような奴じゃなければな。」
リンク  「・・・。」
カービィ 「そうだよね、皆ヒーローに憧れるけど、実際のヒーローってのは、正義とは程遠い奴ばっかだよね。」
アイク  「アン○ンマンなんて、家では『こんな仕事やってられっかーーーッ!!』って、
      酒飲んで家庭内暴力やってるらしいよ。(嘘)」
ピット  「皆がヒーローに憧れるのは、給料が高いからですよ。全国の子供にアンケート調査したけど、
      ヒーローになりたい子の約9割は『給料が高そうだから』って答えでした。(嘘)」
リンク  「・・・この人達は何なんだ・・・。」

22

無人島にいるスマブラメンバーは、救助が来ないままじっとしていた。
マスター 「なあ、リンク。昨日、占いしてたら、お前について出たぞ。」
リンク  「それで、どんなのが出たんですか?」
マスター 「『そこら中から突然凄まじい重さの分銅が出てきて、リンクを潰すであろう。』」
リンク  「・・・意味がわかりません。」
マスター 「言った通りの意味だが。」
リンク  「はあ・・・。何なんだ・・・。」
カービィ 「ねえリンクー、海に行って遊ぼー!!」
リンク  「それじゃ、すぐ行きますので、遊んでてください。」
マスター 「じゃ、わたしは占いしてるからな。溺れたら言えよ、楽にしてやるから。」
リンク  「ええ!?どういう意味ですか!?」
マスター 「言った通りの意味だが。」
リンク  「・・・。」
カービィ 「ねえねえ、リンクー。」
リンク  「なんですか?」
カービィ 「機雷が沈んでたんで、火を点けてくれない?」
リンク  「・・・自分で勝手に点けてなさい。」
カービィ 「は~い。」
チュドオオオオン!!
カービィは吹っ飛んでいった。
リンク  「まさか本当に火を点けるとは・・・。」
アイク  「おい!!お前のせいでカービィが死んだじゃないか!!別にいいけど!!」
リンク  「なぜオレのせい!?っていうかカービィさんどうでもいいの!?」
アイク  「当然だろ!!」
リンク  「何!?カービィさん死ぬのが当然なの!?」
アイク  「ああ!!」
リンク  「ええ!?ちょっと酷くない!?」
アイク  「酷くないね。っていうかお前のせいで死んだんじゃないか。カービィをどうしてくれる!!」
リンク  「さっきどうでもいいって言ったじゃないですか!?」
アイク  「わたしは未来だけを見て進んでいる。過去の事なんか関係ないね。」
リンク  「ええ!?証拠隠滅!?」
アイク  「その通り!!」
リンク  「認めたよこの人!?」
マスター 「馬鹿者!!」
マスターはリンクを殴った。
リンク  「何すんですか!!」
マスター 「理由などあってたまるか!!殴りたければ殴ってよし。これがこの世界のルールだ!!」
リンク  「何だとー!!」
リンクが殴ろうとした瞬間、凄まじい重さの分銅が出現し、リンクを潰した!!




次回へ続く!!

23

リンク  「な、何が起こったんだ・・・?」
タブー  「ふふふ・・・今の分銅攻撃をやったのは私だ!!」
リンク  「(なんでわざわざ分銅で攻撃したんだろうか・・・。意味分からん・・・。)」
マスター 「き、貴様は・・・。」
タブー  「そう!!私の名は・・・。・・・何だっけ?近頃ボケが激しくて・・・。歳かねえ?」
マスター 「あれ?私も忘れてしまった・・・。こいつの名前なんだっけ?」
リンク  「みんな忘れているんですね・・・。そいつの名前はタブーですよ。」
タブー  「・・・私の名前って、タブーになるような名前なのか・・・?」
リンク  「(勘違い激しいなあ、タブーって)そんな事より分銅をどけてくださいよ・・・。」
タブー  「分かった。・・・ふんぬおおぉ!!」
タブーは分銅を押した。しかし分銅は動かない。
タブーは分銅を引いた。しかし分銅は動かない。
タブーは分銅に破壊光線を発射した。しかし分銅は動かない。
タブーは分銅を粉砕した。しかし分銅は再生した。
タブーは分銅をついにどかした。しかし分銅はワープして戻ってきた。
タブー  「一体・・・一体どうすればこの分銅をどかせるんだ!!」
叫んでいるタブーにアイクが言った。
アイク  「どかさなくても、いいじゃありませんか。
リンク  「ええーー!?」
アイク  「ここにいるのは人間ではなくシュークリームだと考えてみて下さい。
      助けるのが馬鹿馬鹿しくなりませんか?」
タブー  「・・・確かにそうだな。」
リンク  「・・・おれはシュークリームなんですか?」
アイク  「当然ですとも。
リンク  「何だとおおおぉ!!」
リンクは気合で分銅をどかした。
リンク  「人を馬鹿にするなぁ!!」
リンクはアイクを殴ろうとした。
そこに、カービィが降ってきた。
カービィ 「うわあああ!!」
ドゴーン!!

・・・・・・・・・・

リンクは、「今日、2回も潰されて、体中の骨がヤバイ・・・。」と言っていたらしい・・・。

24

マスターが唐突に言った。
マスター 「あ、そうだ。私、神だったんだ。神の力を使えば、この無人島から簡単に脱出できるじゃん。」
リンク  「ええ!?マスターって、神だったんですか!?」
マスター 「ああ。私は、つい最近、お金を積んで神になったんだよ。」
リンク  「賄賂!?賄賂で神になれるの!?」
ピット  「賄賂は、努力に勝る・・・。
リンク  「・・・賄賂って・・・。まあ、とにかく脱出できるなら脱出しましょう。」
アイク  「・・・本当に、それでいいのか?」
突然、アイクが言った。
リンク  「・・・どうかしたんですか?」
アイク  「何故、わざわざ脱出するのか聞いているんだ!!」
リンク  「だって、脱出できるのに脱出せずに、わざわざ無人島で暮らす意味無いじゃないですか。」
カービィ 「・・・無人島という空間に存在するのに、理由など要らないだろう!?」
マスター 「・・・・・確かにそうだな・・・。アイクたちの言う方が正論だ。よし、脱出は取りやめ!!」
リンク  「絶対、脱出する方が正論ですよね!?」
マスター 「無人島に存在するのだって正論だよ。」
カービィ 「"脱出しない"っていうのが正論なんだから、"脱出する"というのは、絶対に間違っているんだよ、リンク君。」
ピット  「真実はいつも一つ!!
リンク  「・・・・・この人たちは何なんだ・・・ッ!」
マスター 「脱出しなくても死にはしないだろ?食べ物が無くならない限りは。
リンク  「食料が無くなったら死んじゃうじゃないですか     !!」
アイク  「食料なら豊富にあるから大丈夫さ。冬が来ない限りは。
リンク  「冬が来たら死んじゃうじゃないですか     !!」
カービィ 「ここは一年中暖かいから、大丈夫だよ。病気に罹らない限りは。
リンク  「病気に罹ったら死んじゃうじゃないですか     !!」
ピット  「病気にかかっても、医療知識のある仲間はいるでしょうから、大丈夫ですよ。
      その知識が間違っていない限りは。
リンク  「間違っていたらどうするんですか!?」
ピット  「大丈夫ですよ、僕も医療技術くらいなら心得ていますから。」
リンク  「例えば?」
ピット  「例えば、インフルエンザに罹ったとします。そんな場合、口をテープでふさいで、
      感染が拡大しないようにするんですよ。」
リンク  「・・・・・絶対に違う、絶対にそれは違う・・・。」
ピット  「他にも、骨が折れたら絆創膏をはるとか、しゃっくりが出そうになったら、
      お腹を殴って止めるって事ぐらいなら・・・。」
リンク  「・・・・・やっぱり脱出しましょうよ。」
マスター 「まあまあ、別に無人島で暮らしたって、死にはしないよ。リンクは心配性だなあ。」
・・・本当にそうだろうか・・・。
心配になるリンクであった。

25

マスター 「さて   まず、無人島に遭難してしまったら、やることがある。」
リンク  「そうですね。食料探しとか・・・。」
マスター 「はぁ?全然違うよ。まずは爆弾や罠が仕掛けられていないか探すんだよ。」
リンク  「は?無人島になぜそんなものが・・・。」
アイク  「そして次に埋蔵金さがしだ。」
カービィ 「最後に、砂浜にビンが流れ着いていないかを確かめて、一日の日程は終了。」
リンク  「それ、冗談ですよね!?」
マスター 「本気だよ。では、探すぞ。」
                              
アイク  「おーい、マスター。」
マスター 「なんだー?」
アイク  「火山噴火スイッチがあったぞー。」
マスター 「そうかー。押してみてくれ。」
アイク  「ああ。ポチっとな。」
                              
リンク  「・・・マスター、何かやけに暑いんですけど。」
マスター 「そんな事わたしに言われても困る。
      言っておくが、わたしは別に『火山噴火スイッチを押せ』などといった覚えはないからな?」
リンク  「・・・本当ですか?」
マスター 「わたしがウソをつくような人間だと思うかい?」
リンク  「ええ。」
マスター 「わたしがウソをついたのは、たった一度!リンクに『マスター、何かやけに暑いんですけど。』と
      言われた時だけだ!!」
リンク  「つまりたった今ウソをついたと。」
マスター 「まあまあ、火山が噴火したって別にいいだろ?」
リンク  「オレ達がどうなると思ってるんですか!?」
マスター 「人が30人程度どうなっても、この世界は変わらないさ。」
リンク  「ちょ、ちょっと!何言ってんですか!?」
マスター 「で、結局何が言いたいのかね?」
リンク  「噴火を防いでくださいよ、神なんでしょ!?」
マスター 「無理だな。金がかかりすぎる。」
リンク  「神の力を使うのに、金の力を使うんですか!?」
ピット  「リンクさん、何を言ってるんです?神の力を使うのに金の力を使うなんて、世界中の常識じゃないですか。」
リンク  「(常識か?常識なのか!?)じゃあ、オレ達を避難させてください!!」
マスター 「何処に?」
リンク  「合宿所に!!」
マスター 「仕方ないな~、じゃ行くぞー。」
ヒュン
スマブラメンバーは合宿所へと戻ってきた。
リンク  「助かったぁ・・・。」
マスター 「はっはっは、わたしのおかげだな、感謝しろよ。」
リンク  「この噴火はあなたのせいでしょうが!!

26

   無人島から帰ってきて数日後   
タブー  「酷いじゃないか!!とつぜん火山が噴火したのに、私だけ置いて帰るなんて!!」
タブーがとつぜん合宿所にやってきて叫んだ。
タブー  「あのなぁ!あの噴火はお前らが起こしたんだろう!?」
アイク  「そうだが?」
タブー  「大体、どうして火山を噴火させたんだ!?危ないだろう!!」
アイク  「別に・・・どこが危ないんだ?」
タブー  「溶岩に飲まれて火傷したりしたら、どうするんだ!?」
アイク  「ばんそうこうを貼っておけば治るだろ。」
タブー  「お前の思考が信じられん・・・!ばんそうこうで治るんだったら、事故で死ぬやついないだろ!!」
アイク  「オレの思考が信じられないということは、この世の中でお前だけが非常識人ということだ。」
タブー  「大体、お前のせいで治療代がすごくかかったんだぞ!!弁償しろー!!」
アイク  「なら治療しなければよかっただろ?俺のせいにすんなよ・・・。」
タブー  「治療しなかったら死ぬだろうがぁ!」
マスター 「醜い争いはやめんかい!!」
マスターハンドが言い争いに喝を入れた。
マスター 「いいか?そもそも、お金で全てが解決するわけじゃ無いんだよ。大切なのは心だ!!」
アイク&タブー「!!!!!!!!!!」
マスター 「お金を払ってくれたから許す   そんなの間違いだ!!」
タブー  「あ・・・ああ・・・、私は、間違っていたのか・・・?」
タブーがその場に土下座しながら言った。
タブー  「アイク・・・あんな事を言って、すまない・・・。私を許してくれ・・・。」
タブーが謝っているのを見て、リンクは思った。
リンク  「(・・・逆じゃないか?)」

27

ピット  「いいかね?経済学とは・・・。」
合宿所では、ピットが経済学を教えていた
ピット  「銀行を強襲するという一点に集約される!」
アイク  「おお   !」
ピット  「さて、では行こうか。」
リンクがヒョイっとやってきた
リンク  「どこにですか?」
ピット  「今、経済学の勉強をしているんだ。」
マスター 「で、体験学習で、銀行に行くことになったんだ。」
リンク  「そうですか。頑張って下さいね。」
カービィ 「うん。しっかりやってくるよ!」
リンク  「いってらっしゃーい。」
   数日後
新聞のニュース欄に、強盗犯が捕まったという記事が載っていた。
   その頃、ある牢屋で   
彼らは、黒と白の横線が刻まれた服を着ながら、つぶやいた。
「必ず・・・ここから脱出する!


続く!

28

牢屋の中で、何人かが話していた。
アイク  「捕まってしまったな。」
ピット  「ええ。まあ、脱獄も強盗の醍醐味ですとも。」
マスター 「私は神だ!牢屋など、時空間を捻じ曲げて脱出してやるわ     ッ!!」
アイク  「お前、意外とそんな事も出来るんだな。」
マスター 「いや、できない。」
アイク  「じゃあ叫ぶなよ。」
カービィ 「私は紙だ!牢屋をすり抜けて脱出してやるわ     ッ!!」
ピット  「おお、カービィさんは紙だったのか!」
カービィ 「いや、別に。」
ピット  「じゃあ何で叫んだんですか?」
カービィ 「マスターに合わせただけ。さて、計画は・・・。」
アイク  「牢屋を壊して脱出だな。」
マスター 「どうやって壊すんだ?道具は何も無いぞ。」
カービィ 「あっ、僕、爆弾持ってるよ!」
口の中からツァーリ・ボンバを取り出すカービィ。
ちなみにツァーリ・ボンバとは、人類史上最強の兵器で広島に落とされた原爆の3300倍の威力の爆弾です。
カービィ 「これで簡単に脱獄できるねー!」
マスター 「牢屋を壊すと同時に、私たちの肉体も壊れるんじゃないか。」
カービィ 「たとえ死んでも脱獄してやるわ   ッ!!」
爆弾を牢屋の格子に叩きつけるカービィ。
爆炎がその場を包む。
マスター 「おい、カービィ大丈夫か?」
カービィ 「オレはオレのやりたい事をやった・・・。後悔はしてねえよ。
      オレはここでお仕舞だ・・・。上手く脱獄しろよ、じゃあな!」
そう言ってカービィは力尽きた。
マスター 「カービィ   ッ!!・・・はまあどうでもいいや。さて、とっとと逃げるぞ。」
アイク  「さっきの感動の場面は何だったんだ?」
つっこみながらも、牢屋から脱出するアイク達。

29

その頃、合宿所   
リンク  「アイクさん達、帰ってきませんね・・・。何してるんでしょう?」
リンクは、アイク達が帰ってこないのを不思議に思っていた。
リンク  「・・・まあ、あの人たちのことだから平気でしょう。
      さて、あの人たちが帰ってくる前に掃除でもしますかね・・・。」
リンクは掃除を始めた。
リンク  「あの人たちがいないと、家事がはかどるな~。」
そんな事を言いながら、リンクは掃除を効率的に終わらせていく。
   カービィの部屋   
リンク  「食べ物カスとかがたくさん落ちてそうですね~。」
リンクがそう言って見渡すと、あるノートが目に入った。
ノートの表紙にこう書かれている。
『絶対見るな!見たらどうなるか分かってんのか、ああ!?(゜д゜#)』
リンク  「何でしょう、これ。」
リンクは辺りをキョロキョロと見回した
リンク  「誰も居ないっと・・・。」
リンクはページをめくった。








一ページ目


昼ごはん、何を作る?

① カキアゲ ○

② カラアゲ ○

③ カツアゲ ×




二ページ目


彼への差し入れに、何を持っていく?

① レモンのハチミツ漬け  ○

② レンコンのハチミツ漬け ×

③ ベーコンのハチミツ漬け ×




三ページ目


夜ごはん、何を作る?

① かつどん  ○

② おやこどん ○

③ ぽけもん  ×




四ページ目

○が3このアナタ・・・いい主婦になれます。GOOD!

○が2このアナタ・・・もう少しで主婦ランクAです。頑張りましょう。

○が1このアナタ・・・一つでも気落ちする事はありません。幸せな結婚生活を送れるよう、頑張りましょう。

○が0このアナタ・・・頑張りましょうの一言です。料理教室に通う事をオススメします。






リンク  「やったー、いい主婦だ!!・・・って、何ですかコレは     !!!」
リンクがそう言っている所に、ゼルダがやってきた
ゼルダ  「・・・リ、リンクってそういう趣味だったの・・・!?」
リンク  「違います、違うんです!誤解です   !!」

30

アイク  「外の世界だ   !」
彼らは無事に刑務所を脱出した。
ピット  「フ   。」
カービィ 「空気がおいしいね・・・。」
マスター 「さあ、合宿所に戻るか・・・。」


アイク  「ただいま   !」
リンク  「おかえりなさい。・・・ん?その囚人服は何ですか?」
リンクがカービィの部屋からひょこっと出てきて聞いた。
アイク  「いや、別に!」
リンク  「囚人服にそっくりなその服・・・。本当の囚人服じゃないでしょうね?」
アイク  「まさかぁ。細かい事を気にしてると、しわが増えるぞ。」
リンク  「あなた達、銀行に行ってから何してたんですか~?」
マスター 「まあまあ。気にするなって!」
リンク  「その服着てると気になりますよ・・・。」
ピット  「細かいことを気にしてると、全身ボコボコになりますよ。
リンク  「・・・。」
それはどういう意味だろうか・・・。恐くなったのでリンクは言うのをやめた。
カービィ 「それより、リンクこそボクの部屋で何してたのかな?」
リンク  「えっ・・・い、いや、その・・・!」
カービィ 「その様子だと、"あの本"を読んだようだね・・・。まあいいけど。今度からあんまりしないようにね。」
リンク  「・・・はい・・・。すみません・・・。」
ゼルダはその様子を見て思った。
ゼルダ  (囚人服を着てる人が普通の人にお説教・・・。逆じゃないかな・・・。)

31

リンク  「いい天気だなぁ・・・。」
リンクは縁側に座ってお茶を飲んでいた。
アイク  「・・・。」
カービィ 「・・・。」
マスター 「・・・。」
リンク  「何か、妙な気配を感じますね・・・。」
アイク  「むう・・・ばれたか・・・。」
リンク  「何を企んでいるんです?」
アイク  「別に?」
マスター 「何の話かな?」
リンク  「とぼけるのが上手いですね、アナタ達は。」
カービィ 「当然!だって僕達、とぼけ力3級だもん!」
リンク  「(就職には必要なさそうなスキルだなぁ・・・。)」
アイク  「リンクも、今度『とぼけ力検定』にいってみるか?」
リンク  「いえ、遠慮しときます。・・・で、何を企んでいるんです?」

アイク  「なあ、どうする?言っていいか?」
マスター 「まあ、この状況じゃなあ・・・。」
カービィ 「仕方ないんじゃない?」

アイク  「えっとなあ・・・。ちょっと見てくれ。」
アイクが本格的なピストルを取り出した。
アイク  「これでお前を的に的当てゲームをしようと思ってたんだよ。」
それを聞いた瞬間、リンクはお茶をふき出した。
リンク  「ゴホッゴホッ、ちょッ、それってピストルじゃないですか!」
アイク  「大丈夫だ。お前なら死なない。オレはお前の生命力を信じてる!」
リンク  「信じないで下さい!」
マスター 「まあまあ、撃たれてないんだからいいじゃないか。」
リンク  「よくないですよ!あともう少しで撃たれるところだったんですよ!?」
カービィ 「いや、撃たれるのを拒否してボコボコに殴られるより、撃たれたほうが良かったと思うよ?
      今回、リンクはそのどっちも回避できてとってもラッキーだね。」
リンク  「(それはラッキーといっていいんですか・・・!?)」
リンクは果てしなく疑問に思うのだった。

32

マスター 「なあ、リンク。お前、豚汁のダシになる才能ありそうだな。」
リンク  「無いです。全然ないです。っていうか、何ですかその才能は。」
マスター 「ふふふ・・・。教えてやろう!
      昔、昔、あるところに、おじいさんと豚汁が住んでいました。
      おじいさんは山に薪をとりに行き、豚汁はハワイ旅行に行きました。
      その頃、世界を征服しようと、巨大な悪の組織が立ち上がりました。
      ところが、おじいさんは薪を剣の如く使って、悪の組織を瞬時に倒してしまいました。
      その頃、豚汁はハワイ旅行から帰ってきて、おじいさんを称えるために、豚汁を・・・。」
その時、マスターの話が遮られた。
クレイジー「変な話を作るなっ!!」
   白い手が、マスターとそっくりな手が入ってきたのだ。
マスター 「変な話とは何だ、変な話とは。これは実話だよ。」
リンク  「・・・誰ですか?」
クレイジー「コイツの双子の弟のクレイジーハンドだ。よろしく。」
マスター 「それにしても、全く・・・変な話とは失礼だな。」
クレイジー「変だろうが!」
マスター 「何いってるんだ、普通だろ、普通。これ以上、私の話に口出しすんな。」
クレイジー「はあ・・・、まあいいや。ところで、オレも合宿に参加しようと思うんだが・・・。」
マスター 「ああ、そうか。まあ、どうぞご自由に。」
クレイジー「ああ。・・・部屋は余ってんのか?」
マスター 「部屋?ああ、トイレの個室が15個余ってる。」
クレイジー「何!?オレの部屋はトイレの個室なの!?」
マスター 「何か不満でもあるのか?ハーブの匂いが漂ってるいい部屋だぞ。」
クレイジー「嫌に決まってんだろうが!」
リンクはその様子を見て思った。
リンク  (・・・トイレの個室に、クレイジーさんやマスターって入れるのか?)

何はともあれ、クレイジーハンドが合宿に参加することになりました!

33

マスター 「なあなあ、ふと思ったんだ。」
リンク  「何をですか?」
マスター 「地下を制するものはゲリラ戦を制す!
      というわけで、来たるべきゲリラ戦のために、地下探検に行こうってな・・・!」
アイク  「そうだな。『現代はゲリラ戦である』って言葉もあるくらいだからな。」
リンク  「そんな言葉があるんですか・・・。」
アイク  「お前知らなかったのか?常識だろ。」
リンク  「・・・常識ですか?常識でいいんですか?」
マスター 「まあ、いいじゃないか。地下探検に行っても損は無いだろ?
      地下に有毒ガスがある可能性を除けばさ。」
リンク  「イヤです。絶対にイヤです。それ、百害あって一利なしってヤツじゃないですか!!」
ピット  「え?ちゃんといい事がありますよ。地下探検のスキルは就職に有利なんです。
      年収1200万を目指すためにも行きましょうよ。」
リンク  「地下探検すると何か仕事にいいことあるんですか?」
ピット  「臭い匂いに慣れるから、清掃員関係の仕事が有利ですね!」
リンク  「地下探検のスキルだけで年収1200万なんですね・・・。」
ピット  「当然です。それだけの危険を伴っているんですからね。」
リンク  「やっぱ危険じゃないですか!」
ピット  「何を言ってるんですか。危険を恐れては給料はUPしませんよ!
リンク  (名言っぽい戯言だ   !)
カービィ 「それはともかく、行くなら穴を掘らないとね。掘ってくるね!」
瞬時に、巨大な穴が掘られた。
マスター 「おお!ナイスだカービィ!よし、突入だ!!」
   数日後、穴の中で酸欠で倒れた人が発見されたそうな・・・。

34

マスター 「お前の部屋はここな。言っとくがこれは強制決定だ。」
   そう言って、トイレの個室を部屋として与えられたクレイジーハンド。
クレイジー「ちくしょおおおおおおおおお!!
クレイジーは、マスターに対する悔しさ   ではなく、
トイレにはまって出られなくなった事を悔やんでいた。
クレイジー「くそう・・・。オレはトイレにはまったまま一生を終えるのか!?嫌だ、そんなの嫌だああ!!」
そこへマスターがやってきた。
クレイジー「おお、いいところにやってきたな!おいマスター、助けてくれ!」
マスター 「誰を?」
クレイジー「オレに決まってるだろうが!」
マスター 「そうか。てっきり私はトイレットペーパーを助けてやってくれって言ってるのかと思ったよ。」
クレイジー「トイレットペーパーなんか助けてどうする!?」
マスター 「まあ、とにかくお前を助ければいいんだな?」
クレイジー「ああ!」
マスター 「馬鹿者!!」
クレイジーはマスターに殴られた。
クレイジー「いきなり何すんじゃ!」
マスター 「お前を私が助けたらどうなるか。
      世界が滅びる可能性が98%から99%に跳ね上がるんだぞ!」
クレイジー「何で!?っていうか、あんまり変わってないぞ!
      それ以前に、世界が滅びる可能性が98%あるのかよ!」
マスター 「ふっふっふ・・・。教えてやろう!
      このトイレにいるトイレットペーパー君は、世界が滅びる確率の調整をやっている奴なんだ。
      彼のおかげで世界が滅びる可能性が98%に保たれてきたんだ。」
クレイジー「待てやコラ。なんで98%に保ってんだ。0%に保てや!」
マスター 「話をちゃんと聞け。ところが、お前をココから助けると、
      トイレットペーパー君は怒って世界が滅びる確率を99%に上げるだろう。だから助けられない。」
そう言ってマスターハンドは去っていった。
クレイジー「何なんだ   ッ!!」

35

合宿所の朝   
ピット  「どうしたんですか、カービィさん。胴体をこんなグロテスクな状態にしながら
      ケチャップを口から吐きながら倒れて・・・。何かのドッキリですか?」
リンク  「いや、ドッキリで胴体をこんな状態にする人はいませんよ・・・。これは死んでいるんですよ。」
ピット  「へー。」
リンク  「ちょ、何ですかその反応!警察と葬儀社に電話しましょうよ!」
アイク  「どうかしたのかー?」
リンク  「カービィさんが死んでいるんですよ。」
アイク  「ふーん。でも、カービィには再生能力があるじゃないか。ほっといても平気だろ。」
リンク  「何その能力!?初めて知ったんですけど!」
アイク  「ふっ、知らんのか?カービィはビデオを再生する事ができるんだぞ。」
リンク  「この場面でその能力は意味あるんですか?」
マスター 「どうかしたのかー?」
リンク  「カービィさんが死んでいるんですよ。」
マスター 「どれどれ、死骸を見せてみろ・・・。うーん、車にでも轢かれたんだろうな。」
リンク  「(室内でか?)」
アイク  「フッ、この謎・・・。私が解き明かしてやろう!!
リンク  「警察に連絡でもしますか。」
アイク  「・・・。」
アイクは無視された。
ピット  「生命保険金をゲットするんだ!連絡するなら銀行だ     !!」
リンク  「あ、警察ですか?こちら・・・。」
ピットは無視された。
マスター 「(どうする・・・?ここで私が何かセリフをいう事は可能だ・・・。
      だが、リンクの無視によってすでに二人が倒れている。ここは耐えるしか・・・ッ!)」
マスターがつっこむタイミングをうかがっている内に、警察が到着。
マスターがつっこむ隙は結局無かった。
ちなみに、カービィは特訓中に何となく自分のお腹を殴ってみたら死んだそうな。

36

 どうでもいい会話 ~1~
リュカ  「ネスさん、女の子にキャーキャー言われるには、ズボンを脱いで外に出れば良いんだそうです!
      早速やってみましょう、これでモテモテですね!」
ネス   「ごめん、遠慮しとくよ。」


トイレにはまったクレイジーハンドは、呟いた。
クレイジー「おれはここでおしまいか・・・。ふっ・・・ははは・・・は・・・。」
ガクッ
力尽きたクレイジーハンドは、トイレにがっくりと頭をたれた。
と言っても、ただ単に脱出を諦めただけで、別に死んだとかいうわけではない。
マスター 「巨星堕つか・・・。
リンク  「いや、まだ生涯に悔いが残ってそうですし、助けてあげましょうよ・・・。」
そう言って、リンクはクレイジーハンドを引っ張り始めた。
リンク  「ん・・・っく、だめです、きつくはまってますね。」
マスター 「はっはっは、こんなの素人一人で抜けるわけあるか。この道のプロってもんがあるんだよ。」
リンク  「いや、いるなら呼びましょうよ・・・。」
マスター 「良いだろう。」
マスターが指をパチンと鳴らした。
そこに居たのは、リストラ組だった!
リンク  「!・・・なぜ、この人達が!?」
マスター 「彼らはトイレに関してはプロだ。なんと、便器から家の中に侵入できるほどだ。」
リンク  「(それは凄いんだろうか・・・。)」
マスター 「リストラされて、職が無かった頃は、その技術でお金を盗んで生活していたそうだ。
      警察の中で、彼らの名前を知らないものはいない。有名な泥棒だ。」
リンク  「泥棒は有名じゃ無いほうが良いのでは・・・。っていうか、それなら逮捕すべきですよ。」
マスター 「まあ、とにかくだ。計画はこうだ。彼らに、クレイジーハンドを便器の中から押してもらう。
      そしてこちらから引っ張る。」
リンク  「まあ・・・。やってみますか。」


リンク  「よし・・・。もう少し・・・!」
と、その時。
アイク  「何やってんだ?」
アイクがそう言ってトイレに入ってきた。
アイク  「うおっ!」
アイクがトイレットペーパーを踏んづけて、転んだ。
転んだアイクはマスターハンドにぶつかり・・・。
ジャー
流れる水の音だけがトイレに響いていた。

37

このお話はちょっとシリアス風になるかもしれません。

スネーク 「大佐ー。」
スネークは暇なので大佐に通信してみた。
大佐   「おお、何かねスネーク。いま忙しいんだがね。」
スネーク 「何で忙しいんだ?」
大佐   「私の所有する土地が火山の噴火にあってしまってね。全く、噴火させやがったのは誰かね!?」
スネーク 「やつあたりだな。火山を噴火させたヤツなんて・・・。」
アイク  「呼んだか?」
アイクがやってきた。
大佐   「おおう!貴様か、貴様が私の不動産をーッ!!」
大佐の声の数秒後にトランシーバーから電子ビームが飛んできた。
大佐   「この若造が・・・。私がどんな思いで不動産を買い集めてきたと思っているんだ!」
ピット  「不動産ですとな!?」
不動産という言葉につられてピットが飛んできた。
ピット  「ふふふ、金の天使ピット君登場だ!スネークさん、話してるの誰ですか?」
スネーク 「大佐だが。」
ピット  「大佐、ですって・・・!?」
ピットの目が驚愕で大きく見開かれる。
ピット  「大佐と言ったら、『マフィアの使う経済学』の著者として有名な人じゃありませんか!」
スネーク 「大佐そんな事もしてたのか・・・。」
アイク  「ふっ、偉い人だろうと関係ない!私の行為に文句をつけるものは全てなぎ倒す!
      大体な、他人のものはオレの物なんだ!オレの物に何しようがオレの勝手だろ!」
大佐   「私にそんな口を利いて生きていられると思うなよ・・・!決闘だ!」
アイク  「ふっ、のぞむところだ!」
そう言ってアイクはトランシーバーを切った。
スネーク 「・・・お前らトランシーバーで話してるのにどうやって決闘するんだ。」
ピット  「ふっ、そんな時こそ神の出番!マスターに頼めば良いんですよ。」
マスターのところへ向かうスネーク、アイク、ピット。

続く!

38

マスター 「何?決闘だと?」
アイク  「ああ、それで戦う場所に二人を転送して欲しいんだ。」
マスター 「ふむ、よろしい。『大乱闘』だな。よし、行くぞ。いざ、"戦場"へ!」
シューン・・・。
マスター 「3・2・1・GO!」
始まりと同時に二人の姿が消える。
異常なまでのスピードに、見えないのである。
大佐   「くくく、中々やるではないか・・・。」
アイク  「はっはっは、なめてもらっては困る!」
空気を切り裂くと言うレベルではない。一度のぶつかり合いで、時空が歪むかのような衝撃が辺りを包んだ。
数回ぶつかり合った後、二人はがっつり組み合った。
すでにこの時点でステージは半壊している。
がっつり組み合った彼らの間に、エネルギーが溜まってゆく。
マスター 「互角だな・・・。」
モニターを通して見ているマスターが呟いた。
リンク  「ちょ、ちょっと、マスター、何やってんですか!」
マスター 「おおリンク、どうかしたのか?」
リンク  「止めましょうよ、二人を!喧嘩は良くないです。」
マスター 「細かい事に目くじらを立てるな。雨降って地固まると言うじゃないか」
モニターを見ると、すでにアイクと大佐は自らが発したエネルギーに包まれて見えない。
また、凄まじいまでの衝撃波、高熱が画面を覆っている。
こんな攻撃を受けている、その場の時空間が可哀相なくらいである。
リンク  「・・・いや、やはり止めるべきではないでしょうか・・・。」
モニターには、すでに時空が歪んでいる様子が映っている。
カービィは、その様子を見て、「世界が滅ぶ~。世界がほっろっぶ~♪」と言っている。
リンク  「いや、マジで世界滅ぶんじゃないですか、コレ・・・。」
マスター 「まあそうだな、アレだけのエネルギーを受けたら、世界が滅ぶに決まってるだろ。
      あそこは戦い用に創られた空間だけど、それにも限界があるしな。」
リンク  「と、止めましょうよ・・・。」
ピット  「彼らは、戦っているんです。お金のために、命をかけて戦っているんです!!
      感動じゃありませんか、それを止めるなんてアナタはッ・・・!」
リンク  「ごめんなさい、感動ポイントが分からないです。」
ピット  「何でですか!?人のために命を懸けて戦ったら感動するのに、お金だと感動しないんですかッ!?
      それでもあなたは人間か!いや、あなたはお金反対運動家の組織の一員に違いないッ!
      そんなの人間じゃない!お金反対運動家共め・・・。
      てめぇらの血は何色だ   ッ!!(゜д゜#)
リンク  「紅いと思いますよ。」
カービィ 「本当かね、本当に紅いのかね!少し確かめさせておくれ!」
リンク  「断ります。っていうか、世界が滅ぶんですよ、止めましょうよ!」
マスター 「ちなみに計算すると世界が滅ぶまであと三日だぞー。」

世界を救う物語が今、始まる!!

続く!

39

イメージ空間("戦場")にできた時空の歪み。
それから蒼き生命体が出てこようとしていた。
タブー  「ふはははは!!なぜか亜空間から出てきたァ   ッ!!」
タブーには別に目的も無かったが、時空間の歪みからか、亜空間から押し出されてきた。
タブーは特に目的も無いにも関わらず高らかに「ふはははは!!」と叫んだ。そしてあごが外れた。


リンク  「マ、マスター!タブーがなぜか居ますよ!」
モニターを指差してリンクが叫んだ。
マスター 「そうか、自分の記憶を失っていた彼は、火山噴火を自分のせいだと勘違いして、罪を償うために
      死ぬ気なんだろう。」
リンク  「いや、アイクさんに火山噴火のことで抗議してませんでしたっけ?」
マスター 「彼は忘れやすい人間だから、忘れているんだろう。」
リンク  「じゃあ、助けたほうが良いのでは?」
リンクがそう言った直後にモニターから「ぎゃああああ!」という悲痛な声が上がる。
マスター 「でも、自分からあんな所に飛び込むのが悪いだろう。」
マスターハンドが言った直後にモニターから「プチッザクンドーン!バリン!」という悲痛な効果音が上がる。
それ以後、悲鳴が上がる事は無かった。
マスター 「まあ、そもそも助けられないだろ、あんなところ。」
リンク  「まあそうですけどね・・・。さて、ではあの戦いを止めるだけの力を求めて行きましょうか。」


リュカ  「うーん・・・。」
ネス   「どうかしたの、リュカ?」
リュカ  「前に僕が空の上を旅してたら、虹色の珠があったなあ、と思いまして。」
ネス   「・・・前提がおかしい気がしなくも無いけど。」
マスター 「どこだ   ッ!その虹色に輝く宝珠はどこにある!?」
マスターハンドが見事なスライディングを伴って突如現れた。
リュカ  「空の上だけど・・・。そんなこと聞いてどうするのさ?」
マスター 「世界が三日前に滅びるんだ、それを止めるエネルギーを探しているのさ。」
リンク  「三日後の間違いですよ。」
リュカ  「コンセントの電気エネルギーじゃ足りないの?」
マスター 「それも試したが、とても足りなそうだ。」
リンク  「試したのか・・・。」
カービィ 「しかし、空の上か・・・。」
ピット  「早速行きましょう!行くぞ、ジェット機よりも速くっ!!」
リンク  「ピットさんってそんな高くまで飛べるんですか?」
マスター 「そんな高くまで飛べるわけ無いだろ。何か空とぶ機械が要るな。」
リンク  「マスター、無人島の時みたいにピューンとワープできないんですか?」
マスター 「この間、ネット通販でカシミアのコート買っちゃって、神の力は使えないんだよ・・・。」
リンク  「神の力と金の力をイコールで結んだそのシステム、やめましょうよ・・・。
      っていうか、マスターってコート着れるんですか?」
マスター 「うん、まあ、もうちょっと神としての格が上がれば、このシステムから脱却できるかもしれん。」
カービィ 「ねえ、もう夜だよー。」
リンク  「じゃあ、空とぶ機械は明日探すとしましょうか。」

残り時間:3日間

続く!

40

クレイジーハンドとロイとミュウツー、ピチューは海にぷかぷか浮かんでいた。
ロイ   「やけに温かい海だな。」
クレイジー「海底火山がずっと前に噴火したんだそうだ。ちなみに、その影響で雪崩が起きやすくなったり
      したらしいぞ。」
ピチュー 「そんな事より、僕らは裏切られたんだよ、あのスマブラXに。後悔させてやる・・・!
ミュウツー「いや、でもそんな事よりも、早く陸に・・・。」


リンク  「マ、マスター!リストラ組とクレイジーさんがなぜか居ますよ!」
機械を探していて海にきたリンク達
マスター 「そうか、きっとクレイジーハンドを助けられなかった事が知られたら名誉に関わるから、
      口封じしてるんだろう。奴らめ、汚い手を使いおって。公開させてやる・・・!
リンク  「いや、でも違うんじゃないですか?あの様子を見る限り・・・。」
海の神  「あなたが落としたのは、金のクレイジーですか、銀のクレイジーですか?」
海の神が現れた!
マスター 「私は何も落としてない。勝手に既成事実にするな!」
海の神  「でも貴様らのモンじゃろが!海にゴミを捨てるなッ、捨てるならもっとワシに要る物を捨てろ!」
リンク  「(ゴ、ゴミと言い切った・・・。)」
海の神はそう言ってリストラ組とクレイジーハンドをこっちに向かってぶん投げてきた!
マスター 「ハッ!」
マスターハンドは、それに向かってビームを発射した!彼らは泡となり消えてしまった・・・。
リンク  「マスター、あの・・・。」
マスター 「大丈夫だ、ゴミをゴミ置き場に置いただけだ。よし、行くぞーっ!」


ゴミ袋の中で、もがくDX。
それを、"拉致"しようとする少年。
ポケトレ 「袋化け物の拉致だーッ!」
リストラ組とクレイジーハンドは、変な洗脳されてそうな少年に拉致された。
クレイジー「なんだコイツ・・・。ハッ!」
クレイジーハンドが気合を発した。
ポケトレ 「はっ、僕は何を・・・?」
ポケトレの洗脳が解けた!
ポケトレ 「ん、何でそんな物に入ってるんですか?流行ですか?」
ロイ   「閉じ込められたんだ、助けてくれ!」
ポケトレ 「ほいほい。」
ポケトレはゴミ袋の結び目を解いた。
ピチュー 「スマブラXめ~~。復讐だー!!」
クレイジー「まあ、復讐ってわけじゃないけど・・・。マスター達の元に行くか。」
リストラ組は走って、クレイジーハンドは浮いてマスターハンド達の所へと急いだ。
だが、リストラ組は、庭に開いていた巨大な穴に落ちてしまった!
ロイ   「おううう!?」
ドーン!!
クレイジー「足元に気をつけないって危険だなー。」
クレイジーハンドはマスターハンドの元へ急いだ。
リストラ組は穴の中で酸欠で倒れた。

残り時間:2日間

続く!

41

ポケトレ 「皆行っちゃったな~。助けてあげたんだから一割くらいはお礼してくれても良いのに・・・。」
ポケトレはリストラ組とクレイジーを見送りながらそう呟いた。
ポケトレ 「ん?なんだろう、コレ・・・。」
ポケトレは、ゴミがおいてあるのに気付いた。
ポケトレ 「何かなコレ・・・。あ、ちょうど良いところに穴が開いてる、捨てておこう。」
彼は知らない。その穴にかつてカービィ達が年収1200万を目指し突入し、酸欠で倒れた事を。
そして、今また、酸欠でリストラ組が倒れている事を。
   そして、そのゴミは、"戦場"から逃げ出してきたタブーと呼ばれる存在の残骸である事を。


クレイジー「おーいマスター!」
マスター 「おおクレイジー、よく来たな。」
リンク  「クレイジーさん、カクカクシカジカで、空の上へ行く方法知りませんか?」
クレイジー「なるほど、『スマッシュボール』をねえ・・・。よし、オレが送ってやろう。」
リンク  「クレイジーさんも神なんですか?」
マスター 「わたしは神だァーッ!!」
クレイジー「ふっふっふ、そう、私も神なのだよ!」
リンク  「で、でもお金あるんですか?」
クレイジー「ああ!私はカシミアのコートを我慢したからな!」
リンク  「(着れるのか?)」
マスター 「クレイジー、お前、毎日詐欺にひっかかってるのに、よく金があるな・・・。」
クレイジー「ふふふ、そう!私には金がある、アナタとは違うんです!
ピット  「ふっ、その程度で自慢するとは片腹痛いわ!アナタには金がない、私とは違うんです!
クレイジー「何でお前がオレの総資産知ってんだ。」
ピット  「私はあらゆる窃盗団、強盗団の長なのですよ。ふふふ、どうだァ!」
リンク  「ピットさん、それは自慢ではなく、自白と言うんですよ・・・。」
クレイジー「まあ、とりあえず送るぜ、空の上へ!」
カービィ 「その言い方だと、まるで僕達を殺るみたいじゃん・・・。別に良いけど。」
ピット  「空の上へレッツゴー!」

残り時間:1日間

続く!

42

ピット  「やってきました天国!さあ、観光だーっ!」
スネーク 「目的が違うぞ。っていうか、お前は天使なんだからお前の故郷だろ?」
ピット  「そうでしたね、スネークさん。僕達は世界を救うために空の上まで来たんでしたね。」
マスター 「待てピット、その言い方だと、世界を救うよりも自分を救ったほうが良いように聞こえるぞ。」
リンク  「それにしても、スマッシュボールはどこにあるんでしょうねえ・・・。」
ピット  「僕は知っている、この天空界の長を!というわけで、僕がその人から聞きだしてきます!」
マスター 「頼んだぞー。」


ピット  「おうおうおう、そこのネーチャンよお!スマッシュボールの場所を教えろやあ!」
パルテナ 「な、なぜ不良がここに・・・。」
ピット  「テメエが教えねえってなら、こっちにも考えがあるぜい!」
パルテナ 「ひ、ひいいいい!」


ピット  「聞き出してきました!」
リンク  「そうですか、ナイスですね!」
カービィ 「よくやったね!」
マスター 「ピット、お前の偉業は天空界と地上の歴史に、永遠に刻み込まれるだろう!」
ちなみに、その後ピットは天空界で捕まり、犯罪者として歴史に刻まれるのだが、それは後のお話。
スネーク 「じゃあ早速行って見ようか。」
一行はその場所へ向かった。
マスター 「よし、コイツがスマッシュボールか!早速戻るぞ!」


クレイジー「おお、戻ってきたか!よし、いくぞ!イメージ空間にその宝珠の力を流し込む!」
マスター 「戦いの静止命令をそれで送るんだ、いいか!?」
カービィ 「笑っていいとも!」
クレイジー「よし、行くぜ!」
スマッシュボールによる粛清の咆哮と・・・!!!
二人のハンドによる静止の命令と・・・!!!
ドン
カービィ 「アイクと大佐が戻ってゆく・・・。それぞれの・・・還る場所へ・・・。」

続く!

43

クレイジー「世界の崩壊は止められたぞー!」
ネスとリュカ、ポケトレに向かってそう言い放ったクレイジーハンド。
ちなみに、あの後スネークと大佐とは別れた。
ネス   「リュカ、上手くいったみたいだね。」
リュカ  「うん!」
ポケトレ 「最初は僕もそう思った、だけど違ったんだ・・・。
      君たちが戦うべき本当の敵は、アイクたちじゃなかったんだ。」
リンク  「え?」
ポケトレ 「真の敵は、そこにいる。」
ポケトレが窓を指差す。
リンク  「タブー!それに・・・、リストラ組!?」
タブー  「そうとも。よくも私を・・・!」
ロイ   「よくもオレ達を・・・!」
タブー&
リストラ組「邪魔をした全ての者ども!今、裁きを下す!」
その言葉と同時に、光の鎖が飛んできた。
それをすぐに避けて問いかける。
リンク  「なぜ、組んでいるんです?」
タブー  「穴の中で話し合ったのだ。」
ロイ   「手を組もうってな。今こそ復讐の時!」
ミュウツー「リストラをしたこと・・・。」
ピチュー 「後悔させてやる・・・。
マスター 「ふっ、そんな事が出来ると思うのか?」
カービィ 「リストラされた僻みで僕達にかかってきても勝てないね・・・。なぜなら・・・。」
ピット  「君達は僕達より下なのだから。アナタ達とは違うんです!
ロイ   「うるさい、くらいな!エクスプロージョン!」
激しい爆炎がピットに命中。ピットは全身火だるまになった。
ロイ   「どうだ、くらったか!お前たちが消えた暁には、オレ達がお前の資産も奪ってやるぜ!」
だが、ピットは笑顔で立っていた。
ピット  「ふふふふふ、僕を火だるまにした程度で勝てると思うな、僕は金の魔力で守られている!」
リンク  「ピットさん、金の魔力って意味違いますよ。」
ピットさんはあんなこと言ってるけど、実際は精神力だけで立ってるようなもんじゃないのかな・・・。
ピット  「僕は普段から金に対する精神力だけで生きているから平気です。」
リンク  「・・・。」
タブー  「くらえ、光の鎖!」
光の鎖がマスターハンドとクレイジーハンドに炸裂。
これでマスターハンドとクレイジーハンドは操り人形と化した。
タブー  「ふはは、どうだ二人の神々!」
マスター 「ふっ、きさまはもう負けている。後ろを見てみろ。」
クレイジー「ん、マスターどういう意味だ?」
タブーが後ろを向くと、黄金の剣が空中で回転していた。
アイク  「天空!」
タブーはその天空の軌跡に対し、体をひねった。
以下、スローモーション。
タブー  「しまった・・・。だが、まだ避けれる!」
体をひねるタブー。
タブー  「避けた!」
タブーのそれは、徐々に確信へと変わってゆく。
そう、タブーの体には、剣は当たらなかった。
ザクッ
避けたと確信した瞬間、剣がタブーを切り裂く音が響いた。
タブー  「あああああ!私には羽があったんだったァアーッ!!」
以下、通常スピード。
ミュウツー「ああ、タブーが!」
ロイ   「ちぃ・・・。」
カービィ 「君たちもおしまいだよ!」
カービィが口を開ける。
ピチュー 「吸い込みがくる!」
そう判断し、逃げるリストラ組。
カービィ 「ふふふ、違うよ。発射!」
カービィの口から放たれたもの、それは。
ロイ   「バ、バカな・・・。ツァーリ・ボンバを・・・・・・口から、だとッ・・・。
      は、はは・・・・・・カービィ・・・・・・カービィ・・・・・・。
      カービィィィイイイイッ!!!」
カッ


リンク  「戦いは・・・。終わりましたね・・・。」
マスター 「そうだな・・・。」
クレイジー「これで、本当に平和が・・・。」




fin



※この、世界を救う物語が完結しただけで、スマブラ合宿所生活が終わったわけではないですので注意!

44

 どうでもいい会話 ~2~
ネス   「体は子供、頭脳は大人!」
リュカ  「単なるマセガキじゃん・・・。」


マスター 「ワガママ言うなッ!」
カービィ 「これだけは譲れない!」
アイク  「守るべき財産のために、戦うだけだ!」
合宿所では珍しくマスターハンド、カービィ、アイクが喧嘩していた。
リンク  「どうしたんですか?」
アイク  「あのなあ、100円ショップで板チョコ3人でお金出し合って買おうって事になったんだ。」
カービィ 「そしたら、33円、33円、34円出さなくちゃいけないっていう事になったんだよ!」
マスター 「それで、誰が34円出すかで争いが勃発したと言うわけだ。」
リンク  「100円ショップって普通105円しますよね・・・。」
マスター 「何ィ!?嘘をつくな!」
カービィ 「嘘つきは泥棒の始まりだよ!」
アイク  「ってことはお前は泥棒か!警察呼んだるぞ!!」
リンク  「いや、やってないし・・・。」
マスター 「なあリンク。」
リンク  「何ですか?」
マスター 「お前はまだ若い。今ならまだ人生をやり直せるぞ。」
リンク  「やり直す気は無いですけどね。」
アイク  「なあリンク。」
リンク  「何ですか?」
アイク  「お前はもう老けている。もう人生はやり直せんぞ。」
リンク  「やり直す気はないですけどね。」
カービィ 「なあリンク。」
リンク  「何ですか?」
カービィ 「お前はまだ若い。生意気言うなぁッ!
リンク  「アナタが言いますか!?」
マスター 「おおそうだ、良い事を考え付いたぞ!」
アイク  「おお、一体なんだ?」
マスター 「リンクから一円貰えば良いじゃないか!これぞ三方一両損というやつだ!」
リンク  「損してるのはオレだけじゃないですかッ!そんなの認められませんよ!」
アイク  「そうだぞ、どうせならもっと貰え!
      損するのはリンクだけで充分だ、オレはもうお金に困っている人なんか見たくない!」
リンク  「オレがお金に困るじゃないですか!?」
カービィ 「君はシュークリームでしょ!?シュークリームに$や¥なんかいらないよ!」
リンク  「オレは人間ですから!勝手にシュークリーム扱いして人権を無視しないで下さいよ!!」
アイク  「うるさいキャベツホイップ!金を出せ、さもないと食うぞ!」
リンク  「嫌です!」
アイク  「何ですと~?」
カービィ 「お金が払えないのなら・・・。」
マスター 「命で払ってもらいましょうか・・・?」
生命保険金を狙う三体のハンターがリンクを狙う!
リンク  「ひいいいいいッ!」


リンクは結局お金を支払う羽目になるのであった。

45

ちょっとした超短篇集。

リンク  「自分を一言で言い表すとしたら何ですか?」
マスター 「私は『神』だな。」
カービィ 「僕は『食料』だよ。」
ピット  「僕は『金』だね。」
アイク  「オレは『天上天下唯我独尊』だな。」
リンク  「(うわあ・・・。)」

アイク  「や、やべえ!便器に腰がハマって動けない!」
リンク  「・・・ハマるか、普通・・・。」

マスター 「おいクレイジー、あそこの100円ショップで全商品200円セールやってるぞ!」
クレイジー「おおっ、さっそく買いに行こう!」
   その100円ショップがマスターハンドのものであったことは言うまでもない。

リュカ  「ネスさんは頭が大きいけど、頭の重さで転ばないんですか?」
ネス   「リュカもそうじゃん・・・。」

カービィ 「リンクって早起き?」
リンク  「まあ、大体5時くらいに起きてますが・・・。」
カービィ 「へえー。じゃあ僕と早起き勝負しよう。目覚ましにどんな時計使ってる?」
リンク  「アナログの目覚まし時計ですが。」
カービィ 「くっくっく・・・。かかってこいやアナログ時計!」
リンク  「(アナログ時計と戦うのか?)」
ちなみに結局リンクが勝ったそうな。

ある日、珍しくリンクが寝坊した。
アイク  「今日はリンクが起きていないんだな。どうせだから朝ご飯を作ってみるか。
      普通に作るだけだとつまらんし・・・。よし、コレを入れてみよう。そうだ、アレも・・・。」
   数日後   
トイレの前に人がたくさん並んでいた。
アイク  「最近はトイレがブームなんだろうか・・・。」
きっとそうだ、そうに違いない。
トイレの価値にきっと皆は気付いたのだ。
おめでとう、便器。君の価値は認められたのだ。
そしておめでとう皆。君達の眼力が鍛えられ、
そこまで判定できるようになった事をオレは心から祝福したい。
きっと血のにじむような努力をしてきたのだろう。
その努力に敬意を表して、賞状を   
リンク  「・・・アイクさんは何をしているんでしょう・・・?」
賞状を書くアイクを、リンクは不思議そうな目で見ていた。

カービィ 「くっくっく、僕にはビデオの再生能力がある!今すぐそれを見せてやろう!」
リンク  「時代はDVDですよ。」

46

リンク  「夕食でも作りましょうかねー。」
カービィ 「何作るの?」
リンク  「カレイでも調理しましょうか。」
アイク  「今のあなたなら華麗にカレイをさばけるはずです。」
リンク  「アイクさん。親父ギャグが好きなんですか?」

ネス   「あれ?リュカ、それ残すの?」
リュカ  「ああ、ちょっと落としちゃって。」
カービィ 「食え!
リュカ  「はい・・・。」

その夜   
リュカは原因不明の病気になった。
リュカ  「はあ・・はあ・・・はあ・・・・。」
(Dr)マリオ「マズイですね・・・。今夜が峠です。助かる見込みは・・・。良くて30%でしょうか。」
アイクはポテトチップスを食べながらTVを見て言った。
アイク  「慌てるな、慌てるな。ははは、この番組受ける!リュカの事なんか放っといて一緒に観ようぜ!」
ネス   「他人事だと思って・・・。」
ピット  「これがリュカ君の運命だったんだよ。僕らには生命保険金を受け取る事しか出来ない。」
カービィ 「そう、仕方が無かったんだよ。所詮リュカ君はこの程度の人だったんだ。」
アイク  「我々が恐れなければならない唯一のものは、恐怖そのものである。死に恐怖してはならない!」
リンク  「巧みな論理のすり替えですね・・・。そうだ、マスター!神の力で復活を!」
マスター 「ふっ、実はこの間、お金を使わずに神の力を使えるようになったんだ。」
ネス   「おおっ!」
アイク  「・・・本当にそれで良いのか?」
リンク  「アイクさん・・・。何が言いたいんです?」
アイク  「考えてみるが良い。リュカを助けずとも、天空界に行くだけだ。」
ピット  「天使である僕が、リュカを責任を持って天空界に連れて行くので、安心してください!」
リンク  「責任取ってませんよ。」
マスター 「しかしまあ確かに天空界に行くだけなんだよな。」
ピット  「リュカの生命力を信じましょう。」
次の日   
リュカ  「はあ・・はあ・・・はあ・・・・ガクッ・・・・・・・。」
ネス   「リュカぁ  ッ!!」

(#^д^)em  続き

スマブラ合宿所生活②