スマブラ個人小説/チャカラの小説/現景色のXmas

Last-modified: 2012-12-22 (土) 08:18:35

紹介

ここはクリスマス特別小説です。
題名は、エンディングに関係しています。
主人公 ミミ
女サンタ
2つのプレゼントを配るまでに正体をばらすと消えてしまう。

小説

ここは、公園。スマブラの子供メンバーと…おや、見た事無い女の子が居るぞ。
リュカ「そこのお姉ちゃーん!一緒に遊ぼう!」
リュカが女の子に話しかけた。
ミミ「ええ、良いわよ。私はミミ。君の名前は?」
リュカ「え?僕?僕はリュカ。あそこに見える小さな合宿所に…いや、そんなことより僕の仲間を紹介するよ。」
ネス「リュカ。その子誰?」
リュカ「ちょ、バット構えないで。この子はミミ。」
ミミ「初めまして。」
リュカ「あ、仲間を紹介するね。(子供メンバーの方を向いて)皆、並んで。」
子供メンバーは並んだ。
リュカ「え~右から順に、ネス、カービィ…(略)だよ。(子供メンバーの方を向いて)皆、この子はミミっていうんだ。」
ミミ「初めまして。はいこれ。私から皆へ、友達の証よ。」
ミミは、皆にプレゼントを渡した。
リュカ「ありがとう!」
カービィ「ねーねー。突っ立ってるのも嫌だから、雪合戦しない?」
ピカチュウ「良いね。やろうやろう!」
カービィ「行くよ~。えいっ!」
ミミに命中。
ミミ「やったわね!それっ!」
カービィ「当たらないよ~だ!」
すると、季節外れの祭りの声が聞こえてきた!
リュカ「え?何?!」
「皆さ~ん!突然ですが…クリスマスを打ち壊しま~す! [star]
ミミ「えっ…えぇ~~~~~~~~~~~~?(そんな!そんな事したら、私…サンタの存在意義が無くなる!止めさせなくちゃ!)」
ミミは、もう走り出していた。
子供メンバーは、後を追った。
そして…犯人を見つけた。
ミミ「もう止めて!どうしてこんな事をするの?ナナ。」
リュカ「え?ミミこいつを知ってるの?」
ミミ「知ってるも何も、友達よ。いったいどうして…」
ナナ「あら、私の過去を知らないあなたが、どうして友達なのかしら。」*1
ミミ「えっ?どういう事か聞かせて。」
ナナ「良いわよ。」
ナナは、昔にあった事を話した。親がクリスマスに死んだことを…








ナナ「キャァァァッ!………ママ、目を開けて…パパ、目を開けて……………クリスマスなんか、嫌いだ………」








ナナ「で、この忌わしくて吐き気が出るクリスマスに、消えて貰おうと思っただけ。一分の隙も無い完璧な理論でしょ。」
ミミ「何で…何であなたが…」
ナナ「じゃあね。こんな茶番に付き合って居られるほど暇じゃ無いの。」
ナナは、この場から立ち去ろうとした。
ミミ「待って!これ…プレゼント…サンタからのプレゼントよ。ナナ。」
ミミは、ナナにプレゼントを渡した。
ナナ「えっ…(泣き出す)」
ミミ「な、泣かなくても…」
ナナ「ありがとう…ミミ。」
ミミ「じゃあ…私の役目は終わった。また来年に、会おうね。最後に、とても綺麗なプレゼントを残しておくわ…さよなら…」
ミミは、どこかへ消えた。
ナナ「ありがとう…ありがとう…何時までも、友達で居よう…」
ナナは、ミミに貰ったプレゼントを抱き抱えながら嬉し泣きしていた。
リュカ「あ!ダイヤモンドダストだ!」
ポポ「綺麗だね…」
リンク「うん…」
ナナ(アイクラ)「ミミが最後に言ったとても綺麗なプレゼントって、これの事なんだね…」
ナナ「夢か幻か、現景色か…とても綺麗…この世の物とは思えない…これが現景色だなんて…」
合宿所から流れる、ジングルベルが、寒い冬の空に鳴り響いていた…
END


*1 アイクラのナナとは違います。