スマブラ個人小説/チャカラの小説/眠りし野望

Last-modified: 2014-05-08 (木) 19:51:01

紹介

バトル小説第2作目

本文

第一部 二大神、消滅

マリオ「なあ、マスハン。思ったんだが…スマブラって何の為にあるんだ?
唐突に、マリオが聞いた。
マスハン「!…バ、馬鹿だなお前。コミニュケーションの為に決まってんだろ。」
マリオ「ふーん…」
納得したようにマリオが去った。
マスハン「(危ない危ない。感付かれる所だった…)」
クレハン「ねえ兄さん。」
唐突にクレハンが現れた。
マスハン「ああ、お前か。何の用だ?」
クレハン「進んでる?あの計画。」
マスハン「まあな。そろそろ行動に移すぞ。」
クレハン「そう来なくっちゃ!」
翌日…
空中スタジアム
ポポ「大変だ大変だ大変だ大変だあぁぁぁぁぁぁ~~~~!」
とても大きな声がスタジアムに響き渡った。
リンク「どうしたんだ?ポポ。よし!blackjack!」
アイク「あっ!畜生!」
ポポ「トランプなんかしてる場合じゃないってば!まあ、これを見て!」
映像が壁に映し出された。
アイク「…これは…どこだ?」
ポポ「イロスマの世界だよ。」



乱闘中…
リン「ここは∑うわっ!」
いきなり雷が!
バート「地震だ!」
かずき「雷だ!」
リン「火事だリーン!」
モリト「親父だモー!」
全員「逃げろ!」
天変地異が起こっています。
ガラゴロドグアン!ザーーーーーーーー…


アイク「画面が砂嵐に…」
すると!
ナナ「大変だ大変だ大変だ大変だあぁぁぁぁぁぁ~~~~!」
これまた大きな声がスタジアムに響き渡った。
アイク「何だよ!」
ナナ「マスハンとクレハンが居ない!」
全員「はあぁぁぁぁぁぁ~~~~?いつの間に?」
マリオ「そ、そうだ!防犯カメラの映像を!」
マリオが機械を調べると…
マリオ「ちっ!データが消されてる!バックアップも完全にスカ!」
リンク「まさか、マスハンが…?」
マリオが帽子を被り直すと…
マリオ「ああ、その可能性は高い。現に昨日話した時もどこかよそよそしかった。」
アイク「…はぁ?何でそんなことしやがるんだ?」
マリオ「俺たちから力を徐々に吸い取る…とか?とにかく!」
そう言うと、マリオが立ち上がった。
マリオ「これから、協力して情報を集めよう。後日、分かった事を報告する事。」


出来事
二大神が失踪。
防犯カメラのデータが消される。
他の世界で天変地異が起こる。

第二部 天変地異

マリオ「…よし、調べはついたか?」
リンク「ああ、ばっちり!」
そこには、スマブラの全員が集まっていた。
各地で起こっていると噂されている天変地異。
それが今、様々な世界を襲っている。
マリオ達は、興味本位でそれを調査しているのだ。
さて、問題の報告だが…
全員「地震、雷、火事親父!」
と、全員が一致しているのだった。
全員がため息をつくと同時に…
ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!
と、警報が鳴った。
マリオが画面を見ると…
CAUTION!! CAUTION!!
の文字が映されていた。
すると二大神が映し出され…
 マスハン『我は創造神、マスターハンドだ。』
 クレハン『我は破壊神、クレイジーハンドだ。』
 マスハン『愚民共よ、良く聞け。近頃、各地で起こっている天変地異は、我らが起こした。』
 クレハン『そして、我等は全ての世界に…』
 マスハン『宣戦を布告する!愚民共、その空っぽの頭をフル回転させ、この意味を理解しろ。以上。』
そして、映像が終わった。
尚、この映像はアベンジャーズ、ナルト、ワンピースやその他諸々の世界でも上映されたらしい。
そして、誰もが、この状態を危惧した。
アイク「どうやら、戦うしか無い様だな…」
ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!
アナウンス「正体不明の敵接近!正体不明の敵接近!」
リンク「…ああ、その様だな…」
この状態を、誰もが危惧した。そして、戦士たちは立ち上がった。




世界を救う為に。


出来事
天変地異が二大神の仕業だと判明。
二大神が世界に宣戦布告。

第三部 殲滅!

さて、戦士の皆さん。立ち上がったは良いのですが…
アイク「全然数が減らねえぞ敵さんよぉ!!」
とにかく敵が減らない。
敵は小さな手…と言ってもピカチュウと同じ位の大きさだが。
二大神基準で作られたらしい。
リンク「ぼやいている暇が有ったら敵を斬れ。」
マルス「いやいやいや、こいつ等一筋縄じゃ無理でしょ。」
そう、敵は二大神と同じ攻撃が出来、指パッチンで様々な物を起こせるのだ。
炎に爆発に花火に光線に…
全て挙げたらきりが無い。
リンク「一筋縄で駄目だったら百筋縄で。」
マリオ「そんなジョークに笑ってる暇なんざ無いぞ。ウィンドボール!」
マリオが風の球を投げる
カービィ「…ところで、南の空に浮かんでる白い珠から敵が増幅してるんだけど。」
…………
カービィ以外「それは最初に言えよ!!」
マリオ「それが分かったにしてもどうやって道を切り開く?」
リンク「そして誰が壊すのか、だ。」
カービィ「マルスで良いんじゃない?」
マルス「解りました。必殺の一撃!
物凄い勢いで道が開けた。
さらにマルスはジャンプ!珠を壊した。
アイク「よっしゃあ!珠も壊したことだし反撃開始!」
その声を合図に、皆は敵をどんどん倒していった。
それに掛かった時間は僅か一分。
メタナイト「さて、敵も倒した…ハルバードで異世界に行こう!情報が手に入る!」
かくして、一同はハルバードで飛び立った。


出来事
ハルバードが異世界に旅立つ。

第四部 ハルバード内で

ここでは、先程から会議が開かれている。
だが、主催のメタナイトが一番重要な問題に指定したのは…
「敵軍をどう名付けるか」だった。
しかし会議はすぐに終わり、「麒麟軍」となった。その間掛かった時間、僅か30秒。
さて、そこからの事だが…
全員、思い思いに色々な事をした。
全部挙げたらきりが無いので、特殊な事をやってる戦士を紹介。

リンク・マルス・シーク・ピット・Tリンク 特訓(乱闘)
アイク 特訓(ラグネルに多数の重りを付けて振り回す)
ファルコン・ガノン 樽破壊
ドンキー・ディディー バナナの暴食
スネーク・サムス・スタフォ勢・デデデ 武装の点検
MOTHER勢・ルカリオ 精神統一
オリマー ピクミン育成
メタナイト 操縦

メタナイト(アナウンス)「全員、操縦室に来てくれ。」
操縦室に一同が集まった。
アイク「何の用だよ」
メタナイト「黙れ。黙って見てろ。」
しばらく無駄な時間を過ごしている…
マルス「…………ところで、一体何処に行くんだ?」
痺れを切らしたマルスが言った。
マリオ「オリジナルワールド、だ。」
答えたのはマリオだった。
マリオ「そこには、其々が頭の中で作り出したキャラクター…俗に、「オリキャラ」と呼ばれる戦士が集っている。この世界では、マスハン、クレハン以外に、もう一人神がいる。その名は、チャカラ。」
皆、マリオの話に聞き入っている。
レッド「眠くなりそうで眠くならない大論弁の途中ですが、そのオリジナルワールドって、何人の戦士が居るの?」
マリオ「調査の結果では、およそ五人。で、それがオリジナルワールドの総動員だ。それと一言多いぞ。
……………
マリオ以外全員「少ねえよ(無いです(ピカ)(プリ))!」
マリオ「そりゃそうだ。最近出来たばかりの世界だからな。だが、この五人が、物凄い武を持っているのも確かだ。」
マルス「どれ程強いんだ?」
ロボット「私の5VS3計算では、3強が束になって何とか倒せる位です。」
オリマー「成程。」
ビーッ!ビーッ!
突如、警報が鳴り響いた。
メタナイト「空間のトンネルに入る。」
突如、辺りは禍々しい緑となった。
プリン「和かプリ。」
メタナイト「実際そうでもないぞ。初突入の際にアームが一本バラバラに砕けて超空間に落ちた。初離脱の際には仮面型の艦首がひびだらけになった。それから改良に改良を繰り返して耐えられるようにしたが、実際は物凄い衝撃だ。生身でやろうものなら死ぬぞ。」
メタナイト以外の全員が冷や汗を垂らす…
さて、そのままおよそ23分…
メタナイト「待たせた。そろそろ到着だ。3,2,1,離脱!」
そして、窓から見えたのは…
物凄いSF映画のような世界!では無く…
自然豊かな緑の世界!
メタナイト「よし、あそこに降りるぞ。」


出来事
オリジナルワールドに到着。

第五部 オリジナルワールド

バキッ!バキバキバキバキッ!バキボキッ!
この大きな音を聞いたら誰もがぶったまげるだろう。
ここは、三部屋しかないあばr…アパート前の広場。
???「おい!何だよ!」
右から一番目のドアから緑色の服に身を包んだ男が現れた。
すると、戦艦ハルバードからリンクが出て来て叫んだ。
リンク「ここに五人もの無双の戦士が居ると聞いたが、姿を現してくれ!世界を救う為に、貴方達の力が必要なんだ!」
こう言われては出て行くしかない。
右から一番目のドアからもう1人、二番目のドアから2人、三番目のドアから1人現れた。
リンク「皆、名を名乗ってくれ。」
三番目のドアから出てきた黒い服で刀を持った男は…
モノノフ「俺は天土龍。シャバじゃ「モノノフ」でとおってる。」
二番目のドアから出て来た二人。
その内の「いかにも作業してました感」が漂う保護面を付けた男は…
真「俺は中野真。取敢えず宜しく頼む。」
そしてその横の男は…
ZERO「俺はZERO。こう見えてもロボットだ。」
一番目のドアから出て来た二人。
その内の緑色の服に身を包んだ男は…
ウィン「俺は疾風のウィン!この名、覚えとけ!」
そして最後の赤い服に身を包んだ男は…
フレイ「俺は火炎のフレイ。宜しく頼む。」
真「で、この平和な理想郷に何の用だ?」
リンクは、その回答にびっくり。呆れてがっくり。
リンク「宣戦布告のムービーを観なかったのか?全ての世界で上映されたというのに…」
真「確かに上映されたが、ただの冗談かと…」
すると!
ズダダダダダダダダダダッ!(砲塔)
ドン!ドン!ドン!(大型砲塔)
ビギョイィィィン!(2連主砲)
ハルバードの射撃により、突然現れた敵が一掃された。
次に、天使の様な敵が地上に降り立った。
ZERO「データ解析完了。戦艦に倒された手の様な敵は「リトルハンド」ここに居る天使の様な敵は「グリムエンジェル」…戦意を感知。交戦開始…」
その声と同時に、真が頭の保護面を投げ捨てた。
かくして、戦闘が始まった。
ZERO「エレクトロニック・スパーク!」
数多の雷が敵を貫く!
真「光弾!」
五指の先から放たれる光弾が次々と敵を蜂の巣にする!
モノノフ「ていりゃ!くおらっ!おうりゃっ!」
次々に敵が切り裂かれる!
ウィン「行くぜ…」
多数の敵が吹き上げられる!
ウィン「地獄を味わうんだな…」
段々と敵が鎌鼬で切り刻まれる!
ウィン「これが…」
ウィンが拳を握りしめると同時に言った。
ウィン「鎌風地獄!」
敵が一気に塵まで切り刻まれる!
フレイ「フレイムワールド!」
一定の範囲が一気に燃やし尽くされる!
敵はあっと言う間に一掃された…
真「さて、行くか。」
リンク「う、うむ。」
真たちはハルバードに乗り込んだ。
だが…
ワープホールを敵が塞いでいる。
なーんだそんな事か。と、思ったかもしれんが、多数の敵がバリアを張り、完ッッッッッッ壁に覆い尽くされているのだ。
主砲で破れるは破れるが、貫通して「この世界」…もとい、「スマッシュワールド」に被害を及ぼしてしまう。
突進してもバリアで焼けるのがオチだ。
真「メタナイト、これは突破出来るぞ。」
突如、真が一計を閃いた。
真「見てみたんだが、あれは中央から外に行くにつれて強度が高く…つまり、中心が最も脆い。だが、そこを他の奴が一番外の円でカバーしている。中央のど真ん中だけな。」
メタナイト「あ……」
真「つまり!一番端っこの…四隅のバリアの中央辺りに穴を開け、生じた一瞬の隙を狙い、アームで薙ぎ払えば良い。」
しかし、ここでウルフがいちゃもんをつけた。
ウルフ「穴を開けたとしても、すぐ閉まるだろ?穴を開けてからアームを動かして入れるんじゃ、先に閉まってやり直しだぜ?」
真「馬鹿かお前。弾と少しずれてアームを動かしゃいいだろ。入れてから閉まるという心配は、撃ち続けりゃ大丈夫だ。」
そして、作戦実行。
結果は…大成功!
メタナイト「超空間、突入!」


出来事
オリジナルワールドの5人の戦士が合流。
スマッシュワールドへ戻る。

第六部 吹き飛ぶ

戦艦ハルバード

ここには、新たに仲間がいた。
その名は、ライテイ。
幸い、余り、というか全然、というか一つも敵襲が無かった為、全員のうのうとした静かな時間を過ごしていた。
しかし、何時もライテイの瞳は、底知れない闇で埋まっていた。


2週間後の夜中(ライテイ視点)


ふう…ようやく警戒心を解く事が出来た…
さて、活動開始!
今なら誰もかも寝静まってるな。
静音型の台車に紐で20個を繋いだ電波起爆式超強力時限爆弾と、爆薬箱15個と、電波起爆式チューインボムタップリと、スマートボムタップリを載せて…
まずリアクター室…
(到着)
ふう、何と何と。監視カメラもリアクター防御システムも切ってあるよ…無防備だなあ。
マァ良いや、おかげさまで仕事がやり易い。
用意した電波起爆式超強力時限爆弾を仕掛け…
その周りに爆薬箱を仕掛け…
電波起爆式チューインボムと誘爆式スマートボムをばら撒く…
隠し持っていた爆導鎖で台車をグルグル巻きにし…
それを爆薬箱に繋ぐ。と…
これで万事完了…
さて、部屋に戻って寝るか…


朝(第3者)

カン!カン!カン!
全員「ええい朝っぱらから煩い!!何やってんだ!」
ライテイ「爆弾を仕込んでいる。」
全員「へ?」
マルス「少し待て、どう言う事だ。」
ライテイ「常識で考えろ。俺はスパイだった。つまり敵だった。だから戦わにゃあならねーんだよ!」
ライテイがプリンに双手剣で斬りかかって来た!
マルス「危ない!」
マルスが剣を切り上げて防ぐ!
ライテイは剣を鞘にしまい、硬鞭を取った。
ピット「イカロスの衛星!」
多数の矢がライテイを襲う!
ライテイ「雷迅の術!」
いきなりライテイは敵中にワープ!
ライテイ「雷陣の術!」
いきなり出てきた大きい青い円の中にはアイク、マルス、リンク、ピット。
ライテイ「滅!」
その声と共に、4人に数多の雷が襲い掛かった。
4人はフィギュアとなった。
ウルフ「野郎!」
ライテイ「そら!」
ウルフは飛び掛かったが、鶏爪鴛鴦鉞で見事に切り上げられた。
マリオ「囲め!」
ライテイ「ハン!もう1分前にはボタンを押した!大体あと10秒で俺の真下にある爆弾とリアクターにある爆弾が爆発する!」
真「ならば!」
真は自分の方へライテイを引き寄せた。
刹那。
爆弾が爆発し、皆吹き飛んでしまった…


出来事
ライテイが合流。
ライテイが裏切る。
ハルバードが大破。
皆が散り散りになる。

第七部 しばしのディスアセンブル(解散)

自然軍本部

「ウワァァァァァァァァァ」
ドゴオオオォォォォォォーン!
ここには、いきなりウィンとフレイが落ちてきた。
しかもナチュレが通り掛った所の為、てっきり曲者と間違われて雷とチャクラムと岩を存分に味わわされていた。
「お~い、止めてくれ~」
煙の中からよろよろとフレイとウィンの二人が出てきた。
ナチュレ「お、おい、大丈夫か~?」
ウィン「大丈夫な訳ねえだろ!爆弾で吹っ飛ばされたと思えばいきなり雷にチャクラムに岩だぞ?これで大丈夫な奴が居たらそいつに服従するよ!ああ、もういい!神のドリンクくれ!」


天空界

「う、う~ん…ハッ!大復活!あ、あれここは?」
ここには、ピットが居た。
???「ピット、ピット…」
ピット「パルテナ様…」
パルテナ「なぜ、こんな時に帰って来たんですか?見なさい、地上を!」
地上の光景が壁に映し出された。
戦場の砦…ハイラル広原…燃える街*1…皆、天変地異で荒れ果てていた。
パルテナ「地上では、マグナとガイナス*2が待っています。先程神のドリンクを飲ませた為、あなたの体力は万全です。ブラピと一緒に行ってきなさい!」
ピット「はーい。(あ~あ、起きたと思ったらこれだよ…)」
ブラピ「おい、さっさと行くぞ!」


オルディン大橋

「な?これは?!」
そこに居たのは、キングブルブリン。
キングブルブリン「ガノン様に、リンクが二人とゼルダ姫!こりゃ大手柄だ!」
キングブルブリンは、キングブルボーに乗って、ガノンを載せ、ゼルダを偶々引き連れていた副馬ならぬ副キングブルボーに運ばせ、リンクとTリンクを引きずって行った。


ピーチ城屋上

「グヒャッ!ア痛ッ!グッ!ギュー……」
そこに居たのは、キノピオ。
マリオ、ルイージ、ピーチ、クッパで押し潰されていた。
もちろん、彼は何も悪い事をしていない。
だが、掃除をしていたばっかりにこの様な結果になったのだ。
まあ結局とっとと城内に運ばれた。




「うーん…」
ここには、ドンキー、ディディー、ヨッシー、真、ZERO、モノノフ、ライテイが居る。
真「ったく、ここはどこだ…?」
周りを見回すと、他はまだ寝ている。
しかもライテイに至っては、真の膝の上で寝ている。
まあすんでの所で引き寄せたから無理も無いが。
真「…スゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…
起きろーーーーーーーーーッ!


街道

「うーん…」
ここには、ポケトレ、ピカチュウ、プリン、ルカリオが居る。
レッド(ポケトレ)「おい、皆。起きろ。」
「ピカァ…」「プリィ…」「ううっ…」
レッドの声に反応するように、皆が起きた。
ルカリオ「すぐに奴らの元へ行かねばならない!」
そして、四人は歩んで往った…


荒野

「う…」
ここには、アイク、マルスが居る。
アイク「おい、起きろ。」
マルス「………」
沈黙を決め込むマルス。
アイク「起きろ。起きろ!起きろ!起きろ!起きろーーーーーーーーーッ!



書いてる内にめんどくさく、且つ馬鹿らしくなってきたのでここからは省略。
尚、デデデ、カービィ、メタナイトはデデデ城に、アイスクライマー、ピクオリは氷山に、ロボット、ゲムヲ、サムス、ソニック、スネークは遺跡に、ネス、リュカは動物園に、ワリオ、ファルコンは洞窟に、フォックス、ファルコ、ウルフは空中スタジアムに…と、散らばっている。
そして…


湖畔


ここに居るのは、7体の猫型ロボット。
だ。


出来事
ファイターが散り散りになっている。
7体もの猫型ロボットが来る。

第八部 何故だ?森の中の研究施設!

森の中、13人もが歩いていた。
ドラえもんズ、ヨッシー達。
皆、集まっている。
彼らが目指しているのは、他でもない。
真sドラえもんが感知していた「謎の建物」だ。
その間に、少しばかりの会話が有ったので、それをそっくりそのまま書き写す。
ライテイ「…独立行動精鋭部隊って、知ってるか?」
ZERO「いや、知らん」
ライテイ「特殊能力を操る奴らで合成された、特殊部隊さ。ほとんどが道士服を着てる。」
真「そのメンバーは?」
ライテイ「炎を操るゴウエン、水を操るドトウ、風を操るハヤテ、土を操るゲンブ、闇を操るシンエン、光を操るセンコウ、植物を操るコズエ…此奴だけが女だ。あと、この部隊の中で一二を争う実力者が居る。それは、エーテルというこの世に存在しない属性を操るエーギルとエーテル以外のすべての属性を操るガリュウ。」
ライテイは長々と説明した。
モノノフ「裏切らせるには?」
モノノフがそう問う。
ライテイ「俺は傭兵だから忠誠心が低い。だから裏切った。ギャラも少ねえし。」
真「どんぐらい?」
ライテイ「1月1円。」
少なすぎるだろ!と、誰もが言いそうだ。
ライテイ「で、他に裏切らせられるのは…最高でもコズエ位だな。何たってあいつはもう『自然命!』レベルだからな…」
…とまあ、こんな具合だ。
ZERO「で、あれ…なのか?」
指差した先には、いかにも研究施設の様な物々しい建物。もはや本部レベルだ。
真「まあ、あれ……だろうな。」



所変わって、森の上空。
ウィン「ふう…疲れた!」
フレイ「俺の方が疲れるよ!お前らみたいな速さでずっと飛んでるのは俺にとって負担なんだよ!」
なんか自然軍の幹部が言い争ってるんだが。
しかしそうこうしてる間に!
ブラピ「ぐわっ!」
ブラピの肩を一筋の光が焼いた!
それを撃ちこんだのは…
グリムエンジェル!
ピット「だ、大丈夫?」
ブラピ「…このぉっ!」
いつの間に持っていたのだろうか、撃剣中一番威力が高いガイナスの撃剣が火を噴いた!
しかしそれ一発ではとてもかなわない。
何しろ物凄い大軍だ。いつ弾幕を張ってくるか気が気でない。
ブラピ「よし、あれいくぞ!」
ピット「あれ?」
ウィン「あれか?」
フレイ「あれか…よし!」
唐突に「あれ」をやる事に。
ブラピ「地平を覆う悪魔の手先よ!」
ピット「音にも聞け!」
ブラピ「目にも見よ!」
ウィン「頭を洗え!」
フレイ「刮目せよ!」
ピット「光の女神パルテナが使い、ピット!」
ブラピ「自由の翼、ブラックピット!」
フレイ「炎の使い、火炎のフレイ!」
ウィン「風の使者、疾風のウィン!」
四人「ここに、参!上!」
ブラピ「死にたい奴から前に出ろ!」
フレイ「灰にされたきゃかかって来な!」
ウィン「塵になっても切り刻むぜ!」
ピット「神の祝福を嫌と言うほど浴びせてやる!」
四人「うおおおおおおおおおおおおっ!」
景気がついたところで、ピットたちは、敵を倒し始めた。



所変わって、研究施設内部。
「邪魔だ邪魔だ!どけどけどけどけどけーッ!!」
何ともまあ、見事に擲槍*3を操っておられる。
突いて、振り回し、切り上げて投げ、新たに生成、空中から空も裂けよと投げていく!
モノノフ「青龍斬!」
刀が流れる様に辺りを切り裂く!
ZERO「サンシャイン・フレア!」
超絶に高熱の炎が放射状に突き進む!
ライテイ「ハッ!テイッ!オーリャッ!」
判官筆を投げ、鶏爪鴛鴦鉞を投げ、双手剣で唐竹割!目にも止まらぬ連続攻撃!
キッド「スペシャルうわっ!
突如、キッドが蹴り飛ばされた!
そこに居たのは、軽快なステップを踏み、ヌンチャクを持ったグリムエンジェル。
さしずめ、「カンフーエンジェル」と言ったところ。
エル・マタドーラ「のわっ!おっと!うひゃあ!」
あのエルマタドーラも、攻撃をスルーする事すら出来ない!
キッド「こうなりゃ…時空犯罪者から没収したレイガン!ってあれ?なんでどら焼きが?」
マタドーラ「………………」
マタドーラ「『余計な荷物を持つくらいなら、おやつを持っていこう』って言ったのはキッドじゃあないかー!!」
王ドラ「やれやれ…と、僕が相手になります!」
カンフーエンジェルに対し、名乗りを上げたのは王ドラ。
王ドラ「中国四千年究極のカンフー、見切れますか?」
2人(匹?)は睨み合う…
真「!……皆、先に進むぞ!」
それを阻むかの如く、カンフーエンジェルの蹴りが飛んでいく!
王ドラ「アチョー!」
地面に落ちていた銃を王ドラが蹴り、それをカンフーエンジェルの頭に当てて攻撃を阻止!
王ドラを除く一同は先へ進む…


屋上へ進んだ一行…
ライテイ「4つの篝火…か。」
モノノフ「てことは、g「死ね」」
篝火から聞こえる声。
ライテイ「!おい!モノノフ!篝火から離れろ!」
言い終わったか否か、赤い光がモノノフを襲う。
モノノフ「ぐわっ!」
キッド「な、何だありゃ…」


出来事
ドラえもんズ、ヨッシー達が合流
研究施設を発見
モノノフが負傷
ピット、ブラピ、フレイ、ウィンが合流

第九部 炎の使い手『ゴウエン』!

モノノフ「ひ、左肩を切られた…」
そして、火が燃え上がったかと思うと、中から人が飛び出し…
モノノフ「ぐうッッッッ!」
モノノフの左肩の皮膚を切り剥いた!
そして、その『人』はこう言った。
???「私の名は『ゴウエン』。独立行動精鋭部隊の、『炎』のエージェントです。」
すると、真がにやりと笑い、言う。
真「名乗られたら名乗れと俺の中じゃあ決めてるから言わせてもらうが、俺h「おっと!名乗らずとも結構。(ゴウエン)」」
しかし、それはゴウエンの声にて遮られた。
ゴウエン「男が居た。その男は一瞬で蟻を踏み潰した。」
真「何が言いたい。」
ゴウエン「私が男で、貴方達が蟻。」
刹那。光が走り、ゴウエンの足を掠めた。
ライテイ「そりゃあ逆だ馬鹿野郎。」
ゴウエン「はあ…、『負け犬の遠吠え』位に滑稽だ…負け犬なら負け犬らしく這い蹲った方が良いと思いますがね…」
ライテイ「革命を起こすのはいつだって『弱者』だ…負け犬が堂々と勝ち誇るんだぜ!今!お前、今から這い蹲る練習でもぐっ?!
ライテイが何か変な声を上げたのは『ワイヤー』のせいである。
ワイヤーが、ゴウエンの持つ六角棒から伸び、ライテイを引き寄せた。
ライテイ「    (く…首を絞めやがった……)」
そして、鳩尾に一発。と同時にワイヤーが解け、ライテイは壁に衝突する。
勿論の事、ライテイは呼吸困難に陥っている。
ゴウエン「次は…と。」
ワイヤーが真に巻き付いた。
ゴウエン「このままボタンを押せば、貴方の体は豆腐を切るかの如くスッパリ切れます…今のうちに思い出でもf「ZERO!」」
真「ZERO!『あれ』だ!」
ZERO「ヤー!コマンダー!」
すると、真が消え、ワイヤーが落ちた。
ゴウエン「な、何だ?(仮説を箇条書きに纏めると、こうか…
①真は透明化した
 NO。それだったらワイヤーが空間に巻き付いている。
②液体化した
 NO。辺りに液体など無い。私の能力からして液体化する事はまず戦略的に有得ない。脳筋馬鹿ならあり得るが…
③気体になった
 NO。それこそ本当に『千の風』になってしまう。私の能力からして気体化する事はまず戦略的に有得ない。炎がどんな物か解って無ければ別だが…
…いったい、どうなっているんだ…)」
沈黙が辺りを包む。そして。
真「おいおい、何考え込んでるんだ?」
真がいきなり現れ、ゴウエンを蹴り飛ばしたッ!
ゴウエン「ど、どこから…」
真「お前の体の中だッ!体全体無機物にすると、自分では操れなくなる…そこで、ZEROが俺を操った…元々の俺からワイヤー…ワイヤーからお前…そしてお前から音も感覚も無く抜け出したッ!
しかし無茶やってくれるな…。モノノフの傷を治している間にこれだからな…まあ、4㎝位の切り傷にまでは治せたが…」
ゴウエン「ふう…どうやら侮っていました。本気を出させてもらいます!炎の人間(ファイヤー・ヒューマン)!」
真「な…何じゃこりゃあァーーーッ!」
人型の炎が10体出現した!
キッド「突っ込んで来るぞ!避けろーーッ!」
ゴウッ!
突如!炎の人間がバラバラになった!
ゴウエン「何…だと…」
モノノフ「名刀『闇断ち』…闇すら切り裂くこの切れ味って奴だ…そこら辺の鈍ら刀とは千味位は違うぜ!」
真「いやそれ物理法則無視してるだろ」
モノノフ「それは言わないお約束って奴だ」
ゴウエン「クソッ!クソッ!勝負は後日!」
ゴウエンは消えた…
真「何かすっきりしねえ勝ち方だ」


出来事
特になし

第十部 光在る所影在り

???「クソッ!こいつらいったいなんなんだッ!」
ズバッ!ズバッ!ドスッ!
???「さっきから性懲りもなく出てきやがる!逃げていいか?」
弱音を吐いてる割には簡単に蹂躙してるようだが
しかし、妙だ。彼…アザレア・マッキンタイアは…
何もない空間…あるとすれば地面か…あと影…
そこから武器を出し入れしているッ!
彼が今持っているのは、銃か。
ダン!ダン!ダン!
アザレア「切りが無い!銃だけに!」
その時、アザレアの背後に敵が!
ドゴッ!
アザレアが見事に肘で撃退。
「そこに誰かいるな!」
一つの声と共に、飛んで来たのは一つの弾。
アザレア「おっと!てめえ、見えねえところからケンカ売るたぁいい度胸だなッ!」
そして茂みを飛び出したアザレアが見た物は…
天使。堕天使。マント野郎。カジュアル男。無情ヒゲ。鎧。
アザレア「…えーと、ハロウィンなら終わったぜ…」
カジュアル男「誰が化物だ糞野郎」
名乗りもせずに悪口とはお互い礼儀知らずだ
と、その時!いきなり敵がアザレアの横に!
アザレア「影の処女(シャドー・メイデン)
何か黒い物が敵に憑りつくと、敵は…
切り刻まれた
天使「い…今のは…」
アザレア「知りたきゃ名乗れ」
天使「ピット」
堕天使「ブラックピット」
マント「火炎のフレイ」
カジュアル「疾風のウィン」
髭「マグナ」
鎧「ガイナス」
全員名前を教えている。警戒心0
アザレア「俺の能力は『影』。影の中に物をしまえる。」
どっちもどっち。


???「奴らが合流するとなるとまずいな…『運命の車輪(ホウィール・オブ・フォーチュン)』」
 ズギューーーーン!
???「出来事は変わる…フフ…」


アザレア「クソッ!こいつらいったいなんなんだッ!」
ズバッ!ズバッ!ドスッ!
アザレア「さっきから性懲りもなく出てきやがる!逃げていいか?」
弱音を吐いてる割には簡単に蹂躙してるようだが
彼が今持っているのは、銃か。
ダン!ダン!ダン!
アザレア「切りが無い!銃だけに!」
その時、アザレアの『横から光線が!』
???「グワッ!そこに…誰かいるなッ!」
そして反対方向から弾が飛んで来た!
アザレア「おっと!てめえ、見えねえところからケンカ売るたぁいい度胸だなッ!」
アザレアは茂みを飛び出した!
???「お前か!あの弾を撃ちこんだのは!」
アザレア「名乗れ。話はそれからだ」
そういってアザレアは銃を構える。
ピット「ピット」ブラピ「ブラックピット」ウィン「疾風のウィン」フレイ「火炎のフレイ」???「マグナ」???2「ガイナス」
アザレア以外全「尋常に勝負」
皆は構えた…
マグナ「フンッ!」
マグナが大剣をアザレアに振りかぶる!
アザレア「無駄だ」
アザレアが腕で防いだ。正確には腕から出て来た剣で防いだ!
ウィン「チクショウッ!」
アザレア「タァッ!」
ウィンの拳を躱し、腹部に掌底を一発。
そこからは、血が滴り落ちる
ウィン「な…さ…『刺されてる』…掌底を喰らっただけなのに何故か刺し傷が出来ている…」
アザレア「俺の能力は影…しかし、たかが影だと思ってたら痛い目に遭うぜ!」
その時、背後からフレイが襲い掛かる。だが…
ダンッ!
謎の音と共に爆発がアザレアの腕の近くで発生、反動を利用してアザレアはフレイに裏拳、飛んでいく何かはブラックピットの月桂樹を掠める
マグナ「何だ…こいつ…」
ピット「くそっ!」
ピットが『最初の撃剣』を打撃モードにし、アザレアに突進する
ガイナス「無理だ!奴はマグナ、ウィン、フレイ、ブラピを相手にして無傷だぞ!勝てる筈が…」
ダンッ!
いきなり音と共に爆発がアザレアの肘で発生、反動でアザレアはピットを殴り飛ばす
ピット「がはッ!」
目測、およそ5m。その位の距離を進み、ピットは木に激突する
マグナ「チッ!」
マグナが蹴りを仕掛ける
アザレア「無駄だ無駄無駄…」
その蹴り足を弾き、マグナを転ばせた後足首を捻る
ガイナス「(奴の能力は影…だが、影であんな芸当が出来るのか……?)」
ガイナス「(だがまず優先するのは能力の完全把握では無く障害の排除…しかし私の他5人が倒された…こうなれば…)……己の全力を叩き込むのみッ!散弾ッ!」
紫のスピア弾が大量にアザレアへ飛んで行く
アザレアはそれを胸元に出現させた盾で防ぐ
が、その時!
グリムエンジェル「死ねッ!」
アザレアの背後に敵が出現する!
アザレア「ッ!影の処女ッ!」
影が敵に飛んでいき、すり抜けたかと思うと…
ドサッ
敵は、力無く地面に落ちた。何時の間にかズタズタに切り刻まれている。
ガイナス「…お前は…一体…」
アザレア「今のは何だ」
ガイナス「お前は…こいつら「何だと聞いてるんだよこのパープリン。質問を質問で返すんじゃあない(アザレア)」
ガイナス「こいつらは…『敵』お前にとっても…我等にとっても…」
アザレア「じゃあ話は早い同盟組もう。答えは?YES?OKさあこいつ等起こして行こう」
ガイナスはいきなり早口で喋られたから何が何だか解らず戸惑っていたが、状況を飲み込むとピット達を起こし、事情を説明した。
アザレア「さあ、行くぞ」
マグナ「状況が呑み込めない」
ピット「全員同じだよ」


???
「遅かったな。科学者」
年寄りの声がそう言う
「しょうがない。いきなり叩起されたからな」
別の声が言う
「……君、アザレアとピット達の接触を防ぐのが役割だったな」
「ああ。」
「奴らは接触した。しかも同盟を組んだ。」
「…ああ」
「ああ。ではない。同盟を組めばそれだけで脅威なのだ。刺客なぞ簡単に追い返されるのだぞ」
「…どうでも良い。この世界一のマッドサイエンティストがここに居る限りは」
「…ハァ…」
年寄りは一つ溜息をつく。そこに一人男が現れた
「出撃許可をくれ」
「…ああ。勝手に出て勝手に帰ってくればそれで良い。新入り」
年寄りが答える
「じゃあな。とっとと行って来る。人質を楽しみにしてろよ」
「それでは私も退室させてもらう」
二人の男が消え、残った老人は一人ごちた。
「暇だな…」


出来事
アザレア・マッキンタイアがピット達と合流

第十一部 音の使者

ここは荒野。
ここに居るのはアイクと、マルスと、もう一人
アイク「マルスを…放せ…」
???「嫌」
彼はトドロキ。独立行動精鋭部隊の音の能力者。
トドロキ「新入りにしてはまあまあ強いだろ?」
マルス「…」
マルスは、首を吊られる様に左手で持たれている
アイク「クソッ!」
アイクが斬りかかる。
それに対してトドロキは…
トドロキ「デス・ハーモニー」
アイクに対して音を放った。
アイク「グウゥゥァァァ…」
この音は、超音波と超低周波が混ざり合った物。
超音波は耳鳴り、超低周波は喘息、吐き気、足の竦み、精神不安定化の効用がある。
トドロキ「もっと粘ってくれると思ったんだがな~…俺…」
そう言い、トドロキはアイクの首根っこを掴み…
トドロキ「さて…このまま持って帰るとするか…あ~めんどくせ…上司の手前人質を楽しみにしてろって言ったがなぁ…」
ドスッ!
突如。何かが何かに刺さった音。
刺されたのはアイクではなく、刺したのはトドロキでない。
刺されたのはマルスでなく、刺したのはアイクではない。
マルス「……まだ終わっちゃあいないッ!」
トドロキ「ゲホッ…」
マルスとアイクを放す。その直後、アイクとマルスは体勢を立て直し、トドロキは筆架叉を取り出し、両手に持って構える。
アイク「はぁぁぁぁっ!」
アイクがラグネルを振りかぶって切りつける。
それをトドロキは力のベクトルをずらす様に受け流す。
マルス「たあぁぁぁっ!」
マルスも同じく唐竹割とばかりに斬りつける。
トドロキはそれを受け流しつつ蹴りを叩き込む。
マルスが怯むと、トドロキは武器を投げ上げ、それを蹴り飛ばす
アイク「と!」
マルス「ハッ!」
避けられたとみるや、トドロキは走り込んでアイクにドロップキック
マルス「たあッ!」
マルスが殴りかかる
しかしその腕をトドロキは捕え、垂直落下型DDT
トドロキ「結構固い土にもろに頭から突っ込んだから失神してるだろう…次はアイクをt」
捕えよう
そう言いかけた途端に彼は頭を下げた
頭があった場所に剣が通る
トドロキ「この速度は…?」
アイクの手には、ファルシオン
本来両手剣であるラグネル。それは結構な重量であろう
彼はそれを片手で扱うのだ。筋力は相当の物だろう
一方ファルシオン。これはアイクと比べればかなり非力なマルスでも軽々扱える。
こちらは片手剣である。
では、ここで本題だ
もし二人が剣を交換したら。ラグネルを持ったマルスは剣の重さ故にただの鈍間の頓珍漢だ
では、ファルシオンを持ったアイクはどうか。
いつも両手剣を軽々と(しかも片手で)持ち運んでいる彼にとっては、ファルシオンなんて棒のような物。
従って振るうとすれば……
ものすごいスピードとなる
トドロキ「くっ!避けるだけで精一杯だ…何とか一瞬の隙を見つければ…」
アイク「タアッ!トアッ!オラッ!ドラッ!」
横に薙ぎ、勢いのままにもう一度薙ぎ、縦に振り下ろし、地面に剣がつくか否かの所で回転して横に薙ぐ
アイク「ウラッ!オリャッ!テヤァッ!」
袈裟切り、逆袈裟切り、そして横薙ぎ
アイク「ウリャァ!」
鋭い突き
トドロキ「今だッ!」
隙を突き、鳩尾に飛び膝蹴り。当然アイクは屈み込む。そして追い打ちに顔面掌底アッパー
跳ねあがった顔面に強烈なハイキック
アイク「くうっ…この程度でっ!」
アイクも殴りかかる
トドロキはそれを難なく掴むが
アイク「そこッ!」
がら空きの体を蹴り飛ばされ、吹っ飛んだ
トドロキ「そらっ!」
吹っ飛ぶのを止め、いきなり砂を投げる
アイク「ッ!」
アイクは近づき始めていたため、砂を真面に喰らう
トドロキ「剣を落とせばッ!」
トドロキが投げた二つの筆架叉がアイクの手に傷を付ける
それだけで剣を落とすには充分だった
トドロキ「オラァッ!」
強烈なスーパーキック。顎に真面に入った
この一撃が決め手となり、アイクは倒れた
トドロキ「フンッ!」
倒れているマルスの頭に一撃
トドロキ「さあて、持って帰るとしましょうか。」
筆架叉を回収し、アイクとマルスの首根っこを掴む
刹那、高音。
不快な音を発し、トドロキとアイクとマルスは消えた


出来事
アイクとマルスが捕えられる

第十二部 襲い来る『水』

~研究施設 コンピューター室~
真「ライテイ、お前は元麒麟軍だろ?何か知ってるか?例えば麒麟軍の全勢力とか」
真がライテイに聞く
ライテイ「…知らない。麒麟軍の指令システムは、総大将から部隊長に伝達され、その部隊長から部隊に伝達されるというシステムになっている。その為に部隊員が知れる情報は、自分の部隊のメンバー位だ。ましてや俺は傭兵だ。だから俺の事を疑う奴だっていた。そうひょいひょいと情報が手に入る訳がない。」
真「そうか…ZERO、ロック解除は?」
ZERO「ぶっちゃけ全然進んでねー」
コンピューターにケーブルを繋ぎ、ZEROが立っている
ZERO「何て言うか…まるでこれじゃあ永遠に増え続ける盾だ。1つ打ち破ると3秒したらまた新しい物が出て来る。3秒以内に消せるのは精々2個位だ。けど復活するから実質一個だ。あと一分かかる。」
ライテイ「いや、それぶっちゃけて言うとあとの方が単純=再生スピード速くなるぞ。一気にぶち破るにはデジタルキーが必要なんだが、それエーギルが持ってる。つまりエーギルが部隊長。」
ZERO「あらら。じゃあこれ難攻不落?」
ライテイ「うむ」
ZERO「じゃあめんどくせえ事やっててもしょうがないな」
ZEROがケーブルを抜くと、不快感を感じる音と共に、その身にガラスが降り注いだ
罠ではない。面倒臭くてこうなったのでもない
窓が割れたのだ。しかし、周囲には弾など無い
ZERO「ッ!」
ディディー「あれを!」
ディディーが指差した先には、蒼い龍
ドンキー「あれは…いったい…?」
ヨッシー「湖の方じゃないですか?」
ライテイ「ドトウか…」
キッド「おいおい、あそこまで結構な距離あるぞ…」
すると、龍はウネウネと動き出し、水の弾を吐いた
マタドーラ「伏せろ!」
皆が伏せると、その頭上を水が吹き飛ばした
王ドラ「どうします?ここに居るのは死ぬのを待つようなものですよ?」
ライテイ「ああ…」
真「答えは一つだぜ…」
ZERO「奴の懐に飛び込んでぶっ潰す!」
ドラリーニョ「でも迂闊に動いても危ないよね?」
ズン、と突き刺さる一言
立って動けば丸見えで上半身が吹き飛ぶ
這っても何時かは吹き飛ぶ
真「…いや、違う…防御…防御を忘れていた…」
ZERO「防御?…マタドーラ!頼むぞ」
マタドーラ「OK」
一同は走り出す
ただひたすら走る
森を走る
途中で敵に会ったらぶっ飛ばして走り続ける
周囲に水弾が降り注ぐ
その水弾が炸裂して小さな水弾を作り出す
それでもまだ、走り続ける
そして、湖に到着
???「やあ」
龍の上に、一人の男
その男は、突如、姿を消す



『僕の名前はドトウ。まあ、教えたところで…』



地面から現れ、真の腹を右から殴り飛ばす



どうにもならないけど



*1 スマブラには登場しない、「新・光神話パルテナの鏡」のステージ
*2 スマブラには登場しない、「新・光神話パルテナの鏡」のキャラ
*3 投槍