スマブラ個人小説/リュシオンの小説/来襲!ダークフィギュアズ(ページ5)

Last-modified: 2009-10-04 (日) 23:44:31

予定として44話から53話までこちらになります

第44話・ラクウェル、涙の決別

アリエッタ:何故…何故あいつらを逃がしたの…
ザキラ軍の一員なら巻き込んでやっつけなきゃ…
ラクウェル:私は…ザキラ軍である前に一人の剣士だ…
個人的な戦いに関係ない者を巻き込むわけにはいかない!
アリエッタ:何よ!それはザキラ様の美学に反するわ!
ラクウェル:奴の美学に反していようと関係ない!私は剣士、一騎打ちに関係ない者は巻き込まないのがポリシーなんだ
風の力よ…敵を無残に砕け!風砕爆牙斬!!
アリエッタ:何?こいつ…行け
アリエッタはモンスターをラクウェルに向けて放った
ラクウェル:自分の能力を使わずしてこんな事をして戦うとは…
ジュード:くらえ!必殺ファントムライン!!
ラクウェル:ジュード…
ジュード:いっくらラクウェルが一人で戦うことを望んでいても3対1は卑怯だ!
僕は君が奴らの仲間になったって聞いてショックを受けた…君だけじゃなく…ユウリィやアルノーも…
ラクウェル:すまない。私はお前と一緒に戦った仲でありながら…二度も悪事に荷担した…始末したけりゃ…
ジュード:するわけないよ!君がタブーへの忠誠を捨てれないのも分かってる…君も薄々気付いていたはずだ…
ラクウェル:まさか…あれは嘘なのか?従わないとファルガイアを破壊するというのは
ジュード:ああ…どっちみち、タブーはファルガイアを消すつもりでいた…消す予定だったんだ
ラクウェル:そんな…馬鹿な…
私は…騙されていたのか…
ラクウェルは涙を浮かべた…聞かされた真実へのショックを隠せなかった
ジュード:ラクウェル…君はこれを聞いてどうしたいかは君が決めればいい…
ラクウェル:いや、もう決まっている!
もはやザキラ軍にいる必要はない!!
アリエッタ:な…なんですって…裏切るわけ?
ラクウェル:ああ…裏切る!!もはやザキラ軍にいても一緒なんだ!
アリエッタ:また使うの?それまた、相殺されて終わりよ
ラクウェル:それはどうかな?
彼女の剣の構え方が変わった
アリエッタ:構え方をを変えただけで私を破れると思わないで!
ラクウェル:それが…破れるんだよな!!
アリエッタ:倒れて!ビックバン!!
ラクウェル:倒れるのは…そっちだ!!
アリエッタは彼方へと飛ばされた
ラクウェル:あれで倒した訳ではない…だがまずは勝った
そしてデデデ城
アニス:へぇーそれでラクウェルも奴を裏切ったわけか…
ロディ:とにかく…立ち直ってくれてなによりだ
ジュード:ああ…いつまでもふさぎ込んでいても一緒だからね
つるの:一体これはどういう事なんだ!
狩野:ああ…
ジュード:え?一体何が?
野久保:見てよ!ロイとアイクが!何故だ!
ナベアツ:ロイに何かの心変わりがあったのか…それとも誰かがアイクを救助したのか?
キハンター:それはない、アイクは今、反応があったばかりだ…ロイが復活させたようだ…
アヴリル:あれほどアイクを恨んでいたロイが何故急に?
ゼーベス:一騎打ち…か…
サイラックス:一騎打ち…ロイとアイクがか?
アシュレー:一体…どういう理由で…?
ゼーベス:ロイは…アイクへの恨みを断ち切る為に…敢えて一騎打ちをするんだ
デデデ:とにかく…見届けるぞい…

第45話・それぞれの思い ~ Ike and Roy

マルス:あ…
シーダ:どうしたのです?マルス様?
マルス:ロイが…誰かと戦っている!
ルーク:ロイが…
マルス:まさか…アイクと…
ロイは一体何をする気なんだ…
アイク:喰らえ!居合斬り!!
ロイ:今だ!エクスプロージョン!!
アイク:やるな!ロイ!
ロイ:ああ…強いねアイク!
でも負けないよ!君への憎しみを吐き出すつもりで戦ってるからね!
アイク:ああ、来い!俺も全力でぶつかろう!
ロイ:ブレイザー!!
アイク:ぐ…
アイクは強く吹っ飛ばされる
だがすぐに体勢を立て直した
アイク:天!空!!
ロイ:うわぁ…
ロイは何とか持ち直す
すると…雨が降って来た
アイク:雨か…急だな…
ロイ:まさにベタな展開だね
アイク…そろそろ終わりにしよう君への憎しみをね…
アイク:なるほど
ロイ:僕はこの一撃に…僕の中に残ってる君への憎しみすべてを放出する
そういうとロイの封印の剣がまばゆく光る
アイク:ならそれを俺も全力で受け止めよう…
アイクが蒼い炎に包まれた
マルス:あの塔に二人が…
ルーク:凄いオーラだ…
ロイ:ファイナル…プロージョン!!!
アイク:大!天!!空!!!
シーダ:あ…ああ…
あまりの迫力にシーダは言葉を失う
ドカーン!!!
ものすごい爆発でウイングタワーは全壊した
ロイ:アイク…君は…強い…僕がフィギュアファイターから外されたのもわかるよ…
アイク:お前こそ…弱いわけではない…な…
ロイ:もう…これで…君を恨むのも終わりだ…君と…こんなにいい勝負が出来たんだから…
アイク:ああ…これから…仲良くしたいものだ…
マルス:アイク!ロイ!
アイク:マルスか…
ロイ:僕はもうアイクを…そしてフィギュアワールドを恨むのは終わりにするよ…
マルス:ロイ…
ロイ:僕が犯した罪は大きい、だけどこれからの戦いで償えるだけ償いたい…
マルス:ロイ…そうか…ならば僕たちについて来てほしい
するとロイはマルスに何かをかけた
ロイ:これで…ザキラに封じられていた君の技は使えるようになったよ
マルス…これからは君達と共に戦う!マルスもちゃんと戦えるようにしておかないとね
マルス:ロイ…ありがとう…よし!行こう!
その頃…霊夢達は…
霊夢:…今度は何?こんな橋見たことないわ。
アリス:…何かありそうだわ
ってあんたは何よ!
アニス:あたしはアニス、ナムコワールドから来たんだ!
魔理沙:んでアニス…何でお前はここに来たんだ
アニス:デデデ殿の命を受けたからですよ。ここにフィギュアファイターが運び込まれたって話だから
アレクシア:そうなの?
アニス:あのキハンターとゼーベスの情報だから間違いないよ
霊夢:ゼーベスって…案外凄いわね…後キハンターも…
アルヴィス:霊夢、後から何かくるぞ
霊夢:任せて!神具「封魔の薙刀」!!
霊夢がスペルカードを掲げるとお払い棒が薙刀へと変わり、それで攻撃を防いだ
「流石博麗の巫女ね…薙刀にもレイピアにもなる不思議なお払い棒、侮れないわね」
霊夢:誰?
比良乃:私は桜崎比良乃、博麗と対をなす桜崎の巫女よ

第46話・博麗と桜崎、そしてハムスター

霊夢:桜崎の巫女とこんな所でお会いするなんて思わなかったわ
比良乃:どういう意味かしら?
霊夢:桜崎の巫女の話は母様から聞いてた話なんだけどね
外の世界で博麗の力と双璧を成す桜崎の巫女、博麗とは対立はしてないが友好な関係にもない、お互いを境界を隔てて刺激しあい、向上していく
霊夢は静かにリボンを外した
霊夢:母様は先代の桜崎の巫女に敗れ、消息を絶った…
比良乃:それはまさか…私の母上の事?
霊夢:親が戦ったのなら…子も同様に戦う…と言いたいところだけど、この霊力はあなた戦うためには使わないみたいね
比良乃:ん?
比良乃が目を向けた先にはアレクシアとアルヴィスが武器に手をかけている姿があった
魔理沙達の視線もその先にある
アレクシア:比良乃!後!
比良乃:な!
ハム太郎:よくかわしたのだ!次は当てるのだ!
アニス:このハムスター、何よ
しずか:…私達は負けないわ
行け!ダークフィギュア!
銀ネス:PKサンダー!うわぁ!
アルヴィス:く!ダークフィギュアは俺が食い止める!霊夢、奴に…しずかとあのハムスターに
霊夢:わかったわ!封魔陣!!
ハム太郎:さすが弾幕少女、強いのだ!
紫:リボンを外してる霊夢の攻撃をかわした?
本気を出した早苗より強い状態なのに…
彼女のリボンは霊力のセーブをするもの…それを外した霊夢はとんでもない霊力に包まれ、弾速、力、スピード、全てが強くなっているのに
アレクシア:ハム太郎…そうとう速いわけね、だけど秘策ならあるわ
アルヴィス:そうなると…あれか
霊夢:私も…こうなれば…これを使うわ!
銀ネス:PKファイアー!
アレクシア:やっ!
ハム太郎:ほう…中心に入ってどうする気なのだ!
アルヴィス:今だ霊夢!
霊夢:スペルカード!霊儀「追尾乃封魔針」!!
ハム太郎:わっ!
アルヴィス:隙を見せたな!
アルヴィスの攻撃がハム太郎にヒットする
霊夢:アレクシア、今よ
アレクシア:ヘヴィストライク!!
ハム太郎は吹っ飛ばされた
しずか:く…退却よ!
銀ネス:PK…スターストーム!
アニス:これはあたしに!殺劇舞荒拳!!
銀ネス:アウチ!(消滅)
アニス:さ!行こう、早くフィギュアファイターを助けなきゃ
霊夢:ちょっとアニス!
デデデ城
ラクウェル:デデデさん…これは…
デデデ:ラクウェルか…これはさっきゼーベスが調査中の未確認建造物だぞい
ゼーベス:マスター、大変です!これはザキラ軍アジトのフィギュアワールド第一支部だそうです、現地のサイラックスからの報告です
つるの:どういう事だ?ザキラの野郎、もうフィギュアワールドに進攻してたって事かよ!
ドナルド:ドナルドは、みんなで出撃した方がいいと思うよ
アヴリル:ですがその間にここが攻められる可能性は大いにあります
「その必要はないわ」
上地:ヤジマさん!
ストロベリー:ハロー!ミスターデデデ、あのアジトについてなら心配はいらない。既に私が制圧チームを作ったよ
後、羞恥心に残念なお知らせがあります
野久保:え?
ストロベリー:ザキラ軍の中に…悲愴感がいる…
つるの:嘘だろ…なんで悲愴感が…三年前の戦いで俺達を説得してくれた悲愴感が…何故?
トレース:マスター、羞恥心も行かせるべきでは
デデデ:羞恥心、頼んだぞい
上地:ああ、行ってきます!
こうして、羞恥心はザキラ軍のアジトへと向かった

第47話・カードの枠を越えた戦い ~ デュエルモンスターズVSデュエルマスターズ

夢美:ちゆり…あなたもあのストロベリーって人に呼ばれたのね
ちゆり:ザキラ軍とか…一体何なんだ?
小兎姫:マリオとかドンキーコングとかのコピーをとって本人を捕まえて…とかやっているらしいですわ
エレン:少年漫画や子供向けアニメのキャラを従えたりしてるみたいです
カナ:…ほっとくとまずいみたいね
ちゆり:ってあんたら、あの時靈夢(※1)と戦った面々じゃん、ん?そこにいるのは?(※1・旧作での霊夢の表記)
かすみ:…あなたたちは…あのストロベリーさんに誘われたのね
張飛:なんや、ってDOAの参加者様もいらしたか!
かすみ:あなたは確か…
張飛:心配せんでもうちはここでは健全な格闘技使いやで
渚(ヤンデレ):お兄ちゃん…どこ?会いたいよ…
小兎姫:こんなかわいい女の子もいらしたのね…
海馬:このアジトを守る物はデュエリストだと聞いた
同じデュエリストとして腕がなるぞ
デデデ城
ディーン:これが…討伐チームのメンバーか?
ドナルド:海馬さんまでいるなんて
アシュレー:とりあえず…制圧出来るか…彼等を見守ろう
アジト内
のび太:ザキラ様、侵入者が入ってきました
ザキラ:く…せっかくできた支部を制圧しにきやがったか…まぁいい、私はあまり手を出さないのび太の力を借りればどうにもなりそうだ
ユウリィ、旧作アリス、君達も頼むぞ
ユウリィ:はい、わかりました
そして…
海馬:どこだ!デュエリスト!!
かすみ:海馬さん、そんな大声をあげたら敵にばれるわよ
ちゆり:見ろ!何かいるぜ!
赤ゼルダ:やっ!
張飛:なら…任せな!
張飛はゼルダの背後に周り、連続攻撃を仕掛けた
赤ゼルダ:ああ…(消滅)
旧アリス:…また…幻想郷からの人間が来たわね
小兎姫:…今では弾幕の放ち方もすっかり忘れてしまうくらいひっそりと暮らしていましたから…まぁ…霊夢からスペルカードというものをいただきましたが用途がイマイチわかりませんわ
カナ:昔使ってたボムは全てこれにあるって事かな?
旧アリス:じゃあ…行くわよ、赤の魔法
サイラックス:またお前か…
旧アリス:また止めに来たの
サイラックス:お前は元々今居てはおかしいはずだ…今のアリスは…
旧アリス:分かってる!私は過去の姿を具現化されただけの存在
…せめて…今の自分に消されたい思いならある…
ユウリィ、後はお願い!
ユウリィ:え?
旧作アリスはそれだけ言い残し、その場を去った
かすみ:そういえば…海馬さんは?
夢美:本当だ!いない!
その頃…海馬は
のび太:ザキラ様、誰か来ます
海馬:お前がこのアジトを仕切るデュエリストか…
ザキラ:簡単に言うとここはザキラ軍アジトの支部だ…まぁ下見に来ただけだな
私はザキラ軍のリーダー、ザキラ…貴様はジャンプワールドから来たな…
海馬:なるほど…俺は海馬瀬人、このアジトを制圧しに来た、貴様を倒す前に一つ聞こう、ジャンプワールドの面々を沢山集めながら俺達遊戯王の世界だけ集められなかった理由は何かあるのか?
ザキラ:私を倒す?面白い事を言うな…私はニコニコオールスターの一員になってる貴様達の世界を毛嫌いしてるだけだ、後は私の使うカードはデュエルマスターズ、貴様の使うカードと違う、それだけだ
海馬:なるほど…なら、どっちのカードゲームが上なのか、はっきりさせようじゃないか…お前はデュエルマスターズのカード、デュエルマスターズのルールで戦え、俺はデュエルモンスターズのカード、デュエルモンスターズのルールで戦う。
ザキラ:そうか…カードゲームの枠を越えた戦いか…面白い、やってやろう
二人はデッキを取り出した
海馬:行くぞ!
海馬&ザキラ:デュエル!

第48話・ザキラVSブルーアイズ

霊夢:本当に…いるのかしら?
アニス:フィギュアファイターがいるのは確かだよ。どこかはわからないわ
霊夢:そこにいるのは…ヤング、あなたはヤングね
アルヴィス:ヤング!ああ…こどもリンクか…
ヤング(こどもリンク):霊夢さん、まさかあなたもここにいたのですか
霊夢:ヤング、じゃああなたも…
ヤング:はい、サイラックスさんからここにフィギュアファイターが三人運ばれたと聞いて…
アニス:三人?キハンターは一人確認したみたいだけど
アレクシア:鈴仙、あなたの波長を読み取る力で…
鈴仙:黄色い体…ピンクのドレス…そして火器の匂い…ピカチュウ、ピーチさん、スネークさんよ
ヤング:なるほど…ならば…急がないとね
その頃、霊夢達が入った基地に向かって無心で走っている旧アリスは…
旧アリス:私は…整理をつけるためにも…本物の自分に会って…それで…
その頃…アジトでは
海馬はザキラにデュエルを仕掛けていた
海馬:俺の先攻、ドロー!モンスターを守備表示、リバースカードを二枚セットしてターンエンド!
ザキラ:なるほど…何をする気かわからないが…そっちがいきなりキーカードを出すみたいだな…まぁここはフィギュアワールド…乱闘の為デュエルは曖昧な物だ、ヘヴィ・デス・メタル!守備表示モンスターを破壊せよ!
海馬:馬鹿め、リバースカードオープン、エネミーコントローラー!!
ザキラ:な…何?
海馬:守備表示モンスターをいけにえに捧げ、貴様のヘヴィ・デス・メタルを頂く!
ザキラにダイレクトアタック!
ザキラ:ふふふ…馬鹿だな…デュエルマスターズにはシールドというものがあるのだよ
我がクリーチャーを変に扱ってくれたな…行け、ロマノフ一世、海馬を攻撃せよ!
海馬:無駄だ…ヘヴィ・デス・メタルを壁モンスターとする
海馬:ならいきなり強力カードを使うとはな…なら俺もやるぞ!いでよ!ミノタウルス、ブラッド・ヴォルス、ロードオブドラゴン!!カードを伏せ、ターン終了だ
ザキラ:ふふふ…馬鹿め…それを召喚したところでロマノフは倒せぬ
更に貴様に絶望を与えようか…デス・フェニックス!
ロマノフ一世、ミノタウルスを、デス・フェニックス、ブラッド・ヴォルスを破壊せよ!
海馬:馬鹿め…リバースカードオープン!攻撃の無力化!
ザキラ:だがそれは…一体だけしか防げまい
海馬:つくづく馬鹿だな…二枚目のリバースカードオープン、死者蘇生!これでXヘッド・キャノンを復活させ、盾にする
ザキラ:く…
海馬:ドロー!…ふふふ…来たぞ…我が最高のしもべが…場にいる三体のモンスターをいけにえに捧げ、いでよ!ブルーアイズ・ホワイトドラゴン!!
ザキラ:な…そんな馬鹿な…
海馬:ブルーアイズでロマノフ一世を攻撃、滅びのバーストストリーム!!
ザキラ:そんな馬鹿な…我がクリーチャーが…
のび太:ザキラ様、失礼致します、このアジトの防衛システムレベルファイナルを起動させました。我々は脱出しましょう
ザキラ:そうか…今回はここまでだ…次に会うのを楽しみにしてる、もっとも…お前がここから生きて帰れたらの話だが
海馬:まて…な!
海馬の前に現れたのは…パルキアだった
そして夢美達の前にも
小兎姫:あれは…何?
かすみ:聞いたことがある…ポケモン・グラードンよ

第49話・幸せな最期の時

※微々たるものだと思いますが、メインキャラの命が終わる描写があります、ご注意下さい
デデデ城から出て、行動を開始していた魂魄妖夢と西行寺幽々子、そして二人と偶然出会ったパチュリー・ノーレッジとレミリア・スカーレット
共にフィギュアファイターを求め、調査をしていた所を襲われたのだ
映姫:ごめんなさい…本当はこうしたくなかったのですが…仕方ないのです…ラストジャッジメント!!
レミリア:ど…どういう事なの?
幽々子:ヤマザナドゥ…あなた…一体…
映姫は四人のフィギュアをそのまま運んでいった
そしてアジト
ケロロ軍曹:ご苦労様であります、映姫殿
映姫:…
トム:ちょっと…何かあったか…?
映姫:いえ…ちょっと一人でいたいのです…心配しなくても抜け出したりしません
映姫は一人、妖夢、幽々子、レミリア、パチュリーのフィギュアが保管されている場所に赴き、彼女達のフィギュアを見つめた…
見つめながら…涙を流した
映姫:ごめんなさい…本当はあなたたちとは戦いたくはない…だけど…私は…
映姫がここまでして何故ザキラ軍にいるのか…それは誰も知るはずがなかったのだ
その頃…謎のホールを訪れていた霊夢一行
ヤング:なんか変なホールに来ましたね
魔理沙:…!見ろ!あれ、ピーチさんじゃないのか?
アレクシア:あんな所に…
霊夢:ピカやスネークさんも…どこかにいるの?
「よくここがわかったわね」
アルヴィス:お前はジャンプワールドの…
リナリー:ザキラ軍の戦闘員、リナリー・リーよ
ヤング:ここは僕が引き受ける、元フィギュアファイターの実力、見せてやるぞ!
リナリー:くっ…!
負けるものか…いでよ。
メタルマリオ:…
魔理沙:メタルマリオ?馬鹿な!
ヤング:く…まさかメタルマリオだと?
メタルマリオ:はっ
こどもリンクはメタルマリオに吹き飛ばされた…すると
「ふふふ…俺を忘れるな」
霊夢:り…リドリー
リドリー:ここは俺に任せな、ついでにピカチュウは助けて置いたぜ
ピカチュウ:ピッカー!
リナリー:馬鹿ね…あなたが来た所で何も変わらない…あなたは私達に研究されてるのよ
リドリー:それはわかってる…だが俺は修業を積んだんだ…フレイムライン!!
リナリー:な…!
メタルマリオ:く…
強力な火炎放射を浴びたメタルマリオにピカチュウが飛び掛かる
リドリー:ピカチュウ、やれ!
ピカチュウ:任せろ、乱闘での必殺技は封印されても僕にはこれがある!十万ボルト!!
メタルマリオ:ぬわぁ…(消滅)
魔理沙:大丈夫か?ピカチュウ
ピカチュウ:魔理沙さん、うん、何とかね…
アレクシア:さぁ…ピーチさんとスネークさんは何処かしら?
リナリー:…答える訳がないでしょう、次はこれよ!蘇れ!ガレオム!!
咲夜:ガレオムですって?
ガレオム:ふふふ…驚いたか…
するとだった…旧アリスが飛んで来たのだ
リナリー:あんた…アジトにいたんじゃ
旧アリス:私はアリスと話がしたいの!
アリス:…まさか…私の昔の姿…!神綺様の元で暮らしていた頃の私?
旧アリス:そうよ…私はあなたの過去の写真をザキラが具現化した存在
鈴仙:ザキラが?
ガレオム:ぐははは…死ね!
ガレオムがアリスに手刀を放つ
旧アリス:私はアリスと話がしたいの!やめて!!きゃあ
旧アリスがその手刀を胸に受けた
彼女の体が透けていく
アリス:ちょっと…あなた…一体…
旧アリス:私は…所詮過去を具現化した存在、こんな技くらっても駄目なんだ
でも今の私、幻想郷の魔法使いとしてのアリス・マーガトロイドに会えたから…私は…
アリスの目に涙が浮かぶ…
旧アリス:泣かないで…私は…あなたが忘れている昔の力を…もう一度思い出させてあげる…きっとそうすれば…ザキラだって…
そう言い残すと旧アリスは光の玉となり、アリスに取り込まれた
アリスはすぐに涙を拭い、立ち上がった
アリス:ありがとう…昔の私…なんか…力が漲って来た…

第50話・伝ポケを捕まえろ!

ザキラと海馬の戦いの最中、のび太はアジト護衛システムを作動させた
それはどこから来たのかわからないがグラードンとパルキアだった
かすみ:こんなところで伝説のポケモンとは…
グラードン:グァ…(だいもんじ)
小兎姫:ならば…お任せを…
インビシブルシールド!!続けてスペルカード!姫符「桜花風靡」!!
小兎姫の素早い連続攻撃
だがグラードンにはダメージはない
渚(ヤンデレ):お兄ちゃん…助けて…こいつ…強すぎるよ…いやぁ!
カナ:…どうしたの?
かすみ:恐らく精神崩壊が…
ユウリィ:わ…
ユウリィは渚の精神崩壊に巻き込まれそうになったが…助けたのはサイラックスだった
ユウリィ:何で助けたのです…?
サイラックス:早い話…お前がザキラ軍にいる理由がないからだ…タブーへの忠誠を捨てれなく、タブーがザキラと同化したからザキラ軍に入った…タブーは従わなきゃファルガイアを消すといった…だがタブーは君達が従っていてもどっちみちファルガイアを消すつもりでいたんだ
ユウリィ:では…タブーを倒す以外に…ファルガイアを守る方法はなかったのですか?
サイラックス:そういう事だ…
ユウリィ:だとしたら…いつまでもここで皆さんと敵対しても一緒…ですね…
グラードン:ふん…あっさり裏切りか
ユウリィ:何言われようがいいです、タブーは騙していた…私達を騙して無理矢理悪事に荷担させようとした…タブーと同化したザキラも同罪です!
するとだった…冷凍ビームが飛んで来た
「あなたたちはこの先にいるファイターを救助して、グラードンは私が引き受けるわ」
サイラックス:お前は…シロナ
シロナ:ロズレイド!ソーラービーム!!
ロズレイド:御意…!
グラードン:ぐ…
シロナ:今よ!ハイパーボール!!
ハイパーボールの動きが止まった
シロナ:グラードン、ゲット…
張飛:あれを…簡単に捕獲してしまうなんて…
ちゆり:あれがファイターじゃないのか?
クッパ:く…助かったのだ…
小兎姫:…ってあんたはボスじゃん!
クッパ:このフィギュアワールドでは正義なのだ!
鈴木:…待て!
田中:それを復活させやがって!
山本:俺達悲愴感が相手だ!
上地:待て!
野久保:そいつらは僕に任せて!
つるの:君達は早く、サイラックス様も…
サイラックス:羞恥心…
エレン:…ありがとう、後はお願いね
海馬:く…出口があるか…だが…こいつを退けない限りは…無理か…ならば…ブルーアイズ融合、ブルーアイズアルティメットドラゴン!!パルキアにダイレクトアタック、アルティメットバースト!!
パルキア:強いがまだまだだ!あくうせつだん。
海馬:何?ブルーアイズが…
「エルレイド!きあいだまよ!!」
リーズ:決まったわね。
早く逃げなさい、こいつは私がやるわ。あなたたちの仲間も待ってるはずよ!
海馬:…そうか…わかった…お前に任せよう
こうして海馬はサイラックス達に合流し、アジトを脱出した

第51話・強き絆と共鳴スペルカード

幻想郷、紅魔館
一人フィギュアワールドに行かず、物思いにふける吸血鬼、フランドール・スカーレット
妖精メイド:フランドール様…どうなさいました?
フラン:なんか…お姉様が心配だわ…
妖精メイド:レミリアお嬢様から連絡がないから…心配なのですね…
すると、一人の烏天狗が新聞を届けに来た
その内容に妖精メイドとフランは泣き崩れてしまった
フラン:そんな…お姉様がやられた…?
妖精メイド:無念です…フィギュアにされて捕まるとは
パチュリー様まで…ううぅ…
フラン:私…急がなきゃ!お姉さま達を助けに行く!
フランは仕度を済ませ、フィギュアワールドへと向かった
妖精メイド:とうとう…この館には…私たちだけになりましたね…全員…無事に帰って来て欲しい
その頃…
アリス:ありがとう…過去の姿…力が漲って来たわ
ガレオム:馬鹿な事言ってるんじゃねー!
アリス:スペルカード、炎操「ドールズウォー・ファイア」!!
ガレオム:グワァ…
しかし、ガレオムはまだ動けるようだ
魔理沙:こうなったら共鳴スペルカードだ!
アリス:魔理沙…ええ
魔理沙がアリスの横に立つ
魔理沙:いくぜ、アリス!
アリス:ええ、絆の力を!解き放て!
魔理沙&アリス:スペルカード、共鳴「マリススパーク」!!
ガレオムに二つの強力なレーザーが合わさる
魔理沙&アリス:もう一発!スペルカード、共鳴「ダブルブレード」!!
二つの刃がガレオムの腕を斬った
が…ガレオムも諦めてはいなかった
ガレオム:喰らうがいい…亜空間爆弾縮小版…
咲夜:まさか…それまでも使えるの?
メディスン:…そんな
魔理沙:諦めの悪いやつだぜ
霊夢:ええ…
魔理沙とアリスの間に霊夢が入った
魔理沙&アリス&霊夢:スペルカード、共鳴「アーティフル夢想スパーク」!!
ガレオム:そんな…馬鹿な…わ…私が…負けるとは…
リナリー:まさか…ガレオムが…ザキラさんのプログラムで…強化していたのに…ありえない…奴らの絆が…
アレクシア:さて、もう一度聞くわ…スネークさんとピーチさんは何処かしら?
リナリー:…残念だったわね…さっき報告があって運び直したわ、だからここにはないわ!
リナリーは攻撃を仕掛けて来たがアレクシアはそれを受け止める
ヤング:今だ!スマッシュ斬り!
リナリーがこどもリンクの一撃で吹っ飛ぶがすぐに体制を立て直し、切り札を発動させようとした
だが…
「スターボウブレイク!!」
リナリー:…く…
リナリーがフィギュア化した
咲夜:妹様…
フラン:咲夜…魔理沙…実はね…
フランの話を聞いたとき霊夢達から一筋の涙がこぼれた
魔理沙:馬鹿な…パチュリーが…
咲夜:お嬢様…
アリス:妖夢と幽々子まで…信じられない…
鈴仙:映姫さんが…何故こんな事を…
アレクシア:魔理沙…どうするの?
魔理沙:当たり前だろ!助けに行くぜ!永琳さんの時と同じだ
永琳:ええ…そうね…
ヤング:僕も行きます
ピカチュウ:僕もね!
霊夢:ヤング…ピカ…
霊夢一行はピカチュウを仲間に加え、報告のために帰ったリドリーと別れて先へと急いだ…

第52話・ヘンリエッタとの出会い

話は大きく変わり、森
神殿あたりをうろついていたカービィと二人の弾幕少女。
カービィ:特に変わったことはないみたいだな…
衣玖:そう…みたいですね出来れば早く、この森から別のところに行ったほうがいいです
天子:ええぇ…ちょっと疲れたわ…あのラクウェルとか言う奴の技を受け止めて…
「それだけで疲れるなんて身体がなまってないかしら?」
衣玖:クリスタルさんじゃないですか?
クリスタル:衣玖…カービィを助けたのね…
衣玖:はい、あの神殿にいたところを…それでクリスタルさんは?
クリスタル:私もマリオ達が全滅したと聞いて動いていたのよ…私の能力でファイターを探しているんだけど…上手くいかないのよね…後、少年漫画や子供向けアニメの連中が三年前みたいに私を執拗に襲ってくるようになったのよね…あと、ファルガイアの奴も…
天子:そう…、あなたもザキラ軍と戦っていたわけね
クリスタル:そう…やはりザキラ軍だったのね…やつらの攻撃の勢いは増す一方よ…衣玖、天子、カービィ、私も同行させてもらえないかしら?仲間は多いほうがいいでしょ?
クリスタルはカービィ達に同行することになった
そして、森を抜けた先に…一人の少女がいたのだ…
衣玖:こんな峠があったのですね?
天子:あの灯台…激しい戦闘があったように見えるわね…
するとだった…攻撃魔法が飛んできた
衣玖:く?これは
天子:誰なの?
さらにその後ろから銃撃が飛んできた
クリスタル:伏せて!
エリス:クリスタルさん、そいつを追ってください
クリスタル:え…?
天子:ファルガイアの奴かしら…違う?
そこには銃を持って震えている少女がいた…
クリスタル:風のうわさで聞いたことがあるわ…この子はとある国の社会福祉公社に所属する少女
銃を持たされ、特定の悪ではあるけれど人を殺すことを仕事にしているとの事だわ…死が禁忌であるこのフィギュアワールドにはそぐわないけれど
ヘンリエッタ:私のことを…知っていたのですね…
衣玖:それはそうと…何故そんなフィギュアワールドにそぐわない力を持つのに呼ばれたのですか?
ヘンリエッタ:私は仲間と共にザキラと呼ばれる男に呼び出されました。彼は私達のような子供に知られてないキャラクターが子供に知られているキャラを差し置いてこの世界に呼ばれたことに反発して少年漫画のキャラや子供向けアニメのキャラを集めてこのフィギュアワールドと私たちヲタクキャラと呼ばれる分類を根絶やしにしようとしているとの事です。私は殺傷能力が高い武器を装備しているので…確実に殺せる…つまりこのフィギュアワールドでは消滅させることが出来るということで…彼は私たちを呼んだのですが…私、同じ類の人間と戦うなんて嫌です、だからアジトを抜け出してきました
天子:まるで…あの子達みたいね…
エリス:そうですわね・・・
ギンタ:おい、天子、衣玖!また会ったな
衣玖:ギンタ、なのは、ラブライナさん
ガイ:エリス…どうしたんだ?
天子:あら、あなたは?
ガイ:俺はガイ・セシル、こいつらは知らないけど助けたんだ…どうも戦えないみたいだ
カービィ:なるほど…確かナムコワールドの…俺はフィギュアファイターのカービィだ
ガイ:フィギュアファイター…か…
カービィ:何かいいたそうだな…お前がここにきた理由はティアって言う人から聞いている、イオンという人を探してるんだろ?
ガイ:ああ、そうだ。それでフィギュアファイターの仕業なのか、ザキラ軍の仕業なのか、わからないから強者に勝負を挑みながら導師イオンを探していたんだ、だが…わかった。文々。新聞という新聞記事やアリエッタがザキラ軍にいることである程度だけだが確信が持てた、導師をさらったのはザキラ軍だ
「よくわかりましたね」
「ですが、お前達はここで倒されるのです」
クリスタル:あなた達は?
セシリア:その子さえ、渡してくれれば…危害は加えませんわ
ラブライナ:ヘンリエッタちゃんのことですわね?
衣玖:彼女はあなた達に手を貸すことを嫌がっている、それを連れ戻すつもりですね
タママ:そうに決まっているじゃないですか?彼女はザキラ軍の戦力です
ガイ:悪いが彼女は自分の力で誰かを消滅させる気はないみたいだ…そしてもう一つ、お前達が導師イオンを?
セシリア:ええ、ヴァンさんの主導でザキラ軍がイオンを確保しました
ガイ:…そうか、ならば…やることは一つだ、お前達ザキラ軍を倒し、導師イオンを救い出す
ガイはセシリアに斬りかかるが何者かの剣に止められた。
ザック:おっと、姫さんには攻撃させないよ。
ガイ:くっ!
タママ:くらいなさい、タママインパクト
カービィ:負けるか…吸い込み(原作版)!!
タママインパクトを吸い込み、レーザーカービィに変身した
セシリア:…全力でお相手します!
ザック:助太刀するぜ!姫さん
セシリアがザックと共にガイに突撃してきた
ラブライナ:ガイさん、ファイネストアーツです。気をつけてください
ガイ:ファイネストアーツだと?仕方ない、もはやあれしか止める方法はないか!
ガイは剣を構え、二人の動きを見定めたそして、力強い声で詠唱をはじめた
ガイ:気高き紅蓮の炎よ!燃え尽くせ!鳳凰…天翔駆!!
まずはザックに命中し、さらにその余ったエネルギーもセシリアに当たった
ザック:まさか…ファイネストアーツを破るとは…これが…秘奥義なのか…
ザックはフィギュア化こそはしなかったがもはや戦えるほどの体力は残ってなかった
セシリア:下がってください、私はまだ戦えます、タママさん
カービィ:させるか、最大チャージレーザー!!
セシリア:く…まさか
タママ:あなた達と戦わなくても最初から彼女を奪えばこっちのものです
タママはヘンリエッタを奪おうとした、混乱したヘンリエッタは思わず銃を打つ
タママはそれにあたり、フィギュアになった。
ザック:逃げようぜ、姫さんもはや勝てないよ
セシリア:そうですわね、今回は私たちの負けです
ギンタ:ヘンリエッタ…大丈夫か
ヘンリエッタ:私…銃を撃った、だけど奴は死亡も消滅もしなかった
クリスタル:それは…フィギュアワールドではよほどのことがない限り、死亡…つまり消滅しないようにセーブされているからよ、だから安心して、よほど変に力をいれ過ぎない限り、この世界では死なないわ
ヘンリエッタ:そうだったんだ、なら安心した。私もついていっていいですか?
なのは:もちろんだよ
天子:私たちはチームなんだから。
こうしてカービィ達は複数のチームと合流し、さらに先を目指していくのだった

第53話・悲壮な少女トリエラ

前原圭一一行は灯台を抜け、断崖絶壁の渓谷にある小さな砦の近くにきていた
カティナ:凄い…とんでもない所に立っているわね
圭一:ここにもフィギュアファイターが運び込まれたのか?
フシギソウ:わかりませんが…この砦をくまなく探してみましょう
砦の内部
クラリッサ:案外広いわね。
橙:?伏せて、誰かいるよ!
そこには銃を持った少女、攻撃しようという感じに見えたのかクラリッサも銃を構える
クラリッサ:何をする気なの?あなたは一体?
トリエラ:私はトリエラ、答えて、あなた達はザキラ軍なの?
魅音:私たちはザキラ軍ではない、ザキラ軍に捕まったフィギュアファイター達を助けようとしているの?
トリエラ:そうか…やっと私は亡命できたのね…私、実はザキラによってこのフィギュアワールドに呼び出されていたの
ガッシュ:ウヌ?そうだったのか?
トリエラ:ザキラはヲタクキャラと呼ばれる分類を根絶やしにするために戦っていて、変な色のファイターの偽者を使ってあなた達を攻撃しているのはわかっているわよね
清麿:ああ、ザキラは圭一達や霊夢達が招待されたことに反感を抱き、ケロロ達と共にザキラ軍を作った。
俺はそんなのばかばかしいと思った、子供のためにしかない娯楽しかザキラは考えていない、大人向けの娯楽も、子供向けの娯楽も、ヲタク向けの娯楽も全て対等に共存してこそだと思う
トリエラ:清麿さん、私もそう思う。後、私の戦いは人を殺す戦い。つまり、フィギュアワールドでは生命力を失い、消滅することかしら…確実に圭一さんたちを消滅させることが出来るから、という理由でザキラは私たちを呼んだの、だけど私はそんなばかばかしい戦いはしたくない、東方キャラやひぐらしキャラ、ハルヒキャラを消滅させる戦いなんて…したくないわ
トリエラは涙ながらに語る
フシギソウ:そうならば…私たちと戦ってもらえるわけですね。
トリエラ:はい
「悪いけどそのこは返してもらうよ!!」
「残念だけどね…そいつはこっちに必要なのよ!!」
突然二人の少女の声がした。
カティナ:クラリッサ、橙!上よ!!上に誰かいるわ
クラリッサ:え?
カティナ:とにかく撃って、上に敵がいるわ
クラリッサ:…ショット!!
橙:わかった
そこから落ちてきたのはザキラ軍のメンバーだった
クラリッサ:あなたは…みさえ
ロコ:くそ…不意打ちされちゃったか…でもね、あなた達は全員フィギュアになってもらわなきゃいけないんだ
阿求:なるほど…ならば、こちらも手加減は致しませんわ
みさえ:くらいなさい!母のゲンコツ
圭一:下がってろトリエラ、俺たちがやる
清麿も赤い本を開いた
清麿:圭一、頼むぞ、ザケル!!
カティナ:何故圭一に
圭一:早とちりしすぎだぞカティナ。そーれ!
バットでザケルを打ち返し、ロコにぶつけた
ロコ:く…私は戦えないし、ハム太郎がいれば何とか戦えそうなんだけど…
みさえ:ロコちゃん、下がっていて。私がやるわよ
ぐりぐり!!
フシギソウ:うわ!!
フシギソウがぐりぐりをくらう
パワプロ:大丈夫か?俺に任せろ、ミュージックスタート!!
(♪・浜中応援歌)
みさえにパワプロが投げたボールが当たる
阿求:今です、稗田の秘めた力よ、解き放て!スペルカード、記憶「ジャパニーズ・サーガ」!!
阿求の渾身の弾幕がみさえたちに命中した
みさえたちは逃げ出した
清麿:く…ここにフィギュアファイターはいるのか?
クラリッサ:あ!階段があるわ、昇りましょう
こうして圭一達は上の階を目指していくのだった
そして…幻想郷でも一つの異変が起きていた

ページ6に続く