スマブラ個人小説/Hooの小説/用語集

Last-modified: 2010-03-09 (火) 17:23:27

ルーク「禁忌の(ry完結記念ということで用語集ができました」
ヤン「何だよ今更、おせーんだよ」
ルーク「まあ、そう言うな。作者が一度やると言った以上、投げ出すのも問題だろう?」
ヤン「そりゃまー、そうだけど」
ルーク「というわけで、このページの目的を簡単に説明すると、HELLSINGや東方projectに関する専門的な言葉を解説することで、禁(ryに出てくるムリキャラ達の理解を深めてもらおうというわけだ」
ヤン「それは分かったけどさ、やっぱこのページって小説の執筆と並行しながら書くもんじゃねーの?」
ルーク「……それは完全に同意だ。複数のことを同時にこなせないという作者の不器用さが表れた結果だな。それと話題を変えるが、ここの書かれる説明は基本的にwikipediaやニコニコ大百科、ニコニコMUGENwiki等のサイトの記述が大幅に参考にされているということに気を付けるんだ」
ヤン「何か作者がどんなサイトに入り浸ってるのか大体分かるね、その言い方」

HELLSING関連

吸血鬼

人の生き血をすする存在。以上。
……では用語集としての機能すら果たしていないので、原作にて吸血鬼について語られた台詞の一部を記載する。
「反射神経、集中力、第六感、身体能力、特殊能力、耐久力、吸血能力、変身能力、不死性、etc,etc……しかし最も恐るべきはその純粋な暴力…『力』だ。人間達を軽々とぼろ雑巾の様に引きちぎる。そしてたちの悪いことに吸血鬼達はその力を自覚している。単一能としてでなく、彼の理知を持って力を行使する『暴君』だ。吸血鬼との近接戦闘は死を意味する。吸血鬼とは知性ある血を吸う『鬼』なのだ。これを最悪といわず何をいうのか」
吸血鬼は日光に弱い、銀の武器が弱点、流水の上を渡れないといった弱点がある。
それにも関わらず、これだけのことが言われており、彼らの強さというものを端的に表している。
ヘルシング世界の吸血鬼は、マシンガンで撃とうとも避けられてしま上に、ライフル弾より速く動く事が出来る程
そんな奴らに血を吸われたら最後、同族とされてしまうか、食屍鬼(グール)となるか、はたまた存在ごと取り込まれて吸血鬼の一部となってしまうかの三択である。
ちなみに、作中においてはアーカードとセラス以外のほぼ全ての吸血鬼は、改造手術(?)で人為的に吸血鬼になった者が大半で、人間の血を吸うと無条件で食屍鬼にしてしまうようだ。

東方projectに公式書籍(設定本ではない)の『求聞史記』では高い身体能力が強調して書かれている。(ただし求聞の妖怪紹介欄は妖怪達から強そうに書いてくれとリクエストでかなり誇張されて書かれている)

拘束制御術式

読み方:コウソクセイギョジュツシキ、又はクロムウェル
アーカードに施されている能力抑制・制御のための封印。第3号・第2号・第1号・零号の四段階に分けられている。アーカードは作中だと第3~1号は同時に解放するため、実質二段階かもしれないが。
第3~1号を解放すると、複数の眼や腕を持った不定形の存在となり、圧倒的な戦闘能力を誇る。
また、使い魔である黒犬獣(バスカヴィル)を操ったりもする。時にはソイツと一体化しているような描写もあったり。

零号は『今まで吸った人間の命』全てを亡者の軍勢として甦らせ総攻撃を行うもので、実際に発動させると、都市の一角が丸々と死者で埋め尽くされるようなことになってしまう。
だがこれは同時に、アーカードの中に蓄えられていた命が自分のものを除いてすべて放出するということ(残機が一つに減るような状態)でもあるので、アーカード自身が倒されるリスクが上がるという諸刃の剣である。まあ、これは主人であるインテグラの承認が無いと使えないので、インテグラが基本的に登場しないこの小説では使われることは無い。

.454カスールカスタムオートマチック

アーカードが扱う拳銃の一つ。ランチェスター大聖堂の銀十字を鋳溶かして作った.454カスール弾規格の爆裂鉄鋼弾頭を使用している。この銃には特に愛称が無く、名前が長かったため、この小説では途中から「改造カスール」と表記していた。

「ところでこの拳銃を見てくれ。こいつをどう思う?」
「すごく……大きいです」

と言ってしまうようなサイズであるのも特徴。
大型拳銃として有名なデザートイーグル(.50AE)と比較してみると、

名称使用弾薬装弾数全長重量
デザートイーグル50Action-Express弾7発26.9cm2.053kg
.454カスールカスタムオートマチック.454カスール弾(改造済み)100万発39cm4kg

と、一目瞭然である。長さは約1.5倍、重量は約2倍(下手すりゃアサルトライフルより重い)、装弾数にいたっては14万倍以上である。
……装弾数がおかしすぎるだろって?宇宙銃(コスモガン)だから仕方ない。詳しくはそっちの項目で話そうか。

ジャッカル

アーカードが原作二巻の冒頭にて新たに手に入れた拳銃。正式名称は「対化物戦闘用13mm拳銃ジャッカル」。
ヘルシング家の執事、ウォルターが対アンデルセン用にオーダーメイドしたもので、この銃によってアーカードの火力が大幅に上がった。
その威力たるや凄まじく、後々に454カスールが効かなかったアンデルセンに一撃で大ダメージを与えた。
また、全長39cmと.454カスールカスタムオートマチックと同じサイズだが、重量は4倍(!)の16kgである。
一体どんな素材を使ってるんだろう。というかコレをうっかり足の上に落としたりしたら骨折必至じゃないか。拳銃ってレベルじゃねーぞ。
ちなみに装弾数は六発と明言されているにもかかわらず、絶対にそれ以上撃っている。
OVA2、3巻の戦闘シーンを見るとよく分かるぞ。……これも宇宙銃ってことなのか。
余談だが、重量の説明に関しては原作とOVA版で違いがあり、原作だと最初から16kgとなっていたが、OVA版だと登場時は10kg→OVA五巻でジャッカルの精が登場した時に16kgに増量したことが告げられる、といった具合である。

再生者

読み方:リジェネーター
生物工学の粋を凝らした自己再生能力(リジェネレーション)と回復法術(ヒーリング)併せ持った者のことを指す。詳しい原理は不明だが、身体の回復能力が大幅に上昇するようで、
・大口径の銃弾をほぼ零距離から額に受けても少しの間気絶するだけ
・アサルトライフルの連射が全くと言っていいほど効かない
・そもそも殆どの銃弾が貫通しない
……といった感じになる。アンデルセン曰く「我々人類が貴様ら化け物と戦うために作り出された技術だ」。
アーカードはこの能力を持ったアンデルセンと初めて戦った時に、決定打を出すことができなかった(この時は銃を.454カスールカスタムオートマチックしか持っておらず、効き目が薄かった)。

銃剣

読み方:バヨネット、バイヨネット
小銃に装着する刀剣のこと。基本的に槍や薙刀のようにして扱う……のだが、これを武器とするアンデルセンはそのまま手に握って振り回す。しかも袖の中から何本も取り出して投げたりして、使い方を間違えているような気がする。
ついでに言うと祝福儀礼が施されていて、これで斬られた化け物は自力で傷を治せないらしい。
現実に存在するものは切れ味が悪いが、作中に出てくる銃剣は切れ味がやたらと鋭く、無造作に放っただけで木の床に刺さってしまい、本気で投げれば硬化テクタイト複合強化ガラスも破ってしまう。普通の窓ガラスだったら投げた時に生じる風圧だけで吹き飛んでしまう程である……って、アンデルセンの腕力の方が凄いのかもしれない。
ちなみにアンデルセンは大量の銃剣をどこにしまっているのかという疑問がわいてくるが、何やら『四次元ポ』なるものを持っているとか。

宇宙銃

読み方:コスモガン
HELLSINGの謎アイテム。物理的にどう考えても不可能なのに、百万発もの銃弾が弾倉に収納されている銃のことである。
名前の由来は、原作者ことヒラコーが原作一巻の後書きにて「あ、あとこのマンガに出てくる銃は全部ウソ銃なので「こんな銃は存在しない」とか「武器センスがダメ」とかダメです。全部百万発入りの宇宙銃です。」と書いていたことから。ヒラコーの後書きはネタ要素が満載なのでどこまで本当かは分からないが、装弾数が六発と明言されたジャッカルをガンガン撃ちまくってるあたり、本当に百万発撃てるのかもしれない。え?リロードをしてるシーンがあるだろって?……何となく?って感じでやってるんじゃね?

余談だが、原作三巻にてある伊達男がアーカードに無駄弾を使わせる目的で警官隊を捨て駒同然で投入させる。そしてアーカードと対面した時に自信ありげに一言。
「ご自慢の特性弾丸はあと何発かね?アーカード君」
……そんな質問するだけ無駄です。
ちなみに同じくアワーズで連載していた「トライガン」にも馬鹿兵器の銃、とゆうか砲
が登場しているが、砲弾一発でコンクリに1mの風穴あける機関砲や、明らか装弾数が一発の武器から一度に2,30発ほどぶっ放したりと摩訶不思議な事が起きている。
明らか装弾数を超える砲弾をぶっ放したりしていてコスモガンです。
ちなみに作者同士仲がいい。
どれくらい仲がいいと言うと、ヘルシングとトライガンの強さ議論を外国人から持ちかけられた時に
平野「ヴァッシュさんのエンジェルアームに勝てるわけないでしょ」
内藤「死なねーだろお前の漫画」
外人「とりあえず結論出してください」

協議中

平野&内藤「悟空が一番強い」
と同じ答えになるくらい。

四次元ポ

HELLSINGの謎アイテムその二。名前の由来はヒラコーが原作一巻の後書きの最後で「後アンデルセン神父はどこにあんなにタクサンの銃剣をかくしてんの?という疑問もおもちの方もいるでしょうと思われます。実はアンデルセンは四次元ポ」と書いていたことから。
「四次元ポ」という言葉の後に「ケット」が続くのかは分からないので、一応この名前で呼ぶこととする。きっとどんな物でもしまっておける万能な袋なんだろう。
また、ヤンはどこからともなくサブマシンガンを二丁取り出し、ルークは懐に小銃を二丁もしまっていた描写があることから、この兄弟も四次元ポを持っている可能性がある。

東方project関連

幻想郷

東方シリーズの舞台となっている土地。日本のどこかに存在するようだが、強力な結界によって隔離されている場所であるため、基本的にそこへ入ったりすることはできない。
元々は多くの妖怪と、それを退治する事を家業としていた人間が住んでいた辺鄙な土地であったのだが、明治時代ごろに科学文明の発達により、妖怪等が「迷信」として追いやられる様になった為、「博麗大結界」という結界を張り、外界との接触を絶つ様になった。
そして外の世界(我々が住んでいる場所)とは異なる独自の文化を築き上げている。
最初の文で基本的に入ることはできないと述べたものの、例外として入ってくるケースもある。
その時には八雲紫が何かしら関わっていることが多く、大体は望まぬ形で幻想郷入り(神隠しとも言う)することになってしまう。そういった人たちが元の世界へ帰るには博麗神社に行く必要があるらしい。もっとも、道中で妖怪に襲われる可能性もあるのだが。
一方で幻想郷にそのまま住み着く人もいるようで、そういう人は外の世界の文化を知っているということで重宝されているのだとか。
また、幻想郷に入ってくるのが人ばかりとは限らない。数は少ないが、ストーブやパソコン、ゲームボーイといった文明の利器も見られる。そういった品物は魔法の森の入口にある店に売っている。で、そこの店主は気に入った商品を私物としているが

スペルカード

幻想郷独自に定められた決闘ルール。人間と妖怪が対等に戦う場合や、強い妖怪同士が戦う場合に、必要以上に力を出さないようにする為のものである。簡単に言うならば、「殺し合いにならない程度の闘い」。
元々の起源としては、幻想郷に住んでいる妖怪は無闇に人を襲ってはいけないということもあって、なかなか力を発揮できずに実力が衰えていく一方だった。そんな最中、新しく幻想郷に入ってきた吸血鬼(明確な証言は無いが、レミリアらのことだと思われる)が幻想郷を支配しようとする。結果的に吸血鬼に支配されることは免れたが、この事件によって妖怪は力を維持しなければならないという認識が広まった。
そこで提案されたのがスペルカードルールである。これにより、むやみに人間を虐げる事無く「遊び感覚に近い決闘」と表現されるような闘いを行うことが可能となった。

どんな戦い方をするのかというと、自分の得意技を記した「スペルカード」と呼ばれるお札を一定枚数所持しておき、すべての攻撃が相手に攻略された場合は負けとなる。
ここにおける攻撃とは自身の能力を用いた弾幕を放つことで、攻略とは弾幕をかわすことである。

ちなみに、スペルカードは東方キャラが扱う必殺技に属するものとして扱われやすいが(この小説だってそう)、実際のところは弾幕を発動するという意思を示すための紙にしかすぎない。
ついでに言うと、相手に弾幕での攻撃をすることを伝えられさえすれば、技名を叫ばずともOKだったりする。

程度の能力

能力の強さの度合いを表す言葉。東方キャラは何かしらの能力を持っているとされているが、その紹介が「~する程度の能力」と表記されている。この小説に出てくる東方キャラがどんな能力を持っているかは、キャラクター紹介のページを参考にしてほしい。
「程度」と表現すると大したことがないように聞こえるが、「運命を操る程度の能力」だとかチート級な能力の持ち主が多いので馬鹿にできない。(だが実際は運命を操れるワケではなく近しいものが数奇な運命を
辿る程度)一方で、「闇を操る程度の能力」といったいかにも強そうな響きにも関わらず、その能力を使う妖怪は大した実力を持っていないという、本当に「程度」で済んでしまうような奴も稀にだがいる。

この言葉は凡庸性が高いようで、何かを行う人(キャラ)に対して「~する程度の能力」と呼ばれることもある。
とりあえず私たちネットユーザーに最も必要なのは、トラブルを未然に防いだり拡大させないための「空気を読む程度の能力」かもしれない。何かしらの意見を述べる場合は、言われた相手がどう捉えるかを考えてから慎重に。
……そう言えばどこぞの竜宮の使いがこの能力を持っているんだった。

Sweets Time

フランドール・スカーレットのテーマ曲「U.N.オーエンは彼女なのか?」のヴォーカルアレンジ。視聴はコチラから(Youtubeに飛びます)
この小説では第18話のサブタイトルとして使われ、第19話でフランドールがこの曲の出だしの部分を歌っていた。
元の曲が有名だからというのもあるが、数ある東方のヴォーカルアレンジの中でもトップクラスの知名度を誇る。ミステリアスな雰囲気の曲調で、彼女が地下室にいた頃の生活を連想させるような歌詞が特徴。
この曲の歌詞には様々な隠喩が使われているようで、解釈の仕方によっては凄惨な内容となる。
一例としては、「林檎と蜂蜜 紅茶のジャムはアプリコット」→「心臓と血液 隠し味には肉片を」という感じである。(グロ注意ということで隠しました)
こういったものは裏歌詞と呼ばれ、語り草にもなっている。
ただし内容が内容だけに、所構わず裏歌詞の話題を振ると顰蹙を買いかねないので注意。

余談だが、この曲には「Sweets Time Midnight」というアレンジバージョンも存在する。
こちらの方は前奏を始め全体的にホラーな雰囲気となっているので、夜寝る前に聞くことはオススメできない。