スマブラ個人小説/Shaillの小説/スマブラキャラの毎日 10

Last-modified: 2014-07-24 (木) 23:03:26

始めに

ついに一年経過ー!
マスター「これからもよろしくお願いしまーす!」
オリジナルキャラクター

第36話 一周年記念作品 デュラゴン・クエスト/第1章

土の都レバノン
鉱山のふもとに位置するこの町は、その豊富な鉱物を堀り出して工業の町として名が知れている
のだが
カービィ「ぽ?」
メタナイト「おかしいな?」
ピット「そうだね。工場も多いのに、何処にも煙が上がってない。活気もないみたいだし・・・」
ギャラクシア「城の結界の力で、鉄鋼石が採れなくなったんだ。正確には姿を変えた。ただの石コロに成り下がったんだ」
ピット「エネルギー源がなくなったんだね。あ!あそこに武具屋があるよ。話を聞いたついでに剣を貰おうよ」
カービィ「ぽよー」
メタナイト「すみませーん。ってうわ!!」
腰を抜かすメタナイト
・・・腰?
ピット「て、ててて、て店長が・・・」
メタナイト「・・・ロボットだ!」
カービィ「ぽよよよ~」
メタナイト「店長がロボットになっちゃった・・・って違うだろ!」
ギャラクシア「レバノンの住民は全てロボットだ。一応、人も混じってるみたいだがな」
ロボット「ア・・・May I help you?」
ピット「・・・分かる?」
メタナイト「いや・・・」
ギャラクシア「いらっしゃいませ、だそうだ」
ピット「あ・・・はあ」


普通に会話します


メタナイト「町の様子はどうなんだ?」
ロボット「一目瞭然。見た通りの不景気」
カービィ「ぽよぽよ?」
メタナイト「やっぱり城が原因なのか?」
ロボット「多分ね」
ピット「なら話は早い」
ロボット「Ha?」
ギャラクシア「城に乗り込んで結界を破壊する、か。そう簡単にいくものか?」
ピット「さーね。どうだろう」
ロボット「Ar?」
カービィ「ぽ!」
メタナイト「ああ、そうだった。剣が必要だな。ちょっと一本くれないか?」
ロボット「君たち本当に行くつもり!?モンスターがいるみたいなんだよ!?」
メタナイト「承知の上。だから武器が必要なんだ」
ロボット「・・・」
ピット「・・・お金は大丈夫なの?」
メタナイト「国王からいくらかは貰っている」
ロボット「・・・いいよ。勝手に持ってって」
メタナイト「え、いいのか?不景気なんだろう?」
ロボット「君が城を元に戻せば景気は回復するし、それに・・・」
カービィ「?」
ロボット「・・・いや、やっぱりいいや。大したことじゃない」
ピット「なんだそりゃ」
ロボット「とにかく、何でも好きなの取ってって」
メタナイト「じゃあ・・・このハルバードを貰おうか」
ロボット「了解です。ちゃっちゃと結界破って来てください、勇者一行」
カービィ「ぽよ!」

 

 

ハルバードを装備した!
レバノンの城へ向かった!
メタナイト「知ってたのか、勇者って・・・」

 

 

レバノン城中
中は完全に侵入者用に改造されている
カービィ「ぺぽー・・・」
ピット「うっわー。いかにもって雰囲気だね」
石造りの城内の、その”いかにも”といった雰囲気は想像に任せよう
メタナイト「どれほど実力が落ちているのか試すにはいい機会だ。スライムくらいは一撃か?」
ギャラクシア「スライムは出ない」
ピット「あ、スイッチだ。押してみよ」
ポチッ
ピット「こういうのって、水が流れたり」
ゴオオオォー
メタナイト「んわー!」
ピット「石が降ってきたり」
ズドドドド
カービィ「ぽよ~~!」
ピット「どこからともなく敵が出てきたり・・・」
キシャー!
ギャラクシア「・・・」
ピット「うーん・・・」
「「・・・」」
ピット「・・・何も起こんないね☆」
メタナイト「全部起きてるわ!」
キシャー!
ピット「わあ!敵だ!」
メタナイト「・・・」
ギャラクシア「戦闘体勢に移るぞ」
カービィ「?」

 

戦闘画面
メタルプリムが現れた!
メタル「キシャー」
ピット「あれ?あんな声だったの?」
ギャラクシア「SP(スピード)の高い順に行動していく。AT(攻撃)かSK(スキル)でHP(体力)を減らしていくんだ」
ピット「1ターン制だね」
メタナイト「ドラクエか」ギャラクシア「ITではアイテムが使えるぞ」
メタナイト「ドラクエか」
メタナイトのSK
ーーー
メタナイト「無いのか!」
ギャラクシア「私が扱えればソードビームが放てたんだがな・・・新しい武器で慣れてないんだ」
メタナイトのAT!
メタナイト「斬る!」
メタルプリムに1のダメージ!
カービィ「ぽよ~!?」
ピット「少なー!!」
メタナイト「まさか・・・ここまで衰えているとは・・・!」
カービィのSK
→すいこむ
ギャラクシア「次ターンではきだすかコピーが出来るぞ」
カービィ「ぽよ?」
ピット「カービィが吸い込んだら僕は攻撃出来ないんじゃない?」
ギャラクシア「そこはゲーム仕様だ」
ピットのSK
→パルテナアロー
ピット「あ、外した」
メタナイト「何やってんだ!」
メタルプリムのAT
メタナイトに16のダメージ!
メタナイトが倒れた
メタナイト「そして早い」
ピット「体力も無さすぎ」
カービィ「ぽよ!」
カービィのSK
→はきだす
ーコピー
メタルプリムに30のダメージ!
ピット「とどめ!」
ピットのパルテナアロー!
メタルプリムに10のダメージ!
メタルプリムは倒れた!
カービィ「ぽよー!」
ピット「やったー!」
メタナイト「・・・」
20の経験値を手に入れた!
メタナイトとピットのレベルが5に上がった!
SK・マッハトルネイドをAWAKEした!
メタナイト「まだマシになったか」
ギャラクシア「SKにはMP(魔力)を消費する。使いすぎには注意しろ」
ピット「知ってるけどなんで命令形?」

 

 

メタナイトがSKを一つ取り戻した!

 

 

そして

 

メタナイト「Lv7か。まだまだだな」
ピット「でもSK一個取り戻したよ」
カービィ「ぽよ」
辿り着いたのは円状の大部屋
先の扉はない
ギャラクシア「城の中枢だぞ。結界のある部屋だ」
ピット「もう終盤ですか」
メタナイト「なら結界はどこにあるんだ?」
カービィ「ぺぽ」
メタナイト「気をつけろ、か。まぁ、こんな場面には大抵・・・」
キシャー
メタナイト「・・・ボスがいるもんなー」

 

戦闘画面?
フォックス「えぇ!?俺がボスっスか!?」
メタナイト「なに!?」
ピット「フォックスじゃないか!」
ギャラクシア「ついさっきボスが決まったようだな」
メタナイト「まぁお前がボスなら仕方無いか」
ピット「悪く思わないでね」
カービィ「ぽよ!」
フォックス「これはオカシイ・・・ってなんでそんなにやる気なんだよ!?」
メタナイト「お前を倒さないと話が進まない」
フォックス「はいぃ!!?」

 

戦闘画面
フォックス「クソ、理不尽すぎるがやるしかないか・・・」
これじゃあどっちが敵なのか分からない
ボスのAT
カービィに25のダメージ
カービィ「ぺぽッ!」
メタナイトのSK
→マッハトルネイド
ボスに総計18のダメージ!
フォックス「痛いな!あとボスって言うのやめろよ!」
なんで?
フォックス「差別的な言い回しだから」
はいはい、もーここのボスはワガママだな
ギャラクシア「・・・誰と会話してるんだ?」
カービィのSK
→すいこむ
フォックス「うわっ!吸い込まれた!・・・でもここにいたら安全じゃね?攻撃されないし」
ピット「そうはいかない!」
ピットのSK
→パルテナアロー
フォックスに16のダメージ!
フォックス「痛っ。何で通るんだよ!?」
ピット「仕様ということで」
フォックス「クソッ・・・こうなったら」
フォックスのSK
→ファイアフォックス
カービィに総計40のダメージ
カービィ「ぺ、ぺぽー・・・」
メタナイト「マズい、勇者が倒れる」
メタナイトのマッハトルネイド
だが外れる
メタナイト「はああぁ!?こんな大事なときに!?」
カービィのSK
→コピー
フォックスに6のダメージ!
フォックス「そんなに喰らってないな」
変身・フォックスカービィ!
カービィ「ぽよ!」
ギャラクシア「反撃は次のターンだがな」
ピット「必殺」
ピットのSK
→パルテナアロー
フォックスのSK
ピット「え?」
→リフレクター
ピット「はァ!?」
フォックスに0のダメージ!
ピットに36のダメージ
ピット「自分の矢にやられる、なんて・・・」
メタナイト「いや、まだやられてない」
フォックス「終わりだ!」
フォックスのSK
ギャラクシア「瀕死のピットに・・・!」
→ブラスター
ピット「ぐぬっ・・・!」
カービィ「ぺぽーーー!!」

 

AWAKE!
メタナイト「な・・・」
→鏡の盾
ギャラクシア「ブラスターを跳ね返したぞ!」
ピットに0のダメージ
フォックスに20のダメージ!
フォックス「痛ぇな!精神的にも」
ピット「危ねー。死ぬとこだった」
メタナイト「次は私のば(ry カービィ「ぽよ!」
フォックスカービィのSK
メタナイト「何故!?」
→スマッシュキック
フォックスに60のダメージ!
ピット「強ぇな!」
フォックスを倒した!
フォックス「なんで俺がやられなきゃいけねンだよ!」
ギャラクシア「そこは仕方無い」
120の経験値を手に入れた!
カービィのレベルが21に上がった!
メタナイトとピットのレベルが10に上がった!

 

 

レバノン城の結界を解いた!

 

 

カービィ「よ?」
ピット「あれ。なんで解いたことになってるの?」
ギャラクシア「それは・・・恐らくボス自体が結界なんじゃないか?」
メタナイト「なら、もうお前に用はないな」
フォックス「冷たいなー・・・」
ピット「こんな奴放っといて次行こうよ!」
カービィ「ぺぽ!」
フォックス「ーー」

 

 

メタナイト「そういや、何で順番を抜かされたんだ?」
ギャラクシア「カービィ、変身してただろ?」
メタナイト「してたな」
ギャラクシア「それでSPが上がったんだよ」
メタナイト「なにそれ」
ギャラクシア「フォックスのブラスターの他に、SPもコピーしたんだよ」
メタナイト「・・・ブラスターも?」
カービィ「ぽよっ」
ギャラクシア「まぁ、相手がリフレクターを持ってるから使えなかったんだろうが」
メタナイト「あそ」
ピット「あと三つだよね?結界」
ギャラクシア「そうだな。次は何処を目指そうか?」
カービィ「よよ」
メタナイト「近い所」
ギャラクシア「となると・・・セネガルかな。水の都セネガル」
ピット「確かレバノンの隣の都なんだよね」
ギャラクシア「ああ。では、すぐ出発するか」
カービィ「ぽよ!」

 

 

水の都セネガルに向かった!

 











第一章完結でございます
RPG感を出すために、ナレーションをしてみましたが・・・
話の展開が早いかったかな~?
フォックス戦もgdgdになっておりますが、この先もお付き合い宜しく、お願いします

現在のステータス

カービィ
職業:自在
すいこみをしてから1ターン後、はきだすかコピーが可能
コピー時は敵に微ダメージを与え、相手のステータスやSKなどをコピー出来る
勇者なので能力は落ちていない
Lv21
HP 80
MP 65
AT 62
DF 57
SP 60
SK:すいこむ→はきだす・コピー
  :スマッシュキック

 

メタナイト
職業:剣士
現在の装備はギャラクシアではなくハルバード
格段に能力が落ちている
それでもSPが高いので、今のパーティでの速攻役
Lv:10
HP 30
MP 26
AT 21
DF 23
SP 61
SK:マッハトルネイド

 

ピット
職業:弓兵
基本能力は高くないが、多彩な効果を持つSKで補って戦う
が、メタナイト同様SKも忘れてしまっている
SKのAWAKEが早い
Lv:10
HP 25
MP 38
AT 30
DF 29
SP 41
SK:パルテナアロー
  :鏡の盾

第37話 強化お泊まり保育会

マスター「タイトルがすごいことなってんな」
色「・・・記念作品は?」
また次回




壁を睨む一人の少年
ネス「・・・」
ジーーーーーーッ
ネス「・・・」
ジーーーーーーッ
ネス「・・・ハァ」
そこにはこんな張り紙が


『乱闘対戦戦績』
リュカ/×  マリオ/○
ネス/×   マルス/○
トゥーン/× 焼き鳥/○
アイクラ/× メタナイト/○


ネス「・・・惨敗だ。あまりにも・・・」
額に手を当てて僻む
色「どうしたんですか?溜め息吐いて」
ネス「ああ、シキか」
色「・・・なんだか違うんですよね、その呼び方」
ネス「どうだっていいじゃないか、そんなの・・・」
色「やっぱり元気ありませんね。ん?対戦戦績・・・?」
張り紙を覗きこむ彼女の反応は・・・
ネス「・・・」
色「わぁっ、マリオさん勝ってる!」
ネス「うがああぁー!」
うわ!ネスがおかしくなった!?
色「しっかりしてください!」
ネス「うがああぁー!!」
ジタバタ

 

しばらくお待ちくださいm(_ _)m

 

ネス復活
ネス「最近は成績が悪い!負けまくりだ!」
した途端に熱演
色「なるほどなるほど」
ネス「子供メンバーはダメだ!力が弱い!頭も堅い!」
 三ーダメ→
  三ー軟弱→
   三ー石頭→
愚痴ばっかりだな
色「三本矢ですね。それで・・・?」
ネス「ついさっき考えたが・・・強化合宿だ!!一から鍛え直すぞ!」

 

色「ヘェー・・・」
あー、そう
ネス「・・・あれ?」
スベッたな
色「合宿って、まず何処の山奥まで行くんですか?誰がコーチするんですか?費用とかはどうするんですか?」
カイザーさんのとこにでも行く気か!
ネス「ちょちょ。質問責め。山奥とは決まってないし。何だ最後の奴」
やんややんや!
ネス「じゃあ、大滝登りとかは?」無視
色「滝に打たれるんですか?」


ネス「うう゛ぁあああああああ」ズドドドドド


ネス「却下だ」
自分で提案しただろ
色「まず皆さんの希望を聞かないと。話はそれからですよ」
部屋に集めようか
ネス「頼む」
色(・・・あれ?なんで私も参加することになってるのかな?)




リュカ「行く行く!」
トゥーン「僕も僕も!」
ポポ「?」
ナナ「いいわよ」
ネス「即行で決まった・・・」
色「じゃあ次は場所ですけど・・・」
リュカ「はーいはーい!僕んち空いてる!」
トゥーン「じゃあリュカの家でいいや。僕家無いし」
ナナ「同じく」
色「同じく」
ネス「即行で決まった・・・」
色「費用は?」
リュカ「いらないでしょ!」
ネス「問題外だった・・・」
色「じゃあ最後に、監督みたいな人は?」
「「・・・」」
リュカ「え。そんなの、強い人に頼むしかない・・・」
トゥーン「僕は剣だから、リンク兄ちゃんかな」
色「でもリンクさん・・・」

 

リンク「断る」

 

色「・・・で言いくるめられますよね」
ナナ「一単語の威圧」
トゥーン「じゃあマルスでいいや」
ネス「なんだ、いいや、って」
リュカ「じゃあ僕たちはゼルダ姫かな?」
色「えーっと・・・」

 

リンク「姫様を借りたい?頭冷やして出直せ」

 

リュカ「・・・」
ネス「詰んだな・・・」
両方リンクが問題だな
ポポ「色はリンクに教えてもらったんだよね?戦術」
色「まぁ、ゼルダ姫さんにも・・・少し」
リュカ「いい--な---・・・・・えこひいき・・・?」
色「たっ、ただの気まぐれでしょう!」
ネス「魔法使いって他に誰がいたよ?」
ポポ「えっとねー・・・」


そして


ラトビア「ええ!?私ィ!?」
リュカ「君しかいない!!」
ガイアナ「・・・」
トゥーン「いいじゃん。中身子どもっぽいんだし」
お前が言うなよ!
ガイアナ「・・・フィジーには頼まなかったのか?」
ナナ「アナタたちの方が頼みやすそうだし」
ラトビア「フィージー優しいわよ?」
ネス「知らない」
ガイアナ「それと・・・ラトビア」
ラトビア「え?あぁ・・・まぁ、うん。そうよね」
トゥーン「ん?」
ガイアナ「いや、気にするな」
ラトビア「それよりお泊まり会なんでしょ?久しぶりだわ~!」
ネス「強化合宿だ」
リュカ「お泊まり保育じゃないの?」
どうでもいいわ!
強化お泊まり保育会でいいんだよボケェ!
ガイアナ「何故キレる」




オネット
リュカの家
リュカ「ステージ左端の赤い屋根の家だよ」
ネス「そんな所だったの?」
リュカ「知らない」
ネス「おい」
リュカ「父さんの母さんも、ホットドックで家にいないんだ!」
人間な。なんだホットドックって
リュカ「ソーセージをパンで挟んだやつ」
知ってるわ!
色「何泊ですか?」
リュカ「2泊3日」
人間ドック長いな!
ガイアナ「それで・・・」
マルス「なんで僕まで行かなきゃいけないの!?」
ネス「黙れナルシスト。どうせ暇だろ」
マルス「誰がナルシだ!」
ネス「下アピールのナルシ発言w」
マルス「なんだwって!!」
ネス「みんな、見ていてくれ(笑)。これをナルスィストと言わずに何を言う?」
ネスはナルシ(笑)に厳しいなw
リュカ「なぁ、早く家に入ってくれないか?」暗黒笑顔
Σ(。д。#)!!!

 

リュカ「2階が空き部屋になってるから、そこに布団敷いて寝ようか」
その例の2階は・・・
ラトビア「おぉ~!広い部屋じゃない」
トゥーン「僕ここ!」
リュカ「じゃ僕リンクの隣!」
ナナ「私ここ!」
ポポ「一緒に寝る!」
ラトビア「私はここ!」
ガイアナ「・・・」
マルス「・・・」
色「・・・馴染んでますね」




ネス「まずは会議からだ」
ズルズルとホワイトボードを引っ張り出してきた
リュカ「どこにあったの、そんな物・・・」
ネス「持ってきた」
マルス「周到だな~」
ネス「魔術のコーチはガイアナとラトビア。近接のコーチはマルス(笑)。ちょうど1:1だね」
マルス「ーーーーー」
ガイアナ「派手にブチかますとしようか」
ラトビア「~~~~~」
色「あれ?私は?」
ネス「傍観」
色「・・・」
ネス「じゃあこれにて終了。みんな外に出ろ」
おい!ホワイトボードは!?

 

オネット
リュカ「まずは何するの?」
ネス「今日は乱闘する」
ガイアナ「・・・それで?」
ネス「ー終わり」
マルス「アバウトだな~」
ガイアナ「私と乱闘したい奴」
リュカ「ハーイハーイハーイ!」
ガイアナ「ハイは一回」
お前は先生か
マルス「僕はトゥーンリンクとで」
ナナ「私達はラトビア姉ちゃんとでいいよね?」
ラトビア「え?あぁ、うん」
ガイアナ「・・・」
ネス「僕は余りか・・・」

 

ガイアナvsリュカ
リュカ「ステージは?」
オネットだろ



GO!
リュカ「何それ!」
よくあるだろ
ガイアナ「いくぞ、トルネード」
腰から引き抜いた杖から突風が吹いた
リュカ「わ!ヒゲのポンプみたいなやつか!」
次いで、
ガイアナ「サイクロン」
彼を囲うように、一筋の風が舞った・・・気がした
リュカ「なにその技?」
ガイアナ「当ててみな。サイクロン」
さらにもう一度
リュカ「教えてよ!」
ガイアナ「嫌だ」
リュカ「教えてってば!」
ガイアナ「嫌だ」
リュカ「教えろ!」
ガイアナ「まだ言うか!」
リュカ「教えんかいごらぁ!!PKサンダー!」
!?
ガイアナ「ト、トルネード!」
ブオォォォッ!!
リュカ「わぷっ!さっきより強いよ!?」
さらに強力な風がリュカをおそった
これは・・・
ラトビア「サイクロン。風属性の魔術レベルを飛躍させる。ガイアの得意技ね」
ガイアナ「無駄に上げてくぞ」
さらに3回目
リュカ「PKフリーズ!」
氷塊を作り出して対抗する
ガイアナ「ソニックブラスト」
巨大な竜巻が、巨大な氷塊を
明後日の方へ吹き飛ばした
リュカ「え、えぇー・・・?」
マルス「マジか!」
すごいな
ガイアナ「クリスタル、連射」
リュカ「サイマグネット!」
ガイアナ「・・・お、やるな」
リュカ「馬鹿にすんなよぉ!」
ガイアナ「ならこれはどうだ?ソニックブラスト!」
リュカ「うわぁ!」
初ダメージか
あ、これリアルじゃなくて乱闘だから、剣で斬っても死なないよ
マルス「誰と話してんのさ」
読者様
マルス「だから誰!?」
なんて言ってるうちに、リュカの手負いダメージは増していく
ガイアナ「サイクロン」
リュカ「PKファイヤー!」
ガイアナ「トルネード」
疾風が小さな火球を吹き消す
リュカ「PKサンダー!」
ガイアナ「トルネード」
風の渦が雷球の軌道を逸らす
リュカ「わーもう!必殺技当たらないじゃんか!」
ガイアナ「それが私の戦法。相手に何もさせない、何もされずに勝ちを取る」
リュカ「ニャニィ!?」
鮮度くんみてーだな
ガイアナ「ソニックブラスト」
リュカ「わぁ!」
ポポ「わ~・・・。リュカのダメージがどんどん溜まってるよ」
ナナ「向こうは1%も喰らってないのにね・・・」
そして、
ガイアナ「仕上げだ、カマイタチ!」
リュカ「ぎゃふん」
Game Set

 

リュカ「クツジョクだー」
完封負けかよ
ガイアナ「まぁ、私からまず言えることは・・・」
リュカ「なに?」
ガイアナ「隙だらけだ」
リュカ「ぎゃふん」
五回くらいしか技出してないしな

 

マルスvsトゥーンリンク



GO!
トゥーン「ブーメラン!矢!矢!矢!やああぁぁ~!」
マルス「矢矢うるさいなぁ!」
トゥーン「バクダン!」
マルス「させるものか!」
ネス「はいナルシー」
マルス「はぁぁ!?」
トゥーン「追い斬り!」
マルス「迎え討つ!」
キンッ!
打ち合いか
マルス「結構やるね」
ネス「そして上から目線」
マルス「僕の事情知ってて言ってるのかなネス!?」
ネス「あぁ!?」
なに口喧嘩してんだよ!
マルス「じゃあそろそろ本気出すよ。フラッグカット!」
クリーンヒット!
色「ややこしいな」
マルス「フラッグカット!フラッグカット!フラッグカット!」
トゥーン「うぎゃー!」
マルス「マーベラスコンビネーション。からのドラゴンキラー!」
瞬殺
Game set

 

トゥーン「大人なんだからズルいじゃん!」
マルス「そこ指摘されても困る」
ポポ「次は僕らの番だね」
ナナ「よろしく!」
ラトビア「嗚呼・・・!」

 

ラトビアvsアイスクライマー



GO!
ラトビア「・・・リバーオブインフィニティ」
ナナ「なにそれ?」
ラトビア「取り合えず攻撃力を上げてみたの」
ポポ「取り合えず?」
ラトビア「あ、いや」
ネス「?」
アイクラ「アイスショット!」
ラトビア「痛っ!マジカルシャワー」
体力回復
アイクラ「ブリザード!」
ラトビア「マ、マジカルシャワー!」
また体力回復かい
アイクラ「トルネードハンマー!」
ラトビア「マジカルシャワー!」
・・・おい
アイスクライマーの攻撃に圧されているわけではない
なのに
ナナ「なんで攻撃してこないの?」
ラトビア「・・・だって」
ポポ「?」
ラトビア「ガイアー!!」
観戦しているガイアナに泣きついた
トゥーン「!?」
ガイアナ「トルネード」
ラトビア「きゃっ!」
そして押し返された
ガイアナ「すぐに人に頼るのもいけない。まずはやってみろ」
だから先生かオメーは
ラトビア「む~~~~~」
ガイアナ「風船みたいに膨らんでもダメだ」
ラトビア「もう・・・判ったわよ!やりゃいいんでしょやりゃぁ!」
ガイアナ「あれ、何で・・・?」
ポポ「何なの?今のは?」
ナナ「作戦会議かしら。気を付けて、ポポ」
二人がハンマーを構えた
ラトビア「・・・・」
目を閉じ、杖を地面に突き立てた
ラトビア「アクアジャベリン」
とたん、土が急激に乾燥し、そこから二双のジャベリンが出現した
水で形成された槍は、それぞれアイクスライマーの二人に狙いを定めて・・・?
ラトビア「あ、れ?」
突然向きが反転し、なぜか観客である色の方へ
アイクラ「え?」
水槍はそのまま直進していく
色「ちょっと・・・こ、こっちに来てますけど!?」
ラトビア「わーもう!止まれ!止まれ止まれ止まれー!!」
止まらない
ガイアナ「ソニックブラスト!」
竜巻を放ち、水の魔法を打ち消した
かに見えた
ガイアナ「なにっ?」
ラトビア「あ・・・インフィニティやっちゃったから・・・」
ガイアナ「強くなってるんじゃないか!!」





ラトビア「・・・ッ!」
色「・・・あれ?」
当たって、ない
そして全員が言葉を失った
トゥーン「これリュカ?それともアイスクライマー?」
二人は同時にかぶりを振った
二つの投げ槍は、色の手前、固体となって静止していたのだ
マルス「アートだ・・・」
着目するとこ違うだろ
リュカ「凄い・・・全部凍ってるよ」
ガイアナ「これは・・・」
ラトビア「まさか・・・フィージー!?」
屋根の上で杖を向けて佇む長髪長身
ネス「なんで・・・」
ネスのぼやきは聞こえたらしく、クルクルと杖を回し、なんの抑揚もない声で言った


フィジー「楽しそうだから」
おい

 

ガイアナ「まさか君まで来るとはな・・・」
フィジー「狡いわよ、自分たちだけ」
さすが、遊んで暮らしたい人間だ
マルス「そういやそんなこと言ってたな」
色「どうして来たんですか?」
フィジー「だから楽しそうだから」
色「・・・」
ネス「これ、一人で凍らせたの?」
フィジー「氷使いなんだもの」
ネス「・・・まぁそうなんだろうけど」
ラトビア「また失敗したもう嫌だ!」
フィジー「集中力がないわ」
ガイアナ「声張りすぎだ」
フィジー「焦ってる」
リュカ「自棄になってる!」
ガイアナ「暴れすぎだ」
ラトビア「そこまで言う!?てか一人混じってる!!」
リュカ「いやーえへへ~」
ラトビア「誉めてなーい!!」




ラトビア「さてと!女性陣は夕食作りに取り掛かりますか!」
トゥーン「あー、もうお腹ぺこぺこ」
早く作ってやれ、オカン
色「誰がオカンだ」
ナナ「何作るの?」
フィジー「カチコチに凍らせた食べ物とか」
それただの冷凍食品だろ!
フィジー「チンするだけじゃない」
色「そっちですか」
ラトビア「ダメよ!料理も出来ない女なんてお嫁にいけないわ!」
ナナ「関係ないです」
色「ナナさんに一票」
ラトビア「フィージーはどう思う?」
フィジー「え?」
彼女の手には、「アソパソマソ アイスシャーベット」
子どもかッ!!
色「アソパソマソって・・・」
フィジー「甘くておいしいわよ」

 

そして就寝の時間
ネス「あまり布団を近づけないでくれ、マルス(笑)」
マルス「だから何なのその語尾!」
ラトビア「なははははははwww」
マルス「君は何なの!?」
ネス「さあ明日に備えておやすみ消灯」
マルス「軽く無視ですか」
消灯
ネス「・・・」
ガイアナ「・・・」
フィジー「・・・」
トゥーン「・・・」
色「・・・」
ラトビア「・・・ねぇ」
トゥーン「何?」
ラトビア「何かお話しないの?」
トゥーン「何かって何?」
ラトビア「たとえば、恋バナとか」
リュカ「バナナ?」
ラトビア「何も言ってないわよ!」
ガイアナ「ラトビアはどうなんだ?」
ラトビア「私?いないわよそんなの!」
ガイアナ「つまりはそういうことだ」
どういうことだよ
ラトビア「フィージーは?」
フィジー「いない」
リュカ「僕も!」
ネス「まだ子どもなんだから当然」
お前も
リュカ「でもポポとナナは恋仲だよね!」ズビッ
アイクラ「!?」
ハッキリ言いすぎだ!自重しろ
リュカ「色はヒゲが好きなんだよねー!」ズバッ
色「な・・・!?」
オメー話聞いてたか!?
色「な・・・な、ななな、なな!」
リュカ「?」
色「な、なんて事言うんですか!!!!///」
途端、リュカの布団は何かしらで爆発した
ネス「デリカシーなさすぎ」




翌日
オネット
色「私、今日からリュカさんのこと嫌いになりました」
マルス「・・・何かあったの?」
ガイアナ「寝てたのか?」
マルス「ああ」
どんだけ気が滅入ってたんだよ
マルス「うるいな。で、何があったの?」
フィジー「爆発」
マルス「??それとリュカの姿が見当たらないんだけど、遊びにでも行ったの?」
色「リュカさんなら布団と一緒にふっ飛んで・・・あれ?」
マルス「・・・」
フィジー「・・・」
ネス「・・・」
ガイアナ「・・・」
色「・・・!ち、違います!今のはたただの偶然!マリオさんが好きだからってオヤジギャグが好きだなん・・・って、マ、リマリ・・・きゃああああああああ!!??!!」
「ーーーー」
自爆

 

色「///」
ラトビア「色ったら赤くなっちゃって可愛いー!」
色「もう・・・こうなったら、全員断ち切ってうやむやに・・・!」
ネス「絶対無理だ!」
リュカ「ただいまー!」
トゥーン「あ!リュカが戻ってきた!おーい!!」
リュカ「いや~ふっ飛んだよー、布団と一緒にふっ飛んだよ~」
お も ん な っ
ナナ「どの辺までふっ飛んだの?布団と」
リュカ「えっとねー、201丁目辺りまでふっ飛んだよー、布団と」
ポポ「そういや、一緒にふっ飛んでった布団は?」
ガイアナ「布団が横領してる・・・」
もういいだろ!布団の流れ!
ネス「じゃあ昨日の続きに移る」
熱心なのはお前だけだよ
マルス「昨日の機能。なんちゃって」
ネス「死ね」
マルス「死ね!?」

 

ネス「今日は前回の乱闘を元に、本格的に稽古をつけてもらう。それでいいよね?フィジー先輩とガイアナ先輩。あとマルス(笑)」
マルス「・・・うん」←諦めた
ガイアナ「ああ」
フィジー「(。_。ミ)」←頷き
ラトビア「ついでに私も教えてよ!」

 

ガイアナ「リュカ、お前は昨日言った通り、隙が多い」
リュカ「うんうん」
ガイアナ「ひるみすぎだ」
リュカ「うんうん」
ガイアナ「騒ぎすぎだ」
リュカ「うんうん」
ガイアナ「はしゃぎすぎだ」
リュカ「うんうん」
ガイアナ「それを直せ」
リュカ「うんうん」
ガイアナ「・・・」
リュカ「・・・」
ガイアナ「分かったらハイと言え」
リュカ「うん」
ガイアナ「言わないのかよ」
ネス「ねえ、僕は?」
ガイアナ「・・・フィジーとやったらどうだ?」
ネス「えぇ!?ハードル高くない!?」
ガイアナ「まぁ、そうだな」
ネス「認めんなよ!」
フィジー「・・・」

 

マルス「トゥーンリンク」
トゥーン「ん、なに?」
振り返った瞬間・・・
マルス「とぉ!」
トゥーン「え・・・?」
バシィ!
トゥーンリンクの顔面を、竹刀が強打した
トゥーン「痛!いきなり何すんのさ!」
マルス「痛いだけだから大丈夫だよ」
そこが問題なんだよ
マルス「とにかく白刃取り、やってみて」
トゥーン「え?」
マルス「白刃取り」
トゥーン「白刃取り・・・こう?」
そう言って自分の前歯を掴んだ
マルス「それは白歯取り。今からやるのは白刃取り」
なんでベタなボケだ
トゥーン「ボケてないよ!」
マルス「ほら、あれだよ。偶にリンクがラグネルを両手で受け止めてるだろ?」
トゥーン「ああ~、あれか」
彼奴ら何やってんだよ!
それで納得するお前もお前だ
マルス「最後に『浅はかだなっ』って言ってるだろ?」
リュカ「それでアイクがブチ切れるんだよね!」
マルス「そーそー、よく分かってる」
何の話だこれは!
ナナ「ね~。私達は~?」
マルス「でもなー・・・氷もハンマーも使えないし」
ナナ「ラトビア姉ちゃんも正直使えない」
ラトビア「聞こえてるよー」
マルス「じゃあちょうど同じ氷使いなんだし、フィジーって子に教えてもらったら?」
ポポ「あの・・・フィジーって人に?」
マルス「今手ぇ空いてなかったっけ?」
リュカ「ネスと乱闘してるよ」

 

ネス「PK hand stamp!」
フィジー「snow」
ネス「冷たっ・・・PK fire!」
フィジー「熱・・・ice=blade」
杖が見事な氷剣になり、
ネス「バット!」
何処からかバットを取り出し、
ガィンッ!
氷の刃と、金属バットが打ち合った
どんな状況だ、これ・・・
フィジー「あ・・・ice=ball」
氷球が放たれ
ネス「フル スイング!」
思い切りバットを振った
キーーーーンッ!!
場外ホームラーーーン!!!
じゃねえよ!なんで野球なんだよ!高校球児か!
フィジー「なんか思いついたから」
ネス「ちょうどいい球だったから」
なんか思いつくんじゃねえ!
いい球であるんじゃねえ!
フィジー「・・・?」
ネス「・・・球に対して言ってるの?」
もういい!乱 闘 の時間だろ今は!
なにボケ倒してんだよ!
Time up!
あ、ほら~。時間切れじゃん!
ネス「そうだね」
そうだねじゃねーよ。てか誰?タイム制に変更したの
フィジー「私」
なんで!
フィジー「面倒だったから」
ネス「面倒であるんじゃねえ!(笑)」
フィジー「www」
お前らぶっ飛ばすぞ!!布団みたいに!!

 

マルス「・・・あっちはあっちで凄いことになってるね」
トゥーン「んだ」

 

そして

 

リュカ「あ~~疲れたーーー!!」
ガイアナ「ハハッ。1:1なだけあったか?」
フィジー「おかげで私は4人も持つことになったわ」
ラトビア「どうも厄介になりました」
マルス「どう?上達した感はある?」
トゥーン「打ち込まれすぎて分かんない・・・」
マルス「そりゃあ残念だ」
ラトビア「・・・マジカルシャワー」
体力回復・・・ここで役に立ったか
ラトビア「その程度!?」
あーあー聞こえない(ら>D<)
ラトビア「(つ ' O`)~♪」
何で歌ってんだよ!
フィジー「・・・」
マルス「そういや、君達ってさー・・・」
ガイアナ「何だ?」
マルス「・・・最後の切り札って、ないの?」
フィジー「っ・・・」
ガイアナ「さ・・・え、花札?」
ラトビア「最後の去り際?」
フィジー「違うわ。最後のカリフラワーよ」
どれもこれも全然違えよ!!
何だカリフラワーって!
フィジー「白っこりー」
知ってるよ!白ッコリーくらい知ってるよ!?
しかもなんで平仮名なんだよ!ちょっとかわいいじゃねえか!
フィジー「カリフラワーのこだわり」
白っこりーって言わねえのかよ
なに俺がカリフラワー如きも知らないとでも思ったか!?
フィジー「思ってないの反対の反対の反対の反対の反対の反対」
どっちだよ!




リュカの家
リュカ「あーもう今日も疲れた!早く飯作ってね、オカン」
色「だから誰がオカンだ!」
俺のが移ったか
トゥーン「ふーー」ドサッ
でかでかとソファに腰を下ろす
オッサンか
ポポ「TVでも観よっか?」
リュカ「賛成ー!」
トゥーン「爆撃戦隊やってるかな!」
やってるかよこの時間帯!
それに何なんだ爆撃戦隊って!ちょいちょい出てくるけども!
ポチッ
『・・・・のニュースです。元聖堂教会第1部所長が遺体となって発見されました』
ガイアナ「・・・懲りない奴だな」
リュカ「え~?ニュースつまんないよ!」
ネス「ちょっと黙れ」
『死亡推定時刻は不明。前回同様、同一犯の可能性が高いと思われます』
ガイアナ「・・・」
『尚、犯行に使われた現場は、市街地の大通り。今までの例とは異なり、堂々と犯行が行われた模様』
ガイアナ「路地裏、邸宅。それから大通りか。そのうち人前でやらかすんじゃないか?」
パリーン!
フィジー「・・・」
ラトビア「ちょっとフィージー!お皿割っちゃってるじゃない!」
フィジー「・・・ごめん」
リュカ「あちゃ~。僕んちの皿なのに・・・」
『犯行はこれで10回目。警察は市街地の警備強化と、残る二人の厳重注意を呼びかけています』
フィジー「・・・」
『では、次のニュースでプツ
トゥーン「ああ!切っちゃダメー!」
マルス「あ、ごめん。つい」
フィジー「・・・」
ナナ「フィジーさん?」
フィジー「な・・・なに?」
ナナ「心ここにあらずの状態だったけど?」
フィジー「・・・無用な心配は不要よ」
ナナ「・・・」
一瞬だったが、睨まれた
その時の
彼女の、氷のように冷たい眼差しは見逃すことは 出来なかった・・・




リュカ「ズガッ!ドガガガガッ!ボカーン!」
トゥーン「ズバッ!ビシュ!ドーンドーン!」
ガイアナ「・・・」
リュカ「必殺!爆裂ボンバー!」
トゥーン「グシャァァァァ・・・!」
ガイアナ「・・・何の真似だ、これは」
ポポ「爆撃戦隊ゴッコ、なるものらしいです」
マルス「この元気が乱闘で生かせれば良いんだけどねぇ・・・」
リュカ「あー汗掻いた!」
トゥーン「先にお風呂に入っていいよね!」
ガイアナ「好きにしろ」
「うわああぁーー!!」
ガイアナ「・・・いちいち騒がしい奴らだな」
ポポ「ねぇ、ナナたち全員いないんだけど・・・」
マルス「え・・・?」

 

色「あー、狭いです!家庭の浴槽に4人も入ることないでしょう!」
ラトビア「まあまあ。折角使ってるんだから、まとめて入った方が良いじゃない」
ナナ「使ってる?」
ラトビア「んー、簡単に言ったら元気の源。それをお湯に溶かしたの!」
ナナ「バブみたいね・・・」
フィジー「・・・」
色「狭い・・・」
ラトビア「でも、こうやって人と風呂入るのは初めてだわー!」
フィジー「初めてだったの」
色「初めてだったんですね」
ラトビア「・・・・と こ ろ で !」キラーン
両目がキラリと光った
フィジー「え・・・な、なに?」
ラトビア「フィージーったら大きいー!!」
フィジー「?」
ナナ「なにが?」
ラトビア「胸」
色「ぐはぁっ!」
フィジー「なに、この程度。まだまだよ」
ナナ「撃沈」
ラトビア「いーなー憧れるー!・・・ねぇ、触ってもいい?」
フィジー「どうぞ」
色「わ、私にも触らせてください!」
ナナ「待って私も!」
フィジー「え・・・三人も一気に?」
ラトビア「えーい問答無用!突撃ーー!」
色「とぉ!」
ナナ「えい!」
フィジー「きゃっ・・・」
わずかに身を竦ませた隙に
バシャーン
仰向けにフィジーを押し倒した
と、その時
ガラッ
リュカ「一番風呂はもらったー!」
色「え・・・・っ?」
フィジー「・・・」
ラトビア「な────!!?」
リュカ「あっ・・・」

 

うぎゃあああああぁぁ・・・




ナナ「考えらんないわ」
色「マリオさん・・・」
ラトビア「もうお嫁に行けないかも・・・!」
フィジー「・・・」
ネス「アホかお前は」
リュカ「わざとじゃないもん!」
彼の体の状態は、まぁ、言わなくても察しがつくかと
ガイアナ「まず確認しろよな・・・」
マルス「トゥーンリンクは何してたの?」
トゥーン「うんこ」
うん、しばくぞ
トゥーン「何で!本当のことだよ!?」
下ネタいきなり出すんじゃねえ!
ラトビア「リュカ、一応聞いておくわ。さっき何見たの?」
リュカ「色とナナとラトビア姉ちゃんが、寄ってたかって仰向けのフィジーさんの□□□□触ってたところ!」
ラトビア「!!(oo;)」
ナナ「!!(oo;)」
色「!!(oo;)」
ガッデム!!!
ガイアナ「お前らはお前らで何やってんだボケがあぁ!!」ガアァー
フィジー「ガイアナが壊れた」
ラトビア「違うわガイア!それは合意の上だったのよ!」
ガイアナ「そうなのか?」
フィジー「違う」
ガイアナ「ソニックブラスト」
ラトビア「ぎゃふん」




皆が(突っ込み)疲れ、寝静まった頃
フィジー「・・・」
着々と仕事にかかる
コチコチコチ・・・
そろそろ、奴らも護りを固めてくるでしょうね
場所が特定出来たとしても、正面から当たろうなんて思ってない
コチコチコチ・・・
地下からはい上がるのもなしだ
もっと良い方法がある
フィジー「・・・」
持参してきたファイルに目を向ける
そこには、2枚の顔写真と、人間関係やらが網羅された紙が数枚、ファイリングされていた
フィジー「そう・・・番号も明かしてるの。馬鹿な奴ら」
コチコチコチコチコチ
よし。出来た
ピロリ~ン♪


『メールを送信しました』
『Re:鬼ごっこしませんか?』


フィジー「   」
彼女の口元は釣り上がり、ニッとした笑みを作り上げた




翌日
リュカ「ん・・・くぁ!おはよう!」
トゥーン「おはよ!」
色「・・・・」
ナナ「まぁ、当然よね」
ラトビア「なはは・・・」
フィジー「一番の被害者は私なのだけれど」
リュカ「おっp(ry
マルス「今日帰るんだよね、確か」
ガイアナ「帰っても別れるやけではないのだから、なにも変わらないがな」
そんなお泊まり会は面白くない
ナナ「朝ごはん出来たよー!」
ネス「なに?」
ナナ「シャーベットかチューペット、どっちがいい?」
どっちも一緒だよ!
フィジー「シャーベット」

 

シャリッ
フィジー「ハムッ・・・」

 

リュカ「そろそろ人間ドックが終わる頃じゃない?」
ガイアナ「とっくに終わってる筈だ」
ラトビア「ならさっさとズラからなきゃ!」
マルス「みんな荷造り出来たー?」
ネス「言われるまでもない」
マルス「ハイハイ」
フィジー「あ・・・忘れ物」
ガイアナ「待っとこうか?」
フィジー「先に行ってて」
ガイアナ「そうか」
リュカ「じゃあ僕は鍵掛けないとね、自分の家なんだし」
ガイアナ「なら後から追いかけてこいよ」
リュカ「ハーイ!」
ガイアナ「・・・ハイって言えたな」

 

ガサゴソガサゴソ
リュカ「ねぇ、忘れ物って何なの?」
フィジー「・・・」
リュカ「手伝った方がいいよね?」
フィジー「いらない」
リュカ「・・・」
フィジー「私に構わないで」
リュカ「・・・まだ怒ってるのか・・・」
ガサゴソガサゴソ
リュカ「・・・たとえば、布団を畳んだときに挟まって、そのまま押し入れに仕舞ったとか・・・」
襖を開け、布団の隙間に手を巡らせた
ゴソゴソゴソ
リュカ「ん!なんかあった!」
フィジー「え・・・?」
リュカ「よ!」
引き抜いたその手の先には
フィジー「それ・・・!」
リュカ「え?探してたのって、このファイル?」
フィジー「返して」
リュカ「これって何のファイル?」
フィジー「秘密」
リュカ「・・・・・フィジーさん、何か・・・隠してない?」
リュカの表情が険しくなった
フィジー「・・・何がよ」
リュカ「このファイルに秘密が?」
フィジー「・・・秘密があって・・・・何が悪い」
リュカ「あー・・・まぁ、それもそうだね!ハイッ!」
それも束の間、いつもの朗らかな笑顔に変わった
フィジー「・・・」
リュカ「みんなに追い付くよ!早く来て!」
早く早くと促すリュカ
フィジー「・・・分かってるわ」
リュカ「さあ!走って行こう!!」
フィジー「分かってるわ」
リュカ「空の果てまで!!」
フィジー「行かない」

 

この世界は暢気なものだ

 

これからは、一日に一人死んでいくというのに・・・

 

しかし、彼女の顔は また違った笑みを浮かべていた

第38話 一周年記念作品 デュラゴン・クエスト/第2章

 

水の都ラトビアの結界を解いた!

 

 

ピット「よぉっしゃああぁーー!!」
カービィ「ぽよ!」
メタナイト「これで半分だな」
ピット「がああああぁぁーー!!」
ギャラクシア「そんなに嬉しいのか」
ピット「だって一年だよ?」
ギャラクシア「そっちか」
カービィ「ぺぽ!」
メタナイト「カービィはレベル23、私たちはレベル14か。徐々に霊格を取り戻してきたぞ」
ピット「SKは増えなかったけどねー」
メタナイト「ギャラクシア、次に近いのは何処だ?」
ギャラクシア「次に近いのは・・・・・無いな」
カービィ「?」
ピット「は?無い?封印は?」
ギャラクシア「封印はまだされている。近いところは、無い」
メタナイト「それは、つまり・・・」

 

 

遠いところしか無い!!
ブュオオオオオォォッ
フィジー氷原
猛烈に、吹雪が吹き荒れる
メタナイト「寒い・・・」
ギャラクシア「次の都は、隣国のガイアナ。空の国ガイアナ、風の都ガイアナだ。一番の近道でも、この氷原を通らなければならない」
カービィ「ぽ・・・」
ギャラクシア「フィジー氷原は晴れている時は穏やかなんだが、時折今のように強烈な吹雪をよく起こす」
メタナイト「これが穏やかになるとは・・・信じられん」
ピット「これ・・・日を改めた方がいいんじゃない?」
ギャラクシア「確かに、ここで力尽きた終わりだしな。もっと準備をしてから出直すのが賢明か」
カービィ「ぽよ」
メタナイト「賛成らしい。今から引き返すのか・・・もったいないな」
ギャラクシア「まだ半分も行ってないぞ」
メタナイト「・・・」
ピット「異論はないね。戻ろう」
ガサ、ザクザクザク
振り返って分かったが、雪面につけた足跡がもう消えていた
凍え死ぬかもしれないな・・・
メタナイト「・・・」
ザクザクザクゴツ
メタナイト「・・・?」
ゴツ?
雪の下で、何かに当たったようだ
メタナイト「確かこの辺りに・・・」
手を探らせるとすぐにあった
ピット「メタナイト?」
掴んで思い切り引き抜くと
なんと驚くものが釣れた
ズボッ
メタナイト「!?」
何かの破片とか、そんなレベルじゃない
メタナイト「人だ!!」
ピット「うわぁ!死体!」
カービィ「ぺぽ!」
なんと出てきたのは、華奢な体をした女性だった
メタナイト「どうしよう・・・」
ギャラクシア「まず起こしてみろ」
メタナイト「分かった」

メタナイト「もしもし・・・」
メタナイト「テステス」
反応が無い
揺すってみる
叩いてみる
よし、ここは強烈なビンタを一発
バチーーン!!

反応が無い

メタナイト「駄目か・・・」
彼女の頬は、ジンと赤くなっている
ピット「じゃあ、もう死んでるってことでいいよね・・・?」
カービィ「ぽよぽよ!」
ギャラクシア「主よ。発見したのは貴方なのだから、決断は貴方に委ねられます」
メタナイト「っ・・・」
さて、どうするー
無論、勇者一行が人助けせずしてどうする
勇者は忙しいものなのだ










































メタナイト「・・・む・・・」
リンク「起きたか。えらく長い間寝付いていたな。そんなに金が眩しかったのか?」
早々悪態を突いてくる
メタナイト「・・・ゼルダ姫は?」
ピット「お姫様ならチビ王の所に行ったよ」
メタナイト「チビ王懐かしいな」
・・・そういや、何でリンクが残っているんだ?
ゼルダ姫の護衛じゃなかったのか?
リンク「爆睡して分からなかったんだろうが、シューテンから遣いが来て姫様を預からせた。後は大丈夫だ」
カービィ「ぺぽ!」
メタナイト「いや、だから何でここに残ってるんだ?」
ピット「それはね~」
リンク「・・・その天使君から話は聞いた。ネスに認められた勇者だとな。奴は確かにチビだが、姫様と似た力を持っている。信頼している間柄でな」
メタナイト「・・・」
リンク「次にガイアナの城へ向かうそうだな。彼処は姫様の城でもある」
メタナイト「まさか・・・」
リンク「今回だけだが、力を貸そう、勇者一行」
メタナイト「・・・マジか」
リンク「マジだ」
ピット「新しい仲間の誕生だよ!今回だけ」
カービィ「ぽよー!」
リンク「少しの間だがよろしく頼む、勇者殿」
メタナイト「ああ」
お互いに手を差し出す
しかし
リンク「・・・おっと、間違えた」
メタナイト「?」
メタナイトから向きを逸らし、結局握手をしたのは
リンク「勇者はお前だったな」
カービィ「ぽよ!」
ガシッ
メタナイト「・・・」
リンク「さて、と。もうフィジー氷原は晴れただろう。また降り出さないうちに行くぞ」
ピット「え?晴れてんの?」
リンク「あそこは天候の急な変化が茶飯事だ。ああ見えて周期性があってな。もう吹雪は収まる頃合いだ」
ピット「じゃあすぐに出発だ!」
カービィ「ぺぽ!」
メタナイト「・・・」

 

 

リンクと手を組んだ!
再びフィジー氷原へと向かった!

現在のステータス

リンク
職業:剣士、弓兵、騎兵、武闘家、魔術士
破格にも程があるATとDFで敵を捻伏せる
その分MPとSPが低め
それでもチートキャラに変わりはない
Lv64
HP 350
MP 110
AT 520
DF 420
SP 41
SK:攻程四連
  :回転斬り
  :投影・一斉掃射
  :投影・一点投射
  :明鏡止水


ゼルダ姫
職業:魔術士
MP値が群を抜いて高く、SKの性能もピカいち
リンクと逆にATとDFが低く、彼らが組めば無敵状態もいいところ
Lv58
HP 99
MP 855
AT 10
DF 10
SP 82
SK:戦闘術式・………
  :防衛術式・………


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