スマブラ個人小説/Shaillの小説/スマブラキャラの毎日 4

Last-modified: 2013-10-20 (日) 15:52:49

始めに

オリジナルキャラクター

名前:???
日本の妖怪である「座敷わらし」の人見知りの女の子。名前はない
姿を消したり正体を眩ませられるなど、便利な特性がある
ただし戦いは得意じゃないらしい
解明しているのは一部だけで、まだ謎は多いようだ

 

第15話 スマブラで第6次聖杯戦争 終幕

スネーク「さっきの流星といい、焔といい」
サムス「キャスターとセイバーがぶっ放したようね。私も付いて行けば良かった」
スネーク「俺との決着を破棄する気か?」
サムス「まさか。でも、損したとは言えるわ」
スネーク「・・・・・」
サムス「・・・何とか言いなさいよ」
スネーク「おい、あれ・・・」
サムス「なに?」
スネーク「なんだ、あれは!?」

 

それは、巨大な”孔”だった
空にぽっかりと開けた孔から、紅い光が漂っている
その光は空全体を包み、総てを赤色に染めた
タブー「あれは・・・?」
アイク「あれが、聖杯の正体なのか?」
デュオン「何だって!?聖杯は願いを叶える願望機だって・・・!」
ネス「まやかし、だったのかもな・・・」
マスター「アレは危険だ。早く破壊しないと、大惨事を引き起こすぞ」
タブー「マスター!?何でここに?」
アイク「監督か。アレは壊せるものなのか?」
マスター「壊せないことはない」
ネス「と言うと?」
マスター「サーヴァントの力を使えば壊せるさ。ただ、破壊した地点で英霊の存在は消える」
タブー「何だと!?」
マスター「最初に言った筈だ。聖杯の力を借りて召喚する、と。その聖杯が破壊されたら、現界していられなくなる」
アイク「俺の、肉願望が・・・」
タブー「・・・」
ネス「僕は、やるよ」
デュオン「キャスター!」
ネス「仕方無いだろ。僕たちには、この世界にいる理由はなくなってしまったんだ。最後に出来るのは、この災厄を護ることくらいだし」
アイク「・・・自分たちで撒いた種なんだ。後片づけも、自分たちでする」
タブー「セイバー・・・」
マスター「決まりだな。今は一刻を争う。一斉に宝具を解放するんだ」
ネス「OK」
「「ちょっと待ったー!!」」
タブー「誰だ?」
スネーク「・・・その任務、俺たちも請け負おう」
サムス「最後に名を刻める時だしね」
アイク「アサシンに・・・ライダー、か?隣にいるのはマスターか」
サムス「宝具解放なら、最後に派手にやっちゃいたいし」
ガレオム「どんだけ持ってんだよ、宝具」
スネーク「俺も、まだ秘蔵の一丁が残っている」
リドリー「お前もか」
サムス「アンタ、また嘘ついたわね」
スネーク「まあまあ」
サムス「嘘つきは嫌われるわよ?」
アイク「お前ら・・・」
ネス「仲良いな」
サムス「まあね。昨日の敵は今日のなんとやらって言うじゃない」
スネーク「俺は、そんなつもりないんだがな」
マスター「これで残りのサーヴァントは総て出揃った。マスターたちよ、最後の仕事だ」
一斉に、令呪の刻まれた腕を掲げ上げる


タブー「令呪に告げるー聖杯の規律に従いーこの者、我がサーヴァントよ、タブーが令呪をもって命ずる」


デュオン「その宝具を以てして、聖杯を破壊しろ」


ガレオム「重ねて命ずる。残りの魔力を総て費やせ」


リドリー「さらに重ねて命ず。必ずや聖杯を破壊しろ。そして、華やかに散れ」


「汝の望みは聞き入れた。我、必ずやその願いを成し遂げよう」
剣が焔に包まれる、空から流星が堕ちる、銃口が閃く、レーザー砲が火を噴く
一体になったそれは、螺旋を描き、不気味な孔を溶かしきる


やがて、孔は慚愧と消えた
「さよならだ、マスター」
何処の英雄たちと共に・・・




スネーク「・・・うまい・・」
サムス「どうしたの?こんな所で一服して」
スネーク「いや・・・少し、夢を見ていた気がしてな・・・」
サムス「ふーん」
興味無さげに相槌を打つと、
サムス「一本ちょうだい」
慣れた手付きで、スネークの手から煙草を抜き取った
スネーク「勝手に盗むな」
サムス「ヘヘーん」
スネーク「・・・」
スネークはベランダに出た。夜風が心地よい
下ではマルスとピットが稽古をしている
サムス「・・・実はね、私もそんな感じしてた」
スネーク「?」
ネス「僕もだよ」
アイク「俺も」
スネーク「お前・・・いつの間に俺の部屋に・・・!」
それには答えず、アイクがひょいと煙草を2本盗む
アイク「吸うか?」
ネス「うん」
スネーク「子供は吸っちゃいけない!」
リンク「では、これは私が預かろう」
アイクの指から奪い取ると、ぐしゃりと握り潰した
アイク「ああぁ~!?」
サムス「また来客ね」
スネーク「だから勝手に上がり込むな!」
リンク「それは、アイクに言ってもらおうか」
ネス「また何か悪さしたの?」
アイク「さあー俺には何のことだかー」
リンク「表出ろ」
アイク「ちょ・・・放せよ!」
リンク「ほぅ・・・この私に楯突くか。良い、どうなるか教えてやろう」
襟首を掴んで引きずり出そうとするリンクと、必死に抵抗するアイク
これは、幾度も見た絵だ
確か黒色の・・・
不意にリンクが振り返った
リンク「己の望みは、自分で築き上げるものだ。決して物に頼ってはならない」
スネーク「?」
それは聖三角のことなのか、聖杯のことを言っているのかは判らない
サムス「・・・夢から醒めた気がするの。どこか、遠い処から帰ってきたような・・・」
ネス「うんうん、そうそう。同じ夢でもみたみたいだね」
サムス「そうね。そうかもしれないわ・・・」


戸外には、鋼鉄やを打ち合う音が響いて
あの出来事を思い出させる
しかし誰も鮮明に記憶していない
夜は静かに、朝を迎える・・・


個別サーヴァント情報

セイバー 真名:アイク
筋力:A+ 耐久:A 魔力:E 幸運:D 敏捷:D 宝具:C
固有スキル
対魔力:A 騎乗:B 
保有スキル
精霊の加護:C カリスマ:A
宝具:大天空


ランサー 真名:マルス
筋力:B 耐久:E 魔力:C+ 幸運:EX 敏捷:A 宝具:C
固有スキル
対魔力:C
保有スキル
矢よけの加護:D 精霊の加護:D 神性:C
宝具:必殺の一撃


アーチャー 真名:ピット
筋力:D 耐久:D- 魔力:A 幸運:E- 敏捷:B 宝具:B
固有スキル
対魔力:B 単独行動:B
保有スキル
神性:A++ 精霊の加護:EX 陣地作成:E
宝具:天使の軍勢


ライダー 真名:ゼロスーツサムス
筋力:B+ 耐久:D- 魔力:E 幸運:B 敏捷:A 宝具:A
固有スキル
対魔力:C 騎乗:D
保有スキル
怪力:B 単独行動:B 変化:C+ 戦闘続行:D 千里眼:D
宝具:パワードスーツ、ゼロレーザー


キャスター 真名:ネス
筋力:B- 耐久:C 魔力:A++ 幸運:E 敏捷:B 宝具:A++
固有スキル
陣地作成:C 道具作成:B
保有スキル
超能力:EX
宝具:PKスターストーム


アサシン 真名:スネーク
筋力:A 耐久:A 魔力:E- 幸運:D 敏捷:E 宝具:D 
固有スキル
気配遮断:B++
保有スキル
透化:EX 単独行動:A+
宝具:無線機、ステルス迷彩、グレネードランチャー


バーサーカー 真名ダークリンク
筋力:A+ 耐久:A 魔力:B 幸運:B 敏捷:B 宝具:?
固有スキル
狂化:A++
保有スキル
無窮の武練:A+ 神性:E-
宝具:?

第16話 イエローハット

ワリオ「なあ、作者よ」
ん?なんだ?
ワリオ「何で俺って出番が少ないんだ?」
それは・・・
俺が全く使用しないキャラだからだろうな
出番少ない奴の共通点は、悪役、喋らない、陰が薄い奴だから
ワリオ「悪役かよ・・・」
まぁ、一部は贔屓目に見てる場合もあるけど?
ワリオ「よし、俺決めた」
なんだ?
ワリオ「俺、悪役を辞める
な・・・なんだとぉ!?
それじゃゲームが成り立たないだろ!
ワリオ「・・・その前に屁こくわ」
それだけはやめろ!

 

悪役を辞めるって・・・どうする気だよ?
ワリオ「ゼルダ姫の付けてる奇麗な装飾を欲しがらない」
なんだそれ。欲しがってたのかよ
ワリオ「困ってる奴を見かけたら助ける」
良い心掛けだな
ワリオ「あと屁をこかない」
・・・それは別にいいだろ。人間、ガスが溜まるもんだし
ワリオ「まずはそれくらいかな。よし、じゃあ・・・」
町に出るぞ

 

城下町
なぁ、ワリオ
ワリオ「何だ?」
何で城下町なんだよ
ワリオ「だってここには金銀財・・・じゃない、困ってる奴がいそうだろ、ゼルダ姫とか」
・・・先が思いやられるな
あ!噂をすれば、だぞ
ワリオ「ん?」
鑑定屋の隣、宝石とか売ってるだろ?
ワリオ「うんうん。・・・あの店は絶対本物しか置けないな」
その中に、
ゼルダ「あら?ワリオさんじゃないですか?」
ワリオ「ゼ・・・ゼルダ姫!?何でこんな所に!?」
ゼルダ「城を抜けて来たんですよ。ワープして」
ワリオ「ワープって・・・」
ゼルダ「それよりも丁度よかったです。ワリオさんにお願いがあるのですが・・・」
ワリオ「お願い・・・?なんなりと!」
ゼルダ「良かった。では・・・」
ジャラリ
ワリオ「?」
ゼルダ「この装飾、貰ってくれないでしょうか?」
ワリオ「な、何だってェ!?」
どういう風の吹き回しだ、こりゃあ
ゼルダ「この装飾も古いので、そろそろ新しい物に買い替えたい、って大臣に言ったんですけど、とにかくうるさくって・・・」
ワリオ「っ・・・」
ゼルダ「だから勝手に抜けて買いに来てるんです。でも・・・古い物をそのまま持ち帰ったらバレてしまいますから」
ワリオ「そんなんで俺にくれるのかよ・・・」
金持ちの悩みだな
ゼルダ「お願いです。貰って下さいませんか?」
ワリオ「いや・・・しかし・・・!」
自分は決めたばかりだ。欲しがらないと
ゼルダ「人助けだと思って・・・」
人助け・・・
ワリオ「く・・・それなら・・!」
ゼルダ「ありがとうございます!」
ワリオ「人助けなら・・・人助け、なら・・・な」
おいおい
ゼルダ「では・・・」
カチャリ、と髪と首に付けていた宝石を外すと、ワリオの手に託す
ゼルダ「ちょっとした幸運の魔法をかけておきました。お守りにどうぞ?」
ワリオ「・・・どうも・・・!」

 

ワリオ「得した得した」
いいのかよ、貰っちまって
ワリオ「これは人助けなんだ。だから良い」
なんだかなあー・・・矛盾してる
ワリオ「さて~困ってる奴はいないかな~
わざとらしい・・・
ワリオ「ん?あそこにあるのはカービィか?」
カービィ「ぽよ・・・」
地面にへたり込んで・・・元気ないな
ワリオ「どうした、具合でも悪いのか?」
カービィ「・・・」ふるふる
う~ん、喋れないんじゃあな・・・
ワリオ「疲れて歩けないのか?」
カービィ「・・・」ふるふる
ワリオ「参ったな・・・」
ぐ~~
ワリオ「?」
腹の音だ、ワリオ
ワリオ「俺じゃねえよ!・・・ってことは」
カービィ「・・・ぽよ」
ワリオ「腹減ってんのか!だったら作者!」
変身、グラフィティワリオ!
グラフィティワリオ「違うわい!食べ物出してやれって!」
それくらい自分で作れよ
『説明しよう。グラフィティワリオとは、回答怪盗ワリオに登場するオレンジムーンマスタージェムによって変身したワリオである
魔法の筆で描いたものは何でも現実のものになるステキパワーをもつが、失敗作は全て糞ー以下略』
というわけだ。なんか描いてくれ
ワリオ「ち、分かったよ」ペタペタ
カービィ「・・・」
でも、間違っても、糞だけは・・・描かない・・・ように・・・
ワリオ「出来た!うん・・・」
だから止めろって!下ネタ投下すんな!
ワリオ「だって俺これしか描けないし・・・」
ったく仕方無えな・・・
ほらよ
ポン
ワリオ「スマッシュボール?」
それを使ってニンニクでも食わしてやれ
ワリオ「分かった」ガシャン
カービィ「ぽよ・・・」
ワリオ「変身ワリオマン!じゃなくて・・・そういや、スマッシュボールがニンニクに変化するのか?だとしたら変な使い道だよな」
いいから早く食わしてやれよ!
ワリオ「ほら、カービィ。オレの好物のニンニクだぞ。食え」
カービィ「ぽよ」
ワリオ「でも、間違っても俺も一緒に吸い込んだりしないようにな・・・」
ゴオオオオォォ
ワリオ「言ってる側から~・・・」
ぱくん
ワリオが食われた!
カービィ「・・・」ウマウマ
・・・
ぺっ
ワリオ「う゛あぁ。酷い目に遭った・・・」
カービィ「♪」
腹満たされたのか?ニンニク一つで
ワリオ「どっちでもいいよ。とにかく、助けたのには変わり無いし」
カービィ「・・・」ツンツン
ワリオ「ん?なんかくれんのか?」
これは・・・
ワリオ「・・・デデデのバッチ、だな」
カービィ「・・・」ピカピカ
確かに、ワリオの好きな金目の色をしてるな
ワリオ「まぁいいや。取り合えず貰っとこう」

 

宝石の装飾に、ピカピカのバッチ・・・
成金の億万長者かよ
ワリオ「あぁ!?」
そう怒るな
最初は、宝石を使って藁蘂長者みたいにする予定だったんだが、ゼルダの奴が魔法なんかかけるから譲れなくなっちゃったんだよ
ワリオ「何の話だよ。幸運の魔法と言うが、今の俺にとって困ってる奴を見つけるのが最高の運だ。なかなかの役割を果たしてくれているぞ?これは」
早速カービィが困っててくれたもんな
・・・そうこう言ってる間に、また魔法の効果が出たようだぞ
ワリオ「困ってる奴か!」
ああ
帽子が風に流されて体力が減っていってるルイージだ
ルイージ「何で知ってるのー!」
ワリオ「それなら事は簡単だ。ルイージ」
ルイージ「ふぇ?」
ワリオ「俺の帽子被れ」
ルイージ「えぇー!?」ムギュッ
ワリオ「これで良し。じゃあな」
早ッ!
ルイージ「ちょっと!こんなの逆効果だし!」

 

ワリオ「ああー力が抜けてくー・・・」
今度はお前がDOWNかよ!
ワリオ「帽子があればなー・・・黄色い帽子・・・」
そんなアイテムないから用意出来ないな
ワリオ「無理、ダウン・・・」パタリ
おい、ワリオ!
お前がフィギュアになったら話進まないだろ!
起きろよー!・・・




ワリオ「・・・ム・・・」
ルイージ「あ、起きた?」
ワリオ「・・・あれ?ここは?」
ルイージ「寮だよ。道中で倒れてたから、運んできたの」
ワリオ「運んでって・・・よく運べたな」
ルイージ「うん。クレーン車で吊ってきたから」
ワリオ「俺ってそんなに重いのか!?」
ルイージ「いや、ちょっと臭いが、ね」
ワリオ「おい!ってお前、帽子は!?」
ルイージ「ああ、イエローハットで新しいの購入したの」
ワリオ「緑だろお前の!しかもイエローハットってタイヤだろ!?」
ルイージ「まあまあ」
ワリオ「・・・そういや、俺の帽子は?」
ルイージ「ちゃんと黄色いのも買ってあるよ。はい」
ワリオ「・・・」
ルイージ「あ、色違いのお揃いだ」
ないわキツイわー
ワリオ「・・・違うよ」ボソ
ルイージ「え?」
ワリオ「俺の帽子だよ!Wのマークのはいったやつ!何処やった!?」
ルイージ「ああ・・・あれは・・・」
ワリオ「・・・?」
ルイージ「・・・風に飛ばされちゃった・・・」ナハハ・・・
ワリオ「・・・」
ルイージ「でもでも、それで代用したらいいだけだし・・・!」
ワリオ「・・・BAKAYAROー!」ポカポカポカ
ルイージ「うわあああああああああ」
ワリオ「KONOYAROー!」ポカポカポカ
ワリオがおかしくなった!


こうして、正義の味方をしたワリオの一日は終わりを告げた
ルイージとの追いかけっこは、まだまだ続く・・・

第17話 梅雨期事件簿

しとしとしと
マリオ「雨か~ジメジメして外で遊べないし嫌だな~」
マスター「雨でも外で遊んでるやつらもいるぞ」
マリオ「え?」
マスター「ほら」
リュカ「うわーー!」バシャバシャ
トゥーン「ぎゃー!」バシャバシャ
マリオ「彼奴ら仲良いな。一緒にズブ濡れになってんぞ」
しとしとしと
マリオ「はあーこれじゃあ乱闘も出来ねえや」
マスター「なら、お呪いに頼ってみるか」
マリオ「お呪い?」


マスター「照る照る坊主だよ」




しとしとしと
レッド「・・・」ちまちま
マリオ「・・・照る照る坊主作るのに全員呼ぶか?」
マスター「全員が2個作れば一気に80だ。そのほうが効率が良い」
マリオ「多けりゃ良いってもんじゃねえだろ・・・」
ネス「リュカとトゥーンは相変わらず、か」
ガノンドロフ「・・・」ちまちま
クッパ「あ・・・ガノンドロフ。お前用具室の掃除当番だっただろ」
ガノンドロフ「マジか、ヤッベ。今から行ってくるわ」
クッパ「おう」

 

用具室
ガノンドロフ「ホント、ここには何があるか分からんからな。用心しねえと・・・」
ガシャン
ガノンドロフ「外から鍵を開けるのか。それにしても、変な音がするな」
さて、用具室で早速待ち構えていたのは
ガノンドロフ「何だ・・・?これ」
それはバッティング用に球が飛び出るやつだ
カタパルト式で、バネが伸びきった後にスイングする。鉄柱が一回転するので結構危ないな
ガノンドロフ「タイマーも付いてるのか。いつ使うんだよ。まぁ、機械など不要だよな・・・」
魔力があるから、なのだろうか
ガノンドロフ「取り合えず、邪魔な物は全部出しといて・・・」
ボールを手に取ったそのとき
下半部にむずがゆい感覚が・・・
ガノンドロフ「む・・・年取ったせいか、近くてな」
お手洗いだろうか
ガノンドロフ「トイレまでは結構遠いからな。余裕をもって行かないと・・・」
ボールを手放し、部屋から出ようとするが、
ガノンドロフ「く・・・!邪魔だな、この機械・・・!」
力で無理矢理押し退ける
ガノンドロフ「ふう・・・結構重いんだな」
一息吐き、そのカタパルトに手を付いた
ピッ
ガノンドロフ「?変なボタン押したか?」
タイマー;3分
ガノンドロフ「ボールも入ってないし、放っとけ」(おいおい)

 

翌朝
ガヤガヤガヤガヤ
マリオ「何だ?この人だかりは?」
用具室からだな
マスター「おお、起きたかマリオ」
マリオ「マスター、何があったんだ?」
マスター「実はな・・・用具室の扉が破壊される、という事件が起きたんだ」
事件、ねぇ・・・
よくある事だろ
マリオ「犯人は?」
マスター「判らない。だが、昨日の当番だったガノンドロフが容疑者扱いだ」
マリオ「・・・確かに彼奴なら、扉くらいブッ壊せるだろうな」
マスター「しかし、当のガノンドロフは容疑を否認している。八方塞がりだ」
マリオ「この中に探偵はいないのか?」
いるだろ
???「確かにいましたね。探偵さんっぽいのが・・・」
マリオ「あー・・・修学旅行んとき世話になったな」
ネス!It's your turn!
ネス「何で僕なの・・・」
アイク「だってお前、この前の謎解いてたじゃんか」
ネス「あれは推理じゃなくて考察だよ!」
マリオ「どっちでもいいから早く調べてくれ!」

 

ネス「流された・・・みんな帰りやがって」
マスター「昨日は雨だった分、証拠は残りやすいだろう。じゃあ頑張れ」
ネス「はあ・・・」
さて、捜索開始だ
ネス「現場状況・・・部屋の外にはピッチングマシン。振り切ったあとだな。何でこれだけ外に・・・」
ガノンドロフが、邪魔な物を外に出そうとしてたみたいだからな
ネス「肝心のドアは・・・真ん中が壊されてる。鍵もまだ使えるのに」
木製だから簡単に壊せるよな
その鍵は、縦だと開け、横だと閉めになる
よく見かけるな、マンションとかに
ネス「・・・ん?この斑点・・・」
手掛かりか?
ネス「扉に黒の斑点が付いてる。かなり薄いけど」
木目じゃないんだな。犯人が残したものか
ネス「多分ね。次、部屋の中だ」ピョン
おい!穴くぐってく奴がいるか!
ネス「現場状況。ボールが一つ転がってる。何で?」
ガノンドロフが外に出そうとしたみたいだ
ネス「じゃあ何で中にあるんだよ?」
何か、もよおしたみたい
ネス「ふ~ん・・・」
他にめぼしい物はないな・・・
ネス「確かに、今のところガノンドロフがめちゃくちゃ怪しいな」
やっぱりか
ネス「じゃあ、今日はもう終わる」
おう、ごくろーさま
ネス「・・・」
どした?
ネス「この鍵・・・」
ん?
ネス「いや・・・何でもない・・・」
何だよ・・・




事後
マスター「で、どうなんだネス。犯人が判ったのか?」
ネス「うん・・・まあね」
マリオ「さすがというか・・・で、誰なんだ?誰が犯人なんだ?」
リュカ「僕ら遊んでたいんだけど!」
ネス「まぁそう焦らずに」
リンク「・・・」
ガノンドロフ「・・・」
ネス「最初に言っとくけど、ガノンドロフには扉を壊す動機がない。鬱憤を晴らすため、とかだったら話は別だけど」
ガノンドロフ「ほ」
ネス「つまり、犯人はホッピングおじさんじゃない」
アイク「小っちゃな大魔王だぜ」
ネス「そして、扉に付いていた黒い斑点。これは、水。木が吸い込んだら黒くなるからね」
マリオ「それがどうしたんだよ」
ネス「犯人の証拠だよ。次に、ピッチングマシン。ガノンドロフ」
ガノンドロフ「は?」
ネス「用具室にいた時、振り切ってなかったよね?」
ガノンドロフ「ああ。ボールさえ入れれば、いつでも飛ばせる状態だった」
ネス「でも翌朝には振り切っていた。ということは、お手洗いに行っている間に回ったんだよね」
ガノンドロフ「確かにタイマーのボタンを押してしまったな」
ネス「そういうわけだ。最後に、鍵」
マリオ「鍵?」
ネス「うん、鍵」
マリオ「・・・鍵」
ネス「何か強い力で打ち突けられた打撃痕があったんだ」
マスター「その打撃っては・・・」
ネス「ピッチングマシンだよ。タイマーが作動して、鉄骨が一回転する。それが鍵に当たったとする」
マリオ「そしたら、鍵が閉まる」
ネス「そう。それがこの時偶然出来上がったトリック。もし中に人が入っていたら、閉じ込められるよね」
用具室には窓もない
脱出するには、扉を壊すしかないよな
ネス「さて。ここからは犯人の話だけど、実は簡単に判るんだよね」
マリオ「なんで?」
ネス「さっきに話したけど、黒い斑点。つまり、犯人は水を被ってたと思われる」
そんな人物は二人・・・
ネス「犯人は・・・リュカとトゥーンリンクだ!」ビシィッ
ドーン
「「えええええええ」」
リンク「・・・猿芝居は止せ」
ネス「二人はガノンドロフが去った後、ボールを取りに用具室にやって来た!そして扉を閉め、転がっていたボールを使って室内で遊んでいると、ピッチングマシンが作動する」
トゥーン「・・・」
マリオ「作動して、鉄骨が一回転したときに鍵にブチ当たった」
それで閉じ込められたんだな
ネス「皆は照る照る坊主を作っているので、誰も前を通らない。そう早合点して、扉を二人で破壊した。斑点は、ズブ濡れのまま扉を叩いたときに、木製の扉が吸い取って出来たんだ」
トゥーン「げ・・・」
ネス「それに三人以外全員にはアリバイがある!照る照る坊主を作っていたってな!」
じゃーん
リュカ「うぅ・・・」
ネス「黒点こそが動かぬ証拠。濡れていたのは、君たち二人だけだからね」
どうだ!言い逃れ出来んだろ!
リュカ「くっ」
マリオ「・・・お前の推理じゃねえだろ」
マスター「今回は、不意の事故、と言ったところだな」
ネス「まぁ、扉を壊すのは非常識だけどね」
マリオ「おかげで、無意味な照る照る坊主を作り続けずに済んだわけだ」
マスター「無駄とはなんだ無駄とは!」
マリオ「だって・・・」
しとしとしとしと・・・
マリオ「効果無いもん」

 

リュカ「わーい!水遊びだー!」バシャバシャ
トゥーン「わーー!」バシャバシャ
風邪はひくなよー




後日、二人の体温は40を超えたとか

特別短編 ナイトのウィークポイント

今回は、リンクが主人公第2段をお送りするよ
マリオ「またかよ」
リンク「・・・嫌な予感がするのは、私だけかな?」




???「問題です」
じゃじゃん
リュカ「・・・」
???「上は洪水、下は大火事。これな~んだ」
ナナ「それどころじゃないわよ!」
???「いや、これ問題ですから」
ポポ「わかった!お風呂だ!」
???「せいか~い☆」
ポポ「やったー!僕に1ポイントだね」
トゥーン「くそー次こそは・・・!」
ネス「・・・」やれやれ
リンク「・・・?何だ、この催し物は」
ネス「あ、リンク。何かクイズ大会やってるみたい」
リンク「そうか」くるり
ネス「・・・引き返すのかよ」
判ったところで全然興味無いな
リュカ「あ!リンクも一緒にやろうよ!」
リンク「そんな暇はない」
トゥーン「たまには一緒に遊ぼうよ!」
リンク「遊ばない」
ポポ「面白いと思うよ!」
リンク「悦など要らん」
ネス「すごい・・・全部返されてる・・・」
カチカチだな
大抵、こういう頭の堅い人にはなぞなぞが貫徹しないんだよな
???「え?じゃあ試しに聞きますけど、リンクさん」
リンク「なんだ」
???「食べられないパンって、なーんだ」
リュカ「あ!それ知ってる!フライp(ryネス「言ったら駄目だ」
リンク「食べられないパンか。それは・・・」
・・・
トゥーン「ごくり・・・」
リンク「・・・安物のパン、だと私は思う」
ネス「・・・・・ぇ」
???「・・・どうしてそうなるんですか?」
リンク「不味いからだ。あれは口に合わない」
リュカ「wwwwww」ぷくく
なんか・・・聞かなきゃ良かったな
???「正解は、フライパンですよ?」
リンク「あれは食べ物ではないであろう」
やっぱカチカチだな
ネス「じゃ、じゃあ、パンが二つあると何になる?」
リンク「二つあると、複数系のsが付く」
リュカ「wwwwww」ぷくく
???「空っぽの巣に住む鳥は?」
リンク「それはただの空き巣鳥、盗人の所行だ」
???「正解は、烏ですよ?」
リンク「・・・確かにあの鳥ならやりそうだな」
変に納得してるじゃねえか
ネス「・・・」
リンク「おっと。暇を取らせたな。戯れもここまでだ」くるり
あ・・・
ナナ「帰っちゃった・・・」
ネス「・・・意外な弱点発見だな」
ポポ「本人はそんなつもりないんだろうけどね・・・」
リュカ「さて、じゃあ続きいこうよ!」
???「そうですね・・・では、問題です」
じゃじゃん
???「目を瞑っている時にしか見られないものって、な~んだ」
ナナ「えっと・・・」
トゥーン「分かった!答えは真っ暗闇!」
ブッブ~
???「違いま~す」
トゥーン「え~じゃあ何なの?」
???「答えは・・・」




アイク「お前・・・何だ安物のパンて」
リンク「スーパーマーケットなどで販売しているだろ」
アイク「あれよく食べるだろ!」
リンク「いや。不味くて反吐が出る」
アイク「テメエ腹立つなー!」
マリオ「てか、なぞなぞ苦手だったんだな」
リンク「生活になんの不自由もないがな」

第18話 世紀のレース対決

さあついにこの日がやってまいりましたS(スマブラ)ー1GP。実況はこの私、作者と
マスター「マスターだ」
コースは戦場→オルディン大橋→マリオサーキット→ポートタウンエアロダイブ→ビッグブルー→終点
総距離は100km近くある
マスター「やくものが多いステージばかりなのが、今回のミソだな」
40人ぐらいの中から選ばれた選手たち
このコースをどう切り抜ける!?
そう、あれはつい最近の事・・・

 

三日前
あ~ネタ、ネタないかな~
マスター「またか」
ああ。今回ばかりはちょっと深刻でな
ほら、俺って暇人だろ?
マスター「知らないな」
だからよく小説更新するんだけど、そのせいでようやく考えついたネタがすぐに終わっちまうんだよ
マスター「二日で一話終わってるもんな」
そう。だからネタも尽きやすいんだよな~
マスター「話は簡単だ。更新のペースを遅らせたらいいだけだ」
あと、一話を長くするとか
マスター「奴等にいろいろ聞いてみたらどうだ?ネタが浮かぶかもしれないぞ?」
そうだな。そうしよう

 

マリオ部屋前
ピンポーン
・・・・・
・・・どうやってインターホン鳴らしてるんだろうな、俺
・・・・・
クッパ「マリオなら留守にしてるぞ」
何だよせっかく出向いてきたのに
どこ行ったんだ?
クッパ「車庫だよ。カートの点検やら洗車やらするとかなんとか」
そうか・・・

 

フォックス部屋前
ピンポーン
・・・・・
ウルフ「フォックスならアーウィン見に行ったぜ?」
またかよ

 

CF部屋前
ピンポーン
・・・・・
スネーク「CFなら車庫に・・・」
またか!
何で皆メンテナンスしてるんだよ!
スネーク「ああ・・・多分影響を受けたんだろうな」
影響?
スネーク「先日のFー1GPだよ」
・・・へぇ

良いアイディアを貰ったよ
スネーク「・・・・え?」

 

と、すぐに案が固まったわけだが
マリオ「何だよ全員集めといて」
フォックス「今度は何企んでんだ?」
おこがましいぞ、フォックス
フォックス「・・・」
うん、実を言うとね
カーレースを開催しようと思うんだ
CF「・・・レース・・」
アイク「マジか作者まで影響されたか!」
いや、俺はお前らが影響受けたって聞いたから
マリオ「誰が参加するんだ?」
それはランダムだ
乗り物も、選ばれた数人がクジを引いて決めてもらう
クッパ「マリオカートでは8人だったから、それが妥当だろう」
じゃあ乗り物は、乗用車、外車、トラック、V2、バイク、飛行機、自転車、戦車
で、どうだろう
ファルコ「どうだろうじゃねえだろ!」
ピット「少なくとも、後半3つはおかしいよ!」
えっと、じゃあバナナボートに・・・
スネーク「それじゃ動かないだろ!陸上だし」
じゃあ飛行機やめてヘリコプターは?
ネス「・・・まだマシだ」
よしじゃあ決まり!次は人選だ!
メタナイト「無理矢理押し通したな」
いいか?これはランダムだからな
もう一度だけ言う。これは本当にランダムだからな!人選は!
リンク「くどい!」
・・・・・
マルス「完膚無きまでに・・・」
マスター「代わって進めるぞ。この箱の中に、お前らの名前の書いたボールが入ってる。それを私が適当に鷲掴みにする」
デデデ「早く始めるゾイ」
マスター「では早速・・・」
ズボッ
マリオ「穴、デカすぎんだろ・・・」
グポッ
マスター「(全部)取れたー」
「「意味無いだろ!」」
マスター「では今度は一つずつ・・・」
マリオ「・・・」
マスター「・・・これで出た奴は乗用車な」
早くしろ
クレイジー「あ、復活早えんだ」
グポッ
マスター「出た!最初の奴は・・・!」
・・・・
「「・・・・」」
マスター「・・・ドンキーだ」
ドンキー「ウホー!」
マリオ「マジか!?早速危ういなこのレース!」
ただのゴリラが運転出来るわけねえだろ
マスター「惨敗候補だな」
ドンキー「ウホーー!?」ドコドコドコ

クッパ「彼奴も一応カート持ってんだけどな」
マスター「次、外車だな。では引くぞ」
ズボッ
・・・・
グポッ
マスター「・・・あ、もう一回」
マリオ「何なんだよ!」
ズボッ
・・・・
グポッ
マスター「出た!外車を選んだあなたは・・・!」
「「・・・」」
マスター「・・・オリマーだ」
オリマー「Σまぢか」
ピクミン「(☆・`ω'・)」
マスター「・・・座席とハンドルが届かないだろ」
オリマー「そこはピクミンとの連携で」
アリかよ
マスター「次は、大型トラックだな」
ズボッ
マリオ「・・・」
グポッ
マスター「トラックは・・・ピットだ」
マリオ「柄じゃねえな・・・」
ピット「まだ少年なんだけどね」
マスター「ドンドンいくぞ。次V2な」
マリオ「ごくり・・・」
ズボッ
グポッ
マスター「・・・・ソニック」
ソニック「出た」
ピット「一番厄介なペアじゃんか」
これは優勝候補だな
マスター「バイクは・・・マルス」
ワリオ「・・・くそっ・・」
マルス「大丈夫かなあ・・・?」
マスター「ヘリコプター・・・・フォックス。自転車は・・・」
フォックス「・・・」
マリオ「・・・絶対出るなよ・・・」
マスター「・・・・・ファルコだ」
ファルコ「うわマジかよー!!」
Mrアンラッキーだな
マリオ「ほ・・・」
メタナイト「これも惨敗候補だな」
ファルコ「こんなモンより、俺は空が良いぜ・・・フォックス」
フォックス「やだよ!」
マスター「これで最後だ。・・・そうだ。戦車が出るんだから、当然相手をブッ壊していいぞ」
どんなルールだよ
マスター「さて!最後の選手は・・・」
ズボッ
ドキドキ
マリオ「・・・」
Mrアンラッキー「・・・」
グポッ
マスター「・・・アイスクライマーだ」
ポポ「ええ!?戦車ぁ!?」
似合わないな
ナナ「二人出場アリなのね」
マスター「これで選手は揃ったな。ドンキー、オリマー、ピット、ソニック、マルス、フォックス、ファルコ、アイスクライマー」
開催は再明後日だ
十分に休息を取るような
マリオ「ちぇ、出たかったなー・・・」

 

そして今に至るわけだ
ドンキー「ウホのスーパードライビングテクニック、見せてやるウホウホ」
オリマー「?」
ピクミン「(・ω・` ?)」
ピット「・・・」ドキドキ
ソニック「・・・」
マルス「・・・なんか喋れよ」
フォックス「一位は頂いた!」
ファルコ「本当に自転車じゃねえか・・・」
ポポ「ナナ、弾倉送填完了」
ナナ「操縦は私に任せてね」
ジュゲムが定位置に着きました!
マスター「始まるぞ」
ジュゲム「位置に着いて・・・」
3・・
マスター「・・・」
2・・
・・・
1・・
神様「・・・」
ジュゲム「START!
ブオオオンバオンバオンブオオォン!(効果音)
一斉にスタートしました!
ジュゲム「ゲホッケホ・・・!」
マスター「夥しい排気ガスだな」
さあ早速先頭に躍り出たのは・・・
ソニック「遅すぎだぜ?」
やはりソニックだ!序盤からぐんぐん飛ばしています!
このまま戦場を抜けられるか!?
ソニック「楽勝」
フォックス「待て待て待てィ!」バラバラバラバラ
おーっと、フォックスがヘリコプターで追いかけてきた!
フォックス「発射!」ダダダダダダダ!
ソニック「何!?」
あれ?あのヘリコプターって?
マスター「空軍御用達の機関銃搭載だ」
ソニック「クソ・・・」
マジか!ソニックピンチ!
ソニック「・・・ボム兵くれてやる」
ブンッ!
フォックス「!?どこからそんな物を
ドガシャアアァン!!
ソニック「撃墜」
フォックスが死んだ!
マスター「直線コースの代わりに、このステージではアイテムが出る。いきなり怒濤の展開だな」
ソニック「マジざまあ」プイッ
おい!後ろ向きで運転なんかしたら・・・!
マスター「コーナーだ」
ドガンッ!
壁に激突!ソニックも死んだ!
マスター「安全不確認だ」
1ステージ目で優勝候補が脱落!残るは六人!
1位に勝ち上がったのは・・・
オリマー「あれ?1位?」
まさかのオリマーだ!
マスター「おい!ピクミンをハンドルの上で走らせてるぞ!」
それでコーナーを抜けたのか!?
ピクミン「(・o・;)」えっほえっほ
マスター「コーナーを抜けると次のステージ、オルディン大橋だ。キングブルブリンとの一騎打ちは避けられんぞ」
いつぞやのリンクのようにな・・・
KB「突撃!」
マスター「・・・彼奴喋れんだ」
さあ、どう突破する?
オリマー「顔にピクミン投げ!」ひゅんひゅんひゅん
ペタペタぺタ
KB「うわ何をする前が見えないだろ!」
オリマー「それが狙いだ!」
ガッ
KB「うわああああ!」ヒューン…
崖へ真っ逆様・・・儚いな
マスター「これでこのコースは抜けたも同然だな」
次は、ピットか。ちょっと見ていくか
マスター「え?」
KB「復活!」
マスター「・・・」
選手一人につき、一体ずつ用意してある

 

ピット「邪魔だ!どけ!轢くぞ!」
KB「トラックは反則だろ!」

 

次のステージは、マリオサーキット。ヘイホーたちとコースを一周したらいい
マスター「ピクミンも大変だな」
ヘイホー「ヘーホーヘーホー」
オリマー「まあ、衝突さえしなければ難はないし・・・」
ピット「追い付いたぞ!」
オリマー「えぇ!?」
一難去ってまた一難とはこのことか
トラックが外車に迫る!
オリマー「そんなの反則だろ!」
ピット「知ったことか!勝てばいいんだよ勝てb・・・
ズガンッ!
ピット「!?」
オリマー「何だ?」
・・・攻撃されたな
マスター「戦車か!!」
キュラキュラキュラキュラ
ナナ「よし、トラックの後部を破壊したよ」
ポポ「再送填、と」
アイスクライマーも追い付いた!
多分、キングブルブリンは、もう・・・
マスター「あまり深く考えたくないな・・・」
三人も集結したか。先頭から外車、トラック、戦車、か
マスター「トラックが一番危ないな。即座に破壊されかねん」
あ、破壊された
マスター「…」
オリマー「ヤバい、逃げよう!」
ピクミン「Σ(・y・;)」
急に速度を上げました、外車!逃げきるつもりなのか!?
マスター「果たして・・・」
ナナ「逃がすか!」キュラキュラキュラ
オリマー「うわあ!来たぁ!」
ナナ「発射!」
ドオンッ!
オリマー「右に避けろ!」
ピクミン「(#o#;)」えっほえっほ
そして着弾!一発避けきりました!
ヘイホー「嗚呼・・・」
マスター「そういや、乗用車とバイクと自転車なにしてるんだろうな」

 

3位 バイク
4位 乗用車
5位 自転車
こっちは、バイクと乗用車が接戦だな。まだ戦場だけど
マスター「自転車は何やってんだ」


バイクの後ろには乗用車がピッタリくっ付いています!
マルス「なんだかんだ言って、背後取られたらお終まいなんだよな・・・」
ドンキー「ウホ?」
マルス「まあドンキーにそんな知恵があったら、の話だけど」
ドンキー「ウホー!」ドコドコドコ
あ!両手放すな!
ドンキー「羽、ウホーー!?」キキイィィ!
マスター「最後のコーナーだ」
ドンキー「ふう・・・間一髪ウホ」
コーナーを抜けたということは、オルディン大橋へ突入です!
マルスはどう回避するのか!?
マルス「ビームソード!」
KB「なんだそんな物避けて・・・」
マルス「・・・×30本!」
えええええ!よく貯めたな!
マルス「連続投射!」ダダダダダダダダダダッ!
KB「のーん・・・」
消滅。だがしかし・・・
ドンキー「道が開けたウホ」
KB「それはどうかな」
ドンキー「ウホ!?」
両者の間で復帰したな。マルスには幸いだ
マスター「ドンキーはどうする・・・?」
ドンキー「ウホっ」ひょい
KB「バナナ・・・」
ドンキー「ウホー!」もぐもぐ
テメエなにしてんだ!
マスター「バナナ食ってんじゃねえよ!」
ドンキー「ウホ」ぽいっ
ぽい捨てなどもってのほかだ!
キングブルボー「?」ムギュ
KB「え・・・?」
キュルキュルキュル
おいスリップしたぞ!
マスター「そんなのアリか・・・」
ドンキー「抜けたウホ」
マルス「それはどうかな?」
ドンキー「ウホ?」
マルス「一点掃射!」ダダダダダ・・・!
残りの20本を・・・!
ドンキー「ウホーー!・・・」
撃沈か
マスター「あと4人だな」

 

ポートタウンエアロダイブ
オリマー「うわああ!」
ナナ「発射!」ドーン
ピクミン「(><)」
エフゼロマシンと弾丸に攪乱されてるな
マスター「・・・オリマー主体にしたらいかんだろ」
オリマー「何か攻撃出来るものは・・・!」
ピクミン「・・・」つんつん
オリマー「え?」
ピクミン「・・・」me
オリマー「・・・まさか」
何してんだ彼奴?
マスター「作戦会議か」
オリマー「meって・・・ピクミン投げ?」
ピクミン「・・・」うんうん
オリマー「そんなの焼け石に水だよ!」
ピクミン「・・・」チガウチガウ
オリマー「え?」
ピクミン「・・・」コマッタカオ
・・・ほとんど喋れてるじゃんかよ
ポポ「弾送鎮完了、と」
お前はそれしか言えないのか
ナナ「照準OK・・・じゃあ!」
オリマー「あわわ・・・えーい!ピクミン投げ!」ヒュンヒュン
スポスポッ
オリマー「え?」
ナナ「発射!」カチッ
ピクミン「!」
砲管にピクミンが入って・・・?
ドカーン!!
アイクラ「うわああああぁ!!」
マスター「自爆した!!詰まらせたのか!?」
オリマー「ピクミン・・・」
大破した戦車から抜けてゆく、ピクミンの生気
それはとても儚くって、頼りなくって
戦場に果てていった、小さな勇者たち
後に彼はこう綴る……
マスター「・・・何処の感動物語だよ」
オリマー「綴らないし・・・復活出来るし」
ピクミン「(・ω・`)」

 

戦場
マスター「あれ?何で戻ってんだ?」
マルス「アイテム回収っと・・・」
やることセコいな!
マルス「これも戦法の一つだよ。よし、準備万端」
バイクの収納許容量超えてんぞ
パンパンじゃねえか

 

ビッグブルー
オリマー「これで邪魔は排除した。あとはゴールまで突き進むのみ!」
バイクと自転車だっけな
マスター「まだ1ステージ目だし」
オリマー「もう勝負は着いたようなもんだよ!」
ピクミン「(>^<)」

 

マルス「さて、ブルブリンも倒した大橋を渡って・・・」
次はポートタウンエアロダイブだな
マルス「さて、バンバンアイテム使いまくるか。まずはコレ」
スーパーキノコ。大きくなってどうするんだ?
マルス「さて、これの新しい使い道」
さてさてうるせえな
マスター「新しい使い道?」
マルス「うん・・・加速」ギューン
マスター「ゲームが違うだろ!」
マルス「ひゃっほー!速いなー!」
もうどうでもいいや
マルス「さて、次は・・・」
待てえぇー!

何か聞こえなかったか?
マスター「確か・・・貸してぇ、って・・・」
マルス「貸さないよ!」
うん・・・なんか・・・
ファルコ「待てええぇぇ!!」シャコシャコシャコシャコシャコ
マルス「!?自転車!?」
漕ぎすぎだろ!それに脇に鉄板抱えてる!
マスター「怖い怖い!」
マルス「チィッ・・・レイガン!」チュドン
ファルコ「バリア!」サッ!
そのバリア鉄板には、


『松田商店』


マスター「・・・・」
マルス「ガードされた・・・!?」
おい!それトラックのやつだろ!
ファルコ「再活用だ、何が悪い!」
そういうんじゃねえ!
マスター「どんな防御の仕方だよ・・・」
防御だけじゃねえよ、と放つと
ファルコ「褒美だ!たぶけと受け取れぇ!!」ブォンッ!!
鉄板を、回転投げ・・・
マルス「ガアッ!!」バゴン
マスター「クリーンヒット!?」
マルス「はが~・・・」
気絶したぞ!
ファルコ「自転車を侮るな」
・・・って言われてもなあ・・・
マスター「残りの外車は既にビッグブルーを走っている。自転車で追いつくには無理がある」
と言うか無理だな
ファルコ「案ずるな。必勝法はある」
はぁ?

 

ビックブルー
オリマー「こんな場所走るのって気が引けるよね・・・」
ピクミン「(ー_ー)」
オリマー「でももうすぐ終点・・・最後のコースだし」
&size(px){Text you want to change};
オリマー「?嗅ぎ付けた?」
ファルコ「違えよ!追い付いたっつってんだよ!」
オリマー「どうやって?」
ファルコ「見りゃ分かんだろ」
ファルコが自転車に跨り、自転車はF-ZEROマシンに乗っている
ファルコ「マリオサーキットではショートカット、エアロダイブとビッグブルーではFーZEROマシンに乗って来たんだよ!」
オリマー「そんな卑怯な・・・」
セコいな
ファルコ「というわけで、勝利は頂いた!」
オリマー「気が早い!まだ終点が残っているぞ」
エンジンを込め、加速する外車
同様に、ペダルを回し、加速する自転車
終点に入った!あとは直線コースだけだ!
マスター「・・・歴然だろ」
ファルコ「おおらああああぁっしゃああああああ!!」
いや!互角に戦ってる!
マスター「マジか!!」
オリマー「鳥は翼だけで十分だよ!」ブロオオォォ!
ファルコ「ああああああああッ!!」チリンチリン
オリマー「・・・ママチャリ」
マスター「もう少しでゴールだ」
フォックス「・・・今だ!マルスからくすねたアイテム!」バッ!
はいぃ!?
ファルコ「スーパーキノコ!」
それは確か加速・・・
キュイイイィン!
ジュゲム「GORーーL!!」
オリマー「そ・・・そんなぁ・・・」
ピクミン「(@o@;)」ガックシ
ファルコ「やったぜー!自転車だけでやったぜー!」
マスター「・・・」
わあああああああああぁ!
ファルコ「頑張った甲斐あったなー・・・!」
しかし
その歓声は賛美の歓声ではない


優勝者に与えられた、ブーイングの嵐だった






























ソニック「マジざまあ」
・・・死んでなかったのね


コメント