創作シリーズ/創作キャラクター/ザ・マスターズファイター

Last-modified: 2018-11-04 (日) 20:59:02

ザ・マスターズファイター

韓国製の対戦格闘ゲーム「Master Fury」を国内向けにリメイク移植したシネマサプライ(現在は倒産)による(悪い意味で)伝説の格闘ゲーム。通称『ザマス』。
動かしてもどこかおかしい操作性、どこかで見たようなキャラクターデザインに必殺技など、お世辞にもいい出来とは言えない。
格闘ゲーム乱立の90年代ならではの時代の仇花のような作品である。

タクヤ

「ザ・マスターズファイター」の主人公、タクヤが参戦。フルネームは北沢タクヤ。両親の仇であり、恋人を誘拐したカインの率いる組織を壊滅させるために闘うテコンドー使い。
見た目は餓狼伝説シリーズのキム・カッファンとそっくりで、龍虎の拳シリーズの主人公リョウ・サカザキと酷似した必殺技を使う。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

主人公らしくオーソドックスな性能…とはならなかった。対空判定が弱く空中戦が得意な相手には苦戦しやすい。
・B:気砲(B溜めて放すと「連気砲」)
突きと共に拳から放つオーラを飛ばす飛び道具。画面端まで届くが硬直が長いため無闇に連発するのは危険。
B長押しで手を交差する構えを取り、気砲を2連射する「連気砲」に技が変化する。発生がかなり遅くなるが、追従する2発目の弾はスマッシュ力が高いため相手が油断していれば遠距離の相手をふっ飛ばすのに使えるかも。
・横B:連舞脚
前方に浮き上がるようにジャンプしつつ2連続で蹴りを放つ。真正面に突っ込んで行く訳では無くやや浮いた軌道で攻撃するため打点の低い技(地上ファルコンキックなど)には競り勝ちやすい。
ただしキックの連発間隔が短く1発しか当たらないことがたまにあり、クリーンヒットしてもふっ飛ばし力も大したことはない。奇襲・反撃用、または空中での横移動用の技として使うのが無難。
・上B:顔壊拳
前進しながら正拳パンチ→アッパーカットに繋ぐコンビネーション。初段を放ってからB連打でパンチを連打することができるが、ヒットバックで当てるたびにカスっていくので連打はほどほどに切り上げてアッパーに繋ぐのが基本的な使い方。
空中で使うと最初からアッパーカットのみになり、ジャンプを伴うので垂直方向の復帰に使える。判定が弱いので対空技としてはあまり使えない。空中版のみ使用後尻もち落下状態になる。
・下B:膝地獄
前方の相手を掴み、成功すると膝蹴りの連打を浴びせるシールド不能技。打撃に対しては完全無防備で弱攻撃連打でも止められてしまう。威力は高いが露骨に狙いすぎると対策されやすい。
・最後の切りふだ:砕激波
両腕を上下に広げた突きと共に気を前方に放出する切りふだ。原作より判定はあえて広めにしている。画面端までは届かず距離制限があるもののヒットすると相手を確実にシールドブレイク状態にすることができるので、ふっ飛ばし距離が大したことがなくともステージの構造によっては一発撃墜も可能。移動床など不安定な地形のステージで狙っていくと有効。
・キャラ選択時のボイス
「あなたにテコンドーを教えてやろうか?」
・アピール&勝利ポーズ
四股を踏むように脚を大きく広げた構えで気合いを入れる「ヤァーッ!」
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対リョウ「何流かは知らないが、人のモノマネとは感心しないな!」
対キム「あなたに真のテコンドーを教えてやろうか?」

ロン

「ザ・マスターズファイター」のアクション俳優のカンフー使い、ロンが参戦。タクヤの旧友で共にお互いを高めあったライバル。
自身の周辺に蔓延している麻薬「ハート・ビート」の出所を探るため、カインの組織との闘いに身を投じる。
モーションがワールドヒーローズシリーズのドラゴンと似ており、フルネームの「ロン・ヴェイ」はストリートファイターシリーズのフェイロンのもじり。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

壁ジャンプが可能で、必殺技も移動を伴うものが多くありスピード勝負なら有利。通常技がやや火力不足のため接近戦がやや弱い。
・B:龍頭破
高速の拳打のスピードで空気中のリンを着火し、龍を象った炎を飛ばす飛び道具。タクヤの気砲より弾が大きいが、途中で燃え尽きるため射程が限定され発生も遅いのであまり使えない技。
・横B:龍転蹴
前方に転がりながら突進し、再度Bで水面蹴りを放つ。高低差によっては相手の攻撃を潜りながら反撃可能。空中では転がらず横蹴りを放つだけになるので移動距離を稼ぎたいなら必ず地面のある場所で使おう。
・上B:龍尾脚
宙返りしながら上空を蹴り上げる対空技。正面の相手にはあまり当たらないが対空迎撃性能が高く、上昇距離も十分。使用すると尻もち落下状態になる。
・下B:龍鱗壁
両手を上下段に広げ気の壁を広げる。飛び道具を跳ね返すこともできるが、技を出す前に気を練るモーションを挟み発生がかなり遅く、距離が離れていないと狙って反射することは難しい。
壁を近距離で直接当ててダメージを与えることができる。原作では画面端密着ヒットで相手の体力を10割奪う凶悪性能だったが、スマブラではふっとばし性能が付与されているためその効果は削除されている。
・最後の切りふだ:龍壊連舞
パンチを連続で放ちながら突進、触れた相手を巻き込んで連打から上段蹴りと龍尾脚の打ち上げにつなぐ乱舞攻撃型切りふだ。相手をロックせず、かつ巻き込み性能が低い。スマブラ版のおまけとしてパンチ連打はシールド不可となっているので最初の突進さえちゃんと当たればフィニッシュまでヒット確定となるのが救いか。
・キャラ選択時のボイス
「俺のカンフーは無敵だ」
・アピール&勝利ポーズ
構えを下ろして立つと、ハチマキが風でなびく「弱いやつだ!」
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対ドラゴン・フェイロン「あんた、スタントマンとして今度俺の映画に出てみないか?」

カン

「ザ・マスターズファイター」よりティ・ジャウ神拳の使い手、カンが参戦。フルネームはカン・ティ・コン。タクヤの母方の祖父に当たり、タクヤの師匠の友人。カインの組織に殺された友人と娘(タクヤの母)の仇を討つために戦う老拳師。
見た目・モーション共に餓狼伝説シリーズのタン・フー・ルー、龍虎の拳シリーズのリー・パイロンといった2人のじじいキャラとよく似ている。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

原作では調整不足か連続技が相手に当たらない、投げ以外で相手の立ち防御を崩せないと滅茶苦茶な性能になっていたがスマブラでは調整。体格の小ささとスピードを活かしたヒットアウェイ型のキャラに仕上がっている。
通常技に比べて必殺技はゆったりとしたものが多いので、両者を混ぜることで緩急自在の攻めが可能。
・B:雷神球
掌から雷球を撃ち出す飛び道具。弾速が遅く硬直も長いが相手にヒットすると確実にふっとばしダウンを奪える。少し早めに出して相手の突進を迎撃するバリア代わりにする使い方や、横Bで弾を追いかける使い方が有効。
・横B:砕神円転
体を丸めた態勢で浮き上がり横方向に突撃する突進技。ヒットしてもダウンは奪えないがシールドで防がれても隙が少ない。原作では雷神球を追いかけるように出すと球ヒット時に制止してしまうバグがあったが、スマブラではちゃんと最後まで追いかけるようになっている。突進距離が長いため空中での横復帰補助としても使える。
・上B:神空斬
宙返りしながら上空の足に纏った真空の刃で切り裂く蹴り技。体格が小さいためか対空技としては判定が弱く、むしろ地上連続技などに組み込むほうが向いている。空中使用時は使用後尻もち落下状態になる。
・下B:神空裏斬
上記神空斬同様足に気を纏い蹴り込む突進技。数キャラ分の距離を一気に詰めて蹴り込むので近~中距離の奇襲に向いている。砕神円転より移動距離が短いので空中では復帰より空対空の迎撃用に使用しよう。
・最後の切りふだ:激震剛連舞
前進しながら掌底連打や蹴り連打を繰り出し、とどめは巻き込んだ相手全員に対して電撃(雷神球より遥かにでかい放電)を浴びせてふっ飛ばす乱舞型切りふだ。巻き込んだ相手が一人の場合、フィニッシュが相手に組み付いて足で挟みバック転で投げ飛ばす原作と同じ動きになる。ロンの切りふだ同様相手をロックしないタイプの乱舞だが、突進速度と突進距離の性能ではロンより優れている(ただしその分攻撃判定がロンよりやや小さく相手を巻き込みにくい)。
・キャラ選択時のボイス
「ワシはまだまだ現役じゃ」
・アピール&勝利ポーズ
正面を向いて上段に構える「ワシの勝ちじゃな」(※勝利時)「邪念が多いのう」(※アピール時)
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対タン・リー「わが神拳、そう簡単には模倣はできぬぞ」

ミシェール

「ザ・マスターズファイター」のヒロイン、ミシェールが参戦。麻薬「ハート・ビート」の流通ルートと共に殺された恋人の仇を追ってカインの組織を探るフランス特殊警察部隊。
見た目、使用技モーション共に龍虎の拳2のユリ・サカザキとよく似ている。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

素早いがリーチが短く威力の無い技、逆に威力やリーチはあるが大振りの技にはっきり特徴が分かれているので状況に応じて的確に使い分けないと苦戦しやすい。
・ダッシュA:ニークラッシュ(ジャンプ膝蹴り)
・B:ライトニング・カッター
蹴りと共にソニックブームのカッターを走らせる飛び道具。通常では地面スレスレを飛ぶが、B直後に方向キー入力(方向は任意)で上段にカッターを飛ばす技を出せる。
下段だけだとジャンプであっさりかわされるので、たまに上段も混ぜてフェイントで使うのが基本戦法。
・横B:スライディング
長めの距離の地面を滑るように蹴り込む。ヒットすると相手をふっとばせるがシールドで防がれるとほぼ確実に反撃を受ける。姿勢が低くなるので一部の突進技や飛び道具を潜りながら攻撃可能。空中では使用不可。
・空中横B:プラズマミシェールアタック
足に雷を纏いながら、斜め上に上昇しつつ蹴りを放つ突進技。スマッシュ力は高いが自分より低い高度の相手には絶対にヒットしない。使用後は尻もち状態となる。
・上B:ライトニング・ウェーブ
上昇すると共に雷を纏った両拳を振り上げ垂直に軌跡を描く対空技。発生が早くこちらの食らい判定も少ないので、対空だけでなく地上連続技でも使用できる。上昇後は尻もち落下状態となる。
・下B:ライトニング・エクスプロージョン
前方にパンチを放ちながら突進するコンビネーション系必殺技。移動を伴うので攻撃範囲は広いが、ヒットしても相手をロックせず連続ヒットしないので暴発に注意。空中では使用できない。
・空中下B:プラズマミシェールクラッシュ
空中横Bの急降下版。こちらもヒット時はダウンを奪えるがシールドで防御されると隙だらけ。尻もち状態にはならないが降下するためステージからの落下のおそれがある。
・最後の切りふだ:ライトニング・クラッシュ(空中では「ライトニング・フェザー」)
構えと共に前方に雷を放出する飛び道具型切りふだ。雷は一定距離まで一瞬で伸びるように飛ぶが射程無限では無いので離れすぎると当たらない。ヒットさせて相手を撃墜できなかった場合でもタクヤの切りふだのように相手を確実にシールドブレイク状態にするオマケつき。
空中で使用すると、斜め下に雷弾を投げつけ着弾と共に垂直方向に伸びる(こちらは上方向への射程無限)雷の柱を起こさせる技に変化する。空中・地上で攻撃範囲が異なるので状況に応じて必要なほうを使おう。
・キャラ選択時のボイス
「私のパンチは凄いわよ!」
・アピール&勝利ポーズ
正面を向いて額の汗をぬぐうようなポーズ「やったぁ!」
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対ユリ「あなたの動き、参考にさせてもらうわね」

ガンプ

「ザ・マスターズファイター」から神霊武闘術の使い手、ガンプが参戦。アフリカの鳥獣保護地区で密猟者から動物を護っていたが、カインの組織からの麻薬密造の依頼を断ったために誘拐された息子の奪還のために闘う。
見た目は餓狼伝説のリチャード・マイヤ、設定はファイターズヒストリーダイナマイトのザジィ・ムハバに似ている。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

ビルより若干パワーを落とし立ち回りを強化したバランスの取れた投げキャラクター。
コマンド入力が致命的に難しかった原作と異なりスマブラでは簡単に投げ必殺が出せるので投げを絡めた戦法を中心に闘うことができる。
・B:オーディン・パワー
「オーディーン!」と叫びながらジャンプし二段回転回し蹴りを放ちつつ横方向に突進する。最大4ヒットし、空中に浮きながら突進するので相手の下Aなどをかわしながら攻撃できるが防御されると反撃確定となる。横方向への移動距離が長く尻もちにならないので復帰補助には使える。また蹴りがぎりぎり当たらない位置に調節すれば、そのまま投げ必殺技に繋ぐことができる「すかし投げ」のテクニックに応用可能。
・横B:サイクロプス・パワー
前方の相手を掴み、空中に投げ上げた後下からのエルボーで追撃する。シールド不可の技だが威力は低い。つかみと異なりレバガチャで相手に解かれないという利点を活かそう。空中で使用すると後述のバッカス・パワーと同じモーションの技になる(ただし掴み失敗しても尻もち状態にならない)。
・上B:バッカス・パワー
ジャンプしながら相手を空中で掴み成功するとエルボーで叩き落とす投げ必殺技。落下地点に地面がある状態で使うとエルボードロップで地面に叩きつけダメージがアップする。掴みの間合いが狭く激突に弱いので相手の空中攻撃にぶつけるのは避けよう。
・下B:ケンタウルス・パワー
サイクロプス・パワー同様相手を掴むと反対側の地面に連続で叩きつける投げ必殺技。横Bより威力が高く、かつ相手との位置が左右入れ替わる、外した時の後隙が横Bより長い(叫びながら投げ失敗モーションを取るのが特徴)、空中では使用できないという違いがある。
・空中下B:シルフィード・パワー
空中から急角度の急降下キックを放つ突進技。着地時の隙が少なく、外れてもフェイントでそのまま必殺投げに繋げることができる。地面が無いと落ちていくだけなので落下自滅には注意。
・最後の切りふだ:ゼウス・パワー
ビルの「ビル・クレイジー」と同種のパワーアップ型切りふだで、移動力アップと共にBで掴んだ相手にケンタウルス→サイクロプスの2つの神霊武闘術を連続で浴びせる投げ技を使うことができる。
発動中は他の必殺技が使えなくなるので、オーディンやシルフィードによる移動からのすかし投げが不可能となっている点に注意。
・キャラ選択時のボイス
「『神霊』の力を見よ!」
・アピール&勝利ポーズ
両手を連続で頭上に掲げるポーズ「ハッハー!」
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対リチャード「お前の強さは偽りだ。もっと本質を知れ」

ビル

「ザ・マスターズファイター」から暴走族上がりの大男、ビルが参戦。フルネームはビル・ガーデス。
カインの組織に挑むものの返り討ちにされ、以後使い走りとして働いている。カインの指示でガンプの息子を誘拐した犯人。力自慢だが頭は良くない。
見た目や技のモーションは龍虎の拳シリーズのジャック・ターナーに酷似している。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

見た目通り巨体によるリーチとパワーに優れた攻撃を使う。体が大きく相手の攻撃を食らいやすいが、他のザマスキャラより食らい時の硬直が微妙に短く連続技を食らいにくいという特長をそのまま引き継いでいる。
玉砕覚悟の戦法が意外と通じやすいので暴れプレイに向いている。スピードは遅いのでアイテム拾いを中心とした戦いは難しい。
・つかみ攻撃:ビル・バッド(連続頭突き)
・上投げ:ビル・ラリアット(相手を上に放り投げラリアットで迎撃)
・下投げ:ビル・ヘルダイバー(しゃがんだ相手にダッシュラリアット)
・B:ビル・ウェーブ
ハンマーパンチと共に1キャラ分だけ前進する衝撃波を飛ばす。射程は短いがパワータイプキャラには貴重な飛び道具で、発生も硬直も短いのでカウンター攻撃潰しなどに有効に使える。
・横B:ビル・バスター
ショルダータックルを放つ突進技。長距離を一気に詰め、ヒット時は大きく相手をふっ飛ばすがシールドやジャンプで防がれると反撃確定。
・上B:ビル・アタック
ヒットするとダウンを奪えるドロップキックを放つ。ビル・バスターより飛距離が短く使用後は尻もち落下状態になってしまう。
・下B:ビル・クラッシュ
前方の相手を掴みパワーボムで地面に叩きつける投げ必殺技。間合いが広く、かつ原作よりコマンドが遥かに簡単になっているためビルの主戦力として使える技。シールド不可能だがシールド状態の相手に決めるとダメージが半減してしまう。
・最後の切りふだ:ビル・クレイジー
発動すると一定時間スピード&ジャンプ力アップ、全てのB必殺技がつかみとなり掴んだ相手に連続パンチ→頭突き→パワーボム2連発を浴びせる高威力の投げ技を使用できる状態になるパワーアップ型切りふだ。
効率よく掴めても2~3回投げを発動できるぐらいしか効果時間が続かない。状況次第では誰にも接触できず終わってしまうことも。
・キャラ選択時のボイス
「俺様より強い奴なんかいないんだよ!」
・アピール&勝利ポーズ
マッスルポーズで力コブを作る「フゥーン!」
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対ジャック「ニセモノが現れるなんて、俺も人気者になったな!わっはっは!」

J(TMF)

「ザ・マスターズファイター」より麻薬女王ことJが参戦。タイを拠点に麻薬「ハート・ビート」を売りつけているカインの組織の女幹部で、弟を人質に取られているため仕方なく犯罪行為に手を染めている。
格闘スタイルは(作中の動きを見る限りそうはとても見えないが)ムエタイで、ストリートファイターシリーズのガイルの如く逆立った髪型がトレードマーク。必殺技などのモーションは餓狼伝説の不知火舞と酷似している。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

攻撃リーチが全体的に長く、素早さもあるため波に乗れば相手を一方的に封殺できる。長身の割りには体重が軽くふっとばされやすいのが弱点なのでパワータイプが相手にいる場合はミスに注意。
・B:メルト・ストーム
前方に気を叩きつけると少し離れた地面から竜巻のような衝撃波を昇らせる遠距離技。上空への射程は無限では無いので2段ジャンプなどで飛び越えられるおそれがあり、また密着していると逆に当たらなくなる。距離を読んで使えば対空技にもなるので状況をよく考えて使用しよう。
・横B:デヴィル・キッス
パンチ・キックの連打を放つコンビネーション技。追加入力で最大5連続まで打撃を繰り出せるが、技中はJ本体は一切前進せず、かつヒットバックにより少しずつ相手との距離が離れるのでクリーンヒットはしない(多くても3連発までしか当たらない)。
・上B:ラビン・ブレード
前方に弧を描くように気を纏った腕を振り上げる対空技。通常入力は出が早く、スマッシュ入力で上昇高度が高くなる。ちなみにどちらを当てても相手を吹っ飛ばせるのでダメージ%の蓄積した相手のフィニッシュにも向いている。使用すると尻もち落下状態となる。
・下B:ローリング・トルネード
連続で回し蹴りを放ちつつコマのように回転し突撃する突進技。移動距離が長く空中復帰補助には最適の技。攻撃の打点が高く一部キャラには立った状態でも当たらない上無敵は一切無いので生出ししても相手の攻撃にあっさり止められてしまう。積極的な攻め目的で使うのはやめておいた方が無難だろう。
・最後の切りふだ:ラビン・クラッシュ
攻撃判定を広くした(スマブラの切りふだ用に原作より判定強化)ラビン・ブレードを前進しながら3回連続で放つ。シールドガード不能の上触れると相手を大きく上にふっ飛ばすことができる。トータルでの攻撃範囲は広いが離れている相手に使用しても前後転回避などでかわされやすいので至近距離でのカウンター手段として使うとよいだろう。原作と違い使った後に反撃を受けることは無いので安心して使える。
・キャラ選択時のボイス
「貴様の命をもらうぞ」
・アピール&勝利ポーズ
握り拳を掲げるポーズ「ハッ!」
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対舞「そんな動きでは相手にならない。情けない女だ」

サカモト

「ザ・マスターズファイター」から悪の剣術家、サカモトが参戦。フルネームは坂本辰之介。金に汚い小悪党で、カインの組織に所属して麻薬を売りさばいている。麻薬の密売所としてタクヤの道場の地上げを狙い、そのためにタクヤの恋人を誘拐した犯人。パッケージイラストでは真剣を持っているようだが、実際のゲームでは木刀(竹刀?)を使い闘う。しかもその数もデモでは2本、戦闘中では1本と数もバラバラで全く安定しない設定のブレっぷりである。
風貌や技のモーションはサムスピシリーズの柳生十兵衛とよく似ている。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

木刀を持っており通常技のリーチはあるが、デフォルトでは必殺技の性能が軒並み低く打撃中心に地道に闘う必要がある。
原作との最大の違いは最後の切りふだで、使用すると通常攻撃のリーチが短くなる代わりに必殺技性能がアップする。上手く利用しよう。
・B:飛燕妖炎陣
素早い木刀の振りにより炎を発生させ、地面を走らせる飛び道具。弾速も発生も共に遅めで、長距離の牽制以外には使えない技。空中では上Bのように斜め下に炎を飛ばす。
・横B:飛燕風塵斬
木刀に気を纏い上段から一気に振り下ろすシールドブレイカー系斬撃。スマッシュ入力で前進しながら放つ。シールド削り性能が非常に高いがしゃがんだ相手には当たらない。
・上B:飛燕鬼炎陣
垂直にジャンプしながら、斜め下に木刀から炎を放つ。通常Bとは軌道の違う飛び道具で、かつジャンプも伴うので復帰技としても使用可能。
攻撃用の技としては発生が遅すぎて期待できないので単純に復帰技として使用するといいだろう。使用後尻もち落下状態となる。
・下B:飛燕削岩突き
炎を纏った木刀で袈裟斬りを放つ。スマブラオリジナル要素として、こちらの技は一発のみ相手の打撃を完全相殺してカウンターを取ることができる。
・最後の切りふだ:飛燕流裏奥義"刀魔殺"
発動するとなぜかサカモトが木刀を膝で叩き折るが、その直後サカモトの前方から火柱が噴出しステージ上の相手を焼き尽くしつつ打ち上げる範囲攻撃型切りふだ。
使用するとバーストするまで即席の二刀流状態となり、通常攻撃のうち木刀を使う技のリーチが約半分になる代わりに斬撃のエフェクトや飛び道具の数が二倍に増えるようになる。
・キャラ選択時のボイス
「わが剣術にかかって死ねるのだ。光栄に思え」
・アピール&勝利ポーズ
一回転宙返りして木刀を立てて構える「うりゃあーっ!」
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対柳生十兵衛「そんなニセ剣術でワシの飛燕流に勝てるものか!」

アザール

「ザ・マスターズファイター」よりアクトザバ殺人術を操るクウェートの傭兵、アザールが参戦。フルネームはアザール・ウィッツ。カイン直属の部下であり組織のナンバー2を務めている。格闘技は修めていないが暗殺術に秀でている。カインの命令でタクヤの両親を殺した張本人。
見た目はワールドヒーローズ2のDIOの構えに龍虎の拳シリーズのMr.BIGの顔とジョン・クローリーの服をミックス、更に使用技は如月影ニも混ざっているというカオスっぷりである。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

通常技に関しては使いやすい技が揃っているが、必殺技は安定して攻撃に使えそうなのが通常Bのブラスト・アタックぐらいしか無いのが痛い。アクトザバワープでステージを逃げ回り、砲台戦法を挑むのが基本戦術となるだろう。
・B:ブラスト・アタック
交差した両腕を広げると共に十字型のソニックブームを飛ばす飛び道具。弾が大きく、かつ発生の早さと硬直の短さが魅力的な技。気軽に連射し相手を牽制でき、飛び道具返しにさえ気をつければ安定して使える。空中でも真正面に刃を飛ばすが地上版よりやや発生が遅くなる。
・横B:アクトザバワープ(空中のみ下Bでも発動)
正面を向き合掌すると入力方向の離れた位置にテレポートするアクトザバ殺人術の妙技。無敵は発生の一瞬しかなく、再度姿を現してからは隙だらけとなる(弱攻撃を食らってもダウンするようになる)ので奇襲目的としては使いづらい。逃げ、横方向復帰、飛び道具用の射程距離稼ぎなどで用いよう。
・上B:フライング・ネックカット
宙返りしながら前方にジャンプし、頂点できりもみ回転し相手の頭部から連続攻撃を加える奇襲技。スマッシュ入力の有無で距離が変動し、間合いによっては相手を飛び越えてしまうこともある。接触時相手がシールドを出していた場合連続攻撃しシールドを削ることができるが、ノーガードの相手にヒットするとそのまま相手の首を捻り単発攻撃となる。スマッシュ力が低いので攻撃用としてはあまり使えない。上昇を伴うが攻撃後は尻もち落下状態になり、復帰技としてもアクトザバワープに劣る。
・下B:ヘルブレイク
オーラを纏ったアッパーで攻撃する。判定が狭く相手の攻撃で潰されやすいが密着ヒット時は威力が激増しダメージ%が蓄積した相手を星にしやすくなる。相手が無防備に懐に近寄った時には狙ってみるのも一つの手。空中ではアクトザバワープ(下方向)が出るため使用不可。
・最後の切りふだ:グラビトンストライク
振り下ろした拳を地面に打ち付けると共に前方の地面から爆炎を起こし前方の相手を焼き尽くす範囲攻撃型切りふだ。原作より炎の範囲が広くシンプルに使いやすい切りふだとなっている。更に爆炎を受けた相手が撃墜されなかった場合、確実にシールドブレイク状態にできるおまけ効果つき。
・キャラ選択時のボイス
「貴様に本当の地獄を教えてやろうか?」
・アピール&勝利ポーズ
ヘルブレイクのモーションで拳を突き上げ叫ぶ「ウーリャァアア!」
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対ジョン「きさまなど戦場では1分と持たん」
対Mr.BIG「私に成り済ましカイン様の首を狙う気か?許さんぞ!」
対DIO(WH)「何が究極生物だ。このガラクタめ」
対影ニ「忍術など、アクトザバ殺人術の足元にも及ばん」

Mr.DEATH

「ザ・マスターズファイター」の謎の殺人拳法家、Mr.DEATH(ミスターデス)が参戦。タクヤと似た格闘スタイルを持つが、これは元々彼がタクヤと同じ師匠ティオン・リーに師事して学んでいたため。拳を殺人に使うことを咎められ破門されたため、ティオンを殺害。
以後はカインのボディーガード兼組織の殺し屋として殺人拳を振るっている(ミシェールの恋人を仕事で殺したのもこの男)。血縁上タクヤの叔父に当たる。
主人公の血縁者で同じ流派の拳法を使うという設定、名前の付け方からおそらく龍虎の拳シリーズのMr.KARATE(タクマ・サカザキ)を参考にしたと思われるキャラ。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

タクヤと類似した技を持つが、必殺技は独特の性能を持つものが多い。シールドガード不能技を2種持ち、守りを固める亀戦法の相手に強い(原作ではほぼ同性能の技が2つ備わっていたが、スマブラでは敢えて性能の差別化を図っている)。
・B:烈気波(B溜めて放すと「烈気極連波」)
突きと共に拳から放つオーラを飛ばす飛び道具。射程無限だが、放つと少しずつ斜め上に上昇していくため距離が離れすぎると正面の相手には当たらなくなる。
B→下押しっぱなしと入力すると逆に弾が斜め下に下降しながら飛ぶようになり、最終的には地面を這うように飛んでいく。相手の位置により使い分けて使用することができるがどちらのバージョンも発射後硬直が長いので近~中距離での使用は避けよう。
Bを長押ししてから放つと両手を使い烈気波を上下段に4連発する「烈気極連波」に変化する。上段下段とカバーするように弾が飛んでいくがなぜか相手には1発しか当たらず、射程も烈気波より短くなる。先読み対空や突進に対する盾にはなるので溜め時間を利用して相手をフェイントしよう。
・横B:顔壊拳
タクヤの同名技とはコマンドや技の性質が異なる。前方の相手にシールドガード不能の突きを放ち、ヒットすると相手をロックしてパンチの連打を浴びせ正拳突きで正面にふっ飛ばす。守りをこじ開けるのに有効だがダメージは大したことは無い。隙は少ないので上Bをガードされた後などに使ってみるとよいだろう。
・上B:烈剛連脚
上空に垂直ジャンプした後、ゆるやかに降下しながら2~3連続の蹴りを放つ(スマッシュ入力で3連撃)変わった軌道の突進蹴り。上昇時は攻撃判定は無いものの一瞬無敵がつき相手の攻撃をかわしながら反撃可能。蹴りを全て放った後は尻もち落下状態になる。
・下B:顔砕脚
前方の相手を掴み、成功すると膝蹴りの連打→上段~下段の三連蹴りを浴びせるシールド不能技。タクヤの膝地獄とほぼ同性能。
与えるダメージは大きいものの外すと隙だらけな点は膝地獄と大差ないので、隙は少ないが威力の低い横Bと使い分けよう。
・最後の切りふだ:烈気極撃砲
「これでも食らえ~!」の掛け声と共に烈気波よりも小さい気の凝縮弾を飛ばす飛び道具型切りふだ。発射後数秒間方向キーで自在に動かすことができ、命中すると相手を確実にシールドブレイク状態にすることができる。与えるダメージも大きいがスマッシュ力は大したことが無い。「軌道操作可能、かつ行動不能にさせる」点を活かしたフィニッシュへの繋ぎのための切りふだと考えて用いるように。
・キャラ選択時のボイス
「死ぬ前の気持ちを是非聞きたいものだな」
・アピール&勝利ポーズ
上下段に蹴りを放ち雄叫びを上げる「おぉ~しゃしゃしゃしゃしゃーッ!!」
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対タクマ「お前のような紛い物はワシの手で殺す価値すらない」

カイン(TMF)【ボス】

「ザ・マスターズファイター」の麻薬密売組織の元締め、カインが参戦。フルネームはカイン・ザハート。麻薬「ハート・ビート」を世界に売りさばき、それを元手とした金と組織で開発した兵器で世界を支配しようと企む。
人間を殺人兵器に改造し中東などに密売する計画も秘密裏に進めており、T-660はその試作品に当たる。アザール・Mr.DEATHなどの達人を自らの警護に置いているが、カイン自身も総合殺人術を修めており素手で人を殺せるほどの実力を持っている。
見た目や使用技、悪の組織のボスという設定からストリートファイターのベガ、龍虎の拳2時代のギース・ハワードに酷似している。特に見た目は若い頃のギースそっくりである。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

原作では必殺技の全てが低性能で「本当にボスか?」と言えるほどの弱さだったが、スマブラではほぼ全てが強化されボスに相応しい性能を得ている。
・B:ブラインド・バック・ナックル
オーラを纏った裏拳を放つ。発動時一瞬無敵が存在し相手の攻撃にカウンターで当てられる。B追加入力で正拳突きの「ブラインド・ソニック・ナックル」、更にB追加でアッパーカットの「ブラインド・クラッシュ・ナックル」に派生する。
原作ではコンビネーション技にも関わらず全ての技が繋がらない死に技だったが、スマブラではちゃんとアッパーまで繋がるようになっているので安心して使ってもらいたい。
・横B:ジェット・ヒールキック(仮)
ストリートファイターのベガのしゃがみ中キックのモーションのように足を突き出したサイドキックを放ちつつ横方向に突進する(原作に技名が無かったため仮称)。
空中を浮くように飛ぶので相手の足払いなどをかわして攻撃可能。発生は早いがしゃがまれるとかすりもせずすり抜けるので注意。
・上B:フライング・ブレード
Jのラビング・ブレードを模倣し独自アレンジした技で、上昇しながらのオーラを纏ったチョップによる振り上げ→振り下ろしの二段攻撃を放つ対空技。後で下降を伴うものの大きく斜め上にジャンプするため復帰技としても信頼度が高い。
攻撃判定の広さからやや早めに出しておいたほうが相手の空中技に競り負けにくい。また2段目の振り下ろしにはメテオ効果が付与されているおまけ付き。使用すると尻もち落下状態にある。
・下B:スプラッシュ・ヴォール
溜めの後雷撃球を纏った拳を前方に突き出す。Bより発生が遅く無敵も無いが、ヒットした相手を大きくふっ飛ばすことができ先端の雷撃球で飛び道具も掻き消し可能。更に原作での弱点であった「しゃがまれると当たらない」という欠点も克服され、しゃがんだ相手にも雷撃球が触れヒットするようになっている。
B追加入力で反対の腕で同様の技を放つ「ツイン・スプラッシュ・ヴォール」を発動可能。スプラッシュ・ヴォールをただ2連発するだけだが、技の切れ目を狙おうとする相手への撹乱やダメージアップに使える。
・最後の切りふだ:ブレイク・フラッシュ
発動すると姿を一瞬消した後上空から猛スピードで急降下、突進が触れた相手に蹴りや拳の乱打を浴びせてフライング・ブレードでふっ飛ばす乱舞型切りふだ。ロンorカンの切りふだと異なり相手をロックするタイプの乱舞で、発動時に消えるため相手に動きを読まれにくい。原作と異なり始動が掴みとなっているためシールドガード不能なのも強み。
・キャラ選択時のボイス
「力なき者に用はない!」
・アピール&勝利ポーズ
演出1:拳を掲げてガッツポーズ「フッ…!」or「つまらん時間を使ってしまったな」
演出2:拳の血をハンカチで拭いて捨てる「私と拳を交えられただけでも感謝するがいい」
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対ベガ「私と貴様とでは住む世界が違うのだよ」
対ギース「おいアザール!この無礼者を早くつまみ出せ!」

T-660【ボス】

「ザ・マスターズファイター」の人間兵器、T-660が参戦。カインの組織により開発された、人間をベースに戦闘用に改造された人造人間。
両手に鋭い爪、体内に火炎放射装置をそれぞれ仕込まれ、また戦闘能力を高めるため知能は限界まで抑制されている。血液を好んで飲み、人間を飲み物の入った袋とした認識しておらず目に付くものを切り刻み焼き尽くす危険な存在と化している。ちなみに正体はカインの組織に誘拐されたJの弟、ランディである。
キャラクターデザイン的にはKOFシリーズのチョイ・ボンゲっぽいが、モーションや技はストリートファイターシリーズのブランカとよく似ている。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
3回(ボス性能時は4回)可能不可能不可能可能不可能

原作では体格が異常に小さく殆どの技は立ったまま回避できるが、こちらも攻撃リーチが短くろくに攻撃が当たらないという欠点を抱えていた。スマブラではそれらの欠点が解消され、体重は軽いがスピードと火力が高いピーキー性能キャラとなっている。脅威のスピードで相手を掻き乱そう。スマブラでは多段ジャンプが可能となっている。
・B:660ファイヤー(前方)
口から火炎を放つ遠距離技。単発ヒットだが飛び道具判定ではないので反射・吸収の対象とならないのが強み。ただしスマッシュ力が無く硬直も長いのであまり近い位置で当てると反撃を食らう可能性が高い。前方からの飛び道具を炎で掻き消すことができる。
・横B:660ファイヤー(斜め)
660ファイヤーを斜め上に放つ。近距離であれば地対地でも使えるが、前述した硬直の関係から地上の相手に使うことはおすすめしない。対空か空中から飛んでくる飛び道具の相殺に使おう。
・上B:660クレイドル
転がるように高速で突進しつつ爪を突き刺す。通常でもそれなりの距離を移動するがスマッシュ入力版は更に距離が伸び、また方向キーにより移動方向も調節できるため復帰技としての性能は高い。ヒットした場合ダウンを奪えるがシールドで防がれると隙だらけ。発生も遅いので近距離でいきなり使うのは控えよう。使用後は尻もち落下状態になる。
・下B:ネイルパニッシャー
爪を振り上げ、前方に飛び道具を反射する真空の壁を作る防御技。発生時は打撃判定も発生し相手を弾き飛ばせる。発生はやや遅いが普通の速度の飛び道具の牽制に合わせて跳ね返すぐらいなら余裕で間に合う。この技も硬直が長いので打撃技としての積極的な使用はおすすめしない。空中では使用不可。
・空中下B:660ドリルネイル
両手の爪を斜め下に突き出しつつ急降下する奇襲技。突進速度が異常に速く、かつ着地後すぐに地上弱攻撃などでキャンセル可能。防御されても間合いが離れるため反撃を受けにくい。
空中攻撃から容易にキャンセルで出せるため、昇りジャンプ攻撃からの奇襲や連続技の始動に向いている。スマブラでは落下による自滅に注意。
・最後の切りふだ:DEAD・END
ネイルパニッシャーのモーションで爪を振り上げると、巨大なオーラの爪が前方から上空に伸びて突き刺す範囲攻撃型切りふだ。
離れている相手には全く当たらないが、地上密着時で当てた場合は0%でも星にしてしまうほどの高威力を誇る。オーラの爪はかなり上まで伸びるため対空として使える。ヒットすると他のザマスキャラ切りふだ同様相手を確実にシールドブレイク状態にしてしまうのもポイント。
・キャラ選択時のボイス
「シュウゥゥゥー!」
・アピール&勝利ポーズ
正面を向き爪を交差して構える「グキャーッ!」
・隠し台詞(特定の相手が対戦相手にいる時勝利演出時に喋る)
対ブランカ「ギャギャ…!?キシャーーー!」

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