リムネス共和国
概要:
リムネス共和国(Limnes Republic)とは
大メリディアン星雲(AG連合側名称「メイストル星雲」)エメロッド星系に位置する独立国家。旧クロノス皇国に所属する。
直轄星系は3星系であり、「エメロッド星系」「ゲニス星系」「キャメロッド星系」の3星系にまたがって国家を構成している。
AG.180年頃の「大統一戦争」にて、「アリアドス(分離併合)派」に所属していた国家であり、
「ストルム(完全統一)派」が勝利した結果、クロノス皇国から自ら脱退した。
その為、その後のAG大戦において参戦国ではなく、よってAG連合の傘下でもなかったが。
リムネスタル事変においてロドリグ帝国との戦争状態に陥った後、援軍として参戦したAG連合の助力によって勝利したことから、
現在はAG連合の傘下となっている。
自国に豊富な「コスモナイト15」の鉱床が発見された事でAG連合に対して最新型の武装などを購入できる立場を獲得した。
現在は国策として「富国強兵政策」を取っており、最新の艦艇や航空機を揃え、ロドリグ帝国の脅威に備えている。
詳細
主要言語 | リムネス語(クロノス地方言語) | 体制 | 共和制 |
首都星 | リムネスタル | 公式略号 | LR |
首都 | リムスベルム | 通貨 | リーア(1リーア=1シーク) |
第2首都星 | なし | 暦 | クロノス歴 |
第2首都 | なし | 現状 | 存続 |
最高機関 | リムネス共和国議会 | ||
議会 | リムネス共和国議会 |
軍事
- リムネス共和国宇宙軍(Limnes Republic Space Force)
- リムネス共和国地上軍(Limnes Republic Army)
- リムネス共和国治安維持軍(Limnes Republic Security Forces)
の3軍を保有する。
宇宙軍に所属している艦艇は、クロノス敗戦の折に接収した艦艇を保有している他、大統一戦争時代の旧型艦をまだ運用している。
歴史
- AG.178 クロノス皇国大統一戦争において「分離併合」を謳う「アリアドス派」として参戦する。
- AG.180 惑星サンクテラスの戦いにてリムネス共和国/ゴルド共和国/シクロス連合王国他「アリアドス諸国連合軍」が統一派の「ストルム派」艦隊に敗北。リムネス共和国はこの戦いで保有艦艇の7割弱を失ったことで、事実上の降伏と判断される。
- AG.181 「コリンツ海戦」にて残党アリアドス派がストルム派艦隊に敗北。アリアドス派盟主の「ストリング王国」降伏。アリアドス派全軍も合わせて降伏。
- AG,182 アリアドス派敗北の結果を受けて、「併合か、追放か」という選択を迫られた結果、リムネス共和国は「追放(独立)」を選び、クロノス皇国を脱退する。
- AG.202 「第一次AG-クロノス大戦」勃発、リムネス共和国は位置的にも対岸であった為、直接の被害は無かった。
- AG.212 「第二次AG-クロノス大戦」勃発、クロノス皇国は本土へ進軍してきたAG連合に降伏する。この際、敗戦の残存艦隊の一部を秘密裏に受け入れ、最新のクロノスの軍事技術を入手する。
- AG.222 ロドリグ帝国によって「大メリディアン星系」が発見され、AG連合にもその位置の重要性が認知され、状況が一変する。
外交
- ゴルド共和国
同じ「アリアドス派」で戦った盟友国家。同国は敗戦後解体され、クロノス皇国の一部となったが、貿易などは依然として行っていた。 - シクロス連合王国
同じ「アリアドス派」で戦った盟友国家。同国は敗戦後解体され、クロノス皇国の一部となった。第二次AG大戦でAG側の戦術兵器に植民地惑星が焦土にされている。 - ストリング王国
「アリアドス派」の盟主。スラヴァリ連邦とは同盟国家でもあった。ストルム派の横暴な弾圧に反旗を翻したが敗北。敗戦後国家は解体され、王家はほぼ全員が処刑された。なお一部の子孫がリムネス共和国に脱出しており、現在も生活している。 - クロノス皇国
かつて所属していた連合国家。統一戦争前は名前だけの集合国家ではあったが、統一戦争後は強力な軍事力を持つようになった。戦勝国でもあり、リムネス共和国を追放した張本人の為、リムネス共和国内での心象は最悪に近い。 - AG連合
仇敵を葬った相手。現在はその仇敵の飼い主になっている国家。クロノスよりは他国の自主性を重んじる国家であり、発展度合いも桁違いに高い為、リムネス共和国内でも評価が高い。一方で第二次AG大戦の際に友好国が複数焦土にされているため、特に高年齢層には嫌悪を示す者も多い。が一方で若い世代には、発展しきった都市や、アイゼオン、マガツ等の豊富な観光資源を保有する国家に興味が向いており、交易船を通して渡航する者も少ないが存在する。現在は直接の交易船が存在しない為、国民の間では「直通便」の就航を望む声も多い。
リムネスタル事変後に正式な傘下となる。現在は自国領内にAG連合艦隊が駐屯している他、直行便などの整備が進んでいる。AG連合からは「対ロドリグの橋頭堡」として戦略的重要地点に指定されており、機動要塞などの投入も考慮されている。
がその反面、「あからさまに有事の際は切り捨てるつもり」と一部の国民の反発が増大して行っている。 - ロドリグ帝国
エルデサ銀河に本拠地を置く超巨大国家。独裁政権の統治下にあり、領土拡大政策の一環で大メリディアン星雲(メイストル星雲)にも進出。開発を進めていた。
リムネスタル事変においてリムネス共和国に本格的な軍事侵攻を開始。防衛艦隊を粉砕し一時本星を占領することに成功するも、近隣に大規模な領土を持ち、ロドリグの領土拡大政策に否定的だったAG連合の機動艦隊の電撃参戦により「第二次リムネスタル沖海戦」において敗北。
侵攻艦隊の半数以上を喪失し領域から撤退。その後「リムネスタル条約」に調印した。
リムネス共和国艦隊を粉砕した事や、そこに至るまでで多数の死傷者を出したことなどからリムネス共和国内での心象は最悪に近い。
ただAG連合側の仲介によって和解は成立しており、多額の賠償金や復興支援も行っている事から、複雑な心境を持つものも多い。
経済
自国の経済状況
文化/社会
文化や社会性質等
その他
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