スペルカードの効果
展開型と消費型
スペルカードには展開型と消費型の2 種類が存在する。
展開型スペルカードは、得意技の使用を宣言するもので、スペルカードに設定した能力を持続的に強化する。展開型スペルカードはHP を持ち、スペルカード戦によるダメージはスペルカードへのダメージとなる。スペルカードのHP が0 になった時点でスペルカードは「破られ」、消費される。原作のボスのスペルカードを再現したものとイメージするとよい。
消費型スペルカードは、一回限りだが全力の得意技を使用可能にするもので、スペルカードに設定した能力を一回限りで大きく強化する。消費型スペルカードは、使用されると即座に消費される。原作での自機が使用できる「ボム」を再現したものとイメージするとよい。
キャラクター作成時およびスペルカードが増える度に、展開型/消費型を含め、どの能力や戦闘スキルを強化したものをスペルカードとして設定しているのか決定すること。スペルカード1 つごとに、以下のどれかを選択できる:
- 「近接攻撃/【近接武器】」強化 (展開型/消費型)
- 「ショット/【能力or 武器】」強化 (展開型/消費型)
- 「ホーミング/【能力or 武器】」強化 (展開型/消費型)
- 「弾幕/【能力or 武器】」強化 (展開型/消費型)
- [【発動可能ないずれかのスペル】]強化 (展開型/消費型)
- 「回避」強化 (展開型)
- 「ガード」強化 (展開型)
消費型の場合は、範囲拡大も選択できる。この場合の選択肢は、
- 「近接攻撃/【近接武器】」拡大 (消費型)
- 「ショット/【能力or 武器】」拡大 (消費型)
- 「ホーミング/【能力or 武器】」拡大 (消費型)
- [【発動可能ないずれかのスペル】]拡大 (消費型)
となる。
スムーズに処理を進めるため、スペルカードを選択したとき、判定値やダメージなど具体的な効果を算出し、キャラクターシートに記入しておく事が望ましい。
ラストスペルカード
スペルカード戦闘では、各キャラクターの展開型スペルカードをラストスペルカードと呼ばれる強力なスペルカードとしてよい。ラストスペルカードを展開した後は、展開型スペルカードを展開することはできない。消費型スペルカードは使用可能。ラストスペルカードが破られた後は、かなり疲労するため、以後30分程度は気絶から回復しても戦闘は行えない(DPが0で回復しない)とする。スペルカードを展開中に、任意のタイミングで「そのスペルカードをラストスペルカードにする」こともできる。宣言のし直しではないため、HPはその時点での値をそのまま使用するが、修正値などはラストスペルカードのものになる。
スペルカード戦闘における撃墜
キャラクターが「撃墜」され、スペルカード戦に負けたと見なされる状況をまとめると以下のようになる。
- スペルカードが無く、自身のHP が0 になった場合(スペルカードがある場合、気絶から回復すれば戦闘継続可能)。
- ラストスペルカードを宣言し、破られた場合。
- その他、降参した場合。準備したスペルカードの破棄を求められる。
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