成長の詳細

Last-modified: 2010-03-11 (木) 01:13:50

特性値の成長

 特性値は、「特性値成長コスト表」の通りのコストを消費して成長できる(コスト表の内容は「特性値を+1 する毎に「次の値に等しい点数」だけ特性値コストを消費する」となっている)。 種族修正を行う前の特性値(基本値)を成長させ、種族修正はその後に適用することに注意。

特性値成長コスト表

特性値0→1→2→3→4→5→6→7n→n+1
コスト1234567n+1

スキルの成長

 スキルは、個々のスキルについて「スキルのコスト表」の通りのコストを消費して成長できる。消費するコストはキャラクター作成時と同様であり、+1Lvする毎に、「次のレベルに等しい点数」のスキルコストを消費する。但し、5Lv以降は一律で5点となる。
 成長の際には、1 つのスキルを一度に2Lv以上成長させることはできない。必ず1Lvずつ成長させること。続きのシナリオまでの間に数ヶ月以上の時間が経っている場合など、成長に十分な時間があるとGMが判断した場合は、2Lv以上の成長を許可してもよい。

スキルのコスト表

特性値0→1→2→3→4→5→6→7n→n+1
コスト12345555

能力の成長

 得られた成長コストを元に、キャラクター作成での特殊能力のルールと同様に成長する。主な能力について、成長に必要なコストを「能力のコスト表」に示す。その他の能力、特に妖力や特技、魔法のアイテムに関しては、それぞれの能力の解説を参照すること。

能力のコスト表

特性値0→1→2→3→4→5→6→7n→n+1
神術・陰陽術510152025252525
神術・陰陽術(術式)3691215151515
魔法510152025252525
属性使い48121620202020
妖術12468101212
妖術(妖弾化)23579111313
鍛錬12468101212

能力やアイテムの新規取得に関して

 今まで習得していなかった能力系統([属性使い] を既に覚えているキャラクターの別の属性への派生は問題ない)や、今まで習得していなかった妖術を新規に習得する場合、GMの許可を必要とする。習得していなかった能力系統を得るには、十分な指導をしてくれる教師と十分な時間が必要とする。また、[妖術]の場合、キャラクターが持っている能力としておかしくないかGMが判断する。妖怪の能力は固定というわけではないので、ルール上では全く新しい能力の習得を制限しないが、これには十分な時間を要することに注意。セッション内やセッションの間にゲーム内で経過した時間にもよるが、1回の成長で新規に得られる妖術は1つまでとする。
 [魔法のアイテム]や[特技]、[妖力]には成長の扱いが特殊なものがあるので、適宜ルールを参照すること。[魔法のアイテム]の新規取得については、ルールでは制限しないが、入手先や方法などが決まっている事が望ましい。また、シナリオ中で手に入れたアイテムを自分の持ち物として取得する場合など、GMはコストの軽減を認めてもよい。

妖術と鍛錬に関する制限

 [妖術]や特技[鍛錬]、または[妖術]と同じ効果の魔法のアイテムを成長させる場合、1つの能力には、成長によって得た能力コストのうち60%(切り上げ)までしか使用できないとする。
 例えば、何度か成長を繰り返して60点の能力コストを得ている場合、36点(+初期作成時の余剰分)までしか成長に使用できない。「初期からどれだけの能力コストを得て、どの[妖術]に何点を消費しているか」ははっきり記録しておくこと。[妖弾化]した[妖術]の場合、[妖弾化]の修正を加えたコストに制限を課す。[妖術]の場合、異なる[妖術]であれば個別にコストの制限を課す。成長による能力コストが60点の例であれば、妖術[スリープ]の成長に28点(初期2Lv → 6Lv)、妖術[チャーム]の成長に30点(初期4Lv → 7Lv)を消費していてもよい。

HPおよびスペルカードの成長

 これらは個別に扱わず、1 つのランクを割り振ること。

  • HP:HP係数を初期値の「×4」から増加する。コストの消費は行わず、表の値だけすぐに増加する。小数点以下はそのまま保持し、計算で使用すること。成長によって耐久特性値かHP係数が変化した場合、すぐにHPを変更する。小数点以下は切り上げとする。
    =スペルカード:スペルカード所持数を初期の「3 枚」から増加する。コストの消費は行わず、表の値だけすぐに増加する。小数点以下はそのまま保持するが、実際の所持枚数は小数点以下を切り捨てた値となる。スペルカードの所持枚数と戦闘での使用可能枚数は異なることに注意。