基本データ
日本語説明 | フルマーは元艦載戦闘機として開発したが、イギリス海軍の上層部では海軍軍機に2名のパイロットが必要だと考えていたため、フルマーは複座航空機だった。スピットファイアのようなエンジンを実装したものの、体積が大きいためスピードは遅かった。しかしシーファイアが就役する前、フルマーはイギリス最優秀な戦闘機だった。また、フルマーは爆弾を装備し、爆撃任務を行える。 |
---|---|
中国語説明 | 海燕本身是作为舰载战斗机开发的,但是由于E国海军固执地认为海军飞机必须要有领航员,所以海燕是一架双座飞机。由于体积较大,虽然装备了类似喷火的发动机,但是速度较慢,不过在海喷火服役前,海燕已经是E国海军最好的战斗机。海燕也可以携带炸弹,执行轰炸任务。 |
入手方法
性能や運用について
4月28日のVer3.0.0アップデートで、対空+4の代わりに、爆装-2・対潜-1の修正を受けた。*1
元ネタ解説
運用 | イギリス海軍艦隊航空隊Fleet Air Arm,イギリス空軍Royal Air Force |
---|---|
正式名称 | Fairey Fulmar |
製造会社 | Fairey Aviation Company |
分類 | 艦上戦闘機 |
初飛行(生産開始) | 1940年(1940年) |
乗員 | 2名 |
出力(離昇,高度) | Rolls-Royce Merlin 30 液冷27LV型12気筒SOHC1段1速メカニカル・スーパーチャージャーエンジン1基 (1300HP,1360HP/1829m) (Mk.II) |
最高速度 | 438.0km/h 高度2200m |
航続距離 | 1255km |
武装 | Browning 7.7mm機関銃x8orBrowning 12.7mm機関銃x4, Vickers K 7.7mm機関銃x1(後方 一部), 250lb爆弾x1or100lb爆弾x2(Mk.II) |
- イラストはインタークーラー両側にエアインテークが追加されているため改良型のMk.IIであると思われる。
- イギリス、フェアリー社が開発した複座艦上戦闘機フルマー。イギリス海軍初の本格的な単葉戦闘機である。
- 世界に先駆けて航空母艦を作り上げていたイギリスであったが、肝心の艦上戦闘機は複葉機のニムロッドやオスプレイしかなく、諸外国に一歩劣っていた。
- 計画が持ち上がったのが1938年。仕様書O.8/38に基づいた、単発戦闘機の配備を決定。
フェアリー社は開発中だったP.4/34軽爆撃機*2を複座戦闘機に改修した機体を海軍に提案した。
1938年3月に海軍は127機を発注している。
(この頃の陸上戦闘機にはハリケーンやスピットファイアなどイギリス戦闘機の代表格とも言える機体が開発されていた)- 複座戦闘機という耳慣れない形態をイギリス海軍がこだわっていたわけは、目印のない海上飛行で航法担当がパイロットを適切に誘導する必要があると考えていたから。
日本やアメリカなどは単座であっても問題なく帰還できていたことからイギリス海軍の考え方は杞憂だった。
ただ長距離飛行の際は複座や三座の偵察用の機体が先導を行うという補助を必要としており、イギリス軍の考えはあながち間違いではない。
実際にマルタ島への単座戦闘機フェリー輸送ではイギリス軍もフルマーをハリケーンらの先導として発進させている。 - また、軽爆撃機がベースになった理由にメーカー同士の縄張り争いがあった。
スーパーマーリンやホーカーのような戦闘機の名門をRAF(空軍)が抱え込んでいたため、これまで海軍機を手がけてきたフェアリーやブラックバーンなどの攻撃機メーカーに発注せざるを得ないという実情があった。
- 複座戦闘機という耳慣れない形態をイギリス海軍がこだわっていたわけは、目印のない海上飛行で航法担当がパイロットを適切に誘導する必要があると考えていたから。
- フルマーは複座であるため重量が大きいが、エンジンパワーが不足していた。
同期で同じエンジンを積んだハリケーン戦闘機と比べて、1.6倍も重かったことから速度も400km/hを超えられなかった。(ハリケーン全備3300kg:フルマー全備4850kg)
そのため戦闘機としての性能は微妙と言わざる得ないものになってしまった。 - 1940年6月には初期発注分のMk.I型127機が納入。
1941年2月にはエンジンをマーリン30に換装したMk.IIが初飛行し、1942年から配備された。
Mk.IIは最高速度438km/hを出すことができる。 - フルマーの初実戦はマルタ島でのイタリア空軍の複葉戦闘機CR.42であった。
以後、主に地中海方面で戦闘を重ねていった。
当時のイタリア空軍主力Cr.42は最高速度と運動性能はフルマーを圧倒するものであったが、一撃離脱戦法を徹底したフルマーは多くの勝利を収めている。
特にフルマーは軽爆撃機をベースにしていたため重装甲であり、陸上戦闘機と変わらない重武装だったため一瞬の交戦でCR.42を撃墜できた。 - 1942年のセイロン沖海戦では日本海軍と交戦している。
ここではフルマーは全く歯が立たず、壊滅的な被害を受けている。
重装甲重武装であっても加速性能の優位性がなかった場合、一撃離脱戦法が有効に働かないという例となった。 - 1942年にはスピットファイア戦闘機の海軍版シーファイア、ハリケーン戦闘機の海軍版シーハリケーン、アメリカから供与されたマートレットといった単座戦闘機やフェアリー社が開発したファイアフライ複座戦闘機が続々と開発・生産が始まっており、フルマーは前線から退くこととなった。
- 余談だがフルマーには夜間戦闘型NF Mk.IIというバージョンがある。
AN/M2 Browning 12,7mm機関銃x4を装備した機体が50機が生産され、Mk.IIから改修された100機と合わせて150機が作られている。
残念ながら目立った活躍はできなかったとされている。
コメント
- フルマーなどと呼ばれ、慣れ親しまれる入れ替え用品 -- 2017-09-15 (金) 03:10:26
- でもsbd3より対空と爆走がトレードオフされてるため優勢取れそうで取れない時などちょっと便利 -- 2017-09-15 (金) 03:12:07
- 一部意味の分からない表現をCO 修正しました -- 2017-12-11 (月) 21:14:29
カード一覧/種類別装備一覧表
装備一覧表
各欄の下段は日本版未実装
副砲 | |
カテゴリ | 装備名 |
---|---|
射程短 | 日本八九式12.7cm連装高角砲、イギリス三連装4inch火砲、イギリス連装4.5inch高角砲 |
射程中 | 日本四一式15.2cm単装砲 |
爆撃機 | |
カテゴリ | 装備名 |
---|---|
コスト3 | пo-2(588航空連隊) |
コスト4 | 九九式艦爆、彗星、零戦六二型、瑞雲、晴嵐、九七式艦攻(八〇番五号)、LN.401、彗星(誉型)、H-34武装ヘリコプター、PZL M-15 |
コスト5 | Ju87C、スクア、フルマー、SBD-3、BTD-1、SB2C、ファイアフライ、SBD-3(マクラスキー隊)、SBD(ベスト機)、SB2U(フレミング機)、サーブ 17、瑞雲12型、惑星、流星(射出)、スカイレイダー、HA-139、Br.960、ワスプヘリコプター(AS.12)、バラクーダ(720kg)、BTD-1デストロイヤー(2000lb)、SG-104無反動砲(JU-288)、景雲改(80番) |
コスト6 | 景雲改、He 119、F4U-7、ファイアフライAS.Mk5、JU-87(地中海)、SBD(VS10)、SBD(ベスト)、FW190(BT)、Me-163(BT)、F2G(ティニー・ティム)、F4U-7(ロケット弾) |
TA-4教练机 | |
コスト7 | ワイバーン、AM-1モーラー、Me.P1099、XBTC、P.1099、ワイヴァーンS.4、AD-4、A-1、XA-32 |
コスト8 | AD-5Q |
コスト9 | PBJ爆撃機、PBJ-1J、XTB2Dスカイパイレート(vb) |
コスト10 | AJ-2(空中給油機)、A4D |
コスト12 | FJ-4B(16) |
コスト14 | ブラックバーン・バッカニア |
コスト15 | B-25(ドーリットル隊)、AJ、XA2J |
コスト17 | |
A-3“空中勇士”攻击机 | |
航巡・航戦装備可 | 瑞雲、晴嵐、サーブ 17、He 119、瑞雲12型、流星(射出)、彗星(誉型)、H-34武装ヘリコプター、HA-139、ワスプヘリコプター(AS.12) |
偵察機 | |
カテゴリ | 装備名 |
---|---|
コスト2 | ロッキード「シリウス」 |
コスト4 | 零式水上偵察機、二式艦上偵察機、彩雲、スーパーマリーンS.6、ソードフィッシュ(ウォースパイト)、カタパルト戦闘機、シーガル |
コスト5 | シーオッター、ウォーラス、OS2U-3、Ar196、TALIEDO STIPA、「寧海」艦上偵察機、Бе-4艦上偵察機、R-4、Fl-265、紫雲 |