JU-87(地中海)
Last-modified: 2024-04-19 (金) 14:04:47
基本データ
入手方法
性能や運用について
- パスタの戦い(復刻)Ex-2クリア報酬として実装した爆撃機
- 一点ものだが、ボーキコスト6にしては爆装が低め
- 喜ばしいことに、2019/8/1のアップデートか、8/13のアップデートで15%の徹甲効果が付与された。九七式艦攻(八〇番五号)と同様の能力を持つが、組み合わせても徹甲効果が上がることはない。
効果自体もこちらの方が低く、完全な代替にもできない。
元ネタ解説
- 装備紹介文にも載っているように、地中海をゆく英装甲空母に手痛い打撃を与えたドイツの急降下爆撃機。試作に終わった艦載型もある。
以下のような戦功から、本機はD型(もしくはR型)であると推察される。
実質的にはこの機体はドイツ第2急降下爆撃航空団 第II飛行隊(II. Gruppe/Sturzkampfgeschwader (StG) 2)がモチーフであろうか。
- ちなみに第2急降下爆撃航空団には「インメルマン」なる愛称が存在する。
由来はWW1初期に活躍したドイツのエースパイロット「マックス・インメルマン」で、縦方向にUターンする空戦機動(=インメルマンターン)を世界で初めて行った人物としても知られる。
1941年1月10日 イラストリアスへの攻撃
- ドイツ第1急降下爆撃航空団 第I飛行隊と、同第2急降下爆撃航空団 第II飛行隊から43機のJu 87が出撃し、その内10機ほどがMC4作戦(エクセス作戦)任務中のイラストリアスに襲来した。
彼女には1000kg1発を含む計6発の爆弾が命中、2発至近ないし不発の損害を受け、大破した。
- その当時イラストリアスは直掩機の交代としてフルマー2機の発艦作業にかかっていたのだが、ちょうどそのタイミングでシュトゥーカ隊が襲来し爆弾を投下し始めた。
初弾が後部昇降機の直前部に被弾したが、これにより甲板上のフルマー1機が破壊された。もう1機は発艦に成功し、すぐさま投弾してきた機と交戦に入った。
- その後さらにイラストリアスは5回被弾し浸水や火災が発生したが、特にイラストリアス級の誇る装甲甲板を貫通した1発が艦内外に甚大な被害をもたらした。
飛行甲板に大穴が穿たれ、艦後部の消火装置が損壊、防火シャッターが艦内に飛散、前部昇降機が大きくゆがみ、ひときわ大きな火災をもたらした。
- この攻撃でさしものイラストリアスも航空機運用能力を喪失して大破したが、いまだに航行能力は失われていなかった。
彼女は足早にマルタとアレキサンドリアへと向かい応急修理を施される(修理中にさらに爆弾2発を喰らう)と、アメリカで半年にわたる大規模修理を行うに至った。
1941年5月26日 フォーミダブルへの攻撃
- 上述の攻撃でイラストリアスが戦線を離脱したため、フォーミダブルがその代艦となった。
彼女は5月20日から枢軸側との間でクレタ島を巡る戦いに参加しており、連合側の劣勢を覆すべく航空基地空襲を狙い一部成功させる。
しかし逆に自身の脅威度を相手に知らしめることにつながり、一連の偵察ののちシュトゥーカ隊による空襲を受けることになった。
- ドイツ第2急降下爆撃航空団 第II飛行隊による攻撃はイラストリアスの被弾数ほどではなかったものの、1000kg爆弾2発によって損傷した。
1発は艦右舷前方を通過し着水前に爆発、艦側面部に穴をあけ、もう1発は高角砲に命中・破壊したのち水中にて爆発、右舷側の水中部分に破孔を生じた。
- 今回は飛行甲板自体に大きな損傷が生じはしなかったため艦載機の着艦程度はできたものの、喫水線下の損傷は如何ともしがたく、フォーミダブルもまた戦線を離脱する羽目になってしまった。
彼女もイラストリアス同様アメリカへ向かい3か月ほどの修理を受けた。
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