所属 | Kriegsmarine |
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艦種・艦型 | グラーフ・ツェッペリン級航空母艦 |
正式名称 | Flugzeugträger B(Peter Strasser) |
名前の由来 | Flugzeugträger B(空母B) 空母4隻建造計画に順に仮称艦名としてA(グラーフ・ツェッペリン),B,C,Dと命名 →Peter Strasser WW1当時のドイツ海軍軍人、飛行船部隊の最高司令官 飛行船による爆撃を指揮 |
起工日 | 1938. |
進水日 | 未進水(Uボート建造優先のため建造中止) |
就役日(竣工日) | 未完成(同上) |
全長(身長) | 262.5m |
基準排水量(体重) | 23200英t(23572t) |
出力 | La Mont式重油専焼缶16基Brown Boveri式蒸気タービン4基4軸 200000PS(197264.0shp) |
最高速度 | 35.0kt(64.81km/h) |
航続距離 | 19.0kt(35.18km/h)/8000海里(14816km) |
乗員 | 1760名 |
装備 | 15cm60口径SK C/25連装砲8基16門 10.5cm65口径SK C/33連装高角砲6基12門 3.7cmSK C/30機関砲x22(11x2) 2cmC/30機関砲x28(14x2) 艦載機x43 |
装甲 | 舷側:60~100mm 甲板:20~45+20~60mm 艦橋:17mm 隔壁:20mm |
建造所 | Deutsche Werke, Kiel (ドイチェヴェルケ社 ドイツ連邦共和国シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州キール市) |
- ドイツ未成空母、グラーフ・ツェッペリン級の2番艦。命名されることはなく、仮称艦名から単純に「空母B」と呼ばれていたようだ。
- ちなみに元々の計画ではさらに空母C・空母Dも続く予定であったが、途中で空母Bまでとされ、空母の増備があったとしても本級よりも小型にするとされた。
- 1935年に建造契約が結ばれたが、造船所の能力不足のほかに、1番艦グラーフ・ツェッペリンの建造・運用ノウハウ採り入れのために建造開始が遅れた。
1940年7月1日進水を目指して建造されていたが、1939年9月19日に建造中止になる。この時、機関上部の装甲部分までが出来上がっていた。
1940年2月29日にスクラップ処分となり、艦載カタパルトや着艦制動装置、エレベータはアクィラを建造中だったイタリアに売却された。
この艦に搭載予定だったボイラーの内の1つはキール専門大学に展示されている。