No426 ペーター・シュトラッサー/元ネタ解説

Last-modified: 2020-08-18 (火) 13:54:59
所属Kriegsmarine
艦種・艦型グラーフ・ツェッペリン級航空母艦
正式名称Flugzeugträger B(Peter Strasser)
名前の由来Flugzeugträger B(空母B) 空母4隻建造計画に順に仮称艦名としてA(グラーフ・ツェッペリン),B,C,Dと命名
→Peter Strasser WW1当時のドイツ海軍軍人、飛行船部隊の最高司令官 飛行船による爆撃を指揮
起工日1938.
進水日未進水(Uボート建造優先のため建造中止)
就役日(竣工日)未完成(同上)
全長(身長)262.5m
基準排水量(体重)23200英t(23572t)
出力La Mont式重油専焼缶16基Brown Boveri式蒸気タービン4基4軸 200000PS(197264.0shp)
最高速度35.0kt(64.81km/h)
航続距離19.0kt(35.18km/h)/8000海里(14816km)
乗員1760名
装備15cm60口径SK C/25連装砲8基16門
10.5cm65口径SK C/33連装高角砲6基12門
3.7cmSK C/30機関砲x22(11x2)
2cmC/30機関砲x28(14x2)
艦載機x43
装甲舷側:60~100mm 甲板:20~45+20~60mm 艦橋:17mm 隔壁:20mm
建造所Deutsche Werke, Kiel
(ドイチェヴェルケ社 ドイツ連邦共和国シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州キール市)
  • ドイツ未成空母、グラーフ・ツェッペリン級の2番艦。命名されることはなく、仮称艦名から単純に「空母B」と呼ばれていたようだ。
    • ちなみに元々の計画ではさらに空母C・空母Dも続く予定であったが、途中で空母Bまでとされ、空母の増備があったとしても本級よりも小型にするとされた。
  • 1935年に建造契約が結ばれたが、造船所の能力不足のほかに、1番艦グラーフ・ツェッペリンの建造・運用ノウハウ採り入れのために建造開始が遅れた。
    1940年7月1日進水を目指して建造されていたが、1939年9月19日に建造中止になる。この時、機関上部の装甲部分までが出来上がっていた。
    1940年2月29日にスクラップ処分となり、艦載カタパルトや着艦制動装置、エレベータはアクィラを建造中だったイタリアに売却された。
    この艦に搭載予定だったボイラーの内の1つはキール専門大学に展示されている。