所属 | Военно-морской флот СССР |
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艦種・艦型 | スヴェトラーナ級→練習巡洋艦(1947) |
正式名称 | Адмирал Лазарев→Красный Кавказ |
名前の由来 | Михаил Петрович Лазарев(Адмирал Лазарев) ロシア艦隊司令官、探検家 フィンランド戦争、ナポレオンのモスクワ進軍時の防衛に活躍 →Красный Кавказ 赤いコーカサス コーカサス地方(アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア(グルジア)の三国のある地方)、1936年まで同地にはザカフカース社会主義連邦ソビエト共和国が存在した |
起工日 | 1913.10.31 |
進水日 | 1916.6.21 |
就役日(竣工日) | 1932.1.25 |
除籍日(除籍後) | 1952.11.21(標的艦として沈没処分) |
全長(身長) | 169.5m |
基準排水量(体重) | 7440英t(7560t) |
出力 | Yarrow式重油専焼缶10基Brown-Boveri式蒸気タービン4基4軸 55763PS(55000shp) |
最高速度 | 29.0kt(53.70km/h) |
航続距離 | 14.0kt(25.92km/h)/3350海里(6204km) |
乗員 | 866~878名 |
装備 | 180mm60口径Б-1単装砲4基4門 シュコダ100mm47口径K10連装高角砲4基8門 76mm34-К機関砲x2(2x1) 45mm21-К機関砲x4(4x1) ДШК12.7mm機関銃x4(4x1) 533mm三連装魚雷発射管4基12門 機雷x60~120 艦載機x2 |
装甲 | 舷側:25+76mm 甲板:20+20mm 砲塔:76mm 艦橋:76mm |
建造所 | Черноморский судостроительный завод, Николаеве (スマート海上グループ社黒海造船所(ソ連 第198号海軍工廠) ウクライナ国ムィコラーイウ州ムィコラーイウ市) |
- 1913年10月にスヴェトラーナ級軽巡洋艦の一隻、アドミラール・ラーザレフとして起工し1916年6月に進水するも、進捗率63%で十月革命の影響で1917年に建造停止となった。
1919年1月25日艦名をペトロ・ドロシェンコと改名、船体は比較的無傷であったためにソビエト海軍は本艦を大型巡洋艦「クラースヌイ・カフカース」として改名後に建造を再開し、1932年1月25日に竣工した。- 建造再開にあたり、13cm単装速射砲13基を搭載する設計から新型18 cm砲4門を搭載する強力な火力を持つ大型巡洋艦として改設計された。
- その船体の小ささから、計画していた搭載主砲が200mm連装砲4基→180mm連装砲3基→180mm単装砲4基と変更されている。
- 建造再開にあたり、13cm単装速射砲13基を搭載する設計から新型18 cm砲4門を搭載する強力な火力を持つ大型巡洋艦として改設計された。
- 1932年5月に防護巡洋艦「コミンテルン」に追突し、艦首を損傷した。この時の修理の折に凌波性改善のために艦首形状を11m程延長した。
1933年にトルコ、ギリシャ、イタリアへ表敬訪問したのち、1940年に艦載機を下ろして対空火器を更新し、新たに45mm機関銃を単装砲架で4基を追加した。