サレオス
Last-modified: 2023-07-21 (金) 17:12:23
- ツルツルな坊主頭がまぶしい、川の渡し守をしている追放メギド。
温和な性格かつ中立中庸なスタンスで一方からだけの視点で物事を判断することを良しとしない。
- 追放前から「冥河主サレオス」と異名を持つ大河に棲むメギドだった為か、追放後も小舟の渡し守をして生活している。
性格や心情は川に例えたものが多く、小舟に逃走中の盗賊の男が無理矢理乗ってきた際にもその男の脅迫をのらりくらりと躱しながらただ流れに任せるままに男を更生の道へと導いた。
(出典:サレオスのキャラストーリー)
- 坊主頭に数珠などエルプシャフト文化圏にはあまり馴染みのない服装や見た目をしている。
カクリヨ出身というわけでもなく、メギドの記憶を取り戻す前からこの見た目だったのかも不明。
- ちなみに頭は「ハゲ」ているわけではなく剃っており、本来の地毛の色は眉毛の色と同じらしい。
(出典:2周年 メギド質問箱)
- シトリーのような転生時の「ギミック」は実は発動しておらず、他の追放メギド同様に本来のヴィータの魂および意識と融合を果たしている。
(出典:8章 第81話・4『渡河作戦』)
サレオスの転生
- 追放時の転生の仕方が少々特殊で、上記ギミックの欠点である転生の成功確率を大きく下げることと、サレオス自身が一切ヴィータ体を取ったことがないことが作用して「本物」、要はメギドラル時代のヴィータ体と意識が類似したヴィータの胎児に宿ることができずサレオスの転生は失敗したかに見えた。
しかし、無作為のままヴィータの魂に宿ることには成功しており、記憶を覚醒させないままヴィータの村人として生きていた。
- 記憶が戻る前のサレオスは両親や兄弟、そして恋人などもおり順風満帆に人生を歩んでいたのだが、村を襲った疫病によって周りのヴィータも自分自身の命さえも落としてしまう。
この危篤状態に陥ったことでサレオスは突発的にメギド時代の記憶を取り戻すことになる。
- なので、シトリーとは違いヴィータ時代の記憶をはっきりと覚えている。
- 記憶を取り戻したことで自身の「役目」を思い出すが、転生後のサレオスの意識によりメギドラルとヴァイガルド両世界の間に立って「落としどころ」を作る必要があるという中立的な方向へ考え方を改めるようになる。
元々のベースとなるメギドラル時代のヴィータ体を持っていなかったためか、サレオスのヴィータとメギドの意識の融合において、他の追放メギドとは違い、ヴィータ側の意識の比率の方が高くなっている。
上記の中立寄りな意識の変化も、転生後にヴィータとしての意識をより強く持ったための考え方の変化であるとサレオス自身も分析している。
- 追放前のサレオスは所属する軍団を守る、言わば河の「対岸」に位置していた。それが河の真ん中から公平な視点で物事を見ようとすることに意識の変化が見て取れる。
実際、追放前のサレオスは割と激しい性格をしており、今の温和でのらりくらりとした性格は転生後に培われたヴィータとしての意識であると考えられる。