ロジスティクスとは「物流」のこと。
工場の動脈であるところの「コンベア・ベルト」と、それに関連する施設です。
コンベアと物流網についての詳しい説明は 自動化/コンベア輸送 にて。
コンベア・ベルト
コンベア・ベルト Mk.1
- 解放条件
- マイルストーン ティア0: HUBアップグレード4
- 輸送速度
- 60 個/分
- コスト
アイテム 個数 鉄板 1 - 個別解説
- 最も簡単なコンベアです。後半になっても組立機の排出側など、毎分60個以内の場所なら使おうと思えば使えます。
コンベア・ベルト Mk.2
- 解放条件
- マイルストーン ティア2: ロジスティックスMk.2
- 輸送速度
- 120 個/分
- コスト
アイテム 個数 強化鉄板 1 - 個別解説
- 材料に強化鉄板を使うため鉄インゴットの必要数がやや多く、あまり効率的ではありません。
あまり使わずにMk.3まで我慢するのもアリ。
コンベア・ベルト Mk.3
- 解放条件
- マイルストーン ティア4: ロジスティックスMk.3
- 輸送速度
- 270 個/分
- コスト
アイテム 個数 鋼梁 1 - 個別解説
- 割りと早めに解禁され、十分な性能で量産しやすい鋼梁を使うため使い勝手がいいです。長い間お世話になると思われます。
毎分60→120とパワーアップしてきたので、よく見なければ240だろうと思ってしまいますが270です。
コンベア・ベルト Mk.4
- 解放条件
- マイルストーン ティア6: 拡張電力インフラ
- 輸送速度
- 480 個/分
- コスト
アイテム 個数 コンクリート被覆型鋼梁 1 - 個別解説
- 解禁は割りと遅め。鋼梁にコンクリを足して作るため生産ラインを組んでしまえば量産はしやすいです。が、スタック100なのが難。
コンベア・ベルト Mk.5
- 解放条件
- マイルストーン ティア7: ロジスティックスMk.5
- 輸送速度
- 780 個/分
- コスト
アイテム 個数 アルクラッド・アルミシート 1 - 個別解説
- 輸送量については言わずもがなの最上位コンベアです。
プレイヤーのダッシュ速度を優に超えるため、コンベアベルトを足場代わりにしている場合はMk.5にアップグレードすると移動が不便になります。
- ゲーム内説明文
- 毎分〇〇の資源を輸送する。設備間で資源を移動するために使用する。
(輸送量は上を参照)
施設から施設へ、休むことなく素材を運んでくれるベルトです。
なんと稼働に電力等のリソースが不要。謎動力です。
また、Mk.1, 3, 5の材料は1スタック200個ですが、Mk.2, 4の材料は1スタック100個です。
そのため、メインで使用するコンベアをMk.1, 3, 5に絞ると、コンベア建築材料として持ち歩くインベントリ容量に余裕が出ます。
採鉱機から出すコンベアなどの、輸送量が必要な要所要所で上位の物を使うと効率がいいです。
コンベア・リフト
コンベア・リフト Mk.1
- 解放条件
- マイルストーン ティア1: ロジスティックス
- 輸送速度
- 60 個/分
- コスト
アイテム 個数 鉄板 2
コンベア・リフト Mk.2
- 解放条件
- マイルストーン ティア2: ロジスティックスMk.2
- 輸送速度
- 120 個/分
- コスト
アイテム 個数 強化鉄板 2
コンベア・リフト Mk.3
- 解放条件
- マイルストーン ティア4: ロジスティックスMk.3
- 輸送速度
- 270 個/分
- コスト
アイテム 個数 鋼梁 2
コンベア・リフト Mk.4
- 解放条件
- マイルストーン ティア6: 拡張電力インフラ
- 輸送速度
- 480 個/分
- コスト
アイテム 個数 コンクリート被覆型鋼梁 2
コンベア・リフト Mk.5
- 解放条件
- マイルストーン ティア7: ロジスティックスMk.5
- 輸送速度
- 780 個/分
- コスト
アイテム 個数 アルクラッド・アルミシート 2
- ゲーム内説明文
- 毎分〇〇の資源を輸送する。設備間で資源を移動するために使用する。
(輸送量は上を参照)
素材を垂直方向へ運んでくれるリフトです。これさえあればスマートに資材の上げ下ろしができます。
設置時に1回クリックしたあと視線を上下させることで、4 ~ 48 m (1 m 単位)で高さを調整でき、ホイール操作で向きを変えることができます。
ベルトの間に挟む場合はランクの違いによるボトルネック化に注意。
コンベア支柱
コンベア・ポール
- 解放条件
- マイルストーン ティア0: HUBアップグレード4
- コスト
コンベア同士を繋ぐ支柱です。長距離にわたってコンベアを引いたり、途中で曲げたい場合には、これを経由する必要があります。
コンベア・ポールを単体で建築する場合、まず1回目のクリックで位置を決めます。
次に視点を上下に動かすと、2m単位・4段階で高さを変えることができます。
2回目のクリックで実際に建築が行われます。
なお、支柱を高くしても必要素材は変わりません。
コンベア・ポール (スタック可能)
- 解放条件
- マイルストーン ティア2: ロジスティックスMk.2
- コスト
アーチ状のコンベア・ポールです。
その名の通り、上にさらにコンベア・ポール(スタック可能) を積み上げられます。
高さは1段につき2m、即ち通常のコンベア・ポール1段階分になります。
また、最下段のアーチの中に通常のコンベア・ポールを置くこともできます。
主にコンベアを上下方向に多層化して並走させたい場合に使います。
この他、通常のコンベア・ポールの高さ上限(6m)よりも高くしたい場合、スタック可能タイプを大量に重ねることで実現できます。(ズープモードで複数段を一度に建築可能)
また、側面にはハシゴがついており、プレイヤーが登ることもできます。
コンベア壁用マウント
- 解放条件
- AWESOMEショップ: コンベア壁用マウント
- コスト
- ゲーム内説明文
- 壁に連結し、コンベア・ベルトの接続先として使用できる。
コンベア・ベルトをより整然と、そして長い距離で配置するのに便利。
壁や土台の側面に取り付けることのできるコンベア・ポールです。
コンベア・リフト用の床穴
- 解放条件
- AWESOMEショップ: コンベア・リフト用の床穴
- コスト
土台に取り付けると上下方向に貫通する床穴ができます。
ここにコンベアリフトを接続すると、土台を貫通する輸送経路ができます。
もっとも、コンベアリフトはソフトクリアランスなので、床穴無しで土台を貫通できます。
したがって、床穴は景観向上や搬送経路修正時の作業性改善(前後左右の位置決め)、高層輸送の中継点としての利用が主眼になります。
コンベア天井用マウント
- 解放条件
- AWESOMEショップ: コンベア天井用マウント
- コスト
- ゲーム内説明文
- 天井や、ほかの天井用マウントに接続できる。
コンベア・ベルトをより整然と、そして長い距離で配置するのに便利。
土台の裏面(=天井)に取り付けることのできる、ブランコ状のコンベア・ポールです。45度単位で方向を変えることができます。
設置済みの天井用マウントに連結して(ぶら下げて)多段構成にすることも可能です。
パイプライン
パイプライン
パイプライン Mk.1
- 解放条件
- マイルストーン ティア3: 石炭発電
- 輸送速度
- 300 m3/分
- コスト
アイテム 個数 銅板 1
パイプライン Mk.2
- 解放条件
- マイルストーン ティア6: パイプライン工学 Mk.2
- 輸送速度
- 600 m3/分
- コスト
パイプライン Mk.1 (インジケーターなし)
- 解放条件
- AWESOMEショップ: クリーンパイプラインMK.1
- 輸送速度
- 300 m3/分
- コスト
アイテム 個数 銅板 1
パイプライン Mk.2 (インジケーターなし)
- 解放条件
- AWESOMEショップ: クリーンパイプラインMK.2
- 輸送速度
- 600 m3/分
- コスト
操作ボタンで内部の流量や液体の種類を確認できます。一度液体が流れたパイプは周りを削除して孤立させても液体は残ります。
設置の際一回クリックしたあと高さの変更とホイールで向きの変更ができます。
Flush Modeで液体の排出ができます。その際、パイプ単体の区間か全体かを選択可能。
生産物排出が滞った場合の一時的な措置や異なる液体系列を統合する際に使います。
インジケーターなしバージョンは、外観以外は通常バージョンと同じです。中の液体の種類や輸送状態がぱっと見で分からなくなるので実用性は通常版より劣ります。
一方、インジケーターが周囲の施設やパイプに食い込むことを避けられるため、景観目的なら採用価値があります。
なお、直径はハイパーチューブと同じです。
パイプライン十字分岐
- 解放条件
- マイルストーン ティア3: 石炭発電
- コスト
アイテム 個数 銅板 5
液体を分岐・合流することができます。流れている液体が異なるパイプを接続することはできません。
鉛直方向に分岐させることも可能ですが、先にパイプを建造してから十字分岐を設置する必要があります。
スナップラインも出ない事が多いため、綺麗に整列させるのは結構面倒です。
プレイヤーと同じ高さに建設する時、なぜかスナップラインが見えません。
スナップラインを確認しながら設置したい場合は、高いところから見下ろす必要があります。
パイプラインポンプ
パイプライン Mk.1
- 解放条件
- マイルストーン ティア3: 石炭発電
- 消費電力
- 4 MW
- 揚程
- 20 m
- コスト
パイプライン Mk.2
- 解放条件
- マイルストーン ティア6: パイプライン工学 Mk.2
- 消費電力
- 8 MW
- 揚程
- 50 m
- コスト
アイテム 個数 モーター 2 コンクリート被覆型鋼梁 4 プラスチック 8
液体を高所に押し上げる際にパイプラインに接続して利用します。
揚水ポンプや原油抽出機から送る場所が高所で、デフォルトの揚程10mでも足りない場合に付け足します。
地面・土台・壁に設置できる他、敷設済みのパイプに重ねるようにクリックすることで後付け設置も可能です。
パイプラインポンプの動きにはクセがあります。詳しい説明は液体輸送の項目を参照してください。
- 後付け設置できるのは、パイプが直線になっている場所のみです。
- 送液方向が決まっているため、設置時は流れる向きに注意してください。
- 吸い上げる力はありません。また、たくさん設置しても単純な足し算にはなりません。
- 構造上、飛び出している部分があります。パイプの間隔が狭いと重なって表示されるので、気になる人は間隔広めで設置しましょう。位置決め後にポンプを回転させて微調整することも可能です。
バルブ
- 解放条件
- マイルストーン ティア5: 石油の精製
- コスト
パイプラインに接続することで内部の流量を制限できます。
流れる方向が決まっているため、誤って逆向きにつけると機能不全を起こします。
また、逆止弁機能も持っているため、それ目当てに常時全開で使用することも可能です。
なお、稼働に電力は必要ありません。
パイプライン支柱
パイプライン支柱
- 解放条件
- マイルストーン ティア3: 石炭発電
- コスト
パイプライン同士を繋ぐ支柱です。
長距離にわたってパイプを引いたり、途中で曲げたい場合には、これを経由する必要があります。
パイプライン支柱を単体で建築する場合、まずマウスで位置を決め、マウスホイールで水平方向の向きを決めます。
この状態でクリックすると上記2要素が固定されますが、まだ建築されません。
次に視点を上下に動かして4段階で高さを決め、マウスホイールで接続面に傾斜をつけます。
ここで再びクリックすると、全要素が確定されて建築が行われます。
なお、支柱を高くしても必要素材は変わりません。
また、コンベア・ポールの高さが最大6mであるのに対し、こちらは最大3mです。
そのため、下を車両で通りたい場合等で高さが欲しい場合は、スタック可能タイプを重ねる必要があります。
その他のパイプライン支柱・床穴
パイプライン支柱 (スタック可能)
- 解放条件
- マイルストーン ティア4: ロジスティックスMk.3
- コスト
壁用パイプライン支柱
- 解放条件
- AWESOMEショップ: 壁用パイプライン接続
- コスト
パイプライン用の壁穴
- 解放条件
- AWESOMEショップ: 壁用パイプライン接続
- コスト
パイプライン用の床穴
- 解放条件
- AWESOMEショップ: パイプラインの床穴
- コスト
コンベア支柱のパイプ版。
使用方法はコンベアと同じです。
なお、スタック可能タイプは、コンベア版/パイプ版/ハイパーチューブ版を互いに重ねることも可能です。
整理
生産ラインを組むための重要な機構。コンベア・ベルトだけでは、1つの施設から1つの施設にしか素材を移動できません。
整理用設備を使うと、複数のコンベアから1つのコンベアに素材を集約したり、逆に1つのコンベアから複数に分配したりできます。
既存のコンベアにカーソルを合わせながら設置するとそのコンベアにくっついた状態で設置できます。
コンベア合流機
- 解放条件
- マイルストーン ティア1: ロジスティックス
- コスト
3つの搬入口に入ってきた素材を均等に取り、1つの搬出口に合流させて排出します。
複数の製作機で作った基本素材を1つのコンテナや施設に流し込むのに有用です。
なお、流入過剰の場合、コンベアの組み合わせや流出速度に応じて以下の3通りの挙動を取ります。
予想は困難なので、デリケートなラインを組む際は入念に動作確認を行う必要があります。
- 各コンベアからの流入速度に比例して搬入される
- 各コンベアからの流入速度にかかわらず1:1で搬入される
- 上記2つの中間の数値で搬入される
- 例1
- 搬入1: コンベアMk.1、鉄60/分
- 搬入2: コンベアMk.5、銅780/分
- 搬出: コンベアMk.5、鉄:銅 = 60:780 = 1:13、計780/分
- 例2
- 搬入1: コンベアMk.2、鉄120/分
- 搬入2: コンベアMk.5、銅780/分
- 搬出: コンベアMk.2、鉄:銅 = 1:1、計120/分
- 例3
- 搬入1: コンベアMk.3、鉄270/分
- 搬入2: コンベアMk.5、銅780/分
- 搬出: コンベアMk.5、鉄:銅 = 1:2 (= 390:780)、計780/分
- 例1
コンベア分岐機
- 解放条件
- マイルストーン ティア1: ロジスティックス
- コスト
1つの搬入口に入ってきた素材を、3つの搬出口に均等に振り分けて排出します。
使われていない搬出口は無視され、振り分けも瞬時に行われるため、速度のロスはありません。
上位の分岐機
スマート分岐機
- 解放条件
- 分析: スマート分岐機
- コスト
- 個別解説
- 各搬出口に後述の条件を1つずつ設定できます。
1ラインに2種以上の素材を流したい場合、出口にこれを設置するのは必須でしょう。
プログラム式分岐機
- 解放条件
- 分析: プログラム式分岐機
- コスト
アイテム 個数 ヘビー・モジュラー・フレーム 1 モーター 1 スーパーコンピューター 1 - 個別解説
- 各搬出口に後述の条件を設定できます。
3搬出口合計で63個まで設定可能です。
プログラム式との名称ですが、算術演算などはできません。
1つの搬入口に入ってきた素材を3つの搬出口に振り分けて搬出します。
この時、プレイヤーが設定した条件に応じて素材の振り分けを行います。
設置したらまずEキーでスマート分岐器のUIを開き、各搬出口に対して以下の振り分け条件から1つを選択して設定する必要があります。
設定を行わないと分岐器として機能しません。
- 全て
- 全ての素材を搬出します。
- なし
- 素材を一切搬出しません。
- 未定義
- 他の搬出口で指定されていない素材を搬出します。
他搬出口で明示的に設定されている素材が搬送詰まり等で搬出できない場合は搬出されません。 - オーバーフロー
- 他搬出口へ搬出できない全ての素材を搬出します。
本来の搬出口が詰まっていた場合だけでなく、他に指定された搬出口が無い場合もオーバーフロー扱いになります。 - (素材名)
- 指定した素材を搬出します。
スマートとプログラム式の違いは、1つの搬出口に複数の条件を設定できるか否かのみです。
バグ情報
v.0.5.1.9現在、スマート分岐器を設置すると3搬出口共に「全て」と表示されています。
しかし、実際には中央搬出口が「全て」・他2つが「なし」になっています。
したがって、左右の搬出口を使いたい場合、手動で「全て」(または任意の条件)を選択する必要があります。