狩猟戦旗

Last-modified: 2021-04-03 (土) 09:42:48

帝国のエージェントたちが集まる秘密結社。

詳細

元々は元老院直属の秘密情報機関として構成されており、帝国首都の宮殿の地下に拠点を構えている。*1その全貌はジュダを狩猟戦旗に送り出した皇帝でさえもよく知らない程謎めいた集団である。
現在ではキリエの施設部隊となっている模様
アイシャ曰く変人の集まりらしく、所属メンバーは特殊な能力を行えるようである。
帝国が長きにあの巨大な国家体制を維持しているのは表向きには民族の平等や正規軍によるものとなっているが、実際にはそれだけでなく、この集団の活躍というものがとても強く影響している。
メンバー全員にはキリエからありがたいコードネームが授けられるのだが、コードネームは何の捻りもなく大体こんなイメージというような名称となっている。
ナンバーが上位になればなるほど早くに入団している。しかし、基本的には戦旗メンバーが集まることは少なく、戦旗メンバーによっては後番のメンバーをよく知らなかったりもする。

メンバー紹介

帝国というだけあり、人間以外の人種もメンバーとして在籍しており、ルドラ・シンジョウ・ロキ・テレンスの四人は戦闘面で強いとされている。

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  • 第一戦旗:キリエ
    ・コードネーム:穢れた白
    ・コードネームの意味:不明
    狩猟戦旗のトップであり司令官
    謎の行動が多い人物。
    暴れるジュダを簡単に止めるほどの強さを持ち、その強さはルドラも認めるほど。
  • 第二戦旗:ヴェロニカ
    ・コードネーム:夢魔
    ・コードネームの意味:
    ・通称:契約の幻影
    青い蝶を使い、メンバーに情報を伝達する。
    発動はかなり限定的だが、帝国内では最大級の戦力を持っており、普段でも実態を持つ幻影を使用することが可能。
    ジュダを古くから知っている様な発言をしており、見かけによらずかなりの時を生きているのではないかと思われる。ちなみに現時点では最低でも600年生きていることが確認されており、その間に姿や名前を変えている。
  • 第三戦旗:スキピオ・オルランディ
    ・コードネーム:首切り役人
    ・コードネームの意味:不明
    ・通称:花園最強のエージェント
    ・異能:禁忌の術式をデメリット無しで複数発動。
    花園最強と謳われる禁忌の術式の使い手。
    冷酷で感情に流されない鉄の男であり、最低でも600年以上は生きている。
    通常は一つで一つの術式を発動するのだが、彼の場合複数同時発動が可能であったり、励起薬を使用せずに術式を発動したり、更には術式に必須な詠唱も能力名程度を口にするだけでいいというウェルナーのリスクを代償に大技を用いるという制約を、根底から変えるとにかくチートな戦闘員。とはいえ術式に依存しているわけではなく、普通兵士相手なら、術式を使用せずに素手でも倒せる戦闘力を持つ。
    また弟子でありヴァリアント化の力を持つウェルナーを軽く負かしてしまうほどの力を有しているため、現時点ではどの程度の戦闘が出来るのか分からない。逆にいえば、彼が苦戦する相手はウェルナー相手だと楽勝ということなのだが。なぜこの組織に在籍しているのかは不明。
  • 第四戦旗:ルドラ・ボルツ
    ・コードネーム:初代
    ・コードネームの意味:狩猟戦旗の初代司令であるから
    ・通称:救国の英雄
    ・異能:どんな魔術や魔法も拳で相殺可能
    600年前に神獣を封印した9英雄の内の一人であるホワイトライオンの獣人。外見はバロンとそっくりであり、帝国よりも戦いが好きな戦闘狂。
    実際に戦旗で活動する理由も、合法的に戦えるというものであり、テレンスがそのことを聞いた際にはとても呆れてしまう。戦いを試合ではなく、「死合」と称し、殺すことも厭わない戦いを好む。戦闘法は拳で戦う武闘派である。
  • 第五戦旗:クレハ・シンジョウ〈覇剣〉
    ・コードネーム:仕立て屋
    ・通称:帝国の剣
    ・異能:どんなものでも切れる流派を会得。
    長髪ロングのクール系の女性。椿の飾りが特徴的。
    帝国陸軍から出向となり、戦旗入りを果たす。
    デタラメな力を持ち、概念使いの能力すら切断が可能である。同じ帝国関連に所属しているトモエの母親であり、一個大隊にも匹敵し、陸軍少佐として活躍している。
  • 第六戦旗:ロキ・エリシオン〈聖絶〉
    ・コードネーム:咎人
    ・コードネームの意味:
    ・通称:帝国の災悪
    ・異能:死を超越した存在で死なない。封印を解き、魔王の本領を発揮し、怪物となる。
    金髪の魔王であり、帝国を滅ぼしかねない力を持っている。400年ほど昔にキリエを含めた当時の狩猟戦旗+ジュダに封じられ、その後戦旗メンバーとなる。一見したら幼い子供に見えるが、少年の肉体は本来の封印された仮の身体である。
    冷静になれば頭は回るが普段は慢心しているため、格下相手に油断することもある。性格などはどことなくカルロスと似ており、多少身勝手な言動が多い。
    実際に力を解放した変身後も、竜となるためほぼカルロスである。
  • 第七戦旗:不明
  • 第八戦旗:テレンス・クレイオス〈鬼哭〉
    ・コードネーム:料理長
    メガネをかけた青年。
    過去には一人で一個大隊を壊滅させた。ルドラもアイシャを相手にするのは大変だということを謙遜と称したことから、その実力はとても強力であると思われる。
    過去の経歴は不明。
  • 第九戦旗:不明
  • 第十戦旗:アイシャ〈業火〉
    ・コードネーム:占い師
    ・コードネームの意味:ジェリービーンズでよく占いをするから。
    ・異能:拒絶の力。支配を逃れたり、他者の呼吸や攻撃を拒絶することが可能。(ただしアイシャをが拒絶対処を理解してないと発動しない)
    概念使いのハビエルにより改造された概念使い。しかしこれが原因で戦旗内で軋轢を生むことになる。
    所持概念は拒絶。拒絶の概念自体が本人の認識するものを基本とするため対象の事象をある程度理解する必要がある。それ故に智を求める者であり、見て、知って、理解することを好んでいる。潜入の際には全く別の姿へ変装することも行なっている。そのため、初登場の帝国戦旗の直前ではオルタンスという貴婦人という全くの別人として当時したこともある。
  • 第十一戦旗:不明
  • 第十二戦旗:二ナ・クリスティ
    ・コードネーム:司書
    ・コードネームの意味:よく本を持ち歩いているから。
    メガネをかけたピンクの髪の女性。
    頭脳明晰で、後方支援を担当している。
    その正体は、テオが暴走した少女らを姉と勝手に妄執させたあのセンテリュオのスパイである。現状直接レヴナントとは絡んでないが、闇堕ちしたテオととても関係がある。
  • 第十三戦旗:ジュダ
    ・コードネーム:葬儀屋
    ・コードネームの意味:敵に棺を送るから。
    ・通称:死の神獣
    ・異能:影を操り、死の獣となる。棺を贈られた相手は助からない。
    帝国の棺と広まっている皇帝直属の大佐。
    共闘という形で一時的に所属している。
    ちなみに十三はジュダが所属している帝国軍の所属部隊である第十三軍団と同じ数字である。

不明なコードネーム


*1 この拠点は白の王国時代から存在しているとも言われている遺跡内に存在するため、今後この遺跡の実態が明らかになるかもしれない。