ソチオリンピック>女子500m>予選 - 準々決勝 - 準決勝 - 決勝
4名中上位2名が準決勝に進出する。
Q=準決勝進出 ADV=救済措置で準決勝進出 PEN失格 OR=オリンピックレコード WR=ワールドレコード
Quarterfinal1
スタートリスト
枠 | 選手名(英語表記) | 選手名(日本語) | 年齢 | 国名 | 世界ランク | 主要成績 |
1 | Marianne St-Gelais | マリアナ・サンジュレー | 24歳 | カナダ | 7位 | バンクーバー五輪銀メダル |
2 | Yara van Kerkhof | ヤラ・ファン・ケルコフ | 23歳 | オランダ | 14位 | |
3 | Park Seung-Hi | パク・スンヒ | 21歳 | 韓国 | 4位 | 世界選手権銅メダル |
4 | Charlotte Gilmartin | チャーロット・ギルマーティン | 23歳 | イギリス | 32位 |
結果
1 | Park Seung-Hi | パク・スンヒ | 21歳 | 韓国 | 43.392 | Q |
2 | Marianne St-Gelais | マリアナ・サンジュレー | 24歳 | カナダ | 43.595 | Q |
3 | Yara van Kerkhof | ヤラ・ファン・ケルコフ | 23歳 | オランダ | 43.888 | |
4 | Charlotte Gilmartin | チャーロット・ギルマーティン | 23歳 | イギリス | 44.279 |
スタートはコース通りに決まり、残り1周半でパク・スンヒが2番手に上がる。ここまでは予想通り。
しかしその後、残り1周でファン・ケルコフとパク・スンヒが同時にインに入って
サンジュレーを抜きにかかり、一気に3人が横一線に!さすがファンケルコフもただでは負けない。
だが、パク・スンヒは綺麗に先頭に立ったが、ファンケルコフはサンジュレーを交わし切れず
その後前を取られ返されて決着。わずかにサンジュレーの方が上手だった。
Quarterfinal2
スタートリスト
枠 | 選手名(英語表記) | 選手名(日本語) | 年齢 | 国名 | 世界ランク | 主要成績 |
1 | Fan Kexin | 范可新 | 20歳 | 中国 | 2位 | 世界選手権銅メダル |
2 | Jessica Hewitt | ジェシカ・ヒューイット | 27歳 | カナダ | 19位 | |
3 | Elise Christie | エリーゼ・クリスティー | 23歳 | イギリス | 12位 | 世界選手権7位 |
4 | Emily Scott | エミリー・スコット | 24歳 | アメリカ | (48位) |
結果
1着 | Fan Kexin | 范可新 | 20歳 | 中国 | 43.288 | Q |
2着 | Elise Christie | エリーゼ・クリスティー | 23歳 | イギリス | 43.402 | Q |
3着 | Emily Scott | エミリー・スコット | 24歳 | アメリカ | 44.709 | |
4着 | Jessica Hewitt | ジェシカ・ヒューイット | 27歳 | カナダ | 1.00.971 |
スタートで范がトップに出たのは当然として、2番手に3コーススタートのクリスティーが入る!
この時点で結果はだいぶ固くなったと思う。2番手がヒューイットだと面白くなったが。
范が飛ばし、その後ろにぴったりとクリスティーがつけたまま残り半周。
最後にかけるために、スピードを上げようとしたヒューイットは残り半周で転倒。
Quarterfinal3
スタートリスト
枠 | 選手名(英語表記) | 選手名(日本語) | 年齢 | 国名 | 世界ランク | 主要成績 |
1 | Liu Qiuhong | 劉秋宏 | 25歳 | 中国 | 8位 | |
2 | Kim A-Lang | キム・アラン | 18歳 | 韓国 | (33位) | |
3 | Jorien ter Mors | ジョリエン・テル・モルス | 24歳 | オランダ | 13位 | 欧州選手権3位 |
4 | Sofia Prosvirnova | ソフィア・プロスヴィルノワ | 16歳 | ロシア | 9位 |
結果
1着 | Liu Qiuhong | 劉秋宏 | 25歳 | 中国 | 43.478 | Q |
2着 | Jorien ter Mors | ジョリエン・テル・モルス | 24歳 | オランダ | 43.572 | Q |
3着 | Kim A-Lang | キム・アラン | 18歳 | 韓国 | 43.673 | |
4着 | Sofia Prosvirnova | ソフィア・プロスヴィルノワ | 16歳 | ロシア | 43.862 |
スタートでやはり劉がトップ、テルモルスが2番手。
スタートが苦手なキム・アランが3番手から進んで2番手に上がれるかどうか、というレース。
しかし、500mは得意ではないとはいえ、ヨーロッパのトップ選手テルモルス。
2番手を取ってしまえばさすがに隙を見せないレースぶりでそのまま決着。まあ大方の予想通りかな。
Quarterfinal4
スタートリスト
枠 | 選手名(英語表記) | 選手名(日本語) | 年齢 | 国名 | 世界ランク | 主要成績 |
1 | Arianna Fontana | アリアナ・フォンタナ | 23歳 | イタリア | 3位 | バンクーバー五輪銅メダル |
2 | Li Jianrou | 李堅柔 | 27歳 | 中国 | なし | |
3 | Valerie Maltais | ヴァレリー・マルテ | 23歳 | カナダ | (15位) | 世界選手権8位 |
4 | Shim Suk-Hee | シム・ソクヒ | 17歳 | 韓国 | 5位 |
結果
1着 | Arianna Fontana | アリアナ・フォンタナ | 23歳 | イタリア | 43.405 | Q |
2着 | Li Jianrou | 李堅柔 | 27歳 | 中国 | 43.486 | Q |
3着 | Valerie Maltais | ヴァレリー・マルテ | 23歳 | カナダ | 43.550 | |
4着 | Shim Suk-Hee | シム・ソクヒ | 17歳 | 韓国 | 43.572 |
スタートはコース通りに決まる。
その後も前の2人が隙を見せず適度なスピードで走り切り、そのまま決着。
自分は準々決勝は、どのレースも1コースに入った選手が強いので
スタートで先頭を取ってそのまま逃げ切りで決まると予想していました。
結果、さすが短距離王国・中国の范や劉、前回の銅メダリスト・フォンタナはその通りのレースを見せましたが
その予想が唯一外れたのが、1レース目のサンジュレー。
彼女は前回の銀メダリストということで実況席もかなり注目していましたが
今期の調子を見ると、確かに半信半疑のところはあったんですよね。
ただ相手のパク・スンヒが強いということも勿論あったでしょう。
ここで1位を取れなかったことで、その後もラウンドも組み合わせ、コース的に
厳しいものになっていくことが予想されます。
また、各組のタイムを見るとすごく近接してる。
それも見ても、今回の女子500mは中心選手不在の混戦だということが見て取れます。
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