平昌オリンピック 男子1000m準々決勝

Last-modified: 2018-05-20 (日) 21:09:32

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4名中上位2名が準決勝に進出する。
Q=準決勝進出 Adv=救済措置で準決勝進出 PEN=失格 OR=オリンピックレコード WR=ワールドレコード

 
 

評価は管理人の独断なので参考になりませんw
組み合わせ関係なく、予選開始前に全選手の中で比べて有力な方から◎>〇>▲>△>無印

 

Quarterfinal1

組み合わせ

選手名(英語表記)選手名(日本語)年齢国名五輪ランク1500m結果評価
1Lim Hyo-Junイム・ヒョジュン21韓国初出場6位金メダル
2Thibaut Fauconnetティボー・フォーコネ32フランス3回目27位決勝進出7位
3Hwang Dae-Heonファン・デホン18韓国初出場2位A決勝進出棄権
4Seo Yi-Raソ・イラ25韓国初出場10位B決勝進出9位

展望:ふざけてんのかwソチ五輪以来、同国選手を普通に同組にするようになりましたが
それにしても、わざと集めてません?(笑)よく組み分けのルールがわからないのですが。
韓国としてもここで確実に1人消えてしまうのは嬉しくないけど、それ以上にフォーコネが可哀そうだw
まあラッキー通過だったし文句も言えないか?それに日本としてはありがたいです。

 

結果

1着Seo Yi-Raソ・イラ25韓国1.24.053Q
2着Lim Hyo-Junイム・ヒョジュン21韓国1.24.095Q
3着Thibaut Fauconnetティボー・フォーコネ32フランス1.24.344
-Hwang Dae-Heonファン・デホン18韓国PEN

ヒョジュンとデホンが先頭を交互に滑る形。フォーコネもそこに割り込もうと頑張りましたが、さすがにムリゲー。
イラは最後方で力を溜め、フォーコネの失速に合わせて進出を開始、最後は同チームの2人をまとめて抜き去りました。
ここは昨年の世界チャンピオンが意地を見せました。

 
 

Quarterfinal2

組み合わせ

選手名(英語表記)選手名(日本語)年齢国名五輪ランク1500m結果評価
1Samuel Girardサミュエル・ジラール21カナダ初出場5位決勝進出4位
2Kazuki Yoshinaga吉永 一貴18日本初出場28位予選失格
3Itzhak de Laatイツァーク・デ・ラート23オランダ初出場32位決勝進出6位
4Yuri Confortolaユーリ・コンフォルトラ31イタリア3回目20位予選失格

展望:これは吉永選手、準々決勝としてはかなりチャンスな組ではないでしょうか。
予選のときの組と大差がない。調子を維持してまた上手いレースが展開できれば十分可能性がありますよ!

 

結果

1着Samuel Girardサミュエル・ジラール21カナダ1.24.289Q
2着Yuri Confortolaユーリ・コンフォルトラ31イタリア1.24.383Q
3着Itzhak de Laatイツァーク・デ・ラート23オランダ1.24.423
4着Kazuki Yoshinaga吉永 一貴18日本1.24.649

残念…残り6周で果敢に先頭に立ちましたが、その過程と、その後ジラールに交わされた後の
後方の選手へのブロックで脚を使いすぎてしまいました。
意表をつくタイミングでコンフォルトラに外から交わされて上手く入られました。
コンフォルトラ、前はあんまり器用な滑りをする選手じゃなかったと思うんですが、ここは上手かった。
4度目の五輪にしてついに初の個人種目入賞に近づきました。

 
 

Quarterfinal3

組み合わせ

選手名(英語表記)選手名(日本語)年齢国名五輪ランク1500m結果評価
1Sjinkie Knegtシンキー・クネフト28オランダ3回目4位銀メダル
2Semion Elistratovセメン・エリストラトフ27OAR3回目14位銅メダル
3John-Henry Kruegerジョン・ヘンリー・クルーガー22アメリカ初出場12位準決勝失格
4Farrell Treacyファレル・トリーシー22イギリス初出場30位予選6着敗退
5Ryosuke Sakazume坂爪 亮介27日本2回目34位-

展望:坂爪選手は救済なので必然的に5人の組になります。当然厳しいですが
絶対的な選手がいない、強いて言ってもシンキーぐらいなので、混戦の中でチャンスは生まれそう。
力が劣るトリーシーも前に絡みにいってほしいが、これまでのレースを見る限りは望み薄で実質4人のレースかも。

 

結果

1着Semion Elistratovセメン・エリストラトフ27OAR1.23.893Q
2着Ryosuke Sakazume坂爪 亮介27日本1.24.099Q
3着John-Henry Kruegerジョン・ヘンリー・クルーガー22アメリカ1.24.598Adv
4着Farrell Treacyファレル・トリーシー22イギリス1.25.080
-Sjinkie Knegtシンキー・クネフト28オランダPEN

意外にもトリーシーが積極策を取り、坂爪選手は最後方から一発勝負狙い。
前の接触の間に3番手に上がりましたが、最後はセメンとシンキーを捕まえられず3着。
しかし、残り2周でシンキーがクルーガーをとらえる際に強引なインの割込みがあったため失格を取られ、
繰り上がりで準決勝進出!ラッキー。まあ確かに明らかな失格ではあったと思いますが。
もうこの時点では、どんな形でも良いので入賞してくれ!という気持ちでした。

 

競技全体として見ると、ファン・デホンに続いてシンキーもここで消えるのは波乱の展開ですね。

 
 

Quarterfinal4

組み合わせ

選手名(英語表記)選手名(日本語)年齢国名五輪ランク1500m結果評価
1Charles Hamelinチャールズ・ハメリン33カナダ4回目9位A決勝進出失格
2Wu Dajing武 大靖23中国2回目3位準決勝失格
3Roberts Zvejnieksロベルツ・ズヴェイニクス20ラトビア初出場37位-
4Sandor Liu Shaolinサンドル・リウ・シャオリン22ハンガリー2回目1位決勝進出5位
5Roberto Pukitisロベルト・プキティス23ラトビア2回目21位B決勝進出11位

展望:超のつく積極的な選手であるハメリンと武がレースを引っ張るでしょう。
そこを、シャオリン兄貴がどこで仕掛けてどうやって崩していくのか。
そして、したたかなレースぶりが目立つラトビア勢が2人揃って、何をしてくるのかも注目です。
日本勢はいないがかなり楽しみな組。

 

結果

1着Sandor Liu Shaolinサンドル・リウ・シャオリン22ハンガリー1.24.012Q
2着Charles Hamelinチャールズ・ハメリン33カナダ1.24.015Q
3着Roberto Pukitisロベルト・プキティス23ラトビア1.24.022
4着Roberts Zvejnieksロベルツ・ズヴェイニクス20ラトビア1.24.306
-Wu Dajing武 大靖23中国PEN

期待通り一番面白い組になりました。ハンガリー、カナダ、中国の積極的な前の争い。
それぞれに失格スレスレの行為もあったと思いますし、最後に中国が捲りに失敗して膨れたところで
ラトビアのプキティスも突っ込んで、最後は1000分の3秒差&7秒差の決着となりました。
4位入線の中国の武が失格となり、上位は順位通りに確定です。