平昌オリンピック>男子1000m>予選 - 準々決勝 - 準決勝 - 決勝
4名中上位2名が準決勝に進出する。
Q=準決勝進出 Adv=救済措置で準決勝進出 PEN=失格 OR=オリンピックレコード WR=ワールドレコード
評価は管理人の独断なので参考になりませんw
組み合わせ関係なく、予選開始前に全選手の中で比べて有力な方から◎>〇>▲>△>無印
Quarterfinal1
組み合わせ
枠 | 選手名(英語表記) | 選手名(日本語) | 年齢 | 国名 | 五輪 | ランク | 1500m結果 | 評価 |
1 | Lim Hyo-Jun | イム・ヒョジュン | 21 | 韓国 | 初出場 | 6位 | 金メダル | ◎ |
2 | Thibaut Fauconnet | ティボー・フォーコネ | 32 | フランス | 3回目 | 27位 | 決勝進出7位 | ▲ |
3 | Hwang Dae-Heon | ファン・デホン | 18 | 韓国 | 初出場 | 2位 | A決勝進出棄権 | ◎ |
4 | Seo Yi-Ra | ソ・イラ | 25 | 韓国 | 初出場 | 10位 | B決勝進出9位 | 〇 |
展望:ふざけてんのかwソチ五輪以来、同国選手を普通に同組にするようになりましたが
それにしても、わざと集めてません?(笑)よく組み分けのルールがわからないのですが。
韓国としてもここで確実に1人消えてしまうのは嬉しくないけど、それ以上にフォーコネが可哀そうだw
まあラッキー通過だったし文句も言えないか?それに日本としてはありがたいです。
結果
1着 | Seo Yi-Ra | ソ・イラ | 25 | 韓国 | 1.24.053 | Q |
2着 | Lim Hyo-Jun | イム・ヒョジュン | 21 | 韓国 | 1.24.095 | Q |
3着 | Thibaut Fauconnet | ティボー・フォーコネ | 32 | フランス | 1.24.344 | |
- | Hwang Dae-Heon | ファン・デホン | 18 | 韓国 | PEN |
ヒョジュンとデホンが先頭を交互に滑る形。フォーコネもそこに割り込もうと頑張りましたが、さすがにムリゲー。
イラは最後方で力を溜め、フォーコネの失速に合わせて進出を開始、最後は同チームの2人をまとめて抜き去りました。
ここは昨年の世界チャンピオンが意地を見せました。
Quarterfinal2
組み合わせ
枠 | 選手名(英語表記) | 選手名(日本語) | 年齢 | 国名 | 五輪 | ランク | 1500m結果 | 評価 |
1 | Samuel Girard | サミュエル・ジラール | 21 | カナダ | 初出場 | 5位 | 決勝進出4位 | 〇 |
2 | Kazuki Yoshinaga | 吉永 一貴 | 18 | 日本 | 初出場 | 28位 | 予選失格 | △ |
3 | Itzhak de Laat | イツァーク・デ・ラート | 23 | オランダ | 初出場 | 32位 | 決勝進出6位 | ▲ |
4 | Yuri Confortola | ユーリ・コンフォルトラ | 31 | イタリア | 3回目 | 20位 | 予選失格 | △ |
展望:これは吉永選手、準々決勝としてはかなりチャンスな組ではないでしょうか。
予選のときの組と大差がない。調子を維持してまた上手いレースが展開できれば十分可能性がありますよ!
結果
1着 | Samuel Girard | サミュエル・ジラール | 21 | カナダ | 1.24.289 | Q |
2着 | Yuri Confortola | ユーリ・コンフォルトラ | 31 | イタリア | 1.24.383 | Q |
3着 | Itzhak de Laat | イツァーク・デ・ラート | 23 | オランダ | 1.24.423 | |
4着 | Kazuki Yoshinaga | 吉永 一貴 | 18 | 日本 | 1.24.649 |
残念…残り6周で果敢に先頭に立ちましたが、その過程と、その後ジラールに交わされた後の
後方の選手へのブロックで脚を使いすぎてしまいました。
意表をつくタイミングでコンフォルトラに外から交わされて上手く入られました。
コンフォルトラ、前はあんまり器用な滑りをする選手じゃなかったと思うんですが、ここは上手かった。
4度目の五輪にしてついに初の個人種目入賞に近づきました。
Quarterfinal3
組み合わせ
枠 | 選手名(英語表記) | 選手名(日本語) | 年齢 | 国名 | 五輪 | ランク | 1500m結果 | 評価 |
1 | Sjinkie Knegt | シンキー・クネフト | 28 | オランダ | 3回目 | 4位 | 銀メダル | ◎ |
2 | Semion Elistratov | セメン・エリストラトフ | 27 | OAR | 3回目 | 14位 | 銅メダル | 〇 |
3 | John-Henry Krueger | ジョン・ヘンリー・クルーガー | 22 | アメリカ | 初出場 | 12位 | 準決勝失格 | ▲ |
4 | Farrell Treacy | ファレル・トリーシー | 22 | イギリス | 初出場 | 30位 | 予選6着敗退 | |
5 | Ryosuke Sakazume | 坂爪 亮介 | 27 | 日本 | 2回目 | 34位 | - | △ |
展望:坂爪選手は救済なので必然的に5人の組になります。当然厳しいですが
絶対的な選手がいない、強いて言ってもシンキーぐらいなので、混戦の中でチャンスは生まれそう。
力が劣るトリーシーも前に絡みにいってほしいが、これまでのレースを見る限りは望み薄で実質4人のレースかも。
結果
1着 | Semion Elistratov | セメン・エリストラトフ | 27 | OAR | 1.23.893 | Q |
2着 | Ryosuke Sakazume | 坂爪 亮介 | 27 | 日本 | 1.24.099 | Q |
3着 | John-Henry Krueger | ジョン・ヘンリー・クルーガー | 22 | アメリカ | 1.24.598 | Adv |
4着 | Farrell Treacy | ファレル・トリーシー | 22 | イギリス | 1.25.080 | |
- | Sjinkie Knegt | シンキー・クネフト | 28 | オランダ | PEN |
意外にもトリーシーが積極策を取り、坂爪選手は最後方から一発勝負狙い。
前の接触の間に3番手に上がりましたが、最後はセメンとシンキーを捕まえられず3着。
しかし、残り2周でシンキーがクルーガーをとらえる際に強引なインの割込みがあったため失格を取られ、
繰り上がりで準決勝進出!ラッキー。まあ確かに明らかな失格ではあったと思いますが。
もうこの時点では、どんな形でも良いので入賞してくれ!という気持ちでした。
競技全体として見ると、ファン・デホンに続いてシンキーもここで消えるのは波乱の展開ですね。
Quarterfinal4
組み合わせ
枠 | 選手名(英語表記) | 選手名(日本語) | 年齢 | 国名 | 五輪 | ランク | 1500m結果 | 評価 |
1 | Charles Hamelin | チャールズ・ハメリン | 33 | カナダ | 4回目 | 9位 | A決勝進出失格 | 〇 |
2 | Wu Dajing | 武 大靖 | 23 | 中国 | 2回目 | 3位 | 準決勝失格 | 〇 |
3 | Roberts Zvejnieks | ロベルツ・ズヴェイニクス | 20 | ラトビア | 初出場 | 37位 | - | |
4 | Sandor Liu Shaolin | サンドル・リウ・シャオリン | 22 | ハンガリー | 2回目 | 1位 | 決勝進出5位 | ◎ |
5 | Roberto Pukitis | ロベルト・プキティス | 23 | ラトビア | 2回目 | 21位 | B決勝進出11位 | △ |
展望:超のつく積極的な選手であるハメリンと武がレースを引っ張るでしょう。
そこを、シャオリン兄貴がどこで仕掛けてどうやって崩していくのか。
そして、したたかなレースぶりが目立つラトビア勢が2人揃って、何をしてくるのかも注目です。
日本勢はいないがかなり楽しみな組。
結果
1着 | Sandor Liu Shaolin | サンドル・リウ・シャオリン | 22 | ハンガリー | 1.24.012 | Q |
2着 | Charles Hamelin | チャールズ・ハメリン | 33 | カナダ | 1.24.015 | Q |
3着 | Roberto Pukitis | ロベルト・プキティス | 23 | ラトビア | 1.24.022 | |
4着 | Roberts Zvejnieks | ロベルツ・ズヴェイニクス | 20 | ラトビア | 1.24.306 | |
- | Wu Dajing | 武 大靖 | 23 | 中国 | PEN |
期待通り一番面白い組になりました。ハンガリー、カナダ、中国の積極的な前の争い。
それぞれに失格スレスレの行為もあったと思いますし、最後に中国が捲りに失敗して膨れたところで
ラトビアのプキティスも突っ込んで、最後は1000分の3秒差&7秒差の決着となりました。
4位入線の中国の武が失格となり、上位は順位通りに確定です。