アイテム/道具/スワンボート

とある湖畔に佇む喫茶店に来ていたしょうねん。
しょうじょとの初めてのデートで選んだこのお店。
スワンボートに乗って優雅にティータイムを楽しんでいた。
サファイア街の大草原で厳選された薬草とトパーズ村の山奥に湧く水で作られた最高のハーブティー、そしてオリハルコンの杖でキンキンに冷やされたアイスクリーム。
楽しいひとときになるはずだった・・・。


しばらくして少年の身に異変が起こる。
キンキンに冷やされたアイスクリームを食べて腹を下したのだ。

しょうねん（デート中に出したら振られてしまうナリ…）

しょうねん（そうだ、大声出して音をかき消すナリ！）

しょうねん「ああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！」

しょうじょ「ど、どうしたの大声出して」

しょうねん「なんでもな【【みせられないよ！】】

幸いにもポプリが積まれていたためしょうじょには一旦は気づかれなかったものの、ズボンとスワンボートが真っ黒に汚れてしまっていたことがおばさんにバレてしまい、おばさんの井戸端会議からたちまち街中の話題になり、しょうじょはしょうねんを振ってしまったのである。


その後汚れたスワンボートは開き直って、しょうねんの「うん●もれそう」という発言に対し「う●こ」を出させるための容器として再利用しそのまま畑に埋めてしまったのである。
それから更に時が経過し、その「埋めた場所」の作物の育ちが良かったことから、スワンボートをおまるとして活用し、糞肥としての活用が見出されたのであった。