サンプルプログラム/hello, worldと同じような文字表示を、Easy Automationで実装する例です。
設定手順
- 事前に、SteamワークショップでEasy Automation V2.0をサブスクライブしておきます。
- まずコードを動かす本体となるブロックを用意します。
- プログラマブルブロックを設置し、名前は「EA Programmable Block」に変更しておきます。*1
- プログラマブルブロックに、Easy Automation本体を設定します。
- プログラマブルブロックのターミナルメニューからEditボタンをクリックしてエディタを開きます。
- Browse Workshopボタンでスクリプト一覧を表示して、サブスクライブしておいたEasy Automationのスクリプトを選んでOKボタンで読み込みます。
- Remember & Exitボタンで、スクリプトを保存してエディタを閉じます。
- タイマーブロックを設置し、名前を「Easy Automation TB」に変更します。*2
- タイマーの「Setup actions」を開いて「EA Programmable Block」をドラッグ&ドロップし、Runを選んで表示されるArgumentダイアログには何も書かずに設定します。
- LCDパネルを1つ設置し、名前を「EA Code Panel」にしておきます。*3
- 次に、文字列を書き込む先として新しくLCDパネルを1つ設置します。名前は「OutputLCD」にしておきましょう。
- 書かれているテキストが表示されるように、Show text on screenをオンにしてください。
- 続いて、スクリプトを書きます。
- ターミナルで「EA Code Panel」のCustom Dataを開き、下記のコードを書き込んでください。
@Write Hello world{ WriteLine to OutputLCD = "Hello world" }
- ターミナルで「EA Code Panel」のCustom Dataを開き、下記のコードを書き込んでください。
- 最後に、ボタンパネルを設置し、スクリプトを実行する設定をします。
- ボタンを照準してKキーでアクション設定を開きます。
- 「EA Programmable Block」を探してドラッグ&ドロップし、Runを選んで表示されるArgumentダイアログには「EA Code Panel(Write Hello world)」と入力します。
- これは、「EA Code Panel」に書かれたコードの中の「Write Hello world」というコードブロック(コードの集まり)の内容を実行させる指示です。
- 設定したボタンを実行すると、パネルに「Hello world」と書かれ、実行するたびに1行ずつ増えていきます。
コードの説明
WriteNew to OutputLCD = "Hello world"
Easy Automationの場合、ブロック名を指定して、テキストを書き込む処理は2行目のこれだけで済みます。
これは、
- 「テキストを書き換える操作(WriteNew to)」を
- 「OutputLCDと名の付くブロック」に対して、
- 「Hello world」という文字列で行う
という内容になります。
1行ずつ追記する以外のパネル内容操作は、スクリプト作者によるガイドの「LCD Statements」にあります。
アクション実行やプロパティ書き換えの場合は他のサンプルも参考にしてください。