種族の分類
Spellforce 2では、前作Spellforceと違い、各種族がその属性に従い連合を形成している。以下の4つの派がある。
ただし4つ目となるShaikanはDragon Stormをインストールしたときに追加されるものである。
Realm(レルム~光の種族) | Human(人間)、Dwarf(ドワーフ)、Elf(エルフ)の3種族 |
Clan(クラン~獣の種族) | Orc(オーク)、Troll(トロール)、Barbarian(バーバリアン)の3種族 |
Pact(パクト~影の種族) | Dark Elf(ダークエルフ)、Gargoyle(ガーゴイル)、Shadow(シャドウ)の3種族 |
Shaikan(シャイカン~無神の種族) | Shaikan(シャイカン)、Blade(ブレイド)、Dragon(ドラゴン)の3種 |
前作Spellforceでは、各種族毎にMonumentがあり、その種族の労働者及び兵員しか召喚できなかったが、本作Spellforce 2では、Monumentの代わりにアップグレードできる種族連合のHeadquarter(司令所)が登場するので、最低1つのHeadquarterで3種族の兵員を同時に運用できる。
労働者は種族連合ごとに一種類だけで、種族連合の建物をどれでも建造することができる。(Realmの労働者は人間のCraftsmanのみだが、エルフ族/ドワーフ族の建物を建造できる)
ただし、一度に2派以上の種族連合を操作することはできないので注意すること(例えば、RealmのHeadquarterとClanのHeadquarterを同時に保有することははできない)。
資源の種類
以下の3種類のみ。前作Spellforceと比べて統合された。
Stone(石材) | 各種建物の建造及びアップグレードに必要 |
Silver(銀) | 労働者及び兵員の雇用に必要 |
Lenya(レーニャ~魔道茎草) | 特殊兵員の雇用に必要 |
なお、資源のある場所のすぐ近くにその資源に対応した採集作業場がないと、労働者は採集した資源をHeadquarterまで運搬しようとするので注意すること。
採集作業場または司令所に到達して初めて資源を確保したことになるので、資源運搬中の労働者が敵兵員に襲撃・殺害されて資源を失うことがないように。
Slot(兵員雇用枠)について
兵士ユニット一体に付き、1~5ポイントのスロットを占有する。スロットは食料庫系の建物(Farm等)を作ることで拡張できる。
また、Slot自体にも上限があり、Headquartersのアップグレードでいくらか上昇させることができる。
画面のSlot表示にマウスポインタを合わせれば詳細を確認できる。
ユニットの能力
攻撃力・攻撃速度・防御力
本作の基本攻撃におけるダメージ計算は非常に単純で、「攻撃力-防御力」がダメージとなる。
防御型のユニットは攻撃力の低いユニットに対しては強いが、攻撃力が高いユニットに対してはさほど強くない。
射程範囲
弓などの射程のある攻撃は遠くから攻撃できるという利点を持つが、それ以上に重要なのが
「空中のユニットに攻撃を行うことができる」ということ。
これは逆も当てはまり、空中から地上ユニットに攻撃するにも射程のある攻撃が必要である。
スキル
ユニットによってはスキルを使用できる場合がある。
これは主人公などと違い、自動的に使用してくれるが指示を出すこともできない。
自然回復
ほとんどのユニットは自然回復能力を持つため、中途半端な範囲攻撃はManaの無駄遣いに終わる場合がある。
数値上は範囲攻撃の方がかなり有利だが、その通りの効果を発揮させるには使いどころが重要。
兵の運用
本作ではユニットをグループ単位で扱っても、移動時に前衛後衛の区別などが行われない。
そのため、弓兵を後方から着いて行かせるようなことをしたい場合は、適当な前衛のユニットを追尾させると良い。
この場合、後衛を含むグループ(逃げる場合などの緊急用)と、含まないグループ(通常の進軍で追尾の設定を上書きしないため)両方登録しておくと良い。
ただし追尾で移動するユニットは通りすがりの敵労働者などに反応して遅れがちになることもあるので注意すること。
また、追尾対象が死亡すると止まってしまうことにも注意。主人公やTitanを対象に使うと便利だろう。