SandBox/基本操作の詳細

Last-modified: 2020-07-21 (火) 22:26:22

基本操作の詳細

この記事では、基本操作の細かな仕様についてまとめる。
初めから通読するというより、仕様がわからなくなった際のリファレンスとしての用途を想定している。

操作の大原則

  • ZRボタン、ZLボタン、Lボタン、Rボタンは原則として排他的で、どれかを押し続けている最中でも後から押された方の行動が優先される
    • ZL押しっぱなしでイカ状態のとき、ZRを押すとヒト状態になりメインを発射する。
    • ZR押しっぱなしで連射中にZLを押すと、イカ状態になり射撃はキャンセルされる。

移動(Lスティックを倒す)

Lスティックを倒すと、その向きにキャラクターの位置を移動できる。倒す深さによって移動速度を調整できる。

  • 「ZR」と「ZL」の押され方によってヒトになったりイカになったりする。後述。

状態による移動速度の違い

各ブキごとの状態による最高速度の順番は、どのブキも例外なく下記の通りになっている。
ヒト移動速度アップやイカダッシュ速度アップなどのギアパワーをどんなブキにどれだけ積んでも、同じブキ内でこの順番が崩れることはない

  1. 自インク内でのイカダッシュ
  2. (ローラー種のみ)塗り進み(ダイナモローラーの初速を除く)
  3. 敵インク以外での非射撃中ヒト移動
  4. 射撃中ヒト移動
  5. 自インク以外でのイカ移動
  6. 敵インク内での移動(一定フレーム後に強制的にヒト状態にされる)

非射撃中のヒト移動

「ZL」も「ZR」も押さずにスティックを倒すと、ヒト状態での歩行になる。

  • ローラー属の塗り進み以外では、金網や塗れない床を最も素早く移動できる。
  • ブキの重さによって移動速度が変化する(3段階)

イカ状態(ZLを押す)

ZLを押すとイカになり、離すとヒトに戻る。

  • イカ状態では自インク内で溶け込んで姿を消すことができ(イカセンプク)、速く移動できる(イカダッシュ)。
    • 自インク内でのイカ状態ではインクゲージが画面にポップアップで表示され、インク回復とHP回復が速くなる。
      • この回復効果とゲージ表示は、自インクからイカ状態のまま飛び出しても、自インク外に着地するかヒト状態に戻るまで続く
    • ダメージを一定以上受けた状態からセンプクで回復した場合、「フィー」といったイカの声が聞こえる。
  • イカセンプク中、移動していない場合「コポコポ」という泡の音が発生する。この効果音は他者にも聞こえる。ほんのわずかにでもLスティックを倒すとこの音を消すことができる。
  • イカ状態では金網を通過できる(してしまう)。イカ状態で金網に重なったままヒトに戻ると、体のより多くがある側へと押し戻されてヒトになる。
  • ヒト状態に比べて、当たり判定がやや縦方向は狭く、横方向は広くなる。
  • メインウェポンの連射・構え中や、Rでサブウェポンを構えているタイミングではそれらをキャンセルして即座にイカになるが、それ以外の、1回の発射で複数の弾や範囲攻撃が発射されるタイプのメインウェポンのマニュアル動作はキャンセルできない。

イカダッシュ(イカ状態でLスティックを倒す)

自インク内で高速に移動できる。

  • 通った跡には多少のインクのくぼみができるほか、スティックをある程度以上倒すと「ピシャー」という効果音と、インク飛沫の画面効果が表示される。
    • イカニンジャのギアパワー装備時はインク飛沫の画面効果を消すことができるが、ダッシュ跡のくぼみと効果音は消えない。
    • 移動速度、飛沫のエフェクトはスティックを倒す角度が小さければ発生しなくなる。あくまで「スティックを倒す角度」依存であり、イカダッシュ速度アップのギアパワーをつけて速度が速くなってもエフェクトが発生しやすくなるということはない。
  • イカダッシュには慣性があり、インク内を移動中にイカ状態のままスティックを倒すのをやめたり元の進行方向と反対側に倒すだけでは、その後少し移動してしまい急停止や急旋回はできないが、ヒト状態になる(インクから抜け出すまたはブキを構える)とこの慣性は消失する。
    • このため、イカダッシュ中に一瞬、連射ブキや投擲サブウェポンをZRまたはRボタンを押して構え、ボタンを離してそれらが発射・投擲される前に再度ZLを押してイカになることで、急停止や急旋回が可能になる(いわゆる「慣性キャンセル」)。
  • ブキの重さによって移動速度が変化する(3段階)

敵インク内での挙動

敵インク内では足をとられ、インク回復が停止し移動が極端に遅くなる。

  • イカ状態で突っ込むと足を止められ、一定の短時間が経過すると強制的にヒト状態に戻される。
    • 足止め状態からイカになることも可能だが、短時間で再度ヒト状態に戻される。
    • ジャンプは可能。ジャンプしている最中は敵インクの影響を受けない。
      • ジャンプ中は多少の方向転換もできるため、完全にインク切れで敵インクを抜け出す場合、ただ歩くよりはイカ移動やジャンプを加えた方が多少早くなる。
  • 一定の短時間が経過後、既定のHPに達するまでスリップダメージを受ける。
    • このダメージを受けるまでの時間とダメージ速度、既定のHPはギアパワー「相手インク影響軽減」によって軽減できる。
    • 既定のHP未満の状態では、スリップダメージを受けることはない。

メインウェポン使用(ZRを押す)

ZRボタンでメインウェポンを発動する。

  • ZLボタンを押し続けている状態でも、ZRボタンを押すとこちらが優先される。インクが切れていようが何だろうが、イカ状態は強制的にキャンセルされメインを構えることになる。
  • イカは全員右利きであり、弾はすべて体の右寄りから発射される。
    • よって、体が壁に重なる場合、左側を隠せば通常通りの射撃ができるが、右側を隠すと弾が壁に当たってしまう。
  • 下記の通りいくつかの操作体系に分かれる。

チャージのないブキ

ZRを押す/押し続けることで弾が発射される。

ブキ種ZRを1回押した際の動作ZRを押し続けた際の動作
オート連射のブキシューター(ブラスターを含む)
マニューバー
1発だけ発射される。連射する。
連射中にZLを押すと最後に撃った弾の射撃隙が終わった時点で射撃行為をキャンセルしイカになる。
スパイガジェット一瞬傘を構えて散弾を発射する傘を構えながら散弾を連射する。
ボトルガイザー高威力でやや射程の長い初弾を発射する初弾に続けて、低威力で射程の短い球を連射する。
セミオートのブキリールガン弾が3発連射される連射はされない。
発射前からZLを押し続けていた場合はイカに戻る
マニュアル操作のブキローラー(フデを含む)範囲攻撃が発射される押し続けるとローラーを構えた状態になり、塗り進みが可能となる(後述)。
シェルター(スパイガジェットを除く)散弾が発射される傘を正面に構え防御態勢をとる。
さらに一定時間押し続けると傘が「パージ」され、正面へと進んでいく飛び道具になる。
パージ後は構えが解除され、押し続けても何も起こらない
発射前からZLを押し続けていた場合はイカに戻る
スロッシャー当たり判定を共有する複数の弾が発射される何も起こらない
発射前からZLを押し続けていた場合はイカに戻る

チャージのあるブキ

ZRを押すとチャージが始まり、押し続けることでチャージ量が増え、離すと弾が発射される。

  • チャージする量によって射程、ダメージ、連射速度などが変化する。何が変わるかはブキごとに違うため個別記事を参照。
  • チャージキープのあるブキでは、チャージ中にZLを押してイカ状態になっても一定時間チャージが持続する。
    • チャージキープのないブキでは、チャージ中にZLを押すと、イカ状態になると同時にチャージがキャンセルされる。
  • インクは、実際に発射された量に応じて消費される。キープのないブキのチャージ中やスピナーの発射中にイカ状態になって発射をキャンセルした場合、チャージされていた分のインクはタンクへと戻る。
  • インク切れ時はチャージ所要時間が著しく長くなるが、チャージが止まることはない(時間をかければフルチャージも可能)
    • インク切れ時にチャージした分は射撃をキャンセルしてもインクタンクには戻らない。
ブキ種ZRを離した後の挙動操作の特性
チャージャー弾が1発発射されるスコープが付いているとチャージが半分以上進むと視点が銃口に近づき、視野が狭くなる。
スピナーチャージ量に応じて連射される連射中にZRを再度押した場合、
ノーチラス系、クーゲルシュライバー系ではその時点で連射をやめ上乗せチャージが始まり、
それ以外では射撃が止まらないが押し続けておくと射撃終了時点でチャージが再開される。

メインウェポン発動中のヒト移動(ZRを押しながらLスティックを倒す)

「ZR」を押すとメインウェポンを使いながらの歩行になる。

  • 原則、キャラの向きは画面奥真正面レティクルで固定になり、スティックを左右に倒すとカニ歩きになる。
  • ローラー(フデを含む)のみ塗り進みとなり、キャラはLスティックを倒している方向へ自在に向きを変えることができる。
    • この際インクを消費するが、フデは塗り進めた時間に、フデ以外のローラーは塗り勧めた距離に、応じて消費量が増える。
    • 塗り進み移動にはギアパワー「ヒト移動速度アップ」の効果は乗らない。

ジャンプ(Bボタン)

マニューバーの移動しながらの射撃中、スライド後の硬直中(デュアルスイーパーの1回目のスライドを除く)」以外にBボタンを押すとジャンプできる。

  • ジャンプはヒト状態でもイカ状態でも可能。
    • ヒト状態からのジャンプの方が、イカ状態からのジャンプよりも最高点が少しだけ高い。
    • 自インク内イカ状態からのジャンプでは、イカ移動の初速をそのまま保持でき、さらに自インク外に着地するかヒト状態に戻るまで自インク内でのインクと体力の高速回復効果が持続する。
  • 落下速度は、ヒト状態の方が若干早い。

壁移動(壁インク内でLスティックを↓以外に倒す)

スティック自インクで塗られた壁を移動できる。

  • 重力の影響を受け、↑方向の入力がないと下向きへ落ちていく。
  • ↑方向にスティックを倒した量に応じて、イカダッシュ同様に飛沫と音が発生する。
    • この飛沫はイカニンジャのギアパワーでも消せない。
    • スティックを倒さず下へ落ちていく場合、飛沫や音は発生しない。
  • 壁移動中にBボタンを連打すると、高速にのぼることが可能。
    • なお急斜面での移動は、どんなに垂直に近くても壁移動とはみなされない点には注意が必要。急斜面でのBボタン連打は高速のぼりではなく「インクからジャンプを飛び出しては着水を繰り返す」動作となってしまい、かえって遅くなる。急斜面を登り切って完全に垂直な壁に到達するまでBボタンを押さない方が圧倒的に早くのぼりきれる。

サブウェポン(Rボタン)

  • スプラッシュシールドジャンプビーコン以外はRを押すと構え、Rを押し続けると軌道が表示され、Rを離した瞬間に投擲する。
    • Lを一瞬押して話すと、軌道が表示されないまま既定の軌道で投擲される。
  • スプラッシュシールドはRを押しても軌道が表示されない。この際、自身の向いている場所のやや上方に向けて、一定の初速度かつ一定の高さの頂点を有する放物線を描く軌道で飛んでいくという独特の挙動をみせる。
    • すぐ頂点に達しない放物線を描くように、少し下を向いて投げると最も遠くまで飛ぶ。逆に、上を向いて投げるとすぐ既定の頂点に達し落下が始まるため、ごく近くへと設置される。

スペシャルウェポン(Rスティック押し込み)

離した瞬間ではなく、押し込んだ瞬間に発動する。