概要
体力 | 500(本体)/600(盾) | ||
ダメージ | 30(盾)/50(オイル) | ||
イクラ合計 | 16 | ||
攻撃時 | 13 | ||
撃破時 | 3 |
オオモノシャケの1体。イカした装甲クルマを乗り回し、プレイヤーのうち一人を狙って追跡する。どうやらタイヤ部分がローラーの役目を果たしているようだ。
機動性と防御力が高い。前方、側面からの攻撃が効かず、本体を直接攻撃しないとたおせない。
シャケ図鑑
- 基本的な特徴
- 盾により、ほぼ全てのインクショットを防ぐ。
- 旋回性能に優れ、常に標的に対し盾を向ける。
- 攻撃行動
- 盾で身を守りながら突進する。
- 倒し方
- インクショットを当て続けると盾が破損し、動きが止まる。
- 動かなくなったら背後に回って、本体にインクショットを当てると倒せる。
- 生態
- テッパンの乗るクルマは、多くのシャケの憧れの対象となっている。
- 盾は廃品を寄せ集めて作られている。
- 盾が崩れると盾の修理を行うため、修理の間は動かなくなる。
行動パターン
クマサン |
大きなテッパンを構えて 前進してくるシャケだ 正面から 攻撃しても ガードされてしまうが… |
追跡状態
出現直後の状態。最も近いプレイヤーをターゲットとして追跡し、体当たり攻撃を仕掛けようとする。
ターゲットよりも近いプレイヤーがいたら、そちらを新たなターゲットとして追跡しはじめる。(ここで言う「最も近い」とは、直線距離ではなく、テッパンが通れる経路での最短距離。)
あるプレイヤーに攻撃されてターゲットを固定している場合は、そのプレイヤーのみを追いかける。
次のプレイヤーをターゲットせず、またターゲットを固定していた場合はそれを解除する。
テッパンは段差を登れないがある程度低い段差*1を降りることができる。他のシャケに押されない限りそれ以外の段差を降りない。
前方を覆う盾と、両斜め後ろに噴き出るオイルに攻撃判定を伴う。
体当たり攻撃にはノックバックがあるが、壁に潰される、上から降ってきて踏み潰されるなどした場合は弾き飛ばされずに連続ダメージを受けて即死する。
一時停止状態
テッパンに1ダメージでも攻撃を加えると、「キキッ!」というブレーキ音と共にその場で一時停止する。
この間、テッパンは最初に攻撃してきたプレイヤーに正対し続ける。
最後に攻撃されてから2秒経つと、追跡状態に戻る。
動きはじめる前に攻撃することを繰り返せば延々と一時停止させられる。ダウンを取る余裕が無いが止めておきたい時に有効。
この時、最初に攻撃してきたプレイヤーにターゲットを変更&固定し、追跡状態に戻った後はそのターゲットのみを追いかける。
ターゲットが変更されるのは最初の一撃、「キキッ!」と鳴った時のみ。一時停止中に更に攻撃してもターゲットは変更されない。
ダウン状態
盾に600ダメージを与えると、車が故障してしばらくその場から一切動けなくなる。
この間オイルの攻撃判定が消滅する(ノックバックは発生する)。
この状態でも盾は破壊できず無敵のままだが、背後には回り込める。
最後に攻撃されてから連続で4秒以上、盾にも本体にも攻撃せずに放置すると、追跡状態に戻る。ダメージ量は特に関係無いので、修理を遅らせる時は少し撃つだけで良い。
ダウン状態から復帰しても、ターゲットは固定されたままである。クルマを壊された恨みは大きいということか…
弱点と倒し方
クマサン |
攻撃し続けると 姿勢がくずれて 動かなくなる そのスキに 後ろから 攻撃を当てるんだ… |
弱点はクルマの背後の生身部分。
弱点は常にむき出しで、背後に当たる攻撃手段があれば盾を無視でき、常に生身を突ける。(ブラスター種で弾をクルマの後ろに炸裂させたり、スクリュースロッシャーでクルマを通り越して生身に渦を当てたりなど。)
しかし正面に無敵の装甲を持ち、常にターゲットに対して正面を向こうとする性質があるので、単騎ではうまく攻撃が通らない。
単騎で倒す場合は、まずダウンに持ち込み、その後背後を叩く、2段階の手順が必要となる。
なるべく二人以上で倒す
一人で倒す場合は600+500のHPを削る必要があり、オオモノの中でもかなりタフな部類。
しかし2人以上で挟み撃ちにすれば、ダウンを取らずとももう一人がガラ空きの背中を撃てるので、時間とインクの消費を抑えられる。
なるべくこちらを基本とし、一人で攻めるのは他の味方が居ない時のみにしよう。
味方がテッパンを止めているのを見たら手伝おう。
溜めが必要なブキなどは、周囲の敵を排除して溜めなおしている内に回復されがち。
タワー等が湧いている時でも、すぐ近くで交戦しているようなら、背後を攻めてから行っても遅くはない。タワーの対処は遅れてしまうが、止めたテッパンが再度走り出す方が危険度が高い。
味方に背中を向けて止める
テッパンは最初に一発攻撃を受けるとそちらにターゲットを切り替える。
味方の方に背中が向いて止まるよう撃つと倒しやすい。
ダウンまで取らないと、一時停止だけではクルクルと旋回する点に注意。
止まったからといって自分がテッパンの周囲をあちこち走り回ると、テッパンが回転しまくって味方が撃ちづらくなる。
また誰も背後に回れない細い通路などで止めると邪魔になってしまう。
復帰するまで待たなくてはならない上、盾に重なっている他のシャケまで倒せなくなってしまう。
見かけたからといってすぐ殴りかからずに考えて攻撃すべき。
ダウン状態から復帰させない
ダウン状態から復帰させると、再度装甲に600ダメージを与える所からやり直しになってしまう。
この600という数値は大きく、インクと時間を食ってしまい、戦況が不利になっていく。
優勢時ならどうとでもなるが、敵が多いとそう何度も無駄手間を食っている暇はない。
一人でも複数人でも、仕留めようと決めた物は復活させずに確実に処理するのが鍵。
有効な小技として、あえてダウン中の正面装甲に追撃を加える方法がある。本体へのダメージは通らないがダウン時間は延長されるので、使用機会は頻繁にある。
倒せそうに無い場合は、ダウン回復後の戦況を予測して、退路やインク残量を確保しておこう。
ちなみに修理直後のクルマは走り出すまで無敵であり、ヒット音こそ鳴るがダメージは通っていない点には注意。
ボムを使用した即ダウン
今作では本体部分にボムなどの爆風を当てるとクルマの方にも3倍のダメージが入るようになった模様。*2本体にも1倍のダメージが通るのでボム1個で4個分のダメージを出せる。適当に撃ちつつボムを転がし、ボムに背を向けるように誘導することで簡単にダウンさせて本体を叩ける。インク消費が重いので混戦時には向かないが、コンテナ前誘導など、他のシャケから引き離せた際の有力な択となる。
単騎でダウンを取らずに倒す方法
- 貫通性能を持つクマブキ,スペシャルを使う
- クマサン印のスロッシャーやメガホンレーザー5.1ch等、一部のブキ,スペシャルは貫通性能があり、装甲を無視して本体を攻撃できる。
- スペシャルは消費してしまうが、特に一人で2~3体のテッパンに絡まれた場合などは十分切るに値する場面。
- 他の味方を追跡して走っている時、不意打ちの最初の一撃のみはこちらに向き直られる前に背中にヒットする。リッター4Kなら一時停止すら取らずにこの一撃で倒す事も可能。
- 射線が通る立ち位置が必要なので状況は限られる。無理に狙わず基本は正攻法で良い。
- めくり攻撃ができるブキで生身を突く
- 各種ブラスター、スクリュースロッシャー、エクスプロッシャーが該当する。ブラスターやエクスプロッシャーはクルマを通り越して爆風を当てる、スクリュースロッシャーは渦を当てる。
- 当然ながらダメージ効率は悪く、時間的には正攻法が望ましい。
- トライストリンガーやクマサン印のストリンガーの曲射による冷却爆発でもできなくはないが、やはり正攻法が最も短時間になる。
- オーバーフロッシャーは壁にうまく反射させることでめくることができる場合がある。
- 各種ブラスター、スクリュースロッシャー、エクスプロッシャーが該当する。ブラスターやエクスプロッシャーはクルマを通り越して爆風を当てる、スクリュースロッシャーは渦を当てる。
- バクダンやナベブタで倒す
- ハシラを利用する
テッパンに追われている状況でハシラに登るとターゲットを自分から味方に移すことができる。
このときハシラ上から*3攻撃すると、テッパンは味方をターゲットしたまま一時停止するので、ダウンを取ることなく倒すことが出来る。
射程のあるブキならハシラ上から倒すこともできるし、速射性の高いブキならハシラを登りきらずにイカロール→着地する前に空中で射撃し一時停止→着地後背後に回り込み倒すこともできる。
ナベブタを利用する場合も高低差を作れば同じように倒すことが出来るが、状況が許すなら押し潰しを狙う方が早い。
なお、カタパッドが複数体いる状況下では非常に危険であり、無理に狙う必要はない。
スペシャルウェポンでの対処
2~3体のテッパンがコンテナ近くで渋滞している状況は混戦を招きやすく、同時にノルマを大きく進めるチャンスでもあり、サーモンランにおけるスペシャルの使いどころの一つだ。
- ナイスダマ
- テッパンが止まってさえいれば複数体を巻き込んで一掃しやすい。
しかし滞空時にターゲットが外れるので、溜めている最中にテッパンが復帰して他のプレイヤーに向かって走り始めてしまうことが多い。
ナイスダマを溜めている味方がいたら投げ終わるまで足止めを手伝うとよい。
- メガホンレーザー5.1ch
- テッパン1体にレーザー1対では倒しきれないことが多い。それでも盾を貫通し本体に大ダメージを与え、あるいは2対当てれば確実に間引けるので有効。
- カニタンク
- 盾にカノン砲を直撃させると多段ヒットするのか1発でダウンさせることができる。
ただし倒しきるには回り込むか、カノン砲の爆風4発でめくる必要があり時間がかかる。
味方が背中を向けさせてくれていればカノン砲直撃+連射弾1発ですばやく倒せる。
- サメライド
- 轢きを当てれば盾を貫通して撃破できる。複数体を一列にして串刺しにできるとスマート。
爆風でも倒せるが盾にガードされるとダウンするのみ。
- ジェットパック
- 盾にショット直撃2発でダウン、本体にショット直撃2発で撃破と時間がかかる。
盾を飛び越せるので、テッパンの奥に湧いたタワーやカタパッドへ対処に向かう動きがしやすい。
危険なので味方のジェットパックの帰還マーカー上にテッパンを停止させてはならない。
- ウルトラチャクチ
- 爆風2発分で倒せるが、盾に防がれやすく不安定。
ダウンはさせやすい。
性質
コンテナへの誘導
テッパンの移動速度はそこそこ速く、ヒト状態より少し速くイカ状態よりは遅い程度。
その上で動きがプレイヤー依存なので、狙ってコンテナの前に寄せて撃破する事で、高速で3個納品する事ができる。
コンテナから遠く離れた所で止めて遠い道のりを3往復するよりも効率的。高ノルマの場合はこれが常套手段になってくる。
寄せる場合はターゲットが移らないようテッパンから離れ過ぎず同じ速度で、なるべく味方の仕事の邪魔にならない経路を選んで連れて来よう。
他の味方が釣っている動きの時は、攻撃すると止まってしまうので距離を保ってそのまま見送るべき。
どこまで寄せるかは状況による。コンテナが高台上にあるステージや、他のシャケがうろついている状況などでは律儀にコンテナ前のゼロ距離まで寄せると却って悠長なので、手早く運搬できる距離まで寄せれば十分。
とはいえ、野良では味方が勝手に止めてしまうケースも多い。その場合はその味方に協調して倒すなど、意思疎通ができない場面では割り切りも必要。
また、常に全部寄せればいい訳でもない。既にノルマが十分で、戦況が不利であるほど、コンテナ前に連れこむと邪魔になるので、場合によっては寄せずに間引いてしまう判断も必要。
いずれにしても、そういう選択肢があると理解した上で倒す事。
ターゲットを取りなおす
放置され走り回っているテッパンが、コンテナから離れて行く、乱戦中の味方に向かっていく等しているのを見たら、とりあえず一発インクを掛けるとこちらに向かって走り出してくれる。
逆に、こちらに来てほしくない時は手を出してはいけない。
うっかりタゲを取ってしまった場合は落ち着いて処理してから次の手に取り掛かろう。
味方と一緒にタワーに向かっている際にテッパンが近づいて来た場合、味方がテッパンを撃ってくれれば、自分を追いかけてくることは一切なく、安心してタワーを処理できる。
また、逆に自分がテッパンを撃ってコンテナに連れて帰り、タワーを味方に任せることもできる。タワーが苦手なブキは特に、段差上などからテッパンのタゲを取ってあげるべき。
自分がコンテナ付近などの安全地帯にいるが、味方が崖下や船外などの危険地帯でテッパンに追われている場合、ボムを投げてタゲを取るのも有効。そのまま付近で仕事をしていれば、テッパンを味方から引き剥がしつつコンテナ付近におびき寄せることができる。
劣勢時は脅威
テッパンの攻撃方法は体当たりのみ。自インクで塗られている陣地内で、他の敵が少なければ、泳ぐだけで回避できる。
そのため優勢時はコンテナまでイクラを3個配達してくれるボーナスキャラと化すが、この状況が成り立たない劣勢時は話が全く別。
乱戦に混じって現れるテッパンは。足が速いので大抵敵陣の先頭や真ん中に居り、不動の盾としてこちらのインクを遮る。そしてダウンを取っても背後に回りづらいので倒せず回復されがち。
特に、満潮時のテッパンは発見次第最優先で始末する事。満潮というのは常時前述の劣勢時の状態にあるような物だからだ。
忙しいからと一時停止だけ取って先延ばしにするのは悪手。逃げ惑っても振り切れる物ではなく、走り回った軌跡が塗られ、他のオオモノ処理の邪魔になりジリ貧になっていく。早い段階で落ち着いてインクを回復し、確実に処理しておこう。
イクラ運搬機のイメージで甘く見ていると、前述のパターンでジリ貧になり、負けの引き金になる。
アップデートによる変化
- 以前は他のプレイヤーがリッター4Kのフルチャージ、ドスコイ大量発生時の大砲、バクダンの誘爆などによって追跡状態から1撃でダウンした場合に滑るような動きをすることがあったが、Ver.5.0.0で修正された。*4
- 以前はナベブタの墜落に巻き込まれたとき盾と本体にダメージを負いつつも一時停止しないことがあったが、いずれかのアップデートで一時停止するよう修正された。
その他の性質
- WAVEクリアで帰っていく際、テッパンに当たってもテッパンが止まらない。運悪く彼の正面に居た場合一瞬で轢き潰される珍現象が起こる。ローラー種で迎え撃つと凄い多段ヒットしながらノックバックし面白いことになる。なぜそういう力を普段から発揮しないのか
- ダウンすると、前方側に攻撃判定が伸びる。
海を背にした状態でテッパンに密着してダウンさせると突き落とされ、壁や段差を背負っていると圧死するので注意。
loading... - テッパンリフトをする際やステージ縁のごく小さな段差*5に乗り上げようとするとき、空中に飛び上がるような動きをすることがある。このとき攻撃を加えると空中で一時停止・ダウン状態となることがあったが*6、Ver.5.0.0前後で落下するように修正された模様。
トリビア
- このクルマは多くのシャケにとって憧れの的となっている。暴走族がフカすバイクのようなエンジン音は確かにカッコいい。
- 本体前面の窓付きの盾は、タテタコトルーパーのおさがり。タコとシャケの貿易の産物だと思われる(ジャンク品にしか見えないが)。
- クルマ修理時独特のパラリラ音が鳴るが、これは実はオクタリアンのフレーズ。ヒーローモード(クレーター)のクリアジングルやステージBGMのイントロと同じなのである。
- タコの使うタテは1000ダメージ与えれば破壊できるがこちらはタテ自体を壊すことが不可能。見た目とは裏腹に無茶苦茶な耐久力である。
コメント
サーモンラン攻略と統一。