サーモンラン/ブキ別立ち回り/ワイパー属

Last-modified: 2024-11-25 (月) 10:26:49

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シューターマニューバーブラスターローラーフデチャージャー
スピナースロッシャーシェルターストリンガーワイパーサブ・スペシャル・イクラ投げ

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ドライブワイパージムワイパーデンタルワイパーミントクマサン印のワイパー

汎用解説

近距離主体で戦うブキ種。タメ斬りによる接近攻撃の火力が優秀。
ただし、距離の割には硬直が長めで、扱いはハイリスク・ハイリターン。

ワイパーの主な役割

今作から追加されたブキ種で、連射のヨコ斬り、チャージショットのタメ斬りがある。
刀身とインクショットそれぞれに攻撃判定が発生する。

運用は近距離で刀身込みならば高火力のタメ斬りがメインとなり、一部でヨコ斬りを使うかたちとなる。
オオモノ全般やドスコイ、中距離でのバクダン処理、タワー処理も得意な方なので外回り、ザコの群れの処理まで出来る万能ブキ。幅広く対応しよう。

 

▼インク弾の性質
発射するインク弾は、多数の弾が互いに重なりながら縦横一直線に並んでいる。
このインク弾は、スロッシャーシェルターのような対象別のダメージ上限と、中心部分から左右にかけて親子関係を持つ。
ワイパーの場合、ダメージ上限は命中1回分で、それ以上のインク弾が同じ対象に命中してもダメージは加算されず、無視されてしまう。
親子関係は、スクリュースロッシャーの渦弾と同じ仕組み。真ん中の弾が親弾となり、これが当たると子も消えてしまうが、逆の場合には当たった子弾のさらに子弾だけが消え、残る弾はそのまま飛んでいく。

斬撃を除いたインク弾のみの場合、中距離にも手出しはできるものの、DPSは今ひとつなため高体力シャケには向かない。味方救助・雨弾落としは問題なく行える。
ヨコ振りよりも、タメ斬りのインク弾の方が、射程が長い代わりに弾速が遅めな傾向にある。

また、バトルで曲射ができない代わりとして、上下に角度をつけても射程が落ちないブラスターのような特性も持ち、こう見えて対空戦もそれなりに得意。タマヒロイシャケコプターを相手取る時には思い出してみよう。

 

▼刀身部分の性質
刀身部分の判定はチャージャーのように貫通性能を持ち、密集シャケに対しては範囲攻撃として働く。
刀身は多くの場合インクショットとも重複して命中し、特にタメ斬りの直撃は極めて高いDPSを誇る。バイト現場におけるワイパーの本懐。
ただし、刀身部分は、斬撃波よりも判定が狭い傾向にあり、タメ斬りの場合、きれいに縦1列ではなく2列、3列のおだんご状にまとまっているようなシャケに対して、そのうちの1列にしか命中しないことも多々。この場合だいたいは残ったシャケにお返しのフライパンをもらうことになる。
素直に殴られていてはこちらがもたないので、時には後退しつつ魚列を引き延ばし、正面にシャケを集めながら斬撃を繰り返す「引き斬り」での堅実な対処を心がけていきたい。
ハコビヤ本体に対しても、ジャンプすれば刀身判定がホースに届く。

 

▼踏み込みタメ斬り
地上で[L]スティックを前方向に倒しながらタメ斬りをすると、すばやく踏み込んでからタメ斬りを振るう。
操作はスティックを前に倒すだけだが、踏み込みモーション中は操作不能の硬直となるため、不意の暴発時に危険が大きく、ザコシャケ軍団の中に誤って突っ込んだり、踏み外して入水したりといった事故の原因にもなる。
繰り出す瞬間だけスティックから指を離したり、後ろや横へのカニ歩き、ジャンプ中に繰り出したりして、暴発が起こらないようにしよう。
ジャンプタメ斬りには前進斬りの暴発を防ぎつつ、インクの端を当てやすくなるので雑魚の群れをまとめて処理しやすくなる利点もある。
前進を積極的に使うのはドスコイとの間合い調整、カンケツセンのキンシャケや他者を追っているヘビを追う場面になるか。
足場が悪くても移動しながら道が作れるため、カタパッドタワーの攻撃から逃げる際にも使える。
なお、踏み込みモーションの分だけ、DPSも低下してしまう。HPの高いコウモリテッキュウ、オカシラシャケ戦時などは注意。

ちなみに、踏み込みと攻撃の方向はリンクしておらず、モーション中にカメラを振れば、カメラ方向に向き直って振れるものの、一部機種を除けばモーション自体がごく短いため、実用の機会はまれ。

率先して倒したい有利なシャケ

率先して倒したいシャケ
  • コウモリ
    ワイパー種の弾の大きさから、コウモリの弾はとても返しやすい。
    また、密着タメ斬りのDPSの高さにより、殴り倒すことも狙える。
    中距離攻撃可能なインク弾は飛んでるコウモリを削る事も出来、
    更に雨で汚れたインク状況も、横振りで瞬時に道を作れることもあって
    ワイパー種ならどこを切り取ってもコウモリの相手は得意であると言える。
  • タワー
    タメ斬りで同時に3段落とせるためタワーの処理は得意。
    射程も十分長いという点も都合が良い。
    横振りだとシューターの処理速度に劣りがちなのでキチンと溜めよう。
  • テッキュウ
    高火力の密着タメ斬りを連続して当てやすく、また瞬時に道を作って遠征できることもあってテッキュウの相手も得意。
    ただしテッキュウの砲台を使うのはほどほどに。ワイパーほどの火力があってなお、常時シャケが増え続ける沿岸にはあまり長く留まっていられない。ウキワにされては元も子もない。
    逆にシャケの増援が止み、沿岸に留まっていられるとしたら、その時はどこか別の方角、最悪の場合はイクラの飛び先のコンテナ周辺が、とてもまずいことになっている。
    ワイパーは万能な活躍が見込める武器である為、戦線を長期間離脱するのは好ましくない。

基本的にワイパー種はこれら以外のオオモノも全て相手取れる適正を有し、相手を選ばない。
そのためこだわりすぎず、脅威度や味方の動きに合わせた優先度をすばやくつけて励みたいところ。

味方に任せたい不利なシャケ

とくになし

テクニック・知識

  • ◆時間効率を上げるためのテクニック
  • ▼知っていると役に立つ知識
  • ★小ネタ
  • ■心構え・練習法

平行壁塗り

複数のインクをまとめて放つためシェルター種と同じく壁に平行に近い角度で放つと広い面積を塗れる。
シェルター種ほどの大きな違いはないが広い壁を塗る際は意識すると少し早く塗ることができる。

かすり当て

ワイパーに限ったことではないが、ダメージ上限は対象別のカウントとなり、異なる対象への命中分はカウントされない
またワイパーの場合、親子関係の仕様上、弾の列の端っこ、子弾だけが命中した場合、親弾はそのまま飛んでいく。この残った弾が他のシャケに命中すると、そちらへのダメージは上限にかからず、別個に計算される。
そういうわけで、これをわざと行えば、1回の攻撃で2発分以上のダメージを稼ぐことができる。
ヨコ斬りの場合、ザコシャケの列を横に捉え、あえて直撃を外し、異なるシャケに端部分だけを「かすり当て」るようにすると、他のシャケにも攻撃が当たり、実質火力を倍増できるのだ。
シャケの命中判定は見た目以上に大きく、真ん中で直接狙わないため若干のコツはいるが、床塗りも含めて、成功したらしただけ得をする。せっかくなら挑んでみよう。

縦列に対して斜め向きに陣取れた場合、端をかすらせるように意識すると複数ヒットが狙いやすい。
おだんご状のまとまったザコに対しては、余裕があれば、下から見ての形に並んでいるような所を狙っていこう。
逆に、の形に並んでいる所に撃ち込むと、先頭の一体に当たった時点でインクが消えてしまう。これを避けるには、先頭にかすり当て、もしくは側面に回り込むクセをつけると、比較的有利に立ち回れる。

タメ斬りでのかすり当ては、ジャンプしながら下向きに振って縦列に上からかぶせたり、タワーを複数段撃ち抜いたり。
平地のバクダンに対しては、あえて芯を外して下側で狙うことで、全弾まとめてアゴに吸われる事故を抑えたりもできる。

個別解説

ドライブワイパー

ブキ画像モードダメージ
刀身(斬撃波)【合計】
連射FDPS
刀身(斬撃波)【合計】
インク消費
(装弾数)
インク
全消費火力
ドライブワイパーヨコ斬り35.0(50.0)【85.0】16F131.3/s(187.5/s)【318.8/s】2.0%(50)1750(2500)【4250】
タメ斬り175.0(150.0)【325.0】36F291.7/s(250.0/s)【541.7./s】3.5%(28)4900(4200)【9100】
 
有利なシャケそつなくこなせる
不利なシャケなし
 

直接斬りつけるだけでなく遠くへ飛ばす斬撃波により、迫りくるシャケたちを次々と斬り伏せる。
ジムワイパーと共に最強ブキ候補によく名前が上がるほどの万能ブキ。バクダン2発当てが容易な点や狂シャケ対処可能な点を評価し、こちらを好むバイターも多い。
ヨコ、タメどちらも強みがあるので場面に応じて使い分けていきたい。

 ▶ヨコ斬り
ZRボタンを連打するとブキを横に振りまくる。斬撃の弾と刀身個別に攻撃判定を持ち、両方当てることで85ダメージとなる。パブロよりさらに近距離まで近づく必要があるが、刀身は横に広い判定を持つため、列になったザコシャケを横から一気に斬りまくることが可能。
斬撃波の射程は中射程あたり。離れたところからチマチマと標的を削っていける他、コジャケ処理で役立つ。
攻撃中ヒト速が非射撃時のヒト速とほぼ同等の速さであり、迫りくるザコシャケから素早く後退しながら戦ったり、オオモノの攻撃を回避しながら戦ったりと、軽快に動きつつ立ち回ることができる。
タメ斬りよりインク消費量が少ないので、残り体力が少ない相手にはヨコ斬りでトドメを刺すことでインク消費を抑えられる。
塗り能力も高めであり、素早く整地したいときにも向いている。
 ▶タメ斬り
ZRボタンを長押しするとブキを縦に振るう。チャージはかなり短く、テンポを掴めば連発していける。
速すぎるチャージ速度に加えて斬撃部分には貫通効果も併せ持ち、連撃は至近距離で斬りつけられる相手に対して極めて高い火力を誇る。
こちらも刀身と斬撃波で攻撃判定が分かれており、両方ヒットさせたときのダメージはなんと325
ドスコイに対してはチャージ最速なら反撃も許さず仕留めきり、複数連なっていても2尾目に斬撃が貫通して列を押し返すことすらできる。
中シャケは斬撃のみで確1なため、密着距離で振れば正面からの中シャケ列を一気に数体一刀両断できるのもポイント。

代償として、斬撃の攻撃範囲は斬撃波よりも横に狭く、芯で捉えなければ火力を引き出せない
そういう意味で、魚体の大きいドスコイよりも、むしろ数列に分かれて斬撃を避けてくる中シャケ群への対処を苦手とし、火力にまかせて突撃しているとひんぱんに足をすくわれる。
高いヒト速の恩恵で、タメ斬りしながらでも押し引きは自由自在なので、後退や左右への動きもおりまぜて、うまいこと群れをいなしていこう。
とはいえ斬撃波だけでもそこそこの威力を誇り、射程はプライムシューターに近い長射程。遠くから高体力をジワジワと削っていくことができる。
バクダンも思わず高台から一刀両断に切り捨てたくなるが、タメ斬撃波2発だけでも倒せるため、実は遠くからの対処も得意な方。
平地の場合、踏み込みを暴発してしまうとほとんどアゴに吸われてしまう。ジャンプしつつ、真ん中よりも少し上に狙いをそらし、斬撃波の下端を当てるようにすると、踏み込み暴発を防げ、アゴに弾を吸われにくくもなるのでおすすめ。

ワイパー初心者には踏み込み暴発の意味でジャンプタメ切りがオススメだが、特にチャージの早い本ブキでは連射速度がそれなりに低下する。
慣れてきたらスティック無入力や左右後方へ入力しながらのタメ切り連打も選択肢の一つとして持っておきたい。手軽な所ではバクダンの弱点狙いなど。

アップデートによりチャージ時間が2Fほど短縮され、連射力がアップ。
結果として火力が大きく上昇しており、ジムワイパーにはまだ劣るものの、それでもほぼ同等のDPSを得ている。

ジムワイパー

ブキ画像モードダメージ
刀身(斬撃波)【合計】
連射FDPS
刀身(斬撃波)【合計】
インク消費
(装弾数)
インク
全消費火力
刀身(斬撃波)【合計】
ジムワイパーヨコ斬り45.0(100.0)【145.0】26F103.8/s(230.8/s)【334.6/s】2.5%(40)1800(4000)【5800】
タメ斬り220.0(180.0)【400.0】42F314.2/s(257.1/s)【571.4/s】6.0%(16)3520(2880)【6400】
 
有利なシャケ地上の高体力シャケ全般
不利なシャケ狂シャケ
 

バトルでも人気のチェーンソー型ワイパー
横振りの範囲攻撃でザコシャケを薙ぎ払い、タフな相手もタメ切りの超威力で叩き切る。
大小問わないザコ処理力、自衛力、単発高火力、長射程、貫通性能…
サーモンランにて役立つ能力をこれでもかと詰め込んだ、バイター至高の一振り。

 ▶ヨコ斬り
横振りでインクの刃を飛ばす。斬撃波のダメージは100で、刀身は45ダメージ。ドスコイ相手となるとさすがに分が悪いが、コジャケ中シャケなら楽々薙ぎ払える。
列をなすシャケに対して端当てでの火力倍増も狙いやすい。この勢いで中シャケ確1が飛び出すため、うまく当てられると列が瞬時に消えていく。
威力の割に40回まで振り回せる燃費の良さのため、なるべくインク消費を抑えたい場面ではお世話になる。塗りも強く、整地にも役立つ。
ただし、振り速度が遅く塗りが縦長なので、ダイバーのリングに対しては早めに塗り返さないと間に合いづらい点に注意。
先端を床に着弾させると着弾させない場合より塗りが大きくなるので、ダイバーを塗る際は意識してみよう。

 ▶タメ斬り
対オオモノではこちらが主力。パワーをチャージして縦にインクの刃を飛ばす。ドライブワイパー同様チャージはすぐに終わるので、テンポを掴めば連発できるが、後隙の関係でドライブワイパーより若干連射力が劣る。
斬撃波のダメージは180。最大16回しか振れない燃費の悪さ故にこれだけだとやや微妙な数値だが、刀身ヒットの220ダメージと組み合わせることで、ドスコイ一撃の400という通常ブキでは異例の威力を叩き出す。
にっくきドスコイも一瞬で斬り伏せて、さらに刀身は貫通して後続のザコまでなぎ払っていく。
これを何度も連発できるため、至近距離で攻撃を仕掛けられれば、単体と群れとを問わず、全ブキ中でも最高峰のDPSを見せつけられる。取りついてさえしまえれば、コウモリテッキュウもこちらのもの。
ほとんど理論値クラスに難しいが、モグラの1ターンキルさえ可能なほど。
塗り性能もヨコ斬り譲りで、チャージャーであるソイチューバー以上竹未満の塗り射程を持ちながらも、竹の倍近い塗りの太さに、引けを取らないチャージ速度も併せ持つ。
竹のように少し横移動しながらタメ斬りを繰り返す事で四角形に綺麗に塗れる。射程端で低めの壁も同時に塗ると更に効率的。

ただし、斬撃判定の左右範囲が狭い弱点はドライブワイパー同様。おだんご状のザコの対処は慎重に。
またドスコイ確1なため戦闘が瞬時に終わりがちで、普段はあまり気にならないのだが、インク使いは若干荒め。テッキュウ砲台目当てに海岸にずっと居座ったり、モグラへのボム投げの直後などは、さすがにもたない。
火力に魅入られて突出しすぎることのないように。

 ▶よく使うコンボ集
バクダン,仮面無しダイバー

  • タメ斬り直撃(400)
  • タメ斬りインク弾2発(180*2)
  • ヨコ斬りインク弾3発(100*3)

hp500のオオモノ

  • タメ斬り直撃+ヨコ斬りインク弾(400+100)
  • タメ斬りインク弾3発(180*3)
  • ヨコ斬りインク弾5発(100*5)

コウモリ

  • タメ斬り直撃2発+ヨコ斬りインク弾(400*2+100)
  • タメ斬りインク弾5発(180*5)

hp1200のオオモノ

  • タメ斬り直撃3発(400*3)

デンタルワイパーミント

ブキ画像モードダメージ
刀身(斬撃波)【合計】
連射FDPS
刀身(斬撃波)【合計】
インク消費
(装弾数)
インク
全消費火力
刀身(斬撃波)【合計】
デンタルワイパーミントヨコ斬り60.0(120.0)【180.0】30F120.0/s(240.0/s)【360.0/s】2.5%(40)2400(4800)【7200】
タメ斬り250.0(200.0)【450.0】52F288.4/s(230.7/s)【519.2/s】7.0%(14)3500(2800)【6300】
 
有利なシャケ地上の高体力シャケ全般
不利なシャケタワーハシラ、狂シャケ

タメ斬りも横振りで広範囲だが、ジムワイパー以上に挙動が遅くて重い、太刀のように分厚く力強いワイパー
遅めのヒト速に、タメ斬りでは抜刀モーションと、扱いはこれまでのワイパーにもましてクセが強いが、群れも一刀で薙ぎ払うパワフルな斬撃が魅力。

 ▶ヨコ斬り
横振りでインクの刃を飛ばす。斬撃波のダメージは120で、刀身は60ダメージ。
弾速や基本的な運用もジムワイパーと同様だが、こちらも刀身部分の判定が広く、狂シャケも刀身一振りで倒すことが出来る。
DPSはタメ斬りに劣るがそれでも360と割と平均以上なので、それなりに戦える火力がある。またワイパー種では唯一タメ斬りよりインク全消費火力が高いという変わった特徴もある。
そのため単騎のオオモノ相手には短期決戦を求められる状況でもない限り、ヨコ斬りで直接ぶん殴った方が燃費を抑えやすい。
特長として、塗りがとても分厚く、塗り跡にもむらがなく非常に綺麗。横にヒト移動しながら塗ると隙間なく地面が塗れるため、ダイバーの塗り返しが非常に得意。
縦横ライン0.1本分程度は狭くなるものの、刀身部分の広さもタメ斬り譲り。タメずともコジャケや狂シャケは漏らしにくい。
イカ移動を挟んだほうが塗り効率は若干よくなるが、サーモンランでは誤差か。
また、壁塗りもかなり広めで、ブラスターやリールガン並みの巨大な塗り跡が横に並ぶ。平行塗りの効果は圧巻。
インクの垂れも含めれば、ハシラ側面も3振り程度で塗りきれる。垂れ分の間隔を見越して塗ろう。
インク弾の射程はタメ斬り時もほぼ変わらないため、対空はこちらで。
ただし、タメない場合もヒト速は同じ。ヒト速は0.55と、ラピッドブラスターなど中長距離ブキ同等。振りながらの回避は難しい点に注意。

 ▶タメ斬り
他のワイパー種と異なり、タメ斬りも大きく横に振るため直撃判定が広い。
横方向には試しうちライン0.5本分、ちょうど振り抜いた刀身の真ん中まで、奥方向にもエフェクトが発光するライン1本あたりまで。
このため、これまでのワイパーと異なり、現場で頻出するおだんご状にまとまったザコ群を横薙ぎでまとめて一掃でき、かなり強い適性を持つ。
横並びのドスコイを一撃でかっさばき、縦列のザコでも奥にドスコイ2体分程度は直撃が通る。

が、踏み込みがなくとも抜刀モーションが挟まり、攻撃直前にはっきりとした前隙を抱えるクセを持つ。
ザコシャケに密着してからタメ斬りを振ろうとすると、中シャケには抜刀モーションの間に反撃を受ける。
ヒト速の遅さもあり、こちらからの積極的な斬り込みは難しく、力強い斬撃のイメージとは裏腹にどちらかというと防衛的な用法、ザコから一歩引いた間合いで続けざま斬りまくる戦法が有効。

一方で、本ブキ最大の象徴となる踏み込みタメ斬りは、もともと踏み込み自体サーモンランとの相性がよくないことを加味しても特に悪い性能。
ひとたび踏み込めばクマサン印のワイパー並みに長い硬直で1.1ラインも突き進んでしまうため、ザコの群れに飛び込もうものならデスはまず免れない。
遅いヒト速を補ってキンシャケを追撃するなど有効なシーンもあるのだが、特にザコ相手となると、自信がなければ封印推奨が実情である。
暴発防止のジャンプ斬りもコジャケを取り逃しやすくなるデメリットが大きく、基本は地上でニュートラルかカニ歩きで振りたい。

またタメ斬り衝撃波の弾速は目で追えるくらいに遅いだけでなく、レティクルがシューターチャージャー等と違って衝撃波の最大到達点のみしか表示されないという困った特性を持つ。その為、最大到達点より手前側の的に当てようとすると、表示されているレティクルよりだいぶ下がヒットポイントになるという、非常に操作感覚を狂わせる要因となっている。これは特に実戦でも機会の多いバクダンワンターンキルで問題となる為。タメ斬り衝撃波を遠距離攻撃として利用するのは、これまた封印した方が良いだろう。
なお、タメ斬りではなくただのヨコ振りの衝撃波であれば、通常のレティクルと同様、実際のヒットポイントとエンドヒットポイントの両方が表示される。
弾速の遅さから『真ん中の部分が当たってしまうと、その先がすべて消えてしまう』というワイパー種インク弾の共通仕様を体感しやすい。
塗りは床壁どちらもほぼヨコ斬りと変わらず、射程も殆ど伸びず3.2ラインと、かなり抑えめ。

ジムワイパーと異なり刀身込みダメージが450のため、コウモリを直撃2発で倒せる。
傘に判定が吸われやすいため、少し距離を取って、ジャンプをせずに上向きに狙うと当たりやすい。

 ▶苦手な相手

  • バクダン
    他機種と異なりタメ斬りインクの威力が高く、すぐに通常ヨコ斬りインクでの追い打ちでも200+120となりワンターンキル。タメ斬り連発の必要はない。
    射程については必要分はあるのだが、前隙の重さ、ヒト速の遅さから、位置についてタメにかかる以前の段階で、周辺の状況があらかじめ整っている必要があり、実戦では横槍を受けやすい。
    周囲のクリアができても、前隙と弾速を見越しての事前タメ、空中置き撃ち、からの二の太刀と手順が複雑で、そういう意味での苦手さがある。キケン度が上がりきる前に練習しておこう。
    長い前隙に加えてタメ斬り弾のあまりの弾速の遅さのため、弾が届くより先にボムを投げられてしまいがち。ボムが出るのを見越して置き撃ちしに行くくらいでよい。
    特に射程ギリギリでは、タメ斬りの着弾は直後のヨコ振り一拍前くらいまで遅れると覚えておくとタイミングを逆算しやすいかもしれない。
    またタメ斬りが上下方向に狭いため、他のワイパーのような下端かすり当てが使えず、アゴやおでこにインク弾を吸われやすい。
    ワイパー種に共通してインク弾の当たり判定自体は大きめなので、かすり当ての要領でいくらか上ぎみに狙うと当てやすい。
    アゴに吸われにくいようジャンプ斬りする場合は、抜刀モーションも計算に入れ、ジャンプと同時に[ZR]を離すくらいのタイミングが良い。
    一方で、距離も角度もシビアなうえ、真上を向くリスクも高いものの、足元から僅かに離れ、ほぼ真上に近い角度で見上げてジャンプ斬りすれば、直撃でのワンパン撃破も可能。
    難度はともかく、とてもロマンがある。
  • タワー
    縦斬りがないため他ワイパーと比べて苦手。
    横斬りのインクでタワーの鍋と鍋の間を狙うと2段まとめて落とすことが可能だが、シャケで溢れるでんせつ帯では難しいか。
    幸い、刀身部分はナベ複数に命中し、取り巻きのザコ処理能力も高め。足元まで近づいて最大まで上を向き、ヨコ斬り2回で倒すことが出来る。
  • ハシラ
    こちらも縦振りが無いためハシラの側面を塗るのも遅く、登っても振りの遅さが立ちはだかる。
    下から倒す場合は1振りで2体倒せるため最短で4振りで倒すことが出来るが、タイミングは慣れが必要。
  • ラッシュでターゲットにされた状況
    ヨコ斬り刀身でも狂シャケ確1の性質上、群れを横から捌くのは得意なのだが、ターゲットにされ正面から迫ってくる形となると手数不足が深刻。
    とりわけタメ斬りの前後隙や、キンシャケのHPが500と、ワンパンにわずかに届かないことも相まって、援護が受けられない状況で面と立ち向かうべきではない。
    スペシャルやシャケの迂回誘導を駆使して耐え忍ぶべし。

 ▶よく使うコンボ集
バクダン,仮面無しダイバー

  • タメ斬り直撃(450)
  • タメ斬りインク+ヨコ斬りインク(200+120)
  • ヨコ斬りインク弾3発(120*3)
  • ヨコ斬り直撃2発(180*2)

体力500のオオモノ

  • タメ斬り直撃+ヨコ斬りインク弾(450+120)
  • ヨコ斬り直撃3発(180*3)
    タメ斬り+ヨコ斬りの方が若干撃破は早いが、消費インクはヨコ斬り3回の方が少ない。

コウモリ

  • タメ斬り直撃2発(450*2)

体力1200のオオモノ

  • タメ斬り直撃3発(450*3)
  • タメ斬り直撃2発+ヨコ斬り直撃2発(450*2+180*2)

コメント

サーモンラン攻略と統一。


*1 2振り目からなのは、前のドスコイから貫通したインク弾が命中し、そこにもう一度縦直撃+インク弾…のサイクルが続くため。つまり、前に倒したドスコイのインク弾を受けていれば縦直撃で倒せる体力になっているのだ。