概要
ここは「ナンプラー遺跡」。
砂漠にたたずむ姿が美しく、観光地として人気の遺跡だ。
貴重な資料はガラスで保護されており、バトルをしても安心、とのことだ。
発掘されたレリーフは、保存状態がよく、当時の顔料が一部残されている。
古代からイカたちは、そこら中塗りたくっていたのだろうか。
▲画像・説明は公式Twitter(@SplatoonJP)の2023年2月21日のツイートより。
【簡単なステージ解説】
MAP解説
Fresh Seasonで追加された新規ステージ。
ユノハナ大渓谷のような砂漠地帯にある巨大な遺跡周辺を舞台に激しいバトルが繰り広げられる。
中央地帯は所々に様々な遮蔽物が多く点在しており、射線がやや通りづらい。
そのため遮蔽物を活かした駆け引きや戦術を駆使して戦っていくことになる。
遮蔽物越しに攻撃できないチャージャーやワイパーは場所によっては遮蔽物に攻撃が遮られてかなり戦いづらい一方で、遮蔽物裏への攻撃が得意なブラスターやスロッシャーにとっては比較的有利なステージとなる。
ver8.0.0実装以前にステージ改修が行われた。クサヤ、ナンプラー、マサバ、タラポートのうちの一つ。
主に自陣側が改修されたが微妙に中央も変わっている。
- 中央の横の壁が一部ルールで塗れるようになっている。
- 相手が自陣に深入りしにくくなり、防衛高台が増えた。
- ナワバリエリアで自陣侵入口が坂谷になった、低地から登る方法が横向きのスロープおよび正面ハーフブロックになったこと。
- ヤグラでブロックを登らないと侵入できないようになり、カンモンが1つ増えた。
- 自陣高台が塗れるようになり、敵が侵入できる地点が増えた。
- アサリに置いて、金網橋ルートの形がFになり、距離が半分以上短くなった。
各ルール考察
ナワバリバトル
塗り総面積:2317pt
中央地帯は起伏はそこまで激しくないものの遮蔽物だらけでゴチャゴチャしており、インクショットが遮蔽物に引っ掛かると思うように塗りにくい。
足元から中間まで塗り性能が高いブキは遮蔽物に引っ掛かっても多少は気にならないが、着弾塗りに頼りがちになる塗り性能の低いブキは遮蔽物にインクショットを吸われないように気をつける必要がある。
リスポーン地点から中央までが近いため、中央で負けると一気にリスキルゾーンまで追い込まれやすい。
自陣塗りは中央を制圧完了後or戦線維持できている最中に行わないと、塗っても前線が下がった時に自陣が戦場になり塗り返されてしまう。
中央を放棄して塗るような動きは厳禁。特に試合開始直後。
自陣から見て左側の窪地は相手から見られやすいため、迂闊に入り込むと危険。
ただし相手側にも同じことが言えるので、制圧完了時についでに塗っておくと、相手に危険な塗り直しを迫る事ができる。
遮蔽物で入り組み、起伏が少なめで安全そうな高台があまりないステージなのでチャージャーの定点狙撃がやや通用しにくい。
見通しこそ良いがチャージャーを持っていく場合、遮蔽物を盾に接近する前衛ブキたちの遮蔽物から出た隙を上手く撃ち抜く技量が問われるだろう。
しかし中央はともかく、自陣敵陣に関しては遮蔽物は少なめで見通し良好なため、中央を陣取ったときのチャージャー狙撃は非常に強力となる。
多少の遮蔽物なら気にならないヒッセンは塗りと戦闘が両立しやすい。
自陣への侵入口が谷坂になったのでリスキルにはなりにくい。
ガチエリア
地形はナワバリバトルの際とあまり変わらない。
ガチエリアが中央の高台を挟んで二つに分かれているため、他ステージに比べて維持することが難しくなっている。
また、自陣左下にあるインクレールを使用して中央へ移動すると、高確率で狙われる為注意が必要である。
これはどのルールにも共通して言えるが、全体的に視界が開けていて一方通行な為一度自陣まで押し込まれると打開が難しいステージである。
改修はナワバリと同じ。
ガチヤグラ
カンモン | 必要カウント |
---|---|
第1カンモン | 10カウント |
第2カンモン | 14カウント |
第3カンモン | 8カウント |
3のステージで共通している「第1カンモンを突破されると厳しい」をそのまま体現したステージである。
これはエリアでもちょっぴり触れた通り一方通行でリスキルを助長する構造であるため。
ヤグラ上では丁度敵陣の坂上を見れる高さに達するのでヤグラ上の超長射程は戦力が落ちるという事も無い。
ブラスターや超長射程といった一部メイン以外のブキではスペシャル以外では決定力に欠けると言わざるを得ない。
なので、まずは第一に打開局面に陥ったらスペシャル溜めを行い、接近してきたらまとめてぶっ放なそう。
この際敵前衛がデス覚悟で突っ込んでくるのでサブで接近拒否したり、カバーし合うのがよい。
間違ってもワンチャン思考だけで突っ込まないように。
なお自陣中段でスペシャル溜めをする場合は敵の接近に気付き次第早めに切り上げておきたい。
ここは攻めるにあたって物凄い勢いで制圧する必要があるので割とあっさりやられることがある。
抱え落ちなんてしてしまったら勿体無いどころではない。
攻める場合は敵高台もそうだが、金網からやってくる敵をどう処理するかがウデの見せどころ。
ヘイト取りと処理を分担させて揺さぶりを仕掛け、金網ルートを排除しよう。
第二カンモン辺りからはいよいよ総力戦。ありったけのスペシャルをぶつけ合い、思う存分に暴れまわるのだ。
改修のおかげで、自陣への侵入口がブロックになり、ブルーシートが高台下に追加されたことでローラーの潜伏を制限した。
ガチホコバトル
カンモン突破カウント | 59 |
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とにかく初動が一番大事である。ガチホコバリアを割るのに全火力をぶつけ、爆発でやられることは絶対避けよう。
人数差ができてしまうとカンモンはあっという間に突破されてしまう。そうなってしまった場合は急いでスペシャルによる打開をすべき。
足並みを揃えてスペシャルをためられない場合では体当たりをするしか方法がない。4人で復活したときに一斉に攻め込もう。
意外と知られていないルートで、敵陣地のブロックを登り、金網の付いている高台にジャンプしていくルートがある。使うか使わなイカは、あなた次第
ガチアサリ
- マークの付近にアサリが3つ発生する。
- マークは大まかなアサリ発生位置であり、実際の発生場所は多少ズレる。
- アサリ総数制限のため、全位置に一度に発生するわけではなく、また必ず3つ揃って発生するわけでもない。
- 初期配置のアサリはある程度は場所が決まっているが、戦略的に活用するには不確定すぎるためここではマークしていない。
- 全ステージのページを巡回しきれないので、間違いやマーク漏れがあった場合は編集連絡掲示板のコメントまで。
【解説】
金網橋がF字型になり、移動距離が縮んだ。
ゴールルート
①正面ルート(水色ルート)
- 正面からゴールに近づく一般ルート。
付近の敵を蹴散らしつつゴールに近づいてシュートを狙おう。
②正面小高台ルート(黄緑ルート)
- 正面ルート途中の左手に階段状のブロックがあり、そこからゴール左にある円形の小高台へ飛び移れる。階段ブロック→敵陣高台というように乗り移っていこう。
中央の高台からも階段ブロックに飛び乗ることができる。 - 小高台上の敵を蹴散らしつつゴールへ攻め込めるが、長射程ブキでないと返り討ちに遭いやすい。
③逆F字金網橋ルート(黄色ルート)
- 低地広場にある逆F字の金網橋を経由してゴールの裏へ進むルート。登るには敵陣側のみ塗れる柱を経由する必要がある。
- 逆F字の真ん中部分からジャンプで飛び移れる。長々と姿を晒さないように素早くスマートに移動しよう。
- 一方で改変前のようにL字に進むルートもあるが、渡り切るにはヒト速アップやフデ移動が必須。形状が逆F字になってアクセス性がアップしたため実用性はあまりない。復活直後の相手にほぼ確実に妨害を受けてしまうのも難点。
小ネタ
- バトルステージは正確にはナンプラー遺跡周辺であり、ナンプラー遺跡そのものではないのがミソ。肝心の遺跡は背景にある。ステージ名称詐欺では?
- さんぽスタート右手側のステージ外では、クラゲくんがつむじ風に巻き上げられている。毎度おなじみ背景クラゲくん危機一髪シリーズ。
- ステージ内でガラス板を吊っているクレーンにはボイラーがついており、現実では二次大戦前後に用いられていた蒸気機関クレーン。令和やぞ。
バンカラ地方の広さと技術格差はいったいどうなっているのだろうか?
- ステージ内のラクガキや看板などの内容に広場の投稿が反映されるのは全ステージ共通だが、本ステージのみ、あろうことか考古学調査対象のはずのレリーフが投稿の反映先となっている。
画質の関係でかなり見にくいものの、画像向かって左のガラスに保護されていないレリーフは広場投稿。
はたしてこのレリーフは昨日彫られたばかりなのか、それともずっと昔から「イカスくれ」だなんだと予言めいた内容だったのか? 真実はイカ研もたぶん知らない。