傘やテントなど「雨を防ぐもの」を模したブキカテゴリ。
カサによって相手の攻撃を防げる。インクショットはショットガンのような散弾タイプ。
一覧
メインウェポン | ダメ ージ 射程 | 最大 ダメ ージ | 連射 (F) | カサ 耐久値 | サブウェポン | スペシャルウェポン | 必要 P |
---|---|---|---|---|---|---|---|
パラシェルター | 2.5 | 81.0 | 29 | 500 | スプリンクラー | トリプルトルネード | 200 |
パラシェルターソレーラ | 2.5 | 81.0 | 29 | 500 | ロボットボム | ジェットパック | 190 |
オーダーシェルター レプリカ | 2.5 | 81.0 | 29 | 500 | スプリンクラー | トリプルトルネード | 200 |
キャンピングシェルター | 3.1 | 119.0 | 51 | 700 | ジャンプビーコン | キューインキ | 190 |
キャンピングシェルターソレーラ | 3.1 | 119.0 | 51 | 700 | トラップ | ウルトラショット | 200 |
スパイガジェット | 2.6 | 40.0 | 26 | 200 | トラップ | サメライド | 180 |
スパイガジェットソレーラ | 2.6 | 40.0 | 26 | 200 | トーピード | スミナガシート | 180 |
24式張替傘・甲 | 3.0 | 90.0 | 34 | 100 | ラインマーカー | グレートバリア | 190 |
24式張替傘・乙 | 3.0 | 90.0 | 34 | 100 | ポイズンミスト | ウルトラチャクチ | 200 |
概要
カサをパージ(射出)し敵の攻撃を防ぎつつ接近したり、自分が敵の攻撃を引き受けつつ味方が相手を撃破するといった、盾・囮役とも呼べる新たなプレイスタイルを可能とする。
他のゲームの武器で例えるなら、「連射はショットガン・長押しは盾」。役割こそ大きく違うが、操作体系はローラーと似通っている。
ただし、盾役・囮役として立ち回るのは『敵にわざと狙われる』・『敵の攻撃を受けながら生き残る』という高度な思考・判断が必要。
MMOにおけるタンク役が頭を使う系統とされるように、突き詰めて特徴を活かすと途端に考えることが多くなること請け合いである。
最初は通常のブキとして使い、慣れてきたら盾だったり囮だったりの動きに慣れていこう。
分類
セミオート
シューターで例えるならリールガンのようなブキ。
パラシェルター、キャンピングシェルター、24式張替傘が該当。
- [ZR]押すごとにインクショットを発射。連射するには[ZR]を連打。
- [ZR]長押しで射撃をストップし、カサを展開。更に長押し続けるとパージを行う。
フルオート
カサの分離機能のないシェルターの挙動。スパイガジェットが該当。
- [ZR]押すごとにインクショットを発射。
- [ZR]連打でも連射できるが長押しより連射力が低い。
- [ZR]長押しで連射しつつカサを展開。長押しを続けてもパージできない。
共通の仕様
射撃
拡散しつつ飛ぶインクショットを複数発射する。
- 飛沫はいくつかのグループに分かれており、弾速や拡散度合いがグループ毎に決定されている。
- ショットは近距離ほど弾の密度が濃くなるため、ヒット数も多くなりやすい。
- ただし1回のショットで1体の対象に与えられるダメージには上限がある。
多くのシェルターは1回で発射するショット粒の半分ほどでダメージ上限に達する。 - ショットのばらけ方は発射ごとにランダムで決まるようで、離れて撃つほどダメージがばらつきやすい。
- ただし1回のショットで1体の対象に与えられるダメージには上限がある。
- 散弾なので塗りが少し特殊であり、使いこなせるかどうかで塗り効率に大きな差が出る。
カサの展開
射撃後[ZR]ボタンを押し続けることで、カサを展開した状態に移行する。
- インクショット発射からカサの展開までには一定時間の隙が生じる。重量級のカサほど隙が大きくなる。
- カサ展開時は徐々にインクを消費するが、カサで大抵のインク攻撃をガードできる。
同時にカサの接地部に塗り・全体に弱い轢きダメージ判定がある。- カサはシェルターの種類ごとに大きさ・形状・耐久力が異なる。
重量級のカサほど大きく高耐久の傾向がある。- カサの形状によってもガード範囲に差ができる。
例えばパラシェルターのカサは垂直方向に覆い被さるような形状のため、ある程度上方向からの攻撃にもガード判定が働き、真正面からのスロッシャー(スクリュースロッシャーを除く)の曲射を(壁裏ガードのごとく)防げる。
一方でキャンピングシェルターのカサは垂直方向の反りが小さく、上方向からの攻撃を通されやすい。
- カサの形状によってもガード範囲に差ができる。
- インク切れを起こすとカサを勝手に閉じてしまう。
- カサはシェルターの種類ごとに大きさ・形状・耐久力が異なる。
- カサが耐久力を超えるダメージを受けると破壊される。
- 破壊されていないカサのダメージはイカセンプクで急速回復できる。
- カサの破壊・パージ後はシェルターからカサのパーツがなくなり、展開行動が使用不能になる。
- カサ使用不能状態から一定時間経つと、カサが復活する。セミオートではシェルター毎の「パージしたカサの寿命」とほぼ対応している模様。
- カサ復活時の効果音は自分以外のプレイヤーにも聞こえる。特徴的な音であるため、位置バレに注意。
- 味方のインクショットはすり抜ける。
- 展開中は自分の後方にガード判定はない。ガードめくりに注意。
- 防げるもの、防げないものがある。
- 壁やスプラッシュシールドのように爆風を遮ることも可能だが、ポイントセンサーなどの壁を貫通する範囲攻撃は防げない。
- 各種ボムが当たると即爆発する。跳ね返ったカーリングボムが傘の裏に当たって味方を巻き込んで爆死、など危険な状態に陥ることも。
- チャージャーのフルチャージは貫通しないが、アメフラシは貫通する。
- スプラッシュシールドなどの「当たったボムを起爆させる」性質をもった構造物はカサへ与えるダメージに高い補正がかかっている。
これらにカサが触れると、相手にカサの轢きダメージを与えたのち、耐久値を大幅に持っていかれる。(パージ後も同じ)
カサのパージ(スパイガジェットは使用不能)
スパイガジェット以外のシェルターは、カサの展開後[ZR]ボタンをさらに押し続けることで、カサをパージする。
パージ後のカサはダメージを50%カットするようになる。
- ブキタイプによって展開からパージまでの時間に差は存在する模様。
- カサのパージ後は展開時の大きさ・耐久値をそのまま受け継ぎ、引き続き攻撃を防ぐ。
- カサの通過した跡に塗りができる。
- パージ後のカサにも弱い轢きダメージ判定がある。
- カサは一定時間経過するまで直進し、壁に当たっても壊れない。
- カサの中央部は壁に弾かれるが、それ以外の部位は壁を通過できる。
- 壁を通過できる幅は試し打ちで確認できる。
- 重量級のカサほどゆっくり進む。
- スプラッシュシールドなどの「当たったボムを起爆させる」性質を持ったものに当たった場合は当たり負けする。
- ただし、高耐久のキャンピングシェルターのカサは50%カットと合わさり恐ろしいほど頑丈になるので、当たり負けしない。
- カサの中央部は壁に弾かれるが、それ以外の部位は壁を通過できる。
- 坂は減速しつつも登ることができるが、段差は登れない。
- 段差を踏み切ると少しだけゆっくり落ちる。
敵に使われる場合の対策
射撃後のZR押しっぱなしでカサを展開するブキ。
基本は2人で挟みこむように対処するのが理想だが、シェルター側もツーマンセル以上で行動してくることが多いため、背後の安全は確保しておきたい。
また、パージ可能なタイプはパージからだれかしら襲撃してくることもあるためそちらにも気をつけたい。
パージ中はカサの裏から攻撃すれば確実ということはなくカサの前に出て裏当てを回避されることもある。
ガチホコ(アサリ)ルールではガチホコ(アサリ)持ちがそういうことをしてくる可能性も十分に考えられる。
また、シェルター種は大きな対物攻撃力補正を持っている。ただし、この補正が脅威になるのは主にパラシェルターや24式張替傘ぐらいだろう。(スパイガジェットは1発の威力不足、キャンピングシェルターは連射力不足)
カサを開いてもブラスターの爆風で上や左右やスクリュースロッシャーの渦で左右後ろなど、裏側に攻撃ができるブキはカサの展開を無力にできるためブラスターやスクリュースロッシャー等の裏側に攻撃が可能なブキは対シェルターの役割意識を持ちたい。
スペシャルではシールドを貫通できるメガホンレーザーやカサを強引に破壊できるウルトラハンコやテイオウイカが有効。特にハンコはシェルターにとって天敵に等しく、自陣側まで戻させることができる。
ジェットパックはスペシャル性能アップを積んで爆風ダメージ範囲を強化すれば爆風をカサの裏から当ててキルを取りやすい。
また、クイック以外のボムは意外と有効で、相手の背中に落としてやるとガードを中止して逃げるか、ボムにやられるかの状況に陥らせることが可能。
ただし、ボムを投げてる隙に攻撃されるリスクがあるので、距離はしっかり確保する必要はある。
サイド回り込みは使い慣れてる相手だと対応されるので、原則としてあまり正面から撃ち合おうとはしないようにしたい。
例外として幅の広いキャンピングシェルター以外は、スライドの素早いスパッタリーと、射撃しながらスライドできるクアッドホッパーが天敵と呼べるほどではないが平均して有利であることは留意したい。
ちなみに、ギアパワーの「対物攻撃力アップ」はシェルター系統のカサには効果を発揮しないので勘違いをしないように注意しよう。
総じて、正面から挑もうとせず搦め手を使って対応にあたるべきである。
アップデート履歴
ver.1.2.0 | カサと相手のボムが接触する瞬間にカサを閉じたとき、カサにダメージが入るにもかかわらず、ボムがその場に残ることがある問題を修正しました。 |
ver.2.0.0 | イカノボリまたはカベからのイカロールをしたあと、サブウェポンを使用すると、シェルターが不自然な位置に表示される問題を修正しました。 相手のボムがカサに触れると同時にカサを閉じたとき、カサにダメージが入らないことがある問題を修正しました。 |
ver.2.1.0 | カサを開いている状態で、プレイヤーが移動やジャンプをしているとき、相手の攻撃を防ぐ範囲が、カサの見た目よりも約1/60秒間遅れて追従している問題を修正しました。 カサを開いている状態で、空中にいるプレイヤーが着地したとき、姿勢が乱れて、カサが地面に沈み込むように動いてしまう問題を修正しました。 カサを開いている状態のとき、相手の攻撃を防ぐ範囲が、見た目よりもわずかに左右に傾いている問題を修正しました。 カサを開くとき、実際に相手の攻撃を防ぎ始めるよりも、見た目のアニメーションが遅れている問題を修正しました。 カサを開きかけている途中で閉じるとき、見た目のアニメーションがスムーズに再生されていない問題を修正しました。 |
ver.3.0.0 | カサを閉じたとき、直前に相手からのダメージを防いでいると、カサのダメージが回復し始めるまでの時間が最大約1秒間遅れる問題を修正しました。 傾斜がある場所でカサをパージしたとき、カサの上下の向きが、本来よりも傾くことがある問題を修正しました。 パージされたカサが、本来は登れないはずの急な斜面を登ることがある問題を修正しました。 カサを、パージする瞬間に相手に破壊されたとき、自分の画面ではカサが破壊されているにもかかわらず、相手の画面ではカサがパージされていることがある問題を修正しました。 メモリープレーヤーで、メニューの「はじめから」を選んで再生しなおしたとき、カサの状況が1回目の再生時と異なることがある問題を修正しました。 |
ver.4.0.0 | スーパージャンプしているプレイヤーが着地間際にシェルターのカサを開いたとき、カサに触れて押し出された相手が、地形の内部に入り込んでしまうことがある問題を修正しました。 耐久値が異なるカサがぶつかり合い、片方が破壊されるとき、残ったカサにダメージが与えられていないことがある問題を修正しました。 ガチホコバトルルールで、ガチホコのフルチャージ弾が地形に着弾したあとでシェルターのカサに触れたとき、すぐに爆発しない問題を修正しました。 |
ver.4.0.1 | カサの有無が変化したとき、その変化が照準の形状に反映されないことがある問題を修正しました |
ver.4.1.0 | 静止しているボムや、着弾したあとのガチホコショットのフルチャージ弾が、シェルターのカサの端に触れて爆発するとき、カサの裏側にいるプレイヤーがダメージを受けてしまうことがある問題を修正しました。 |
ver.5.0.0 | 斜め前に歩きながらカサを開いたとき、カサが通常よりも下を向いてしまう問題を修正しました。 |
ver.5.1.0 | カサが破壊される直前にスペシャルウェポンを発動したとき、スペシャルウェポンの効果終了時にカサが復活しないことがある問題を修正しました。 |
ver.6.0.0 | 耐久力が異なるカサがぶつかり合ったとき、耐久力が高い方のカサにダメージが入らないことがある問題を修正しました。 |
ver.7.0.0 | エモート「ブキポーズ ハイカラシティ」に、装備しているときの専用のポーズを追加しました。 散弾が同じ相手に複数同時に命中したとき、命中したことを示す演出の数が、命中した弾の数よりも少なくなることがある問題を修正しました。 |
ver.7.2.0 | カサを耐久力が無くなると同時にパージしたとき、パージしないときと比べて約16/60秒間早くカサが消滅する問題を修正しました。 ネギトロ炭鉱やカジキ空港で、上昇している地形の上でシェルターのカサをパージしたとき、カサがまっすぐ前に進まないことがある問題を修正しました。 |
ver.8.1.0 | カサを開くとき、ほかのプレイヤーの画面ではこれまでより早くカサが開くようにしました。 カサが残りの耐久力と等しいダメージを受けると同時に閉じられたとき、カサが壊れないことがある問題を修正しました。 |
ver.9.0.0 | バイト専用シェルターのカサがダメージを受けているとき、ほかのプレイヤーの画面では、カサにインクが付着していない問題を修正しました。 |