▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2017年1月14日のツイートより。
概要
前作からの続投スペシャルの一つ。
ロックオンした敵に対し、上空から降り注ぐミサイルを発射するランチャー。
敵全員をロックオン可能、射程距離は無限。
着弾地点に炸裂して範囲ダメージと塗りを残し、直撃すれば相手を一撃で倒せる威力も持つ。
前作からの変更点
ミサイルの落下間隔が前作より少し延びている?(要検証)
ver1.1.1まで、試し撃ちで移動するイカバルーンに対して発射すると、発射した瞬間にいた位置にしかミサイルが落ちない不具合があった。(実戦では前作同様動いている敵を追尾している)
セット情報
背景色は追加シーズンを表します。詳細はこちら
(2022秋=発売時)
2022秋 | 2022冬 | 2023春 | 2023夏 |
2023秋 | 2023冬 | 2024春 | 2024夏 |
基礎性能
ver.5.1.0現在
最大ロックオン数 | 5 | ロックオン半径 | 140px*1 |
---|---|---|---|
発射数(1人ターゲット時) | 10発 | 発射数(2人ターゲット時) | 5発×2 |
発射数(3人以上ターゲット時) | 4発×3~ | 塗り半径 | 0.63 |
ダメージ(直撃) | 150.0 | ダメージ半径(直撃) | 0.22 |
ダメージ(近距離爆風) | 50.0 | ダメージ半径(近距離爆風) | 0.42 |
ダメージ(遠距離爆風) | 30.0 | ダメージ半径(遠距離爆風) | 0.85 |
効果時間 | 600F(10.000秒) | ゲージロック時間 | 600F(10.000秒) |
発射硬直(1人ターゲット時) | xF(x.xxx秒) | 発射硬直(2人ターゲット時) | xF(x.xxx秒) |
発射硬直(3人ターゲット時) | xF(x.xxx秒) | 発射硬直(4人ターゲット時) | xF(x.xxx秒) |
マーカー表示から着弾までの時間(静止時) | xF(x.xxx秒) | 構え中ヒト速 | 約0.45*2 |
対象 | ダメージ補正 | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
![]() | 直撃 1.5倍 爆風 2倍 | |
![]() | ||
![]() | ||
![]() | 2倍 | 20倍 |
![]() | ||
![]() | 2倍 | 3倍 |
![]() | 0.5倍 | 0.65倍 |
![]() | 0.5倍 | 0.55倍 |
![]() | 0.375倍 | 0.4125倍 |
![]() | 1.5倍 | 1.65倍 |
![]() | 2倍 | 2.5倍 |
![]() | 1.5倍 | 1.95倍 |
![]() | 1倍 | 2倍 |
![]() | 1倍 | 1.1倍 |
![]() | 1倍 | 1.1倍 |
仕様
発動すると画面に丸いカーソルが出て、カーソル内に捉えた相手をターゲッティングできる。
合わせて、敵全員の位置が亀甲括弧〔〕で表示される。センプクやイカニンジャなどは関係なく必ず敵全員の位置が常に分かる。
カーソル内にいる相手はターゲッティングされ、ロックオンマーカーが表示される。相手がカーソルの範囲外に出るとロックオンマーカーは消える。
ロックオン可能範囲は無限で、壁やオブジェクトに遮られることもない。
発動から発射するまでの間、ヒト状態での移動速度は激減し、またサブウェポンの使用と、スーパージャンプの実行は不可(マップを開くことはできる)。
なお、センプクとイカ状態での移動は可能で、センプク中でもカーソルと敵の位置は表示される。
そもそも安全な場所で発動することが望ましいが、敵の奇襲を受けた時などはセンプク移動で回避しよう。
ロックオンの最大可能数は5(ランチャーの発射口も5つある)。実戦では敵4人+ガチホコバリアをロックオンすると起こる。
カーソル内に6つ以上の目標を捉えた場合、より照準の中心に近い敵が優先される。これは主にヒーローモードで使用。
フレンドリーファイアが有効となるトリカラバトルでは、自分が攻撃チームだった場合別勢力の攻撃チームもターゲットとなる。
ロックオン範囲の都合上、攻撃チームを巻き込む可能性が非常に高い。担いでいく際は細心の注意を。
発射
敵およびガチホコバリアをカーソル内に捉えた状態で[ZR]ボタンを押すとロックオンされ、ミサイルを発射する。
ミサイルの発射数は、ロックオンした数が1つの時は10発、2つの時は目標1つにつき5発(計10発)、3~5の時は目標1つにつき4発(計12~20発)。
カーソルに何も捉えていない状態で[ZR]を押しても何も起きない。
ミサイルを構えていられる時間は10秒。
ミサイルを構えた瞬間からスペシャルゲージが減り始め、10秒間でゲージが空になるのだが、
空になるまでずっとミサイルを発射せずにいると、何も撃たずにスペシャルは強制終了してしまう。
ミサイル発射後は全弾撃ち終えるまで移動ができず無防備となる。横にジャンプしながら撃つなどすれば慣性移動はできる。
発射から着弾まで
ミサイルは発射されると「1.全ミサイルを自分の頭上に発射→2.標的の頭上まで水平飛行→3.標的に向かってほぼ垂直に落下」という軌道をとる。
プライベートマッチの「観戦」で見るとよく分かる。
スペシャル使用者にのみ、ロックオンマーカーはミサイル着弾までずっと表示されっぱなしになり、発射後もロックオンした敵の位置が分かる。
ミサイルの飛距離が長い(標的との距離が開いている)ほど照準が表示される時間も長くなる。
ロックオンされた側は、ロックオンされた瞬間に環状のロックオンシグナルが自キャラの周囲に表示され、専用の効果音が鳴る。
環の上にはミサイルの数と飛来方向を示すビン型のアイコンが表示される。
このロックオンシグナルは敵味方全員が視認可能。
その後、ミサイルが頭上に到達すると、ミサイルの着弾1秒前に着弾予定地点に着弾マーカーが表示される。
この着弾マーカーも敵・味方全員が視認可能。
ちなみにロックオンシグナルについて、撃ち込まれるミサイルの数だけ表示されるビン型のマークだが、これはマルチミサイルを撃ち込んだ者の方向を軸にして並んで表示される。方向だけで具体的な距離や上下への手がかりこそないが、マルチミサイルを撃ち込んだ自分自身も一定時間、位置を晒していることは覚えておこう。
特に袋小路になっている場所(海女美術大学のマップ左端や右端の広場など)で撃ち込むとクリアリングされてしまいやすい。このスペシャルとセットになっている短射程ブキは注意が必要。
また、このビン型のマークは味方も視認可能で、ロックされた敵の位置を味方全員が把握出来るのもマルチミサイルの強み。遠いと表示が小さく視認しにくいが、センプクしている敵に気づくのには役に立つ。障害物も関係なく表示されるので、マルチミサイルを使わないイカ達も活用しない手はない。(距離によって見えない可能性あり。要検証)
着弾点には爆発と塗りが発生する。
サーモンランメインのプレイヤーは特に注意してもらいたいが、15ダメージの判定も存在するカタパッドのミサイルと違い、こちらのミサイルは最低30ダメージである。4発カスると確定でやられる。また、3発カスったところに流れ弾が飛んできてやられるということも。
スペシャルゲージについて
スペシャルを発動した瞬間からゲージが自動減少し始め、600F(10秒)でゲージが空になる。
発射や着弾などに関係なくゲージ自動減少は必ず発動から10秒間継続*3し、この間は一切スペシャルゲージを溜めることができない(俗にいうゲージロック)
アメフラシ等と同じく、デスしてもゲージロックは解除されない。次のスペシャル溜めまでは必ず10秒待たなければならない。
(ただし、発動してから[ZR]ボタンを押すまでの間にデスした場合のみその時点でゲージ減少がストップする仕様は残されている。)
Ver2.0.0のアップデートにより、かつての自陣塗りミサイルマン戦法は実質不可能になったので気をつけよう。
ギアパワー「スペシャル性能アップ」による効果
ロックオン可能な範囲が広がり、ミサイルの着弾による塗り範囲がわずかに拡大する。
最大まで積むとロックオン範囲は約70%、着弾点塗り範囲は約20%上がる。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ロックオン範囲 | 140.0 | 149.7 | 158.8 | 170.3 | 195.2 | 214.7 | 240.0 |
着弾点塗り半径 | 0.63 | 0.64 | 0.65 | 0.66 | 0.69 | 0.72 | 0.75 |
ロックオン範囲の単位は恐らく画面ピクセル数の半径で、ゲーム画面の縦幅が720に相当すると思われる。
敵に使われる場合の対策
基本的にロックオンされたあとは逃げるしかない。
ただその逃げ方を間違えると直撃でデスしてしまう可能性がある。
具体的には行き止まりの方向に逃げてしまうと逃げる場所がなくなる。
やみくもに逃げても追い込まれるだけなので、余裕がある場合はマーカーが出てもすぐ動かずにある程度引きつけてから移動しよう。
また気をつけたいのは味方へ放たれたミサイルだ。味方と交差するような逃げ方をしてしまうと味方がさっきいた場所に行くことになるのでミサイルに突っ込んでしまう可能性がある。
味方を追い越すのは絶対にダメ。逃げ道を潰して巻き添えにする危険な動きである。
さらに自分はロックオンされておらず味方のみがロックオンされている場合も逆に注意が必要。この場合はそもそも敵がミサイルを発動したことに気付かないことがありうっかり味方の近くで貰い事故を起こしてしまいがち。ミサイルの飛行する音にも気をつけたい。
足場が悪い乱戦の中で打たれたミサイルは非常に強力。
この場合もできる限り味方の位置を把握しておくことでもらい事故は減らせるはずだ。
ある程度の高さのある壁や柱の影、金網の下に隠れれば、ミサイルの着弾点を床以外にして安全にやり過ごすことができる。
インクで塗られない障害物に隠れておけば、ミサイルの着弾時に敵インクで塗られるリスクも無視できる。
ただし自分より高いところにいる他の味方を巻き込まないように注意すること。
回避方法
慣れないうちは闇雲に逃げ回ってしまって行き場がなくなり結局被弾してしまう、というケースも多いだろう。
まずは下記の手順で回避方法を身に付けるといい。
- 敵の射程外に逃げる
敵と撃ち合いをしながらマルチミサイルも回避しようとするのはとても危険だ。
まずは敵の射程外に逃げ、安全を確保しよう。
- 逃げ道を確保する
回避にはある程度の距離を移動する必要がある。
ロックオンマーカーが表示されてから着弾までには時間があるので、その間にまわりにインクを塗り逃げ道を確保しよう。
袋小路ではない方向、遮蔽物があり敵の攻撃を受けにくい方向にインクを塗ろう。
- 着弾マーカーが表示されるまで待つ
敵から離れインクで逃げ道を確保できたら、あわてて移動する必要はない。
着弾マーカーが表示されるまでは移動せず待とう。
もちろん待ってる間はイカセンプクだ。
ミサイル着弾時にダメージを受ける可能性もあるので、なるべく体力は回復しておこう。
- 着弾マーカーが表示されたら一気に移動する
着弾マーカーが表示されたら約1秒後に着弾する。その間に移動してミサイルを回避しよう。
移動はもちろんスピードの速いイカダッシュだ。
スピードを殺さないよう一直線に移動するのが望ましい。
急な方向転換はスピードが落ちてその間に直撃してしまう可能性もあるので避けたい。
- 仲間のいない方向に逃げる
回避先に仲間プレイヤーがいるとぶつかってスピードが落ちてしまったり、仲間を狙って撃たれたミサイルに当たってしまったりする。
仲間とは逆の方向に逃げよう。
- 全弾着弾するまで逃げ続ける
1人に撃たれるミサイルは4発(3~4人)/5発(2人)/10発(1人)。
終盤の着弾が少々遅れるというケースもあるため、全弾着弾したことを確認するまで気を抜かず逃げ続けよう。
- 壁際にマーカーを誘導して壁に着弾させる
相手に塗りポイントを与えない。特にナワバリバトルの残り時間が少ない時に。
この後余裕があれば着弾地点を塗り返しておこう。
- 場合によっては無視
ナワバリバトルではそうも言っていられないが、ガチマッチで復活後前線に向かい始めたときにロックオンされた場合は無視して前進するのが最善。
特に細長いステージではロックオンからミサイル着弾までかなり時間があることもあり、ミサイルを引き付けるため止まって待っているのは時間がもったいない。
自リス付近に落ちたミサイルは終盤にスペシャルゲージの温床にしてやろう。
- シングルロック対策
シングルロック時はミサイルの数が10発になり、さらに最初の1発のみ自機狙い、残りは対象の周囲にほぼ同時着弾するようになった。
この「周囲に同時着弾」という性質上、引き付けてから一気に回避という従来の回避方法では逃げきれないことが多い。早めに回避行動に入る必要がある。
ただし、シングルロックということは(敵2人同時ミサイルでもない限り)味方はロックオンされていないので変に味方のいるところへ逃げて事故死してしまうようなこともない。一応味方を巻き込んでしまわないようには注意。近くにシングルロックされている味方がいた場合も動きには注意しよう。
ガチエリアでは、敵にマルチミサイルを発動されたらすぐにエリアの外に出ること。
複数人エリア内にいてミサイルをエリア内に大量に落とされると、それだけでエリアを取り返されることも。
アップデート履歴
ver.1.0.0 | 追加 |
ver.2.0.0 | 発射を確定したあとも、スペシャルゲージが徐々に減少するようにし、完全にゲージがなくなるまでの間は、新たにスペシャルゲージをためることができないようにしました。 マルチミサイルが、地形すれすれを通過して着弾するとき、実際の着弾位置とは異なる場所に着弾予測位置が表示されることがある問題を修正しました。 |
ver.4.0.0 | 自分または近くにいる味方が、相手のマルチミサイルにロックオンされたとき、コントローラーが振動しない問題を修正しました。 |
ver.5.1.0 | 爆風で30.0ダメージを与える範囲の半径を約15%小さくしました。 |
ver.6.1.0 | ネギトロ炭鉱で、マルチミサイルやアメフラシが、鉄橋やエレベーターの装置に遮られる問題を修正しました。 |