ふじおか兄

Last-modified: 2024-02-19 (月) 23:44:56

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藤 岡 佑 介 騎手

父は調教師の健 一 師、弟は康 太 騎手。

コミュニケーション能力の高さと人柄の良さに定評があり、交友関係が広い。ゆーがの親友。
本人曰く、石橋を叩いて渡らない慎重で臆病な性格。
物事が続かないタイプで、小説を途中でとめても結末が気にならない。
人を観察するのが癖。
一番人気になるとメンタルがやられるところがあり、大舞台には強くない。
大きな声を出されたり怒鳴られたりするのが苦手。

netkeibaで連載しているwith 佑は、ゲストのいろいろな話をきける面白いコラムなのでぜひ(後述)。

デビュー以来順調に勝ち星は積み上げていたものの*1なかなかG1を勝てなかったが、
2018年NHKマイルカップにてケイアイノーテックで悲願のG1制覇を達成した(ちなみにJpn1はこれ以前に二回勝っている)。
2021年10月02日には史上50人目の通算900勝を達成している。

エピソード

競馬

2018年のNHKマイルカップで乗ったケイアイ ノーテックは、でした。さんが騎乗停止になったことで回ってきた馬
そもそもケイアイノーテックは騎手内での評価が高く、デイリー杯などで騎乗していたユーガから「めっちゃ強い馬だよ」と聞いていた。そのためでした。が騎乗停止になった際も誰が乗るんだろうと噂していて、まさか自分が乗れるとは思っていなかった。NHKマイルカップ当日は先に京都新聞杯に先約があったが、そちらに事情を話したところ「せっかくの機会だからG1乗っておいで」と快く送り出され、ケイアイノーテックの代打騎乗が決まる
ふじおか兄が乗ることに決まってすぐにユーガから「ビッグチャンス!」とLINEを送られた。
レースは出足は良くなかったものの後方で我慢し、直線で一気にすべてを差しきって勝った。レース後、決着がかなり接戦だったこと、最後にものすごい末脚を使って馬が疲れていたことで、ウイニングランをしないで帰るつもりでいた
しかし即座に祝福しにきたユーガに「ウイニングランやめとくわ」と言ったところ「何言ってんねん!行け!」と促されウイニングランに向かう
検量室ではまず出迎えたikzeに飛びつき、そのあとはまなか、ユーガとハグしている。
レース終了後スマホを確認したところ、お祝いの連絡が450件も届いていたがすべてその日に返信した。

ユーガにお手馬をとられたのを機に、フランス留学へ向かった
その際にフランス語を覚え、ふらんすじんに「フランス語上手」といわれている。

2007年にはローゼンクロイツに騎乗した中京記念(芝2000)で、改修前の中京競馬場芝2000mのレコードタイム1:56.9をたたき出している。次走金鯱賞もレースレコード。しかし、翌年2008年の金鯱賞で騎乗していたローゼンクロイツが左第1指関節脱臼を発症して競走中止となった。すぐに下馬して馬をなだめたが、安楽死処分となった
馬の前では笑顔のままだったが、引き揚げてきて肩をふるわせながら号泣した
2022年金鯱賞にて、ジャックドールで改修後の中京競馬場芝2000mのレコードタイム1:57.2をたたき出した
金鯱賞は2勝しているが、共にそのときのレコードとなっている。

家族

父のことはことあるごとに怖かったと語っているが、関係は非常に良く今でも藤岡厩舎の主戦は息子たち
物事を理詰めで考えて話をするあたりは父の性格を受け継いでいるようで、すぐるとこーたには「理屈ばっかりでめんどくさい」と評されている
弟とは、ふたりきりで出かけることはないが他のジョッキー*2も交えてよくご飯に行っているよう
幼い頃にはゲームの取り合いなどで喧嘩をしていたが、そのたびに弟を泣かすなと兄が怒られていた

2011年2月2日に入籍した
息子と娘が一人ずついる
息子は怒られたときの対応がそっくりで、何故かTOSAKIのことだけフルネームで呼び捨てをしている。

騎手会

20代のころから、騎手会の細かい仕事を中心をこなしている
2013年頃のインタビューによると、(´・_・`)が騎手会関連の仕事で困った際に「これどうすればいいですか」とベテラン勢に聞くと、大体みんなに「佑 介に聞いといて!」と答えられた
(´・_・`)「佑 介さんに聞いたらすべて答えを教えてくれるから言われた通りにしていれば間違いない」
また、彼が全ての仕事を放り出してフランスに留学に行くことを決めたときは騎手会との窓口になっているJRAの職員さんに「いなくなっちゃうんですか……」と不安げな反応をされた
今でも何らかの騎手会役員についているようだが、役職は不明

趣味

好きなスポーツは競艇
賭け事も人並みに好きなようだが、基本的に堅実
2015年日曜のレースが終わってから、みゆぴ~・ikze・藤岡兄弟・すぐる・机というメンバーで韓国に日帰り(夜に行って朝に帰る)カジノ旅行をした
5人は一度は勝ったもののやめられず朝までいって最終的にスッペンペンになったが、唯一勝った段階で途中で離脱したふじおか兄だけ勝ちを得た。その話を聞いたでした。に「さすが。賢い」と評された。

趣味は買い物
特に子供が小さい頃は、奥様の服や子供の服を買いに行くのが楽しいと発言している
服を買うのはかなり好きなようで、クローゼットに入りきらないほど服を保有している
独身寮時代には自室に服が入りきらなかったので、独身寮の空き部屋を自身の服専用の部屋にしていた
服を捨てられない性格なので、そこから好きな服を後輩に譲って減らしていたらしい
買い物にいくとだらだらと長く回るらしく、先輩に「お前と買い物に行くと疲れる」と言われたため、若い頃はゆーがとふたりきりで京都に服を買いに行っていた
たかじゅんのTwitterにてお洒落だと思う騎手として名前があげられている。

同期

競馬学校20期生。同期は、ユーガ隼人つむつむ、たんない、上野、高野、水出
今でこそ活躍するジョッキーがたくさんいる代だが、競馬学校時代はさんざん落ちこぼれと言われていた

元来競馬学校は10人ほど採用してみんな合格させよう!という方針だったが、20期は15人入学+2人の留年者の計17人を3年間で競わせて下手な人間を学校の卒業までに振るい落とそうという改革が行われた
実際の卒業者は17人中8人
常に競わされ、「そんなんじゃ辞めさせるぞ!」と怒られ続ける毎日だったため、二週間程度で退学者がでた(あのユーガでさえ心が折れてやめさせてくれと泣いて頼んだが、親に辞めさせてもらえなかった)。*3
そんな教育方針だったのもあって、ピリピリしていたようだがそんな中でも誰とでも仲良くまとめ役をしていたのがふじおか兄

というのがよく語られていた話だが、w佑のたんない回まで読むと競馬学校時代の関係性がだいたい関係性がわかるのでぜひ

20期生はデビューしてからも競馬学校時代の順位付けの影響もあって、「お互いに負けたくないという意識が強く全員が負けず嫌い」だと隼人が語っている
若手の頃は誰が最初にG1を勝つかという状況にあったため、お互いに先を越されたくないどうにかG1で負けてほしいと思っていたようで、「誰か差せ!と思っていた」「あんなにも中 館さん(アストンマーチャン)を応援したことはない」といった発言している
結局ユーガがG1制覇一番乗りを決めたが、そのユーガが勝った皐月賞の夜は自分がちゃんとした競馬をできなかったことが悔しくて、でした。の前で大泣きしでした。に心配された
曰く「人生で一番泣いた日」
ユーガにはのちに顔を合わせた際に「おめでとうございます」とだけいい(ユーガも「ありがとうございます」とだけ返して)その日はさっさと帰った
ユーガ曰く「あんなことはあの時一回だけ」

現在では、同期に対するライバル意識を持ちつつも、同時に仲間意識も強く持っているのがしばしばうかがえる
特に同期対談では「同期で一緒にG1乗ろう!外国人ジョッキーや先輩たちに同期で立ち向かっていこう!」というモチベーションが語られている
2019年ふじおか兄・ユーガ・隼人・つむつむの4人で葵ステークスにそろった際「ここで顔を揃えてる場合じゃない!ダービーで顔を揃えよう!」という話になったそう
2021年にはG1菊花賞で前述の4人に加えてたんないの5人が顔を揃えた

その他

何故か宴会の後に介抱した話が多い
盛岡にイベントで行った際に盛岡のジョッキーらと飲み会をしたが、その時は次の日に盛岡のジョッキーみんなに謝られるような状況になったらしい
酔っぱらった弟を部屋に連れて行った際には、弟の部屋の汚さにドン引きした

ikzeとは他の騎手も交えてしばしば旅行にいっている
以前ikzeが「うどんを食べたい」と思い立った際には、ふじおか兄が宿の手配などを段取りを調え一週間後に高松に行った
ikzeがボーカルのikzeバンドにおいて、ユーガと二人でツインギターを担当していた
キーボードはユーイチ。

ユーガとは親友
ふじおか兄からはライバル、追いつくべき存在として、ユーガからは精神的な支え、特別なひとりとしてしばしば名前があがる
よくユーガから語られるエピソードとして「佑 介ははじめて将 雅と名前で呼んでくれた存在」というのがあるが*4、実はこのことをふじおか兄は全く覚えておらず「先輩たちが名前で呼んでたから自然と変わったのかな...」とコメントしている*5
G1でへぐったあとお互いの共通の知り合いに「(お互いを)慰めてあげてください」とメールしたり、スプリンターズSでへぐったユーガがべろんべろんに酔っぱらって「佑介ちょっとこっちきて」と甘えたり、二人でケーキ入刀したり、1200勝記念撮影で頭をなでてたり、何かとエピソードが豊富
しばしばユーガ作の記念ジャージを着ている

友イチとも親しい。ユーイチはふじおか兄を本当のお兄ちゃん、こーたくんを双子の兄弟のように思っていると発言している

へこんでいるすぐるをいつも慰めているようで、はまなかからは「すっごく癒してくれて、僕が女だったら絶対に好きになる」といわれている

矢 作厩舎とはスーパーホーネットの頃から縁があり、🎩先生の息子さんにお年玉をあげていた
ちなみに父とYahagi師、そしてノーテックの平田師は同い年で調教助手時代から仲が良い

普段は勿論先輩は'~さん'と呼んでいるが、時々独特な呼び名で呼んでいることがある
謙くん学っちまっちゃん*6脩ちゃん*7隼ちゃんなど。
また本人は弟とかぶることもあってほとんど佑介と呼ばれているが、つむつむやばししゅーは藤岡と呼ぶ
また弟には佑 介くん、兄ちゃんと呼ばれている。

ウマ娘の原作関連のエピソード

2008年毎日王冠にて、鞍上武 豊騎手が「今日のウオッカが負けるとは思わなかった」と言うほど絶好調だったウ オッカに黒星をつけたのが藤 岡 佑 介・スーパーホーネットのコンビである
その後2008年マイルチャンピオンシップにて「さあ、行くぜホーちゃん!藤 岡 佑 介ゴーサイン」という岡安アナの実況とともにG1を駆け抜けたが、惜しくも二着にとどまる

小学生の頃はエアグルーヴのファンで、エアグルーヴの伊 藤 雄 二調教師の厩舎で調教助手をしていた父の仕事場によくついていっていた
エアグルーヴの引退が決まった後、厩舎で一度乗せてもらったことがある
エアグルーヴはいつ訪ねても必ず馬房の奥からでてきてくれて顔を触らせてくれた、すごく優しい馬だったと回顧している

with佑

もっといろんな騎手のことを知りたいとなった場合まずふじおか兄を抑えておけば問題ありません!なぜならコラムがあるから!
というわけでwith 佑のオススメ回を中心にまとめていきます。出番は関西の騎手のほうが多いですが、ときおり関東の騎手も出てきます。

ユーガ

ユーガwith佑 川田回の宣伝Youtube ユーガ×隼人with佑 NHKマイル祝勝会
同期で親友のユーガが記念すべき第一回ゲストでした
このあと三人での同期対談、ふじおか兄のNHKマイル祝勝会動画にも出演しています
二人の対談は端的に言えば「俺が佑介に怒られていた(byユーガ)」回です。ふじおか兄が自身にとっての追いつくべきライバルでありかつ共に戦う仲間として、ユーガにもっとがむしゃらに上を目指してほしいと語っています。そのほかお互いの家族の話など結構プライベートに言及しているので意外とレアかと
ちなみにユーガからみたふじおか兄については、孤立することの多かったユーガを初めて名前で呼んでくれた話等々ユーガの コラムで関係性が語られているのであわせて是非

隼人

ユーガ×隼人with佑隼人with佑
3歳年上の同期です
美浦所属の隼人が関西に軸足を置き始めたあたりで三人での対談をし、2020年二人での対談が配信されました
隼人のお兄さんの話だったり、当時期待の二歳馬ソダシちゃんの話だったり、理想の騎手だったりといった話をしています
元々夏競馬で北海道に行った際によく遊んでいるようで、隼人ブログにおいて一緒に牧場に行ったりダーツをしたりしてる様子がみれます
ちなみに「隼ちゃん」と呼んでます。さすがのコミュ力。

つむつむ

つむつむwith佑
同期で東西分かれているということでつながりがなさそうで、実は同じくチームikze(後述)に属しているので特に北海道で接点のある二人です
つむつむのいじられキャラっぷり、しばしば語られる「20期生で津村が一番うまかった」という話、G1の話、これからのつむつむの目標などなど。
つむつむの時代はこれからです!!!

ノリさん

ノリさんwith佑ノリさんwith佑②
ジョッキー仲間の中でも特に好評だった回の一つです!
ノリさんの若手の頃の話から目標、ノリさんにまつわる都市伝説(ミスド買い占めだとかポツン騎乗だとかたけしの名前の由来だとか!)まで愉快な内容がてんこ盛りです
あと大爆笑してるノリさんの写真がとてもいいものなのでぜひ
ついでに途中でたけしも出てきます!
二回目の対談も配信されました!

でした。

netkeibaでは読めません
書籍版にあります!
書籍版を買ってください!

激怒さん

激怒さんwith佑
騎手をやめて調教師としてデビューした直後の蛯名さんとの対談です
ジョッキーを目指す前からジョッキーとしての日々、調教師としての目標まで長く振り返っています。

しーいさん

しーい!with佑① しーい!with佑②
競馬学校時代しいさんのバレットをやっていたところから縁が始まるので、ふじおか兄にとっては非常に長い付き合いの先輩です
ikzeには本人とユーガとふじおか兄を合わせて四位チルドレンとも称されたり
そんな先輩との対談なので、馬の扱いについて教えてもらったことだとかそんなジョッキー四 位 洋 文イズムの話から、ウオッカ・ディープスカイなどしいさんののった名馬の話まで盛りだくさんです

ユーイチ

ユーイチwith佑
騎乗スタイルが頭脳派という点である種似たタイプの二人の対談です
しかし一番興味深いのはユーイチが何故メディアの取材から距離を置くようになったのか、そしてなぜふじおか兄は発信し続けるのかというところだと思います。ぜひ。

リュージ

リュージwith佑
ユーガやしいさんのお墨付き!
ノリさんの回と並んでジョッキー仲間の中でも特に好評だった回です!
とにかく何をするにも一人で黙々と突き詰めるがゆえに、どうでもいいことばかり喋って肝心なことを何も語らないらしいリュージが、珍しく真面目な騎乗論などを語っています。
普段の生活とか、騎乗に対するモチベーションとか、かなり面白いのでnetkeibaに課金している「」ージたちは是非とも呼んでください!!!

ikze

ikzewith佑① ikzewith佑②
おんなじ関西で特に仲のよさげな先輩の一人です
ふじおか兄はチームikze(柴原さん 机 つむつむ さらに名誉会員しーい ユーイチ カッチ―)の一人で北海道では特に一緒にいることが多いとか。
ふじおか兄がNHKマイルを勝った時に真っ先にジャンピングハグしてた相手でもあります
対談ではその年のG1の騎乗について振り返りやG1騎乗に大事なことの話をしてることが多いので、平場騎乗とG1騎乗の違いなんてものがわかるかもしれません!
オルフェーヴル最強馬伝説なんて話題もあったり……。

ベータナ

ベータナwith佑
初関東所属騎手との対談で、あんまり普段競馬の真面目な話をしないらしいベータナが真面目な競馬の話をしている回です
ベータナの健康オタク・馬具オタクっぷりは必見です
ほかにも影響の受けた先輩の話であったり、人気馬とそれ以外の馬の乗り方についてだったり、美浦と栗東の若手の育成の違いだったり同世代ならではのジョッキーとしての処世術話が面白い回です。

しゅうちゃん

脩ちゃんwith佑
写真嫌い取材嫌いで有名で、ファン向けのアンケートでも好きなスポーツと嫌いな食べ物しか教えてくれないバシシューが、「藤岡だから…」と取材を受け入れてくれたレア対談です。さすがのコミュ力。
関係性としてはひとつ上の先輩で非常に付き合いは長い相手です
特にラッキーライラックやコズミックフォースでのクラシックを振り返っています。

まつおか

まつおかwith佑
一つ先輩のまつおかとの対談です
休養中の復帰の目途が立っていないときのものなのでやや不思議な空気感ですが、とにかくまつおかが後輩に慕われてるなーというのがよくわかります
あとは無二の相棒ウインブライトとの話がたっぷりと。

はまなか

はまなかwith佑① はまなかwith佑② JRA騎手の馬券対決
弟の同期で、本人にとっても特に親しい後輩との対談です
一回目はミッキーアイルのマイルCSの話、二回目はロバとのダービーの話が中心です
つまり"最悪のGI勝利"から万感のダービーV対談がセットで読めちゃいます。

兄弟対談 JRA騎手の馬券対決
万を持しての兄弟対談です
べったり仲いいわけでもなく、仲が悪いわけでもなく、二人きりでは食事に行かないけど他のジョッキーを交えてはよく行く兄弟の空気を味わえます。

ルメ

ルメwith佑
日本の通年免許を取って二年目にダイヤちゃんでクラシックを戦ってることのルメールとの対談です。
フランス留学に行った際にはルメール宅の地下を間借りしていたそうで、日本に短期できていたときから付き合いがあったよう
日本人ジョッキーの海外挑戦についてはほかの外国人ジョッキーも言っていることですが、特に「日本人ジョッキーはどうして海外に行かないのか。豊さんの後を追わないのか」なんて話題で盛り上がっています

デム

デム郎with佑介デム兄弟withwith佑
何より必見なのはデム次郎との兄弟秘話!
デム次郎の騎乗技術はデム郎が教えたとか、二人の騎乗スタイル・性格の違いとか二人の人間としての解像度を上げるにはもってこいの対談です!
デム次郎がどういうきっかけでフランスでの騎乗機会をつかんでいったのかなんて話もしています。

白浜さん たかじゅん

白浜高潤with佑
障害ジョッキー二人と障害競走の大ファンなふじおか兄が障害レースの魅力や障害レースをもっと盛り上げるためなどを語り合う、障害競走を愛するジョッキーたちならではの対談です
障害レース興味あるけどわからないなーという方は一読を。

その他

ほかにも騎手だけでもこーせーかずおたけしりゅーせーこまきさんテツゾー岩田父ユーイチ(机)、ふーまくん、松山君マーフィー等々……。
さらに対談はありませんがJRA馬券対決企画にはふりかけくんもいます。
騎手じゃないところだと調教師の長 谷 川先生*8みーくん世界のYAHAGIお父様とも。
他にも日本人で初めてフランスで開業した調教師小林先生だったり、ハナズ冠の馬主さんだったり、2009エリ女でクィーンスプマンテをあてたトラックマン妹 尾さんだったり、とにかく広い交友関係とコミュ力とで面白対談をしてくれてます!
netkeibaに課金していて、騎手に興味のある方は読まなきゃ損です!

主な主戦騎乗馬

先日私に「そういやお手馬思いつきません…」といわれたのでちまちま紹介していきます!ikzeみたいにたくさんG1馬がいるわけじゃないのでどこまで書いていいのか全然わかりませんね!

ウマ娘

お手馬だった子は現在はいません!
実装されるのを待ってます!
ウマ娘で騎乗したことがあるのは

  • トーセンジョーダン(2010年五稜郭S(1500万下)5着)
  • サウンズオブアース*92014年神戸新聞杯2着、2016年天皇賞(春)15着、2018年札幌記念4着、2018年有馬記念16着*10

非ウマ娘

スーパーホーネット(2007年スワンステークス、2008年京王杯スプリングカップ・毎日王冠、2009年マイラーズカップ)

 ふじおか兄の相棒といえばホーちゃん!
 帽子先生の開業直後の管理馬で、朝日杯2着安田記念2着マイルチャンピオンシップ2着×2とG1未勝利ながら2着を4回も経験したシルバーコレクターでカノープス要員です
帽子先生の初重賞を飾ったお馬さんであり、未だに帽子取れ厩舎の歴代管理馬の獲得賞金トップ5に入る*11すごいお馬さんです。
📞くんの菊花賞の時に、帽子取れ厩舎のスタッフさんがホーちゃんのブルゾンを着ていてちょっと泣きました
 当初は別のジョッキーが乗っていたのですが、4歳の大阪城Sでコンビを組んで勝って以降最後まで19戦いっしょに戦いました
特にホーちゃんの初重賞である4歳のスワンステークスが、帽子取れ厩舎の初重賞制覇!
G1ではどうも勝ちきれず、ダイワメジャーの後塵を拝したりブルーメンブラットに負けたり*12して結局勝てないままに屈腱炎になって引退しました
黎明期のYahagi厩舎と若手ジョッキーで様々な挑戦をしたお馬さんでした

 一番の名レースは、やはり2008毎日王冠でしょう
なんとあのウオッカを差し切り、ウオッカでした。に「すごい強いな。今日のウオッカが負けるとは思わなかった」と言わせた一戦です
鞍上の感想が「でもこれG2やん」なのが切ないです
あと公式の動画がつべにありません!!!!ウオッカさんの全レース上げてくださいnetkeibaリニンサン!!!!
 種牡馬としてはシゲルノコギリザメくんなど少ない産駒から勝ち上がり馬を出していたのですが、牝馬が集まらず引退
その後行方不明になって以降はあまり誰も名前を出してくれなくなってしまいました...。
どうか名前を変えてどこかで幸せに生きていることを願っています。
名前こそ上がらなくなってしまいましたが間違いなく最初の強い相棒で、最高のコンビでした
ちなみに母父としては一頭繁殖牝馬がいます!!!!!今年はガルボをつけたそうですその子が楽しみです!!!!!
実はハイパーホーネットという後継種牡馬がいたりする

ロー ゼンクロイ ツ(2007年中京記念・金鯱賞)

 相棒としてやっていた期間はキャリア晩年の一年ほどでしたが、デビューしたての頃に重賞を二勝したお馬さんです

名前の通り薔薇一族の一人で、中京2000にもっぱらつよかったことでも知られています
特に、改修前の中京競馬場にて行われた2007年の中京記念*131:56.9という破格のレコ― ドタイムをたたき出しています
そして、次走の金鯱賞でも1:57.2というレースレコードをたたき出しました(この記録は改修後にはいったんリセットされ、参考記録となっているようです)
しかし残念ながら、2008年得意だった金鯱 賞の舞台にて予後不良となってしまいました。

ワン カラット(2009年フィリーズレビュー、2010年函館スプリントステークス・キーンランドカップ、2012年オーシャンS)

 スプリント路線で活躍した牝馬です
桜花賞馬ジュエラーのお姉さんでもあります
お母さんのバルドウィナの子供をよくパパが預かっているのでその縁ですね
トークショーで好きな馬としてワンカラットをあげていて、爪が弱いながらもいつも一生懸命走ってくれる子だったと回顧しています
フィリーズレビューを勝ってクラシック戦線にのりこむも、G1は掲示板まで
その後も函館のスプリントG3で活躍するも、G1は勝てず
しばらく低迷していましたが、6歳で挑んだオーシャンSで9番人気にして復活の勝利を飾りました
高松宮記念が楽しみでしたが、ここで怪我をしてしまいついに引退
元々頑丈な子ではないので、大事になるまえにちゃんと引退できてよかったと言っていました
繁殖牝馬としては子供たちは無事勝ち上がっていましたが、出産したときに亡くなりました
ホーちゃんとワンカラットは何故かわざわざウイポの名馬列伝に「藤 岡 佑 介騎手のお手馬としても知られている」と全くおんなじ文面で書いてあります。何故…?

サマー ウインド(2010年JBCスプリント・東京盃・クラスターカップ )

 jpn1JBCスプリントを優勝し、長いこと京都のダート1200のレコードタイムをもっていたお馬さんです!
その後はあまり冴えず、最後は地方競馬を走っていましたがその後の消息はわかっていません。

サマ リーズ(2012年全日本2歳優駿、2014年クラスターカップ)

jpn1全日本2最優駿を勝った牝馬です。
子供のホールシバンくんが、先日3勝クラスを勝ちました!!!!

クリン チャー(2017年菊花賞2着、2018年京都記念)

 絶倫クリンチャー ソダシ襲う
 いまではすっかりユーガ専用機ですが、実はクラシックはお手馬でした!
キセキの勝った泥んこの菊花賞で二着になっています
ちなみにクリンチャーの京都記念はゆーがとの3回目の重賞同期ワンツーでした
重賞だとふじおかお兄ちゃんが勝ってのワンツーはこの時が初めてです。*14*15

キングズ ガード(2017年プロキオンS)

 末脚でぶっこ抜くタイプのダート馬です。かっこいい
原ジョッキーが一番好きなお馬さんとしてあげていました。
先日弟のキングズソードくんと新馬戦を勝ちました!

ケイアイ ノーテック2018年NHKマイルカップ

 ふじおか兄にとって初めての中央G1勝ち馬です!
が、G1がテン乗りでそのあと冴えなかったのもあってどうもお手馬感があまりありませんね...
2021年にオーストラリアに移籍して4戦したのちに2023年からフランスで種牡馬になります!頑張ってほしいですね
悲願のG1制覇がマイルだったことに泣いた私はいました。
 
 このコンビでの唯一の勝ちであるNHKマイルカップは後方待機からの差し切りとかなり大味でかっこいいですよ!
あと実況のリズム感がすごくいいです!ケイ!アイ!ノーテック!

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ビアンフェ(2019年函館2歳ステークス、2020年葵ステークス、2021年函館スプリントステークス)

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 函館で好走するでけえオカマ。プボくん📞くんと幼馴染で、エントシャイデンくんの弟です。でけえ上に逃げ馬なので迫力があります。
 なかやまがだめなのかG1ファンファーレがだめなのか、あとモズ姐さんと潰しあったのもあって、スプリンターズSで2回とも暴走したり暴れたりしてますが、重賞は3勝と堅実に稼いでいます。
ちなみにキズナお父ちゃん産駒の初重賞はビアンフェの函館二歳Sです!
シルクロードSでは外枠に最重量の斤量にあまり得意じゃない中京、とかなりきつい条件の中でも粘って走り切りました!頑張りましたね!

バスラット レオン (2021年ニュージーランドトロフィー)

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 もう乗ってませんが一緒に重賞を勝ったお馬さんです。そのあと落馬しました!帽子先生とはホーちゃんからの縁で時々任されています。先生には、その馬に苦手意識を持つと途端に自信のない乗り方をすると評されているので、きっと戻ってはこないですけど…

ウェスタ― ルンド(2020年アンタレスS)

 流石にそんな位置じゃ届かないだろ…!と馬券を破りたくなるような後方待機から、半端ない末脚で馬券に突っ込んでくるおじじ。
 直線を向いてからのすっごい末脚とコーナリングのうまさが持ち味で、特に中京1800ではコースの形態をいかしてしばしばワープしてきます。
 そのスタイルから勝ち切れないレースが多く、安定感はありませんが、2021年の東京大賞典でも最後にぎりぎりミューチャリ―を差し切って3着に入りました!
 直線の長い大井や中京1800との相性が良く、さらに左回りのほうが得意です。良馬場で相性が良い舞台ではかなり好走するので、ぜひ紐として抑えましょう私!
 このコンビの名レースといえば、最終コーナーに入ったところでは離れた最後方だったのにコーナー出口では前から5番手ぐらいにいる2018年チャンピオンズカップ
あるいは勝ち切ったアンタレスSや2021年シリウスSもかなりかっこいいのでぜひ!

ついに引退が決まりました!
10歳までお疲れさまでした…!
ちなみに引退馬のチャリティーではこのコンビの色紙がありました!

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ユーキャン スマイル

 お手馬...とはいえないかもしれませんが、2021年の古馬王道G1路線を一緒に駆け抜けたお馬さんです!
お母さんは府中牝馬Sを勝ったムードインディゴで、2022愛知杯を勝ったルビーカサブランカの全兄です。
 主な勝鞍:2019ダイヤモンドステークス(岩田パパ)2020阪神大賞典(岩田パパ)からわかるとおりステイヤーよりの路線で成績を残してきました。
 去年は阪神大賞典→天皇賞春→札幌記念→天皇賞秋→ジャパンカップ→有馬記念と6戦し、ベッロくんとともに秋古馬王道G1を皆勤。秋天は9着、JCは12着、有馬は9着とすべて人気以上の着順に着けました!有馬記念最低人気は流石に舐められすぎです!
 このコンビについては語られることがないので何も書けることがないのですが、時々新馬に「ユーキャン スマイルみたい」というコメントを出してたりします。
どういう感じなんですかね……。
 G1出走は2022年天皇賞(春)で12回。

ジャッ クド ール(2022年金 鯱賞・札 幌記 念)

 お父様の管理するお馬さんです!4歳秋まではふじおか兄が手綱を取っていました!
 4月に未勝利を抜けるもクラシックには間に合わず、秋に再始動の1勝クラスから初重賞まで5連勝を飾りました。その強い逃げに脳をやかれた人もたくさん…。重賞初挑戦になった金鯱賞では逃げて、それまでの改修後の中京競馬場芝2000mコー スレコードを1.1も上回る1:57.2というレコー ドタイムをたたき出しました。くしくも改修前にふじおか兄がローゼ ンク ロイツと作ったレースレコードと全く同じタイムになりました。私は泣きました。
 続く大阪杯ではアフゴ君に競りかけられたことで焦ってペースを乱したり落鉄したりで5着に。休養を挟んだ札幌記念では🍞や🦄🦁ら逃げ馬に道中ハナを譲るも、あくまで自分のペースを維持し直線で🍞をクビ差交わしてゴールイン。重賞2勝目を挙げたと共にハナを取らず勝つ競馬でジャック君の更なる可能性を見せてくれました。

ペプチド ナイル(2024年フェブラリーS)

4回目の騎乗にして武 英師に初のG1タイトルを齎しました。自身のG1タイトルは2018年のケイアイノーテック以来6年ぶりの勝利となりました。
上位人気が総崩れ、3連単は150万円超えの大荒れ。2014年にコパノリッキーが樹立した三連単配当記録を更新しました。

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おまけ

前述のとおりふじおか兄の相棒といえばホーちゃん!…なのですが最近は語られることがなくなってしまったうえ、昔の記事もあまり残っていないので、私が見つけたホーちゃん関連の記事をまとめておきます。
当牧場調教馬「スーパーホーネット」号 毎日王冠優勝!
【毎日王冠】(東京)~スーパーホーネットが重賞3勝目 ウオッカは惜敗 [News]
2008年10月12日 毎日王冠 G2
矢作芳人/調教師・矢作芳人の香港挑戦記
チャンスが巡ってきた時に、余力のあるものが真の勝者となる
スーパーホーネット号 お別れ会
あいぼう

参考文献

with 佑
「このままじゃダメだと思った」松山騎手ご指名対談~藤岡佑介騎手編(4)
昨年覇者ローゼン故障で安楽死/金鯱賞
藤 岡 佑 介×川 田 将 雅 ライバル同期対談
新生・藤 岡佑 介
【特別企画】藤 岡佑 介騎手の『私の恩人』(1)―下降線に入っていたことに気がつけなかった
うまんchu
武 豊tv 2015有馬記念プレイバック&ジョッキー新年会
たかじゅんTwitter
藤 岡 佑 介 オフィシャルブログ 「馬に願いを」

コメント


*1 初年度から35勝と新人王を獲っており、当初はゆーがより成績が良かった
*2 概ねすぐるでは?
*3 ちなみに他の期の教育方針がどんな感じかというと、花の12期(ユーイチリュージ、ダイチィー、ずんこなど)は対談で「俺たちの期は、担当教官の方針が『みんなでレベルアップしていこう』みたいな感じだったからね。けっこうギスギスしていた期もあったけど、そういうのもほとんどなかったね」「そんなにストレスがなかった」「学校時代の恩師の影響はすごく大きい」と語っている。
*4 2021年にもコラムでいってました!
*5 ちなみに2021年のユーガの言を全面的に信じるならば”初めて"名前で呼んでくれた存在なので、先輩たちよりも先にふじおか兄が呼び出したように読めますがはたして...
*6 隼人も呼んでいる
*7 ベータナやまつおか、納豆も呼んでます
*8 主な管理馬はナムラクレア
*9 父の健 一 師の管理馬でした
*10 これがラストランになりました
*11 どころか日本の賞金だと📞→リスグラシューの次になるのでnetkeibaじゃ上から3番目ですね!実際は🍞とラヴズの海外賞金が入ってないので5番目だと思いますが
*12 そういやウイポでスーパーホーネット×ブルーメンブラットのSHがいます!
*13 当時の中京記念は2000mでした
*14 ちなみに初めてのワンツーはゆーがの初重賞だったメジロマイヤーの小倉大賞典です。懐かしいですね。あの時はふじおか兄が一番人気で、ゴール入選直後にお兄ちゃんが「チクショウ」と言ってたのを聞いて、ゆーがは余計にうれしくなったとか
*15 さらにちなむと競馬学校同期で重賞ワンツーを3回以上キメてるのは、「でした。激怒さん」「しーい藤田」「ミッキーノリさん」「ユーイチリュージ」「まつおかバシシュー」そしてこの二人しかいないそうです