Scenarios/No Tank's Land

基本情報

攻略

WW1シナリオ。塹壕を超えた先の榴弾砲を撃破することでクリアとなる。
技術制約が厳しい中、対戦車砲や榴弾砲の貫通を防ぎ、泥濘地を快速で進撃でき、かつ塹壕を超えることができる戦車が必要になる。
設計難易度は他のシナリオに比べて高く、初心者にとっては苦戦を強いられるシナリオとなっている。

このシナリオで大敵となるのは、榴弾砲、対戦車砲および敵戦車、地面のぬかるみ、そして3度に張り巡らされた塹壕である。

榴弾砲については、弾丸自体の命中率は低いものの、その弾丸の破片によって搭乗員が負傷する可能性が高い。ただし砲撃範囲は1つ目の塹壕付近に集中しているため、そこを素早く通り抜ければ大した脅威ではなくなる。

対戦車砲については、威力自体は低いものの全ての場所で遭遇しうる。場所によっては多角的に飛んでくるため、安全地帯に逃げ込みつつ早急に潰すことが必要になる。

敵戦車は味方戦車の進行度によってスポーンする。味方戦車が2つ目と3つめの塹壕の間に差し掛かったとき(軽戦車)、そして奥の榴弾砲の手前(WW1突撃戦車)。
対戦車砲を退けるほどの装甲があれば脅威ではなく、安全地帯を見つけてやり過ごせば簡単に対処できる。

塹壕はかなり深く、一度スタックすると馬力のなさも相まって抜け出せなくなる。ただし橋が渡っている場所もあるため、軽い戦車ならそこを安全に通れる。大体榴弾砲で潰されていることが多いが
また砲塔を後ろめに配置することで、重心を後ろに偏らせ、履帯の滞空時間を長くすることも対策の一つとなる。

地面の影響も無視できない。基本的に履帯幅が広くなれば広くなるほど地面へのグリップ力は増すが、その分横方向に過剰なグリップ力が働いてしまうため、方向転換が上手くできなくなる。
履帯を適度な幅に調整するとともに、高馬力・高トルクのエンジン・スプロケット設計によって、履帯の回転速度を高くすれば、地面の影響はある程度無視できる。

これより基本的な要求仕様は塹壕を超えられるほど長い重装甲の戦車、または機動力を活かした軽戦車、または砲塔を後部にずらした戦車となる。まだ最適解はあるかもしれないが、初心者はこの点を参考にして設計してみると良いかもしれない。

またこのシナリオのクリアには地形の把握もある程度必要であり、ぬかるんだ地形の中での繊細な操縦技術も求められる。
設計難易度・要求されるプレイヤースキル共に非常に高いが、このシナリオで得られる経験は大きい。設計局員諸君の幸運を祈る。

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