アイテム/アシストフィギュア/チキ

Last-modified: 2024-02-09 (金) 11:04:10

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●出典:ファイアーエムブレム シリーズ

撃墜
体力50

スピリットについてはスピリット一覧/チキスピリット一覧/チキ (神竜の巫女)を参照。

原作でのチキ

『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』にて初登場。その続編である「紋章の謎』、さらにはその2000年後の未来世界を描いた『覚醒』にも出演を果たし、重要な役割を担い続けるキャラクター。
竜に変身できる竜人族(マムクート)の少女。神竜王ナーガの娘であるチキは、マムクートの中でも上位種である神竜族にあたる。
暴走を危惧していたナーガの意思によって長らく眠らされていたが、不憫に思った世話役のバヌトゥによって人里へ連れ出されている。

初登場する『暗黒竜』ではガーネフに捕まったところをマルスの協力もあり救出され、その後はアリティア軍の一員となる。
この頃から既に1000年以上の時を生きているが、長く眠っていたことの影響もあってか外見・内面共にまだまだ幼く、マルスのことを「お兄ちゃん」と慕っていた。
『紋章』では2部に突入するとナーガの後見人であるガトーによって再度封印されることとなりアリティア軍からも離脱するが、ある条件を満たすと再加入させられる。
この当時の姿は本作ではスピリットとして見ることができる。

『覚醒』では心身ともに大きく成長し、ミラの大樹で暮らす巫女として登場。
クロム一行と共に、邪竜ギムレー討伐に向かう。
本作のアシストフィギュアおよび超化スピリットにはこの『覚醒』におけるチキが登場している。

普段のステータスは貧弱だが、ユニット「マムクート」の特性として希少アイテムの「竜石」を武器扱いとしており、これによって一定ターン竜の姿に変身してパワーアップを遂げる。
また神竜族であるチキは専用の「神竜石」を使う事で神竜へと変身する事が出来、火竜に特攻の「霧のブレス」を吐く事が出来る。
初代FC版『暗黒竜』では変身しても数値的にはそこまでズバ抜けた強さというわけではないが、強靭な耐久力・攻撃力を持つドルーア帝国のマムクートたちに効果的な打撃を与える重要な手段の一つ。

『紋章』では竜石の使用回数に厳しめの制限があり、変身が解けた時に攻撃されない様にも注意が必要だが、神竜時の性能はマルス軍の全キャラクター中でもトップクラスであり、さらにマムクートの特性により直接間接両用・守備も魔防も無効のブレス攻撃が行える。

二部では一部では歯が立たなかった地竜などにも攻撃が出来、特攻も効く上、さらに強化されている。また火竜以外の他の竜石も使えるようになった。
個々のMAPだけでなくゲーム全体を見据えた戦略的・大局的運用が求められるユニットへとリニューアルされており、まさに竜人族という存在を表現するかのような「存在そのものが切り札」とでも言うべきキャラクター。

世界観の根幹に関わるシリアスなバックボーンと、設定を反映させた強力かつ特殊なユニット性能、そしてそれらに全く似合わぬ可憐なビジュアルとあどけない言動、といったキャラクター像は初代『暗黒竜』~『紋章』当時としてはかなりのインパクトと完成度を兼ね備えたもので、その人気は今なお根強い。

そんな人気と完成度ゆえか、チキを連想させる幼いビジュアルのマムクートは以後も『FE』シリーズの定番と化し、ファンの間で「少女マムクート」「チキポジション」などの俗称・総称で扱われたりする。
またチキ自身もその人気の高さを受けてか、『ファイアーエムブレム無双』、『幻影異聞録#FE』、『ドラガリアロスト』『ファイアーエムブレム エンゲージ』と多数のスピンオフ・外部・後期作品に出演している。

因みに、『ヒーローズ』『幻影異聞録#FE』『エンゲージ』で登場する幼子姿のチキは諸星すみれが担当している。

本作では『覚醒』版のため声優は大谷 育江(おおたに いくえ)ピカチュウとの兼任となる。
『ヒーローズ』で収録された声を使用しているが、原作とは違い変身前でしか喋らない。

海外版の声優はMela Lee。

行動

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「少し本気出すね」

『覚醒』の姿で登場。竜石の力を解放して神竜に変身し、高空から炎を吐いて攻撃する。攻撃は4回行う。
炎は広範囲、長射程に加えて角度調整もしてくる上、ふっとばしも強烈。

「おやすみなさい」

ちなみに撃墜された際は咆哮にも似た声を発するが、これは『スマブラDX』でのクッパのアピール等で使われていたボイスを流用したものである。

対策

射撃してる最中は方向転換できないので、後ろに逃げるのが有効。
サムスインクリング等の「最後の切りふだ」と同様、距離を取っていると回避が難しいため、臆せず接近していこう。真下に攻撃が届かないので安置になる。
炎は長射程、広範囲及び持続も長いため、回避でかわすのは難しい。シールド及びカウンターは可能なため、距離を取っている時はカウンター又はシールドを狙おう。

ハイパーアーマーで絶対にひるまない上に高空に留まる性質上、撃墜はかなり難しい。
ただし、乱闘ならその巨大と広範囲攻撃故にヘイトを溜めやすく、ステージ次第では集中攻撃を浴びて撃沈…ということもあり得る。

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