目次
概要
乱闘中のポーズメニューから、もしくはリプレイデータ再生中の+,-ボタンで使用できるモード。
カメラを自由に動かし、Aボタンで撮影ができる。
撮影した写真はホームメニュー下段の青いアイコン「アルバム」から閲覧が可能。
更に、本体機能を用いてのSNSへの投稿、PC/スマホへのコピーもできる。
過去作同様にカメラの向きや場所の変更はもちろん、
今作では豊富なフィルターやフレーム、エフェクトの透過やコマ送りなど豊富な機能が備わっている。
3Dグラフィックで書き起こされた数々のゲーム作品のキャラクターやステージを撮影して楽しむのも遊び方の一つ。
いざ写真を撮り始めるとヤミツキになるので、気分転換がてら撮影してみるのも良いだろう。
桜井DのXではこのモードを使った愉快なオモ写が毎日掲載されていた(2022年にストックが尽きたため終了)。
ただし、桜井Dが使っていたのは開発用ROM故に、画角やカメラ位置等の制限が解除されているので、実際には撮影出来ない物も多数。
つかいかた動画でも毎回「開発用ROMなのでカメラ等違う所がある」と断りを入れていた。
操作説明
撮影
Aボタンで画面の撮影を行う。
通常のスクショボタンでも撮影はできるが、Aボタンで撮影するとスマブラのデフォルトの画面設定で写真を撮ってくれるので、TVモードでも携帯モードでも一定の品質での写真を作成できる。
ひき/より
ZRボタンで奥に、ZLボタンで手前にカメラを動かすことができる。
ズーム機能ではなく実際にカメラが動く。
なお、カメラに近すぎるファイターは表示されない。
まわりこむ
Rスティックでカメラの向く方向を変更できる。
向きを動かせる幅はステージによって異なっている。
下から上へ見上げるようなアングルは制限を受けやすいことが多く、
ドルピックタウンなどのツアー系ステージは制限が緩くなっていることが多い。
比較的自由度の高いパラメータで、画面端どころかバーストラインの向こう側まで見ることができる。
ずらす
Lスティックでカメラの位置を上下左右へ動かすことができる。
向きと同じく、動かせる幅もステージによって異なっている。
ツアー系ステージの制限が緩めなのは"まわりこむ"と同じなのだが、
神殿などは過去作よりも範囲が狭くなってしまっている。覚えておくと良いかもしれない。
かたむける
Xボタンを押しながらZRボタンで右に、ZLボタンで左にカメラを傾けられる。
どちらの方向も45度ぐらいまでは傾けられる。
画角調整
Yボタンを押しながらZRボタンで視野角を狭く、ZLボタンで視野角を広くできる。
要はスマホカメラで言うところのズームインとズームアウト。
カメラリセット
Xボタンを押しながら十字キーの上、またはRボタンを入力することで、
前述の操作で変化したパラメータを全てデフォルトの状態にリセットする。
なお、後述する操作のパラメータは、カメラリセットをしてもデフォルトの状態に戻らない。
コマ送り
Lボタンを一回ずつちょん押しすることで1Fずつ時を動かすことができる。
長押しすると疑似的なスロー再生が可能。
非常に便利な機能ではあるが、一つ注意点があり、
乱闘中のカメラモードではコマ送り中も自分のファイターの操作が効いている。
つまりどういうことかと言うと、コマ送りしながらカメラを動かそうとスティック操作すると自分のファイターも一緒に動いてしまう。
この仕様は有効に使えることもあれば、足を引っ張る時もある。
表示を消す
Xボタンを押しながら十字キーの下を入力することで、操作説明などの表示を消すことができる。
ちなみに表示を消していない状態でAボタンで撮影しても、ちゃんと表示の消えた写真を撮ってくれる。
エフェクトのあり/なし
Xボタンを押しながら十字キーの右または左を選択することで、エフェクトの表示の有無を選択できる。
「エフェクトあり」「ヒットエフェクトなし」「エフェクトなし」の三つから選べる。
なお「エフェクトなし」を選択しても、ルカリオの手から出る波導、リザードンの尻尾の炎、ステージギミックの土煙などは表示が消えない。
光るエフェクト(スマッシュ攻撃のキラリと光るエフェクトなど)は表示を消しても、ファイターや地形に対するライティング(照り返し)は残る。
フレーム
十字キーの上下で、写真の上から追加する画像を20種類*1の中から選べる。
- フレームなし
- シネスコ
- フィルム
- アート
- 羊皮紙
- カンバス
- 集中線:黒
- 集中線:白
- フラワー
- スター
- 黒筆
- 白筆
- 黒ロゴ1 (左上)
- 黒ロゴ2 (左下)
- 黒ロゴ3 (右上)
- 黒ロゴ4 (右下)
- 白ロゴ1 (左上)
- 白ロゴ2 (左下)
- 白ロゴ3 (右上)
- 白ロゴ4 (右下)
フィルター
十字キーの左右で、写真にかける特殊効果を16種類*2の中から選べる。
- フィルターなし
- クローズアップ
- ビビッド
- クリア
- グリーン
- スカーレット
- シャドー
- セピア
- レトロ
- ソフト
- コミック
- マンガ
- ショック
- 2階調(黒)
- 2階調
- 2階調(白)
ジャイロ操作
RスティックまたはLスティックを押し込むことで、カメラのジャイロ操作モードを有効にする。
Switch本体を回すことでカメラの向きの変更、傾けることでカメラの傾きを変更できる。
前述したXボタン+ZRorZLボタンの傾き操作と違い、ジャイロ操作だと360度ぐるりと一周回すこともできる。
うまく使えると面白い機能かもしれない。
リプレイデータ再生中の乱闘カメラ/フリーカメラ/ファイターカメラ
リプレイデータ再生中は+,-を押さなくても、ある程度カメラを動かすことができる。
それだけでなく、+,-でポーズをかけていない場合にのみ選べるカメラが2種類存在する。
Xボタンを押しながら十字キーの上、またはRボタンでカメラリセットを行うと、
通常の乱闘中と同じようにファイター全員を画面内に収める"乱闘カメラ"になる。
Xボタンを押しながら十字キーの左右を押すと、
特定のファイターにぴったり追従する"ファイターカメラ"となる。
右入力なら1P,2P,3P...、左入力なら8P,7P,6P...の順にファイターが選ばれる。
ファイターカメラになっている際も、ひき/より、まわりこむ操作が可能。
この状態で+,-を押せば、ファイターカメラのままフレームを付けることもできる。
フリーカメラとは移動制限が異なるため、画面外を写す際に役立つだろう。
注視点の座標軸
カメラを動かす際、画面中央に赤・青・緑の三本線が表示される。
赤がステージ左右へ、青がステージ奥へ、緑がステージ上下へ向けて表示され、
カメラ操作時は必ずこの三本線が交わっている部分を中心にして動くようになっている。
『ゼルダの伝説』シリーズに馴染みのあるプレイヤーなら、
三本線をZ注目でロックオンし続けていると考えるとカメラの動きを把握しやすくなるだろう。