ステージ/マリオブラザーズ

Last-modified: 2023-01-08 (日) 03:19:20

マリオブラザーズ.jpg

●出典:マリオブラザーズ

原作でのマリオブラザーズ

アーケードおよびファミコンで人気を博した初代『マリオブラザーズ』のステージそのもの。
土管から出現するシェルクリーパー(カメ)、サイドステッパー(カニ)、ファイターフライ(ハエ)を
下から床越しに叩くことでひっくり返し、ひっくり返した敵を蹴ることで撃破する。

アイスクライマー」などに並び、当時としては珍しい2人同時協力プレイが実装されているのだが、
協力プレイよりも互いの足を引っ張り合う実質上の対戦プレイとして遊ばれることが多かったとか。

解説

『スマブラX』の公式サイト「スマブラ拳」にて冒頭から「はっきり言って、このステージばかりは基本的なルールから異なっています!!」と紹介されるほどの異色ステージ。
ステージが広めである以上に、すり抜け不可の床が画面を上中下に分断しているため、まず通常のスマッシュ攻撃などでは容易に撃墜ができない。

画面上部の土管からシェルクリーパー(以下「亀」)とサイドステッパー(以下「蟹」)が定期的に出現する。
原作通りに乗っている部分の足場に下からジャンプでぶつかるか、あるいは直接攻撃ワザで殴ると亀をひっくり返すことができる(蟹は2回叩く必要がある)。
この亀や蟹は通常時は攻撃判定をまとい、ひっくり返っている間は投擲アイテムになるのだが、どちらの場合も真横に強いふっとばし力を生む。特に蟹を投げつけた時の威力がスゴい。
しかしいつまでもひっくり返ったままになっているわけではなく、もう1回下から床を叩かれるか、時間が経過すると自力で起き上がり、パワーアップした状態で復活する(2回まで)。
起き上がった後は色が変化しスピードアップするほか、ぶつかった時のダメージとふっとばしも強化されるので注意したいところ。

通常の攻撃ではなかなか撃墜できないことと、亀や蟹の吹っ飛ばし力がえげつないため乱闘そっちのけで投げつけあいになりやすい。愉快なパーティゲームらしいめちゃくちゃなステージである。

ちなみに『X』とは異なり亀と蟹は反射することができないので、反射技の有無による有利不利は発生しなくなった。

拾った亀と蟹は積極的にぶつけていきたいところだが、やみくもに投げるとシールドで防がれたり、キャッチされて投げ返されてしまう。拾ったら相手にプレッシャーをかけるように立ち回り、緊急回避後の隙を狙って投げ込むのが有効。
一度吹っ飛ばせば相手がダウンから起き上がる際に、重ねるように投げれば再び吹っ飛ばしやすい。
もちろん自分が食らった場合も同じことがいえるので、起き上がる際の行動は慎重に選ぼう。

ステージ下部にあるPOWブロック(アイテム版ではない)を叩けば、地上にある亀や蟹を一度にひっくり返すことができる。
相手ファイター対しては、ダメージもなく軽く跳ね上がるだけなのであまり効果があるとは言えない。
また画面の左右は地続きになっており、自分で移動した場合に限り反対側の端に出現できるが、これも原作通り。

他にも独自のギミックとして、同じ高さにとどまっていると突然緑のファイアボールが出現し、画面の端から端へ波打つような挙動で横切っていく。
亀や蟹同様に強いふっとばし力を持っているので、何としてもかわしたいところ。

ちなみに、地上を移動している間やブレーキをかけた際には原作の効果音が鳴る。
これは戦場化終点化しても同様で、ダッシュ/ステップと振り向きの絡むテクニックの練習に利用できるかもしれない。

ステージギミック:なし 時の変化

POWブロックや敵(ファイアボールも含む)が出現しなくなる他、床が固くなり上段にいる相手に対して下から突き上げることができなくなる。
画面ループの性質はそのまま。

ステージ形状的に長期戦は避けられないのでクッパゼルダベヨネッタ等の蓄積ダメージ次第で撃墜が確定する切りふだ持ちが有利になる。
死神の鎌も有効。

出現しないアイテム/アシストフィギュア/ポケモン

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