●アートワーク出典:ポケモングローバルリンク
分類
Tag: ポケットモンスター シリーズ アタッカー HOPE級 無属性
原作でのケンタロス
全国図鑑No.128の「あばれうしポケモン」。ノーマルタイプ。高さ1.4m、重さ88.4kg。
ケンタウロスを連想させる種族名だが、馬でもなければ人の上半身でもない。
♂しか存在せず、同じく牛がモチーフで♀しかいないミルタンクとは対の関係にある。
非常に好戦的で荒々しい性格で、常に暴れたり戦ったりしていないと気が済まない。
三本の尻尾で自分を叩いて闘争心を高める。
地方によって気質が異なるらしい。アローラ地方のケンタロスは比較的おとなしく、ライド用ポケモンとしても人気が高い。逆にガラル地方のはほかの地方より荒々しく、人を決して背に乗せることはない。
ゲーム中では物理攻撃を得意とするアタッカー。
卓越した攻撃と素早さを活かしつつタイプ一致したノーマルタイプの技で先手を打ってダメージを与えていくといった、切り込み隊長的な役割を担う。『ポケモン』シリーズの度重なるインフレの影響で攻撃も素早さも相対的にパッとしないものになってしまったが。
対戦環境においては『ポケモン』シリーズの初代にあたる「第一世代」における活躍が有名で、当時「闘神」とまで呼ばれていた強ポケである。
何故ケンタロスがそこまで評価されていたのかというと当時の仕様やバランスが全体的にケンタロスに追い風を与えるものとなっており、明確に天敵と呼べるポケモンが存在しなかったためである。
- ノーマルわざにして強烈な威力を持つが、使用後は反動で1ターン動けなくなる「はかいこうせん」でトドメを刺した場合は反動を受けなくなるという仕様があり、これを高いこうげきとすばやさに加えてタイプ一致で使いこなすケンタロスは卓越した攻撃性能・突破力を有していた。
- 本来ノーマルタイプにとって最大の天敵であるはずのかくとうタイプはタイプ自体がかなり冷遇*1されており、ノーマルわざの通りが悪いゴースト*2やいわタイプとの対面でもじめんタイプの強わざ「じしん」を覚えさせていれば対抗しやすい。
- とくこうととくぼうが「とくしゅ」というステータスで合併されており、以降のシリーズでは特殊攻撃が苦手というケンタロスの弱みも当時はさほど目立たなかった。わざマシンで覚えられるわざも多いため、とくしゅこうげきも高水準で使いこなし、特に非常に強力な性能を誇った「ふぶき」を追加効果目当てに使う戦略も強力。
等が挙げられる。
大会での使用率も非常に高く、その使用率たるや97年度の全国大会本戦では出場者15名中13名がケンタロスを手持ちに採用、98年度ではなんと出場者全員が採用にまで至ったほどである。
第一世代の逸話が有名だが『金・銀』時代でも形を変えて猛威を振るっていた。
- 「すてみタックル」で殴る(この中だと一番普通と言うより今でもある型)。火力底上げのために「つるぎのまい(攻撃を二段階上昇)」させたポケモンがバトンタッチ(能力変化を維持したままポケモンを入れ替える)して支援する場合もあった。
- 「ねむる」「ねごと(眠り状態時にねごと以外の任意の三つの技を放つ)」、一撃必殺技二つを覚えさせ、毎ターン体力回復か一撃必殺を狙う型(一撃型)。
- 混乱させる代わりに攻撃を上げるアイテム「はかいのいでんし」を持たせてはかいこうせんで暴れる、通称:狂牛病ケンタロス。等
ここまでの事態となったことを反省する形か、これ以降はシリーズ通してケンタロスに慎重なバランス調整が施されている。
『ルビー・サファイア』時代は新要素「特性」で「いかく(場に出した瞬間、相手の攻撃を下げる)」を習得。圧倒的強さは無くなったものの単純に強いポケモンとして人気だった。
今となってはかつて程の猛威はふるえなくなったものの、代わりに「ちからずく」といった面白みのある特性を与えられており、使い方次第では充分活躍できるポケモンといえる。
また、『初代』からの非伝説ポケモンで進化前後・メガシンカ・リージョンフォーム・キョダイマックスをいずれも持たないのはケンタロスとメタモンだけ*3。
メタモンについては役割が特殊なポケモンであるため、ある意味ケンタロスだけのオンリーワン。
また、『サン・ムーン』のアローラ地方ではライドポケモンとして乗る事ができる。
陸のライドポケモンでは最も速く走ることができ、本作におけるじてんしゃとして運用されている。突進で崩れた岩を砕くこともできる。
『スカーレット・バイオレット』では、パルデア地方の環境に適応したリージョンフォームが登場。
体色は真っ黒に変わり、ツノが若干短く、より筋肉質な身体を持つ。
かくとうタイプの「コンバット種」のほか、スカーレット限定でほのおタイプが付加された「ブレイズ種」と、バイオレット限定でみずタイプが付加された「ウォーター種」の合計三種が登場する。
また、この作品から原種・リージョンフォーム共に専用技としてリフレクターやひかりのかべを破壊する「レイジングブル」を覚えるようになった。原種はノーマル、コンバット種はかくとう、ブレイズ種はほのお、ウォーター種はみずと種類によってタイプが変わる珍しい性質を持つ。
ちなみに、『ポケモンGO』では北米の一部にだけ出現する地域限定種になっている。
アニメではサファリゾーンの回で登場。サトシが珍しいポケモンをゲットしようとボールを投げるたびにケンタロスの群れが横切り、結果30匹ものケンタロスをゲットしてしまう羽目に。
今日もポケモン研究所の敷地をケンタロスの群れが元気よく走り回っている。
代表作
※赤文字は初登場作品
- ポケットモンスター 赤・緑 1996年/GB
- ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン 2004年/GBA
スピリッツバトル
- 母体:クッパ (3Pカラー) (超速タックル)
- セットパワー:3,800
- 属性:無
- ステージ:ゲルドの谷 (ギミックOFF)
- ルール
- BGM:ポケットモンスター 赤・緑:メインテーマ [X]
- ヒント
- 相手のスピードが大幅にアップ! 広範囲の攻撃でとらえろ!
- 相手のダッシュで ダメージを受ける! 体当たりに注意!
対策
<未記入>
入手手段
性能
- 種類:アタッカー
- 階級:HOPE
- 属性:無
- パワー
- Lv.1:1,644 (攻撃力:909 防御力:672)
- Lv.99:6,577 (攻撃力:3,636 防御力:2,688)
- スロット:2
- 個性:走行強化