ファイター/テリー

Last-modified: 2024-02-28 (水) 13:06:54

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目次

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テリー

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原作でのテリー

『餓狼伝説』(原作:SNK)で初登場。同作の主人公。フルネームは「テリー・ボガード」。

トレードマークである赤いキャップに加え、革ジャン・ジーンズ・スニーカー*1といったカジュアルかつアメリカンなコスチュームを着こなす。
性格は快活の一言で、進んで街の子供達の遊び相手になるなど面倒見も良い好漢。彼の住むサウスタウンでは英雄として認知されており、多くの人物を惹きつける魅力を持つ。
ただし私生活はズボラそのものであり、定住地を持たないため縁者たちを少々困らせていたり、自身の特技として「女性のスリーサイズを(戦っている間に目測や感覚で)当てる」を挙げるなど、良くも悪くも飾り気のない人物。

その一方で、養父「ジェフ・ボガード」を殺害した悪の支配者「ギース・ハワード」への復讐を誓うといった、やや後ろ暗いバックボーンも持つ。
『餓狼伝説3』のEDではギースの息子、「ロック・ハワード」を拾い、以後は養父として育てている。ただ前述のように私生活が私生活なので、色んな意味でロックに養われているというのが正解になっている。

ファイトスタイルはジェフが八極聖拳とアクション殺陣を組み合わせて確立させた「ジェフ流喧嘩殺法」をベースに、気功を練り身に纏わせて一撃を高めた我流のものという、アメリカンなキャラとは裏腹に中国拳法由来の成分が強い。
特に気を纏って地面を殴り地を這う衝撃波を飛ばす「パワーウェイブ」、間欠泉の様に巨大な気の柱を起こす「パワーゲイザー」等はテリーの代名詞とも言える技。

『ストリートファイターII』の大ブーム以来、リュウを見習うかのように「胴着と鉢巻を着用したストイックな格闘家」が主人公を務める事が半ばお約束と化していた初期の格闘ゲーム界隈において、当時にしては明るくハンサムなビジュアルや深みを持たせたキャラクター設定などで一躍大ブレイク。
SNKの業務用NEO-GEOことアーケード用汎用機「Multi Video System」が日本のみならずアジアやアメリカ大陸で広まったこともあり、世界的な知名度を獲得した。
リュウと共に格闘ゲーム黎明期を大いに支えた立役者として「Mr.ファイティングゲーム」と称され、今なお格闘ゲームというジャンルそのものの顔に等しく、まさにSNKの看板を背負うに相応しいキャラクターの1角。

そういった知名度・人気の高さを受けてかSNK製のクロスオーバーもの格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS(通称:KOF)』シリーズには皆勤賞で参戦している。また、同じ格ゲー出身のリュウ、ケンとは『CAPCOM VS. SNK MILLENNIUM FIGHT 2000(通称:カプエス)』等で共演した歴史もある。*2そのため、つかいかた動画でリュウが練習相手として使われていた時には同作を懐かしむ人も多かった。

代表作

赤文字は初登場作品

  • 餓狼伝説~宿命の戦い~ 1991年/AC,NEOGEO,SFC,他
    英題は『Fatal Fury(フェイタル フューリー)』。
    SNKおよびNEOGEOハード初の対戦型格闘ゲーム。
    当初は対人戦はオマケ程度の存在で、CPUキャラクターとの戦いを攻略するアクションゲームに近い形式だった。
    ちなみに企画開発者は初代『ストリートファイター』と同じ人であり、ゲーム性も『ストI』から引き継がれた物だったりする。
    『ストII』の流行もあるが、餓狼伝説特有のキャラクターやグラフィック、BGMなどの独自要素が受けてブレイク。
    このヒットがSNKの長い格闘ゲーム史における出発点となった。
  • 餓狼伝説2~新たなる戦い~ 1992年/AC,NEOGEO,SFC,他
    競合相手だった『ストリートファイターII』の影響を受けている部分も多い。
    例を挙げると、多国籍から成るキャラクター達の登場、対戦型格闘ゲーム路線への移行などが挙げられる。
    その後も両者は互いに影響を受けつつ切磋琢磨していくことになる。
    テリーのテーマソング「クリキントン」が登場したのもここから。
  • 餓狼伝説SPECIAL 1993年/AC,NEOGEO,SFC,他
    前作の発展形。対戦ゲームとして成立させる為の調整が前作より進み、
    ゲームバランスも概ね良好だったことから人気を博した。
    本作はSNK格ゲーで定期的にリリースされる外伝的お祭り作品の先駆けであり、他の作品との時系列的な繋がりはない。
  • THE KING OF FIGHTERS '94 1994年/AC,NEOGEO
    通称『KOF』。いわば「SNKオールスター」といったコンセプトの対戦格闘ゲーム。
    詳しくは初代KOF主人公のページを参照。
    テリーは『餓狼伝説』の代表として、シリーズ通して皆勤賞で出演。
    余談だがテリー参戦PVに登場しているキャラクターは全員『KOF』に参戦している。
  • リアルバウト餓狼伝説 1995年/AC,NEOGEO,SS,PS
    宿敵ギースとの戦いに決着をつけた作品。
    シリーズが進みにつれて複雑化していったゲーム性が見直され、操作が簡略化されている。
    本作のみ、スマブラみたいな撃墜でラウンドを奪う「リングアウト」と言う要素が存在する。
  • 餓狼 MARK OF THE WOLVES 1999年/AC,NEOGEO,DC,PS2
    『リアルバウト餓狼伝説』の10年後の世界を描く、(現在のところは)『餓狼伝説』の最終作。今作では主人公の座を降りている。
    『リアルバウト』までとはうって変わり、トレードマークともいえるキャップを脱ぎ、ブラウンのフライトジャケットを纏う落ち着いた出で立ちとなった。
    キャラクターも今までのシリーズでは出てこなかった性格の者も多い。ゲーム性も今までの集大成と呼べる形で対戦ゲームとしての評価も高い。

スマブラでのテリー

 
“Hey, c'mon!”

2019年11月6日よりDLCとして配信開始。ファイター番号は74、通り名は伝説の狼

先発のリュウケンと同様の「格闘ゲーム出身ファイター」をコンセプトとしており、1on1で自動的に相手のいる方向に振り向く、通常ワザを当てた後は残りの動作をキャンセルして必殺ワザが出せる、各種必殺ワザボタンを押し込む長さによって弱・強の使い分けができる、各種必殺ワザがコマンド入力に対応する、といった格闘ゲームを再現した仕様が取り入れられている。
更にスマブラでは初となる横必殺ワザが、その入力方向で前必殺ワザと後必殺ワザに分かれているという特徴まで有する。上必殺ワザのコマンドは下にしばらく入力し続けてから上+ボタンという俗に「溜めコマンド」と呼ばれるものであり、これもスマブラのファイターとしては初。アシストフィギュアの某少佐が出す主要な攻撃が溜めコマンドである事も有名。
他には、その場回避中に攻撃ボタンを押すと「避け攻撃」という『KOF』シリーズの一部を再現した独自の挙動を取る。この避け攻撃の存在からその場回避で相手の攻撃を回避してから反撃する事が他のファイター以上に容易で、状況によってはコンボにも繋がるなどリターン面でも優れている。

極めつけとして、蓄積ダメージが100%を超える、または体力制にて残り体力が約1/3を切ると、ダメージ表示の近くに「Goサイン」が点灯。
この状態で特定のコマンドを入力すると超必殺ワザを出せるようになる。超必殺ワザはパワーゲイザー、バスターウルフの2種類。
いずれも大振りな上に複雑なコマンドを要するため実戦で決めるのは容易ではないが、その威力は超必殺と言うにふさわしく、最後の切りふだに次ぐものがある。
また、この手の逆転要素としては「条件を満たしている間は何度でも超必殺ワザを繰り出せる(時間や使用回数の制限により無くなる事がない)」というのも特徴の一つであり、(一般的なルール下であれば)テリーが撃墜し蓄積ダメージがリセットされるまでは常に超必殺ワザのプレッシャーを対戦相手に与え続ける事ができる。

性能面では上述した格ゲーキャラ独自のシステムを駆使した至近距離からの攻めを得意とする点はリュウ、ケンと同様だが、原作『餓狼伝説』に近い操作感を追求した結果か彼らと比較すると単発でも使いやすいワザが豊富な傾向にある。
格闘系のファイターにしてはワザの回転が若干悪いが、その分ひとつひとつの単発ダメージが高めでコンボをせずとも十分な火力を出せるうえ、弱攻撃からのコンボも簡単になっている。長い手足に部分無敵を持つワザもあり、DA(パワーチャージ)やバーンナックル等は撃墜力も優秀。
屈強な肉体を持つとはいえ人型のファイターでありながら体重もかなり重く設定されており、ふっとびにくい*3
原作ではファイターとして参戦しているポケモンの中で体重が最も重いミュウツーがスマブラでは非常に軽く設定されているのに比べたらマシなので気にしたら負け。
必殺ワザにはやや大振りながらパワー・判定ともに良好な突進ワザが多く、読まれない限りはそれらをアグレッシブに押しつけていくプレイングが可能。特に広範囲をまとめて攻撃するクラックシュートと、当て方次第ではシールドで防がれても有利状況を継続できるパワーダンクは離れた相手にも油断する事を許さない。
また、格ゲーとしてはジャンプを多用する傾向になりやすかった『KOF』シリーズを意識してか空中攻撃は下方向に強いものや着地隙が小さいものが多く、小ジャンプなどを起点に攻め込むのも強い。
ガードキャンセルに適したワザも豊富で、無敵がついたコマンド版上Bやコマンド版下B、避け攻撃の存在もあって自由に動ける状況では守りの選択肢が多い。

弱点としては、高空からの着地・復帰といった不利状況における守りの選択肢に乏しい点が挙げられる。
復帰の際に使用する前必殺ワザ「バーンナックル」や後必殺ワザ「クラックシュート」は動作中にガケをつかめず、上必殺ワザ「ライジングタックル」も特異な姿勢の都合で頭(足)がガケ上まではみ出やすいという短所がある。
縦横の復帰ワザを備えそれなりのルートと距離を持つが、安全かつ迅速に復帰する事が難しいため復帰阻止の的にされやすい。
また空中での移動力や空中ワザの性能は全体的に攻めやコンボに偏っており、復帰阻止や着地狩りを狙っている相手に暴れを通したり上手く間合いを取って拒否したりといった芸当は苦手。特に真下に攻撃できるワザが一切無いのが致命的。
上空やガケ外に一たび追いやられるとなかなか切り返せないままやられかねないため、体重の重さや強力な超必殺ワザを活かすためにもプレイヤーの読みや経験で上手くカバーしていく必要がある。

得意の攻めに関しても、パワフルな打撃の数々に比べて投げはコンボ始動力・撃墜力ともに今一つで、ワザの回転の悪さから固めも決して得意ではない。相手が的確にシールドを固めてくる場合、テリー側も力と勢いに頼りきらない一工夫が要求される。
また、後Bが存在する都合で、ガケに背を向けたままガケ方向にスティックを入れてBを押すと通常の入力では場外に向かってクラックシュートを出してしまう。
スティックを長入れしながらBを押すことで反転できるという独自の救済措置が用意されてはいるが、慣れないと直感的な操作がしにくい点は注意が必要。

超必殺ワザという特性を持つことから、土壇場で複雑なコマンド入力を完成させる操作技術・撃墜拒否を始めとした防御のテクニック・そして逆境を跳ね返す精神力を磨けばどれだけ厳しい状況に立たされようと逆転することも夢ではない。
逆に言えば、いざという時に焦ってしまうようではテリーの弱みやクセの強さに振り回され何もできずに倒されてしまう事も多い。
まさにテリーのキャラクター像通り、陽気でイケイケな攻めっ気と、いかなるピンチにも怯まない不屈の闘志とを同居させてこそ真価を発揮するファイターと言える。

多人数戦では確反を気にせず突進ワザや超必殺ワザをぶっ放せる場面が増えるため、リュウ、ケンに比べて乱闘適性は高め。乱戦の外からバーンナックルや超必殺ワザをぶち込むだけで複数撃墜が取れることも珍しくない。
ただし鈍足パワーキャラ相応に立ち回り能力は低く、また突進ワザばかり振り回しているとステージギミックや復帰困難な位置に自分から突っ込んでしまうことも。
戦況や地形は冷静に把握した上で、テリーらしく派手に暴れ回ろう。
ちなみに、大乱闘のルールでふっとび倍率を最低の×0.5、ハンデダメージありで100%に設定すれば溜まったダメージにより最低ふっとび倍率でも本来の重さより少し軽い程度で普通に乱闘出来る様になる上にテリーは初っ端から超必殺ワザを繰り出せる様になる。

声優は近藤 隆(こんどう たかし)。『THE KING OF FIGHTERS XIV』から担当している。

キャラタイプ 重量級/パワー・コンボ・クロスレンジタイプ/両刀

格闘ゲーム出身らしい操作の癖こそあるものの、コンボを軸に据えた1on1、パワーと突進力をぶつけていく乱闘、どちらも十分にこなせるタイプ。
ただし自動振り向きの都合で、1on1と乱闘では根本的に操作感が変わる点には要注意。

ステータス

基本性能

歩行速度走行速度ジャンプ高度
最大初速最大通常空中
0.851.651.7215.22729
 
空中横速度落下速度体重
加速最大重力最大急降下
0.060.950.091.482.368108
 
ジャンプ回数しゃがみ歩きカベジャンプカベ張りつき空中ワイヤー
2回××××

特殊性能

ボタン入力による派生

必殺ワザはボタンを押す長さにより弱/強と切り替わる。
それぞれ威力や移動距離、弾速などが変化する。

コマンド入力

前・後・上・下必殺ワザは、左スティックによるコマンド入力に対応している。
入力が成功すると、ワザのエフェクトやヒット時のSEが変化すると共に、ワザの性能が上がる。
また、簡易コマンドにも対応している。

なおコマンド入力をしやすくするために、すり抜け床から降りるモーションが長めに設定されている。
通常ファイターが2Fなのに対し、テリーは超必殺ワザの兼ね合いもあって10Fもある(リュウケンは6F)。

必殺ワザキャンセル

多くの通常攻撃は、相手にヒットするかガードされると後隙をキャンセルして必殺ワザを出すことができる。
また、最後の切りふだは投げを除くすべてのワザからキャンセルで使用できる。

超必殺ワザ

蓄積ダメージが100%、もしくは残り体力1/3以下になるとテリーの蓄積ダメージ表示に「Goサイン」が表示され、コマンド入力をすることで超必殺ワザが使用できる。
コマンド入力は地上でのみ可能。ただし、発動中に押し出しなどで空中に出てもワザはキャンセルされずそのまま行われる。
条件が似ているカズヤのレイジ状態と違い、何発撃とうが外そうが解除されない。

避け攻撃

その場回避の10-17Fに攻撃/つかみが入力されると、その場回避をキャンセルして避け攻撃を出すことができる。
コマンド必殺ワザを攻撃ボタンで成立させた場合は避け攻撃になるため、コマンド必殺ワザを出したい場合は必殺ワザボタンでコマンド入力を成立させる必要がある。
なお、避け攻撃のモーションは上強攻撃と同じだが、ワザの性能は異なる。

上強攻撃と避け攻撃の違い

  • 上強攻撃とは異なり、避け攻撃は必殺ワザ・超必殺ワザでキャンセルできない。
  • 避け攻撃の1-3Fは全身無敵、4-9Fは上半身・腰無敵。
  • 避け攻撃は発生フレーム・全体フレームが2Fずつ早い・短い。
  • 避け攻撃はガード硬直補正倍率が0.5倍に設定されているため、ガード硬直が約4F短い。
  • 攻撃判定に設定されているリアクション値が異なり、低%では上強攻撃の方がふっとぶが、高%では避け攻撃の方がふっとぶ。

自動振り向き

1on1では自動で相手方向を向くようになる。
また、乱闘、チーム乱闘でもストックが全滅して自身と他プレイヤーとのタイマン状態になるとこの特性が発動する。
キーを後ろに倒していればその方向に振り向きながら攻撃する。
合わせて、「後ろ歩き」と「後方ステップ」といった前を向いたまま後退する特殊モーションが設けられている。

長所/短所

長所

  • 様々なワザからコンボが繋がり、総合的な火力が高い。
    • 代表例が弱12→パワーダンク。発生3Fの弱始動ながら約26%稼ぐ事が出来るお手軽コンボ。
  • 避け攻撃によりその場回避からの反撃が早い。避け攻撃によりその場回避に限り連続回避ペナルティを踏み倒せる。
  • リュウケンと違い弱・強攻撃に強弱や距離の概念がなくシンプルかつ扱いやすい。
  • 1on1では自動振り向きのおかげでめくり耐性が高い。
  • 超必殺ワザ解禁時は早期撃墜を狙える。
  • 超必殺ワザ解禁時の攻撃能力が非常に高く、撃ちまくっても解除されないため、コマンド入力さえ安定すれば爆発力が極めて高い。
  • 弱攻撃やダッシュ攻撃といった当てやすいワザから撃墜を狙える。
  • メテオワザである空下がメテオワザらしからぬ出の速さと硬直の無さを持っている上、吹っ飛ばしベクトルが極めて優秀と最強レベル。
  • 無敵を備えたワザが多く、生身のファイターとしては判定が強い。
    • このため地上における防御性能が優秀。
  • シールドキャンセルワザの取り回しが良い。
  • 体重がかなり重くふっとびにくい。
    • 加えて超必殺ワザを持つため、粘り強く戦えるだけでなく逆転力も高い。

短所

  • 格ゲー族としてはワザの隙が大きめで、回転が悪い。
  • 総合的な機動力が平均以下であるため、追いかける展開が苦手。
  • 空中機動力の関係で、着地・復帰・ガケのぼりが弱い。
  • 1on1時の通常空中ワザの吹っ飛ばし力が劣悪。まともに決め手になるワザは空後と空下だが、空後はシステムの関係上、出しにくい。
  • 復帰に使えるワザが全体的に大振りかつガケをつかむ能力に乏しい。
    • 上Bでガケをつかもうとした際にやられ判定がガケ上まではみ出やすく、判定の強いワザなどを置かれると刺さりやすい。(タメ版で緩和することはできる)
    • 横Bは2種類ともこの手のワザでは珍しく途中でのガケつかまりができない。
  • 復帰阻止が苦手。
    • ワザのベクトルが全体的に上寄り、パワーウェイブがガケ外からはほぼ届かない、自身の復帰力が低いため遠くまでガケ外にいけない、etc…。
  • ガケつかまりに対してステージ上から直接当てられるワザが乏しい。
  • かなり高%にならないと投げで撃墜できない。
  • 横必殺ワザやコマンドの関係で、かなり暴発のリスクが高い。
  • コマンド入力でないと火力が下がるほか、超必殺技はコマンドでしか出ないため、コマンド入力が安定して出来なければ弱い。
  • 超必殺技はシールドで簡単に対処できてしまう。それ以外でもシールドに対して強い技は少ない。

使いやすさ/使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★☆☆☆★★★☆☆

原作を再現した独特な操作やシステムが多く、プレイヤーはまずそれに慣れる事から始めなければならない。
が、ワザやコンボは比較的分かりやすいものが揃っており、操作にさえ慣れてしまえばそこまでクセの強さに悩まされる事はないだろう。
リュウ、ケンのようにボタンを押す長さでAワザそのものが変わる、カズヤのように8方向でワザを使い分けるといった要素も無い為、所謂格ゲーキャラ、格ゲー族の中では最も取っつきやすい性能であると言える。

そもそもコマンドを使わなくても普通のスマッシュやDA、前Bでも簡単に撃墜が狙えるので、初心者同士の戦いでは持ち前の重量とパワーで圧倒することも可能。
後ろ必殺ワザ「クラックシュート」の存在から復帰関連の攻防の際にワザが暴発して自滅してしまいがちなので、まずはそこから慣れることを意識してみよう。

アップデートによる変更点

色の意味
…強化…弱体化…ワザ変更
…バグ修正…バグ追加黒…その他

Ver.6.1.0


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  • 超必殺ワザ
    • 「バスターウルフ」を対戦ファイターにヒットさせたとき、まれに、テリーとその対戦ファイターがその場から動けなくなってしまう不具合が修正された。

通常攻撃

弱攻撃 ジャブ→ボディブロー→ハイキック

ダメージ属性ベク
トル
撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F次段移行
受付F
必殺ワザ
キャンセル
弱攻撃13%××3-4F13F6-22F~8F
弱攻撃21段目1%3F27F9-34F~19F
2段目2%4-7F
弱攻撃37%%%7-10F33F

『餓狼伝説』、『KOF』シリーズにおける遠距離A→近距離C→遠距離Bのモーションでコンビネーション攻撃。
2段目のボディーブローが何故か2ヒットする点も原作再現。
最終段のみ必殺ワザキャンセル非対応。
空振り時はAボタンを連打すると最終段まで出し切り、押しっぱなしすると初段のジャブを連打し続ける。

2段目のボディブローは先端部分のみ引き寄せ効果があり、この部分が当たればパワーダンクに繋ぎやすい。
ふっとび硬直が短い関係でバーンナックルやバスターウルフはなかなか繋がらない。

ジャブ→ボディブロー→パワーダンクのコンボはテリーの火力・撃墜力を支える重要なコンボ。
とりわけ自動振り向きがある1on1では近距離でもつれた展開で咄嗟に出せると非常に活きる。特に押しっぱなしによる弱1連射中は裏回りされても自動で振り向いて対応出来る特性が優れもので、テリーの卓越しためくり耐性に一役買っている。
ボディブローが2ヒットする関係でヒット確認しやすいのも魅力。横回避やクラックシュートで無理矢理接近して出したり、シールド解除からの反撃として使っても強力。
ただし、相手がヒットストップずらしで抵抗するとパワーダンクの最終段がすっぽ抜ける事があるので過信は禁物。当たった位置や相手のずらしの巧みさによってはライジングタックルやクラックシュートに繋げた方が良い場面もあるだろう。

ダッシュ攻撃 パワーチャージ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
13%身体151%%10-14F40F
持続10%%%15-22F

原作でも定番のショルダータックル。通称はパワチャ。

DAにしては威力が高く、発生やリーチも良好で持続も長く扱いやすい。差し込みの主力。
持続部分を当てると威力は下がるがベクトルが鋭くなり、崖付近ならより早く撃墜可能。
撃墜も充分に狙える。コマンドが苦手でもコレで撃墜できるのは他のコマンドキャラにはない魅力。また密着させながら当てると相手をめくる。シールドに強く、そのまま弱攻撃で後隙を誤魔化しやすい。
魔王の通勤タックルを継ぐもの
一部キャラの崖捕まりに当たる。

原作では小パン空キャンセルで永パができたこともあったが流石にスマブラでは出来ない。リュウの上段足刀蹴り同様、原作では必殺技だが、スマブラでは通常ワザ扱いなのでキャンセルから出すことすらできない。

強攻撃

横強攻撃 ミドルキック

※ステータス欄の表記は[先端以外/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F必殺ワザ
キャンセル
12%/13%%/%%/%8-13F27F右足:6-11F~19F

正面にミドルキックを放つ。
『KOF』シリーズにおける遠距離Bとしてもお馴染みのワザ。

蹴り足に発生と同時に6F間無敵が付与される。発生と同時とはいえ蹴り足は発生まで後ろ側に引っ込んでいるので実質武器判定。
その恵まれた美脚のお陰でリーチも長め。またダメージも高く後隙も少なめなので立ち回りでガンガン振っていこう。

必殺ワザキャンセルも利く。当たったのを確認したらクラックシュートを繋げるのはテリーの基本コンボ。
蓄積ダメージによってはバーンナックルやバスターウルフも繋がる。

上強攻撃 ライジングアッパー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F必殺ワザ
キャンセル
11%%7-11F30F左腕:7-11F~19F

ショートアッパー。
発生と同時に振り上げる腕に5F間無敵が付与される。

判定の強さを活かして地対空・着地狩りに使える。
見た目によらず低い位置まで攻撃判定がある(ダウン中の相手にも当たる)ため、着地の姿勢が低い相手などにもしっかり当たるのはありがたい。

蓄積ダメージが高くてもあまりふっとばさないが、それが功を奏してコンボや連係に繋ぎやすい。
必殺ワザキャンセルで上B・下B・後B・パワーゲイザーに繋げたり、ジャンプで追いかけて空上でお手玉したりしよう。

下強攻撃 アンダーキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F必殺ワザ
キャンセル
3%×6-8F16F~15F

しゃがんだまま足を突き出すように蹴る。通称小足。
リュウケンの小足と比べると取り回しが悪く、固めの強さはそこまででもない。とはいえ、テリーの地上ワザとしては取り回しが良いワザなので牽制や連係に用いられる。

テリーの連携の要で、密着状況ではこれを振るだけでヒット確認からバーンナックルやバスターウルフに繋いで撃墜可能。シールドに対する固め手段としてもそれなりに優秀でつかみに行ったりもできる。

食らい判定の優秀なキャラを除いてガケつかまりに当てることができる。ガケのぼりの多くを狩ることができ、ガケ攻めの要。またのぼり攻撃やのぼり回避を誘いやすいため、それらを読んだ行動を出来ると非常に強力。

スマッシュ攻撃*4

横スマッシュ攻撃 バックスピンキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
18%92%%18-21F50F11F

大きく体を捻って後ろ回し蹴り。
原作でもあったライン飛ばし攻撃/地上ふっとばし攻撃が元ネタで、スマブラ向けにモーションがややアレンジされている。

発生はやや遅いが威力は申し分ない。
前進しながら繰り出すため見た目以上にリーチが長く、使い勝手が良い横スマ。
リーチの長さを生かし相手の暴れや回避を読んで置きに使うと良い。が、流石にガードや回避をされるとスキだらけなので振り過ぎないように。
地味に持続が4Fあるのでガケ狩りで非常に便利なワザ。

上スマッシュ攻撃 ワイルドアッパー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
16%%10F41F9F
持続18%114%11-14F

屈んだ体制から突き上げるようにアッパーを繰り出す、原作のしゃがみ強パンチ。下投げからつながる。
発生も攻撃範囲も普通だが、威力は重量級のスマッシュ相応に強い。警戒の甘い相手にはガーキャンで振ってみるのも手。

1on1では自動振り向きを利用した「シールド解除キャンセル上スマッシュ」が有効。
シールドから直ではなくいったんシールド解除を挟むことで、自動振り向きを行いながら上スマッシュを放てる。
シールド解除を挟むので1F遅れるが、シールドから両対応で相手を殴れるので便利。回避上がりなどにブチかましてやろう。

下スマッシュ攻撃 スライドキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
12%146%%8-11F40F3F

しゃがんだまま足払いをかける。原作のしゃがみ強キック。
モーションを忠実に再現した結果、後方への判定を持たない珍しいタイプの下スマとなっているため、回避狩りや乱闘での使用には注意が必要。
足払いにしてはやや打点が高いのも原作通り。

他のスマッシュと比較するとダメージ・ふっとばし力こそ抑えめながら発生が8Fと早く、咄嗟の差し込みや確定反撃などに役立つ。
見た目によらず横スマとほぼ変わらないレベルでリーチが長いのも強み。

空中攻撃

通常空中攻撃 ジャンプ手刀

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
必殺ワザ
キャンセル
7%%%4-8F33F6F4-23F~13F
持続5%%%9-19F

前方に小さくチョップを繰り出す。
判定は腕部分にしかないが、発生・持続・着地隙全て良好で必殺ワザキャンセルにも対応。

空中からの攻め、コンボパーツ、ガーキャン択と攻守に渡り大いに活躍する。空N→空前→バーンナックル等。
相手の蓄積ダメージや当て方によってはそのままバーンナックルが繋がるので撃墜択にもなる。

前空中攻撃 ジャンプテリーキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
11%%%7-10F39F11F5-25F
持続8%%%11-17F

斜め下方向を蹴る。必殺ワザキャンセル非対応。

ダメージが高めで持続も長め、足の長さのおかげでリーチと判定もそこそこと頼れるワザ。
判定と持続を生かした置きなどに。正面にしか判定がないため使いどころは限られるが、ガーキャンに用いるのもアリ。
名前が共通なスマブラキック族とは異なり空Nではなく空前である。

足部分の判定は非常に厚く、最低空なら全てのガケにつかまっている状態のファイターにヒットするほど。
生身同士の空対空であれば撃ち負けることは少ない。

後空中攻撃 ジャンプ後ろ回し蹴り

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
15%133%%11-13F39F10F11-29F
持続12%%%14-15F

振り向きざまに回し蹴りを放つ。必殺ワザキャンセル非対応。

リュウケンと同様に1on1では自動振り向きのせいで当てるのが難しいが、その分威力が高めに設定されている。
発生はそこそこといった所だが、長い脚のお陰でリーチは長め。

上空中攻撃 サマーソルトキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
必殺ワザ
キャンセル
9%%7-9F35F6F2-17F~17F

原作にはないスマブラオリジナルのワザ。キム・カッファンの技「飛燕斬」に似てなくもない。ちょっとダサい。
原作に上方向を攻撃する通常技がないことから制作したとは桜井Dの弁。

威力はそこそこと言ったところだが、発生が早く上方向への範囲が広く当てやすい優秀なワザ。
当たった後はライジングタックルにキャンセルするも良し、空上でひたすらお手玉するも良し。高%ではこのワザで撃墜出来ることも。

下空中攻撃 ジャンプ正拳突き

※ステータス欄の表記は[根本/根本以外]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
必殺ワザ
キャンセル
15%/17%↑/%/%%/%12-15F32F15F12-23F~19F

斜め下に正拳突きを放つ。『餓狼伝説2』のジャンプ強パンチ。
格闘ゲームでは割と定番のモーションであり、リュウケンのものともよく似ている。

拳の先端あたりを命中させると相手を斜め下方向にふっとばすメテオワザ。
コマンドキャラ全般に言える事だがメテオワザとしてはかなり発生が早く、さらに小ジャンプから最速で出しても空Nが間に合うほど全体動作は短めなのでガンガン振り回せる恐ろしいメテオワザ。
吹っ飛ばしベクトルも最強レベルと言っても過言ではなく、ガケから出なくてもベクトルのお陰で相手を無理なく叩き落とせるのが強み。
ガケ付近にいる相手に割と雑に振っても強い。またこのワザもキャンセル対応しており、低%ではヒット確認から弱やコマンドワザに繋げられる。対地に使うのもアリ。

1on1補正込みで1発約20%と、地味にダメージもかなり高い。

ただし、着地隙はかなり大きいため、ワザを放っている間に着地しないように注意したい。

つかみ

発生F全体F
通常6-7F34F
ダッシュ9-10F42F
ふりむき10-11F37F

つかみは全体的に範囲が広めで優秀な部類。

ただし投げワザのリターンは全体的にやや物足りない。投げた後の展開でしっかりと読み合いを仕掛け、相手にシールド安定と思わせないよう工夫していこう。

つかみ攻撃

ダメージ属性発生F全体F
1.5%1F6F

ジョーカーのつかみ攻撃と同じ。

ダメージ・連射速度ともに高水準で他ファイターのつかみ攻撃と比較するとダメージ効率が高め。

前投げ バスタースルー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
10%%%30F51F1-30F

相手を背負い投げの要領で投げるテリーお馴染みの通常投げ、もしくは『KOF』でのD投げ。

テリーの投げの中では一番ダメージが高い。
ふっとばしはガケ側で200%位から撃墜が狙える程度。

後ろ投げ バスタースルー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
10%%%30F55F1-30F

投げる向き以外は前投げと全く変わらない。

上投げ グラスピングアッパー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃5%%12F33F1-13F
投げ1%%13F
合計6%

つかんだ相手をアッパーで殴り飛ばす。KOFでのC投げ。
相手が真上に浮くため、着地狩りの展開を作りやすい。

低%の相手かつベクトル変更で内側にふっとんだ相手なら空上で追撃できる。
後述する下投げからのコンボを拒否するために内側変更をする相手への対策になる。

下投げ ネックブリーカードロップ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
8%%%23F47F1-23F

相手の首に腕を掛けながら倒れこみ、背中から地面に叩きつける。
ダッシュしながらAB同時押しという『餓狼伝説 WILD AMBITION(通称ポリ餓狼)』のコマンド投げ。コアなゲームからコアな投げ技が採用された。
相手をテリーの背後側に軽く浮かせる。

蓄積%が低い場合は空Nか空上など追撃が可能なため、序盤の優秀な火力源になる。
ただし、相手が内側にベクトル変更すると確定しない場面もある。その場合は上投げと使い分けて相手を揺さぶっていこう。
 
一応、サドンデスでつかんだ場合、これで撃墜できる。
上投げでは不可。

特殊攻撃

避け攻撃

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
11%%5-9F28F全身:1-3F
上半身:4-9F

『餓狼伝説』シリーズの一部作品で使用できた共通システム、もしくは『KOF '95』に存在したカウンター攻撃の再現。
なお原作での避け攻撃はスマブラで言う所の「ガーキャン」システムの方に近いので、カウンターの方が似ている。

その場回避をしてすぐに(厳密にはその場回避動作の10~17Fの間)攻撃ボタンを押すと出る、上強や上投げと同じモーションのワザ。

ワザの出始めから3F間全身無敵→7F間上半身無敵。
必殺ワザキャンセル非対応。

その特性から、相手の攻撃を見てから捌く展開にもってこい。特に対空・着地狩りに有用。
命中すると相手が真上に浮き、相手の蓄積%によっては空上で追撃ができるためリターン面でも優秀。

また、上強と比較すると高%時は高くふっとばす特徴があり、相手の蓄積ダメージが200前後になってくると直接撃墜が狙える。

上強攻撃と避け攻撃の違い

  • 上強攻撃とは異なり、避け攻撃は必殺ワザ・超必殺ワザでキャンセルできない。
  • 避け攻撃の1-3Fは全身無敵、4-9Fは上半身・腰無敵。
  • 避け攻撃は発生フレーム・全体フレームが2Fずつ早い・短い。
  • 避け攻撃はガード硬直補正倍率が0.5倍に設定されているため、ガード硬直が約4F短い。
  • 攻撃判定に設定されているリアクション値が異なり、低%では上強攻撃の方がふっとぶが、高%では避け攻撃の方がふっとぶ。

必殺ワザ

※ステータス欄の表記は[コマンド無し(コマンド有り)]

前必殺ワザと後必殺ワザはワンパターン相殺では別のワザとして扱われる。

後必殺ワザ以外の4つは6F以上の入力で強版になる。
後必殺ワザのみ11F以上の入力で強版になる。

通常必殺ワザ パワーウェイブ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
地上8%エネルギー999%以上18-86F49F
9%21-66F52F
空中10%300%以上%18-27F49F
11%%%18-24F49F

“Power wave!” / “Rock you!”

地面を叩いて気の波(ウェイブ)を走らせる、テリーの代名詞的なワザ。初代『餓狼伝説』から使用。
地上で使うと地を這う飛び道具となり、空中で使うと目の前に短い衝撃波を放つ(『KOF '96』や『'98』でのパワーウェイブ*5)。ボタンを押す長さでワザの強弱が変わり、強版の方が威力、スピード、後隙が大きくなる。

衝撃波は画面内に一つしか出せない。空中版でも地上版と数は共有。
地上でもガケ端でガケ外に向かって放つと空中版の衝撃波が出る。

空中版は出すと少し滞空する。地上に降りるまで二回目は滞空しない。

主には地上版を地対地の牽制に用いる。
速度の異なる弱版と強版を使い分け相手を撹乱すると良い。
発生は遅いが、後隙が短めなので弱版パワーウェイブを撃ってテリー本体で追いかけるように接近するのが有効。

空中版は滞空する性質を利用し、着地狩りや復帰阻止を狙われている時のタイミングずらしに用いるのが主。
また、比較的安全に真横を攻撃できる点を活かし、復帰阻止に使うのも手。

他の必殺ワザとは違い、コマンド版は存在しない。原作のノリで↓↘︎→コマンドから出そうとすると、バーンナックルが出るので注意しよう。

前必殺ワザ バーンナックル

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
13% (16%)125% (123%)%(%)地上:15-19F (15-21F)
空中:14-17F (14-19F)
地上:55F
空中:45F
地上・左腕:15-21F
空中・左腕:14-19F
持続12% (14%)%(%)%(%)地上:20-30F (22-30F)
空中:18-26F (20-26F)
14% (17%)118% (115%)%(%)地上:21-27F (21-28F)
空中:18-21F (18-23F)
地上:68F
空中:54F
地上・左腕:21-28F
空中・左腕:18-23F
持続12% (14%)%(%)%(%)地上:28-39F (29-39F)
空中:22-30F (24-30F)

“Burn knuckle!” / “Burning!”

一瞬バンザイして気合を入れたあと、気をまとったパンチを放ちながら前方に突進する。パワーウェイブと並びテリーを象徴するワザの1角。初代『餓狼伝説』から使用。
弱版だと距離は短いが発生が早くコンボの締めに使いやすい。強版はリーチ、威力が高く撃墜力に優れる。
さらに相手に密着して出すとめくることが出来る。バンザイの長さで強弱を判断可能。サニーパンチでは無い。
ちなみにだが『MOW』のテリーは成熟したため、弱バーンナックルはバンザイ無しでも出せるようになっている。

コマンドは↓↘︎→+ボタン。原作では↓↙︎←だが、クラックシュートと重複する*6ためか変更されている。
コマンド入力に成功すると、技の初めに「コン」という音が鳴り、突進エフェクトに緑色の炎が追加され、当たった時の効果音も変わる。

発生・後隙は緩慢ながら威力は申し分なく、撃墜択としても活用できる。コンボの締めに使うのはもちろん、不意にパナしても強力。テリーの撃墜力に大きく関わるため、しっかりコマンドで出せるようにしよう。
強弱に分かれてはいるもののダメージ・ふっとばしはそこまで大きな差ではなく、「撃墜に使うなら火力の高い強版」とこだわらずに発生の早い弱を使った方が良い場面も少なくない。逆に弱だとリーチ的に届かず繋がらないコンボなんてのもあるので、テリーを使うならここの見極めがわりと大切。

ガケをつかまないので復帰時は注意。
空中ではバーンナックルとクラックシュートの使用回数は共有されている。
どちらかを使うと着地するまで使えなくなるので注意。
ただし、地上からバーンナックルやクラックシュートで空中に飛び出した場合はもう一度前後必殺ワザを使用可能。

後必殺ワザ クラックシュート

※ステータス欄の表記は[身体/]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙
1段目3% (3.6%)×13F45F
平地:46F
19F
持続3%/4% (3.6%/4.8%)14-20F
2段目6%/8% (7.2%/9.6%)%/% (%/%)21F
持続8% (9.6%)% (%)22-26F
1段目3% (3.6%)×13F45F
平地:46F
19F
持続3%/5% (3.6%/6%)14-20F
2段目6%/10% (7.2%/12%)%/% (%/%)21F
持続10% (12%)% (176%)22-26F

“Crack shoot!” / “Kick butt!”

前方宙返りしながら突進し、かかと落としを浴びせる。
コマンドは↓↙︎←+ボタン。
コマンド入力に成功すると、技の初めに「コン」という音が鳴る。

判定がとても広く、相手を捉えやすい強力な突進ワザ。
高い位置まで判定が届くので、ジャンプで避けづらい。ジャンプ防止に有効。
宙返り前の段階ではテリーの後ろ側まで攻撃判定がついているため、回避などで回り込もうとした相手に引っかかることも。

当たった時は相手がほぼ真上に浮き上がるため、展開も良い。
相手ファイターによっては必殺ワザキャンセルでこのワザに繋げ、着地狩りの展開に持ち込み火力を稼ぐシーンもあるだろう。

大振りなぶんシールドされると反撃必至…と見せかけて最終段を当てれば硬直差は-12Fとこの手の突進ワザとしてはそこまで多くはない。相手ファイターのめくり耐性にもよるが、表裏どちらに降りるが分かりづらい位置から出せばそのまま弱攻撃暴れでゴリ押しできてしまうことも。
ただし、空振りすると流石にスキだらけなのでやりすぎ注意。

空中でも前進するため、復帰手段になる(前Bと後Bで空中の使用回数は共有)。弱版と同じ全体Fながら移動距離の伸びる強版クラックシュートが主になる。これは 弱バーンナックルとほぼ同じ全体Fをもちながら、強バーンより少し長い移動距離をもち、攻撃発生や攻撃範囲が優れ 突進も速い。もちろん攻撃範囲の違いで使い分けが要るが、復帰距離を稼ぐ手段として同等以上に優れる。バーンと同じく 動作中はガケをつかめないのに注意。
そして 本来は背中側に移動入力+Bで 正面に飛び出すのが後Bだが、空中においては 7F以上の背中側入力で振り向いて出せる*7。これにより、外側を向きながらふっとばされてもステージ側へ後Bを出せる。逆に 内側を向いてふっとばされたときに、場外へ飛び出さないよう注意。

総じて、テリーらしい攻撃的なワザ。このワザを振り回して相手の動きを抑えつけつつ、テリー自身は自由に動き回れる流れを作りだそう。また立ち回りで横強を当てたらクラックシュートでコンボする癖をつけておこう。

原作ではしゃがみ強パンチ→強クラックシュートを繰り返すだけで永久コンボが成立したこともあったがスマブラでは流石に出来ない。

上必殺ワザ ライジングタックル

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F着地隙無敵F
通常1段目4%身体×10F弱:15F
強:23F
両足:9-20F
2~4段目0.3%×3身体12F 15F 20F
5段目7%身体%25F
9%%
合計11.9%%
13.9%%
コマンド1段目4.5%身体×10F弱:10F
強:15F
地上・全身:5-16F
地上・両足:17-24F
空中・全身:5-11F
空中・両足:12-24F
2~8段目0.3%×7身体12F 14F 16F 19F
21F 24F 29F
9段目8%身体%34F
10%%
合計14.6%%
16.6%119%

“Rising tackle!” / “Yeah!” / “Bring on!”

逆立ちした姿勢できりもみ回転しながら上昇し、ラリアットを放つ。シークゲッコウガジョーカー等の空上とよく似た蹴りワザにも見えるが、原作ではラリアットと説明されている。足にも攻撃判定があるが、ラリアットである。初代『餓狼伝説』から使用。

コマンドは↓タメ↑+ボタン。必要なタメ時間は24F。原作でしゃがみガードから出せることを踏まえてか、スマブラでもシールド中にコマンド版を出せるようになっている。
タメは一度離しても10F以内はタメ状態が継続され、合計で24F以上タメればコマンド版になる。
極端な話、屈伸しまくってもタメが蓄積される。マナーの悪いプレイヤーと受け取られないように注意。

通常版は9F目から12F間下半身無敵付与。
コマンド版は5F目から13F間全身無敵、その後8F間下半身無敵付与。
ガケをつかまない時間が長めなので、復帰の際はガケ上に身体が出ないよう注意。

ダメージ・ふっとばし共にそれなりで、空上からのキャンセルなど上空で当てられれば70%程度から撃墜できることもある。撃墜に至らずともダメージ稼ぎとして優秀。
また、弱二段からの派生はパワーダンクを嫌って内ずらしをする相手によく当たるので、上手く2択を仕掛けていこう。
一方で、攻撃後にしりもち落下になるリスクから生当てするにはあまり向かず、コンボ以外では使いづらい。

コマンド版はかなりのふっとばしを持つが、↓タメという特殊な入力ゆえに空上などと組み合わせるにはR/Cスティックで空中攻撃を使うとか、ガーキャンで使うには「COIL」と呼ばれるテクニックが必要だとか、いろいろと操作やキーコンフィグの工夫が必要になる。

下必殺ワザ パワーダンク

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙無敵F
1段目1% (1.2%)×6-8F67F空振り:20F
ヒット:28F
44F移行:10F
(全身:6-12F)
2段目2% (2.4%)9-12F
3段目12% (13.2%)% (%)% (%)29-30F
持続14% (16.8%)131% (135%)% (%)31-41F
1段目1% (1.2%)×6F74F空振り:24F
ヒット:30F
51F移行:12F
(全身:6-13F)
2段目2% (2.4%)10-13F
3段目12% (13.2%)% (%)% (%)35-36F
持続114% (16.8%)↗ ()131% (119%)% (%)37-45F
持続2% (%)% (%)46-48F

“Power dunk!” / “Beat up!”

ダンクシュートのように飛び上がってから打ちおろすようなパンチを放つ。密かに帽子の束を後頭部に回している。『餓狼伝説3』から使用。
降りている間は僅かに左右への制御が利く。

コマンドは→↓↘︎+ボタン。リュウケンと同様に簡易コマンドがあり、→↘→+ボタンや↘↓↘+ボタンでも出せる。
コマンド入力に成功すると、技の初めに「コン」という音が鳴り、パンチ部分に青色のエフェクトが追加され、当たった時の効果音も変わる。

飛び上がる部分とパンチ部分で個別に判定があり、上手く当てれば両方ともヒットして大ダメージが見込める。
拳が一番威力が高く、強コマンド版は拳部分がメテオになる。
コマンド版は6F目から7F間全身に無敵付与。

弱攻撃からも繋がるため、狙い処で出せるようになれば蓄積から撃墜まで大いに活躍する。コマンドでしっかり出せるようにしておこう。
相手のヒットストップずらしにより抜けられやすい(体の大きいキャラを除く)。とくに強版だとそれが顕著。弱版だとずらしの影響が小さくなり、かなり抜けられづらくなる。またガケ付近で使うとガケ外にダイブしてしまいやすい点には注意したい。

拳部分の判定の強さを活かし、差し込みや着地狩り拒否に活用する場面もなくはない。
高空で出すと地上にいる相手にも当たる程度に攻撃判定を維持しつつ、着地モーションをなくす事ができる。この場合はシールドされてなおテリー側が先に動けるようになるため、当たりさえすれば有利な展開に持ち込める。
派手な予備動作があるため慣れた相手には避けられやすいが、空振りしても後隙を狩るのは簡単ではない。強気にぶっ放していき、正確に狩れない相手には弱攻撃、その場回避からの避け攻撃、各種シールドキャンセルといった暴れの択を押し付けていこう。

超必殺ワザ

※撃墜%は自ダメージ100%+OP相殺あり(実戦と同じ条件)で計測

パワーゲイザー

※ステータス欄の表記は[根本/中間/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fヘビー
アーマー
26%91%20F71F1-14F(5%)
持続126%/23%/20%75%/%/%21-24F
持続219%/17%/15%%/%/%25-29F

“Power Geyser!” / “Go Bang!”

拳を地面に叩き付け、斜め上に飛び出る巨大な気の柱を放つ。
上のリーチが非常に長く、戦場の一番上の足場にまで届くほど。『餓狼伝説2』から使用。

コマンドは↓↙︎←↙︎→+ボタンおよび↓←↓→+ボタンだが、
かなり極端な簡易コマンドが用意されており、↓←→+ボタンや↓↙︎→+ボタン、果てには↓↙︎↘︎+ボタンでも出せる(レバー認識が甘かった2002以前のKOFの再現)。
それ故に暴発しやすいので操作に注意。

ワザの出始めにアーマーあり。
威力が非常に高く、衝撃波の大きさから攻撃範囲も広く、持続もそこそこある。
対空に使うのはもちろん、ガケつかまり中のファイターにも当たるのを活かしてガケ際に置くのが有効。
コンボに組み込むなら、上強からキャンセルで出すのが狙い目。高い位置でパワーゲイザーが当たるため非常に強力。上強のふっとばしがほぼ固定なため殆どの%帯で繋がり、60%あたりから撃墜が見えてくる。
ほかほか補正をやや受けやすく、自ダメ150%では撃墜ラインが10%も下がる。

ただしシールドされたり避けられたりするとスキだらけになり、余裕をもって反撃される。
タイマンなら当たりさえすれば反撃を受けないが、乱闘だと目立つのもあって第三者に後隙を狩られやすい。
ド派手かつ威力も強烈ながら出しどころは選ぶ必要がある、まさに超必殺と呼ぶに相応しいワザ。

対反射ワザについて

なお、見た目はいかにも飛び道具で反射出来そうだが、実は反射不可能ワザである。
そのため、ゲーム&ウオッチのオイルパニック勇者のマホカンタフランクリンバッヂなどの反射は無効。
ただし、当然ながら攻撃判定をトリガーとしたカウンターワザ(FE組の下B等)は有効のため注意。
パルテナの下Bはカウンター、アルセーヌ召喚中のジョーカーの下Bはテトラカーンになる。

バスターウルフ

※ステータス欄の表記は[根本/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵Fヘビー
アーマー
突進5%×14-23F65F右腕:10-23F1-15F(8%)
ヒット後打撃15%/12%%%10-14F50F全身:1-26F
投げ20%98%%15F

“Are you OK? Buster Wolf!!”

勢いをつけて突進パンチを放ち、当たると同時に相手をロックして、拳から直接気の衝撃波を浴びせてふっとばす。
原作の頃からカッコ良さに定評のあった超必殺技。初出は『餓狼MOW』。
ただしシリーズファンからかっこいいと言われているのは主に『餓狼MOW』版、『カプエス』版で、他の作品に出ると「タメが足りない」などとダメ出しされる事が多い。
本作版も“Are you OK?”からのタメが少ないのでSNK通には不満がられる事も。

コマンドは↓↘︎→↓↘︎→+ボタンおよび↓→↓→+ボタン。俗に言う真空波動コマンド。
↓↘︎→↓↘︎+ボタンや↓→↓↘︎+ボタン、↓→↘︎→+ボタンへの短縮が可能。
入力猶予は割と長いので、焦らずコマンド入力するのが安定させるコツ。
それでも難しいという人は操作設定ではじきジャンプをOFFにした上で↓→↑←↓→とスティックをぐるっと回す形で入力するとやりやすいかも。

ワザの出始めにアーマーあり。
シールド可能ではあるが初段のパンチはつかみ判定らしく、横Bで突進中のバンカズにも攻撃が通る。
ふっとばし力が非常に高く、終点ならば中央でも90%、端なら70%もあれば余裕を持って撃墜圏内に入る。
発生も突進速度も速いためぶっぱなしたくなる性能をしているが、流石にシールドされるとスキだらけ。更に入力に時間のかかりやすいコマンドになっているため、コマンド入力中に出てしまう屈伸モーションで見切られてしまう事も。

実際の発生のスペックを活かすにはコンボに組み込んだり別のワザの動作中にコマンドを入力するなどの工夫が必要。
特にガケのぼり狩りや回避狩りで差し込む機会が多い下強からこのワザに繋げるコンボは是非練習しておこう。何より爽快感が凄まじい。

ちなみにワザ発生中に水流などで空中に浮かぶとそのまま空中を駆け抜けることができる。実用性は皆無に等しいが結構面白い。

最後の切りふだ トリプルウルフ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
ゲイザー6%×3→18%%
追撃28%%

“Over heat!”

“Here's the big one!!”

“Buster Wolf!!!”

パワーゲイザーを三連射する「トリプルゲイザー」→パワーダンク→バスターウルフという怒涛の連携を繰り出す。
スマブラオリジナルの連携だが、トリプルゲイザーの“Overheat!”は『リアルバウト餓狼伝説スペシャル』*8、トドメのバスターウルフの前に放つセリフは『KOF XIV』のMAX版バスターウルフから。
ちなみに地上と空中でトリプルゲイザーのモーションが異なり、地上だとその場で斜め下→足元→斜め下を殴るおなじみのモーションなのに対し、空中だと身を乗り出して前方を真上から殴る→殴り上げ→再び前方を殴る『リアルバウト餓狼伝説SPECIAL』および『RB2』版になる。

最初のトリプルゲイザーは複数人を巻き込めるので乱戦でもそれなりに有用だが、パワーダンク以降は最初にトリプルゲイザーを食らった相手しか攻撃できないので注意。

各種必殺ワザと同じく通常ワザからのキャンセルに対応している他、
バーンナックル出始め(高威力部分)、クラックシュート出始め、ライジングタックル上昇中(二段目まで)、パワーダンク上昇中(二段目まで)、バスターウルフ一段目からのキャンセルも可能。
『KOF』シリーズの「スーパーキャンセル」「MAXキャンセル」の再現か。

起き上がり・ガケのぼり攻撃

ダメージ発生F全体F無敵F
あおむけ7%19-20F→24-25F45F1-25F
うつぶせ7%16-17F→21-22F45F1-22F
しりもち5%19-20F→24-25F49F1-7F
ガケのぼり10%24-26F55F1-26F

カラーバリエーション

カラー帽子やジャケットジーパン帽子の柄、文字元ネタ・備考
1FATAL FURY「FATAL FURY」の文字が入った帽子は『KOF』で見る機会が多い。
2深緑FATAL FURY2Pカラーとしてお馴染みの色。
3(白無地)『THE KING OF FIGHTERS 2002』C・Dボタンカラー
無地の帽子は『リアルバウト餓狼伝説SPECIAL』等で見られる。
4明るめの茶(白無地)
5水色NEO GEO『リアルバウト餓狼伝説』までの『餓狼伝説』シリーズにおける配色。
帽子の文字は『餓狼伝説』『餓狼伝説2』より。
6淡い紺KING OF THE FIGHTERS『餓狼伝説SPECIAL』2Pカラー
帽子の文字は『餓狼伝説3』『リアルバウト餓狼伝説』より。
7(鉄板)『餓狼伝説 WILD AMBITION』2Pカラー
帽子の鉄板はアニメ『バトルファイターズ 餓狼伝説』シリーズより。
8SOUTH🐺TOWN
HUNGRY WOLF
『THE KING OF FIGHTERS 2000』隠しカラー
帽子の文字は『THE KING OF FIGHTERS XIV』より。

アピール

上アピール

“Hey! Come on! Come on!”

原作でもお馴染みの手招きによる挑発。作品によっては戦闘前のイントロにも使われている。

横アピール

“Stand up!”

相手を指差す。『餓狼 MARK OF THE WOLVES』における勝利ポーズ。

下アピール

帽子をとってくるくる回す。
『リアルバウト餓狼伝説』シリーズ等における戦闘前のイントロ動作。

入場

ステージの奥からジャンプして登場し、帽子を整える。動きは『KOF '94』に似ている。
原作のライン移動システムを再現したもの。

待機モーション

通常時は両拳を揺らすファイティングポーズを取る。

  • 何度かその場で軽くジャンプする。『KOF '96』の動きの再現。
  • 姿勢を変えつつ帽子をかぶり直す。

リザルト

ファンファーレ

初代『餓狼伝説』のリザルト画面BGM「結果が全て」のアレンジ。

勝利ポーズ

十字キー左

“OK!”

背後を向いて上着の背面を見せつけつつ、帽子を投げ捨てる。
原作でもお馴染みの勝利ポーズ。

十字キー上

“OK!!”

正面を向いたまま、後ろに向かって帽子を投げ捨てる。
『THE KING OF FIGHTERS '94』『'95』の勝利ポーズ。

十字キー右

帽子で膝下を払った後に被り直す。
『餓狼伝説3』以降で見られる勝利ポーズ。

拍手

軽く笑顔を浮かべつつ拍手する。

その他小ネタ

体力制乱闘でストック1の状態からHPが0になると、ふっとばされる際に帽子が脱げる。
『餓狼伝説』シリーズでもあった小ネタの再現。

ファイタースピリット

テリー・ボガード

Terry Bogard.jpeg

●アートワーク出典:餓狼伝説SPECIAL

コメント


*1 ちなみにジーンズはLevi'sもしくはLee、スニーカーはCONVERSEと実在のブランドのファッションだったり。さすがにスマブラのゲーム中ではわからないようにされているが…。
*2 細かいところでは『THE KING OF FIGHTERS ALLSTAR(通称:KOF AS)』にてカズヤとのコラボも実現している。
*3 テリーの設定上の体重は83kgでケンと同じ(最新作時点)なのだが、なぜか本作のデータ上における体重の数値は5も違う。テリーより軽い(76kg)はずのカズヤはさらに重いが。衣服の差だろうか
*4 溜めるとダメージが最大で1.4倍にまで上がる。
*5 原作での”ラウンドウェイブ”とも混同されがちだが、動画『テリーのつかいかた』で桜井氏が言及している点や衝撃波の見た目からこちらが元ネタであることは間違いない。
*6 『餓狼伝説』や『KOF』(や『ストリートファイター』)等はパンチとキックで違うボタンを使い分けるのだが、スマブラのクラックシュートや竜巻旋風脚の要領でレバーを倒した後、パンチボタンを押すとバーンナックル、キックボタンでクラックシュートが出る。初期の作品のみ、クラックシュートのコマンドは後ろ斜め上入力も必要だったが、いつからか両者ともに同じレバー入力になった。
*7 トレモのコマ送りにて測定。ふっとび硬直中など、テリーが動けない状態でも入力時間は溜まる。ただし ガケ離しから振り向き後Bを出そうとすると、なぜか11Fの背中側入力が要る。
*8 “Overheat Geyser!”の前半部分