刃

刃：（ 刃(~Ver.3.3) | 刃(Ver.3.4~) ）

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基本情報

公式動画

ステータス

軌跡

星魂

使用素材

プロフィール

本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。

考察

総評

HPの減少をトリガーに追加攻撃と必殺技を連射する範囲アタッカー
※2025/7/2アプデで刃を含む旧キャラ4人の強化調整が入りました。

特徴

• HPを火力に変換
  崩壊:スターレイルにおける元祖HP参照アタッカーである刃は修正前は中途半端に攻撃力も参照していたが、修正によって全ての攻撃のダメージ倍率が完全HP参照となっている。
  後述するがHP回復手段も豊富で、火力と生存性を同時に確保している壊滅らしいアタッカー。

• 「地獄変」状態により味方への負担が少ない
  自身の戦闘スキルを発動すると「地獄変」状態に入り、通常攻撃は4ターンの間強化通常攻撃へと変化する。
  強化通常攻撃はSPを回復も消費もしないため、刃のSP消費は4ターンに1消費と非常にゆるやかで編成を縛りにくい。
  さらにこの地獄変状態中は敵からのヘイトが非常に高くなる。これにより他のパーティメンバーの被弾を減らしつつ後述の自己回復に繋げるため、パーティ全体の耐久性能の向上にも繋がる。

• 被ダメージをチャージに変換
  刃の主要な火力源は追加攻撃。
  敵からの攻撃を受けたり自身の強化通常攻撃によって被ダメージを受けるごとにチャージが溜まり、5チャージが溜まるごとに敵全体に攻撃を行う。
  地獄変のヘイト上昇はあるものの多少チャージ速度には運が絡むが、自傷や被弾によって発動と同時に自身のHPを25％回復する。この回復に追加能力の被回復量アップも乗るため、自傷や被弾があるにも関わらずHPを高く保ちやすい。

• 高回転・高威力の必殺技
  昇格6効果により、自身の追加攻撃の発動でEPが15溜まる。被弾EPも合わせると必要EP130とは思えないほどの回転率で必殺技を発動可能。
  この必殺技は発動と共に自身のHPを最大HPの半分に回復もしくは自傷し、HP参照に加えて失ったHP量を火力に変換する拡散攻撃。
  自己回復に加えて他のヒーラーの力も借りればHP最大を維持するのは難しくなく、必殺技の発動と共にHP50％を自傷しそれを必殺技のダメージに乗せられる為、見た目の第一印象よりも火力は安定しやすい。

• 運用が楽
  モーディス(追加能力の完全発動にHP8000が必要で遺物厳選の難易度がやや高い)やキャストリス(味方全体のHP総量及び全体回復が欲しい)といった後発の自傷アタッカーと比較すると、ステータスや味方編成がなんであろうととりあえず自身のHPが減りさえすればチャージが溜まるため扱いやすい。
  更に伸びる組み合わせはもちろんあるが、手持ちの揃いきっていない時期でもフルスペックで活用しやすい。
  また新しいキャラは追加能力まで全て活用する前提のスペックになっていることが多く低レベル帯だと扱いづらさを感じることもあるが、刃の追加能力は使いやすさを伸ばす能力であり基本の動きは戦闘スキルと天賦だけで完結している。そういう面でも使いやすい。

注意点

• 味方の被弾を減らす
  自身の初回行動までを除き、事実上の常時ヘイト上昇により味方の被弾が減る。
  一見いいことだが、刃以外の被弾が減る=被弾EPが減るということと同義。nターン必殺が確定しているようなキャラならともかく、被弾で必殺ターンが縮むようなキャラとの併用の場合は注意が必要。
  具体的には刃の隣に置き拡散攻撃を受けやすい位置に置くなど。

• バリアとの相性は悪い
  被ダメージをバリアで防いでHPが減らなかった場合、当然ながらHPが減っていない為チャージが溜まらない。
  自傷は出来るが、耐久役はちゃんとヒーラーを採用すること。

• 敵の攻撃回数に左右される
  自傷こそあるがそれだけだと4ターンで5スタックしか溜められない為、味方のHPを能動的に減らせる一部のキャラを所持していない場合は敵からの被弾に頼る必要がある。
  ヘイト上昇こそあるが敵の攻撃回数自体が少なければどうしようも無い。単純に敵の数が多い対多数戦やHP共有ボスの他、速度が高く攻撃行動も多い呼雷など出す場面は多少選びたいアタッカー。

• 相性の良い低レアキャラが少なめ
  HP参照アタッカー共通の悩みだが低レアのバッファーは攻撃力バフ持ちばかりで編成を組みにくく、どうしても高レアサポート・耐久役を要求しがち。
  また他のHP参照アタッカーとパーツの奪い合いになるのも手持ちとエンドコンテンツの敵構成次第では苦しい場面が出るかもしれない。

• 瞬間火力が低い
  刃は頻度の多い追加攻撃とその回転数によって撃てる回数の変わる必殺技をぶん回し、コンスタントに火力を出し続けるキャラ。
  反面それらが全て被ダメージに紐づいている為、敵のチャージ中など攻撃が発生しないような特定のタイミングで一気に火力を出したり弱点撃破しなければいけないような戦闘は不得意。
  特に弱点撃破中に一気にHPを削り切ることが基本の戦術となる末日の幻影の適性が低い。

運用

ビルド

• メインアタッカー型
  サンデーやブローニャなど、自身を強化する調和キャラと組み、高火力の攻撃を繰り出す。刃はSP消費が少ないので、毎ターンスキルを使いたいブローニャを採用してもSPが枯渇しづらい。

• サブアタッカー型
  自身のSP消費が少ないことを活かし丹恒・飲月など、SP消費が荒いキャラクターと組ませる型。他にも、鏡流と組ませるとHP消費の面で多少のシナジーが生まれる。

オートの挙動

オートの挙動の説明

模擬宇宙

ここに簡単な解説

軌跡

「この剣で、送ってやろう」

支離剣 (通常攻撃)

削靭値：10 EP回復量：20 ヒット数：2
ごく普通の通常攻撃。強化によって攻撃力からHPを参照するようになったが、この攻撃を使うことはないだろう。

無間剣樹 (強化通常攻撃)

「余さず…返そう！」
削靭値：20(単体),10(隣接) EP回復量：30 ヒット数：2
スキルを使用し、地獄変状態に入ることで使える強化通常攻撃。
発動時最大HPを10％消費する。
こちらは支離剣と違い拡散攻撃になっており、与えるダメージも大幅に上がっている。
SPは消費しないが回復もしない。しかしEP回復量は他のキャラのスキルと同じ30になっており、結果的にEPは貯まりやすい。

地獄変 (戦闘スキル)

「死兆よ…来たれ！」
削靭値：なし EP回復量：0
最大HPを30%消費して「地獄変｣という強化状態に入る。
この状態では与ダメージがアップし通常攻撃が強化される。また自身のヘイト値が大幅に上がる。それにより味方の被弾を減らし、自分は天賦のスタックを溜めることが可能。このスキルの発動ではターンを消費せず、そのまま強化通常攻撃が使える。挙動でいうと青雀のスキルに近い。
バフが付与されたターンはバフの継続ターンが減少しないという仕様により、「地獄変」状態はスキル使用ターン+3ターン継続し、一度のスキル使用で4回強化通常攻撃を行える。

大辟万死 (必殺技)

「この佳景、俺には届かぬが…」
「皆を招こう…はぁ！」
削靭値：20 EP回復量：5 ヒット数：1
刃のHPを最大HPの50%にし、最大HP+失ったHPに基づいてダメージを与える拡散攻撃。
このHPは50%より高ければ自傷、低ければ回復という挙動になっている。
失ったHPは必殺技を発動後リセットされるのだが、追加能力によってため直しやすくなっており、必殺技の最大火力を維持しやすくなっている。

倏忽(しゅっこつ)の恩賜(おんし) (天賦)

「彼岸…葬送！」
削靭値：10 EP回復量：10 ヒット数：3
刃のHPが減少した時にスタックを1つ獲得する。5つ獲得すると全て消費して全体攻撃を行い、HPを25%回復する。
HPの減少については、自傷や攻撃を受ける、ジェイドや鏡流によるHP消費など種類は問わずHPが減れば良い。追加能力によってEPを追加で15回復するようになったので必殺技の回転にも貢献している。

業途風 (秘技)

削靭値：20
敵を攻撃し、HPを消費し少量のダメージを敵全体に与える。火力に期待は出来ず、初回の必殺技の威力を上げることと、天賦のスタックを貯めることが目的。

星魂

調整された1凸が非常に強力。
また2凸でほぼ常時会心率が上がるため、遺物の厳選し直しになるかもしれない点に注意。

• 星魂1：形寿記せし剣身 地獄変の如く
  必殺技と強化通常攻撃のメインターゲットへのダメージが失ったHPの150%アップする。
  失ったHPがMAXなら必殺技は1.5倍程の火力増加になり、強化通常攻撃に関しては2倍程増加する。
  火力の増加だけで言えば完凸レベル。
  この星魂には書かれなくなったが、失ったHPの上限は撤廃されておらず、変わらず発動後にリセットされる。

• 星魂2：支離の旧夢 万事が遺恨
  「地獄変」状態の時会心率アップ。地獄変状態を維持するのは容易なため実質永続バフである。
  元々会心率は稼ぎやすい(モチーフ光円錐や宝命4セット、軌跡の会心率アップなど)が、この星魂を解放することで会心率にかなり余裕ができるため遺物を会心ダメージに重点的に割り振れるようになる。

• 星魂4：冥府の岐路越え 回生せし骸
  HPが51%以上ある状態から50%以下になるとHPが増加する(最大でHP+40%)。
  必殺技を発動すると必ず1層獲得できる。
  HPが火力源の刃は単純な火力増強になる他、耐久力もアップする心強い能力となっている。

• 星魂6：涸れし魂魄留まりて 此の身に戻る
  天賦のスタックが5層から4層に減り更に威力がアップする。
  スタックが減ることによって追加攻撃の頻度を増やすことが出来る。
  追加攻撃の頻度が増えるとその分HPも回復して耐久力が増す他、追加能力によってEPも回復するためもっと必殺技の回転率が良くなるなど、文面以上に様々なシナジーがある効果となっている。

ビルド

光円錐

• 着かない彼岸(★5/跳躍(期間限定)) [効果: 会心率アップ、最大HPアップ。攻撃を受ける、または自身のHPを消費すると与ダメージアップ、この効果は攻撃後に解除]
  モチーフ光円錐。
  自傷メインの刃はほぼ全ての攻撃にダメージバフがつく。さらに最大HPが上がる効果も嬉しい。モチーフだけあってぴったりの光円錐。
  ナナシビトの褒章に複数回課金している場合は交換で手に入る。

• 前途燃やす血の如き炎(★5/跳躍(期間限定)) [効果:最大HPアップ、受ける治癒量アップ。装備キャラが戦闘スキル/必殺技を発動時、HPを消費しその攻撃の与ダメージアップ。消費したHPが500を超える時、さらに与ダメージアップ。残りHP不足の場合、残りHPが1になる]
  戦闘スキルでの攻撃が無いため必殺技にしかバフが乗らない。
  基礎HPの高さや最大HPアップの高さから基礎火力が伸び自傷回数も増えるため理論上はモチーフの次点だが、少々もったいない感は否めない。

• この身は剣なり(★5/跳躍(期間限定)) [HP:1164 効果:会心ダメージアップ。自分以外の味方が攻撃を受ける、またはHPを消費した後、装備キャラの次の攻撃の与ダメージアップ、最大3層。3層に達した時、敵の防御力を一定量無視する。この効果は攻撃後に解除される]
  鏡流のモチーフ光円錐。
  余っているなら候補となる。
  モチーフ光円錐を装備したヒアンシーと編成する場合、より効果を活かしやすい。

• 夕日に舞う(★5/跳躍(期間限定)) [ 効果:会心ダメージアップ、攻撃を受ける確率大アップ。装備キャラが必殺技を発動後追加攻撃ダメージアップアップ、最大2層、2ターン継続]
  雲璃のモチーフ光円錐。
  ヘイト値が上がることで追加攻撃を発動しやすく、さらにダメージバフを最大64%稼ぐことが出来る。必殺技を2ターンに2回発動するのは少し難しいが1層でも32%とかなり大きい数値なのでたまたま持っている人でモチーフを持っていなければ採用しても良いだろう。

• かけがえのないもの(★5/跳躍,星芒交換) [効果: 装備キャラの攻撃力アップ。装備キャラが敵を倒す、または攻撃を受けた後、装備キャラの攻撃力8%分のHPを回復し、与ダメージアップ、この効果は自身の次のターンが終了するまで継続。この効果は累積できず、ターンが回ってくるたびに1回まで発動できる。]
  地獄変状態によるヘイトアップによって攻撃を受けやすい刃はダメージバフの効果を発動させやすい。おまけに少量のHP回復効果もあり、ささやかながら耐久力に貢献している。しかし回復量は攻撃力基準であり、HP基準で火力を出す刃との相性は良くない。攻撃力アップも完全に腐ってしまうため、イベント光円錐の忍事録・音律狩猟の方が火力が出る。

• 古より受け継がれる血(★4/ナナシビトの褒章) [HP:1058 効果:会心率アップ、戦闘スキルと必殺技ダメージアップ]
  ナナシビトの褒章への課金で入手できる。
  重畳に時間がかかるわりに、完凸時でもイベント光円錐の忍事録・音律狩猟を少し上回る程度。
  これを確保するより、同じくナナシ課金で手に入る光円錐の欠片をモチーフ光円錐と交換したほうがよいだろう。

• 忍事録・音律狩猟(★4/イベント報酬(期間限定)) [効果:最大HPアップ。HPを失うまたは回復した後、会心ダメージアップ、2ターン継続]
  Ver.2.6で行われたイベント「音律狩猟忍法帖」で配布された光円錐。Ver.3.2でヘルタショップ交換に追加。
  したがって、誰でも完凸にすることができ入手性に優れる。
  全体的にモチーフと似た効果で、好相性の光円錐。

• 秘密の誓い(★4/跳躍) [HP:1058 効果:与ダメージアップ、残りHP割合が装備キャラを超える敵に対し、さらに与ダメージアップ]
  無条件でダメージバフを獲得できる他、自傷する刃は後半の効果も生かしやすい。完凸すると80%という莫大なバフを得ることができ、理論上はモチーフに次ぐ火力を出せる。
  ただ当然ながら敵のHPは殴っていくと減っていくため、基本的に最大HPの半分を下回らないことから最大バフ量を得続ける時間はかなり短い。

• 烈火の彼方(★4/光円錐プレゼンス) [HP:1058 効果:1回で最大HP25%分を超えるHPを失う、または消費した後、最大HP15%分のHPを回復し、与ダメージアップ、2ターン継続。この効果は3ターンに1回発動できる]
  スキルを使った時と必殺技でHPが76%以上ある時のみ条件を達成出来る。バフ量もの秘密の誓いの無条件バフ量とあまり変わらないためわざわざこれを取ることは無い。

• 倶歿(ぐぼつ)(★3/跳躍) [HP:846 効果:装備キャラの残りHPが80%未満の場合、会心率アップ]
  本当に何も無いなら。ただHPが80％未満になるタイミングは育成がきちんとしていれば中々無い。
  なるべく早く忍事録に乗り換えたい。

遺物

普通の会心アタッカーに必要なステータスを盛っていけばいいが、攻撃力は無意味でHPを盛りたい点に注意。
また追加攻撃のスタックは5を超過できないため、行動不能中に攻撃を受けた時に得るはずだったスタックは全て無駄になる。盛れるなら効果抵抗を盛っておけると心強い。
モチーフ光円錐、星魂2凸、遺物、軌跡などで比較的会心率が盛りやすく、編成バフなども込みで会心率が100%を超えないよう注意。

トンネル遺物

• 宝命長存の蒔者 [2セット: 最大HP+12%。4セット: 攻撃を受ける、または味方によってHPを消費させられた後、会心率+8%、2ターン継続。最大2層]
  刃と同時実装された遺物。
  能力が刃を意識しており相性良好。基本的にこれで問題ない。
  同時に掘れるメッセンジャーも2セット運用による使い道が多く、厳選効率も良い。

• 亡国の悲哀を詠う詩人 [2セット: 量子属性ダメージ+10%。4セット: 速度-8%。戦闘に入る前に速度が110/95を下回る時、会心率+20%/32%。この効果は記憶の精霊にも有効]
  条件付きで会心率を大量に稼げる遺物。
  高速型のサンデーや花火と編成する低速型ならこちら。2セット効果が腐るものの、宝命セットを上回る。

次元界オーナメント

• 静謐な拾骨地 [2セット: 最大HP+12%。装備キャラの最大HPが5,000以上の時、装備キャラおよび記憶の精霊の会心ダメージ+28%]
  HP参照アタッカー向けのオーナメント。HP5000は刃なら余裕で達成できる。
  比較的会心率が盛りやすいキャラなので会心ダメバフが嬉しい。

• 自転がとまったサルソット [2セット: 会心率+8%。会心率50%以上の場合、必殺技と追加攻撃の与ダメージ+15%]
  主要な火力源である必殺技と追加攻撃を手軽に強化できる。会心率50%は会心率胴+宝命4セットならサブステ関係なく達成可能。
  HPを十分確保できているか会心率不足を感じるなら。特に必殺技が1ヒットなので、会心が乗るかどうかの差が大きい。
  近いセットに競技場があるが、無凸の場合強化通常攻撃の火力はあまり高くないのでサルソットが優先。

パーティーメンバー

メインアタッカー編成

メインアタッカーの行動回数を増やして戦う一般的な編成。

• 自傷アタッカーは全体的にSP消費が緩く、ヒーラーにヒアンシーを採用しても無理が出にくい。ヒアンシーにモチーフ光円錐を装備させることで刃のHPが減るタイミングを増やすことが出来る為、持っているなら更に強力になる。
  • ヒアンシー以外の耐久枠は刃の攻撃回数がそれなりに多いことと差し込みの単体回復があることから羅刹が比較的優位だが、ヒーラーでさえあれば割と誰でも問題無い。手持ちの限定ヒーラーが足りない場合は、リンクスで被弾をさらに刃に集めることで実質的なパーティの耐久力を伸ばすのも選択肢。
• 刃の行動回数を増やすことは自傷の回数を増やすことに直結する為、再行動の付与ができるキャラは欲しい。ブローニャでも問題無いが、追加攻撃や必殺技のタイミングにきちんとバフを乗せるためにもできればサンデーが望ましい。
• 刃は味方に求めるものが特に無く、自由枠は選択肢が多い。サフェルや銀狼でデバフを入れるもよし、ロビンやトリビーで結界バフをかけてもよし。
  • ただし攻撃力バフが乗らない点に注意。ロビンなら与ダメ・会心ダメバフ、付加ダメージや行動引き上げが十分強いので問題無いが、星4調和は適合しにくい。またルアン・メェイも弱点撃破や撃破延長によって刃の被弾回数が減ってしまう点が気になる。耐久枠に羅刹を採用するなどSPが問題無いなら、いっそ行動加速バッファーを複数人採用する手もある。
  • 靭性削りも、行動遅延の入ってしまう氷・量子・虚数のキャラで弱点撃破するのはなるべく避けたい。エンドコンテンツでよほどギリギリでなければそこまで致命的な問題になることはほぼ無いが、トリビー・サフェル・銀狼編成時に注意。

ダブルアタッカー編成

刃のスタック溜めは減ったHP量を参照せず、とにかく減りさえすれば良い。
その点を活かし単体再行動バッファーの代わりにパーティメンバーのHPを減らす他傷能力を持つアタッカーを投入することで、刃の攻撃回数を減らさずアタッカーを増やす編成。強化通常攻撃の回数が減り追加攻撃の回数が増えるので、サルソットや都藍オーナメントの適正が増す。

• Ver.3.6現在、他傷ができるキャラはキャストリス、鏡流、ジェイドの3人。このうち前2人はHP参照アタッカーであり、ヒアンシーの必殺技効果によるHPバフによって火力を上げられる。
  • キャストリスと鏡流の他傷は自身のターンの戦闘スキルのみなので、回数としては少ない。どちらかというとキャストリスは高HPかつ自傷と回復による必殺スタック溜め、鏡流は自傷回数の増加による転魄維持と、もう一人の方に恩恵が大きい。
  • ジェイドは逆に刃の行動全てに自傷を乗せることが可能な為刃の追加攻撃頻度が大きく増える。特にジェイドも範囲火力が高いキャラクターなので対複数戦に強い。
• サポートは全体バッファーかデバッファーを採用することになるが、ヒアンシーがなるべくSPを食いたい都合上普通の3ターンに1回戦闘スキルを撃つキャラだとSPが足りない。ステージバフなどでSPがもらえるならあまり気にしないでいいが、そうでないならヒアンシーのスキル回数を減らす必要が出てくる。ヒアンシーを使う場合の筆頭は高速でSP供給が可能かつ戦闘スキルに頼らずデバフを撒けるサフェル。
  • ヒアンシーを持っていない場合はSPに困ることは無いことから耐久枠・支援枠共に自由度が高い。ただロビンの攻撃バフは効果が無く、ルアン・メェイの撃破遅延も嬉しくないことからトリビーやサフェルが欲しくなる。

その他

余談

• 刃が用いる剣「支離」は、過去に刃が自ら鍛造したもの。初めは鏡流が使用していたと思われるが、様々な経緯を経て、砕けてしまった支離を最終的に刃が使用している。
• 流雲無痕の過客がモチーフ遺物となっており、刃の過去について語られている。しかし性能的にはほぼ合わない。
  ネタバレ注意

  • 刃の過去の名前は「応星」
    武器を造る短命種の職人であり、雲上の五騎士の1人であった。飲月、鏡流、景元の3人は彼の造った武器を使用していた。(恐らく雲上の五騎士の1人である狐族の女性も)
    しかし現在は手に怪我をしており、その怪我も治らないため武器を造ることができないようだ。
  • 過去の刃は、髪色が白色であった。髪色が今の黒になった理由は、魔隠の身に堕ちてしまったことが原因と考えられる。
• 必殺ボイスの「佳景」とは、良い景色、素晴らしい眺めといった意味。咲き乱れる彼岸花は死やあの世を暗示していると考えられ、そのような風景を佳景と表現しているあたり、刃の強い死への欲求が感じられる。
• フィールドで使える秘技は、よく見ると手首を斬りつけながら攻撃している。リスカスラッシュ。ぶっちゃけ手首を切るどころか「切り落とし」そうな勢いであるが
• 刃と鏡流の、剣を逆手で背に沿って持つ独特な構えは、太極剣で用いられる持剣(接剣)が元になっていると思われる。また、この2人の構えが一緒なのは、鏡流が刃に剣を教えたから。修行は今でも刃が剣を振うたび、思い出して幻痛がするほどにスパルタだったようだ。
• 天賦　倏忽の恩賜(しゅっこつのおんし)の倏忽とは、豊穣の使令である千手慈悲薬王のこと。薬王秘伝に信仰されている。
  カフカに補助されているとはいえ、今の老いず死なず見た目の変化も少ない刃の状態は薬王秘伝の目指す到達点なのかもしれない。
• 開拓者が刃ちゃん呼びをするとキレられる。
• Youtubeなどで、光円錐「始めてのクエストの前に」で、銀狼のクレーンゲームに付き合わされてうんざりしているような不審者ルックの刃が見られる。

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