キーボード・マウス設定

Last-modified: 2025-01-07 (火) 13:59:00

ビッグピクチャーモード

ビッグピクチャーモードを使うとSteam DeckのUI操作と同じようにSteamの設定や操作を全てマウス操作やコントローラーだけで行うことができるようになります。
Steamって難しそうと思っているようなパソコン知識ゼロの人は、ビッグピクチャーモードを選んでください。
ビッグピクチャーモードに設定しておけば、パソコン知識ゼロの人でも簡単に全てのSteamの操作や設定をマウス操作だけで行うことができるようになります。

家庭用ゲーム機とパソコンゲームの違い

家庭用ゲームと違いSteamでは標準装備のキーボードマウス操作でゲームを操作します。
もちろんコントローラー対応のゲームもあります。
一応コントローラー非対応のゲームでもコントローラーで操作できるようになっているので大丈夫です。

家庭用ゲームでFPSのゲームをプレイするときはキーボードマウス操作ができません。
これはコントローラーだとマウス操作より精度が低いためオンラインゲームでは不利になってしまうからです。
FPSゲームでは家庭用ゲームとパソコンのクロスプレイができないようになっているのはそのためです。
逆に言えば、キーボードで快適にFPSゲームをプレイしたいのであればパソコンで遊ぶことが前提となります。
FPSゲームはコントローラーで遊ぶには不便です。

遊びやすく設定する方法

ゲームソフト側のオプションでキーボードのボタン配置を変更できないゲームについて。
じつはSteamのランチャーにはゲームごとにボタン配置を変更し、遊びやすい操作をつくりだすことができる便利な機能があります。
ちょっと面倒だけど色んなゲームで応用できる。キーボードのボタンを変更することはSteam本体からではできません。しかしコントローラーを仲介させるとコントローラーで動かすことでキーボード・マウスのボタン配置変更できます。
キーボードのキー配置の変更はSteam本体ではできないのでkeytokeyなどの外部ツールを使うと可能です。

操作方法

  • コントローラー設定画面(Steam入力とはXinputコントローラー入力のことです)

stream入力を有効にする(無効になっていないことを確認する)
現在のボタンレイアウト > [ゲームパッド] ・・・現在使用中のゲーム操作デバイス
テンプレート > [ゲームパッド][キーボードマウス] ・・・テンプレートから使用する操作デバイス(コントローラー使うか、コントローラーからキーボード操作を代替するか)を選ぶこと
キーボード操作の代替はjoytokeyでも可能です。やりやすいほうを使ってください。
 
テンプレートでキーボードマウスを選ぶと、コントローラーからキーボード操作します。このときキーボード操作も同時にできます。
ゲームパッドを選ぶと1Pの操作がゲームパッドとキーボードマウス、どっちの操作でも1Pが動くようになります。
なので左手でコントローラー左側を半分持って、右手でマウスを握って、コントローラーとマウス両方で1Pのゲーム操作を行うこともできます。

 
ゲームパッド入力が非対応のゲームでもキーボードマウス非対応のゲームでも、コントローラー設定画面でテンプレートから、キーボードマウスかゲームパッドか、どっちかをえらぶことができます。

  • このときゲームパッド非対応のゲームで、ゲームパッドを選択すると、キーボードマウス操作を代用してゲームパッドで操作できるようになります(デフォルトでそうなっている場合もあります)。
  • このときキーボードマウス非対応のゲームで、キーボードマウスを選択すると、ゲームパッド操作を代用してキーボードマウスで操作するようになりますが、当然のことながらキーボードで動かないゲームなので操作不能になります(キーボードマウス非対応のゲームは1%にも満たないくらい少数なので気にしなくてよいでしょう)。普通にコントローラーを使いましょう。

ちなみに、keytokeyやvJOYを使うとキーボードを操作してコントローラー入力に変換させることができます。
キーボードのボタン配置変更や「キーボード入力→コントローラー操作」という変則的なことが行いたければkeytokeyを使いましょう。

ゲームパッド非対応のゲームで、キーボードマウス操作を代用してゲームパッドで操作する場合、コントローラーの右スティックにマウス操作を割り当てることになります。
このとき、デフォルトでは「ジョイスティックマウス」となっていますが、「マウス領域」に変更した方がゲーム操作がやりやすくなるはずです。

基本的には1Pはキーボードマウスで動かします。
コントローラー対応のゲームでは、コントローラー操作でも1P操作になります。
ローカルマルチプレイが可能なゲームの場合は、1P側がコントローラー、2P側がキーボードマウスで操作できるゲームが多いです(ただし、どっちも1Pになってしまうゲームもあります)。


コントローラー使用によるキー配置変更

Steam本体からではキーボード配置変更できませんがコントローラーを仲介させたボタン配置変更はできます。
変更したキー操作はゲームごとに保存されます。
キーボード配置そのものを変更するにはゲームごとに個別のボタンコンフィグする必要があるためゲーム側でボタン変更に対応していなければできません。

ただしkeytokeyを使えばキーボード配置そのものを変更する、マウスボタン配置そのものを変更することができるようです。

keytokey使用法

1.keytokeyをダウンロード
2.keytokey起動>新規作成、設定編集
3.キーボードのW入力をS入力と入れ替える場合は、キーボードアイコンを押す
4.wをクリック>割り当て S
5.Sをクリック>割り当て W
6.ファイル>編集を保存
7.ゲーム起動してwキーをクリックするとSキーに変換される、sキーをクリックするとwキーに変換されることを確認

キーボード入力をコントローラー操作に変更

1.keytokey、vJOY をダウンロード
2.keytokey起動> ⚙ アイコンクリック
3.仮想コントローラのドライバーをインストール、使用する仮想コントローラの数を1に設定
4.vJOY インストール
5.vJOY インストールフォルダに入ってる vJoyInterface.dll, vJoyInterfaceWrap.dllをkeytokeyフォルダにコピペ上書き
6.keytokeys終了 >keytokey起動 >新規作成、設定編集
7.キーボードのW入力をコントローラーの十字キー上と変換する場合は、コントローラーアイコンを押す
8.コントローラーセットアップでコントローラーボタンを認識させておく
9.キーボードアイコンを押す
10.wをクリック>割り当て コントローラの十字キー下を押す
11.ファイル>編集を保存
12.ゲーム起動してwキーをクリックするとコントローラの十字キー下に変換されることを確認

仮想コントローラなのでコントローラが1つ増えることになる
1p実物コントローラ(Xinput) 2p仮想コントローラkeytokey(Xinput)
1p実物コントローラ(Dinput) 1p仮想コントローラkeytokey(Dinput、DS4)
どちらも可能

コントローラのボタン変更ガイド


コントローラー使用によるキー配置の変更方法はこちらをご覧ください。
https://nogameb.com/archives/steam-controller-setting.html

キーボード・マウスの場合

  • 手順A
     1)キーボード・マウスを接続
     2)Steamのランチャーを起動
     3)ゲームを起動
     4)Shift・Tab キーを一緒に押してオーバーレイを表示
     5)コントローラーのマークをクリック
     6)[レイアウトを編集]
  • 手順B
     1)キーボード・マウスを接続
     2)Steamのランチャーを起動
     3)ライブラリに移動
     4)ライブラリのゲームに移動
     5)ページの右にあるコントローラーのマークをクリック
     6)[レイアウトを編集]

設定画面では項目をクリックしていけばいい。
前の画面に戻りたいときは画面右下にある「(B)戻る」をクリックしましょう。
終了するときも「(B)戻る」を何回かクリックして設定画面が閉じるです。

コントローラー使用による連射機能

キーボードでもコントローラー使用による連射機能ができるように設定できます。
どのボタンでも連射できるように設定できるので連射装置のないキーボードでも大丈夫です。
Steamコントローラ設定からキーごとに連射機能をオンにしてください。

コントローラー使用による一般的なゲームのカメラ操作

デフォルト:マウス操作
カメラ操作は初期で上下反転が反転しない"ノーマル"になっています。
ゲーム側で設定をできない場合、反転させるにはコントローラー使用による反転設定をオンにすることで可能です。
keytokeyでも可能です。

コントローラー使用によるカメラの上下反転

古いゲームなど、一部のゲームではオプション設定でカメラの上下反転の設定ができないことがあります。
いつも上下反転で遊んでいる人はストレスなのでゲーム内部から変更できない場合はSteam本体からこれを直しましょう。

クイック設定でジョイスティックY軸の上下反転があるのでオンにする。
もしくは、

 1)左のタブの[ジョイスティック]
 2)右ジョイスティック動作の右にある歯車マーク
 3)デッドゾーンの上にある[垂直軸反転]をオン

余談
ウィンドウズOSの設定からOSそのもののマウス操作を反転させることでも、ゲーム上でのマウス反転を変更することができます。ただし、ウィンドウズ操作にも影響が出てしまうのでオススメしません。

コントローラー使用によるカメラ操作の感度を調節

デフォルト:マウス(右スティック)
ゲーム内部から変更できない場合はSteam設定のランチャー側で調節できます。

キーボードマウス操作のマウス感度を下げたい場合はクイック設定という項目が表示されるのでマウス(カメラ操作)の感度調節可能です。
クイック設定でジョイスティック感度(デフォルト:275%)があるのでスライダーで調節しましょう。
もしくは、

 1)左のタブの[ジョイスティック]
 2)右ジョイスティック動作の右にある歯車マーク
 3)水平方向調整のスライダーを下げる
 4)垂直方向調整のスライダーを下げる

  • 余談
    ウィンドウズOSの設定からOSそのもののマウス感度を下げることでも、ゲーム上でのマウス感度を変更することができます。ただし、ウィンドウズ操作にも影響が出てしまうのでオススメしません。

コントローラー使用でキーボード配置を入れ替える

 1)左のタブの[トリガー]
 2)右トリガー動作の下のフルプルの右にある[右トリガー]
 3)左トリガー(キーボードのボタン)を指定
 4)左トリガー動作の下のフルプルの右にある[左トリガー]
 5)右トリガー(キーボードのボタン)を指定

応用編

コードボタン、アクションセット、モードシフトを作成するとA押しながらB押すと、Xボタン押したことになるという動作が可能です。

ジョイスティック設定でマウス領域を選ぶとコントローラーのジョイスティック操作でマウスを動かすことができますが、このときマウスの移動範囲を制限することができたり、入力を常時真ん中のニュートラルに自動的に戻すなどの動作が可能です。




トラブルシューティング

コントローラの設定を変更する

Steamコントローラの設定がゲーム内で機能しない場合は、選択した入力方式にそのゲームが対応していない可能性があります。そのゲームのコミュニティ設定から動作するものがあるか探してみてください。

ゲームパッド専用の入力方式は、ゲームパッドに対応しているゲームでのみ機能します。
DOTA 2のようなゲームパッドに対応していないゲームをプレイする場合は、「ジョイスティック移動」、「ジョイスティックカメラ」などのゲームパッド専用の入力方式を使って移動したり周りを見たりすることができません。

フレキシブル入力方式のコマンドは、ゲームの制限に対応しなければなりません。
「十字キー」や「ボタンパッド」などのフレキシブル入力形式は、ユーザーにキーボードやマウス、ゲームパッドのコマンドをボタンに割り当てる選択肢を与えてくれます。 YまたはXボタンのようなゲームパッド特有のコマンドを選べば、ゲームパッド対応しているゲームのみで正常に機能します。

Steamクライアントを再起動する

Steamクライアントの「Steam」ドロップダウンをクリックする
「終了」を選択する
Steamをデスクトップから再起動する

競合するプログラムを無効化する

サードパーティープログラムの中には、Steamコントローラの機能と競合するものがあります。以下のようなプログラムを無効化し、コンピューターを再起動してみてください。

Razer Synapse
XInputエミュレータ
スクリーンキャプチャーソフトウェア(Frapsなど)
Skype、Skypehost
MSIアフターバーナー
ASUS AI Suite
ZoneAlarm

キーボードやその他のコントローラを取り外す

ゲームの中には特定の入力デバイスを優先するものがあるので、他のゲームパッド、ゲームマウスやキーボードが同時に接続されていると混乱する場合があります。

テストとして、キーボード、マウス、その他のすべてのゲームパッドを取り外してみてください。その後、Steamコントローラを使ってゲームを再起動してください。

外部ランチャーオーバーレイを無効化する

Uplay、Originなど外部のゲームランチャーは、専用のオーバーレイがあり、Steamオーバーレイよりも優先されることがあります。

ほかのサービス、または外部ランチャーでゲームを起動している場合は、そのランチャーのオーバーレイを無効にしてみてください。

Steamからゲームを起動する

外部ランチャーの設定メニューを見つける
オプションを選び、オーバーレイを無効化する