モチーフ考察-ハンター

Last-modified: 2021-10-14 (木) 13:50:34

当ページについて

  • このページはサバイバーのアイテム・名称・職業・経歴のモチーフになったものを考察をまとめたページです。
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  • 当サイトでは、特定の1人の人物からではなく、いくつかの要素が合わさり1人のキャラクターが出来ていると考えています。
    モチーフは人物だけでなく、物や宗教なども含まれます。
    また、モチーフはあくまでキャラクターデザインの参考になっているという意味なので野人のようにモチーフとなった人物もゲームで存在しているという可能性もあります。
  • 管理人のキャパにより全てのキャラクターに関する知識を理解しきれないため当ページの内容は誰でも編集・追加可能ですが、本人以外が書いた項目を消す時のみ必ずコメント欄で事前相談をしてください。
  • レイアウト関係で少し弄ることはあるかもしれませんが基本的に内容に対しては殆ど縛りをつけるつもりはないので自由に編集してください。

復讐者

通称復讐者名前レオ・ベイカー
(Leo Beck)
外来特質怨魂業火
形態変化もらい火、パペット操作、多重パペット操作
うわさ灰塵の中から生き返った彼は、いったい何を追い求めているのだろうか?

モチーフ考察

中国版の苗字である「贝克」はシャーロック・ホームズの居住地であったベイカー・ストリート(贝克街)から来ている可能性がある。
恨みの影が持っている三日月のような形をした武器は古代ギリシャに存在した「ハルパー」という刀剣の一種で、鎌剣とも呼ばれる。
ギリシア神話においてペルセウスの剣として有名。
一説では農具であったとも言われており、実際に草刈り鎌にはこのような形のものが存在している。
また、ファミ通のインタビューで映画「デッド・サイレンス」に影響を受けたという発言があったことから、おそらく復讐者の人形関連のスキルはこの映画の影響を受けている。

道化師

通称道化師名前ジョーカー
(Joker)
外来特質改造
形態変化ロケットダッシュ、カーニバルダッシュ
うわさサーカス団には2種類のピエロがいる。
人を喜ばせる微笑みピエロと、人に嘲笑される泣きピエロ。
ジョーカーは自分の役割にうんざりし、自分の顔に永遠の笑い顔を貼り付けた。

モチーフ考察

【ジョーカー/アメリカンコミック「バットマン」】

【ジョーカー/アメリカンコミック「バットマン」】
コミック「バットマン」の主人公であるバットマンの最大の敵として登場するキャラクター。
「Clown Prince of Crime(犯罪界の道化王子)」、「the Jester of Genocide(虐殺する宮廷道化師)」など様々なニックネームで呼ばれる。
バットマンが何度もリメイクされたり規制の影響で改訂されている影響で作品ごとに過去やプロフィールが多少異なるが、リメイクや改訂の影響を抜きにしても「ジョーカーの過去については判明しておらず、ジョーカー自身も精神状態が狂気そのものであり常に記憶が錯綜しているため、正式な来歴は闇の中」という設定になっている。
各作品に概ね共通するのは真っ白な皮膚、緑の髪の毛、裂けて常に笑みを湛えた口といった特徴で、カミソリのついたトランプ、笑気ガス、酸を噴霧する花などの有毒物質の調合、兵器を開発する化学工学の専門知識を駆使する。
バットマンの作者であるボブ・ケインによればヴィクトル・ユーゴー原作の映画「笑う男」をモデルにしたという。

資料集において元ネタであると明言されている。
道化師の名前の由来は恐らくこのジョーカーから。
初期のデザインでは彼へのオマージュでガスボンベのようなものを背負っていたが、最終的にはなくなった。

【ハビエル/【映画「気狂いピエロの決闘」】

【ハビエル/映画「気狂いピエロの決闘」】
1937年マドリード。
スペイン内戦の最中、街では泣き虫ピエロとおどけピエロの2人が子供たちを笑わせていた。
しかし興行の途中に共和軍が乱入し、サーカス団員とピエロ達に兵士として戦闘に加わるよう命令した。
共和軍たちに脅え、身を縮める子供たちの緊張をほぐそうとふざけ合うピエロ。
威圧的な態度を取り続ける軍に反抗的な態度を取った泣き虫ピエロは銃で殴られ、そのままサーカス団員たちは無理やり連行されていくのだった。
おどけピエロの息子であるハビエルは、団員たちが去ったサーカスに1人取り残されてしまった。


戦場に駆り出されたおどけピエロは、ピエロ姿のまま鉈1本で獅子奮迅の活躍を見せるが、戦闘中に足を負傷しそのまま気を失ってしまう。
気がつくと反乱軍に囲まれていたおどけピエロはそのまま囚われてしまう。
彼はそのまま強制労働となり、内戦が終わっても囚われたままとなった。
ハビエルは父の収容先にこっそり忍び込み、父と再会する。
やつれた父はハビエルに将来はピエロになるつもりかと聞き、ハビエルは人を笑わせたいと答えた。
父はハビエルに「ピエロをやるなら泣き虫ピエロをやれ。悲しみを知りすぎた者は人を笑わせられない。幸せになりたいなら運命の裏をかけ。復讐をすれば悲しみは癒される。復讐しろ」と言った。
その後ハビエルは父の強制労働先に侵入し、ダイナマイトを爆発させて父親を助け出そうとするが、元反乱軍の大佐に阻まれ父親も殺されてしまう。


1973年。
ハビエルは泣き虫ピエロとしてサーカスに入団して初仕事を始めようとしていた。
ハビエルは同じサーカスの曲芸師のナタリアに一目惚れしたが、ナタリアには既にセルヒオという恋人がいた。
セルヒオはハビエルの相方となるおどけピエロで、仕事には真摯で優秀だが酒癖が悪く、サーカスの稼ぎ頭なのをいいことに常日頃から横暴な振る舞いをしていた。
セルヒオはハビエルに何故ピエロをしたいのか聞いた。
ハビエルは自身の出自を答えず、逆にセルヒオに何故ピエロをしているのか聞いた。
セルヒオは「人殺しにならないため」と答え、ハビエルも自分も同じだと答えた。


仕事の後、ハビエルはサーカス団の仲間に酒場に誘われついていった先でセルヒオがナタリアに容赦ない暴力を奮っているところを目撃してしまう。
仲間たちは見て見ぬふりで、ハビエルはナタリアを心配するがナタリアはそんな彼でも好きなのだという。
ハビエルは酒場での出来事の後、ナタリアに興味を持たれて遊園地などに誘われるようになり、最初は距離を置いていたがナタリアのアプローチにより少しずつ縮まって行った。


しかしある日2人で出かけていることがハビエルに見つかってしまい、セルヒオは大激怒した。
怒りに身を任せたセルヒオの暴力によりハビエルは大怪我を負い、病院に入院する。
入院中ハビエルは啓示のようにナタリアが天使になる夢を見て、何かの箍が外れたように患者服の尻丸出しのデザインの服を着たまま病院を抜け出しサーカスに戻る。
サーカスで行為中だった2人に割って入り、セルヒオの顔をラッパで何度も殴った。
セルヒオは一命を取り留めたものの顔が原型を留めなくなってしまい、二目と見られない醜い顔になってしまった。


犯罪者として警察に追われるハビエルは気がつくと患者服どころか裸の状態で森をさまよっており、運良く事故で死んだ鹿の生肉を食べて息を繋いでいるという獣のような生活を送っていた。
一方でセルヒオは顔が変わってしまったことでサーカスにいられなくなるが、ピエロという職業は止められなかった。
ナタリアと2人で個人巡業をするが、子供が顔を見る度に泣き出し親に追い払われるため商売にならず、ナタリアはセルヒオに愛想をつかしてしまう。


実はハビエルのいる森は過去に父を殺した大佐の狩猟場であり、ハビエルは獣のような生活から大佐の個人的な恨みにより文字通り「猟犬」として働くこととなった。
その際に大佐がフランコ総統を狩猟場に招き、総統はハビエルを見て大佐に人間の扱いをするよう訴えるが大佐は気にせず、ハビエルは総統の手に噛み付き大騒ぎになった。
ハビエルはそのまま処刑されることになり部屋に閉じ込められたが、またナタリアの夢を見て目を覚めた時、部屋にあった苛性ソーダとアイロンで顔を潰して自分が誰だか分からないようにし、教皇のような服を身につけ大量の武装と共に逃げ出した。


謎の気狂いピエロとして人を殺していくハビエルがニュースで報道されている中、ナタリアはセルヒオを捨てて酒場の踊り子として働いていたが、ある日セルヒオに見つかってしまう。
しかしその現場にはハビエルも居合わせ、セルヒオとナタリアとハビエルの修羅場はサーカス団と警察を巻き込み血みどろに悪化していく。
2人の間で板挟みになったナタリアは最終的にハビエルを選ぶが、逃げ込んだ塔からリボンアクロバットの要領で降りようと腰に布を巻き付けていたナタリアは、セルヒオを塔から落とそうと彼の脚に布を絡み付かせて飛び降りたものの、途中で元サーカス団員と衝突してしまったために勢いを殺し切れずに腰の骨がへし折れて死んでしまうのだった。
気狂いピエロの決闘は終わり、ナタリアを失ったハビエルとセルヒオは2人とも逮捕され、刑務所に向かう車の中でお互いの顔を見て、セルヒオは泣き笑いをし、ハビエルは大声で泣くのだった。

おそらくナタリーに出会ってからの話や職業は主人公ハビエルがベースになっているが、ナタリーが道化師より後にサーカスへ入団していることや足の怪我(映画ではハビエルの父が同箇所を怪我している)など、ハビエルの全てが道化師に受け継がれているわけではない。
また、作中に登場するおどけピエロのセルヒオ(Sergio)を多言語で発音するとセルジオとなる。

【ハートフォード・サーカス火災(The Hartford Circus Fire)】

【ハートフォード・サーカス火災(The Hartford Circus Fire)】
1944年にリングリング・ブラザーズ&ベイリー・サーカスの公演中に起きた大火災。
サーカスの演者の1人であったピエロ、エメリー・ケリーが水の入ったバケツを持った写真がいくつかの新聞に掲載されたことから「ピエロが泣いた日」と呼ばれた。
火災による死亡者は167人にもおよび、700人以上が負傷したとして米国では最悪の大火災とされている。
当時このサーカスでは第二次大戦のために人員と設備が不足し、遅れや不手際が日常的になっていた。
また、2年前のこの時期には動物園から出火し多くの動物が焼け死ぬという事件があり、興行の前にも既にサーカス列車が遅れて、初日である7月5日の昼の興行に間に合わなかった。
初日をトチるとロクなことがないとのジンクスがサーカスにはあり、団員たちはナーバスになっていたのだ。
火災の始まりはライオンのショーが終わったあと、テントの南西の側壁で小さな炎として始まり、それを発見したサーカスのバンドリーダーは即座に緊急事態を意味する「星条旗よ永遠なれ」の演奏を指示した。
火事に気づいて騒ぎ始める観客たちにサーカス団員は落ち着くように叫ぶが、テント内はパニック状態となり、避難どころか将棋倒しになる始末だった。
防水用に塗られたパラフィン油は火の手を早め、溶けたテントはナパーム弾のように観客の頭上に降り注いだ。
これが大量の被害者の主な原因である。
火災の直接的な原因は今でもなお明らかになっていないが、放火の見方が有力である。

ノイジーサーカスの由来がリングリング・ブラザーズ&ベイリー・サーカスだった場合に考えられるモチーフ候補(サブキャラページのバーナム項参照)。
道化師が顔に大怪我をおった原因は気狂いピエロの決闘ではあくまで苛性ソーダとアイロンであり、その際に火事は起きていない。
第五人格はこのような大きな火災は起きていないが、火災という発想自体はこの出来事から来ているのではないかと考える。

ストーリー考察

セルジオから奪った顔というのが文字通り皮の場合、中国の易容术のように加工してぺろっと顔に貼り付けてその上から初期衣装の泣き顔仮面を被っていることが考えられる。

参考文献

断罪狩人

通称断罪狩人名前ベイン・ペレス
(Bane Perez)
外来特質憎しみの重圧
形態変化チェーンクロウ、トゲのチェーンクロウ、怒りチェーンクロウ
うわさベインはかつて、親切な狩場の番人だった。
いつも優しく密猟者を逃してやった。しかし彼の優しさは報われなかった。
それから、ベインは自分の領地に侵入した人間に対し、それがいかなる理由であっても容赦しなくなった。

モチーフとして考えられるもの

不明

リッパー

通称リッパー名前ジャック
(Jack)
外来特質寒霧
形態変化霧に隠れる、幽暗に隠れる、霧の都(アプデ前)
うわさ鼻歌を歌いながら腕を組む。
客人に対するリッパーの要求には、独特の基準がある。

モチーフとして考えられるもの

【ウォルター・リチャード・シッカート(Walter Richard Sickert)/1860-1942】

【ウォルター・リチャード・シッカート(Walter Richard Sickert)/1860-1942】
イギリスの著名な画家であり、ロンドンで発生した連続殺人事件「切り裂くジャック」の真犯人ではないかとする仮説が提唱されていることで有名である。
ドイツのミュンヘンでイラストレーターの父親とイギリス人の母親の間に生まれ、1868年にイギリスに移住する。
18歳で学校を卒業したシッカートは舞台俳優を目指し演劇を学び始めるが、4年ほどで辞めて美術学校に入学し美術を学び始めた。
また、シッカートはジェームズ・マクニール・ホイッスラーに出会い、強い影響を受けて彼のアシスタントを務めるようになった。
1880後半のデビュー当時のシッカートの作品は舞台演劇の描写や、背景に鏡に映った空間を描き出すなどの写実的なものが多かった。


1885年に政治家の娘エレンと結婚し、フランスのディエップで暮らし始める。
この際にパリの印象派の画家エドガー・ドガに出会い、影響を受ける。
1899年に離婚しシッカートはロンドンに戻った。
その後自身のアトリエをカムデン・タウンに起き創作活動を続けるが、1907年に発生した娼婦殺人事件の1年後に彼が発表した「カムデン・タウンの殺人」はこの殺人事件を彷彿とさせ、論争の的となった。


シッカートが「切り裂きジャック」の犯人ではないかという説が出たのは事件が発生した1888年時ではなく、現代に入ってからである。
推理小説家のパトリシア・コーンウェルによれば切り裂きジャックの手紙の切手に残された唾液とシッカートの私信の唾液など、数点の所持品のDNAが一致したという。
シッカートは生前切り裂きジャックへの関心が深く、カムデン・タウンのアトリエについて「かつて切り裂きジャックが住んでいた」と考えていたこと、幼少期に男性器を患い三回手術をしてることから性的なコンプレックスを抱いていたのではないかという推測があった。
しかし事件が古いこと、切り裂きジャックの手紙は必ずしもジャック本人から送られたものかはわからず、事件が起こった当時はフランスにいた可能性が高いことからあくまで容疑者の一人でしかなく、切り裂きジャック事件の真相についても未だに犯人はわかっていない。
ちなみにヘレナという妹がおり、彼女は著名なフェミニズム活動家となり自伝も残している。

説明文などからリッパーの背景推理に登場する「私」のモチーフでほぼ確定の人物。
記念日の手紙では彼の師であるジェームズ・ホイッスラーが登場する。
デザインに関しては映画「シザーハンズ」のエドワードに影響されていると明言されており、左手の形状や左胸のハサミはエドワードのハサミを解体して作った手を参考にしていると考えられる。
また、ティム・バートン原案の映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の主人公ジャックについて、監督はインタビューで「ジャックの姿の着想源は長い脚で華麗に動く蜘蛛である」と語っており、窓越えの動作にある蜘蛛のような動きはここから来ているのではないかと思われる。

歴史考察

  • ホワイトチャペル殺人事件
    1888年にイギリスで連続発生した猟奇殺人事件であり、切り裂きジャックと呼ばれる殺人犯の起こしたことで有名。
    1888年8月31日から11月9日の2ヶ月間の間にロンドンのイーストエンド・オブ・ロンドン、ホワイトチャペルで娼婦を中心に殺人を行い、一世紀以上経った現在でも犯人は不明なままである。
    「売春婦がターゲットであること」「ホワイトチャペル地区周辺での死」「残虐な手口であること」「犯人がわからないこと」が切り裂きジャックの手口の特徴であり、この特徴をもった殺人事件は全て彼の犯行として扱われたが、後世において未解決事件という性質上全てが彼によるものかということは人によって見解が異なる。
    第五人格のリッパーの背景推理に登場する5人の女性は歴史家の中で切り裂きジャックの被害者として広く認められる5名(カノニカル・ファイブ)。
    記念日である8月7日にはカノニカル・ファイブには含まれないマーサ・タブラムという女性が殺されているが、今のところは関連性は不明。
    また、切り裂きジャックを名乗る手紙がセントラル・ニューズ・エイジェンシー新聞社に届けられており、リッパーの背景推理に登場する手紙は恐らく1888年10月16日に届けられた小包がモデルになっていると思われる。
    この小包には切り裂きジャックの署名はなく、「地獄より」という書き出しと共に始まり中にはアルコール保存された人間の女性の腎臓が入っていたという。

スキル考察

  • 霧の都
    リッパーの能力としてたびたび登場する霧とはヴィクトリア朝時代にロンドンが「霧の都」と呼ばれていたことが発端と思われる。
    元々ロンドンは冬になると濃い霧が発生するが、産業革命の影響で各家の暖炉や蒸気機関車から吐き出される石炭の煙が霧と混ざり合い、空が常に黒く覆われるほどだったという。
    この濃い霧は人々の健康にも影響し、1952年にはこの大気汚染により12000人もの死者が出た。
    切り裂きジャックののさばっていた時代はこういった環境があったため、切り裂きジャックと霧は多くの創作で関連付けられることが多い。

参考文献

結魂者

通称結魂者名前ヴィオレッタ
(violetta)
外来特質まゆ包み、クモの巣
形態変化網を張る、糸を吐く、網を吐く
うわさ優れた役者は永遠に色褪せることがない。
ヴィオレッタ嬢の最新演目ーー神秘のスパイダーショーが開演!
当然ながら、近距離で観覧しないことをおすすめする。

モチーフとして考えられるもの

【アロイシア・ワグナー(Aloisia Wagner)/1906頃-死没年不詳】

【アロイシア・ワグナー(Aloisia Wagner)/1906頃-死没年不詳】
芸名「ヴィオレッタ」として知られるパフォーマー。
ブロンドの髪と緑の目を持ち、テトラ・アメリア症候群により腕と足を持たない状態で生まれた。
1924年に義理の兄弟であり経営者のカール・グロベッカーと共に渡米し、長年に渡りサーカスやフリークスショーなどの様々なサイドショーに出演した。
著名な作家のジャン・コクトーが1927年にパリにあるルナパークでアロイシアと会った際の伝記によれば「頑固なドイツ人女性」だったという。
また、アロイシアは首に金の鎖で結婚指輪を付けていたという記録があるが、彼女の夫に関する情報がないため謎とされている。

ほぼモチーフで間違いないと思われる。
アロイシアが勤務していたルナパークとは1907年から1931年に存在した遊園地であり、おそらく月の河公園の原型になったのではないかと思われる(ただしチェーン店のように同名の遊園地が他にもあるのでフランスのルナパーク=月の河とは限らない)。
また、月の河公園の二階建てテントの階段部分の看板のような装飾部分にはヴィオレッタの絵が載っている。

歴史考察

  • フリークスショー
    16世紀半ば頃にイギリスの大衆娯楽となったもので、身体に畸形を持った人たちが様々なショーを行っていた。
    1840年から1940年まではフリークスショーの黄金時代であり、サーカスや美術館などでこういった催しが多く見られた。
    20世紀初頭からは身体障がいに対する姿勢の変化や映画などの他の娯楽の発展により衰退するが、当時の障がいを持つ人々にとってフリークスショーはれっきとした仕事場であり、出演者の中には高い給料により普通の労働者よりも遥かに豪勢な暮らしをしていた者もいたという。
  • スパイドーラ
    ヴィオレッタのテーマが蜘蛛であることの元ネタと思われるもの。
    アメリカの見世物小屋で人気だったもので、頭は美しい女性だが身体は醜い蜘蛛というもの。
    これには勿論タネがあり、実際には蜘蛛の体を描いた絵から女性が首を突き出しているだけである。
    フリークスショーにはこういっただまし絵的なショーもあった。

参考文献

芸者

通称芸者名前美智子
(Michiko)
外来特質三役
形態変化苦海ダンス、刹那生滅、離魂移魂
うわさ美智子はかつて、素晴らしい芸者だった。
赤い着物を着た彼女がひらひら舞うと、それはまるで赤い蝶のようだった。
しかし今となっては、彼女の舞を直視する勇気のある者はいない。

モチーフ考察

【グラバー・ツル(Glover Tsuru)/1851(1848?)-1899】

【グラバー・ツル(Glover Tsuru)/1851(1848?)-1899】
幕末に長崎を拠点としたスコットランド出身の武器商人トーマス・ブレークグラバーの妻で、オペラ「蝶々夫人」のモデルとされる説がある女性。
大阪の造船屋「淡路屋」に生まれ、豊後竹田の岡藩士・山田太郎と結婚し娘を一人もうけるも離縁し、芸者となる。
いつ頃トーマスと知り合ったかは分かっていないが、戸籍によればトーマスとの第一子が1876年に出産していることからそれ以前と思われる。
蝶々夫人のモデル説が提唱された理由としては、長崎武士の出身であること、蝶の紋付を好んで着用し「蝶々さん」と呼ばれたことが由来している。
1899年に亡くなったツルの墓には揚羽蝶の紋が添えられていた。

モチーフと思われる人物。
手紙の「追加運賃」が妊娠を示すものであるのなら、蝶々夫人の要素がストーリーに含まれている可能性もある。
蝶は仏教においてあの世とこの世を行き来する力があるとされ、輪廻転生の象徴として知られている。

歴史考察

  • 芸者
    芸者とは踊りや音楽などで宴席に興を添え客をもてなす女性のことで芸妓ともいう。
    「芸は売っても身は売らぬ」という言葉のある通り、決まった旦那に尽くし、その見返りに金銭が報われるということがその建前になっていた。
    時代によっては色を売ることで遊女の領域を侵犯している思われることもあり、美智子の所属していた吉原遊郭では特に遊女と芸者の仕事の線引きがはっきりしていたという。
    旦那とは芸者へ金銭などでサポートをしてくれるいわゆるスポンサーのようなもので、旦那一人につき支援できる芸者は一人までで旦那は芸者に対し着物から生活費まで数百万円以上負担する。
    若手の時に旦那がつけばいわゆる水揚げ(一人前のお披露目をした後に同衾すること)することになるが、吉原にはこの制度はなかった。

  • 般若相の際に出てくる「般若面」は主に能で使われる面で、嫉妬や怒りによって鬼になってしまった女を表現している。
    能面の世界では鬼女への進化の程度で三段階ごとに面が分けられており、般若はその二段階目である。
    また、美智子の所属していた吉原遊郭は江戸時代に存在していた幕府公認の遊郭である。
    スキルの刹那生滅の由来は仏教用語で、人間の命は一刹那(75万分の1秒)ごとに生と死を繰り返しているという考え。
    離魄移魂に関しては言葉の直接の由来はないが離魂病という言葉があり、身体から魂が離れた状態で会いたい人の所へ行くという話は多く存在する。
    中国では死者の魂や死霊のことを鬼というので、もしかしたらその辺の概念も混じっているのかもしれない。

スキル考察

  • 刹那生滅/離魂
    仏教用語。
    刹那とは75分の1秒を表す単語で、刹那生滅とは人間は点滅している蛍光管のように75分の1秒ごとに生きて死ぬことを繰り返しているという考え。
    離魂は中国の小説に登場する単語で、思い人に会いたいがために魂が身体を抜け出して生霊状態で会いに行ってしまうというもの。
    スキルの性能自体はファミ通において芸者は口裂け女を参考にしていると明言されており、口裂け女には高速で走る・空中に浮くといった能力があるためそこからと思われる。

参考文献

黄衣の王

通称黄衣の王名前ハスター
(Hastur)
外来特質恐怖の形、恐怖
形態変化悪夢侵蝕、深淵触手、恐怖凝結、悪夢凝視
うわさ太陽が湖へと沈み、黒々とした星々が空に昇ると、ボロの黄衣をまとった使者が、湖底から蘇る。
彼に名は無く、好奇心に満ちた魂を求めている。

モチーフ考察

【ハスター(Hastur)/クトゥルフ神話より】

【ハスター(Hastur)/クトゥルフ神話より】
クトゥルフ神話において旧支配者の一員でヨグ=ソトースの息子にしてシュブ=ニグラスの夫とされる。
四大元素の「風」を司るとされ、「名づけられしもの」「邪悪の皇太子」とも呼ばれる。
人類に友好的ではないがクトゥルフとは敵対関係にあり、クトゥルフそのおよび信奉者と敵対する者には助力することもある。
おうし座に位置するヒアデス星団、ならびにアルデバランと関連づけられ、ヒアデス星団の古代都市カルコサから程近い「黒きハリ湖」に棲んでいる(ハリ湖には後ろ姿がタコのように見える生物が潜んでおり、ハスターとの関連があると考えられている)。
姿形は不明で目には見えないとも、触手を持つ大トカゲともタコのような巨大生物とも言われる。
オーガスト・ダーレスの小説「ハスターの帰還」では、ハスターが契約を結んだ人間に憑依する際に犠牲者の身体に「全身が風船のように膨らんで四肢が肥大化、鱗に覆われ、骨がなくなりグニャグニャになる」という凄まじい変容をもたらした。
この変容は永続的なもので、犠牲者は元に戻る事がない。
クトゥルフ神話の神々の一部には「化身」という神本体から切り離された分身のようなものを持っており、これは変身とは違い極端に言えば本体である神に叛乱を起こしたり、同じ神の化身同士が殺し合う事もありうる。
化身はベースになった生き物の習性に縛られるため、ベースが人間であれば生理現象も起こるし刺されると死んでしまう。
黄衣の王というのはハスターの化身の一つであり、ボロ布めいた黄色い衣を纏い青白い仮面をつけている。
「黄の印」と呼ばれる縞瑪瑙のブローチを持つ者の許を訪れ、魂を食らって連れ去るという。
この忌まわしいブローチはどうあっても手放す事が出来ない。

クトゥルフ神話とは作家のラヴクラフトとその友人が自身らの著作に登場する架空の神や地名を貸し借りしあう、いわゆる「シェアワールド」のようなものである。
ハスターが最初に登場する作品はアンブローズ・ビアスの発表した「羊飼いのハイタ(HAÏTA THE SHEPHERD)」という短編で、この作品ではクトゥルフにおける邪神要素やハリ湖などといった設定はなく、羊飼いを守護する慈悲深い神として描かれている。
これが後に別の小説家によって引用された際に意味深な設定が追加されたり邪神としての面が描かれたりしたたことで現在のクトゥルフ神話のハスターが出来上がった。
クトゥルフのハスターが湖景村の水神と異なることにはそういった経緯が反映されているのかもしれない。
羊飼いのハイタが発表された日付は1891年1月24日であり、第五人格ではこの日がハスターの記念日となっている。

【インスマス(Innsmouth)/クトゥルフ神話より】

【インスマス/クトゥルフ神話より】
ラヴクラフトの小説「インスマウスの影」に登場する架空の港町。
マサチューセッツ州エセックスにあるとされている。


1928年、インスマスの名家「マーシュ家」の1人であるオーベッド・マーシュは3隻の貿易船を使い、太平洋や東インド諸島との交易を始めた際にとある異教徒たちから「生け贄を捧げることで海の恵みを与えてくれる魔神」の話を聞く。
オーベッドは金儲け目当てに教団と交易を始め、成功を収めてインスマスでの発言力を高めたが、次にオーベッドが異教徒の島に行った時にはすでに廃墟と化しておりオーベッドは儲け口をなくし、インスマスの経済も停滞してしまう。
インスマスの住人はオーベッドの交易がダメになってしまったことに落胆し、キリスト教の神に祈り始める。
そんな彼らを見たオーベッドはまず村にあるキリスト教会の神父を追い出して、毎夜悪魔の岩礁へ行き、異教徒から教わった通りに町の誰かを生け贄として捧げ、その見返りを得ようとした。
海の魔神から得た宝でさらにオーベッドは力を増して荒廃しかけていた町は復興し、インスマスの急成長を知った外部の者が訪れるようになったが、その者達はほとんどが行方不明となっていた。
それに合わせてインスマスには「タゴン秘密教団」という宗教団体がのさばるようになり、フリー・メイスンの会館を買い取ってインスマス唯一の宗教団体としてのし上がったが、多数の行方不明者と教団の過激な活動展開に政府が動き、オーベッド・マーシュを含む32名が逮捕され、町の留置所へ入れられてしまう。


しかしその2週間後、悪魔の岩礁に大量の魔神の群れが現れ、インスマスに住んでいた者たちははオーベッドとオーベッドに加担していた者以外は全員殺されてしまった。
インスマスを襲った魔神の正体は海に棲む旧支配者の眷属「深きものども」と呼ばれる存在で、彼らは自分たちの長である「父なるダゴン」と「母なるヒュドラ」に従い、旧支配者「クトゥルフ」の復活へ備えて人間たちとの交配によって仲間を増やそうとしていたのである。
生き残ったオーベッドたちは彼らの提案を受け入れ、インスマスでは混血化が行われ、生まれた子供はそのまま町に住み着いた。
深き者どもと人間のハーフであるインスマスの住民たちは皆青白い蛙に似た「インスマス面」を持つようになり、それを忌み嫌った周囲の町の住人たちはこの町にたいして触れることを避けるようになった。
魔神に襲われた事件は隠蔽され、世間では「謎の疫病」として処理された。
オーベッドが魔神と取引をしていた「悪魔の岩礁」の沖合は非常に深くなっており、底には深き者どもとたちが棲む「イハ=ンスレイ(Y’ha N’thlei)」と呼ばれる海底都市があり、深き者どもの血を引く者たちは歳をとるとそこに帰っていくという。
また、不思議な事に周囲の海に魚がいなくても、このインスマス周辺だけはいつも魚が豊富にいるらしい。

湖景村と村に伝わる水神伝説は恐らくこの町が元になっている。
水神伝説の内容は風を司るハスターとは一致しないのでインスマスの海の魔神から来ている可能性が高い。
また、居館の「沈黙の宮殿」には黄衣の王を讃えるような掛け軸があること、窓の風景から海中にあると思われることから沈黙の宮殿とは海底都市にあたる部分なのではないかという説がある。

参考文献

白黒無常

通称白黒無常名前謝必安/范無咎
(Xie Bi'an/Fan Wujiu)
外来特質双魂
形態変化諸行無常、無住涅槃、吸魂揺魄
うわさ謝必安と范無咎は傘に魂を宿している。
かわるがわる生まれ変わり、かわるがわるすれ違い、憂う思いは断ちがたい。。

モチーフ考察

【黑白无常/道教】

【黑白无常/道教】
中国および東南アジアで信仰される、2人組の地獄の神の使い。
罪人の魂を捕縛し冥府へと連れていく役割という、獄卒のような役割を担っている。
民間信仰かつ口伝伝承故に数々のパターンがあり、最終的に「片割れの後を追ってもう片方も自ら命を絶つが、それを哀れんだ地獄の神が2人を登用する」ことは一致するもののそこに至るまでの経緯は地域により様々。
最も有名なものはストーリーにもある「范無咎が橋の下で謝必安を待ち続けた為に流されて溺死し、それを嘆いた謝必安が首を吊る」というパターン。
第五人格では瓜二つの長身の男性の姿をしているが、多くの伝承では白無常(謝必安)は背が高く顔が青ざめ長い舌をだらりと垂らした姿をしており、黒無常(范無咎)は背が低く顔が鬱血していて恐ろしい表情をしている(そのような姿をしている理由は中国では死んだ人間は死ぬ直前の姿のまま成仏するまで活動しなくてはいけないというルールのためである)。
死神に近い役割の存在ではあるが福をもたらす存在であるとも言われ、特に東南アジアなどにおいて白無常は煙草好きで賭け事にご利益があると信じられている。

白黒無常の元ネタと思われる人物。
第五人格では黒無常の名前は范無咎であるが、多くの地域では范無救とされている。(范無咎というパターンも存在する)
白黒無常の「南台橋で黒無常が溺死し白無常が後を追う」という話はそのままほぼ変わらず黑白无常にも存在している。
白黒無常の傘に宿っている設定は黑白无常にはない。
黒無常時に腰についている鐘は原典の白無常の姿(長い舌をだらりと垂らした姿)が彫刻されている。

スキル考察

  • 諸行無常
    仏教用語から来ており、現実世界のあらゆる事物は絶えず変化し続け、決して永遠のものではないという意味。
    この言葉自体は黑白无常の逸話とはあまり関連性がなく、言葉の被りという点でしか共通点がないため無常被りで持ってきたネーミングと思われる。
  • 無住涅槃
    仏教用語で正しくは無住処涅槃。
    涅槃とは仏教における悟りの境地のことで、生死の概念から解放された状態。
    大乗の菩薩は生死の世界にとどまらず常に衆生救済のために働き続けるのでその姿をこういった言葉で表す。

参考文献

写真家

通称写真家名前ジョゼフ・デソルニエーズ
(Joseph Desaulniers)
外来特質写真世界、時空重畳
形態変化瞬影留痕、時空残像
うわさジョゼフの世界では、すべての写真が時間の標本だ。

モチーフ考察

【ジョセフ・ニセフォール・ニエプス(Joseph Nicéphore Niépce)/1765-1833】

【ジョセフ・ニセフォール・ニエプス(Joseph Nicéphore Niépce)/1765-1833】
フランスの発明家で写真技術の先駆者であり、世界初の写真画像を作ることに成功した。
ソーヌ=エ=ロワール県のシャロン=シュル=ソーヌで裕福な法律家の家に生まれるが、フランス革命の際に多くを失う。
ナポレオンの下でフランス軍の士官を務めイタリアやサルデーニャ島で長年過ごしたが体調不良により退官。
その後結婚し、革命後のフランス体制下でニース地区の責任者となる。
しかし1795年にその職も辞め、兄クロードと共に研究に没頭するようになった。
また、クロードとともに世界初の「内燃機関」といわれるピレオフォールを発明し、それを搭載したボートでソーヌ河を流れに逆らって遡行することに成功した。
1805年に家族と共にシャロン=シュル=ソーヌに戻り暮らすが、1827年にロンドンでピレオフォールの事業化に失敗し一家の財産を浪費し精神を病んでいたクロードの下を訪ねる。
1833年に死去したがクロードのせいで破産状態だったためジョセフの墓代は自治体が提供した。
息子のイシドールは父の死後にダゲフォールと協力して写真の技法を完成させる。
いとこのクロード・フェリクス・アベル・ニエプス・ド・サン=ヴィクトールは科学者で、初めて写真に卵白を使った。

モチーフと思われる人物。
ジョゼフとの相違点としては、イギリスに亡命していないことやクロードが双子でないこと、クロードが兄であることなどが挙げられる。
また、設定資料集では映画「べニスに死す」、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」なども参考にしたと語られている。

狂眼

通称狂眼名前バルク・ラパドゥーラ
(Burke Lapadula)
外来特質制御台、監視装置、仕掛け壁
形態変化コントロール端末、オーバークロック
うわさエウリュディケ荘園はバルクの実験場で、彼が地下にどれだけのトラップを仕掛けたのか、知り得る者はいない。

モチーフ考察

【ヘファイストス(Hēphaistos)/ギリシャ神話】

【ヘファイストス(Hēphaistos)/ギリシャ神話】
炎と鍛治の神でありオリュンポス十二神の一人。
ローマ神話ではVulcan(ヴォルカン)とも呼ばれる。
神々の王ゼウスと正妻ヘラの第一子であるが、両足の曲がった醜い奇形児であったことから海に捨てられてしまうが、女神テティスとエウリュノメーに拾われ、9年の間育てられた後天に帰ったという。
神々の武具を作ることで有名なヘーパイストスだが、自ら戦うこともあり、『イーリアス』ではヘーラーに命じられてアキレウスを襲う河の神と対決し、決して弱まらぬ炎を放って巨大な河そのものを瞬時に沸騰・蒸発させ、河の神スカマンドロスを屈服させている。
ヘファイトスの逸話には天に帰った後もヘファイトスを冷遇し続けるヘラに対して美しい椅子を送り、その出来に感激した上機嫌のヘーラーが椅子に座ったとたん体を拘束され身動きが取れなくなってしまい、ヘラはヘファイトスの要求を聞かざるおえなくなったというものがある。

バルクのモチーフ候補。
鍛治をを司る神であることから槌を持った姿で描かれることが多い。
「座ると縛られる椅子」というのはロケットチェアと似ており、荘園に存在する仕掛けやトラップはバルクが作っているのであればロケットチェアを作ったバルクと椅子を作ったヘファイトスは共通点があるのではないかと考える。
また、携帯品のアテナの盾とは恐らくアイギスのことで、この盾を作ったのはヘファイトスである。(単純にセット衣装のUR衣装がヘファイトスをモデルにしているだけという可能性もある)

スキル考察

監視装置のスキルアイコンはサバイバーのペット「オブサーバー」に酷似している。

夢の魔女

通称夢の魔女名前イドーラ
(Yidhra)
外来特質夢隠れ、信者、魔女の記号形態変化伝道、寄生、同化、殉道
うわさ彼女は信者に永遠の命を与える。
しかし、新たな人生を手に入れるまで、その代償がなんなのかを知る者はいない。

モチーフ考察

【イドラ(Yidhra)、イー・ト・ラー(Yee-Tho-Rah)/クトゥルフ神話】

【イドラ(Yidhra)、イー・ト・ラー(Yee-Tho-Rah)/クトゥルフ神話】
クトゥルフ神話に登場する架空の神格。
地球の命の母と呼ばれ、地球誕生の後、最初の微生物が出現して以来地球と共に存在し続けていた。
【覆い隠すもの/生と死の女主人】【夢の魔女/The Dream Witch】などの異名を持つ。
アパッチ族とコマンチ族に崇拝される生贄と引き換えに多産と豊穣をもたらす「イー・ト・ラー」、中国で崇拝される剃刀のような鋭い爪を持ち若い男を好む「イ夫人」、目を持たないが幅広く裂けた巨大な口を有し、巨大な体で大地を掘り進むもの「ゾスラ」など無数の化身をもつが、その全てがテレパシーで意識を共有した統一体である。
彼女の崇拝者は蛇のような痕跡を帯びる、陶磁器人形のような容姿と細長く鉤爪のような指を得るなど、それぞれが崇拝する化身に近い容姿へと徐々に変化してき、時に彼ら自身を「イドラの子」とも自称する。
イドーラ自身はあらゆる生物から定期的に遺伝子を取り込んで進化をし続ける必要があり、生贄に飢えた化身はその崇拝者もろとも本来の姿である巨大なアメーバにまで融解してしまう。
彼女は遺伝子を得るために生贄とみだらな結合を行い、時にはその最中に相手を取り込んで遺伝子配列を組み替え、奇妙な外見を持つ怪物に作り替えた上で再び生みなおすこともある。

登場作である「Where yidhra Walks」においてはアメリカで『ヨランダ』と名乗って自ら教祖となり、自らを崇める教団を組織しており、信者達その物が彼女の力の源となるため、貪欲に信者を増やそうとする。
そのため信者達にはきまえよく恩恵が与えられ、中には不老不死を与えられた者や金持ちになった者も居るが、信者になるのを断った者には恐ろしい呪いを与えた。

実装時の公式Twitterでのデザイン説明の内容ともほぼ一致するため元ネタで確定と思われる。
信者の肌にはところどころ鱗があるなど「蛇のような痕跡」にあたるものが見受けられる。

【イグ(Yig)/クトゥルフ神話】

【イグ(Yig)/クトゥルフ神話】
H.P.ラブクラフトとゼリア・ビショップの共著「イグの呪い」などに登場する神格。ケツァルコアトルやククルカンといったメソアメリカにおける蛇信仰の源であることが仄めかされている蛇神であり、蛇人間及びその同胞であるトカゲ人間から信仰されている他、同胞である蛇を傷つけない限りは人類に対しても比較的温厚な神とされている。
その地域における蛇のうち特に大きく頭部に白い三角形の模様を持つ個体は「イグの子」または「イグの聖なるヘビ」であるとされる。
イグと蛇人間の混血、イグの呪いによって生まれた子供は「イグの落とし子」と呼ばれ、萎縮して垂れ下がった手足を有する、鱗状の皮膚を持つなどの特徴を持つ。また、特に後者の方法でイグの落とし子が生まれた場合、母親は多くの場合死亡する。
なおこの神格はイドーラとの間にエイイグ(Ayi'ig)というタコに似た娘を成し、シェブ=ニグラスとの間には性魔術を司る旧支配者ウトゥルス=フルエフルを成したと言われている。

シーズン10真髄2にて、ケツァルコアトルまたはククルカンをモチーフとした衣装が実装されているが、この羽を持つ蛇はクトゥルフ神話においてイドーラとの間に子をなしたとされる蛇の神格イグと同一視される。
更にこの神格は蛇、特に巨大で特異な特徴を持つ「イグの子」と呼ばれる蛇に危害を加えると怒りを買うこととなるとされており、第五人格におけるイドーラはこの神格と混合している可能性がある。

【カーラ・フェイ・タッカー(Karla Faye Tucker)/1959-1998】

【カーラ・フェイ・タッカー(Karla Faye Tucker)/1959-1998】
1983年6月14日に恋人と共に強盗に押し入り、ツルハシで被害者を惨殺。
この殺人の時のことを後にカーラは「性的な絶頂を感じた」と語っている。
翌月に恋人と共に逮捕され、死刑が言い渡されるが彼女は刑務所内で聖書の信仰に目覚める。
贖罪し、牧師と結婚したと報じられるカーラの死刑に対して反対の声が上がり論争が巻き起こるが、1998年2月3日に薬物処刑が執行された。

公式から夢の魔女の信徒のモデルと発表されている人物。
カーラ・フェイ・タッカーは黒髪黒目であり、信徒と本体の髪と目はこれが反映しているのではないかと思われる。
信徒の武器であるツルハシはタッカーの事件が元になっている可能性が高いが、信徒たちの生前がカーラ・フェイ・タッカーのような人生だったかは不明。

歴史考察

【ドリームランド(Dreamlands)】

【ドリームランド(Dreamlands)】
ラヴクラフトの小説「未知なるカダスを夢に求めて」に登場する架空の神話世界で、現実には存在しない生物や物質が多く存在している。
人間は現実世界(覚醒の世界)で夢を見ることでその世界に踏み込むことができ、ドリームランドに来ることのできる人間は「夢見る人」と呼ばれる。
階段を下ることで深い方へと進むことができ、浅い眠りの中で70段の階段を降りることで「炎の洞窟」と呼ばれる洞穴状の神殿がある。
そこでナシュトとカマン=ターという神官に許可をもらうことでその先に進むことができる。
炎の洞窟を抜け、700段の階段を降りた先に「深き眠りの門」を越えた先にドリームランドがある。
門を抜けると夢見る人の衣服や持ち物は自動的にドリームランド水準のものに変わってしまう。

夢の魔女の背景推理に登場するウォルクの目指した場所。
イドーラの登場する小説である「THE BLACK SUTRA」にドリームランドの言及は一度もない。
背景推理の出来事に夢の魔女がどこまで関わっているか不明だが、赤い霧というのは夢の魔女の能力の際「夢の魔女の力の及ばない場所」として存在している。
ドリームランドは元の設定では旧支配者たちと敵対する旧神の住まう場所であり、イドーラは外なる神という旧支配者の強化版のような存在なのでドリームランドには立ち入ることが出来ない・もしくは力が及ばないということだろうか?

参考文献

  • スコット・アニオロフスキーほか著 坂本雅之、立花圭一厄「マレウス・モンストロルム」
  • Walter C. Devill Robert M Price 著「The Black Sutra」

泣き虫

通称泣き虫名前ロビー・ホワイト
(Robbie White)
外来特質腐敗の領域、無限の命
形態変化怨霊消滅、再生、安息の道、腐敗の息、斬怨(アプデ前)
うわさ頭を落としてしまったロビー。
泣き虫で不運なこの子は、斧を手に得意なことを繰り返すほかなかった。

モチーフ考察

【グリム童話「ねずの木の話」】

【グリム童話「ねずの木の話」】
むかしむかし、一人の金持ちの男には美しく気立ての良い妻がいた。
この夫婦はとても仲が良かったが子供が欲しいと祈っていたがなかなか授からなかった。
夫婦の家の前には一本のねずの木があり、ある冬の日、妻はこの木の下でリンゴの皮を剥いていた。
剥いているうちに女は指を切ってしまい、雪の上に指から落ちた血がたれた。
女はこれをみて「血のように赤く、雪のように白い子供が欲しい」と深いため息をついた。
妻はネズの木とともに日々を過ごし、四季が変わるたびにネズの木の変化を見て喜んでいたが、だんだんと気が塞いで病気になってしまった。
十月目経ったころ、妻は雪のように白く血のように赤い男の子を出産し、とても喜んだが、そのまま亡くなった。

夫は泣きながら妻の遺体を遺言通りにネズの木の下に埋め、しばらくして新しい妻を娶り、二番目の妻との間には女の子が生まれた。
新しい妻は自分の娘を見ると可愛くて仕方がなかったが、前の妻との子供である息子のことは邪魔に思っていた。
女はだんだんと心が悪魔に取り憑かれ息子に暴力を振るうようになり、息子は終始びくびくするようになってしまったが、兄妹仲はとても良かった。


ある時、女は娘にリンゴをせがまれ、喜んで大きな鉄の錠前と重い蓋のついた箱から美しいリンゴを取り出して娘に与えた。
娘は「お母さん、兄さんにもリンゴをわけてもいい?」と聞いた。
女は「いいよ、学校から帰ってきたらね」と返したがはらわたが煮えくり返っており、「兄さんより先に食べるんじゃない」と言ってリンゴを引ったくって箱の中にしまってしまった。
そこに帰ってきた息子をリンゴの入った箱に案内して自分で箱を開けて食べるよう指示し、息子が箱に顔を突っ込んだ途端にガタンと蓋をしめてしまったので、息子の頭はころりと取れて赤いリンゴの中に落ちた。
それを見て自分のしたことが急に恐ろしくなり、どう罪から逃れられるかを必死に考えた。
その結果、布を巻き付けて一度首を元に戻し、戻ってきた娘が兄が寝ていると思って起こそうとした拍子に首が落ちるよう仕向け、娘に罪を擦り付けた。
兄を殺したと思い動揺する娘を何食わぬ顔で慰めた女は、夫には息子が親戚の家に遊びに行ったと伝え、息子の遺体をばらばらに切り裂いて鍋で煮込んでその日の夕ご飯として出し、夫はあまりの美味しさに一人でそれを完食してしまった。
娘は自分が兄を殺したと信じ切っており、黙ったまま泣くばかりだった。


娘は残された兄の骨を一つ残らず拾い集め、ネズの木の根元の草に置いた。
するとネズの木から雲が立ち上り、その中から火が燃え立ったかと思うと火の中からは美しい鳥が飛び出して良い声で鳴きながら空高く飛んでいった。
鳥は色々な家の屋根に行ってはこう歌っては歌を繰り返す代わりに家のものをお礼にもらっていた。
「母さんが私を殺した、父さんが私を食べた、妹のマルリンヒェン、僕の骨を全部集めてネズの木の下に置いた、キーウィット、キーウィット、僕はなんて綺麗な鳥だ」
ある水車小屋でこの歌を歌った際、粉ひき男たちに歌をもう一度歌うよう要求され、お礼に鳥は石臼をもらった。
鳥はもらった物を持って死んだ息子の家に戻り、もう一度この歌を歌った。
妻は頭がどうにかなりそうだったが、娘が泣くのをやめて鳥からもらった赤い靴を履いて嬉しそうに外へ出て行くのについていこうとした際、鳥に石臼を頭の上に落とされてぺしゃんこになってしまった。
夫と娘は驚いて見ると、扉の前には一面の煙と火が立ち上っていたがそれが消えると死んだはずの息子が立っており、父と妹の手を取った。
三人は揃って喜び勇んで家に入り、テーブルに座って仲良く食事をするのだった。

背景推理に登場する童話。「柏槇の話」とも呼ばれる。
ネズの木とは杜松とも書き松の仲間なので、スキルで生やす安息松というのはネズの木のことだと思われる。
首を落としてしまったところやネズの木から復活したという点では兄の設定が中心であるが、ロビーの泣いてばかりというところは妹から引き継いでいる?

【王立ベスレム病院 (Bethlem Royal Hospital)】

【王立ベスレム病院 (Bethlem Royal Hospital)】
イギリスにある世界で最も古い精神病院とされ、18世紀頃の劣悪な環境から映画やホラー小説で使われることもある。
1247年に小修道院として建設され、後に病院として扱われるようになった。
精神病を扱い始めたのは1330年からであったが、収容された患者数はわずか9人であった。
16世紀頃になると患者数は31人となるが、治療環境は極めて劣悪で、患者を鎖で繋いだり暴力を振るったりといった行為が当たり前になっていた。
その後は環境だけでなく、非人間的かつ残忍な治療法で悪名高くなり、18世紀には患者を見物するために貴族が1ペニーを支払って病院に入場するというビジネスが始まった。
毎月第一火曜日には入場が無料となり、見物客には患者を付いて興奮させるための杖の持ち込みが許可されていたという。
このような行為があったのは当時の精神病に対しての認識が大きな理由。
ベスレムに限らず、こういった患者を監禁するのは当時の人々にとっては当たり前であり、現代の倫理というのは精神医学の発達や精神衛生法などの法の改正によって築かれたものである。
また、ベスレムで行われた残忍な治療法に関しても、ロボトミー手術のように当時は効き目があると信じられていたものだった。
なお、現在はこのような治療は行われていない。

ホワイトサンド精神病院のモチーフと思われる病院。
元々キリスト教にまつわる建物だったこと、ゲーム内の居住地区の風景がベスラムのものと酷似していること、精神病院であったことが共通点として挙げられる。
ホワイトサンドのネーミングの由来としては、ステージには一部(おそらくオルフェウスつながりで)河や水のネーミングがあることからカナダのWhitesand River、もしくは中国の白沙河などが考えられる。

スキル考察

  • 怨霊

    【ウィル・オ・ウィスプ(Will-o'-the-wisp)】

    【ウィル・オ・ウィスプ(Will-o'-the-wisp)】
    青白い光を放ち浮遊する球体、あるいは火の玉の伝承。
    夜の湖沼付近や墓場などに出没し、旅人を道に迷わせたり底なし沼に誘いこませるなど危険な道に誘うとされる。
    その正体は、整然罪を犯したために昇天しきれず現世を彷徨う魂、洗礼を受けずに死んだ子の魂、ゴブリンや妖精の変身した姿とも言われる。
    このような現象が起こる科学的な原因として、死体が分解される過程で人間に含まれるリンが発光するため・分解に伴って生じた硫化水素が火の元になっているのではないかという説がある。

    泣き虫の「怨霊消滅」のスキルはネズの木の話にはあまり通じるものがないためこちらから来ていると思われる。
    怨霊の色が青いことが共通点として挙げられ、このスキルの説明にある「腐敗の領域」とはウィル・オ・ウィスプの原因とされる腐乱死体から来ているのではないかと考えられる。
    また、似たような話としてウェールズの伝承である「人魂(コープス・キャンドル)」という怪火は死が迫っている人の家や場所を飛び回るとされ、青白い火は幼児の死を、大きな光は成人の火を、多数の火は大勢の死を予告するという。

参考文献

魔トカゲ

通称魔トカゲ名前ルキノ
(Luchino)
外来特質呪われた体
形態変化ハンタージャンプ、落下、落下攻撃、熱狂、蛇の化け物
うわさルキノは禁忌の領域に深入りした代償を負っている。
そのウロコはいつまでたってもきれいになることはない。

モチーフ考察

【Dr.カート・コナーズ(Curtis "Curt" Connors)/マーベル・コミック】

【Dr.カート・コナーズ(Curtis "Curt" Connors)/マーベル・コミック】
通称リザードと呼ばれるスパイダーマンシリーズに登場するヴィランで、超人的な身体能力と鋭い爪・歯、硬い皮膚を持ったトカゲ人間。
元々はフロリダ生まれの穏やかな男だったが、軍医として兵役についていた際に爆弾により右腕を失ってしまう。
戦後は医者をやめ、身体の再生能力がある爬虫類の研究を始める。
研究の中で合成に成功した「失った体の部位の再生を可能にする薬」を家族の制止に耳を貸さずに自分に使ったところ、突如として身体全体が爬虫類の緑の皮膚に覆われ、トカゲのような尻尾も生え始めた。
そして人格までもが知性的なコナーズとは正反対の凶暴なリザードの人格へと変貌してしまうのだった。

研究者であること、緑色の鱗、強靭な皮膚などが共通点としてあげられる。
また、登場時のUR衣装は「元医療職」であり、コナーズが元々外科医をやっていたことから来ているのではないかと考えられる。

ストーリー考察

ルキノが受けた呪いに関しては、「蛇に足が生えた(蛇目線での退化)生き物になる呪い」という説と「遺伝子配列を組み替えられた怪物がルキノ(イドーラ項参照)」という説の二つがある。
いずれにせよ人間からトカゲへの変化には夢の魔女が関係している可能性が高く、「進化」というワードはルキノにとっては進化論、夢の魔女にとってはイドーラ自身の特性としてどちらに対しても関係があるように思える。
夢の魔女の背景推理に登場する「ルキノ教授は人間って猿から変化した者だと信じている、まったく笑えるよ」という言葉が当時の認識であるならば、ルキノが生きていた時代は「ダーウィンの進化論(もしくは彼が出版した種の起源)」が普及する1859年より以前である。

参考文献

血の女王

通称血の女王名前マリー
(Mary)
外来特質水鏡形態変化鏡影、鏡傾、入鏡
うわさマリーはチェスに何の興味もない。
なぜならクイーンは一番負けやすいコマだからだ。

モチーフとして考えられるもの

【マリー=アントワネット=ジョゼフ=ジャンヌ・ド・アブスブール=ロレーヌ・ドートリシュ
(Marie-Antoinette-Josèphe-Jeanne de Habsbourg-Lorraine d'Autriche)/1755-1793】

【マリー=アントワネット=ジョゼフ=ジャンヌ・ド・アブスブール=ロレーヌ・ドートリシュ
(Marie-Antoinette-Josèphe-Jeanne de Habsbourg-Lorraine d'Autriche)/1755-1793】
フランス国王のルイ16世の王妃でフランス革命で処刑された。
マリア・テレジアの娘として生まれ、14歳の時にオーストリアからフランスに嫁ぎヴェルサイユ宮殿にて結婚をする。
娼婦嫌いの母の影響を受けていたマリーはルイ15世の公妾であったデュ・バリー夫人を嫌い、無視し続けたがのちにルイ15世のとりなしによって表向き終結した。
夫との結婚生活はあまり良好でなく子供が生まれない時が続くが、結婚生活7年目にして第一子を授かり、これをきっかけに賭博をやめた。

1774年にルイ16世が即位したことにより正式にフランス王妃となった。
王妃になったマリーは、朝の接見を簡素化させたり、全王族の食事風景を公開することや、王妃に直接物を渡してはならないなどのベルサイユの習慣や儀式を廃止・緩和させた。
しかし、この儀式が一種のステータスであった貴族からは無駄と理解しつつも今まで大切にしてきた特権を奪う形になり、反感を買った。
マリーは大貴族たちを無視し、彼女の寵に加われなかった貴族たちは、彼女とその寵臣をこぞって非難した。
その影響でヴェルサイユ以外の場所、特にパリでマリーへの中傷がひどく多くは流言飛語の類だったが、結果的にこれらが民衆の憎悪をかき立てることとなった。
「首飾り事件」と呼ばれる詐欺事件も王妃の陰謀によるものとして噂になり、この風潮を助長した。

1789年にフランスで王政に対する不満が爆発し、革命が勃発する。
それまでマリーから恩恵を受けていた貴族は彼女を見捨てて国外に亡命してしまい、マリーに誠実にあったのは王妹エリザベートとランパル公妃だけであった。
国王一家はヴェルサイユ宮殿からパリのテュイルリー宮殿に身柄を移され、マリーはオーストリアに亡命しようと計画するが、豪華な馬車で移動することを譲らず、国境で見つかってしまいパリに連れ戻される。
この事件から国王一家は親国王派の国民からも見放されてしまう。

1792年、フランス革命戦争が勃発し、国王一家はパリ市民と義勇兵に襲撃されてタンプル塔に幽閉されるが、幽閉生活とはいえ家族でチェスを楽しんだりなど待遇は大して悪くなかった。
ルイ16世が処刑された後、マリー自身も裁判を受けることとなるがマリーはすべての罪に対してほぼ無罪を主張し、裁判は予想以上に難航する。
業を煮やした裁判所はルイ17世の非公開尋問を行い、「母親に性的行為を強要された」と無理矢理に証言させたが、マリーは傍聴席のすべての女性に対して無実を主張し大きな共感を呼んだ。
しかし、この出来事も判決を覆すまでには至らず、コンコルド広場において夫の後を追いギロチン送りとなる。
処刑の際は白衣に白い帽子を身に着け、苦なく死ねるように髪を短く刈り取られ両手を後ろ手に縛られていた。
通常はギロチンで処刑の際に顔を下に向けるが、マリー・アントワネットのときには顔をわざと上に向け、上から刃が落ちてくるのが見えるようにされたという噂が流れたという説もある。
最期の言葉は、死刑執行人シャルル=アンリ・サンソンの足を踏んでしまった際に発した「お赦しくださいね、ムッシュウ。わざとではありませんのよ(Pardonnez-moi, monsieur. Je ne l'ai pas fait exprès.)」だという。

後世のマリー・アントワネットの評価は「美貌、純情な反面、軽率、わがままな女性」である一方、王妃としての義務を果たそうとしていた人間とされている。
当時の社会で求められていた王妃像は君主の後ろにそっと寄り添うような女性であったが、マリーは高貴な出自に対して揺るぎない矜持を持っていたと同時に「近代的女性」のように自立した個性を保とうとしていた面があり、普通の女の子としていきたいという願望も持っていたが、王妃としての義務を果たさなければならぬと強く思ってはいた。
その思いは、王家の威信が危機に瀕するほど、王家の立場が悪くなるほど一層表現され、その「健気」な姿が共感を誘いもしたが、それは必ずしも正確な状況判断に基づいてはいなかった。

また、有名な「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」という言葉はマリー・アントワネットの代名詞とされているがこれがマリー本人の言葉であるという記録は残っていない。

公式から元ネタと発表されている人物。
背景推理の内容も史実のマリー・アントワネットとほとんど変わらない。

スキル考察

  • 【血まみれメアリー(Bloody Mary)】

    【血まみれメアリー(Bloody Mary)】
    アメリカの都市伝説。鏡の前で名前を呼ぶと共に一定の手順を踏むことで現れるという、血まみれのドレスを着た長髪の女性の幽霊。
    呼び出すために名前を呼ぶと共に必要な手順は、その場で回る、鏡を蝋燭の光で照らす、あるいは三回名前を呼ぶなど様々。(トイレの花子さんに近い)
    呼び出すと顔を引っかかれる、気絶する程度のものから果ては殺されてしまうなどと言われている。
    また、「車内で血まみれメアリーの話をするとバックミラーに姿が映る」というものもあり、いずれにせよ鏡と深く結び付けられている。
    名前の由来は同名の異名を持つ英国女王メアリー1世(Mary I of England/1516-1558)と思われる、都市伝説で現れるメアリーは不慮の死を遂げた未亡人や女学生であるという。

    マリー・アントワネットに鏡に関する逸話は特にないので、能力の水鏡はマリー繋がりでこの人物から来ていると思われる。
    また、血まみれメアリーの名前の由来であるメアリー一世の娘メアリー・スチュアートには処刑の際に真紅のドレスを着て断頭台に登ったという逸話があり、マリーの服の色はここから来ている可能性がある。

参考文献

ガードNo.26

通称ガードNo.26名前ボンボン
(Bonbon)
外来特質爆発連鎖
形態変化時限爆弾、リモート爆弾、爆弾EX
うわさバルクのガードNo.26ロボットは、起爆時間を大量に保存している。

モチーフ考察

【タロス(Talōs)/ギリシア神話】

【タロス(Talōs)/ギリシア神話】
鍛治の神ヘファイトス、もしくはダイダロスによって作り出された青銅の自動人形。
別の説ではゼウスが人間の前に作った「青銅の人種」の生き残りだったとも言われる。
ゼウスがエウロペに与え、彼女はクレータ島に連れて行ったとされる(ヘファイトスがミノスに与えたという説もある)。
タロスはクレタ島を毎日三回走り回って守り、島に近づく船に石を投げつけて破壊し、上陸した敵には全身をから高熱を発して抱きついて焼き殺したという。
胴体にある一本の血管には神の血が流れており、これをせき止めている踵に刺さった釘が弱点で、これを抜くと失血死してしまう。

狂眼の元ネタがヘファイトスだった場合に考えられるモチーフ候補(ヘファイトスについてはこちら参照)。
敵を焼き殺すという点はボンボンと似ているところがあり、ボンボンの武器の持っている釘バットはタロスの釘から来ているのではないかと考える。
ボンボンというネーミングは爆発音から来ていると公式で明言されている。
26号の方の由来は、元素番号26である鉄やストロングナンバーのG26(アガペー)など諸説ある。

参考文献

「使徒」

通称「使徒」名前アン
(Ann)
外来特質影を踏む
形態変化ランウェイ、急襲、ガイド、超感覚
うわさ疫病がアンに襲い掛かった時、彼女の敬虔さが運命の慈悲を賜ることはなかった。
彼女が生涯得たたった一つの救いは、生と死の狭間で死神より一足先に歩み寄った軽やかな足音と、夜の果てで彼女を見つめる人間ではない何かの視線だった。

モチーフ考察

【バステト(Bastet)/エジプト神話】

【バステト(Bastet)/エジプト神話】
エジプトのブバスティスを中心として信仰される猫の女神で、その姿は上半身だけ猫の時もあれば全身が猫で描かれることもある。
破壊神セクメトと混同されることがあり、その場合はラーが人間を罰するために自身の左目を抉りとり、「ラーの目」として地上に送り出して大殺戮を行なった女神として恐れられる。
また、クトゥルフ神話にもこの女神は登場し、イギリスのコーンウォールの地下にバースト(バステト)の神官たちが移住し彼らの秘密が残されていたという。

紹介PVの生前のアンと思しき人物の肌が浅黒いことや、内容から少なくともPVはこの話がモチーフになっていることが考えられる。
ただし、「太陽」「目」といったワードから発想するものは「ラーの目」であるが「真理」と「目」で発想できるのはキリスト教の摂理を示す「神が全てを見通す目(プロビデンスの目)」であり、このどちらがフェイクか、もしくは複合したものがアンであるのかは分からない。
背景推理でアンの父が猫の像に祈っているが、猫信仰で代表的なのはバステトであるためおそらくエジプトに関する宗教であると思われる。

歴史考察

【魔女狩り(witch-hunt)】

【魔女狩り(witch-hunt)】
主にヨーロッパに存在した出来事で、悪魔と契約してキリスト教社会の破壊を企む背教者(魔女)に対して法的手段を経ない私刑などを行うというもの。
密告で魔女と訴えられた者は魔女裁判で拷問をかけられ、魔女と断定されると火刑に処されてしまう。
結果的に魔女と自白しようとしまいと拷問が過酷であり、密告された時点でほとんど死が決まる。
裁判を経ず、直接極刑に至ることもあった。
魔女狩りを行う側の魔女の定義は非常に曖昧であり、魔術を使ったという疑いがあるだけであったり、身体的な特徴がある者やコミュニティから外れていた者がターゲットになることもあり、女性だけでなく男性であっても迫害されることがあったという。
最も魔女狩りが流行したのは17世紀~18世紀であり、ヨーロッパでの経済の悪化や大規模な戦争、天候不順による凶作から民衆たちの不安が募り、こうした精神状態が魔女狩りの流行を加速させたと考えられている。

アンに刺さった木の棘というのは他者からのものではないかという考察があり、アンのストーリーを「病気を魔女のせいにしてその元凶として誰かを処刑した」と解釈するのならこの流れは魔女狩りの典型である。
また、黒猫はキリスト教では魔女の使いとして知られ、魔女狩りの余波で黒猫を殺す風習が過去に存在していた。
アンという名前の由来として考えられるのはアメリカで最も有名な魔女狩り「セイラム魔女裁判」のアン・パットナム(Ann Putnam)、もしくはこの事件の犠牲者であるアン・フォースター(Ann Foster)、聖母マリアの母親であるアンナ(Anna)などが候補として挙げられる。

【ペスト(plague)】

【ペスト(plague)】
ペスト菌の感染によって起きる感染症で、感染者の皮膚が内出血により紫黒色になることから別名黒死病とも呼ばれる。
感染源はこの菌を持っているノミであり、ノミを食べたネズミが感染し、更にそのネズミを食べた猫や犬などに感染する。
このようなサイクルの中にヒトが入り込むことによって人間がペストに感染する。
現代では患者の発生もほとんどなく、感染したとしても適切な治療を行えば治る病気ではあるが、18世紀から19世紀・もしくはそれ以前では重篤な感染症として恐れられていた。

アンやアンの家族が感染した病気はペストなのではないかという説がある。

スキル考察

使徒のスキル「ガイド」でつける刻印の猫の尾が十字架に絡まっている構図は恐らく蛇が十字架に絡まっているものを模していると考えられる。
蛇は復活などの象徴として扱われる一方で、イヴに知識の木の実を食べるよう唆したことから悪魔とされることもある。

参考文献

ヴァイオリニスト

通称ヴァイオリニスト名前アントニオ
(Antonio)
外来特質戦慄の旋律
形態変化奏鳴曲、狂奏曲、無窮動
うわさアントニオは誰が自分の体を操っているかなど気にしていない。
世界の旋律を弾くことができれば、それで良い。

モチーフ考察

【ニコロ・パガニーニ(Niccolò/Nicolò Paganini/1782-1840)】

【ニコロ・パガニーニ(Niccolò/Nicolò Paganini/1782-1840)】
イタリアの音楽家。作曲家であると同時にヴァイオリン・ヴィオラ・ギターの奏者でもあり、特にヴァイオリニストとして有名。
痩身・鋭い目つき・浅黒い肌という外見の影響もあって、「才能と引き換えに悪魔に魂を売り渡した」とすら囁かれるほどの天才であり、演奏会の最中に次々とヴァイオリンの弦が切れた際に、最後に残ったG弦一本のみで一曲弾き切ったと言われている(ただしこの逸話については、一番低い音を出せるG弦だけが残ったことから、パフォーマンスの一環としてパガニーニ自身がわざと弦が切れるように仕向けたとも推測されている)。
その演奏技術の高さについては、作家・生化学者のアイザック・アシモフの著書で「マルファン症候群という遺伝病のために指の長さや関節の柔軟性が常人離れしていたのでは」という説が語られている。
幼少期から病弱で、中年期に入ってから体調不良に悩まされるようになったため、下剤や水銀の服用といった治療を行っていたが、その結果水銀中毒に陥り、次第にヴァイオリンの演奏が困難になったことで引退を余儀なくされた末、水銀中毒による合併症で死亡した。
その遺体は前述の「悪魔に魂を売り渡した」という噂が原因で各地の墓地で埋葬を拒否され、改葬を繰り返すなど30年以上に渡って各地を転々とすることとなった。
パガニーニは1801年にルッカを訪れ、ルッカでのコンサートは、パガニーニの並々ならぬ才能と常識外れの言動が公にされた最初の場となったが、彼はこの街に馴染み10年以上も滞在することになった。
また、その4年後にルッカはフランスに併合され、新たに大公妃となったエリザ・ボナパルトに宮廷ヴァイオリニストの地位に任命された。
しかし1809年にはフリーランスのヴァイオリニストに戻るため宮廷を去った。

発表当時はキャラクター名が「パガニーニ」とされていたことから元ネタでほぼ確定の人物。
初期設定によればパガニーニの脚色多めの伝説を参考にしているらしく、キャラクターイラストと初期設定で確認できる「ヴァイオリンの弦が一つ(G弦)しか残っていない」という点はパガニーニの逸話と一致する。
変更後の「アントニオ」という名前は、ヴァイオリン製作者のストラディバリや作曲家のサリエリなど有名な音楽関係者に該当する者が多い名前であるが、ニコロ・パガニーニの父親の名前も「アントニオ」である。

参考文献

彫刻師



通称彫刻師名前ガラテア・クロード
(Galatea Claude)
外来特質千鈞の形
形態変化俊敏の形、知恵の形、象形墓場、崇高の形
うわさ幼い時、ガラテアは自分が造物主による傑作だと思っていた。
運命が彼女に悪意ある冗談を押し付けるまでは。
でもそんなことは関係ない。
彼女は彫刻の天才なのだから、彫刻刀で自分に相応しい完璧な運命を彫ることができる。

モチーフ考察

【ガラテア(Galatea)・もしくはピュグマリオーン/ギリシャ神話】

【ガラテア(Galatea)・もしくはピュグマリオーン/ギリシャ神話】
ピュグマリオーンとはギリシア神話に登場する彫刻家であり、女嫌いだった。
そんな彼はある時大理石で自身の理想とする女性の像・ガラテアを彫るが、あまりの美しさにその彫像に恋をしてしまう。
彫像に毎日話しかけ、心身が衰弱するほどに入れ込んでしまった彼を哀れに思ったアフロディーテーは、彫像に生命を与えた。
人間となったガラテアはピュグマリオーンと結婚し、子供をもうけた。

彫刻師の初期設定でも触れられており、この神話全体が彫刻師の元ネタと思われる。
この神話を由来としたピグマリオン効果とは自身の理想を貫き通せば予想もしなかった良い効果が得られるという意味。
また、戯曲にもなっているがこちらはピュグマリオーンが彫刻家ではなくキプロス島の王となっている。
デザインに関しては車椅子に乗った小人症の患者をイメージしていると語られている。
苗字であるクロードは、精神病院に入院した経歴のある女性彫刻家カミーユ・クローデル(Camille Claudel)を由来としているという説がある。

「アンデッド」



通称「アンデッド」名前ペルシー
(Percy)
外来特質エネルギーチャージ、代償
形態変化エネルギー衝撃、溜め重叩き、エネルギー変換
うわさあの化学実験で、ペルシーはモンスターを創造した。
そんなペルシーも、改造される運命にあった。

モチーフ考察

【小説「フランケンシュタイン」/メアリー・シェリー】

【小説「フランケンシュタイン」/メアリー・シェリー】
スイスで裕福な家庭に生まれた主人公ヴィクター・フランケンシュタインは、美しい幼馴染と両親の愛情の下で何不自由なく育つ。
主人公は大学で自然科学を専攻していたが、コルネリウス・アグリッパやパラケルススの著作に影響されて無生物に命を吹き込むことに取り憑かれ始める。
彼は人間の死体の断片を使って実験をするうちに、ついに死体に命を与えることに成功した。
しかし、完成した生物の醜悪さから喜ぶどころか部屋から逃げ出してしまった。
翌朝おそるおそる部屋に戻る主人公だったが、怪物は部屋から消えていた。
安心する彼だったが、故郷から弟が何者かに殺害されたという知らせが届き、更にその殺人者が自身の創造した怪物の仕業であることを知る。
だが、弟を殺したのは家政婦であるジュスチーヌとされ、彼女は人殺しとして処刑されてしまった。


主人公はこのような出来事からすっかりやつれ、怪物が自身の幼馴染に危害を及ぼすことを恐れた。
一時の感情で放浪の旅に出た彼は、モンブラン近くの氷河で再度怪物に出会う。
怪物は自らの境遇について語り始めた。
主人公の部屋から飛び出した怪物は、最初は人間に敵意を持っていなかった。
腹を空かせた彼は人間の村に近づき、見た目の醜悪さから人間たちの悪意を浴びることとなった。
しかし彼は、ある羊飼いの小屋に隠れ住んで人間を観察するうちに、人間に興味を持つようになった。
人間たちの言葉を学び、文字を学んだ彼は森で拾った旅行鞄に入っていた「失楽園」や「ヴェルテルの悲しみ」を読んで人間の感情や成り立ちについて学ぶ。
書物を読みがながら自分の感情や境遇について考えた怪物は、その後主人公の部屋から持ち出した手記を読むことで自身の生まれや見た目の歪さとそこから来る孤独に気づき呪った。
彼は主人公に対し、自身と同じ歪な見た目を持った種族の女を作れば永遠に主人公の前から姿を消すと要求した。
主人公はその要求に一度は応じるが、彼らが子を成したり、片割れがいなくなった時のことを考え、結局人造人間を作るのをやめ、怪物は怒り狂った。


怪物は主人公の周囲の人間を殺し始め、主人公の幼馴染であり伴侶となった女性も殺された。
憎悪にかられた主人公は怪物を追っていたが、道中で虫の息となった。
そんな主人公を拾ったウォルトン船長は、主人公にこれまでの出来事を語られ怪物の息の根を止めて欲しいと願われる。
ウォルトンに全てを語り終えて息を引き取った主人公の前に現れた怪物はウォルトンに対し、創造主が死んだために復讐は終わったこと、このまま北極に向かい自身を火葬することを語り、姿を消した。

イギリスの小説家メアリー・シェリーが匿名で出版したゴシック小説で、ペルシーのモチーフと明言されている。
フランケンシュタインとは小説のタイトルであり主人公である科学者の名前から、怪物の呼称として使われている(作中では名無しの怪物となっている)。
額に継ぎ接ぎがある典型的なフランケンシュタインの容姿はこの小説を原作とした映画「フランケンシュタイン(1931年)」を由来としており、原作では怪物の創造の技術に関する言及はないが、映画では「高圧電流」を浴びせることで怪物を完成させたり助手の存在がいたりとペルシーのストーリーは映画の方を参考にしているように思える。

参考文献

破輪

通称破輪名前ウィル三兄弟
(The Will Brothers)
外来特質輪刑、穿刺
形態変化寡黙、沈黙の輪、悲観、突刺の輪、道化、破壊の輪
うわさ「ほら、壊れた家庭はまるで壊れた車輪のようだ。」
「誰か1人でも欠けたら。」
「生活は前へ進めなくなる。」

モチーフ考察

不明

漁師

通称漁師名前グレイス
(Grace)
外来特質深淵の深み
形態変化漁狩、驚波、弄潮
うわさ声を発せない者は、まな板の鯉のように為されるがままだ。
その道理を理解したグレイスは銛を手に取った。

モチーフ考察

不明

蝋人形師

通称蝋人形師名前フィリップ
(Philippe)
外来特質ワックスコート、凝と熔
形態変化付着、硬化、熔蝋
うわさ 

モチーフ考察

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