このページは移転しました。 移転先→ LCD-MF241X * 気まぐれなレビュー |
分類 | 液晶モニター |
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メーカー・ブランド | I-O DATA |
製品リンク | 24.1型ワイド液晶ディスプレイ:LCD-MF241Xシリーズ |
購入店 | Sofmap.com |
(モニターはPC関連機器の中でも、比較的個体差が大きい製品です。そのため、以下のレビューは全ての「LCD-MF241X」には該当せず、個体特有のものである可能性があります)*1
概要
2系統のHDMIとD5入力を持つ、フルHD対応のマルチメディア液晶モニタ。
入力豊富さと色域の広さをウリにしている。
表示解像度はWUXGA(1920x1200)の24.1インチワイド。
NTSC比92%をカバー。(NTSC:Wikipedia)
RGB各色8ビットの約1677万色フルカラー表示。RGB各8ビットを内部で10ビットに変換して階調補正を行う、10ビットガンマ補正機能を持つ。
そのため、アナログTVに近い映像出力が可能。
応答速度は、中間色で6ms(オーバードライブ回路)。黒→白+白→黒が16ms。
輝度400cd/m2,コントラスト比1000:1,視野角度 上下左右178度の、高コントラスト広視野角パネルを使用。
入力系統は全部で6系統。
PCからは、DVI-D(HDCP対応)とアナログRGB。
AV機器からは、HDMI 2系統,D端子(D5対応),S-Video/コンポジット(排他入力)。
PinP機能を搭載し、PCの画面上に他の入力を子画面として表示することもできる。
リモコンが付属し、本体には3ポートのUSB HUBを内蔵。さらにスピーカーとアンプまで持つ。
「マルチメディア液晶」として、詰め込めるものは何でも詰め込んだという印象。
店頭価格は12~14万程で、機能の割には価格は抑えめ。
画面表示
パネル
表面に反射防止加工がされたノングレアパネル。ツルピカ液晶ではない。
液晶パネルにはSamsungのS-PVA(Super Patterned-ITO Vertical Alignment)を使用しているらしい。
広視野角,高コントラストが特徴。そして、ギラツキでも有名なパネル。
「ギラツキ」というのは、特に白や明るい色を画面に表示したときに、粒子状に細かくチカチカするように見える現象。画素ごとの輝度にばらつきがある場合に起きる。
グレアパネル(表面がツルピカの液晶)とは別のもので、パネルの発光・発色の問題。
見るひとによって個人差があるので、我慢できないほどに気になる人もいれば、まったく気にならない人もいる。
「LCD-MF241X」は、この“ギラツキ”が少し強いように感じた。
この前に使っていた液晶はNANAOの「FlexScan S2000」で、これもS-PVAパネルを使用したモニタ。
でも、「FlexScan S2000」ではあまりギラツキを感じなかったけど、「LCD-MF241X」でははっきりとわかるくらいにはギラツキを感じる。
初期状態の輝度がかなり高いことも、影響してるかもしれない。
若干の輝度ムラもある感じ。画面の左側が少し明るくて、右下が若干暗くなる。
極端に明暗差があるわけではないので、通常の使用ではあまり気にならないかもしれない。個体差の可能性もある。
画面一面に白や明るい色の画像を表示すると、少し気になるくらい。
応答速度は、最近の液晶では標準的。通常の動画などでは残像を感じることはなかった。
遅延
ネットでは液晶の遅延(出力元→画像表示までの間隔、または同時に出力した場合のCRTとの表示速度差)が話題になってるらしい。
あいにくウチには比較できる環境がないので、未検証。
ただ、FF11で魚釣りをした場合、入力に対して魚のHP回復が多いような気はする。
FF11の魚釣りは、竿の左右の振れに対応するキー入力をして、魚のHPを減らして釣り上げるという、ミニゲームになっている。キー入力を間違えると、魚のHPが回復。
大物や特に暴れる魚(リュウグウノツカイ,リク,タキタロなど)だと、1秒未満の間隔で竿が動く。
その動きに合わせてキー入力をするわけだけど、明らかに入力と魚のHPの増減が一致していないことがある。
ちなみに、開始時と終了時以外はサーバと通信しないのでラグは関係なく、処理はすべてクライアント側。魚釣り中に通信が途切れても、釣り自体は続行できる。
客観的に明確なデータは手持ちにないけど、体感できる程度の遅延はある様子。
ゲームモードでも違いは感じなかった。
明るさと色表現
初期状態は、輝度35,コントラスト0,色温度6500Kに設定されている。
これがかなりまぶしい。
「液晶モニタを見ている」というよりは、「裸の蛍光灯を直視してる」かのような明るさ。これで長時間見続けるのは、かなりツライ。
さらに、標準のコントラストが高いのか、妙に色が強調されて見える。
緑や青系統の色はあまり気にならないけど、黄色や赤系統の色が特に強い。
鮮やかな発色で見栄えがすると言えば、確かにそうかもしれない。でも、PCのモニタは近距離で見続けるので、目がチカチカしてきてしまう。
明るさと発色から、店頭で見るときや家庭用ゲーム,TV出力に向くような色作りになってるように感じた。
照明が明るくて周囲もカラフルな店頭だと、高輝度高コントラストは客ウケがいいと思う。
家庭用ゲームやTV出力も、多少鮮やかに強調した表示の方が印象がいいかもしれない。
でも、PC用モニタとしてみると、これでは目が疲れてしまう。
標準設定でそのまま使えるというものでないなら、ちゃんと調整しないといけない。
この調整がちょっと難しい。
操作だけなら簡単。調整は、本体かリモコンのMENUボタンを押して、「映像」メニューから行う。
主な設定項目は、輝度,コントラスト,色温度,ガンマ。数値を増減させたり、設定値を選んだりするだけ。
ところが、どうにも思うとおりに設定ができない。
一番面倒なのは、輝度を落とすと画面が青みがかってくること。パネルそのものが青寄りなのかもしれない。
コントラストを変えた場合も、色あいが変わるように感じる。
このあたりは、「FlexScan S2000」の方が“意図している色”に調整しやすい気がした。
「LCD-MF241X」は、発売(2007/08/10)直前の2007/07/27に、色温度調整からsRGBが削除された。
修正履歴
2007年7月27日
色温度の仕様を変更
「各種調整機能」にて、「色温度(5000K、6500K、7200K、9300K、sRGB、ユーザー)」より「色温度(5000K、6500K、7200K、9300K、ユーザー)」に変更いたしました。
これも、色調整の難しさが影響してるのかもしれない。
私は、キャリブレーターは持ってないし、あまり色感覚に自信がある方ではないので、ひとまず「輝度 20,コントラスト -12」に設定。
これでもまだ少し眩しく感じることがある。
でも、これ以上落とすと今度は色の感じが変わってきてしまう。なかなか“ちょうどいい”というところがない。
拡大表示
最大解像度以外のサイズを表示した場合、用途に合わせて4種類の表示方法を選ぶことができる。(LCD-MF241X アスペクト比(I-O DAT))
リアル
入力された解像度を、拡大処理をせずにそのまま中央に出力。映像が表示されない部分は黒色。特別な加工はしない。
普段は特に選ぶメリットはなさそう。
1024x768などのそこそこ広い解像度を、拡大処理せずに出力したい――とかでは使えるかもしれない。
スマートズーム
PC系の入力は、アスペクト比(画面の縦横の比率)を維持したまま、縦1200ドットまたは横1920ドットになるように拡大して表示する機能。
AV系の入力では、1600x1200または1920x1080に拡大表示する。AV系の場合は、アスペクト比は維持されない。
「スマートズーム」を選択すると、拡大時にスムージング処理がかかる。一般的なアップコンバートに近いイメージ。
スムージングのかかり具合は、0~5の6段階で選択可能。0が一番ぼかしがかかり、5が一番くっきり見える。初期値は3。
画面表示に違和感は少なく、スムージング後の画像は自然な印象。
「LCD-MF241X」では、1920x1200表示以外は、必ずスムージング処理がはいる。
例えば元の解像度が800x600の場合、アスペクト比固定で拡大すると、縦横2倍でちょうど1600x1200。つまり液晶の4ドットを使って画像の1ピクセルを表示すれば、スムージング処理をしなくても画面いっぱいに表示することができる。
ところが「LCD-MF241X」では、整数倍の拡大になる場合でもスムージング処理が行われて、若干ぼやけた表示になってしまう。
一部の解像度では、拡大表示の動作がおかしい。
DVI接続したPCから720x480(3:2)の解像度を出力したところ、左右端の黒表示幅がかなり広く表示された。
「スマートズーム」の機能説明では、PC系はアスペクト比が維持されるので、縦横が2.5倍された1800x1200になるはず。となると、左右端のあまりはそれぞれ60ドット(合計120ドット)。しかし、それよりもはるかに広い幅が黒表示になる。
800x600を「スマートズーム」した場合と比較すると同じ表示だったので、どうやら720x480(3:2)が1600x1200(4:3)に拡大表示されている様子。
アスペクト比固定拡大といいつつ、アスペクト比が変わってしまっている。
(2007/09/04,2007/12/13追記)
メーカーのIO DATAに問い合わせたところ、次のような回答があった。*2
「スマートズーム」が正常動作するのは、製品仕様ページの「解像度および周波数」にある表示モード表にある解像度のみ。
表示モード表にない解像度については、正常動作の保障対象外であり、仕様として問題ない。
720x480はLCD-MF241Xで動作保障している解像度ではないため、「スマートズーム」の正常動作保障対象外となる。
製品仕様ページの「解像度および周波数」にある表示モード表に載っていない解像度を使う場合は、正しいアスペクト比にならない可能性がある。
(2007/12/13追記)
IO DATAから、「スマートズーム」は次のような動作をするという回答があった。
- 4:3または16:9のアスペクト比でズームする。
- その他のアスペクト比(3:2や5:4)については、そのアスペクト比を保てない。
PC系,AV系に関係なく、このような動作をするらしい。
表示モード表にある解像度には、4:3/16:9に当てはまらないものもある(少し特殊な720x400と、1280x1024,1440x900,1920x1200の4つ)。
メーカーの回答が食い違っているため、追加の確認が必要。
ズーム
アスペクト比に関係なく、1920x1200(AV系入力時は1920x1080)に拡大表示。表示する元画像のサイズによっては、縦や横に引き伸ばされた表示になる。
使う機会はほとんどないかも。
(2007/11/15追記)
D2以下でワイド映像を表示する場合、「LCD-MF241X」は自動ではワイド表示にならない。
そのため、「ズーム」表示に切り替えて、手動でワイド表示にする必要がある。
Dx2D(PC系出力時)
入力された画像を、縦横2倍に拡大して表示する。「スマートズーム」と違い、縦横がパネル最大にならなくても拡大は2倍まで。
ただし「Dx2D」で拡大表示になるのは、対応する解像度に限定。対応しない解像度では、「リアル」と同じ表示になる。
機能説明からは、単純に画像の1ピクセルを液晶の4ドットに割り当てた、ピクセルを2倍拡大した表示に思える。
ところが、「Dx2D」表示はピクセル2倍拡大表示ではない。
Dx2Dで表示すると、画像の1ピクセルは4ドット以上の液晶画素に割り当てられる。輪郭も若干ぼやけ気味。「スマートズーム」よりもくっきりした表示にはなるけど、明らかにスムージング処理がされている。
画像の輪郭はかなり強調気味。まるでシャープネスをかけたかのような印象を受ける。
元画像の性質に強く依存した表示で、向き不向きが大きい。
輪郭がくっきりしすぎて、違和感の方が大きいこともあった。800x600を1600x1200に2倍拡大する場合でも、「スマートズーム」の方が自然に見える。
いまひとつ汎用性に欠ける表示モード。
単純なピクセル2倍拡大を期待していたので、残念。
「Dx2D」でも、使用する解像度によっては仕様通りの表示にならないことがある。
720x480(3:2 または 15:10)を表示すると、画面全体に拡大表示されてしまう。
本来なら、720x480は「Dx2D」が対応する解像度ではないので、「リアル」と同じ表示(720x480のまま)になるはず。
それが、1920x1200(16:10)で表示される。
アスペクト比が変わっている上に、仕様通りの表示サイズではない。
こちらも、PC系の入力なのに、AV系の「パノラマ」表示(全画面拡大表示(1920x1200))が行われている様子。(AV系には「Dx2D」表示はないので、代わりにメニューの同じ位置に表示される「パノラマ」になっていると予想)
(2007/09/02追記)
「Dx2D」も、「スマートズーム」と同様に、正しく拡大表示されるのは動作保障している解像度のみ。
その他の解像度を表示させた場合は、正常動作の保障対象外。
パノラマ(AV系出力時)
入力映像が4:3サイズの場合に、全画面拡大(1920x1200)して表示する。16:9のワイド映像の場合は、「ズーム」と同じで1920x1080に拡大。
何のためにあるのか、よくわからない拡大モード。「ズーム」よりは縦ドット数が多いので、4:3サイズを表示するときは、横長具合が若干減るかもしれない。
拡大モードは複数あるけど、「Dx2D」がイマイチ使い勝手が良くないので、たいていの場合は「スマートズーム」だけで良さそう。
解像度別の表示確認
表示はDVI接続で確認。「表示できないモードを隠す」を選択して、対応してない解像度は選択できないようにしている。
o:仕様通りの表示 x:仕様に合っていない表示
解像度 | アスペクト比 | 動作保障 | 表示モード | コメント | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
リアル | スマートズーム | ズーム | Dx2D | ||||
800x600 | 4:3 | o | o | o | o | o | |
1024x768 | 4:3 | o | o | o | o | o | |
1280x720 | 16:9 | x | o (画質乱れ) | x | x | 720p(D4,D5)相当。どのモードでも1920x1080で表示される。 | |
1280x960 | 4:3 | o | o | o | o | ||
1280x1024 | 5:4 | o | o | o | o | o | |
1440x900 | 16:10 | o | o | o | o | o | |
1600x900 | 16:9 | x | x (画質乱れ) | o | x | 1600x1200と認識する。 | |
1600x1200 | 4:3 | o | o | o | o | o | |
1920x1080 | 16:9 | o (遅延大) | x (画質乱れ) | o (画質乱れ) | o (遅延大) | 1080p(D5)相当。1920x540と認識する。 スマートズームとズームは文字の判読が不可能なほど表示が乱れる。リアルとDx2Dは、テキスト入力カーソルの点滅でも遅延が発生。 | |
1920x1200 | 16:10 | o | o | o | o | o |
D2以下の出力時の問題
(情報元:【WUXGA】I-O LCD-TV241X/MF241X Part8【皆仲良く】)
AV系入力で、映像サイズがD2以下の場合、ワイド映像が正しく表示されない問題がある。
D2以下の入力の場合、S端子,D端子,HDMIといったワイド映像に対応している入力でも、ワイド映像がワイド(縦横比が16:9の映像)で表示されず、4:3表示になってしまう。
I-Oデータの回答では、信号に合わせてアスペクト比を変えるということは行っていないため、どの入力でもワイド識別信号は無視して、D2サイズまでは4:3固定,D3以上のサイズは16:9固定の処理をするようになっているらしい。
通常、DVDなどでワイド映像を出力する場合、映像信号そのものは4:3(480i,480Pの場合は720x480)なので、映像を圧縮し、ワイド識別情報を追加して出力される。(スクイーズ:Wikipedia)
これを受け取った再生側(モニタ側)は、ワイド識別信号を認識して、ワイド映像になるように拡大して表示するようになっている。
ところが、「LCD-MF241X」はワイド識別信号を無視する。
当然、アスペクト比も無視。D2以下のワイド映像を「リアル」や「スマートズーム」表示すると、4:3で表示されてしまう。
(「ズーム」表示にすると、横方向に拡大されるので、いちおうワイド表示にはなる)
この問題の影響を受けるのは、D3以上の出力に対応していないDVDプレイヤーやゲーム機。
例えば、DVDで1枚に16:9映像と4:3映像が混在している場合(特典映像など)は、表示に合わせていちいち手動でズーム設定を変更しないといけない。
“480i/480pをドットバイドット表示にするため”こういう動きになっているらしいけど、映像信号の規格を満たしていない上に、本来の表示が行えないというのは大きな問題。
AV系入力のワイド識別情報の読み取りは、ハードウェアレベルで対応していないため、ファームウェアで修正することもできないらしい。
(この問題について、改めて問い合わせ中)
PinP(子画面表示)
PC画面に、子画面として他の入力を表示させる機能。子画面の入力元は制限なし。DVI接続のPC画面の中に、アナログRGBのPC画面を子画面表示させることもできる。
子画面サイズは最大800x600と大きめ。親画面の解像度が広いので、子画面は邪魔になりにくい。
「LCD-MF241X」で一番使える機能。
子画面の位置は4隅のほかに、ユーザーが設定することもできる。ただし、その場合は管理ソフトの「ディスプレイマネージャー 2V」が必要。
子画面のサイズは、仕様とは違う大きさで表示される。
実際の表示は、仕様(初期出荷時点)に対してひとまわり小さい。
この問題については、本体側の修正はなく、仕様表記が修正される予定らしい。
仕様(初期版)
入力信号 | 大 | 中 | 小 | ユーザー |
---|---|---|---|---|
4:3映像 | 800×600 | 640×480 | 480×360 | |
16:9映像(ワイド映像) | 800×450 | 640×360 | 480×270 |
実際
入力信号 | 大 | 中 | 小 | ユーザー |
---|---|---|---|---|
4:3映像 | 720x540 | 480x360 | 320x240 | 初期値 960x600 |
16:9映像(ワイド映像) | 720x405 | 480x270 | 320x180 | 初期値 960x600 |
D2以下の映像サイズは、ワイド映像でも4:3表示になってしまうのは、子画面表示でも変わらない。
子画面表示でD2以下のワイド映像を“ワイド表示”するには、「ディスプレイマネージャー 2V」で子画面サイズを変更しなければならない。当然、「ディスプレイマネージャー 2V」が動かない環境では、ワイド表示ができないことになる。
(2007/11/21追記)
2007/11/20に、仕様の子画面サイズが、次のように修正された。
入力信号 | 大 | 中 | 小 |
---|---|---|---|
4:3 映像 | 720×540 | 480×360 | 320×240 |
5:4 映像 | 720×576 | 480×384 | 320×256 |
16:9 映像 | 720×405 | 480×270 | 320×180 |
16:10 映像 | 720×450 | 480×300 | 320×200 |
ゲームモード
「映像が遅延する原因となる高画質化処理を省くことで、遅延を軽減させる」ということになってるモード。
今のところ、体感では通常表示との違いはわからない。
2chの関連するスレでは検証も行われているようだけど、機能していない疑惑が出てきている。*3
I-Oデータの話では、「画質も大切にしたため、(通常表示と)違いがわからないほどの差になっている」ということらしい。
それは普通、「効果がない」というと思う。
機能
画面表示以外の機能について。
本体設定ボタン
なぜか静電式のタッチセンサー。同型機のNANAO「FlexScan HD2451W」も静電式タッチセンサーなので、最近はそういうのが流行なのかもしれない。
このセンサーの反応があまり良くない。指先が乾燥していると、まったく反応しないことも多い。
タッチセンサーの反応が悪いときは、指先に息を吹きかけたりして、少し湿らせるとスムーズに反応するようになる。
思っていた以上に便利だったリモコンがあるので、リモコンで設定すればいいわけだけど。
ディスプレイマネージメントソフト「ディスプレイマネージャー V2」
Windows上から、マウス操作で画面設定を行うための管理ソフト。
機能としては、本体のMENUボタンで設定できる内容とほぼ同じ。
ただし、PinPの子画面のサイズ/位置をユーザー設定するには、「ディスプレイマネージャー V2」を使わないといけない。
PinP設定以外は、機能的にはたいしたことはなくて、あまり使えるものではない。
おまけに、なぜかグラフィックチップ依存がある。グラフィックチップが対応していない場合は、CDからのインストールも行われない。
比較的メジャーなグラフィックチップでも対応していないことがあって、ますます使えないソフトになってしまっている。
そもそも、使い方がマニュアルに載っていないあたり、なんかどうでもいいソフト。
PinPのユーザー設定を使わないのなら、入れる必要はないと思う。
リモコン
小型で場所を取らないリモコン。意外と使い勝手は悪くない。
そして、リモコンが便利なことで、ますます「ディスプレイマネージャー V2」は不要に。
本体のMENUから設定できる内容は、すべてリモコンでも設定可能。
入力切替や画面モード,拡大表示の設定,PinP子画面表示などは、ほぼ1ボタンで簡単に行える。設定メニューを開くことなくダイレクトに操作できるので、利便性が高い。
PC関連のリモコンは家電製品と比べると使い勝手が良くないことが多いけど、このリモコンは使いやすかった。
(2007/10/08追記)
ファームウェアアップデートの時に、「LCD-MF241X」本体をテストモードにするためにリモコンを使う。
そのため、普段は使わなくても、すぐに取り出せる所に置いておいた方がいいかもしれない。
ECOモード
ECOモードを「オン」にすると、画面の輝度の上限が20に制限される。
輝度を下げるとそれだけ消費電力も下がるので、間違いではない。
ところが、初期出荷機(2007/08/10出荷)には、このECOモードに不具合がある。
輝度を20より下にして使っている場合、画面出力が切り替わると、輝度が20まで上がってしまう。
この問題は、2007/10/05に公開された、ファームウェアVer.1.10で修正された。
ファームウェアVer.1.10では、ECOモードオンとオフで別々に輝度設定ができるようになっている。
ただ、単純に輝度設定が別に保存されるようになっただけなので、例えば「ECOモード オンの輝度を20」「ECOモード オフの輝度を10」と設定すると、ECOモードをオンにしたとたんに、輝度が上がることになるので注意。
スピーカー&アンプ
2007/10/05公開のファームウェア Ver.1.10で、劇的に音質が改善。
まるで使い物にならなかったものから、BGMを流すくらいならまったく問題がないほどにまで、大幅に音質がよくなった。
デスクトップ用の出力2.5W+2.5Wのスピーカー&アンプと考えれば十分なレベル。
どのくらい変わったか、比較するためのMP3。(ややノイジーな印象があるかもしれないけど、これは元の曲の演出)
- ファーム Ver.1.10の再生音を録音
- http://neneco.sakura.ne.jp/data/mp3/mf241x_pout_110.mp3 (5.3M)
- 初期出荷版の再生音を録音
- http://neneco.sakura.ne.jp/data/mp3/mf241x_pout_000.mp3 (6.5M)
- (比較用)USB音源の再生音を録音
- http://neneco.sakura.ne.jp/data/mp3/usb_phoneout.mp3 (5.2M)
曲は「Asa Branca - Trip Hop Version(Gilberto Jr)」(クリエイティブ・コモンズとして公開されているもの)。
録音の仕方は以前の内容を参照。
「LCD-MF241X」の音量は40。ただし、録音側でピーク音量を元に調整して録音。
mp3へのエンコードは、前回と同じように、lame 3.97でオプションに --preset extreme を指定して圧縮。
今回録り直したファーム Ver.1.10の再生音は、「ONKYO SE-U55GX」を使って再生している。「ONKYO SE-U33GX」と比べて、再生時点の音質でけっこう差があるけど、ノイズや劣化の確認には大きく影響していないはず。
それにしても、はじめからこの音質で出荷していればよかったのに……。
初期出荷版(ファームウェア更新前)の内容
「おまけ機能」として、割り切りが必要。
Windowsのシステム音や、大して聞くつもりのない効果音とか、「とりあえず鳴ってればいい」という音を鳴らすためのもの。
間違っても、本体のヘッドホン端子を使おうとか思ってはいけない。
低音は割れまくりで、高音はまともに出ない。ノイズもすごい。
迫力あるサウンドのアンダースピーカーを搭載
2.5W+2.5Wの高出力アンプを内蔵、迫力あるサウンドが楽しめます。
――とか、偽り有りもいいところ。むしろ、「よくそう書く勇気があったな」という感じ。
曲や映像の鑑賞には、到底耐えれるものじゃない。3000円くらいの安物スピーカーの方が、遥かにマシな音が出る。*4
参考に、「LCD-MF241X」の内蔵アンプを通して再生した音を録音してみた。
- LCD-MF241Xのヘッドホン出力を録音
- http://neneco.sakura.ne.jp/data/mp3/mf241x_pout_000.mp3 (6.5M)
- (比較用)USB音源のヘッドホン出力を録音
- http://neneco.sakura.ne.jp/data/mp3/usb_phoneout.mp3 (5.2M)
(比較のために、「LCD-MF241X」に合わせてヘッドホン出力を録音)
使用した曲は、クリエイティブ・コモンズとして公開されている「Asa Branca - Trip Hop Version(Gilberto Jr)」。
再生と録音の環境は次の通り。
再生:USB音源 ONKYO SE-U33GX
録音:SONY VAIO VGN-SZ93S / SonicStage Mastering Studio Ver.2.3
それぞれの接続。
LCD-MF241X:メインPC―(USB)→SE-U33GX―(ライン出力)→LCD-MF241X―(ヘッドホン出力)→VGN-SZ93S
USB音源直接:メインPC―(USB)→SE-U33GX―(ヘッドホン出力)→VGN-SZ93S
「LCD-MF241X」の音量は40に設定。
「LCD-MF241X」と「USB音源直接」の両方とも、ヘッドホン出力からの音をVGN-SZ93Sで録音。
保存したWAVEファイルから、前後の不要な部分を削除。
そのままだとサイズが大きすぎるので、lame 3.97で、オプションに --preset extreme を指定して圧縮した。
スピーカーの消音
液晶本体スピーカーの消音(ミュート)は、リモコンからのみ設定できる。
消音状態にすると、画面にずっと消音表示が残る。これがけっこう邪魔。
もっとも、本体スピーカーを使う機会自体がほとんどなさそうなので、あまり出番のない機能かもしれない。
USB HUB
使ってません。
モニタ左サイドの手を伸ばしやすい位置にあるので、USBメモリをさしたりするには便利かもしれない。
ケーブルを引き回すUSB機器は邪魔かも。
「LCD-MF241X」は、USB接続でシステムアップデートをする機能が搭載されている。
そのため、USB HUBを使わない場合でも、PCと「LCD-MF241X」をUSBで接続する必要がある。
[ I-O DATA ] LCD-MF241Xシリーズのシステムアップデート機能搭載に関するお知らせ
http://www.iodata.jp/news/2007/08/lcdmf241x.htm
使用/機能上の制限
HDMIはAV入力用
仕様には、PC入力とAV入力が分けて表記されている。
PC入力は「アナログRGB」「HDCP対応DVI-D」。
AV入力に「HDMI×2」「D5入力」「Sビデオ」「コンポジットビデオ」。
つまり、PCからのHDMIは想定されていない。
PC用ビデオカードでもHDMI端子を持つものがあるけど、1920x1200フル出力はできず、1920x1080(1080p相当)になってしまうらしい。
縦長表示は不可
90度回転した縦長表示は、本体台座ではできないし、ディスプレイアーム使用時も不可。
これは廃熱の問題。
本体上部に手をかざすと、かなりの放熱があることがわかる。縦長にすると廃熱がうまくいかない可能性が高いので注意。
システムアップデート
ファームウェア Ver.1.10 (2007/10/05)
- PAL形式の入力信号に対応しました。
- オーバースキャンに対応しました。
- D映像の入力信号リフレッシュレート50Hzに対応しました。
- D映像のD3以上(1080i、720p、1080p)の入力信号に対し画質を向上しました。
- アスペクト比(画面サイズ)の保存値がPC映像(デジタル・アナログ)とビデオ映像(HDMI・D映像・ビデオ)でそれぞれ設定可能になりました。
- ECOモード時に輝度設定の変更が保持されない場合がある件を修正。
- ディスプレイマネージャからインフォメーション情報のオンオフできない場合がある件を修正。
詳細な内容が公表されていないので、具体的にどう変わったのかわかりづらい。
非公式に修正されている部分もある様子。特に、内蔵アンプの音質は大幅に改善している。
今のところは、更新による不具合はなさそう。
ファームウェアのアップデートに失敗する場合は、IO公式のQ&Aを参照。
製品Q&A番号:15000 / LCD-MF241Xシリーズのアップデートがうまくいかないのですが
Q&Aにある「Microsft Visutal C++ 2005 SP1」は、インストーラーが日本語フォルダ名を認識できないという問題がある。日本語ユーザー名を使っている場合は、ユーザー名を元に作られるフォルダを参照するので、インストールに失敗することがあるので注意。
なお、2007/10/08時点では、Mac版のアップデートツールは公開されていない。
その他
本体LED
液晶パネルも眩しいけど、本体の電源LEDも負けず劣らず眩しい。
通常時の緑色LEDもかなり明るいけど、待機時の赤色LEDの明るさはかなりのもの。
他社製の液晶モニタには電源LEDをOFFにする設定を持つものもあるようだけど、「LCD-MF241X」ではOFFにすることができない。
どうしても眩しいようなら、上に何かシールでも貼っておくのがお勧め。
マニュアル
異様にわかりにくい――というか、明らかに内容が不足している。AV入力系についての記述がメインで、PC入力系についての説明が不十分。
特に、設定/調整関係については、PC系入力の方は画面の説明すらなかったりする。
おかげで、マニュアルを読んでもわからないことが多い。
PCに慣れていてPC用モニタをいくつも使ってきた人なら、“なんとなく”でも十分使うことができるけど、慣れていない人にはかなり不親切。
HDMIケーブル
付属品として、2mのHDMIケーブルが2本付属する。
HDMIケーブルは店頭で買うと3,000円程もするので、これはちょっとうれしい。
問い合わせ概略
IO DATAに問い合わせた内容と、その回答。問い合わせメールの回答は、転載不許可となっているため、概略のみを書きます。
「スマートズーム」「Dx2D」で想定する解像度にならない問題
- 「スマートズーム」「Dx2D」で720x480を表示すると、正しく拡大表示されない。(2007/08/19)
(I-O) 720x480は動作保障している解像度ではないため、正常動作の保障対象外。(2007/08/23)
- 「保障している解像度」というのは、製品仕様ページにある「解像度および周波数」のことでいいのか。(2007/08/23)
(I-O) 「解像度および周波数」の表示モード表にあるもので間違いない。
表示モード表にある解像度のみが、拡大表示の動作対象。(2007/09/04)
- 「サポートしている解像度でのみ、拡大表示の正常動作を保障」というのが製品仕様ページからはわかりにくいため、改善して欲しい。(2007/08/23)
(2007/09/04回答で記述なし)
内蔵アンプで音声出力すると再生音がひどく劣化する問題
- 内蔵アンプを通して音声出力すると、かなり劣化した再生音に聞こえるが、仕様または品質として、メーカー側で許容される範囲なのか。(2007/08/24)
(I-O) (USB音源を使用せずに)パソコン本体のライン出力から再生した場合も同様か確認して欲しい。
パソコン以外のDVDプレイヤーなどを接続して再生した場合も同様か確認して欲しい。(2007/09/04)
- 追加で再生確認をした。PC本体のオンボード音源はUSB音源よりノイズが多いので、「LCD-MF241X」からの再生音もノイズが多くなる。ビデオ入力側にPS2を繋いで音声入力した場合は、さらに劣化した音に聞こえた。(2007/09/07)
(I-O) 再生音が劣化する現象は確認できない。検査するので、「LCD-MF241X」を送って欲しい。(2007/09/14)
- モニタを送ると、戻るまでの間はPCを使用することができなくなる。代替手段もないため、送ることはできない。(2007/09/07)
(I-O) 新品の「LCD-MF241X」を送るので、それで確認して欲しい。
- モニタ内蔵の安価なアンプでは、再生音がかなり劣化することは十分考えられる。再生音を聞くユーザーによって許容範囲も違うため、この再生音の劣化が仕様、または品質としてメーカーの許容範囲であるのなら、それでも構わない。(2007/09/07)
(I-O) 新品の「LCD-MF241X」で確認しても同じようなら、仕様ということになる。(2007/09/14)
- 新品の「LCD-MF241X」が到着。再生音を確認したところ大きな変化はなく、ノイズの多い劣化した音のまま。(2007/09/20)
- 新品でも同じ現象だったので、仕様と判断。
- システムアップデートにより、2007/10/05に公開されたファームウェア(1.10 10/3)に更新。(2007/10/08)
- 劇的に音質が改善。BGMとして曲を流したりする分にはまったく支障がない音質になったことを確認。
D2以下の出力でワイドが認識されない問題
当初は内容確認だけだったはずが、だんだん混迷してきた……。
映像サイズがD2以下の場合のワイド表示
- S端子入力およびD端子入力で、映像サイズがD2,480P以下の場合、ワイド映像が正しく表示されない。(2007/11/15)
- (I-O)D2の映像の場合、映像の信号が16:9でも信号に合わせてアスペクト比を変えることは行っていないため、入力信号のアスペクト比に関わらず4:3の映像となる。(2007/11/16)
(I-O)「スマートズーム」にすると、表示を16:9にすることができる。(2007/11/19)
(注:実際にはできない)
- ワイド識別信号は無視して、D2サイズまでは4:3固定,D3以上のサイズは16:9固定の処理をするのは本当か?(2007/11/15)
- (I-O)D3の場合は、入力信号が4:3であっても表示は16:9固定。D1,D2については4:3固定。(2007/11/16)
- 子画面表示サイズが仕様と実際で合っていない。(2007/11/15)
- (I-O)取扱説明書の表記間違い。(2007/11/16)
2007/11/20に、記述が修正された。
- 子画面でD2以下のワイド映像を出力したらどうなるのか。(2007/11/15)
- (I-O)小画面についても、D1,D2映像は4:3固定。(2007/11/16)
追加問い合わせ
- D2サイズのワイド映像を「スマートズーム」しても、4:3として拡大表示されてワイド表示にならない。(2007/11/22)
- (I-O)パノラマ表示にすれば画面いっぱいに引き延ばされる。(2007/11/27)
(確かにその通りだけど、「ズーム」にすれば正しく16:9になることには触れられていない)
- D2サイズ以下で強制的にアスペクト比4:3になるのは、どのコネクタか。(2007/11/22)
- (I-O)D1,D2は、入力信号が16:9であっても4:3固定。(2007/11/27)
(質問に対して、回答が一致していない)
(I-O)D端子,S端子,HDMIについては、D2以下は入力信号が16:9であっても4:3固定。
PC入力でも、「スマートズーム」した場合は、入力解像度に関係なく、4:3または16:9固定。その他のアスペクト比の解像度は、アスペクト比を維持しない。(2007/12/12)
- ハードウェアレベルでワイド識別情報は認識できないらしいが、修正は不可能なのか。(2007/11/22)
- (I-O)D1,D2は、入力信号が16:9であっても4:3固定。(2007/11/27)
(質問に対して、回答が一致していない)
(I-O)ワイド識別情報を認識してワイド映像として処理する機能は実装されていない。(2007/12/12)
(質問に対して、回答が一致していない)
- D1,D2は4:3固定、D3以上は16:9なのに、仕様に5:4/16:10映像についての記述がある。(2007/11/22)
- (I-O)D1,D2は4:3固定、D3,D4は16:9固定。(2007/11/27)
(質問に対して、回答が一致していない)
(I-O)子画面についても、D2以下は4:3固定。(2007/12/12)
(質問に対して、回答が一致していない)
- 入力解像度と拡大表示の組み合わせによって、正常に表示できる/できないが複雑になっているので、わかりやすくまとめて欲しい。(2007/11/22)
- (I-O)正しく表示できない解像度を教えて欲しい。(2007/11/27)
(こちらがそれを聞いているわけで……)
(I-O)現在調査中。(2007/12/12)
- その他
- (I-O)表示する映像を本来のアスペクト比で見るためには、ユーザーが手動で拡大表示を切り替える必要がある。これについては仕様。(2007/12/12)
(I-O)「スマートズーム」は、4:3,16:9以外のアスペクト比は正しく表示できない。(2007/12/12)
(I-O)「Dx2D」は、仕様にある解像度のみ対応で、そのほかは正しく表示できない。(2007/12/12)
感想/運用など
さすがに1920x1200は広い。1600x1200からの移行で、横幅が320だけ広がっただけだけど、体感ではかなり画面に余裕ができた感じがする。
全体的に、いろいろ詰め込んだ代わりに、いろいろと詰めが甘い感じ。
出荷とほぼ同じタイミングでシステムアップデート機能の発表をするあたりも、十分な調整と検証が終わる前にあわてて出荷した印象を受ける。IO DATAは赤字決算が続いているので、その影響もあったのかもしれない。
システムアップデートで対応できそうな項目も多いけど、今の段階ではちょっと中途半端。かゆい所に限って手が届かない。
ここからどこまでアップデートで巻き返せるかにかかっている。
ただ、個人的には、IO DATAのフォローが長続きした印象はあまりない。
とはいえ、画面の眩しさとオマケにしても程があるスピーカー以外は、極端に悪いところはない感じ。
手ばなしで好評価というのは無理だけど、まぁおおむね「このくらいなら」で許容できそうなところ。日常の使用では悪くないと思う。
レビューではあまり褒めてるところないけど。
ひとにお勧めはできない。でも、自分で納得して買うなら止めはしない。そんな感じ。
まだまだフルHD対応液晶モニタは過渡期なのかもしれない。
あくまで中継ぎのアイテム。
現在、PCとの接続は NVIDIA GeForce 7300LE(128MB)からDVI。
PS2をSビデオで接続。
D端子は、PSPとの接続に予約。
PS3やX-BOXは持ってないので、今のところHDMIは空き。将来的には、BDプレイヤーとしてPS3を繋ぐかもしれない。
外部リンク
ITmedia +D PC USER
広色域パネルとリモコンが強み:2系統HDMI×WUXGA液晶の決定打となるか?――「LCD-MF241XBR」を試す
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0707/31/news028.html
AV Watch 【新製品レビュー】
リモコンによる操作性とナチュラルな画質が魅力
24型フルHD液晶。アイ・オー・データ 「LCD-MF241X」
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070727/np019.htm
PC Watch
アイ・オーのマルチメディア液晶「LCD-MF241X」の表示能力テスト
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0824/iodata.htm
液晶ディスプレイ:Wikipedia
関連の自分Blogリンク
2次元限定: モニター変更 - LCD-MF241X http://2jigen.sblo.jp/article/5015898.html
- S端子・D端子から16:9のソースを入力した場合、正常に動作しますか?また子画面の大きさはマニュアルと違いませんか? -- クレーマー? 2007-10-13 (土) 00:59:19
- S端子は、未確認ですが、ワイド画面を認識できないという話を聞きます。D端子の場合、D1, D2は出力に関係なく、4:3として扱われるようです。D3以上は未確認。S端子もD1/D2も映像そのものは4:3なので、そのまま4:3固定で処理して、スクイーズまたはレターボックスの判別をしていないと考えられます。子画面は、マニュアルと大きく違いますね。D2ワイドを子画面表示した場合、960x600, 720x540, 480x360, 320x240の4つのサイズで表示されます。 -- すずなり? 2007-10-15 (月) 01:24:59
- 子画面の960x600はディスプレイマネージャーで設定した最後の位置・大きさになります。(マニュアルのユーザーサイズの設定) -- クレーマー? 2007-10-22 (月) 23:35:01