評価は使い勝手と、効果と、使う出番の多さ
Aは使用頻度そこそこ、上手くいけば一発でシナリオの中核(戦闘含めて)を射抜ける位
Bは使用度そこそこ、最高じゃないけど使えばそれなり以上に効果がある
Cは使用度が低い、そこそこの効果はあるor使用度はそこそこ、性能が微妙
程度の基準
あとは、使用できる状況が多いと高いと効果の割りに高かったり、効果が強烈だと高かったり
独断と偏見でランク分け
最高ランクのSはこのレベルの神聖魔法には無いと思う
神聖魔法
1レベル
【サニティ】 C+
原因によらず精神属性効果を解除できるため特定のイベントに強く、戦闘にも使うことができる
また低レベルであることも嬉しい、が
後者は、達成値の比べ合いが必要な上「接触」であり戦闘中の使い勝手の悪さが目立ち
前者は起こりうる状況が少ないのが残念
【バニッシュ】 A-
効果がやや薄くランダムではあるが、コスト、射程に優れ範囲であり、壁越しに使用できる数少ない魔法である点が魅力的
また人間に化けたアンデッド、蛮族をいぶりだす手段としても使える使い勝手の良い魔法
【フィールド・プロテクション】 B
効果も薄いが、コストは安いため戦闘・ダメージゾーン前のお供に
魔法攻撃を抵抗した時などに、ほかの手段と重ねていると地味に効果を発揮してくる
2レベル
【アウェイクン】 B-
ポーションと比べると微妙な一長一短がある
単体ならポーションの方が有効距離(=移動距離)に優れ、コストの効率が良い(乱戦エリアに入らなくて良いメリットは有るが)
複数人がまとめて気絶した時にこそ真価を発揮する魔法である
【キュア・ウーンズ】 A
プリーストの真骨頂、少ないMPでしっかり効果を発揮する優れもの
旧版よりは不遇だがそれでも冒険者には欠かせない魔法の一つ
【ディティクト・フェイス】 B
シナリオや駆け引きのときに使える魔法
正面から相手を疑ってるのがばれるのが難点だが、今回の魔法は概ねこっそりとは使えない傾向にあるので仕方が無い
3レベル
【キュア・ブラインドネス】 B-
致命的な状況を回避できるがくらってからの対症療法であり「接触」のため緊急の使い勝手も悪い
【キュア・ポイズン】 A-
やはり接触のため戦闘中の使い勝手はやや悪い
しかし「毒」はシナリオ面でこそ真価を発揮するため大きな局面で必要とされる
【フィールド・レジスト】 A
属性があれば戦闘前どころか、戦闘中にもほしい優秀な範囲防御魔法
純エネルギーにも対応している所がうれしい
【フォース】 B+
基本の攻撃魔法、コスト射程共に標準的
4レベル
【セイクリッド・ウェポン】 A-
対蛮族魔法、エンチャント系はやや不遇だが
これはダメージと共に命中まで上げる強力な魔法
さりげなく射程が長いのもポイント
【セイクリッド・シールド】 A-
対蛮族魔法、ダメージをかなり軽減する
ウェポンと比べると受けるキャラクターによってややありがたみに差が出る
【フェイス・インジケイト】 C
強力な特殊神聖魔法が少ない上、使用不能にしても基本神聖魔法があるため出番が限られる
フォースシールド+拡大時間などでハメ殺されそうな時には狙っていこう
5レベル
【キュア・ディジーズ】 A-
キュア・ポイズンに同じだが病気のほうが大事になりやすい
【キュア・ハート】 A
キュア・ウーンズ強化版、期待値で4点回復量が上がった
MPは拡大すると重めなので用途に合わせて使っていこう
射程が上がったことでかなり先の味方にもかけることができる
【トランスファー・マナポイント】 D
このレベル帯のプリーストは比較的コンスタントにMPを使い、優先度も高いため他者に分ける余裕は無い
一ターンを使って緊急時の回復としても使えるが、普段は魔晶石や魔香草に任せた方が無難だろう
ルーンフォークならば魔香草を磨る時間の節約に使えるかもしれない
【ホーリーライト】 B
アンデッド限定ながら範囲攻撃でパーティを巻き込まない
威力も高く、コストパフォーマンスも良い魔法
アンデッドにしか使えないことの他に、しいて言えば射程がかなり短いのが欠点
6レベル
【コアーシブ】 B
単身で戦わなければならない時には無双の強力さを発揮する
パーティでも範囲攻撃を抑制したり、足止めしたりと強力
これだけでも強力なのに射程30mというおまけ付である
まあ機械やアンデッドにも通用するうえ、使用者がかばっている対象にすら攻撃(魔法などの庇えない攻撃は除く)できなくなる凶悪な魔法
鉄壁などと併用すると武器でしか攻撃できない相手を封殺できる
【ブレス】 C+
決して効果は弱くないが地味な上にMP負担が重すぎる
(準備期間があれば)先制値の保険、どうしても防ぎたい生命力抵抗にと使えないことも無い
【ホーリークレイドル】 C
睡眠時間は減るが危険度の上昇が洒落になっていない
睡眠時間減少も飛躍的にと言うほどでもなく、限られた状況でしか使えない
【リムーブ・カース】 A-
キュア・ディジーズ、キュア・ポイズンに同じ
ここまで揃えると大体の状態異常の解除に挑戦できるようになる
といっても呪いの類は大体強力で解除が難しい上に、魔法の解除は魔術師の領分なので手が出せないことに注意
寄生虫の類も解除できない可能性があるので注意しよう
真語魔法
1レベル
【エネルギーボルト】 B-
純エネルギーなので汎用性は高い。
射程が長く、PCの魔力が上がってくればそれなりの魔法ダメージが見込める。
少ない魔力でちょっとした遠隔攻撃をしたい時などに。
【ブラント・ウェポン】 A
序盤での凶悪性はGM泣かせ。
低レベルモンスターで特殊能力もない奴がこれを喰らうと前衛に傷一つつけられなくなることも。
レベルが上がるにつれて効力は弱まるが、それでも《MP軽減》がつけばMP1点で打撃点4点減は大きいだろう。
【ライト】 C
松明で済むところを魔法で解決するのはTRPGのロマンだと……思わない人もいるかもしれない。
どうとでも換えが効く魔法であることは間違いない。
【ロック】 C
GMとの駆け引きで使う場面もあるかも知れない。
逆にGMがNPCに使わせるとそれなりに面白いことになるかもしれない。
2レベル
【スリープ】 B+
例えば敵の魔物は1体。味方が大量気絶中。そんな場面で敵を眠らせ、落ち着いて大回復大会。そんな鬼畜プレイも。
使いようによっては相手の戦力を思い切り削げるかもしれない。
一度眠らせたら一度だけ回避判定無しでダメージ判定を出来る可能性がある。
【センス・マジック】 C
魔導機術の【マナ・サーチ】には使い勝手で劣る。
鍵や罠など、「何かある」ことが確定している場面以外では使いづらい。
【ディスペル・マジック】 B
相手の【ブラント・ウェポン】などを解除できればかなり嬉しい。
補助魔法は地味に効いてくるので、ここぞと言う場面で使えれば効果大か。
【バイタリティ】 B-
毒攻撃など生命抵抗判定を要求する相手に対しては効果が高いが、相手がかなり限定される。
3レベル
【アンロック】 B
ダンジョンアタックでスカウトが頼りない時にでも。
鍵開け担当がきちんと仕事をした時は良いが、いざというときの保険としては充分。
【センス・エネミィ】 C
対象が1体なので非常に使い勝手が悪い。
【パラライズ】 B
序盤はかなり有効。
命中を下げるか回避を下げるかは状況と好みで。
【リープ・スラッシュ】 B
エネボからダメージが約2点上がる。
これをベースに戦うならソーサラーは8レベのエネジャベまで《魔法誘導》がいらない気がする。
4レベル
【ファミリア】 A
ダンジョンの先行調査、NPCの監視、伝書鳩など、アイディア次第で様々な活用方法があるオモシロ魔法。
戦闘能力は期待できないが、便利な使い方はごまんとある。
【マーキング】 C+
セッションの内容によってはGMとの駆け引きに大いに役立つかも知れない。
【ライトニング】 B
貫通なので状況によっては複数体攻撃が可能なのは美味しい。
ただし、味方を誤爆しかねないのには注意。
5レベル
【ウェポン・マスター】 B+
武器習熟をマナスタッフと組み合わせて効果を発揮、なんて使い方もあるが、武器習熟無しで戦っている戦士の補助にも使える。
前衛キャラとのコンビネーション次第でいろいろと活躍の幅がある。
【ウォール・ウォーキング】 C
非常に限られた状況下では威力を発揮するが、基本的には趣味系。
【トランスレイト】 B+
遺跡探索などで古文書などが関わってくる時は必須。
それが文章の形である限りこれ一発でどうにでもなる。
一方で、会話が駄目というもの凄い弱点も持っているので、使えない場面も多い。
【ブラスト】 C
射程が接触なので魔法戦士ならばともかく純魔法使いなら使える場面が少ない。
いざというときの自衛用には使えるかも知れないが、恐らくブラント・ウェポンなどで身を守る方が有効。
操霊魔法
1レベル
【エンチャント・ウェポン】 A-
序盤の威力底上げに効果を発揮。
打撃点1だけ、というのはMPの割に少し損をした気分だし、序盤で操霊術士が拡大/数を持っていないなら少し効率が悪い。
【スパーク】 C
複数部位モンスターなど相手への初手の嫌がらせ専用。
威力が0なので、魔力が高くなってこないと驚異は無い。
【ダーク・ミスト】 C
効果時間が短いので使い所が難しい。
エンチャント・ウェポンなどの方が有効か。
【プロテクション】 B
神官不在の場合は安価に魔法に対しても守りを固められるので効果は低くない。
先走って乱戦突入しちゃった味方にあとからかけることも可。