問題児の小説(RPG・漆黒の紋章編)

Last-modified: 2020-03-15 (日) 01:24:11

プロローグ

2017年
ウゴメモ王国は乱が絶えず、
多数の犠牲者、犯罪者が出る始末となっていた。
さつじん、ごうかん、覗き、窃盗…
こんな汚れた世の中に、一人の勇者が
立ち上がったのである。

けんし「えーとパスワードは…qawsedrftgyhujikolp…」
けんけん「おーい!けんし!けんしー!」
けんし「あぁ?どうしたよ急に」
けんけん「ケイ国王がお前のこと呼んでたぞー!」
けんし「はいはい、いけばいいんだろ?」

ケイ「よく来たなけんし」
けんし「ああ、どうしたんだジジイ急に」
ケイ「けんし…どうだ?俺と一緒に

げ   ん
こ   つ

ケイ「何だよ…冗談だったのに…」
けんし「黙れや!で、何だ?話って」
ケイ「ここ最近、世の中の風紀が乱れてるのはお前も十分承知だろ?」
けんし「ああ。」
ケイ「というわけで…ちょっとこれを…」

ケイは錆びた出刃包丁をとりだした。

けんし「何これ?」
ケイ「ご覧の通り。出刃包丁だ。」
けんし「えーとこれを…?」

グサッ☆

ケイ「ぐはっ
けんし「ちょっ!おいっ!おっさん!」
ケイ「お…お前には…これを持って…この国を…この世界を…救ってほしい…の…だ…」
けんし「おい、しっかりしろって!」
ケイ「お…俺はもう…無理…だ…あとは任せた…ウゴメモ王国の勇者…けん…し…ヨ…」

バタッ
ケイは いきを ひきとった

けんし「おっさん…おい!おぉい!」
………
けんし「…そうか……おっさんの死を無駄にしないためにも…俺は…やる!やってやるんだ!うおおおお!」

(お前が殺したんだろ)

ケイ(頑張ってくれよ…けんし…)

こうして出刃包丁を持ったけんしの
世界を救う旅が始まったのである。
つづく

第1章 ウゴメモ王国の秘宝

故・ケイ国王から出刃包丁を託されたけんし。
Lv1だった彼はとけスライムやキノコボーなどの
ザコキャラを倒し、
Lv5になっていたのだが、
彼はもっといい武器が欲しい!と
いつしか思うようになったのであった…

けんし「おっ、こんなところに武器屋」
ぷぷいちご「いらっしゃいませー」
けんし「えーあれ、剣ない?」
ぷぷいちご「ないです」
けんし「あ、じゃあ盾…」
ぷぷ「ない」
けんし「それじゃ薬草…」
ぷぷ「ないです」
けんし「やめたらこの仕事!?
ぷぷ「しょうがないさ、だってここは昨日開けたばっかり。武器なんて入ってる訳がない。」
けんし「は?」
ぷぷ「ん?ちょっと君が持ってるその出刃包丁、見せてよ」
けんし「あ、あぁ、俺のナイf…」

げ  ん
こ  つ

けんし「イッデェ!冗談だったのに…」
ぷぷ「言っていい冗談と悪い冗談がある!君は今悪い冗談を言った!」
ぷぷ「うん…」
ぷぷ「ほぉ…」
けんし「どうしました?」
ぷぷ「この出刃包丁、ニンゲンの血が付いてるね?」
けんし「ギクッ…は、はい…」
ぷぷ「この血から新たなナイフ作れそうな気がするんだ、やらせてちょ?」
けんし「あ、いいっすよ…」

14時間後…

ぷぷ「ほーら、出来た。ヒトの血から作られたナイフ、その名も紅さ。」
けんし「へぇ、ありがとうございます!」

けんし(あのオッサンのDNAから出来たナイフを使うことになるのか…ちょっとヤダな…)
ぷぷ「ところで代金だけど…」
けんし「えっ金取るんですか!?」
ぷぷ「当たり前だよね?わざわざナイフを作ってあげたんだから!」
けんし(お前の趣味だろそれ…)
けんし「で、でも、僕、今カネ持ってねぇんッスよ!」
ぷぷ「あ~そっか~じゃあ君は炭鉱で働いてもらうとすっかね~」
けんし「もうヤダ…」

執筆途中…

感想・意見

  • よさそう -- 2020-03-14 (土) 19:38:02