汎用人物

概要

このページでは主人公札を持たない人物を、便宜的に汎用人物と呼称した上で扱う。
汎用人物は以下の三種に分類でき、もっぱら1について扱うが、2と3にも触れる。

1. 名字を持たない架空の人物
2. 親密度を持つ人物
3. 親密度を持たない人物

1.名字を持たない架空の人物

総勢160+2名。
シナリオ単位で配置・身分・性格*1・名前・顔グラは固定。
職種ごとの傾向*2に基づき能力・技能がランダムに決まる。
野心・個人相性・仕官相性もランダムで決まる。
忍者・海賊に各二人*3女性が居て、妻候補でもある。

忍者/海賊/商人は互いに引き抜けるが、武士や浪人には絶対にならない。
所属している忍者衆・海賊衆が滅ぶと、頭・頭領も含めて*4同種の他勢力に転職する。
転職時の身分は、戦後処理で登用された場合と同じく｢勲功÷２｣の数値から決定される*5。

寿命の概念は無く病死しないが、病気にはかかる。

また「好み」の概念が無視され、どの種類の贈り物でも親密度の上昇幅が変わらない。

大航海時代ゲストキャラ

博多に最初から最後まで居る佐伯杏太郎と、イベントで十三湊の砦に登場するハイレディンも、ここに分類される。
この二名は例外的に能力・技能が固定。
佐伯杏太郎は特に何も無いが、ハイレディンはイベントで部下にすることができたり、EDのフラグになったりする。
他の汎用人部と扱いは同じのため、忍者/海賊/商人への引き抜きはできるし、寿命が無いのでいつでも辻斬りでトドメをさせる。

傑物

ゲーム開始時に160名の中からランダムで1名が選ばれ、全能力90以上の傑物になる。
技能は勢力傾向に関係なくランダムに決まる。

消失と補充

合戦で捕縛して処断するか、辻斬りでトドメをさした対象はゲームから消えるが、あまりに殺しすぎると自動で再生成・補充される。
再生成される名前は既存のものだが、顔グラは生まれていないor死亡した実在人物の中からランダムで選ばれる。

2.親密度を持つ人物

出雲の阿国・職人・僧侶*6・宣教師・公家・茶人*7・なか*8・天皇といった実在人物が相当する。
これらの人名・所在は施設を参照。

イベントで現れる「天皇」は抽象化されており、
1526-1557は後奈良天皇、1557-1586は正親町天皇、1586-1611は後陽成天皇が、1611-1629は後水尾天皇が対応すると考えられる。
「天皇」は基本的にイベントで対面するだけだが、あるイベントが起きると面識がある状態になり「人物」欄から列伝を見ることもできるようになり、その際に一応親密度も設定されていることが分かる。
また、内部的な扱いの天皇は「莫邪」などの超貴重品の所有者であり、これらが行商人に流出しないための機能を担っている。

リル・ラファエル・マリアの大航海時代ゲストキャラ三名も、ここに相当する。
実在・架空を問わない妻・妻候補も、ここに相当。詳細は妻ページを参照。

彼ら彼女の親密度は、イベントのトリガーとなったり、店の値引き率を決めたりする。
一部には「贈り物」が可能だが「好み」の概念が無視され、どの種類の贈り物でも親密度の上昇幅が変わらない。

3.親密度を持たない人物

「忍者」「座の親父」「行商人」など日々接触する人々と、イベントで顔だけ見せる人々とで更に区分できる。

実在の人物がこの枠で現れることもあり、
たとえば明智光秀の本能寺の変イベントでは、里村紹巴が汎用茶人グラで、一色藤長が汎用公家グラで出演している。
これらは内部的に固有の人物として存在するわけではない、イベント時のみ名前を変更する処理で使われている。

瞑想で対決することになる「九郎判官義経」「相馬小次郎将門」は、もちろん実在の人物がモデル。
DX追加要素で、義経は札プレゼントイベントでも起用され、夢枕で合戦札を渡して役立ったり役立たなかったりしている。

備大将・忍者・海賊

合戦に人物が参加できない場合、その代替として備を率いる。技能師事・訓練では確実に彼らを用いることになる。

能力は軍団長の素*9の値の1/2+1*10、技能は1/2の切り捨て*11、最大兵士数は軍団の所属拠点の規模*12で決まる。
彼ら自身が総大将となる環境*13では、勢力当主の能力を参照する。
軍団と遭遇する海賊は能力20技能1兵1000で統一。

うんちく爺さん

チュートリアルでお世話になる馴染みの爺さん。
合コンのお世話、「歴史家」イベントの動線も務める
太閤随一（？）の功労者。
妻も交えて酒盛りするイベントもあるが、条件として事前の面識が必要。

キャラクターとしての元ネタは「南総里見八犬伝」の「丶大法師」とのこと*14。

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