ドイツ陸軍 自走対空砲 ゲパルド
[添付]ウルシゴキブリ
\キュートな触手が目印! ドイツゴキブリだよ!/
\35mm連装機関砲で嫌がらせするのが大好きなんだ!/
Flakpanzer Gepard
戦後西ドイツではAAとしてM42ダスターを使用していたが、戦中の車両を弄った程度のAAが東西冷戦の最前線ではあまりに不安すぎるということで、1960年代から新規開発することにした。配備は1973年からである。
Gepardはドイツ語でチーターのこと。もう名前はレオAAで良かったと思う。(個人感)
Gepardをゲパードと読むと別の言語でチーターの意味になる。そう、対物ライフルの方ね。
当初、M41の車体をベースとする予定だったが小さすぎたため、制式採用されたばかりのレオパルド1A1の車体を延長し、スイス・エリコン社製90口径35mm機関砲と捜索・追尾レーダーを別々に配置した砲塔を載せた。
とはいえ砲熕兵器たる機関砲の有効射程などたかが知れており、近代の攻撃ヘリコプターによるATMのアウトレンジ戦法に対応出来ない可能性があった。
これに対応すべく砲塔にFIM-92を2発取り付けるハイブリッドシステムを開発したり、SAM等と共に行動するなどの対策がとられ、一応現役で活動している。
10キロ単位での射程を持つATミサイル(ヴィーフリとかヘルファイアとか)で対空車両の射程から叩き潰す戦法。
アウトレンジ戦法という名称そのものは砲撃戦、航空戦などでの同様の戦法の意味も含む。
参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=bKsreHMX3xE
類似品?
世界一の科学力の賜物か、ゲパルドは現代の自走対空砲の先駆けとなり、似たような見た目のAAが世界中にある。
ロシアの2K22や96K6、陸自の87式自走高射機関砲、スウェーデンのITPSV 90等...それだけよく出来た車両なのだ。
こういうのパクりそうな某国はそのころZSU-57-2を参考にAAを開発していた。
ちなみに、ゲパルドのレーダー配置は特許であるため、パクると大変なことになる。陸自としてはゲパルドのレーダー配置が理想だったが、これが理由で位置を変えた。
つっかえねぇ...はーつっかえ...
本車はマルダー1A1、プーマIFVへ続くドイツIFVルートに位置する。両方そこまで強くない為、好みでもなければ特に購入する理由は無い。機関砲は軽装甲車両にHE(貫通目的)とATMを用いてようやく勝てるかもしれないレベルのモノである為、通過点として見るが吉。
ゲテモノにありがちな話だが、慣れれば強い。
慣れるまでに毛根が死滅しなければいいが。
つよあじ
- 良い機動性
- TT内のAAで唯一まともに弾幕を張れる
- それゆえ対空戦闘はお手のもの
- 砲塔旋回は速め
- APDSがある
よわあじ
- 装甲はお察し
- ヘルスもあんまし
- 機関砲ゆえの残念な火力
- そのくせHEが無い
- 人目を引く
- 死んでも射撃エフェクトが残ることがある
コメント
- この子ウクライナへ提供されるそうですね… -- 2022-05-07 (土) 14:26:18