M42ダスター

Last-modified: 2018-06-29 (金) 10:18:13

M42ダスター自走高射機関砲

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アメリカ合衆国陸軍の自走式対空砲である。ダスターとは"掃除人"の意。

史実

朝鮮戦争の戦訓から、新型対空自走必須と感じたアメリカ陸軍によって開発された自走対空機関砲。
M41軽戦車の車体に機関砲を載せて作成された。
採用国はアメリカの他、日本や台湾、西ドイツなど。
バージョン1.2では初心者乗り出し車両の1つとして低ランクに君臨していた。

対空……?

さて、アメリカ駆逐戦車系ツリーの最初に存在する本車両は、同時に一番最初に入手可能な対空車両でもある。この車両を手に入れる事で、プレイヤー諸君は初めての本格的な空への対抗手段を得る……はずだった。え、なぜ過去形なのかって?それは実戦投入すれば分かる。

 
 
 

さあ、さっきから小うるさかったヘリを叩き落としに行ってみよう!

 
 
 

上空に目標発見、射撃開始!
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…………あれ、当たらねーな?
よし当たったぞ!
…………ダメージ低っ?!
落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落t(死亡)

 
 
 

……キミは一体何なんだね?

AAです。

 
 
 

こうなってしまうのだ。
5発撃ちきりリロードであり、装填速度も普通の車両よりやや長め程度なのだが、いかんせんダメージと精度が低い。一発当たりのダメージは18(固定値)。撃墜には最低で二回、10発が必要となる。全直撃を狙うには精度が低く、状況が限られる事からおおよそ三回分が必要となる。
勿論前線でそんなに長時間、じっとしながら上だけ見つめていればまず間違いなく敵に殺されるだろう。したがって基本的に対空に専念できるのは中・大規模マップの自陣のみとなる。小規模?あれに前線という概念は存在しない。マップ全てが戦場だ。
そしてここでも精度が響く。狙えて自陣周辺までだろう。
正直、確実に落としたいなら、同一ランクの戦車や駆逐戦車などのAP、APDSの方が早い。

射角?丘なり岩なりに乗り上げれば十分に確保できる。

対地……

上記の通り、対空運用には無理がある。ならどうするか。
といってもこれは戦車ゲーム。対戦車転用するしかないのだが……
対空でも問題となった、火力と精度がここでも響く。
T54や59式などのソ連系戦車相手には一桁、ダメージ0を見ることもある。
60式や同族などの紙装甲高速車両相手ならば20程度のダメージが見込める。

微妙?そうだよ()

それでもそこそこ低ランクで見るのはなぜかって

旗取り

速力値は63。速力60のMBTによる超高速戦闘が普通の高ランクならともかく、低ランクで60を超える速力を誇る本車両は、間違いなく高速車両の部類である。
フル強化を避け、エンジン強化で低ランクにとどまることで旗取り専用車両として運用ができる。
ただし、火力装甲無強化となると、敵戦車、特に速力65をマークするT-54などとぶつかった場合ただの鴨と化すので、技術は必要となる。

長所

  • 60を超す速力
  • アメリカ駆逐戦車ツリーの始まり

短所

  • 低火力
  • ガバガバ精度
  • 薄い装甲
  • アメリカ駆逐戦車ツリーの始まり

総論

初期に獲得する車両としてはあまりお勧めできない類いの車輛である。もし既に購入してしまった場合は、戦績度外視で戦い経験値を稼ぎ、次の車両へ乗り換えることをお勧めする。次の車両M56も中々キツいが、火力をそれなりに保証できる分やり易いのではないだろうか。
そのさらに次はもっとやり易くなる。目指すはM50オントスだ。
無論放置して別のツリーに乗り換えるのもありだしなんならそれがベストではある。