テツノカイナ
タイプ | ・ |
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種族値 | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ |
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154 | 140 | 108 | 50 | 68 | 50 |
特性 | クォークチャージ |
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入手方法 | 野生など※バイオレット限定 |
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概要
テラレイドアタッカーと聞いてまずこのポケモンが浮かぶ人が多いであろう、ハラバリーとコノヨザルに並びテラレイド最強格のアタッカーとの呼び声が高いポケモン。
圧倒的こうげき種族値に加えて「はらだいこ」「つるぎのまい」によるバフがあり、でんき・かくとうのタイプ一致技を振り回してレイドボスを粉砕する。
でんき・かくとうをどちらも半減以下にできる単タイプは存在せず、レイドボスは全て単タイプで登場するため、攻撃が非常に通りやすいのも利点。
このように、一見すると無敵に見えるテツノカイナだが、明確な弱点が1つある。それは「デバフ技を一切持たない」こと。高難易度のレイドを攻略する上でこの弱点は無視できない。
多くのレイドボスは時間やHPの残り具合に応じてバフを消してくる。すぐさま再展開できれば一番よいが、中には2回も消してくるレイドボスもいるため気が抜けない。バフが無力化されるドオー・ヌオー等の特性「てんねん」持ちは大の苦手。
そしてデバフがないということは、高難易度レイドで「はらだいこ」を使うのに相手の火力を自力で下げられないということでもある。★5以下なら火力がそこまで高くないので何とかなるが、★6以上で考えなしに「はらだいこ」を使うとHPを減らしすぎて次のターンにシヌノカイナになりかねない。
★6以上のレイドで「つるぎのまい」を推奨されるのはこういう事情による。
特殊耐久も低いというわけではないが高いとは言えず、努力値で補填しても不安が残る。
物理アタッカーなので「やけど」にもすこぶる弱い。幸い「ねむり」は「エレキフィールド」で、「まひ」はでんきタイプが残っていれば対策可能。
そんなのお構いなく押し切ってしまえるレイドも多いが、何でもかんでもテツノカイナで勝てるわけではないことは覚えておきたい。
実はスペックの割に思ったほど最強レイドでの成果を挙げられていない(お勧めに選ばれづらい)のだが、「相手のバフを消せず、殴り合いで押し切られかねない」「最強レイドのボスに特殊型が多いため、特殊耐久の低さを突かれやすい」などが主な理由と考えられる。
なお、反動技「インファイト」「ワイルドボルト」はテラレイドにおいてはリスクしかない技なので、一撃粉砕するのでもなければ使用を控えるようにしたい。
また、時々テツノカイナのテラスタイプをステラにするトレーナーも見かけるが、技タイプと一致したテラスタイプにテラスタルして攻撃した時よりもバリアに与えるダメージが少ないので、非推奨。
育成例
かくとうアタッカー
Tag: かくとう物理アタッカー
育成データ
テラスタイプ | かくとう |
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性格 | いじっぱり(こうげき↑とくこう↓) |
特性 | クォークチャージ |
努力値配分 | こうげき252・とくぼう252・すばやさ4 |
実数値 | 449-416-252-x-235-137 |
確定技 | ドレインパンチ/エレキフィールド |
選択確定技 | はらだいこ/つるぎのまい(両搭載可) |
選択技 | きあいだめ |
持ち物 | おんみつマント、メトロノーム |
詳細
バフ技を使ってから「ドレインパンチ」でひたすら攻撃するシンプルなアタッカー。
「はらだいこ」と「つるぎのまい」は、スペースに余裕があればどちらも入れておいて相手に応じて使い分けるようにしてもよい。
努力値はとくぼう252としたが、物理耐久がもう少し欲しい場合はぼうぎょ252振りにするとよい。
持ち物は追加効果による妨害を受けなくなる「おんみつマント」が最もオススメだが、「ドレインパンチ」のみを連打する運用法が主になる関係上「メトロノーム」とも相性が良い。
テツノカイナと「メトロノーム」について
「メトロノーム」は連続して同じ技を使うと2回目以降から20%ずつ威力が上昇する、持たせた時のテラスタル時を想定して4回目の「ドレインパンチ」の威力を計算すると20%×3回分が上乗せされて160%となり「インファイト」と同じ威力120になる。最大で6発目で200%に到達し「きあいパンチ」と同等の威力150まで上昇する。ただし「強化解除」で「はらだいこ」を挟んでしまうと上昇した威力が元に戻るので注意が必要。
トドメに「インファイト」とも言われるが、「メトロノーム」が十分活かせる状況なら「ドレインパンチ」を連打するだけでトドメの際に「インファイト」と同等の威力が出せるため、無理矢理相手を押し切る火力が欲しければ「メトロノーム」を持たせるだけでよい。
参考動画
VS ★6ベトベトン(アローラ)
でんきアタッカー
Tag: でんき物理アタッカー
育成データ
テラスタイプ | でんき |
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性格 | いじっぱり(こうげき↑とくこう↓) |
特性 | クォークチャージ |
努力値配分 | こうげき252・とくぼう252・すばやさ4 |
実数値 | 449-416-252-x-235-137 |
確定技 | かみなりパンチ/エレキフィールド |
選択確定技 | はらだいこ/つるぎのまい(両搭載可) |
選択技 | きあいだめ |
持ち物 | かいがらのすず |
詳細
かくとう同様に戦えるが、吸収技はないので素の回復力にあまり期待はできない。
その代わり「エレキフィールド」との相性が良く、特性でこうげきが上がれば通常の2.26倍のダメージを叩き出すことができる。
なお、「サンダーダイブ」は覚えはするものの、外した時のリスクがあまりに大きく、また技で命中率を補えないので、候補から外した。
「テラバーストでんき」はかみなりパンチより威力が5だけ高いものの、テラスタルしないとまともにダメージを与えられないのが難点。
概要でも述べたが、「ワイルドボルト」はテラレイドにおいては御法度である。反動技の罠も参照。
最強のカメックス対策アタッカー
Tag: イベント特化アタッカー
育成データ
テラスタイプ | かくとう |
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性格 | しんちょう(とくぼう↑とくこう↓) |
特性 | クォークチャージ |
努力値配分 | こうげき252・とくぼう252・HP4 |
実数値 | 450-379-252-136-258↑-136 |
確定技 | ドレインパンチ/つるぎのまい/きあいだめ/きあいパンチ |
持ち物 | ピントレンズ |
詳細
最強のカメックス対策のアタッカー。
「ドレインパンチ」と「きあいパンチ」による高火力のアタッカー。
基本は「ピントレンズ」+「きあいだめ」の確定急所で最強のカメックスの「てっぺき」を無効化して攻撃する。
「はらだいこ」をせずに「つるぎのまい」を採用することで可能な限り安定性を確保している。
以下の要因によっては「ドレインパンチ」の回復が間に合わないこともあるのでアドリブで立ち回る必要もある。
- カメックスが1回も「てっぺき」を使わない
- 「ハイドロポンプ」を外れない
- ダメージの乱数が悪い
- 味方NPCが自分に有利な行動をしない
確実性のない対策ポケモンを紹介するのは控えたいが、テツノカイナの所持率、レイドでの人気、討伐速度の速さを鑑みて紹介を行っている。
負け筋は存在するが決して勝率が悪い訳では無いことも書き残しておく。
立ち回り
- 「きあいだめ」
- HPに気をつけながら「つるぎのまい」と「ドレインパンチ」をそれぞれ3回
- 攻撃ランク+6&テラスタルが使える状態になったら「いけいけドンドン」
- テラスタルして「ドレインパンチ」(バリア破壊)
- バリア破壊後の隙に「きあいパンチ」
後攻でバリアを破壊することで「からをやぶる」からの後攻「ハイドロポンプ」が急所に当たる裏目を完全に消すことができる。
性格補正に関しては要検討。
しんちょうの場合は「きあいパンチ」でうち漏らす例が報告されており、いじっぱりの場合は序盤の安定感が下がってしまう。
参考動画
最強のカメックス対策アタッカー
最強のオーダイル対策アタッカー
Tag: イベント特化アタッカー
育成データ
テラスタイプ | かくとう |
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性格 | わんぱく(ぼうぎょ↑とくこう↓) |
特性 | クォークチャージ |
努力値配分 | ぼうぎょ252・すばやさ228・HP28 |
実数値 | 456-316-346↑-136-172-193 |
確定技 | ボディプレス/てっぺき/きあいだめ/エレキフィールド |
持ち物 | かいがらのすず |
詳細
最強のオーダイル対策のアタッカー。
テツノカイナの種族値を活かしたボディプレス型。
素早さに多く努力値を割いているが持ち前のHP種族値によって並のポケモン以上の耐久力を誇る。
「きあいだめ」によって追加の火力アップも可能。
「エレキフィールド」で特性「クォークチャージ」の発動も可能。
「クォークチャージ」の防御アップはランク補正とは別なので急所によって貫通されないのが利点。
紛らわしいが特性「クォークチャージ」で防御が上がっても「ボディプレス」の威力は上がらない。
あくまで耐久をアップさせる手段として使用することを忘れずに。
立ち回り
体力が減ってきたら適宜「ボディプレス」で回復すると良い。
HPが50%を切る直前に「エレキフィールド」や「がっちりぼうぎょ」をしておくと急所への対策になる。
特に「がっちりぼうぎょ」は「がっちりぼうぎょ」→「ボディプレス」×2を1セットにして繰り返すと火力を保ったまま味方全体の被ダメージを軽減できる。
参考動画
最強のオーダイル対策アタッカー
Tips
テラレイドにおいてスカーレット版が不遇とされる理由の1つに「テツノカイナがバイオレット限定である」点が挙げられることがある。
実際、テツノカイナほどの汎用性があるでんき物理アタッカーは他に存在しないが、かくとうアタッカーであれば系統は違えどコライドン・コノヨザル等でも間に合う。