名前 
天官賜福は原作小説の題名で、読みの頭文字をとってTGCFという略語も使われている。
天官が福を賜る、神の祝福がある、というような意味。作中では百無禁忌と一緒に唱えられている。
天官賜福は一般的には天官大帝を指すが、原作の天官は上天庭の神官たちを指している。
中国には対聯(ついれん)という、対になった句を紙や布などに書いて玄関や部屋に飾る伝統文化があるが、天官賜福は対聯の句として使われることもある。
参考資料 
天官大帝 
天官大帝は道教の三官大帝の一人。三官大帝とは「天官、地官、水官」の三名の大帝に対する呼び名で、天官は福を賜い、地官は罪を赦し、水官は厄を解くと言われている(天官賜福、地官赦罪、水官解厄)。
天官大帝は毎年1月15日に人界に降りて人々に福を賜うことから、天官賜福と呼ばれている。
旧暦1月15日は天官大帝の誕生日であり、中国では元宵節という伝統的な祭日である。