〔 絵札一覧 〕
基本情報
画像 | 詳細 | |||||||||||
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名前 | 少女秘封倶楽部 | |||||||||||
レアリティ | ★5 | |||||||||||
属性 | 蘭 | |||||||||||
イラスト | 藤ちょこ | |||||||||||
入手 | ドロップ(L記号E9-12 | |||||||||||
備考 | '21/12/24追加 | |||||||||||
装備時上昇ステータス | ||||||||||||
強化値 | +0 | +1 | +2 | +3 | +4 | +5 | +6 | +7 | +8 | +9 | +10 | 強化値 |
速力 | +20 | +24 | +28 | +32 | +36 | +40 | +44 | +48 | +52 | +56 | +60 | 速力 |
陽攻 | +30 | +36 | +42 | +48 | +54 | +60 | +66 | +72 | +78 | +84 | +90 | 陽攻 |
# | 特性 | |||||||||||
限界突破0 | 限界突破4 | |||||||||||
特性1 | 装備スペカの星属性の威力を25%アップ(1T) | 装備スペカの星属性の威力を50%アップ(1T) | ||||||||||
特性2 | 使用時に対象全体の回避を1段階ダウン(1T) | 使用時に対象全体の回避を2段階ダウン(1T) | ||||||||||
# | 解説 | |||||||||||
解説1 | 《とある「膜」の、とある「断面」には。このような話が、あったかもしれない。》 ーーこんにちは、マ、マル、ベリーさん。 ーーご機嫌いかが、マイ、レベリーさん。 「うふふ、ご機嫌よう」 マエリベリー・ハーンは憂鬱だった。 私の名前は、どうしてこうも……発音しづらいんだろう。 この国の人は、音の数が少ない。 私の名前を発音するための、音を持っていないのだ。 名前を正しく呼ばれないのは、苦痛だ。 自己同一性に関わる問題だから。 友達と呼べる人は、ひとりもいない。 本人の内心とは裏腹に、マエリベリーは大学構内屈指の人気者であった。 異国情緒あふれる、金細工のような髪と陶器のような肌。 まるで、童話の中のお姫様。 しかしそれよりも周囲を惹きつけたのは。 幻想的な色をたたえる、その目であった。 | |||||||||||
解説2 | 【宇佐見蓮子】 オカルトサークル「秘封倶楽部」のメンバー。 「蓮子」と呼ばれている。 あの頃の蓮子は、本当にただの不良だったわ。[M.H.氏談] 【マエリベリー・ハーン】 オカルトサークル「秘封倶楽部」のメンバー。 「メリー」と呼ばれている。 あの頃のメリーは、本当にただのお人形さんだったね。[R.U.氏談] | |||||||||||
解説3 | ーー宇佐見さん、また禁止区画に入ったらしいよ。 ーーええ!?それって警察沙汰じゃん……! ーー近づかないでおこう。 「いやいや、入ってないですって。何か証拠でもあります?」 お話が終わったなら、私はこれでーー。 指導室から出てきた顔は、どこか無味乾燥な笑みだった。 宇佐見蓮子は我が世の春を謳歌している……はずなのに。 蓮子の心にある『悩みのタネ』はひとつだけ。 この退屈な世界から、誰も連れ出してくれないことだ。 そういえば『首席取りゲーム』を、私との二交代制でやっている学生がいたわね。 成績優秀者のリストで何度も見た覚えがある。 名前は確かーー。 | |||||||||||
解説4 | 【秘封倶楽部】 蓮子とメリーの、大学におけるサークル活動。 表向きは大した活動もしてないのに活動予算はしっかり取っていく不良サークル。 そして裏の顔は、禁止区域に侵入したり、一般区画の『野良結界穴』を見つけても通報しなかったり、場合によっては率先して結界に一時的な穴をあけたり飛び越えたり……と、ワリと洒落にならない不良サークル。 この部屋が『指導室』と呼ばれていたのは、過去の話だ。 大学には本来、指導室なんてものはない(高校や中学じゃあないんだから)。 宇佐見蓮子のためだけに作られた部屋。 しかしその役目を果たしたことがない、構内で最も無意味な部屋。 ……だった。 ーー秘封倶楽部は『宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンのサークル』である。 大学当局と学生一般にそう認知されたと同時に、 この部屋は初めて意味のある場所となった。 誰も文句を付けたりはしない。 まるで、存在しない部屋であるかのように。 | |||||||||||
解説5 | 「私、貴方を『メリー』って呼ぶことにするわ。私のことは、『蓮子』って呼んで」 「蓮子……さん?」 「んーん、『蓮子』だけでいいわ」 「れ、蓮子」 以降、学生も講師も、マエリベリー・ハーンのことを『メリー』と呼ぶようになった。 シンクロニシティではない。 蓮子の仕業だ。 マエリベリー・ハーンは初めて、普通の人間になれたような気がした。 そして宇佐見蓮子は初めて、心が踊ったのだった。 ふたりの憂鬱は晴れたのだが、ふたりの友達はそれぞれひとり増えただけだった。 蓮子は、時間と場所が分かる自分の目のことを、何とも思っていなかった。 メリーは、結界の境目が見える自分の目のことを、人に知られたくないと思っていた。 しかしふたりが、お互いの目の能力について教えあった時……こう笑いあった。 「「気持ち悪~い!」」 |
コメント
- 解説の入力お疲れ様です… -- 2022-01-02 (日) 03:47:54
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