第18回 博麗神社例大祭

Last-modified: 2024-03-23 (土) 23:50:10

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基本情報

画像詳細
第18回 博麗神社例大祭.jpg名前第18回 博麗神社例大祭
レアリティ★5
属性
イラストかわやばぐ
入手第18回 博麗神社例大祭
応援ログインボーナス
備考'21/3/20~'21/4/7
装備時上昇ステータス
強化値+0+1+2+3+4+5+6+7+8+9+10強化値
陽攻+30+36+42+48+54+60+66+72+78+84+90陽攻
陰攻+30+36+42+48+54+60+66+72+78+84+90陰攻
#特性
限界突破0限界突破4
特性1使用時に自身の妖獣から受けるダメージを25%ダウン(2T)使用時に自身の妖獣から受けるダメージを30%ダウン(2T)
特性2装備スペカの通常弾の威力を15%アップ(1T)装備スペカの通常弾の威力を20%アップ(1T)
特性3使用時に自身のCRI命中を1段階アップ(2T)使用時に自身のCRI命中を1段階アップ(2T)
#解説
解説1「例大祭……もうそんな時期か」
ストーブの煤を払いながら、そんな言葉が僕の口をついて出た。
少し前まで冬の妖怪がうやうやしく徘徊していたかと思えば、いつの間にやら春告精の独壇場である。
じきに、桜も咲くだろう。
「ええ。貴方も行きますでしょう?」
いつの間にか来店していた少女は、棚にある商品に目をやりながら、声だけこちらに寄越した。
その商品――非売品だが、仕入れルートは、彼女だった。
「とんでもない。
君に連れて行かれたら、『どの』博麗神社に連れて行かれるか……全く分かったものじゃないからね」
解説2「少しは手伝えよ。っていうか、なんで巫女のお前がサボってんだ」
「そうよ、私はこの神社の巫女。だから今日は、私を通して御祭神様をたっぷり崇めるといいわ」
魔理沙さんが張り切ったかと思えば、ほぼ同時に霊夢さんが手を抜く。
それでも、お祭りの準備は着々と進む。
妖夢さんや鈴仙さん、咲夜さんも手伝いに来ているから。
そして誰よりも――
「こんな調子で準備が進むなんて、まさに『奇跡的』……ですね!」
――私がいるから!
怪我なく無理なく、準備は完了するに違いないのです。
解説3「あら。まさか外の世界になんて、連れて行くわけがありませんわ」
妖怪少女は口元を押さえ、一見上品に笑う。
……信用ならない。
妖怪が人間よりずっと長生きであり、その分性質が変わりにくいことは、他でもない僕自身が知っている。
しかし、百年越しの心変わりが起きるのが、今ではない保証などあるだろうか?
冒険や探検は、弾幕で遊ぶ少女たちに委ねておけばいい。
僕は静かに暮らしたいんだ。
しかしそんな僕の耳へ、様々な空説や噂話が放り込まれる。
やれ最近の霊夢はどうだとか、少し前にこんな異変があったとか。
どこまで本当なのかなど、僕に知る由もないが。
解説4「やあ、レイムっちにマリサっち。それに他のみんなも」
「おお、人手が来たぞ」
「これで準備は安泰ね」
「菫子さんは、社務所での売り子をお願いしますね!」
「え、マジで?」
最後の不足人員まで確保できました!
これぞまさしく奇跡の力!
……そういえば菫子さんって、外の世界からこちらに来てるんでしたね。
外のお祭りって、今はどうなってるんだろう?
解説5妖怪少女が言うには、外の博麗神社は寂れているという。
しかし僕には、そうではない様子を見た朧気な記憶が……
いや、あれは夢だったのか、ううん、今はどうでもいい。
あの賑わいが本当ならば、祭りのひとつくらい、やっていてもおかしくない。
……しかし妖怪少女の話を聞く内に、僕の中である不安が膨らんでくる。
もし、『内』と『外』とで、同じような祭りをやったとしたら?
少女たちの想いと外の想いが同調して、結界に干渉するなんてことも?

「あれ?香霖、来たんだ」
「始まる前に霖之助さんが来るなんて。雪でも降るのかしら」
「やれやれ。心配して損したよ」
「「???」」

※2021年の例大祭のカタログ表紙と同じイラストを使用。

 

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