包丁藤四郎

51番
	包丁藤四郎 (ほうちょうとうしろう)		短刀	粟田口
	ステータス(MAX*1）
	生存	23(27)	打撃	17(29)
	統率	23(35)	機動	35(43)
	衝力	25(30)	偵察	33(40)
	隠蔽	45	必殺	40
	範囲	単	兵装備	スロット1
	装備可能刀装
	軽歩/重歩/投石/弓/銃
ランクアップチャート
包丁藤四郎 → 包丁藤四郎 特(Lv20) → 包丁藤四郎 極(Lv60)
刀帳説明
俺は包丁藤四郎！　藤四郎の兄弟で、包丁みたいな形をしてるんだ！ 俺の主は、徳川家康公だったんだぞ！　どうだ、すごいだろー！
公式Twitterの紹介
粟田口吉光作の短刀。藤四郎兄弟のひとり。 武家にとって吉光の短刀は最上級の贈物。それが徳川家康の元にひと時でもあったものとなれば更に意味は増す。 そして、彼の嗜好が誰譲りのものかは言うまでもない。 （公式ツイッター本丸通信/12）

※ステータスは刀帳に表示されている初期値のもの　カッコ内の数値は錬結・内番で強化できる限界値（乱舞5まで・乱舞6以上のプラス分は含まない）

ゲームにおいて

現在の入手方法

• 鍛刀
• ステージドロップ
  • 2-3、7-1の通常マスでドロップ

• 引換所
  • 引換シール(散歩) 30枚報酬

過去の入手方法

ステータス(2020/06/19時点)

• 初期値
  • 同刀種内で機動・衝力・隠蔽が単独トップで、合計値も1位。全刀剣内では、隠蔽が1位、必殺が9位（他6振りと同率）。
  • しかし生存が全刀剣内でワースト、統率が博多藤四郎と並びワースト2位。同刀種内だと偵察（博多藤四郎、不動行光と同率）がワースト2位。
• 最大値
  • 同刀種内で打撃（小夜左文字、不動行光、謙信景光と同率）・衝力が2位。
  • しかし機動がワースト、統率・偵察がワースト2位になった。
• ランクアップ後のステータスは包丁藤四郎 特を参照
  
  

他の刀剣男士との会話

• 内番「手合せ」を一期一振との組み合わせで行うと、通常と異なる内番台詞(A)を聞くことができる。
• 内番「手合せ」を後藤藤四郎、白山吉光との組み合わせで行うと、通常と異なる内番台詞(B)を聞くことができる。（終了時台詞のみ）
  
  

その他

• 2016年10月18日から開催された第17回目のイベント「地下に眠る千両箱'16秋」で先行実装された短刀。
  • 以降、イベント「地下に眠る千両箱」で再登場している。
  • 2018年7月3日のメンテナンス以降、通常鍛刀と通常ステージドロップが可能になった。
• 2017年7月25日に極が実装された。
• 2019年10月8日「軽装」第三弾・6振り同時実装（公式Twitter）

小ネタ

モチーフとなった刀剣について

• 短刀　銘 吉光
  • 長さは八寸六分（約26.1cm）。目釘孔2個。平造。刃文は直刃、帽子は沸え崩れ、尖り心に少し返る。中心は少し区送りか。
    現存しておらず、享保名物帳には焼失の部門に記されている。

• 室町時代の侍所所司代を務めていた多賀高忠は料理にも通じていたらしく、ある時鶴の解体を依頼される。
  しかしこの依頼は高忠に恥をかかせる為の罠であり、鶴の腹の中に鉄箸が仕込まれていた。
  これを察した高忠は所持していた吉光の短刀でその箸ごと鶴を切り、周囲の人々を驚かせた。
  このことから使用された短刀が庖丁（包丁）藤四郎と呼ばれるようになったと伝わっている。
  • 現在では馴染みがないが日本では古くから鶴を食用としていたらしく、江戸時代には高級食材とされていた。

• 包丁と庖丁
  • 料理を行う際に使われる刃物である「ホウチョウ」は旧来は漢字表記を「庖丁」としていた。
    現在「庖」は常用外の字であるため、同音である「包」の字を当て「包丁」と表記するのが一般的である。
    常用漢字が設定されたのは近代に入ってからであり、包丁藤四郎も江戸時代の史料では「庖丁」藤四郎と表記されている。

• 明暦の大火にて焼失
  • 明暦3年1月18日（現在の1657年3月2日）から1月20日（3月4日）にかけて江戸で発生した火災。江戸時代にもっとも被害の大きかった大火災であり、多くの刀剣が罹災した。
    刀剣破壊で「火事で焼けるよりは……ずっと、かっこいい死に方だけどね……」と言うのはこの火事を指していると思われる。
  • 実装されている刀剣の中では骨喰藤四郎・宗三左文字がこの火災で焼身となり、のちに再刃されている。
    
    

もう一つのホウチョウトウシロウ

• 「ホウチョウトウシロウ」と呼ばれる短刀はもう一振存在する。前述の焼失した短刀とはまた別の来歴や逸話をもっており、大きさや外見も異なるため、別物とされている。
  • こちらは重要美術品であり、「包丁藤四郎」ではなく「庖丁藤四郎」となっている。
  • 長さは7寸2分（21.8cm）。表裏に刀樋と連れ樋彫り物。平造り、庵棟、表裏角止めの刀樋に連樋がある。連樋は研ぎへって僅かに残る。寸詰まり重ね薄く身幅広し。鍛えは小板目つんで地沸えつく。裏元にフクレ破れがある。刃文は直刃に小乱れ交じり、刃ぶちこまかに沸えつく。中心少し磨上げ、もとの鑢目右手下がり。目釘孔3個。中心少し磨上られ尻近くに「吉光」二字銘がある。
  • 「御家名物」とされ、享保名物帳には載らない。尾張徳川家に伝来したもので、同家の記録によれば駿府御分け物、つまり徳川家康薨去後の形見分けの品で、もとは大谷吉継が所持していた。関ヶ原の合戦で討死した時、分捕ったものであろう。以後同家に伝来し、現在は徳川美術館に所蔵。
    
    

どちらのホウチョウトウシロウ？

• 刀剣破壊で火事に言及するため、前述の焼失した「包丁藤四郎」と推測される。
  さらに、現存刀の庖丁藤四郎には樋（刀に彫られる細長い溝）があるが、ゲーム内の戦闘グラフィックの刀をよく見ると焼失刀の包丁藤四郎と同様に樋がない。（同じく汲田氏が担当する鳴狐の刀には樋が描かれている。）
• 2018年9月29日～11月25日に京都国立博物館で開催の「京のかたな　匠のわざと雅のこころ」にニトロプラスが協力、刀剣乱舞-ONLINE-の23振りの刀剣男士がコラボ対象と発表された。
  「一部の刀剣は、総称として「刀剣乱舞-ONLINE-」では取り扱っており、ある特定の刀剣をモデルにしたものではございません。」との注意書きで、展示内容と合わせて同田貫正国や千子村正は集合体の扱いが示唆されたのに比べ、徳川美術館所蔵の庖丁藤四郎は出展しているが包丁藤四郎はコラボ対象の刀剣男士ではない。このことから原作側でも二振りのホウチョウトウシロウを別物として扱っている模様。
  
  

キャラクターデザイン

• 先行登場記念イラストで背面デザインが公開されている（公式Twitter本丸通信より）
• 肩掛けポーチにはお菓子が入っており、負傷グラフィックで確認できる。種類は多彩なようだ。
• 左腕に五段の袖と籠手を着用。こちらも和菓子のような鮮やかな色彩である。
• 刀剣乱舞四周年記念イラスト（非公式）（イラストレーター・汲田氏Twitterより）
• 新たな装い（第三弾）（公式Twitterより）
• くろのすけの本丸視察 四（公式Twitter本丸通信より）
  • 奥側に蛍丸と話している様子がみられる
  • くろのすけの本丸視察 四を元にした非公式イラスト（双葉はづき氏公式Twitterより）
• くろのすけの本丸視察 三十三（公式Twitter本丸通信より）

人妻からのコメントとか混ざってない？

鍛刀成果の報告はレシピ報告内に、
ドロップ報告に関してはステージドロップ内にあるコメント欄にて行なっていただけると幸いです。
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